もしもブロリー達がハイスクールDxDの世界に転生したら   作:JOJI

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どうもお久しぶりです。ダークソウルにハマってしばらく帰れなかったブロリコンでございます。プレステ4を金的問題で買えず好きなダークソウルシリーズを断念したあの日からはや2年。ついにSwitchでリマスターが発売されてガチでやりこんでいます。正直Ps3のダークソウル2以来なので操作がなれませんが元気にやってます。

そして雷派生にする予定で頑張って育てたアヴェリンを間違って結晶化してしまいかなり死にそう




第31話 知ってた? この小説ブロリーが主人公なんだぜ?

視聴室

 

「何だかこの回に入って俺達の出番減ってないか? 最初の7話以降出番どころか名前すら出なかったぞ。」

 

「完全に空気ですね。」

 

薄型テレビの前でお茶の間を開いてくつろいでいるブロリー一行。

 

「というかこれ俺達が主人公なのかァ? 本編主人公のイッセー達をサポートする系のキャラじゃなかったのかァ?」

 

「違いますよブロリー様、これはあなたの転生物語です。」

 

「そーなのかァ」

 

「俺達の最後の出番からもう5ヶ月は経っているぞ。流石にスマホの前の読者諸君は俺達の小説ってこと忘れているんじゃないのか?」

 

「確かにですね…いったいうp主は何をやっているのやら。」

 

「そういえば、うp主君曰く最後にブロリー君の出番を予定しているらしいよ。」

 

「まじかァ!? やったァァ!」

 

「良かったですねブロリー様。」

 

さりげなく会話に混ざるサーゼクス。

 

「あの〜」

 

「あ、みかん貰いますね。」

 

「あ! モアァ! それは俺のだァ!!」

 

「早い者勝ちです。 あら、美味しい」

 

「チィ! ポーピー」

 

「ウワァァァァ!!」

 

「まぁ落ち着けブロリー。俺のをやるぞぉ!」

 

「うぉ! 親父ありがっとぉぉぉ!」

 

「ちなみにそれ、デスソース入だ☆」

 

「ブォホォ!?」

 

「ファハッハッハッハァァ!」

 

「ふざけんなよオッサン!!」

 

「DOOR!?」

 

「あの〜」

 

「やめろ!ブロリー! 落ちつけぇ!」

 

「ははははは! 面白いねぇ君達」

 

「あの!!」

 

「へぁ!?」

 

「DOOR!?」

 

やっとアーシアの呼びかけに気づいたブロリー達

 

「何だァ?アーシア」

 

「あの…カメラ…回ってますよ?」

 

「「「ゑ」」」

 

 

 

 

「ほぉ、あの悪魔君やるねぇ。とても何週間前に悪魔になったばかりとは思えない動きだ。」

 

「当然です。ブロリー様が徹底指導をしましたからね。」

 

「ふHAHAHA!! 今のイッセーなら焼き鳥野郎も敵ではない! 」

 

「イイぞぉ! あの焼き鳥をこの世から消し去ってしまえぇ!」ピロロロロッ

 

「頑張ってください皆さん!!」

 

大画面のテレビを前に盛り上がるブロリー一行。まるでワ〇ルドカップを応援しているような熱を感じる。いや、ワールドカ〇プを超えているだろう。てか、ワール〇カップって何?

 

「それでも妙だね…」

 

「えぇ…」

 

モニター(テレビ)を見てモアとサーゼクスとパラガスがライザーの戦い方を見て思う。

 

「彼はあんな性格だけどレーティングゲームの腕は一流だ。例えリアスが相手でもあんな力だけで押していくような戦いはしないはずだが…」

 

「一応ライザーという悪魔について調べましたが、どの資料にも慎重にだが確実に相手を追い詰めていき、そして豪快なスタイルでした。無意味な捨て駒もしません。」

 

「そうか…だが、ただ単にリアス達を舐めて油断して戦った可能性もあるはずだ。今はただ見守るとしよう。」

 

「そうですね。」

 

「……(悪魔の情報を調べるのはそう容易いものじゃない。それもフェニックス家程の大物になると僕達魔王の情報門でも掴みづらい。ついこの前悪魔の存在を気づいたと聞いたが相当前に知っている可能性があるね。私の優秀な部下が彼らの情報を何一つ調べあげることが出来なかった…この人達はいったい…興味深いね…)」

 

先程からサーゼクスがモアを熱い視線で見ているが気にしてはいけないと思い特に触れないモア。そして映像は終盤へ差し掛かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「もぉう許ざんぞぉぉぉお!! こうなったらフルパワーで貴様らを灰にしてやる!! 簡単にリタイアできると思うなよぉ!」

 

ライザーから放たられている熱が一気に爆発する。この場の気温が一気に上がり夏場の埼玉県とは比べられない気温になりその場から抜け出したい衝動に駆られる。男子は股間のところがムラムラし女子は汗で制服が透ける。

 

「あいつどんだけの熱量放ってんだよ…俺たちを熱中症にさせる気か!?」

 

「熱中症どころじゃないよイッセー君!」

 

「…帰りたい」

 

「心が折れるの早すぎるよ小猫ちゃん!」

 

夏場の中暖房を付けているような暑さに早くも心が折れそうなイッセー達。このままではいけないと木場が先行し仕掛ける。黒い魔剣を創りライザー目掛けて振る。しかしバチィ!と音を立てて何かに阻まれるようにライザーの肩辺りで剣が止まる。

 

「なっ!?」

 

「ハハァッ!」

 

ライザーの拳が木場の剣のガードを貫き顔面を貫いて吹き飛ばす!

 

ドゴォン!!

 

「「「「木場!!(先輩! 君!)」」」」

 

「すみま…せん…」

 

『リアス様の『騎士』1名、リタイア』

 

ここでリアスチームのツッコミ役木場がリタイア。遠距離型かと思ったがパワーも相当なようだ。

 

「てめぇ! よくも木場をォ!」

 

イッセーが怒りで1人で突っ込む!

 

「イッセー! 危険よ!」

 

「イッセー先輩!」

 

小猫もイッセーのあとに続く。

 

「あいつはイケメンが取り柄なんだ! その取り柄を潰そうとしやがって! ぜってぇ許さねぇ!」

 

(((それは怒ってるの? 蔑んでるの?)))

 

『Burst!!』

 

「行くぜ!」

 

ドッ!とイッセーの筋肉が盛り上がりつんつん頭がさらにつんつん力を上げる。蒸気なんかが体から発せられオーラが増す。名付けてムキッセーモード

 

「なっ!?」

 

その変化に流石にまじかで変身されて少したじろぐライザー。その隙にイッセーは攻撃に入る!

 

神器を纏った左手をグッと握りしめ魔力をその手に集め

 

『Explosion!!』

 

神器で強化しそれをライザー目掛けて振るう。

 

『DRAGON!! SMASH!!』

 

腰を入れた見事な重いパンチがライザーに命中する。それはただのパンチではなく少しだけの魔力が凝縮され、それが一気にパンチ共に炸裂する。

放出されたイッセーの魔力はエネルギーの波のの様にライザーを飲み込み吹き飛ばす!

 

「ハッハッ! どんなもんじゃrs!?」

 

「「「イッセー!(君! 先輩!)」」」

 

イッセーが突然体を抑えて膝を着いた。ムキッセーモードも切れて身体から蒸気のような煙がシュゥーと音を立てる。

 

「身体に負荷をかけすぎたようだな…。神器に覚醒したてがあれほど神器を使ったんだ。むしろよく持った方だ。」

 

「くそ…動けぇ…!」

 

身体に力を入れようとするが逆にバランスを崩して倒れてしまう。

 

「ははははは! 今代の赤龍帝はハズレの様だなぁ! 全くもって無様だ!! 」

 

ライザーはイッセーを貶しながら蹴り飛ばそうと足を振り上げる。が、それは空振りに終わった。

 

「イッセー先輩はやらせません。」

 

間一髪のところで小猫がイッセーを抱えて避けたのである。言っちゃえば立場逆。

 

「小猫ちゃん…」

 

「雷よ!」

 

「はぁ!」

 

ライザーへ轟雷と禍々しい魔力の弾が飛来する。どんな悪魔でも消滅してもおかしくないがライザーはあれくらいじゃ消滅はしないだろう。直ぐに再生するだろう。

 

「学習しないなお前らは…俺にはどんな攻撃も通用しない。この不死身の前では全てが無力だ! いい加減リザインしろリアス。それとも眷属と共に仲良くおねんねしたいか?」

 

「誰が!」

 

無数の消滅の魔弾がライザーめがけてぶち込まれた。

 

「知っているわよ…あなたにはこんな攻撃なんて効かない…倒せないくらい。」

 

「なら」

 

「だけど! ここでリザインしたら、こんな不甲斐ない王のためにボロボロになりながら頑張ってくれた下僕達に合わせる顔がないじゃない!」

 

「「部長…」」

 

「リアス…」

 

「だから、あなたが折れるまで撃つのを止めないわ…!」

 

「…残念だよリアス…君がそれほどまでに馬鹿だったなんて…いいだろう俺も本気でやってやる…!!」

 

空間が捻れるような空気がひろがり、常人ならばその場にいるだけで吐き気を覚えるだろう。

 

先に仕掛けたのは小猫、ライザーとの距離を一気に詰めて全力のパンチを打ち込む。しかし、

 

「どうした? 先程までの威力が全くないじゃないか。」

 

「くっ!」

 

小猫のパンチは平然と受け止められ、逆に膝蹴りをくらってしまう。

 

「貴様には先程の仮があるからな。これでは終わらんぞ…ッ!」

 

ライザーがさらに追撃をしようとするが朱乃の雷に邪魔をされる。

 

「させないですわ。」

 

「…先に厄介な貴様からだな雷の巫女」

 

炎の玉を朱乃目掛けて放り投げるライザー。

 

拡散する太陽(ショット・フレア)

 

ショットガンのように拡散し広範囲で爆発を起こすライザーの攻撃。当然魔力でガードする朱乃だが、煙の向から突然飛び出してくるライザー

 

「想定内ですわ!」

 

前もって溜めておいた雷をライザーに向けて放つ。確かに朱乃の雷はライザーを貫いた。しかし、そのライザーは炎へ姿を変えて消える。

 

「なっ!?」

 

「かかったなアホがァ!」

 

朱乃の後ろへ回り込んだライザーが朱乃の背中に手を当てる。

 

「しま!?」

 

ドォォォンッ!!

 

「大人しくベットでミルクでも飲んでるんだな。」

 

「「朱乃(先輩)!!」」

 

「ごめん…なさい…リアス…」

 

『リアス様の『女王』1名、リタイア』

 

「そんな…くっ!」

 

「さて、お次は…」

 

ライザーの視線が小猫へ移る。

 

「ッ!」

 

「小猫!」

 

「おっと」

 

リアスがライザーへ攻撃を仕掛けようとした時、リアスの周りから炎が巻き上がりリアスを閉じ込める。

 

「こんなもの!」

 

リアスは魔力弾を炎へ撃ち込むが、一瞬だけそこに穴が開くが直ぐに閉じてしまう。

 

「しばらくそこにいてもらおうかリアス。のんびり自分のミルクでも飲みながら君の大好きな眷属がボロボロになる様を見ておくんだな。」

 

「ライザー!!」

 

「さてsr」

 

ボコォ!と音を立ててライザーの顔面に小猫の拳がめり込む。しかし、その手をライザーに掴まれる。

 

「お、驚いたな…。まだそこまで動けるとは…流石タフなだけあるなリアスの眷属は…。」

 

「あなたには言われたくありません!」

 

小猫が蹴りを入れると同時にライザーのパンチが小猫へ入る。

 

「くっ! はぁ!」

 

小猫は怯むことなくライザーへ追撃を行う。パンチキックのラッシュを打ち込みライザーに攻撃を与える隙を作らせない。が、

 

「鬱陶しい!!」

 

ライザーの渾身の膝蹴りが小猫の腹へ決まる!

 

「かはっ!?」

 

「はぁ!」

 

ライザーの炎が至近距離で爆発する。

 

「小猫!!」

 

ボロボロになった小猫が地面に転がる。

 

「くっ! うぅ!」

 

しかし、小猫はまだ立ち上がろうとする。その目には強い意志が込められていた。

 

「ほう、しぶといな。流石リアスの『戦車』なだけはある。」

 

「負け…ない…!!」

 

「だが、これで終わりだ。」

 

ライザーは巨大な炎の玉を作り出し、それを小猫へ投げる。

 

「避けなさい小猫!」

 

「くっ! ぅ!」

 

そこから動こうとするが、体が上手いこと動いてくれず、そこから離脱するのが遅れてしまった。

 

しかし、その炎は紅い拳に打ち砕かれる。

 

「それ以上、後輩をいじめるのは辞めてもらおうか不審者。」

 

 

 

 

 

 

 




2日ぐらい頑張って書いたので結構普段より長めでございます。え? いつもこれくらい頑張れって? だが断る

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