もしもブロリー達がハイスクールDxDの世界に転生したら   作:JOJI

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第9話 至高の堕天使(笑)

ブロリー達は一斉に上を向く。そこに居たのは黒い翼を広げたナイスバディなエロい格好をしたお姉さんであった。

 

「ふぁ〜腐☆腐」

 

彼女を見たパラガスが気味の悪い笑い声を上げる。ぞろぞろと神父服に身を包んだ集団がブロリー達を取り囲む。

 

「アーシアが逃げ出したと聞いて急いで追いかけてみたら、まさか男とデートしてるなんてねぇ……。アーシアに妬いちゃうわ」

 

「夕麻ちゃん…」

 

「あれ? もしかして兵藤一誠君? あははは! あなたまだ生きていたのねぇ!」

 

「……」

 

「あなた、1度殺したはずなんだけど……もしかしてあなた、悪魔になっちゃったの? うわ、最悪…」

 

堕天使はイッセーを嘲笑する。

堕天使やら悪魔やら聞きなれない単語が飛び交う中ブロリーはアーシアの前に立ち、パラガスはナイスバディな堕天使のラインを凝視する。

 

「れ、レイナーレ様…」

 

すると、アーシアが見知らぬ名前を呟いた。状況からしてあの堕天使の本当の名前はレイナーレととるイッセー。

それにしても、アーシアがレイナーレ達の元から逃げ出した…つまりこいつらはアーシアの敵というわけである。今もブロリーの背中に隠れ怯えるアーシアの様子を見てそうとるブロリー。

 

アーシアに何をしようとしているのかは知らないが、アーシアが怖がっている奴らを消せばいいのか、そう思ったブロリーは密かに気を高める。

 

「アーシア、帰って来なさい。あなたの力は私の計画に必要なものなの。だから…」

 

レイナーレは手を振り上げる。

 

「無理矢理にでも来てもらうわ。」

 

ダッと駆け出してくる男達、それぞれライトセーバーの様な獲物を持ち、それを振り上げる。

 

イッセーも左腕に真っ赤な篭手をいつの間にか付けており、それで応戦する様子であった。

 

「アーシアは渡さねぇ!」

 

イッセーがその篭手で集団の1人を殴りかかろうとしたその時であった。

 

取り囲んでいた集団が何かによって吹き飛ばされる。

 

「うおっ!? 風!?」

 

イッセーもその何かに吹き飛ばされそうになるが、パラガスに掴まれて吹き飛ばされずにすんだ。

 

「あ、ありがとうパラガス先生」

 

「なーに、それより、離れていた方がいいぞぉ…」

 

「え?」

 

スっとパラガスの横を通り過ぎたのは緑色のオーラを放つブロリー。恐らく先程の風はブロリーの放つ気によって起こったもののだろう。。

 

「な、なに? 何が起きたの!?」

 

何が起きたのか理解できず空で狼狽えているレイナーレ。これを見るに実戦経験はかなり少なそうである。恐らく今まで自分より格下の相手としか戦っておらず、同格かそれ以上とは戦ったことがない口であろう。

 

哀れであった。いま、目の前にいるのは自分は愚か自分が心酔している者も捻り潰せそうな相手なのだから。

 

「おい、カラス野郎」

 

「か、カラス!? 」

 

「お前が何をしよかは知らないが……アーシアに何か嫌なことをするのはなんとなく分かった。」

 

「それがどうしたというの? その前にこの至高の堕天使である───」

 

「だから、貴様らを跡形もなく消し飛ばしてやる。アーシアが二度と怯えないようになァ」ニィ

 

そこには魔王も裸足で逃げ出すような悪魔の顔があった。ブロリーから放たれる圧倒的な殺気と威圧感…一般人なら一瞬で昇天しそうなものだ。

 

それを真正面で受けたレイナーレは一瞬で悟った。あいつはヤバいと、自分より上だと嫌でも理解できた。このままでは下の悪魔祓い共々文字通り消し飛ばされるであろう。

 

張り巡らされる思考回路の中レイナーレは、はっと過去の自分がもしもの時のためにしておいたことを思い出す。この間2秒弱

 

「この場で争っても私達への損害が大きそうね…」

 

「? よく分からんが、引くのかァ? なら、アーシアの前に二度と顔を出さないと土下座したら許してやらんでもないぞ? 俺は優しいからなァ…フフフッ」

 

「フフッ…私は至高の堕天使よ…? 貴方のような下賎な輩に頭を下げるとでも…?」

 

「なに…?」

 

かなり高度煽りなので言葉の意味を理解出来なかったが、なんとなく馬鹿にされたのを感じ取り青筋を浮かべるブロリー。

 

「あなた達相手に逃げるのは癪だけど、時間が惜しいのよね…ここは引かせてもらうわ……───アーシアを連れてね」

 

すると、アーシアが光に包まれる。

次の瞬間アーシアがレイナーレの手元に現れた。アーシアもひどく狼狽している。

 

「どういう事だこれはァ!?」

 

ブロリーが声を荒らげてレイナーレに怒鳴ると、レイナーレは薄く笑って答える。

 

「もしもの時のために強制転移のマーキングをしておいたのよ。いらないと思っていたのだけれど、仕掛けておいて正解だったわ。」

 

「……?」

 

「ブロリー、転移とは一瞬で物を移動させるという意味だ。」

 

「なにィ!? 貴様、天才か!?」

 

「いや、褒めるところじゃないと思うのだが…?」

 

驚くブロリーを無視してレイナーレは魔法陣のようなものを展開する。

 

「じゃあね、計画も大詰めなの」

 

「っ!? 待て、話せば分かる! 交渉をっ!?」

 

そう言いながらブロリーは気弾を放つも、微かな差で転移の方が早く、命中することは無かった。

 

レイナーレの転移が終わったあと、周りに倒れていた悪魔祓い達もいそいそと転移して消えていった。

 

 

 

 

 

 

「クソォォォォッ!!」

 

ブロリーは気を解放しレイナーレの跡を追うため飛ぼうとする。

 

「落ち着けブロリー! 闇雲に追うのは危険だァ! もっと情報を集めてからでも遅くはない! 」

 

「うるさァい!」

 

「DORッ!?」

 

ブロリーを止めようと立ちはだかったパラガスであるが、簡単に吹き飛ばされるパラガス。

 

「うぅ…追うにしてもブロリー、アーシアの場所はわかるのか?」

 

「……ぬぅ…」

 

最近気の感知を覚えたブロリーであるが、アーシアの気が小さくどれがどれだが、分からないでいた。しかし、無駄にわかりやすいレイナーレの気なら感知できた。

 

「フフフッ、親父ぃとあろうものがあのカラスの気の事を忘れるとは情けない。俺はアーシアを助けるために出撃する。親父ぃは家に帰ってのんびりミルクでも飲んでいるんだなぁ!」

 

そう言うとブロリーは飛び去って行った。

 

「と、飛んだ…」

 

それを呆然と眺めるイッセー。

 

(ブロリー、気づいていないのか…?)

 

レイナーレより飛び抜けて強い気を放つ者達の事に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず今日はここまで

さぁ次回のもしブロはぁ〜?

レイナーレを追って教会に辿り着くブロリー、迎えくる刺客達をバッサバッサと投げ倒し、アーシアとさを救おうとする…しかし、影の奥から奴は現れる…!

次回 第10話 クズロット現る…!?

デュエルスタンバイッ!!
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