クリティカル7   作:さっくー

1 / 1
とある都内に立つ事務所
『黒西茂木事務所(くろにしおぎじむしょ)』。


そこに今日から所属をする予定の私、
『黒西穂乃香(くろにしほのか)』


どんなことが待ち受けているのか、今からとっても楽しみです。


第1章 ラビリンス

遅刻遅刻!急がなくちゃ!

 

おっと!すみません。申し遅れました。

私は『黒西穂乃香(くろにしほのか)』と申します。

本日から父が務める事務所『黒西茂木事務所(くろにしおぎじむしょ)』出社する予定なんですけど、道に迷ってしまって…。

地図ではこっちなのに…。

あっ!もしかしてあれかなぁ?

はぁ、良かった…。ちゃんと辿り着けた。

って、そんな郵貯な事言ってられない!

約束の時間は過ぎてるんだ!

とりあえずいっそげーーーー!

 

 

ふぅ、やっと辿り着いた、社長室。

 

荒くなった息を整えて、ドアノブを握り、力いっぱい開いて中に入った。

 

 

「失礼します。」

 

 

かなり緊張してはいたけれど、

 

 

『初出社、おめでとう!』

 

 

パーン!

 

 

あ…あの…。

状況が読めないんです…けど…。

 

けれど、その不安もすぐに消え、状況を読み込んだ。

目の前では社長であるお父さん『黒西隆(くろにしたかし)』が、クラッカーを片手に、とっても嬉しそうな顔をして立っていた。

 

 

「あっ!ご…ごめんなさい!目覚まし時計を10個くらい付けていたのに、けっきょく起きれなくて…それで…あのあの…」

 

「いやいや、大丈夫。それにキミは昔からそうだろ?」

 

 

カァーーーーーーーー…

 

 

もーーー!お父さんのバカーー(照)

こんなところで…。

 

 

「おっと!それより、お父さんの集めたメンバーにはもうあってきたのかい?」

 

「え?」

 

「その様子だとまだのようだね?じゃあまずは、『ニューアスリートエンターテイナー』の子たちに会ってもらうね!」

 

 

 

え?何その名前…(汗)

しかも…長い…。

 

 

「…って、私、アイドルのマネージャーするの?」

 

「うん!僕はそう見込んでたよ?」

 

「うぅ…。それなら家で食事する時教えてくれればよかったのに…。」

 

「うーん、僕もそうしようとは思ったんだけどねぇ、

やっぱりほら、あれだよ!『楽しみは取っておいた方が得!!』

って言うじゃないか?」

 

 

こういう時だけ調子のいいこと言って…。

はぁ…。まあいいや…。

とりあえずその、『ニューアスリートエンターテイナー』って名前になっているアイドルの方たちに会わなくちゃ。

そう思って部屋を出ようとすると、

 

 

「あっ!穂乃香くん!ちょっと待ってくれるかい?」

 

 

突然社長に止められた。

 

 

「え?」

 

「これを持っておきなさい。」

 

 

お父さんに不思議なものを渡された。

これは…通信機?

 

 

「お父さん、…あっ!じゃなかった。社長、これって…」

 

「見ての通り、通信機だよ!でもね、いざと言う時はすごいことが起きるから。」

 

「すごいこと?」

 

 

お父さん、こういう時だけ焦れったいんだから…。

 

 

「まぁ、その時になればそれが勝手に反応してくれるから、大丈夫だと思うよ!」

 

 

もー!使い方がわからなかったら意味無いじゃん!

はぁ…。

 

まぁでも、まだその時じゃないってことなら待とうとは思うけど…。

 

 

「あはは、まぁでも、今はなんの柄もない飾りみたいなものかもしれないけど、その時になれば莫大なパワーを発揮する。楽しみに待っているといいよ。よし、長話になっちゃったね。早く僕の集めたアイドルたちに会ってきてあげなさい。」

 

 

そう言って場所を教えて貰ったはいいものの、会ってからどうしろって言うの?まだ親しみのない方たちに、突然図々しいようなことをして、いきなり嫌われたら?

 

はっ!

うううううううう(汗)

こ…ここここ、こんなんじゃダメだ…。

 

し…ししし…しっかり…しなくちゃ…。

 

そう覚悟を決めて、両手で両頬をパチパチとたたいた。そして、

 

 

「よし!」

 

 

そして、目の前に控えた扉を開いて中に入った。

 

でも、その瞬間、

 

 

「えっ?」

 

 

突然周りが真っ暗になった。

 

 

「な…、どうなってるの?」

 

 

周りを見回しても変な空間の中にいるっていうのは確実。

私、どうなっちゃったの?

 

不安を押し隠していると、

 

 

「《穂乃香くん、大丈夫かい?》」

 

「お…お父さん…あっ!じゃない!社長、どこですか?と言うよりここはいったい…?」

 

「《落ち着きなさい。君は今、亜空間『ラビリンス』の中に囚われてしまったんだ。そこから出るには、その世界に出没する敵『ブラック・シューター』を倒さなければならない。》」

 

 

そんな作り話みたいなこと、本当に起きるの?

 

不安だらけの気持ちに押し込まれたその時、

 

 

シュッ!

 

 

目の前を何かが横切った。

 

 

「ひゃっ!い…今のは?」

 

「《今のが奴らの分身だ。こんなに早くそれを使う時が来るとは思わなかったが…。》」

 

 

お父さん…何を言って…。

 

 

いろいろ考えているとその分ずっと何かが私を攻撃してくる。

な…なんなの?

 

ふとそんなことを考えていると、後ろからの攻撃に気づかなかった。

 

 

「《穂乃香くん!危ない!》」

 

 

お父さんの声で後ろを振り返ると、何かがそこまで迫っていた。

それに、この距離じゃ逃げられない。

でも、こんなふうになっているってことは、やっぱり闘わないといけないって事だよね?

 

あれ?

じゃあお父さんはこのことを知ってたってこと?

こんなことろまで維持をはらなくても…。

 

あわあわあわあわ……

と、ととと、とにかく、何とかしなくちゃ!

で…でもでも、もう逃げられないし…、

あーーー!もうダメだーーー!

 

そう思ってギュッと目を閉じた。!

 

 

その瞬間、

 

 

ドカーーーーン…

 

 

その後すぐに私のすぐ近くで大爆発…って、

私、ダメージを受けてない?

 

そっと目を開くと、スカートのポケットが光っていた。

 

 

「な…何?」

 

 

そっと取り出してみると、やっぱりお父さん…あっ!じゃなくて、

社長に貰ったものだ。

 

 

「《やっぱり、僕の目には間違いはなかったようだね。》」

 

 

お父さん、何を言ってるの?

 

社長に貰ったものを握りしめながら莫大の不安を抱える私。

でも、次の言葉をつばをゴクリと飲み込んで冷や汗を流した。

 

 

「《穂乃香くん!その手に持っているものを上に掲げてみてくれないか?》」

 

「え?な…なんで?」

 

「《説明は後でする。さあ、早く!》」

 

 

今の社長の声に偽りがないのであれば、さっき言っていた、

 

 

 

『その時になれば莫大なパワーを発揮する』

 

 

 

っていうものなのかなぁ?

私…、どうなっちゃうんだろう…。

でも、今は最大のピンチに追い込まれてるんだから、もうどうにでもなっちゃえ!

 

覚悟を決めた私は手に持っているものを上に高く掲げた。

すると、ものすごく眩しい光がこの通信機かろ放たれた。

 

 

「うっ!何これ…」

 

 

私はしばらく光に耐え続けた。

 

 

しばらくして、やっと光が消えた。

 

 

「もー!なんなのよいったい…って、えーーー!な…何これ!!?」

 

 

目を開くと、私の服装が変わっていた。

それに、さっき持っていたものはブレスレットに変わっている。

 

 

「ちょっ!お父さん!!」

 

「《落ち着きなさい。今キミは『プリキュア』というものになってるんだ。今はそうするしかなくてね。》」

 

「じゃ…じゃあお父さん、始めから知ってて…。」

 

「《あっ!穂乃香くん!危ない!》」

 

 

お父さんの声でやっと現実を知った。

今度は後ろから攻めてきた敵の攻撃を交わした。

 

 

「うっわっ!すっごいジャンプ力…(汗)でも、このあとどうすれば…」

 

「《穂乃香くん、油断してはいけない。また来るよ!》」

 

 

もう、私どうなっちゃってるの?

この空間もどんどん不安に押し込まれてるし…。

誰か…助けて…。

 

願っても叶わない。分かってるよ。

だけど、やっぱり怖いし不安だし…。

 

とりあえず地面に着地して、周りを見回した。

誰もいない。

やっぱりあれば幻覚?それとも有幻覚?

 

 

「社長、あれをどうやって倒せと?」

 

「《奴らは光に弱いんだ。光さえ当てればなんとかなるんだが、今のキミにはその力が備わっていない。》」

 

「そんな!!ひゃっ!」

 

 

社長と通信話をしながら敵の行動を探る。その瞬間に何かが足元を横切った。そして次の瞬間、

 

 

「きゃっ!」

 

 

足に何かが絡まって、その絡まったものに引っ張られ尻餅をついて転ぶ。

そしてその後、

 

 

ガシッ!ガシッ!ガシッ!

 

 

フリーになっていた手首ももう片足も捕まってしまった。

 

 

「えっ?えっ?ちょっ…ちょっと!これゲームなの?ゲームならもう降参なんだけど(泣)」

 

 

社長の話によると、これはゲームではないらしい。

 

 

えーーーーー!

助けてーーー!!!(泣)

 

 

本気で心からそう思った。

もう死ぬかもしれない。この年齢で大爺様のところへいっちゃうの?

まだまだやりたいことやり残してるのに…。

 

 

「うっ!(もうだめ…)」

 

 

ぎゅっと目を閉じて顔をグッと横に向けた。

 

怖すぎて、もうだめかと思ったその瞬間、

 

 

ブツッ! ブツッ!…

 

 

あれ?

体が開放された?

でも、恐怖のあまりにまだ体が動かない。

 

 

「た…助かった…の?」

 

 

麻痺しかけた体をなんとか動かし、体を起こした。

するとその時、

 

 

タタタタタタタっ!

 

 

誰かが目の前に立ちはだかった。

 

 

「あ…あなたたちは…?」

 

 

まだ声は震えてるけどなんとか尋ねることが出来た。

 

 

「こんな女の子ひとりを相手に、なんてことを…。」

 

「お仕置きですね。」

 

「こんなことするの趣味じゃねぇが、今度ばかりはしゃーねーな。」

 

「お前ら覚悟しろよ!」

 

「女神のようなレディを傷付けようとした報い、受けてもらいます。」

 

「こいつ倒したら、王様プリン100個な。」

 

「今はそんなこと言ってる場合じゃないよ。僕か光を照らします。みんなは実態が見えたら攻撃をお願いします。」

 

「わかりました。お願いします。行くぞ!」

 

『おお!』

 

 

そう言った後、私の目の前で整列した。

 

そして、

 

 

「正義は必ず悪に勝つ! セブンズレッド!」

 

「知性の力を安らぎに セブンズブルー」

 

「ヒーローならぬ伝説名乗る セブンズオレンジ」

 

「未知との遭遇は愛をもたらす セブンズイエロー」

 

「失敗しても挫けるな これがモットー セブンズグリーン」

 

「プリン並みの甘いもの セブンズスカイブルー」

 

「死に至る血は生をもたらす セブンズパープル」

 

「生ある世界を汚す者」

 

『俺たちが許さない』

 

『クリティカル7(セブン)』

 

 

な…何この人たち…。

スーパー戦隊ってやつかなぁ?

 

敵じゃないってことは確かだよね?

助けてくれてるのよね?

そう信じていいよね?

 

そう思っていると、赤い人が私のほうに歩き寄ってきて、

 

「大丈夫ですか?立てますか?」

 

 

そう言って手を差し伸べてくれた。

 

 

「は…はい。あの、あ…ありがとう…ございます。」

 

 

私は力ない手で赤い人が差し伸べてくれている手を取り、やっと立ち上がれた。

 

 

「イエロー。こういうの得意だろ?頼むよ!」

 

「oh......私にその役目を任せてくれるのですか?レッドは優しいですね。」

 

「そんなことを言ってないで頼むよ。」

 

「Allright!! 任せてください。」

 

 

そう言って赤い人は黄色の人にパスし、お仲間?の元へ戻って行った。

 

 

「俺たちの全力技、見せてやる!みんな!位置についてください!」

 

『おおっ!』

 

 

この人達、本当に誰?

どうして私を助けてくれるの?

でも、なんだかとっても怖かった…。

まだドキドキが止まらない…って、そんなことを言ってられない。

早くこの《ラビリンス》ってう空間から抜け出さなくちゃ。

 

でも、ひとりじゃ無理…だよね?

 

 

「Girl、お怪我はありませんか?」

 

「ひゃっ!あ…は…はい…、大丈夫です…。」

 

「それなら良かった。あなたには罪はありません。安心してくたさい。」

 

 

な…何か気が狂いそうこの人…。日本と海外のハーフなのかなぁ?

 

不意にそんなことを考えていたけれど、目の前で起こっていることは本当に現実味のないこと。なのに、なぜこの人達は戦えるの?

 

 

「Girl、こちらにいて下さいね。」

 

 

そう言って黄色の人もみんなの方へ行ってしまった。

そして、

 

 

「光よ、我に力を与えたまえ…

『ライジング・サトマニー・フラッシュ!!』」

 

 

すごく眩しい光が目の前に放たれる。その瞬間、沢山あった黒い物体が消えて1個だけが残った。

 

 

「みんな!」

 

「よし、行くぞ!」

 

 

7人が青の人から順番に整列していく順番は

【青、緑、オレンジ、水色、紫、黄色、赤】だった。。そして、

 

 

「聖なる光、俺たちに聖なる力を…」

 

 

そう言って、手を大きく上に掲げていた。すると、空からとっても大きな剣が舞い降りてきた。

 

赤の人だけかなぁ?

 

そう思ったけれど、7人全員が一人一人1つずつ剣を手にしている。

 

 

「ブルーパワー」

 

「グリーンパワー」

 

「オレンジパワー」

 

「スカイブルーパワー」

 

「パープルパワー」

 

「イエローパワー」

 

「レッドパワー」

 

『すべての力を、今、ひとつに!』

 

 

その言葉のあと、7色の光がひとつに固まっていった。

そして、全員の剣にまた更に光が宿り、ハイパーモード?みたいな感じになっている。

 

 

『これで終わりだ!

ファイナルレインボーストリーム!!』

 

 

一人一人の手に持つ剣からその人のカラーの筒のようなものが放たれる。

そして、敵を包み込んだ。

 

はぁ、やっと終わるんだ…。

 

やっとほっとしたと思ったのに、

 

 

「そ…そんな!!」

 

 

敵は片手で7人の放つ技を受け止めていた。

 

 

「くっそー、しつけーなー…。」

 

「くっ…あと…少しなのに…案外しぶてぇのかもしれねぇぞ…。ちょっとばかし、お兄さんも舐めてたのかもな…。」

 

「グリーンだけのせいじゃないです。俺たちだって、まっすぐ突っ込むことしか考えてなかった。」

 

「あいつの弱点は光だということだけしか分かってねぇからな…。それ以外はねーのか…。うっ!」

 

 

あっ!

このままだとあの人たち押し返されちゃう。

なんとか、なんとかしなくちゃ!

今動けるのは私だけ、、、。

 

私は無我夢中になって駆け出し、7人の前に立った。

 

 

「ちょっ!キミ!」

 

「もうやめてください!あなたが狙ってきたのは私ですか?もしも私なのであれば私だけを狙ってください!他の人を巻き込まないでください!!」

 

 

私がそういった瞬間、7人の技をパーンと消滅させ、私に襲いかかってきた。

 

 

「!!!!」

 

「危ない!!」

 

 

赤の人…じゃなくて、

レッドさんが私の目の前に来て、体を支え、背中で敵の攻撃をまともに受けた。

 

 

「ううっ!!」

 

『レッド!!』

 

 

レッドさんのお仲間6人の声が背後から聞こえる。

 

 

「レッドさん、なぜ私を…」

 

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、見ず知らずの…一般の女の子に…怪我なんか…させたら…、俺たちの…恥…に、なる…からね…。

ゴボッゴホゴホ…。はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、…」

 

「レッドさん!!」

 

 

レッドさんは息を荒く切らせながら私に倒れこんで来た。

 

ど…どうしよう…。

私のせいで…レッドさんが…。

 

私は必死にレッドさんの背中をさすってあげた。

 

 

「レッド!大丈夫ですか?あなたはいつもバカですねぇ…。」

 

「まっ、しゃーねーんじゃねーの!」

 

「こいつはいつもそうだしな…」

 

「あんにゃろー、俺の仲間によくも…。」

 

「あっ!無闇に突っ込むのは良くないよ!ちょっ!スカイブルー!」

 

「Girl、なぜあのような無茶を?」

 

「私……」

 

 

守られるだけが私の仕事なの?

違うと思う。

 

私は姿勢を整えてみんなの顔をしっかりと見つめた。そして、

 

 

「さっき、助けて頂いたお礼です。

ですが、みなさんが傷つくところはやっぱり見たくないので…。」

 

 

あっ!やばい…、泣きそう。

でも、涙をぐっと堪えて、拳を握りしめた。

 

 

「可愛い人だなぁあなたは…」

 

 

ぼそっとそんな言葉が聞こえた。

 

 

「えっ?」

 

「おいブルー、心の声ダダ漏れだぞ。」

 

「な…なんでもありませんテレッ」

 

 

まさかブルーさんってかわキャラ?

でも、こんな方たちが集まってるからこんなグループになるんだろうなぁ…。

そんなみなさんをみて、ついクスクスと笑ってしまった。

 

 

「おっと、こんなことしてる場合じゃねーが、レッド…」

 

「はぁ、はぁ、大丈夫です。行けます。」

 

「あ…あの、無理は…」

 

「あー無駄無駄。こいつ言い出すと聞かねーんだ。」

 

「えっ?でもまだ苦しそうですよ…」

 

「心配かけてしまってすみません。本当に大丈夫です。

みんな、もう1回行きましょう。」

 

「だが、次にこうなりそうになったら絶対下がること。」

 

 

そう言ったあとレッドさんの耳元へ行って、何かを耳打ちしていた。

 

 

「分かっています。あっ!でもキミ…。」

 

 

みんなの視線が私に一致した。

 

 

「あ…あの、私も戦います。あっ!すみません!私まだなのぅてませんでしたね!?」

 

 

そう言って少し場を離れた。そして、

 

 

「みんなの心を虜にしちゃえ! イェイ!キュアハーモニー」

 

 

自分で言うのもやっぱり恥ずかしいテレッ。

それに、目の前にいるのはみんな男の子。

女の子だったら普通にできたのに…。

 

でも、すぐにこの場の空気は一転して、

 

 

「キミも戦士なんだね!?だったらあと少しだよ!一緒に頑張ろう!」

 

 

そう言ってレッドさんは手を差し伸べてくれた。

 

 

「はい!こちらこそよろしくお願いします。」

 

 

謎の戦士《クリティカル7》に出会い、真っ暗な空間《ラビリンス》から出るため、戦うことを決意した。

 

 

「よし、行くぞー!」

 

「はい!」

 

『おおっ!』

 

 

私の声に重なり、みんなの声がひとつになる。

 

この方たちとならこの世界から抜けられるかもしれない。

よし、やるぞ!

 

 

グオーーーーー!!!

 

 

敵は容赦なく押し寄せてくる。

 

 

『はぁー!』

 

『てやー!』

 

 

クリティカル7のみんなは順番に攻撃を仕掛ける。

でも、

 

 

「あっ!しまった!また影が増えてきてやがる!」

 

 

オレンジさんが敵の倍増に気付いた。

 

 

「任せてください!」

 

 

よし、私も役に立つんだ!

 

そう意気込みを入れて息を深く吸って吐いてと深呼吸を1つした。そして、

 

 

「女神の導きよ、我の元に光を… 『ハーモニースプラッシャー!!』」

 

 

みんなの横を遮るように突き抜けて倍増しだすサブとなる影をひとつ残らず消していく。

 

 

「みなさん!」

 

「ありがとう!みんな、あともうひと踏ん張りです!行くぞ!」

 

『おおっ!』

 

 

そうして1人の敵を挟み撃ちにして攻撃し続けた結果、やっと社長が言っていた『ブラック・シューター』という敵を倒すことが出来た。

そして、謎の闇の空間『ラビリンス』出ることも出き、さっき開こうとした扉の前まで戻ってきた。

 

 

「まだちょっと、ドキドキしてるかも…。でも、かっこよかったなぁ…あの人たち。また…会えるかなぁ…」

 

 

そんな期待を胸にしながら新たな1歩、【マネージャー】としての1歩を踏み出して行くのだった。




みなさんこんにちは。
作者のさっくーです。


今回は最近大好きになった現在アニメも連載中の《アイドリッシュセブン》と、憧れのアニメ《プリキュア》、そして《スーパー戦隊》のコラボレーションとして書かせていただきました。


今回は突然のバトルシーンに入りましたが、次章からはマネージメントも入れつつ、《アイドリッシュセブン》の本編にもう少し近づければと思っています。


さてさて、今回のおさらいをしてみましょう。

[初出社をすることになった主人公『黒西穂乃香(くろにしほのか)』。父の経営する事務所に着いて社長室で渡された不思議なアイテム。そのアイテムを持っていると何故か不思議な領域『ラビリンス』に入り込んでしまう。そして、そこで出会った若き男性7人のグループ『クリティカル7』。彼らの招待は一体誰なのでしょうか…。]


謎が深まる中での終わりだったのですが、いかがでしたでしょうか。

最後に現在第2章を執筆中です。
これからももっともっと楽しく書かせて頂きますが、まだまだ初心者ですので、どうぞ暖かい心で読んでいただければ幸いです。
これからもよろしくお願いします。

ありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。