「そりゃ!」
ガツ
「おいおい、いつまで手間取ってるんだ、そ・・・・じゃなくてレウス」
なぜ、今口を止めて外国人の様な名前を呼んだのか
理由は、ここがMMOだからだ
MMOでは相手を本名で呼ぶのはたとえ現実世界で知り合いだったとしても控えるべきだ
理由は・・・自分で調べてくれ
それなのになぜ本名で呼びそうになったのか
それはここがVRだからである
「だってこっちに突撃してくるんだぞ!ってうわ!」
ああまたやられてる・・・などと思いながら今レウスに向かって突撃にならない突撃をした青イノシシに向かって石ころを投げる
もちろん相手は一応モンスターなのでただ投げただけでは気づきすらしないだろう
そこで俺はソードスキルのシングルシュートを発動させる
この世界はソードアートオンラインといってその名の通り剣の世界
つまり剣のような接近武器以外の武器はこの世界には存在しない
だが投剣等の武器は存在する
そして魔法も存在しない
その代りソードスキルというものが存在する
ソードスキルとは・・・これも自分で調べてほしい
いま発動したのはその投剣のソードスキルの一種だ
そして投げた石は青イノシシの首元に直撃する
首辺りは青イノシシの弱点なので2割程体力を削ったようだ
どうやらこちらの方に向かって来たようだがそれが狙いなので慌てたりはしない、いや来ないでこのままレウスを追い回すほうが困る
そして右手の槍でソードスキルのリニア―を発動させる
だがただ発動させるのではなく発動する前に狙いを逸らして自分の足元を狙う
そしてジェットエンジンの様な音と共に槍が地面に突き刺さる
無論ただ突き刺したのではない 青イノシシも突き刺したのだ
身を動かせなくなった青イノシシはもがいていたが無視してレウスに言う
「おいレウス。これなら良い的になるだろう。こいつをつかえ」
「でもソードスキル発動できないのにどうしろと?」
「お前・・・ちょっとステータス見せろ」
まさか…と思いながらウインドウを開かせて可視化モードにしてからスキルリストを見てみたところやはり・・・
何もセットしていなかった・・・
「おいレウス、何もセットしてないじゃないか」
「え」
・・・あきれてものも言えなかった
それから何時間か経ちソードスキルを覚えたレウスとレベリングをしていた
「そりゃ!」
ズシャ
そして約100体目の獲物のHPゲージは0になった
「あ、なんかレベルアップした」
「随分と遅いレベルアップだな」
「お前が速すぎるんだよ!クルス!」
等と喚いているレウスだが確かに俺は新しいゲームでもすぐ慣れるほうでSAOも例外ではなかった
そして俺がなんとなくメニューを操作しウインドウを眺めていると
「あれ?ログアウトが無い」
「何?ログアウトって?」
レウスはネットは初心者なのでログアウトの意味が分からないらしい
「え~とログアウトっていうのは・・・」
とりあえず説明した後にレウスにも確認させたところやはりなかったようだ
「ってそのログアウトっていうのが無いと相当やばいんじゃないのか」
「まあ相当やばいだろな」
「「・・・」」
何もすることが無く黙っているしかなくなり
リーンゴーン リーンゴーン
という始まりの町という町にある鐘が鳴りだし
気づけばその始まりの町にいた
そしてこの後この世界が一変するのだった
小説など書くのははじめてです
良ければ感想など下さい