バカとToLOVEる!   作:抹茶スイーツはお好きですか?

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father

 ……朝目が覚めると、周りにはララや姫路さん、西連寺さんにヤミ、里紗が寝ていた。……自分の部屋にいる……確かソファーで寝てたのに……

 

「……運んでくれてありがと……そうだ、行かなきゃ……ごめんね」

 

 エアコンをつけてそのまま寝かせ、皆の分の朝食を作って着替えをする。その最中、僕の携帯が鳴り響いた。電話の相手はメア。

 

「はい、もしもし」

『せんぱい!おはようございます!メアでーす!』

「そういやそっちは旅行中……京都だっけ?どう?楽しい?」

『はい!とっても!そうだ、せんぱい、お土産何が欲しいですか?』

 

 今彼女達は確かセフィさんが京都に興味を持って見て回りたいという事で姉さんやザスティンを連れて行ったんだっけ。彼女達にもっと色んなものを見て欲しいと姉さんが。……僕は初めて姉さんが僕の姉でよかったと誇れたよ。

 

「八ツ橋買ってきて、そしたらメアいい子いい子してあげる」

『本当!?わーい!せんぱい大好きっ』

「はいはい、じゃあ楽しんできてね」

 

 通話が切れ、着替えた後は置き手紙だけして家を出た。自転車に乗り全速力で向かう。向かった先は沙姫ちゃんの家。

 

 着いてから汗を拭き、インターホンを鳴らすが、反応がない。……えっ?起きてない?もう9時半だぞ?……と言ってもいつも起こしてもらうみたいな事を前に聞いたから自分で勝手に納得してしまった。……いや、本当は起きてるけどインターホンが聞こえなかったに違いない。何せこんなに家が大きいんだから。

 

 仕方なく僕はこっそり裏口に回り、昔彼女と遊ぶ為に使っていた隠し通路を使って中へ入る。不法侵入ですよ!……と言っても何時如何なる時も沙姫ちゃんの身の回りの世話は必須。だから僕はやる!

 

 沙姫ちゃんの御屋敷にお邪魔し、沙姫ちゃんの部屋へ向かい、一応ノックをしてみたが反応がない。これまた仕方なくそーっと入ると、目の前にまだ寝息を立ててベッドで眠っていた沙姫ちゃんが居た。

 

 顔を近くで眺めてみる。可愛らしい顔をして寝ている。髪もウェーブがかかっているだけでロールにはなってない。

 

「んぅ……」

 

 ……可愛らしい寝息だ。いつも学園とかではお嬢様扱いだから印象全然違うなぁ。……しょうがないな……

 

「……起きて、朝だよ」

「ふぇっ……あと五分……」

「だーめ、ちゃんと起きなきゃぐーたらになっちゃうよ」

「やぁぁ……」

「……失礼」

 

 こうなったら最後の手段だ。無理矢理抱き抱えてベッドから離す。抱き抱えたまま部屋を出ようとすると沙姫ちゃんの目がパチリと開いた。

 

「あ、あれ……なんで私……ひゃっ!?あ、アキ君!?な、なななななんで……!?」

「昨日電話したでしょ、お世話するって。インターホン鳴らしたけど反応無かったからこっそり入ってきたんだ。ほら、顔を洗って着替える!」

「あぁ、お世話ね……じゃあ早速。私いつも服を着せてもらうの。アキ君お願いね」

「僕朝ご飯作るんだけど」

「私も作るから!ほら早く!」

「わかった……あれ?着替えどこ?」

「アキ君好きなの選んでいいわよ、基本なんでもあるから」

「待て、なんでバニーとかナースとか置いてあるんだ」

「……アキ君の好きなの着てあげる」

 

 ……耳元で囁くのは辞めて頂きたい。仕方ない。適当に探ってみて取ったのを着させよう。

 

「じゃあこれ」

 

 無作為に探して取り出したのは……んん……?水着?

 

「……そ、それを選ぶとはお、お目が高いわね?アキ君……お、おほほほほほ……」

 

 僕でもわかる。競泳水着だろう。……いい事思いついた。

 

「これ着てお出かけしよ?」

「アキ君の変態っ」

「好きなの着てあげると言ったでしょ!……着たくなかったら他のにするけど」

「わ、分かったわよ!着るわ!」

 

 ……マジで?おふざけ半分だったのに?そして外に出ること5分。『着付けましょうか』とは言えなかった。着させ方わからないしこれはアウトな気がしたから。

 

『どうぞ』

 

 入ってみると、そこには恥ずかしがりながらも着てくれた沙姫ちゃんが立っていた。……これ、表沙汰にバレたら僕死ぬやつでは?

 

「似合ってる、競泳水着を着てくれる女の子と出会えたことを神に感謝します、生まれてきてよかった」

「そ、そう?そこまで言うなら良かったわ。さて、朝食にしましょ」

「そ、そうだ!作らなきゃ!……キッチンどこ?」

 

 案内された場所は完全にレストラン等の厨房と同じような大きさのキッチン。……まぁ調理する人が何人もいるから仕方ないか。……てかお金持ちだなぁ……

 

「さて、何食べたい?」

「アキ君はいつもどんなの作ってるの?」

「うーん、日によって変わるかな」

「じゃあアキ君にお任せしても?」

「良いよ、ご要望は?和風か洋風か」

「和風で」

「あーい」

 

 手を洗ってエプロンを着て、沙姫ちゃんに見られながら調理開始。

 

「流石アキ君ね、手際が良いわ」

「伊達に主夫やってませんよっと」

 

 朝食は焼き鮭、アゴだし味噌汁、ほうれん草のおひたし、だし巻き玉子、ご飯に納豆。これならちゃーんと栄養取れるし美味しく出来たから良いだろう。さて、満足してくれるかな?

 

「凄いっ、美味しそう!」

「さぁ、召し上がれ」

「アキ君は要らないの?」

「僕は食べてきたから。……へ?」

「ほら、『お世話』しなさい」

 

 そう言って箸を渡してきた。その後口を開ける沙姫ちゃん。……これは……もしかして食べさせろと……?

 

「う、嘘だ!食べさせてもらってないでしょ!?」

「何を言っているの?私着替えさせて貰いながらご飯を食べさせてもらって無駄を省いているのよ」

「な、なんだ……!?妙に説得力が……!」

 

 仕方なく沙姫ちゃんの隣に座り、お茶碗を持ってご飯を沙姫ちゃんの口へ。……これ死ぬほど恥ずかしいんだけど……!

 

「懐かしいわねぇ、昔はこうやってお嫁さんごっこをして遊んだわね」

「……今思い出すと恥ずかしい」

「ほらほら、あーん!」

「……えぇい!こうなったら徹底的にやってやるー!」

 

 こうして沙姫お嬢様のちょっとお眺めの朝ご飯となったのだ。

 

 

 ―――

 

 

「明久がいない!」

 

 全てはララのその一言から始まった。

 

「な、なんで!?」

「置き手紙があった!沙姫ちゃんの家に行ってきます、今日は申し訳ないけど僕無しで頑張って……嘘でしょ!?」

「……だけど……そう言って天条院さんの家に行ってしまったらまた明久は怒ってしまう……ですから名案を思いつきました。この方法で行けば明久になでなでされる可能性あります」

「言うねぇ、何をする気?」

「……この家のお掃除、洗濯です。要は家事ですね。頑張って家事をすれば帰ってきた時に私達を褒めてくれるに違いありません」

「おぉ……!やるねぇ!それに決めた!」

「よーし!褒められ作戦、開始!」

「おぉー!」

 

 こうして吉井家にいる乙女達の作戦が始まるのだった。

 

 

 ―――

 

「さて、お買い物に行ってくるけどどうする?」

「アキ君がいつもどんな風にお買い物しているのか見てみたいわ」

「じゃあ行こうか、その格好で」

「えぇ、良いわよ。ずぅっと腕に抱きついてあげる」

「……やっぱり服着させてあげる」

「この上からでいいわ、中々気に入っちゃった」

 

 ……なんてお嬢様だ。コスプレ好きになっている。そんな沙姫ちゃんに服を着させて商店街へと出向いた。

 

「ふふ、何を恥ずかしがっているのかしら?」

「……下着代わりに水着着てる女の子と一緒に居たらそりゃ恥ずかしくもなる」

「アキ君が着させたのよ?私をこんなにして」

「悪かったって」

 

 商店街に着いた瞬間、後ろからカメラのシャッター音が聞こえてきた。

 

「ん?」

「……明久のリア充生活を押さえた」

「ムッツリィニィィィィィー!」

「あら土屋君、こんにちは」

「……こんにちは先輩、ところで……何故下に競泳水着を……」

 

 ……こ、こいつ……!?見破ったのか……!?それとも……見たのか……!?

 

「これ?後で泳ぐ予定だったの、それで最初から着てるんだけどアキ君が別の場所に行こうって聞かなくて、着替えさせてくれないからこのまま歩いてるのよ」

「……重要な証言、ありがとうございます」

 

 ボイスレコーダーを手にお辞儀するムッツリーニ。……は、謀ったな!?

 

「キサマァァァァァァァ!」

「……俺はお前の幸せを望んでいたが、それでもお前がリア充になるのは許せない」

「キサマもそっち側かぁ!」

「そうだ土屋君、少しお話、いい?」

「……(グッ)」

 

 親指を立てて沙姫ちゃんとヒソヒソと話を始めるムッツリーニ。どうしたんだろう?こ、これではムッツリーニを殺れない……!

 

「……お代はいらない」

「本当?嫌でも悪いわ……これでおやつでも」

「……ありがとうございます」

「こっちがお礼を言いたいわ。アキ君、写真撮って貰うの!土屋君はプロも顔負けのカメラマンだと聞いているわ」

 

 ……写真が好きなのはそうだけど本当にプロも顔負けなのは盗撮や盗聴なんだよなぁ……まぁ写真も撮るの上手いし……そこは認める。

 

「てなわけで!はい!お願いね」

「……笑って」

 

 沙姫ちゃんが僕の腕を組んで写真を撮る。

 

「……明久ブサイク」

「黙ってろ」

「……写真の焼き上がりはもう少しお待ちを」

「えぇ、ありがとう土屋君!」

 

 颯爽と去っていくムッツリーニの事は放っておいて買い物へ。

 

「ふふっ、さっきの私の証言嘘だってバレなくてよかったわね」

「……ほんと勘弁して」

「頑張った私にご褒美は?」

「……何をすればいいのさ」

「今日の夜ご飯は私の好きな物にして、それから後で頭撫でてね」

「わかった、何が食べたいの?」

「パエリア」

 

 ……そう言ってうっとりとした顔で僕の腕に抱きつく。……全く……てか周りの目が……!

 

「わかった、作ってあげるね」

「やったぁっ」

 

 家へ帰る途中で視線が集まる。……沙姫ちゃんが美人だからか。……いや待て、行く先でクラスメイトをちらほら見かけたのは気のせいだろうか。

 

 御屋敷に戻って来てからはずっと付きっきりでご飯を作る所を見られていた。なんでも興味があるらしく、豪勢な料理をしたいと思っていてもシェフ達に止められてしまうのだとか。

 

「……一緒にやってみる?」

「いいの!?」

「手を洗って髪を後ろで纏めて、食材に落ちるかも」

「はーい」

 

 言われた通りのことをクリアした沙姫ちゃんはサクサクっと食材を切ったり野菜の皮を剥いたり。結構手馴れてるものだな……

 

「どう?私も出来るのよ」

「やるね、じゃあ後は僕やるから」

「他にやる事ないの?」

「ご飯食べた後は家に帰って風呂洗ってお風呂入ってってしなきゃ」

「そうね……アキ君もお家のことあるし……そうだ!」

 

 手を叩いてこちらをキラキラとした眼差しで覗き込んでくる。

 

「家に行ってもいいかしら?」

「……構わないよ。てか聞かなくてもいいよ。来る者拒まずだからね」

「ありがとう!じゃあ早速ご飯食べたら行きましょ!」

 

 パエリアを二人で食し、家の戸締りを確認したら屋敷を出た。家へと向かう間、まだ彼女は競泳水着を着ていると言う。

 

「……まだ着てるんだ……」

「嫌ならここで脱ぎましょうか?」

「……ここで脱ぐのはいかんでしょ」

 

 家に帰ってくると、ヤケにピカピカしている。汚れた所がひとつも無いのだ。

 

「「「「「おかえりなさーい!」」」」」

 

 女の子達の熱烈な歓迎。……すんごい恥ずかしい。

 

「あ!サキ!遊びに来たのー?」

「えぇ、お風呂も貰いに来たの」

「皆が綺麗にしてくれたのか……?」

「……明久に、喜んで欲しかったので」

 

 ……なんて良い子達なんだ。褒めて遣わす……!

 

「後で頭撫でてー!」

「うん、良いよ」

「やったー!」

「アキ君、私もっ」

「……えぇと?マジで?」

「ただいまー」

 

 そこに美柑が帰ってきた!僕の癒し要素!

 

「お帰りみか……ん……?」

 

 そこにいたのは姉さんくらいの身長のボンッキュッボンの女の人。……さっきは美柑の声が聞こえて……ファッ!?

 

「美柑……!?」

「うん、どう?これ私が18歳の姿だって!」

 

 ……え、エロい……!我が妹ながらなんて……!美人なんだ……!正統派に育ってしまったのか……!?いや待て……!なんで美柑があんなに……!

 

「驚いた?私がララの発明を借りたの」

 

 ……こんの人妻ぁっ!人の妹になんてことを!

 

「どうかな、アキ……」

「……」

 

 ただ無言で親指を立てる。美柑って母性に溢れてるし……そういう点では大人になったら包容力のあるお姉さんになっていると思う。……てか姉さんとか比じゃないくらい綺麗じゃないか……

 

「あー、明久が美柑も食べようって顔してる」

「んなわけあるか!」

「アキにそんな度胸ないよ、ね?」

 

 うっ……!この妹、魔性過ぎる……!ダメだ……!家族なんだ……!妹に欲情なんて……!!

 

「美柑、かっこいい……!」

「えへへ、ありがとヤミさん」

「ヤミちゃんも大人になってみる?」

「お、お願いします……!」

 

 ……ヤミの大人化……!?ティアーユ先生とは違うのだろうか……!?

 

「この際皆大人にしちゃいましょ!えーい!」

 

 この人妻ァッ!状況を楽しんでるんじゃあないよ!

 

 そして全員大人びてしまった。皆20歳くらいだろうか……いや、結構可愛いな……!

 

「すごーい!皆大人になったよ!」

「明久だけ子供だねぇ?うりうり〜」

「や、やめろ!……へ?」

 

 急に抱きしめられて息が苦しくなる。抱きしめてきたのは大人になったヤミだった。……なんて事だ。ティアーユ先生そっくりと思ってたけど……全然違う……!

 

「明久を虐めないでください」

「今じゃ私達がお姉ちゃんになっちまったな、明久」

「くぅぅぅぅ!元に戻して下さい!」

 

 全員の大人姿を焼き付けた所で皆を元に戻してもらった。全く、お遊びが過ぎるんだよな……そんな事を思っていると、セフィさんが僕に大人になる銃を向けていた。……は?

 

「な、何してるんですか?」

「明久君の大人姿も見たいの!」

「や、やめ……!」

 

 遅かった。一瞬にして大人にされてしまう。何故か皆の僕を見る目がキラキラしているのは気のせいだろうか。

 

「か、かっこいい……!」

「凄い爽やかそう……!やっぱり私の目に狂いはなかった……!」

「……明久、素敵です」

「明久さんイケメンですね!」

 

 皆が皆口を揃えてイケメンと言う。鏡を見てみるとそれなりになった僕の顔が。身長もちょっぴり伸びているのかな?でも悪くないな……ふむふむ、ほう……

 

「凄い、爽やかイケメンに生まれ変わっちゃって……ねぇ明久君、ララ達にもう1人か2人妹を……」

「いい加減にしなさいよ!娘の目の前だぞ!?」

「明久さん、私達はお母様が変態なのは知っているので……」

「ほらぁ!良いんですか!?仮にもお仕事出来てかっこいいって思われてたお母さんが!変態だって!」

「仕事が出来る?かっこいい?はっ、阿呆ね……その前に私は女なのよ……!旦那が遊び呆けてたら寂しいじゃない……!」

 

 マジな顔は辞めてくれ。

 

「ララさんのお父さんと話すなりなんなりしてみればいいじゃないですか」

「おう、そうするぜ」

「そうそう、このチビッ子の言う通り……え?誰あんた」

 

 ふ、不審者!?いや……!宇宙人か!?新手の宇宙人なのか!?

 

「パ、パパ!?」

 

 ……ひょ?パパ?ララが今パパと……?

 

「よう、吉井明久だな?」

「違います、私はララの友達です」

「あり?間違った?ならなんでセフィまで居るんだ?」

「彼女達の迎えです」

「そうかそうか……なんていくわけがないだろ?俺はオメーの顔知ってるんだぜ?」

「……」

 

 ……この人が……ララ達のお父さん……はぁ……

 

「おいおい、そんな嫌そうな顔をするなよ」

「……明久さん、お父様が来て物凄い『早く帰ってくれないかな』って顔してますね」

「ギド・ルシオン・デビルーク……宇宙を支配するデビルーク星の王ですね」

「おうよ、で……要件はズバリ娘を預けるに相応しい男がどうかを見定めに来た」

「えぇ……逃げた理由がそっちにあるのにそんな上から目線なのか……」

「しゃーねぇだろうよ、娘には幸せになって欲しいんだからさ」

「じゃあなんで彼女達の願いとか聞かなかったんだ」

「聞いたけど答えてくれねぇんだよ……」

「……あ?ララ最初お父さんは私の言う事なんかなんも聞いてくれないって……」

「……ギクッ」

「は?」

 

 状況が見えない。ララ一家を取り敢えず上のララの部屋に連れて来て中へ入れる。

 

「……家族会議してて下さい」

 

 半ば強制で入れてから下の部屋に。ヤミと里紗と沙姫ちゃんだけになった。

 

「ごめんね、巻き込んじゃって」

「これからのハーレムなんだから私達も無関係じゃないよ」

「……どういう神経してんだよ」

「いいじゃんっ、じゃ私帰るけど……先輩、どうします?」

「私泊まってく、その予定で来たから」

「ふむ……私も泊まろうかな」

「……わかったよ、僕のジャージ着てて」

「やったー!」

「明久のジャージ……羨ましい……」

「とにかく部屋に行きなさい。……ふぁぁ……明日も早いんだからさぁ……」

「はーい、お休みなさい」

 

 皆が僕の部屋に行ったのを確認した後、僕も寝る為にブランケットを持ってきてリビングのソファーの明かりを消して静かに目を閉じたのだった。


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