バカとToLOVEる!   作:抹茶スイーツはお好きですか?

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忙しくて期間が空いてしまった……本来今年初めに出すやつを半年経ってから出している……


New Year's Eve

 

 クリスマスイベントにおいて、美柑もプレゼントを喜んでくれたし、皆もクリスマスパーティーは楽しかったということで大成功を収めてから5日が経過した僕らは大晦日の準備をしていた。おせちにお餅つき……新年のご挨拶の準備まで。やることは沢山ある。

 

「ねぇねぇ、お正月って何するの?」

 

 ララ達が聞いてくる。そっか、日本に来て初めてのお正月か。うーん、そうは言っても基本ゆっくりするからな……何をするとか、基本的にないんだよな……

 

「初詣や初日の出の拝観、おせち料理・お雑煮を食べてゆっくり過ごすのが定番よ」

 

 なんと御門先生が答えてくれた。そのついでに振袖と言う由緒ある服を着たりするとも。

 

「……振袖……見た事あります、着物ですよね」

「うん。皆の振袖は楽しみだな」

「今日皆で準備しに行くけど見に来る?」

「明後日の楽しみにしとくよ」

「因みに姫始めなんて言葉もあるわ」

 

 ……そうだ、この人クリスマスの時に性の六時間なんてネタをぶっ込んできた人だ。予測出来たのに回避が不可能過ぎる。何?必中スキル付与されてる?

 

「姫始め?」

「1月2日に男女が秘め事を行う江戸時代からの風習よ」

 

 バカ正直に説明するんじゃないよ。……保健体育の先生だからってコト!?僕居ない時に授業して貰えるか?ほらぁ、女の子達が野獣のような目をしてるじゃあないか。

 

「当然我が家では淫らな行為は禁じます。何故なら父さんも母さんも帰ってくるし、僕が死んでしまうからです」

「家の防音を強化したでしょ!」

「だとしても僕を殺す気か?てか知らないの?僕君達とした時に体重落ちたからね」

 

 平均体重まで戻せたと思ったのにあと少しで55キロ割るところだった。全員体力多いからな……満足するまでにかなりの体力を要する。

 

「じゃあ私は明久をその気にさせるメカ作るから」

「君の開発はリビングや部屋に持ち込むのを禁止しているだろ」

 

 何が起こっても不思議じゃない彼女のメカは我が家では禁止条例を出した。だが自分の部屋からその気にさせると言う。恐怖過ぎん?僕だけを狙い撃つメカかよ。おちおち眠ることも出来んが?

 

「ダメダメ。ちゃんとイベント事を楽しもうよ。高校卒業したらいくらでもお相手しますから」

「……」

「その不満そうな顔をやめないか」

 

 全員が全員不満そうな顔してこっちを見てくる。なんだって言うんだ……!どいつもこいつも肉欲やば過ぎだろ……!

 

「とにかく!僕はおせちとか作るんだから君達は振袖用意しなさぁぁぁい!!」

 

 そう言って全員をリビングから追い出した。大掃除もしなきゃいけないし……

 

「ダメじゃない明久君、女の子はもっとソフトに扱うものよ」

 

 ……この人の存在忘れてた……優雅にコーヒー飲んでるから無害だと思ってた……三人の子を持つ母親で姉さんに声が似た超絶美人のバツイチ奥様、セフィさんである。

 

「邪魔者も居なくなったし、ここからは未亡人との時間を……」

 

 そう言いかけたところで鬼のような形相の三姉妹がやってきてなんと母親の身体を掴み、連れて行ってしまった。なんてことだ。あれが自分を産んだ母親にする事なのか?てか姉さんの声真似するのやめにしない?ほんとに罪悪感がブーストするんよ。

 

「……はぁ……」

「お疲れね、大丈夫?」

 

 後から寝ぼけた顔ではだけた服装のだらしない化学教師がやって来た。この人自分が無防備だって認識はあるのか?あまりにも酷い。下着見えますよそれ。てか下着すら気崩れてるじゃん。ポッチとか見えてしまうの良くない。

 

「おはようございます。何か飲みます?」

「珈琲いただけるかしら」

「えぇ」

 

 コーヒーを入れてトーストと一緒に手渡す。ムシャムシャと食べるその姿は大人になったヤミそのもの。大人なのに大人らしさを感じないのはある意味親しみを持てる。生徒から人気なのはそこら辺も理由にあるだろう。一番は美人だろうけど。

 

「皆どこ行ったの?」

「振袖を買いに。御門先生が引率で……ティアーユ先生は着ないんです?」

「着ようと思ってるのだけど……どれがいいかわからなくて……そうだ明久君!私と一緒に……」

「ティア、あなたもついてくるんです」

 

 嘗て僕を拿捕した時の様なダークネスの力を素で使っている。黒いモヤモヤの中からはみんなの声も聞こえた。しかも完全に制御しているみたいで……ひょこっと顔を出したヤミは素の状態だった。これには僕もティアーユ先生も驚きを隠せない。

 

「や、ヤミちゃん!?ま、待って!私今外に出れる状態じゃないの!」

「待てません。寝坊したティアが悪いです」

「ま、待って!せめて着替える時間を……!」

 

 あぁ、なんと可哀想な先生。あられもない姿で連れて行かれてしまったではないか。どうしようもない状況を黙祷しながら大掃除とおせち(自分の好きな物含む)を料理する為の買い物へ赴くことにした。

 

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

 

「……」

「ティア、拗ねないで下さい」

「あなたがこんな非常識な子に育ったなんて……」

 

 ヤミに無理矢理連れて来られたティアーユも近くの涼子の家へ駆け込んで服を借り、そのまま合流して買い物へ来ていた。世間で言えばまだ休日ではないが、年の瀬という事もあり賑わいがあり、人集りも出来ている。

 

「にしても宇宙クオリティのサイズですよね」

 

 里紗の一言と胸を掴む行動を困惑した目でティアーユは見る。もう既に胸を揉まれた時点では動じなくなっていた。

 

「……胸だけが全てじゃないと思うけど……?」

「それは大きい人の言うセリフです。許せません」

「最近のヤミちゃん、胸の大きい人に対する当たり強くない?」

「ヤミちぃはロリ枠だから」

「……納得いきません。どうしてプリンセスナナがロリ認定されてないのに私は認定されるのですか」

「「「「「背がちっちゃいから」」」」」

 

 皆が言うとヤミが顔を強ばらせ、変な笑いを浮かべた後、ダークネスの角が生えて……

 

「ストップ!ダークネスなっても明久喜ばないよ!」

「……私と明久だけの世界に行くので……」

「そんな事をしてみろ。いくら温厚な私でも許さんぞ」

「なんで貴方がそこまでキレるんですか……そもそも温厚はあなたには程遠い言葉です」

「私の下僕に手を出そうだなんて……ぐぇっ」

 

 言いかけたところでヤミが胸ぐらを掴んで持ち上げた。その顔は当時の暗殺者時代にニュルニュルのスライムを身体にぶっかけた男を殺めた時の顔だとネメシスは語った。

 

「誰があなたのですか、その腐った性根を叩き直してただのロリにしてあげます」

「流石にここまでキレるとは……!は、離せ……!っ!や、ヤミ!電話が来ているぞ!下僕から……ぐぇっ」

 

 掴んでいた手を離してスマホで通話に出る。それによってネメシスは尻もちをつき、ヤミに向けて怒りの視線を向けるがヤミの顔を見て何とも言えない顔になった。そこには先程までの殺気はなく、新しいおもちゃを買ってもらった子供のような、はたまた久しぶりに想い人と再会する遠距離恋愛のヒロインのような顔をしていた。

 

『もしもし、ルナティーク号のルナから聞いたんだ。クリスマスイブの時、誕生日だったんでしょ?祝ってあげられなくてごめんね。帰ったらお祝いするから、早く買い物済ませて帰っておいで』

「……!はいっ、すぐに帰ります」

「うわぁ、なにあのヒロイン顔……」

「元暗殺者だなんて誰が信じるんだ?あれじゃまるで今でも恋する乙女ではないか。もう生娘ではないと言うのに」

「ヤミちゃんの抑えつけてた感情爆発してるねぇ。まぁ相手が明久だもん、そうもなるよ」

「もう辞めなさいよネメシス、どうせあなたも明久さんに負けて鳴かされるのが関の山でしょ」

 

 モモが言うと睨み合い、いがみ合いが始まる。妹の争いにくだらねぇと鼻で笑ったナナもティアーユと共に買い物リストを眺める。

 

「着物はとっても高いみたいね」

「でも買うんだろ?」

「えぇ、気になってたし……それに、明久君も喜んでくれるだろうし」

「先生ほんとアキ好きだよな〜」

「ナナちゃんもでしょ」

「……そうだけど」

 

 各々が会話する中辿り着いた着物屋。話し合いで決めた、安いのにバリエーション豊富な着物ばかりで誰もが目を輝かせる。

 

「あら、お友達で揃ってご来店ですか?」

 

 店員にこの色あるか、サイズはあるかなどを確認してもらい、各々試着をしてみる。全員が納得いくまで吟味し、これだと言える自分だけの着物を手に取って購入。そのまま家に帰ろうとしていたヤミを全員が止めた。

 

「どこ行くの?」

「アキが誕生日をお祝いしてくれるとの事で……アキが呼んでます、帰らないと」

「クリスマスイブの時だっけ?」

「誕生日おめでとう!」

「ありがとうございます。なので私はアキにお祝いして貰うために帰るんです」

「今帰したらイチャラブしそうなのでダメです」

「……?」

 

 着物を持った手で全員の包囲網をスっと躱し、いつの日かやって見せたように飛んでしまう。その姿を見た一行は地団駄を踏み始めた。

 

「あー!ずるい!」

「すみません、アキが呼んでるのです」

「私達も帰るー!!」

 

 誰もが走って家へと帰宅する。そこには料理をしながらセリーヌをあやしている明久がいた。

 

「イクメンってこういうの言うんだ」

「何を寝言言ってる」

「明久、ただいま」

「うん、おかえり。皆買い物は済ませてきた?」

 

 そう言うと皆が『あっ』と声を上げた。それにため息を吐いた明久はそんなことだろうと思ったとセリーヌを下ろして買い物に行くとエプロンを畳んだ。

 

「私達も!」

「疲れただろうから休んでなよ。ヤミ、お誕生日のお祝いは後でね」

「私も行きます、二人きりで……」

 

 そう言って擦り寄るヤミを全員が無理矢理解いた。その後ヤミを正座させて説教を始めてしまう。

 

「そのえっちぃ顔をやめなさいよ!」

「えっちぃのは嫌いですなんて宣っていた貴様がなんとえっちな……!恥を知れ俗物!」

「自分が今までえっちなのは嫌いと言って捌いてきた人数を数えなさい!」

「皆は今までに食べたパンの枚数、覚えているのですか?」

「「「「「ギルティーッ!!」」」」」

 

 あどけない顔で聞くヤミに対して、全員がヤミを連れ去ったのを溜息を吐きながら見ていた明久。セリーヌを寝かせ、一人ご飯の材料を買いに行ってしまった。

 

「私の甘々時間が……何するんですか」

「明久絡むと見境なくない!?」

「プリンセスララに言われたくありません」

「私は正妻としてちゃーんと弁えてるもーん」

 

 お説教と言う名の文句垂れが始まり、数分。数人居ないのに気付いたモモが辺りを見渡す。

 

「あれ?先生達は?」

「多分下僕を追いかけた」

「……ティア……許すまじ……」

「お姉ちゃんはいつもマスター独占してるでしょ?」

「してませんし足りません。て言うかいつの間にアキがあなたのマスターになったんですか」

 

 ヤミがジト目で聞くとこれでもかと目を大きくし、光らせたメアが叫んだ。

 

「身も心も屈服された時なんだよォ〜〜〜!!」

「その喋り方辞めなさい。怒られますよ」

 

 メアがやっていた喋り方は今人気の子供向けのアニメのキャラだった。可愛子ぶった時の声が似てるとメアが目をつけて少し前から真似し始めたのである。

 

「優しく水を飲ませてみろッッ」

 

 メアが目をキラキラさせながら口元に指をクイッとすると「怒られなさい」とヤミが一蹴するも、『甘いものが食べたいんだよォ〜!!』と暴れ始めたので、仕方ないと姉でもあるヤミが冷蔵庫にあったチョコを食べさせると『びぇぇぇっ』と泣くふりをし始めた。誰もがその姿に哀れみの目を向けてもメアは『イーヤーヤダヤダ』とアニメのキャラの真似をしていた。

 

 その後仕方なく全員は部屋のコタツに入って明久が帰ってくるまでテレビを見たり、のんびりしたり、お茶を飲んで駄弁ることにしたのだったが、メアの真似していたアニメが偶然流れ、メアのアニメキャラのモノマネは止まることを知らなかったのだった。

 

 

 ◆

 

 

「ごめんなさいね、買い物も満足に出来ず」

「良いですよ、どうせ外出る予定でしたから」

 

 買い物に出た僕を大人3人に囲まれる。学園の美人教師2人と絶世の美女でありながら3人の子を持つバツイチ……これを見られたら終わりだ。頼むから知り合いに見つからないでくれと願いながらやってきたスーパー。

 

 食材を買う一挙手一投足を見られているので何をしているんですかと問うと、『恥ずかしながらも夕飯の用意の為の買い物に来たことがない』と言い始めた。そういや元王妃様だもんな……お付きの人が作ってそう。

 

 残りの2人は……御門先生は普通に料理するらしく、こう言ったことも慣れている。ティア先生は……なんと言うか以外だった。僕の家に来るまでは大体外食かコンビニ弁当だったと……若しくは御門先生が作ってたと。

 

「そもそもティアに料理なんてさせてみなさい。全部黒焦げになるわよ」

「で、でも今ならできるから!」

「バカ言わないで。この前指切ってたじゃない」

「御門先生はお料理を?」

「えぇ、一人暮らしですから。……まぁそれも終わりを迎えるけれど」

「こっち見て手を頬にやらないでください」

 

 包囲網がジリジリと迫ってくる。僕と平穏という名の砂の城ももう既に崩壊寸前。人妻(バツイチ)に美人教師×2に迫られてるの普通の男子学生じゃ有り得ないのだが?

 

「てか僕この前美人局じゃねーのって言われたんですけどそこら辺どうなんです?」

「あら、その言ってきた子に見せつける?営みとか」

「美人局って?」

 

 ティア先生とセフィさんが首を傾げてる中、御門先生がどんなものかを説明するとぷんすかと癇癪を起こしていた。

 

「いくらなんでもそれは酷くないかしら」

「……自分の娘と同い年の男に美人局するのも犯罪になりますしね」

「そもそもあなたが私と同い年に生まれなかったのがよろしくないのよアキくん?」

「勘弁して下さいって、姉さんの声でそれ言うの」

 

 一悶着ありながらも買い物を済ませて帰ろうとしたところで知り合いを見つけた。事もあろうにソイツは僕を見て他人のフリをしようとしていたので、僕はつれないなぁと漫画のいじめっ子のような態度でその180以上も身長がある屈強な男に絡み始めた。

 

「……いやちょっと勘弁してください、警察呼びますよ」

「おい雄二、阿呆な事抜かすな」

「……んだよ……年の瀬に年上美人連れ回して自慢か?」

「んなわけあるか。何してんの?」

「買い物だよ、見りゃわかるだろ」

「……お義母さんと3人で年越し」

「うわぁぁぁ!!?お前どっから湧いて出た!?」

 

 霧島さんが後ろから出てきた。後ろから仲が良いわねと3人もやってくる。

 

「……先生達、こんにちは」

「えぇ、霧島さんは旦那とデート?」

「……そんなところです」

「……先生は変な事言うの止してくれ。ただ単におせち料理の買い出しだ」

「あら?坂本君が料理するの?意外ね」

「……母親に料理させると俺の命が短くなるんで」

 

 なんでも雄二曰く、雄二のお母さんは雲丹とたわしを間違えるらしい。そんな事ないだろと笑っていると雄二が悲痛な面持ちになったのでマジで?と聞き返すと黙って頷いた。……雄二も苦労してんだな……

 

「そんな可哀想な雄二に僕が料理を分けてやる。31日の昼頃に取りに来いよ」

「……明久大明神様……!!」

 

 そこまで言うほど追い詰められていたのか……ちょっと可哀想だな。霧島さんは料理するけど多分雄二とイチャイチャする方向に行ってしまうだろうから……

 

「……吉井、雄二の胃袋を掴みに行くのはダメ」

「行ってないよ」

「そうだぞ、阿呆を抜かすな」

 

 雄二の言葉に頬を膨らませる霧島さんを横目にじゃあ僕は行くからと別れた。……てか本当にこの3人に囲まれてると僕の場違い感半端ないんですよ。クッソ美人なんだぜ?

 

「どうしたの?肩なんか竦めちゃって」

「……いえ、なんでも……」

 

 周りの視線が辛い。僕にはわかるぞ。3人に向けられる視線は『クッソ美人』とか『エロい』とか。なんならセフィさんはチャーム人。相手を魅了してしまうくらい絶世の美女。顔を隠しててもすんごい美人で視線を集めている。

 

 対して僕はそこら辺にいる高校生。モブAと言っても差し支えない。その男が三人を侍らせている構図。そりゃ『なんだアイツ』とか『お前には過ぎた立ち位置だろ』という目で見られても仕方がない。

 

「周りの目なんて気にしなくていいのよ」

「私達は私達なんだから」

「ホゲー」

「……こりゃダメね。早く連れて帰りましょ」

 

 美人に担がれる高校生の図。なんですかこれは?そう思いながら僕は家に連れて帰って来られた。家で待ってたヤミ達もどうしたのと言う顔で僕を見る。

 

「周りの視線に耐えかねたのよ」

「……そりゃ先生と人妻に挟まれてるところ見られたらね」

「自分の母親を人妻と呼ぶ娘が居て?」

「それ言ったら娘の彼氏に手を出す親が何処にいるの」

 

 言い合いをしているのを横目に買物袋の中身を冷蔵庫に入れてる中、メアが台所にやって来た。その目はいつもと違っていて……

 

「叱ってみろ」

「ハエ?」

「叱れッッッ」

「?????」

 

 メアの変貌っぷりにハテナを浮かべる。なんだ?今度はなんだと言うのだ?しかもありえないくらい目がキラキラしてるし……

 

「悪いことしてないのに叱れないでしょ」

「叱れッッッ」

 

 言うこと聞いた方が早く終わりそうだ。そう思ってこらっと言ってみると……

 

「わぁぁぁっ、びぇぇぇぇっっ」

「なんだァ……?」

「よいしょっ、つったかたー」

 

 走って逃げていってしまった。なんだったんだ……?そう思っていると里紗がやって来た。どうやらメアの態度の豹変っぷりはアニメキャラのモノマネらしい。可愛こぶるキャラの真似をしていたらしい。調べたらメアの声とそっくりだった。通りで……

 

「似てるでしょ」

 

 戻ってきたメアが胸を張って言う。確かに似てたけど原作だとその子性格ドブカスなの理解しているのか?いや、確かに可愛い所はあるけどさ……色々言われてるみたいよそのキャラ……

 

「驚いたよほんと……てかお姉ちゃん誕生日だから祝ってあげようよ」

「ヤミお姉ちゃんマスターのこと最近独占し過ぎだから」

「メア、妹ならお姉ちゃんとアキとの二人きりのバースデーを祝福するべきでは?」

「そんなのは許されないんだよォ〜〜〜ッッッ!」

「おいどうにかしろ、お前がアニメや漫画を教えたせいで原型ないぞ」

「ロリ声出した時のネメちゃんの方が原型ないでしょ」

 

 確かにそうなんだよな……声めっちゃ高くなる時すっごい別人か?と錯覚させてくる。

 

「とにかく、お正月の準備とヤミのお誕生日のお祝いを同時に進めるから皆手伝って。ほらそこ、喧嘩してないで」

 

 僕が言うと仕方ないと争いを止め、皆が一丸となって正月に向けて準備をし始める。夜も年の瀬もゆっくりしたいんだ。今準備しておくに限る。そう思いながら手と足を動かし続けた。





最近ち○かわを見てメアとモモンガ声優同じだなということでネタとしてぶち込みました(反省)

ーお知らせー

R-18の方を読み直した結果、もうちょっと上手くやれないかと言うことでリメイクして出すことに決めました。元出ていたものは削除し、新しく投稿用に直したりしておりますので今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
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総合評価:5620/評価:5.84/連載:69話/更新日時:2026年10月01日(木) 21:00 小説情報


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