パラドside
「まったく、無茶をしたな。」
俺、パラドは永美をベッドまで運び、おろした。
「はぁ~まさかこの俺がパラドになるなんてなぁ。それにしてもここ日本だよな。個性なんて聞いたこともないが………まさか、別の世界だったりするのか?今は寝るか。」
床に横になり寝ることにした。
バグスターになっても睡魔が来るとは思わなかったな。
永美side
「う~ん、もう朝か~………ん?」
ベッドから下りた私は何かを踏んだような感触がしたので足元を見ると、
「い、痛い…」
「そ、そうだった!パラドがいたんだった!ごめんパラド!」
「謝らなくていいから足をどけろ。」
「ごめん!」
パラドから足をどけたのはいいが………
「パラド、どうやってバグヴァイザー?から抜け出したの?」
「昨日、永美の体内に入り、永美の体が俺というバグスターウイルスに適合した。そのあと、倒れそうになった永美を助けるため永美の体から分離しただけだ。」
「分離なんてできるんだ…」
分離できたことに驚いていた私だったがあることを思い出した。
「適合したっていうことは私、ベルトを使って変身できるっていうことだよね?」
私はパラドにぐいぐい近づきとそのことについて説明を求める。
パラドは少し気おされながらも、
「あ、あぁ変身できるぞ。」
「やったああああああああああ!じゃ、じゃあさっそく変身してもいい?」
「いいぞ。」
変身するためベルトとガシャットを持ってきたのだが、
「ど、どれで変身しよう。ん?昨日はダイヤルが付いてたガシャットがあったはずだけど、あと、ゲーマドライバーがもう一つあったと思うんだけど。」
「あれは俺専用だから駄目だ。永美、お前はこのマイティ―アクションXガシャットをつかえ。」
「このピンクのガシャットを?」
「ガシャットのスイッチを押し、起動する。そして、ドライバーに差し込め、ただし、一番内側のスロットに差し込め。そこに差し込めば変身完了だ。」
「わ、わかった。まず、起動させる。」
《マイティ―アクションX!》
私の後ろに巨大なゲームタイトルが出てくると、ブロックも大量に出てきた。
「えっと、ドライバーにガシャットを差し込む!」
《ガッシャット!》
「目の前に自分が変身するライダーの姿が出ているだろ。それに触れろ!それがお前の変身後の姿だ。」
私はパラドに言われた通り、パネルに触れる。
《レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!
アイム ア 仮面ライダー!!》
「うん?な、なにこれ?」
「はああああああああああ!?」
私は今の姿を確認するため、鏡の前に行く。
そこに映っていたのは、髪の色がピンクに髪型はショートで少し髪が逆立ったいる。目元にはバイザーのようなものが装着済み。そして、顔の周り、腕、腰、脚に少し大きめの白いアーマーが装着されている。顔のほうは顎を守っているかのようになっている。胸にはゲームのボタンと体力ゲージ?が付いている。
「こ、これが変身。パ、パラド!変身で来たよ!」
パラドは驚いているのか、固まって動かない。それに、
「ライダーはライダーでもライダー少女だろあれは…」
「パラド?大丈夫?」
「あ、あぁ、大丈夫だ。変身が完了した後は、レバーを開け。」
「レバー?これのことかな。」
私は試しに正面についている取っ手に手をかけ、開く。
目の前にゲートが現れたので潜り抜ける。
《ガッチャーン! レベルアップ! マイティジャンプ! マイティキック!
マイティマイティアクションX!》
白いアーマーがはじけ飛ぶと、
「ぴ、ピチピチタイツだ…あ、だけど動きやすい!」
スーツに取り付けられていた白いアーマーが外れることにより、動きやすくなった。
スーツの見た目は体に密着しているスーツだが、バイザーや胸についているアーマーは外れていない。
「その状態はおそらくレベル2の状態だ。レベル1より戦闘の時はレベル2のほうが役に立つはずだ。」
「そうなんだ…残っているガシャットも試してみてもいい?」
「疲れたら終了だからな。体を大切に扱えよ。」
「分かってるよ。」
その後。私は残っているガシャットを使い、変身をし続けた。だけど、使えないガシャットもあった。ドラゴナイトハンターZガシャット、マイティブラザーズXXガシャット、マキシマムマイティXガシャット、そして、ハイパームテキガシャット。これらのガシャットはパラドに止められた。
「まだお前には早いからレベル4までのガシャットで我慢しろ。」
パラドにそう言われてしまったから仕方なく我慢することにした。
変身アイテムをしまい、部屋の片づけをしていた時、パラドにあることを尋ねられた。
「雄英高等学校だったか?あの学校のヒーロー科というところに入学したいのか?」
「な、なぜそれを!」
「ヒーローになりたいと言っていたからそうなのかと思っていたが、あと部屋に置いてあったパンフレットを読んだからある程度はわかった。だが、永美、お前、学校にはちゃんと行っているのか?」
「そ、それは~一週間に一度くらい~」
「何年生だ?」
「3」
パラドに睨み付けられ、しぶしぶ答える。
「これからは学校に行くように。」
「で、でも、」
「学校に行かないと、雄英に行けなくなるぞ。」
「て、テストの点数はいいよ。上位三名に入ってるから…」
「それでもだ。」
「ひ、一人で行くなんて…」
パラドは仕方がないとでもいうように私に近づくと、消えた。
「え?パ、パラド?」
『今、俺は永美の中にいる。これなら安心していけるだろう?』
「うん!」
『それと、俺とこの状態で会話するのなら直接喋らず、頭の中で話せ。』
『わ、分かりました。』
このようなことをしながら、今日という日が過ぎた。
翌朝
「おい、永美、起きろ。」
「パラド?おはよう。」
「おはよう。朝ごはんは簡単ながらも俺が作っておいた。さっさと食べて学校に行くぞ。」
「うん。」
私は寝ぼけながらも学校に行く準備をする。準備が終わったので嫌々学校に行く。もちろんパラドも一緒に。
私が通っている学校はどこにでもある普通の学校だ。ただし、この学校に通っているみんなは雄英高等学校のヒーロー科志望の子たちだ。私は問題児の中の問題児、学校にはほとんど来ないがテストだけは上位三名には絶対に入っているから学校側からは何も言えないという状況です。
そんな私が学校に通うとみんな驚いた顔をして見て来ます。それが二日、三日と続くと、
「ど、どうしたんだ?体調でも悪いのか?」
教師にこのようなことを言われる始末、そんなこともありながら私は学校に通いました。学校に通い始めて知ったことが一つだけあります。それは、
「どけっ!この外れ女!」
「爆発ボーイは黙ってて。勉強に集中してるから。」
「なんだとっ!」
私にも人をうざいと思う感覚があることです。まさか、ここまで私に絡んでくる子がいるとは思いもしませんでした。そんなことが日課になりながら今日も今日とて学校に向かう。ただし、学校に向かう以外にも私はあることをしています。あることというのは、
「おいおい、そんなんじゃ俺の心は踊らないぞ。」
「はぁはぁはぁ」
パラドとの組手です。パラドは戦うことができるみたいなので教えてもらうことにしたところ、私の体力の限界ギリギリまで特訓を止めてくれません。まぁ私がそう頼んだからだけど…
「今日はここまでだ。」
「パラド、はぁはぁ、私、強くなってるのかな?」
「強くはなっているな…体力も付いてきたところだ。変身したときの力加減も知るために次からは変身状態での特訓だ。」
「やったあああああああ!」
私は久々に変身できることを知り、喜びを隠せない。
「ただし、変身する際の特訓は俺も変身するからな。」
「うんうん!」
学校に行きながらも特訓をするというかなりきついことをすること数か月が経過した。そう、この数か月経過した今日この日が、
「雄英高等学校、入試日。ここが雄英高等学校!」
雄英高等学校入試日だ。
雄英高等学校の入学試験は実技試験、今私はほかの受験生の方々とともに試験の説明を受けています。試験の内容は簡単に言うと三種類の仮想ヴィランを倒せということらしい。倒せばポイントがもらえ、ポイントに応じて試験の順位が変わる。
さて、実技試験の会場に向かうと、周りの人たちががやがやと騒いでいる。まぁ学校の敷地内に町があれば驚くよね。私もこの試験を頑張りま
『ハイスタート―!』
唐突に試験が始まった。
最後まで考えさせてよ!
主人公、永美の見た目、絵が描けないから文字で書こうかな?