バカとToLOVEる!   作:抹茶スイーツはお好きですか?

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Mental Break

 

『午後より第二グラウンド及び第三グラウンドにて召喚野球を行います。参加する生徒は直ちに移動してください』

 

 校舎に取り付けられたスピーカーから聞こえてくるアナウンスが響き渡る。もう気がつけば体育祭の当日か。早いもんだなぁ……

 

「……アキ、サポートしますね」

「そうだね、ヤミお姉ちゃんと同じくマスターをサポートするよ!」

「私達の力が必要だろう?どんと頼って欲しい。なに、頼られるのは悪くないのでな」

 

 トランス三姉妹に身体を明け渡してしまうのも中々チート臭いけど……この子達が言って聞かないんです。許してください。

 

「最初の対戦相手はどこだっけ」

「確か隣のクラスって話だから……Eクラスの筈だ。ほら、対戦表」

 

 A4サイズの紙を渡してくる。なるほど、Eクラスか……隣のクラスなのにあまり交流がない。直接関わった訳でもないし、試召戦争をやったって話も聞かない。肝試しでも直接関わってないし……換言すれば彼らについてなんも情報がない。

 ……いや待て、確かEクラスの代表に敵視されてた気がする……

 

「確か中林さんって人が代表だよね」

「あぁ。体育会系クラスだな」

 

 なるほど。体育会系という事は部活に力を入れてる汗臭い集団か……いや、頑張ってる証拠だからそれを否定する訳にもいかない。汗の臭いは努力の証なのだ。

 

「全身が鉄人みたいな奴多めってことだ」

「そんなの恐怖以外の何物でもないだろ!」

 

 全員鉄人クラスの体躯。そんなの悪夢じゃないか。

 

「ちょっと!変なこと言わないでくれる!?」

 

 正面からヘアバンドをつけた女の子がやって来た。あ、この人確か……

 

「こいつが中林だな。正直50枚目くらいの見た目をしている」

「うっさい!全く……これだからFクラスは嫌いなのよ……!」

「因みに久保に片思い中だ」

「なななな何言ってんの!?バッカじゃないの!?」

 

 分かりやすいなぁ……え?なんでネメシス出てこようとしてるの?うわなにをするやめ……

 

「なるほどなるほど、つまりは自分の想いも告げれずに足踏みしてる生娘って事か」

「なぁんですってぇ──!」

 

 ……ネメシスの悪い癖が始まっちまった。ヤミもメアもまたかと言わんばかりに溜息吐いてるし。

 

「事実だろう?やれやれ、そんなにキレてるのはカルシウム不足か?そんなんだから出るとこも出ないと気付いた方がいい」

「い、言ってくれんじゃないの……ッ!」

 

 何煽ってるんだこの娘。僕の悪評が広がるだろ!

 

「お、おい明久やめとけって……」

「すまないな、流石にキャンキャン喚く小娘に腹が立って仕方がなかったんだ。まぁあと10センチ出すとこ出したらリベンジするといい、あのメガネが筋肉質の女が好きとの情報はないからな。お前のその貧相な身体もE位になれば振り向いてくれるだろうよ」

「覚えてなさいよ……ッ!坂本!こっちが先攻貰うから!」

 

 雄二が溜息を吐いている。確かに元気な子だなと思うけどそんなに煩かったか?ネメシス普通につまらん事でキレて……いや、これ面白がってる顔だ。やばい、なんて娘だ。後できつく叱っておかねば……

 

「……おい、お前ネメシスだろ」

「ほう、流石は雄二だ。早速バレるなんて……」

「いやバレるだろ!?明久に調教されて自分じゃドSになれねぇからって明久を媒介にするな!」

「ククク、そんな訳分からんこと言うお前にはお前の身体に乗り移って翔子の事を従順に仕立て上げても良いんだぞ?」

「……クソッ」

 

 ちょっと良さそうだなって顔するのやめろ。てか何言ってんだ雄二も。

 

「とにかくやるぞ。ポジションは決めてある」

「ほう?見せてみろ」

 

 一番 ファースト 木下秀吉

 二番 ショート 土屋康太

 三番 ピッチャー 吉井明久

 四番 キャッチャー 坂本雄二

 五番 ライト ララ・サタリン・デビルーク

 六番 セカンド 須川亮

 七番 センター 近藤吉宗

 八番 サード 福村幸平

 九番 レフト 横溝浩二

 

 よく考えれば、いつも接してる里紗や瑞希、春菜達もAクラスな為、こうして見ると貧弱になっている。しかし、これで勝たねば僕の袋とじも無かったことにされる。

 

「三番でピッチャーか……僕の投げる球を捕れるか?」

「任せろ、点数は仕上げてある」

「流石は雄二、では行こう。この試合でコールド試合にして奴らを調教してやるのだ……おぉう、興奮してきた」

「……頼むから引っ込んでてくれ……俺の中の明久がゲシュタルト崩壊してるんだ」

 

 僕だってこんなキャラじゃない。クラスメイト達の所に戻る直前でネメシスが引っ込んでメアが表に出て行く。

 

「じゃあ気張って行こー!」

「……ネメシスよりはマシだな……よし!行くぞテメェら!覚悟はいいか!」

「「「おう!!」」」

「Eクラスなんざただの雑魚だ!こっちの負けはありえねぇ!目指すは優勝!仇敵教師チームだ!奴らを蹴散らしその首を散っていったエロ本に捧げてやるのが目的だ!いいか!弔い合戦だ!」

「「「「オッシャァァァァァ!!」」」」

「あのね雄二、それじゃ僕までエロ本没収されたみたいだよ」

「お前も実際没収されたんだよ。巨乳パラダイスって本をな」

「マスター、後で話聞かせてね?」

『……アキ……』

『……よし、話を聞いてやろう。その後でお前の処遇を決める』

 

 僕はこの期に悪ノリをしないようにすると心に固く誓った。身体の中にいるヤミとネメシス、メアに叱られながら……

 

 

 ◆

 

 

『プレイボール!』

 

 主審を務める寺井先生の声がグラウンドに響き渡り、僕らのエロ本を懸けた第一試合が幕を開けた。ゲームをするのは召喚獣だけどやはり近くに居た方が操作しやすいので召喚獣の後ろに立つ。

 

「しゃーす!サモン!」

 

 古典

 

 Eクラス 園村俊哉

 117点

 

 VS

 

 Fクラス 吉井明久

 389点

 

 この試合の科目は一回目は古典、二回目は数学、三回目は化学、四回目は英語。五回目が保健体育となっている。これも奴の計算のうちということなのか?

 

 如何にも体育会系ですと言わんばかりの挨拶をしてバッターボックスに入り、召喚獣を呼出す。まぁ、誰もが見守る球技大会始まっての第一試合。さて、キャッチャーの雄二の指示はどうか……

 

『ど真ん中、早めで来い』

 

 ど真ん中だと?いくら相手が慣れてないと言ってもど真ん中はアレなのでは?そう目線で返すと、『ここは読み合いでいく、慣れないから様子見だろう』との事。仕方あるまい……

 

『ねぇマスター、投げさせてよ』

 

 僕らが投げる訳じゃないんだけど……まぁいいか。身体を明け渡すと……

 

「第一球投げまぁす!」

 

 大きく元気な声を上げて、プロ野球選手が投げるような球を投げ出した。160km/時くらい?身体は頑丈に出来てるとはいえ、流石にこれだけ投げられるのは凄いと思う。ルールは知っているが、実際にやったのは小学校で数回のみだから意外とやれるのだなって……

 

「ぐぅっ!」

 

 あれだけ早い球を投げてもバントで打たれてしまう。流石は体育会系。伊達に部活に入っちゃいないか……!だが、相手も走らせる事すらままならない!

 

「えぇと……!球とったら……!こうッ!」

 

 一塁に球を投げた……と思ったらランナーの方に球が当たった。……メア、絶対に野球のルールを分かってない。ランナーに球当てて点数を0にするパワープレイをしてしまう辺り絶対に野球の事すら知らなかった筈だ。

 

『園村俊哉、戦死!』

「な、なにぃぃぃぃ〜ッ!?」

「ごめんなさいっ、投げた方向に君が走ってきたのが悪いんだよっ」

「ざっけんなぁ!!」

 

 ……僕もそう思います。なんだよ投げた方向に走ってきたのが悪いって。これで反則になったら……

 

「何をしてるんです?吉井君、第二球を」

 

 ……なったら……?なんで反則ならないの?もしかして誰か買収した??……もういいや。とにかく次の投球を……

 

「……」

 

 うわぁ、今度は彼女か。僕としては関わり合いたくないんだけど……

 

「吉井明久!アンタの球なんて全部打ってやるんだから!サモン!」

 

 古典

 

 Eクラス 中林宏美

 140点

 

 VS

 

 Fクラス 吉井明久

 389点

 

 

「そうかそうか、そんなに死に急ぎたいか」

 

 あ。乗っ取られた。このままでは不味い……!彼女が可哀想な目に……!

 

「今降参しておけばお前が恥をかかずに済むぞ?」

「い、いつものお得意の精神攻撃なんて効かないんだから!」

「強がってるところ申し訳ないが……足が震えているぞ?やれやれ、小娘如きが舐めてくれたものだ……構えろ、お前の顔面にストレート200kmを叩き込んでやる」

「し、審判!あれを許すんですか!?」

 

 流石にこれは許されなさそう。堂々とデッドボール発言をしてるし。

 

「ピッチャー、投球を」

「勿論だ」

「審判!?」

 

 何故だ。何故認められているのだ?しかも先生は特に親しい訳でもない、ちゃんと中立の立場に居る寺井先生だ。こんなにこちらに都合のいいことも他には無いはずだが……

 

「さぁ小娘、第一球投げるぞ?」

「一々癪に障るのよ!さっさと投げなさい!」

 

 投球フォームを取り、第一球を投げた。このコースはドの付くほどのストレート。球速は早いが……

 

「真正面……ッ!」

「……バカめ」

 

 そう呟くとカクッと、ボールが急降下してキャッチャーミットに吸い込まれていった。こ、これは……フォークボール……!?

 

「ストライク」

「な、なぁ!?」

「どうした小娘?驚く事はあるまい?第二球投げるぞ」

「くぅ……!まだ!まぐれよ!」

「全く、この一球で力の差も理解出来ん阿呆め。お前は調教するに値しない」

 

 そう言って再度投球フォームを……いや、これはフォークボールじゃない!?人差し指と中指でボールに回転を掛けるその投球は……!

 

「スライダー……!来るっ!」

 

 スライダー。人差し指と中指でボールを持ち、ボールに回転を掛けながら投げ、利き腕と反対方向、または下方に変化するストレートに近い軌道から打者に近い場所で急に曲がっていく変化球。ネメシス……なんでルールとか分かるんだ……?

 

「投げる球が読めても打てなければ意味は無いぞ」

 

 ボールはバットに掠りもせず、キャッチャーミットに叩き込まれた。曲がり方がプロ野球選手のそれなんだけど……

 

「な、なんで……!?なんで打てないの……!?」

「これが格の違いだ。分かったらさっさと降参するんだなまな板」

 

 そして再度投げた三球目。普通のストレートすら掠らずに三振となってしまう。

 

「おぉう、気の強い小娘が意気消沈するのは見てて堪らんな……さて小娘、粋がって噛み付いた相手に為す術なくやられる気分はどうだ?」

 

 ……やばい、今度こそ永遠にドSのレッテル貼られてしまう。僕の事をドSと永遠に語り継ぎ、教師陣からも永遠に目をつけられてしまう。折角優等生になって観察処分者の肩書きも消したのに……

 

「……悔しい……!あんなのに負けるなんて……!」

「あんなのに負けるお前は惨めだな、あと胸のサイズをスリーランク上げてから出直せ」

 

 奥歯噛み締めながらベンチに戻って行ってしまう。てか人の身体の特徴を弄るのはアウトでは?ネメシスがスッキリしたようで僕と入れ替わる。……え?今入れ替わるってまじ?このままじゃ僕に全ての責任が……いや、僕の身体で行われている以上最初から全部僕の責任だけど……

 

「吉井君、後でお話があります」

「この大会が終わったらいくらでもしますから!後でどうせ戦うんだから今はいいでしょう!」

 

 残りの一人もチャチャッと片付けて攻守交替。ベンチに戻った時に僕の事をドン引きした目で見てくるクラスメイト達。

 

「……吉井……流石にドSが過ぎるぞ……」

「……だが女子に人気なのも事実……凄いな、お前は」

「あの中林があそこまで意気消沈してるの見た事ねぇよ……」

 

 もう戦う気すら失せてそうな彼女の顔。Eクラスの面々から睨まれたりするが僕は何も悪くない。

 

「まぁ明久のお陰で無得点で済ませられた。攻撃行くぞ!」

「「「おうっ!!」」」

 

 まだまだ一回目が終わったばかり。今度はこちらの点数も大事になってくるので余計な考えはシャットアウトしなければ。相手のピッチャーは……げ、中林さんじゃん。

 

「見ろ雄二、あのピッチャーなら全部打てるぞ」

「……そろそろ許してやれよ……」

「すまぬすまぬ、気分が愉快なものでな」

 

 このまま全部ネメシスに任せようかな……なんて考えていると此方を睨みつけて叫ぶ。

 

「アンタが打席に立ったら全部デッドボールにしてやるんだから!」

 

 ここでネメシスが交代してきた。僕の返答を聞きたいのだろうか?……ふむ、ならこう答えるしかないか。

 

「やれるものならやってみればいい。出来ればの話だけど」

『よく言った、流石は明久だな』

『私より胸が小さいですねあの人』

 

 ……なんて事を言うんだ。僕は君をそんな風に育てた覚えはない。

 

「じゃあ変えてやるか。秀吉、お前3番だ」

「心得た。明久、頼むぞ」

「あぁ、そこで見ていろ。まだ粋がる身の程を弁えぬ小娘を更に堕としてやるか」

 

 バッターボックスに立つ。さてと、どうするのだろうか……

 

『決まっている。ホームランしか有り得まい?奴を絶望のドン底に叩き落としてやろう』

 

 まぁ目の前の障害は取り除くに限る。科目は数学だったかな。

 

「……サモン」

 

 数学

 

 Fクラス 吉井明久

 301点

 

 VS

 

 Eクラス 中林宏美

 105点

 

 

「点数で負けて、気力で負けて……他に何が残っている?もう諦めた方が楽になれるぞ?」

「ふんっ!減らず口を黙らせてやるんだから!」

「こっちのセリフだ。よく見ておけ。何事にも真剣に取り組まず、邪の道を進もうとするとこうなるってことをな」

 

 第一球が投げられる。迷わず僕のデッドボールコースだ。だが、そんなんでやられるほどヤワではない。召喚獣の身体を一歩左にズラし、フルスイングでボールを打ち返した。

 

「なっ!?」

「覚えておけまな板小娘。僕が本気を出せば……お前の様な生娘なんざ赤子の手をひねる様なものだ。分かったらさっさと降参して己の貧弱な肉体を見直せ」

 

 点数を表示する電光掲示板を易々と越えてホームランである。優雅に一塁へ走りながらネメシスの演説を聞いていたが……あーあ、僕を見る目が完全にヤバい奴だよ。僕の残りの学園生活終わった……

 

『終わったわけがないだろう?今じゃ女がお前を見る目はゴミを見る目ではない。もっと別なものだという事を気付け』

 

 ホームベースに帰って来てベンチに戻ると雄二がなんとも言えない様な顔で僕を見ていた。

 

「……お前のせいで中林が精神的に追い詰められてんぞ」

「何を言う?僕は相手を精神的に追い詰めて調教して崩れていく様を見るのが好きなんだぞ?」

「……明久」

 

 ネメシスが引っ込んで強制的に戻された。どうすんだよこの気不味い状況は……

 

「……何も言わないでくれ」

「……吉井……あれはどうするんだ……?」

 

 見ればヨロヨロと歩いて倒れてしまった中林さん。クラス代表が戦闘不能になってしまったので僕らの勝ちになってしまった。

 

「……吉井、話があるんだが?」

 

 鉄人がやって来た。……えぇい!ままよ!

 

「いや、あれは煽ってきてデッドボールを投げた向こうが悪いんですよ。それに忘れないでください?僕はアンタの股間にホームランを打つ目標は変えていない。……自分の心配をしないと足元すくわれますよ」

「……言うではないか」

「こっちだって本気なんだ。勝つ為ならどんな手を使ってでも勝つ。それに卑怯もクソもない。違いますか?現に精神攻撃に耐えられなかった彼女のメンタルが脆いのが悪い。……流す事も出来ないからあぁなる。……故にこの勝利は必然です」

「……良かろう。お前を必ず決勝戦で負かしてみせる」

「その言葉熨斗つけて返しますよ」

 

 そう言うと帰って行った。とうとう鉄人にすら牙を向いてしまった。こうなってしまってはもう戻れない……!

 

「……おいお前ら」

「……?」

「これは僕らが始めた戦争だ!今更逃げたいなど言うなよ!僕と一緒に地獄まで着いてきてもらうからな!勝ったら鉄人討伐とエロ本が待ってるんだ!悪くないだろ!」

「「「うぉぉぉぉぉーッ!!」」」

「お前らの力と命をくれ!僕もこの試合……全てにおいて全てを出し切る!出し切った上で……!鉄人に復讐するんだぁーッ!!」

「「「「「吉井バンザァァァイ!」」」」」

 

 よし。雄二やララが僕を可哀想な目で見るがそんなことはどうでもいい。勝つ以外の選択肢なんてない。僕は勝つまで止まらない……!

 

『……私はマスターが悪者に見えてるのは嫌だな』

『……私の知ってるアキは……』

『何を言う?これも明久の一部。全力でサポートしたらご褒美貰えるんだから悪くはないだろう?』

『……アキ、いっぱい頼ってくださいね』

『ネメちゃんに乗せられるか〜!マスター、私も頑張るね!』

 

 まだ第一試合に勝ったばかり。ヒールの名を背負いながらもまだまだこれからだ。そんな思いでチームで作戦を立てるが……

 

「もう明久が女を全員制圧しちまえば問題なくね?」

「おぉい!?」

 

 ドSモードはまだまだ続きそうなのであった。

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