俺と彼女と友達のツンデレ物語   作:スタンチッカ

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ふっ…ツンデレ美人の名前が知れるぜ!


僕と彼女と友達の自己紹介

僕の名前は、綾波 鹿江(あやなみ かのえ)

みんな知ってる、エ●ァのキャラクターと一緒の苗字。

生まれつきの金髪。

生まれつきの青い瞳。

容姿は、中の下。

成績は、並。

運動は、中の上。

まぁ、そこそこパッとする高校二年生だ。

とある事情で部活動には入ってない。

それについてはおいおい話す事にするよ、

でも、推薦で学級委員をやっている。……書記だけど。

選ばれちゃうぐらい、字がまぁまぁ上手だって事だね。

 

学校で授業を受けてー、

学級委員(書記)としての活動をしてー、

休みの日はゴロゴロゲームしてー、

と、やりたい放題なんだけど…。

 

今は、綺麗な桜並木の下、僕は学校へと登校していた。

 

「おっはよう、鹿江っ!」

「え、あ、うん。おはよう。双葉。」

 

いきなり声をかけられたから危うく鞄を落としそうになった。

意外とビビリなんだよ、僕は。

僕に声をかけたのは、幼馴染の

北条 双葉(ほうじょう ふたば)

北条建設の一人娘。僕ら庶民とは違い、お嬢様。

男女限らず人気者で、

剣道部に所属している。剣道で全国大会に行っただがなんだか…。

 

「今日もいい天気だなぁ、そう思わない? 鹿江」

「うん。春だからねぇ。もっといい天気に思えてくるよ」

「ふふ…。流石鹿江だ。」

 

双葉は軽く僕を笑う。

んー?僕、何か面白い事でも言ったかな。

そう思い、僕は首をかしげる。

 

「あ、鹿江。早くしないと遅れてしまう!」

「あぁ、本当だ、もうこんな時間。」

 

そう言って二人で顔を見やって

校舎に向かって駆け出した。

これが僕。綾波 鹿江 の毎朝の光景。なのである。

 

 

「おはよう、みんな」

「つがれたぁ……」

 

朝のダッシュは疲れるな。

双葉は運動部。僕は軽い運動不足。

そりゃあ、疲れるわな。うん。

 

「よぉ、おはよう。鹿江」

「うん…。おはよう、奏太」

 

彼の名前は、松栄 奏太(まつえい そうた)

彼もまた、運動部。

テニス部だ。確かこっちも全国大会に出場した。

中々の爽やかイケメンで、CCレ●ン357本分の爽やかさだ。

 

「つったれた顔してんぞ?大丈夫か?」

「いや、うん。大丈夫だけど…」

 

そう言って奏太は僕の頰をペチペチ叩く。

痛い、痛いよ、奏太。

君は見かけによらず、かなりの馬鹿力なんだから

痛いんだよ?

 

「…………」

教室の空気が変わる。

……これは、この高校一の美人さん。

佐倉 詩音(さくら しおん)が教室に入って来た感じだ。

詩音と僕は、小、中、高、と一緒の学校でまぁ、幼馴染だ。

詩音は、僕の元へとやって来て上目遣いで僕を見る。

 

「御機嫌よう。鹿江」

「おはよう、詩音」

 

詩音はニッコリと僕を見る。

僕は出来る限りの笑顔でそれに答える。

一回、これを無視したら酷いいじめにあったもんだ。

おぉ、恨みは怖いねぇ。

 

詩音は席につくや否や、

僕の机の中に何かをいそいそと入れている。

 

「あ、ごめんね。奏太。僕…やるべき事があって」

「おう!大丈夫だぜ、こっちも呼び止めちまってごめんな」

 

一応友達だから断りを入れて

僕は自分の席につく。

 

「何をしたの?詩音」

「当ててごらんなさい、鹿江」

「…………」

 

僕は黙って机に手を入れて、

中を探る。

出て来たのはシャーペンだった。

僕は黙って、シャーペンをノックする。

 

ノックした次の瞬間。

僕の手に電流が走った。

 

「くすくす、それ、今日一日、貸してあげるわ…www」

「いらないよ!こんなもんっ…!」

 

僕はそう言って机にシャーペンを叩きつけた。

 

これも、僕のいつも通りの朝。

 

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