この町のようなフィールドを駆け回り、仮想ヴィランを見つければ、ガシャコンブレイカーというハンマーのような武器で倒しまくっている。ポイントはおそらくヒーロー科に入学できるくらいには稼いだとは思うけど、
「危ない!」
仮想ヴィランに動けないところを襲われ危険な状況に陥っている人たちを助けているのでポイントだけが増えていく。
変身はしたいけど、この程度の相手で変身するのはちょっと…
そう思っていた時、
「デカい…」
巨大な仮想ヴィランが現れた。周りにいた人たちはその場から逃げ始めている。私も逃げようと思い足を動かそうとしたが、
「あれは?」
女の子が倒れているところに巨大な仮想ヴィランがそこまで迫ってきている。
「………ここで見捨てたらパラドに怒られるね。」
私が普通に走ったところであのロボットが女の子の前にたどり着いてしまう。だから、
《マイティーアクションX!》
「大変身!」
《ガッシャット! ガッチャーン! レベルアップ!》
《マイティジャンプ! マイティキック! マイティマイティアクションX!》
変身した私はまず女の子を救出する。安全な場所に女の子を置く。その時、
『スマッシュ!』
そんな声が聞こえると、巨大な仮想ヴィランが破壊されていた。そして、破壊した人は、腕が腫れ上がり、空中から落下している。
瓦礫を足場にし、男の子を助け出した私は女の子がいる場所に男の子を置くと、
「せめて!1ポイントだけでも!」
『終了~!』
男の子は絶望した表情で落ち込んでいる。
「………」
私はその男の子の表情が忘れることができそうにないと思った。だから、
「すみません。緑色の髪の毛をしたそばかすの男の子、彼に私のポイントを分けてあげることはできますか?」
パラドside
「ただいま。」
「おかえり。で、試験はどうだった?」
永美は少し納得がいかないような顔をしながらこちらを向くと、今日の出来事を話し始めた。特に緑色の髪をしたそばかすの男の子について話している。
「その子も私と同じように女の子を助けようとしたんだよ。だから、どうにかして彼を助けようと思って私のポイントを分けてあげようと試験監督の人にも直談判したんだけどダメだった。」
「それは永美の責任じゃないからそう落ち込むな。」
永美はかなり落ち込んでいるようなので今日は永美のご機嫌取りでもするか。
永美side
一週間後
「永美、雄英から手紙が届いてるぞ。」
パラドから手紙を受け取ると、部屋に戻り開ける。
「なにこれ?」
よくわからない機械が出てきたと思ったら、
『私が投影された!』
「オールマイト!?」
『これを見ているということは君は合格したということだ。筆記は2位、実技試験も無事合格だ!雄英高等学校の生徒として頑張りたまえ!』
「ぱ、パラド!合格したよ!」
「おぉ!おめでとう!」
私は雄英の生徒となったのだ。
春
ついにこの日がやってきました。
そう、雄英高等学校の登校日、私のクラスは1-A。緊張はします。でも、それ以上にワクワクがある。
私は扉を開け、教室に入る。
「…あれ?だ、誰もいない?」
焦った私は時間を確かめた。
「5時25分…」
「は、早すぎた…」
早すぎただけだったので良かった~
「この広い教室に一人か~自分の席に座ろうか。」
座ったのはいいがどんどん眠くなり………そうだったので本を読むことに。
一時間後
「ぼ、いや、俺が最初にこの教室に入った生徒…ん?」
「あ…」
私は教室に入ってきた、おそらくこのクラスの人をジーっと眺めていると、視線をそらされた。
なぜ視線を逸らすの?
※目つきが悪いからです。相手からすれば睨み付けられているように見えます。
その後もいろいろな生徒が入っては来ますがそのたびにだれも目を合わせてくれません。完全に孤立状態になってしまいました。
『はぁ~初日からこれって…』
友達がパラド以外にもできると思ったんだけどなぁ
そう思っているうちに先生が来たようです。
先生の名前は
「「「「「「「個性把握テストォォォ!?」」」」」」」
個性把握テストというものをするらしいです。このテストでの最下位は除籍処分とされる。
第一種目 50m走
他の皆はどんどん記録を出している。そして、
「導 永美、お前の番だ。」
ついに私の番が来ました。変身するしかないよね。ここで除籍処分は嫌だから。
「スタートラインに立て。行くぞ。」
パンッ!
《ガッシャット! ガッチャーン! レベルアップ!》
《マイティマイティアクションX!!》
ガシャットをトイレで起動させておいてよかったあああああ。おかげですぐに変身できたよ。ん?みんなどうしたんだろう。
相澤先生も含めて、この場にいる全員が私のことを見ている。
「あ、あの、どうかしましたか?」
「その姿はなんだ?お前の個性は適合だったはずだが?」
相澤先生が私に詰め寄ってきた。
「て、適合したのでこの姿になっただけです!それより、タイムは?」
「…!?1秒60…」
「「「「「「「え、ええええええええええええ!」」」」」」」
その後のテストも好成績を出し、結果発表の時間が来た。私は変身を解除しているのでいつもの見た目に戻っていますよ。
「結果発表。」
相澤先生は一気に結果を開示するようです。誰が除籍されるのか…
「ちなみに除籍はウソな。」
「「「「…はああああああああああ!?」」」」
除籍の話は実力を引き出すための合理的虚偽らしい。嘘なら嘘と先に言ってくれればいいのに…
そのあとは面白みのないことが続き、入学初日が終了した。
『結局友達出来なかったなぁ。』
そんなことを思いながら家に帰る。周りを見回すと、緑谷 出久くんだっけ?とあと二人が仲良く楽しそうに帰っている。私もあんな風に帰りたいなぁ。
パラドside
「ただいま~」
「おかえり。」
永美が帰ってきたので出迎えに行くが、
「…どうした?何かあったのか?」
「友達出来ませんでした…」
俺はその言葉に少しだけため息が出た。
「友達は一朝一夕でできるものではないと思うからあまり気にする必要はない。それに永美はコミュ障なんだからゆっくり自分のペースで作っていけばいい。」
「パ、パラドオオオオオ!そ、そうだよね!私は人見知りのコミュ障なんだからゆっくり友達を作っていけばいいよね!」
永美は俺の言葉に元気を取り戻したようだ。
まったく、心配させるなよ。まぁ何事もなくてよかった。
永美の登校初日は平穏無事に終わったようだ。
永美side
今日から授業が始まる。
午前は普通授業、午後はヒーロー基礎学という授業をするらしい。
午後
「わーたーしーがー!普通にドアから来た!」
オールマイトがコスチューム姿でやってきた。授業の内容は戦闘訓練。そして、入学前に送った「個性届」と「要望」に沿って作られたコスチュームを着用して授業を受けるようです。授業はグラウンド・βで行うそうだ。
『私のコスチュームはどんな風になっているんだろう。ちゃんと要望通りになっているのかな?』
期待に胸を膨らませ、更衣室でコスチュームを確認………あ、あれ?
私のコスチュームは黒一色のスーツだっはずなのに、
「白衣?よ、要望と違う………ま、まさか!パラドの仕業か。」
私は怒りのあまり体が震えるが一度落ち着こう。パラドが普通の白衣をデザインするはずがないと思うから、それに、白衣の下に着るコスチュームもあるみたいだからそれも確認…Tシャツとデニムのパンツ…
「パラドオオオオオオオ!!」
私は怒りのあまり叫んでしまった。
『落ち着け私、落ち着け。』
何とか落ち着くことのできた私はしぶしぶコスチュームに着替える。コスチュームに着替えた。着替えた際に白衣の内側が気になったので見てみると、
『ポケットが一、二………八、ガシャットの数だけついてる。これならすぐに取り出せる。』
少しだけパラドに感謝をし、グラウンドに向かう。グラウンドには私以外のみんなが集まっている。そして、話も進んでいるようなので、オールマイトに話を聞くことにした。
「すみません。おくれました。」
「ん?はっ!すまない!君のことを忘れていた!今回の戦闘訓練について説明するからよく聞いてくれ!」
「はい。」
私は忘れられていたことに少しショックを受けながらも説明を聞く。今回の戦闘訓練は敵側とヒーロー側に分かれて行う。屋内での訓練になっている。設定としては「
「あの、私だけ残ってしまったのですが…」
「そのことなら心配はいらない。私が君の相手をする。」
「オールマイトがですか?どうかんがえても一瞬で終わる未来しか見えません。」
「大丈夫だ。私も手加減する。」
「………手加減されても負ける未来しか見えませんがわかりました。オールマイトはヒーロー側でお願いします。」
「ヴィラン側でいいのかい?」
「かまいません。」
「…わかった。」
こうして訓練が始まった。
主人公のプロフィール的な何か
導 永美
身長 157cm
体重 ?㎏
見た目
水色の髪をしているが本人はあまり好きではないので常に髪はショート。少しでも伸びると切りたくなる。目の色も水色。目つきは普通にしていても睨み付けているような目。おかげで友達ができない。笑ったときは年相応の顔になる。
プロフィール
導 永美、中学から様々なゲームの大会に出場し、未だ負けたことがない。体力は人並み以下だったが、パラドの特訓のおかげで人並み以上になっている。勉強面はテストの際には上位三名に入ることができる。テストの時も勉強はしていない。雄英高等学校の入試の時は勉強していた。現在は友達作りとヒーローになることを目的としている。