"かそく"しながらゴッドフィンガー   作:鬼おに

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こっそり……バレテナーイバレテナーイ……
とりあえずできたのであげますが、出来に不満があるので後日書き直すかもです。


4:師匠は負けられない(大人気ない)

ザーザーと激しい雨が体に叩きつけられる。今は擬人化しているものの、元の体が炎タイプだからかとても冷たく感じるが、そんなことは意識の隅に追いやられている。俺の意識は目の前にいるルカリオへ向けられていた。

 

今日は、ルカリオとの挑戦の日。ルカリオが指定した決戦の地は、障害物が何もない平原。天気は生憎の雨だが、ルカリオはかまわないと言い平原に立っている。ならば、彼女の師匠である俺が弱音を吐いてパスするなんてありえないだろう。

 

「……ガウ!」

 

ルカリオが走り出す。それと同時に、体が白い光に包まれ気付けば彼女は俺の目の前に迫っていた。

チッ、電光石火か……!

 

人の体となったが、そのスペックはバシャーモの時と変わらないことは確認している。……なら!

 

「……っ」

 

電光石火の速さに任せて拳を付き出してくるルカリオ。そしてその拳に添えるように、炎が吹き出す右足を付き出す。

――ブレイズキック。バシャーモの代名詞の技だ。

 

突っ込んできていたルカリオは避けることもできず、ブレイズキックを直にくらう。……が、直前に標的を俺の足に変えたのだろう。電光石火をくらった右足が痺れて動かなくなっている。

……骨に以上はなさそうだが、捻挫程度のダメージは受けたみたいだ。

 

ブレイズキックの衝撃で吹き飛ぶルカリオに追撃するために、左足で踏み込み跳ぶ。そして、そのままにどげりを繰り出した。

 

「しっ!」

「……っ!!」

 

が、態勢を立て直したルカリオにギリギリで避けられてしまう。そして合わせるかのように拳が……グロウパンチか!

 

「がっ……!?」

 

にどげりを外した俺に避ける術はない。グロウパンチはモロにくらってしまった。

これでルカリオは攻撃力アップかよ……。やはりグロウパンチは強いな。

 

もう一度グロウパンチをしようと思ったのか、ルカリオが拳を構え攻めこんでくる。…この距離だとブレイヴバードは使えない。ブレイズキックやにどげりも隙が大きすぎて避けられるだろう。

 

――ならば!

 

 

右掌を後ろにおき、構える。拳が熱を持ち、ついていた水滴が蒸発し始めた。

 

思い出せ……あの、東方不敗の技を!

 

 

 

 

 

「ゴッド――――フィンガァァァァッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

26日目

天気:雨

 

昨日の戦いで気絶したルカリオが意識を取り戻しそうなので、そろそろ俺もここ(洞窟の拠点)から出ようと思う。

……うん。ゴッドフィンガーを持ってるからというわけでもないが、誰かの師匠になるっていうのも中々悪くない体験だったな。

 

またいつかここに来て、ルカリオに会おう。

それまで、元気でな。

 

 

 

 

 

 

 

30日目

天気:晴れ

 

アグノム(♀)がいた……

 

え? 何ここ。伝説ポケの宝箱なの?

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