永美side
『な、何が起こっているんだ!?同じ姿の奴が四人もいるぞ!』
全く同じ姿の人が四人もいると驚くよね。流石雄英と言えばいいのか分からないけど、基本的に四人に増えても個性ということになっているのでスルーしてくれます。個性届にはある程度の情報は書いていますよ。本当のことしか書いていませんよ。
さて、そんな説明をしている間に、騎馬戦の準備が整いました。そして、
『3・2・1 START!』
騎馬が一斉に動き始めた。
「行くよ!私たち!」
「「「おおおおお!」」」
今の私たちの姿はレベル2の姿です。狙うは高得点と言いたいところですが…
「私も四位だから狙われるよね。」
大量の騎馬に囲まれています。
「鉢巻貰うぞ!」
最初に襲ってきたのはB組の方たちだが、
「私の騎馬は早いよ。」
騎馬の私たちが物凄いスピードで動く。そして、
スパパパーン!
「ハチマキゲット!」
周りにいたB組のメンバーのハチマキを取り終えたので、
「移動移動!」
「「「おおおおお!」」」
移動しながらハチマキを取っていく。しかし、私たちはもっとも出会ってはいけない人に会ってしまった。
「次だ!デクと轟んとこだ!………ん?なんだてめぇら。」
「永美ちゃんたちだ!」
「マジで四人になってやがる。」
「マジかよ!」
「ちょうどいい。てめぇらのポイントももらってくぞ!」
私たちの意思は一つ!
「「「「全力で相手をします!」」」」
先に攻撃を仕掛けてきたのは爆豪くんのチームだ。瀬呂くんがテープで足止めをしようと仕掛けてきた。しかし、
「先頭の私!テープを私に向かって蹴り上げて!」
「了解。私!」
テープが私の目の前に飛んできた。それをキャッチし、一気に引っ張る。瀬呂くんは引っ張られるが、すぐさまテープを切り離した。
「あ、あぶねぇ。」
「爆豪。導の個性は謎だがどうする?」
「決まってんだろ!ポイントを奪う!」
「そうだね!」
ここから私と爆豪チームの攻防戦が始まった。この攻防戦には数組のチームが巻き込まれポイントを私と爆豪くんに取られている。爆豪君は私に近づき目の前で爆破しようとしているが、私に距離を取られ、なかなかできない。そんなことを続けていると、
『TIME UP!』
騎馬戦が終了してしまった。私は何位だろう。わくわくしてきました。
※騎馬戦が終わった瞬間、エナジーアイテム《分身》の効果は切れています。
『1位 轟チーム!』
『2位 爆豪チーム!』
『3位 心操チーム!』
『4位 緑谷チーム!』
『以上4組が最終種目へ進出だ!』
あ~あ、ダメだったか~
私はがっかりしながら控室に戻る。騎馬戦が終了した時点で昼休憩になっている。ということは、
「昼食です!」
昼食をしっかりと楽しんでいると、八百万さんがやってきました。
「導さん。」
「どうしましたか?」
「私と一緒に来てもらえますか?」
八百万さんについていくことになった私、いったいなにをするんだろう?
『あくまで体育祭!レクリエーションの種目も用意してんのさ!本場のアメリカからチアリーダーも呼んで…ん?アリャ?』
プレゼントマイクも一瞬固まるのも仕方がない。なぜなら、
『どうしたA組!?』
A組女子全員がチアリーダーの格好をしているのだから。
「は、はずかしい…」
私もチアリーダーの格好をしている。先ほど八百万さんにこれを着せられ、今の状況に陥っている。レクリエーションの前に最終種目の一対一のガチバトルのトーナメントの組み合わせのくじを引くようです。
そんな中、尾白くんとB組の二連撃くんが辞退したようです。そして、繰り上がりで、5位の私と鉄哲くんがトーナメントに参加することになった。ちなみに私の相手は上鳴くんです。
トーナメントのくじ引きも終わり、レクリエーションが始まった。レクリエーションは楽しく、あっという間に時間が過ぎた。そして、ついにトーナメントが始まった。
私の番はまだ先だからゆっくり精神統一をしたいと思う。
時間はあっという間に過ぎ、私の番が来た。
『次の対決!増えたり変身したりと謎の個性!導 永美!
「導ちゃん。」
「導ちゃん?」
「変身させなきゃ怖くねぇよな。その個性。一瞬で決める!」
「ウエ…」
「普通に鍛えていますから。私。」
『一瞬だったああああ!個性を使うこともせず、一瞬で近づき気絶させた!変身しなくても強すぎる!』
一回戦は私の勝利で終わった。その後、一回戦は麗日さんと爆豪くんの戦いが本当によかったです。結果は爆豪くんが勝ちましたが麗日さんも頑張りました。
一回戦はこれで終わり、二回戦が始まる。
二回戦が始まりました。第一試合は緑谷くんVS轟くん。試合がスタートし、始めに動いたのは轟くんでした。轟くんは一気に決めようとしたのでしょう緑谷くんを凍らせようとしました。しかし、緑谷くんも負けずに自損覚悟の攻撃を仕掛けています。それが何回も続いた時、緑谷くんの攻撃が轟くんに決まった!ここから緑谷くんが攻め始めていると、緑谷くんが轟くんに挑発なのか応援なのかよくわからないことを言いはじめた。その言葉が轟くんに響いたのか、使わなかった左の炎を使い始めた。お互いの全力であろう一撃が同時に放たれ、暴風のような風が吹き荒れ、結果、勝利したのは、
「緑谷くん、場外。轟くん、三回戦進出!」
轟くんが勝利。しかし、緑谷くんが保健室に運ばれていった。
『第二試合!導
「導くん、君には悪いが勝たせてもらうよ。」
「それは私のセリフです。」
『START!』
飯田君が物凄いスピードでこちらに向かってくるが、
「なっ!」
『あのスピードの攻撃をよけた!』
飯田くんは紳士だ。だから顔は狙わず、脚を狙ってくる。それを予想していたのでジャンプして回避する。そして、
《マイティアクションX!》
《シャカリキスポーツ!》
《ガッシャット! ガッチャーン! レベルアップ!》
《マイティマイティアクションX!》
《アガッチャ!》
《シャカリキ! シャカリキ! バッドバッド! シャカっと リキっと
シャカリキスポーツ!》
『頭から自転車をかぶったぞ!どうなっているんだ!』
「その姿はいったい…」
「先に言っておきます。当たれば即終了ですよ。」
「なに?」
私は後輪を取り外し、飯田君に投げるが簡単によけられてしまう。しかし、後輪は走り続ける。私も後輪と同じスピードで走り、飯田君に攻撃を仕掛ける。
『飯田は導の攻撃で動けない!』
「こうなったら!レシプロバースト!」
飯田君が視界から消えると、私の目の前まで来ていた。
「なっ!?」
「くらえ!」
咄嗟にガードはするが威力大きすぎて後ろに吹っ飛ばされた。
「終わってたまるか!」
《ガッシューン ガッシャット! キメワザ!》
『導はいったい何をするつもりだ!』
私は空中にあった後輪を足場にし、必殺技を決める!
《シャカリキクリティカルストライク!》
力が足にたまり、動けない飯田君にライダーキックをくらわせる。飯田君は吹き飛ばされ、壁にたたきつけられた。
『導の重い一撃が決まった!導 永美!三回戦進出!』
三回戦に進出したのは轟くん、爆豪くん、常闇くん、私の四人です。
『三回戦第一試合は、ヒーロー家のエリート!圧倒的力で相手をねじ伏せてきた!今回もそうなるのか!轟 焦凍!
「私の情報をどこから入手してきたんですか!」
『もちろん保護者から!』
私は考えることをやめ、目の前の勝負に集中する。
『三回戦第一試合!START!』
三回戦が幕を開けた。