もしもブロリー達がハイスクールDxDの世界に転生したら   作:JOJI

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期末テストダルすぎてもうやだ…


第34話 漢は背中で語る

少し前の視聴部屋

 

「うぉぉぉぉおおッ!! イッセー頑張れぇぇぇえええッ!!!!」

 

「イッセーさん! そこです! そこそこ! よっし!」

 

応援に熱が入りいつの間にか用意したリアスチームLOVEと背中に書かれたピンク色のはっぴを試着しサリウムを両手に振り回して応援する超サイヤ人(フルパワー)状態のブロリー。その横でブロリーに影響されたかサリウムを両手に握って応援するアーシアの姿もあった。テレビ中継の方はこちらに独占されており他はモニターで大人しく見ている。

 

「『禁手化』ですか、なかなか興味深い物ですね。」

 

「イッセーの気が著しくアップしている。あの鎧もただの鎧では無さそうだな。」

 

モアとパラガスはイッセーの禁手化にかなり興味を示しているようだ。

 

「どうやら赤龍帝ドライグの力で一時的に『禁手化』を成功させたようだね…あの状態は10秒と持たないようだ…。」

 

「しかし、両方ともスピードが桁違いに上がっていますね。映像が追いついていません。」

 

そして、決着は直ぐに着きイッセーの勝利となった。

 

『竜拳!! 爆発ッ!!』

 

「ウォォォオッ!! イッセーッ!!」

 

「やりましたね! ブロリーさん!!」

 

「イェイッ!!」

 

興奮が絶頂に達し気が高まるブロリー。はっぴとサリウムが弾け飛びテレビが大破する。

 

「さっそくぅ!イッセー達をで向かいに行くぞぉ! あとに続けアーシアァァ!!」

 

「はい!」

 

「グレイフィアからは学校では変態くん呼ばわりと聞いていたけれど、かなりカッコイイ感じだねぇ。」

 

「普段からあんなかぁんじならば夢のハーレム王も夢じゃないんだがな…」

 

「えぇ、そうですね…」

 

それぞれ部屋を出ようとパラガスが手をドアにかけた時だった。ばんと大きな音を立ててドアが開かれた。

 

「Doorッ!?」

 

ついでにパラガスが扉にぶっ飛ばされた。

 

「サーゼクスッ!!」

 

慌てて飛び出してきたのはグレイフィアさんであった。いつも落ち着いている彼女が珍しく目に見えて焦っている。これはただ事では無いことが明らかであった。その様子を見てサーゼクスも少し驚いた様子であった。

 

「何がったあったんだい?」

 

「それが、レーティングフィールドを何者かに支配されたようです!」

 

「なんだって!?」

 

「どういう事だ?」

 

鼻を擦りながら立ち上がったパラガスがサーゼクスに質問する。

 

「話は管理室に移動してからしよう。」

 

足で移動する時間すら惜しいようで転移で管理室に移動する。そこではモニターが沢山あり、数人の悪魔達が魔法陣を開きその魔方陣に向かってパソコンを打っているかのように指を動かしている光景である。モニターにはライザーとイッセー達が戦っていた。

 

「っ!? 何故まだ戦っているんだ? 決着は着いたはず!?」

 

「パラガス様、どうやらライザー様は正気ではないようですよ。」

 

パラガスがいち早くその様子に気づいて声を出して驚く。それに続いてモアがライザーの様子について指摘する。

 

「どうやら何者かによって洗脳され、パワーを底上げされているようです。今のイッセー様たちでは危ないですよ。」

 

「魔王クラスの魔力であの場を支配され、こちら側からの進歩が不可能になっています。今、解析を行い進歩できるように全力を注いでいますがあちらの方がかなり上手の方で…」

 

「分かった、私が変わろう。」

 

サーゼクスが魔法陣を開いてその中に両手を突っ込みまさぐる様な動きをする。

 

「これは…確かに凄く厄介だね。相手はかなり魔法に長けてるようだ。」

 

「どうだ?」

 

「そうだね。結論から言うと支配権をこちら側に上書きすることは可能だ。しかし、少し時間がかかりそうだね。その間にリアス達が持つかどうか怪しい。」

 

「なにぃ!?」

 

「そこでだ。ブロリー君にお願いがあるんだ。」

 

「はい…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フHAHAHAハハッ!! イイ気分ダ…今ナラナンダッテデキソウダ…。ニヒィッ!」

 

『黒炎の残光』

 

ライザーが縦に腕を振るうと黒い炎の飛沫が縦に放たれイッセー達に迫り来る。

 

「くっ!」

 

イッセー達は横に飛んで避け難を逃れたが、後ろにあった壁を突きつけて倉庫を斬り裂いた。当たれば即死だろう。

 

「おい!どうしたんだよライザーッ!!」

 

「アHAァッ!!」

 

今度は黒い炎の塊をイッセー達に投げ飛ばす。しかし、それはリアスの消滅の魔力弾によって消し飛ばされる。

 

「元々まともじゃなかったが、アレじゃ完全に正気失ってるな。」

 

『洗脳をされているようだな。』

 

「ドライグ、アイツを元に戻す方法ってあるか?」

 

『ある。』

 

「それは?」

 

『アイツをまた眠らせる事だ。』

 

「どうやって?」

 

『拳で』

「詰んだ」

 

現状あいつを元に戻す方法はなしという事になる。さらにパワーアップするとかどんだけしぶといのよって話。

 

「洗脳されてるって誰にだよ…」

 

『分からん…だが、洗脳の力が桁違いだ。フェニックスの炎を汚すほどの力を持っているということは魔王クラスの魔術師の可能性があるな。』

 

「それってヤバいの?」

 

『めちゃくちゃヤバい。』

 

「詰んだ。」

 

正直に言って今すぐにでも頭抱えて逃げたいと思うイッセー。話している間もライザーの攻撃は止まず、避けるのに精一杯である。

 

「一応聞いとくけどもう一度『禁手化』はできないのか!?」

 

『無理だ。』

 

「デスヨネー!」

 

「どうやら助けを待つしかないようね。」

 

「時間稼ぎ」

 

もはや、新校舎は見る影もなくぶっ壊れやり過ごす場所も無くなってくる。すると、ライザーは炎ブッパを止め体に黒い炎を纏って突撃してきた。

 

「チョコマカ動クンジャネェ!当タラネェダロウガ!」

 

「当たったら死ぬでしょうが!!」

 

黒い炎を纏ったライザーがイッセーに突進を仕掛け、イッセー はギリギリを攻めて避けて逃げるがライザーはありえない程の直角カーブでイッセーとの距離を離さずむしろ縮めて来る!

 

「ファッ!?」

 

イッセーの身体が悲鳴をあげるが気合いで体を動かし走る。

 

「そこよッ!!」

 

「魔動拳ッ!!」

 

そこに小猫とリアスの魔力がライザーにぶち当たる。ライザーは怯み、小猫とリアスを睨みつける。

 

「邪魔ダ!小娘ェッ!!」

 

豪速球の特大の黒い炎の玉がリアス達に迫り来る。先程の攻撃の反動か直ぐに動けず反応が遅れた。

 

「「しまっ!?」」

 

『Boost!!』

 

「でぁッ!」

 

『Explosion!!』

 

『ドラゴン・ショットッ!!』

 

イッセーのなけなしの魔力で放った攻撃がライザーの炎を消し飛ばす。リアスと小猫は難を逃れたが、そこでイッセーの身体が力尽きて、膝を着いた。

 

(やべぇ、もう身体が動かねぇ。)

 

「HAHAHA! ヤット殺サレル覚悟ガデキタカ!」

 

「イッセー!!」

 

リアスと小猫がライザーに魔力を放つがライザーの炎で一喝され足止めにもならない。

 

「させない!」

 

小猫がライザーにタックルを仕掛け歩みを止める。

 

「イッセー先輩はやらせない!」

 

「邪魔ダァ!」

 

ライザーのパンチを紙一重で躱して見事に蹴りが入る。がしかし、その逆に足を掴まれて引き込まれぶん殴られる。

 

「かはっ!」

 

「小猫!」

「小猫ちゃん!」

 

「安心シロ、アノ小僧ノ後ニ二人仲良クアノヨ世ニ送ッテヤル。ソノ後ニ俺ヲコケニシタアノ木偶の坊モナァ!」

 

「木偶の坊? ブロリーの事か…?」

 

「ソウダ…アイツダケハコノ手デ殺サント気がスマンッ!! 」

 

「…はははははっ」

 

「何ガオカシイ?」

 

「いや何、お前じゃ絶対無理だって思ってさ…」

 

「ナンダト!?」

 

イッセーがよろよろと立ち上がりライザーを睨めつける。

 

「今のお前でも天と地がひっくり返ってもブロリーには勝てねぇよ。この命を賭けてもいいぜ?」

 

「ホウ…今ノ俺ノ力ガ分カランノカ?」

 

「分かんねぇな? 炎がちょっとカッコよくなったくらいじゃねぇの?」

 

「貴様…ッ!!」

 

「俺の目指す背中がてめぇなんかに負けるわけねぇんだよ。」

 

「貴様…トコトン俺ヲ怒ラセタイらしいナ?」

 

すると、イッセーが何かに気づいたように微笑み神器を解除する。

 

「なぁ、ライザー。賭けをしないか?」

 

「ナンダト…?」

 

「今のお前がブロリーに勝てるかどうか。俺の賭け物は俺の命とブロリーの命。お前の賭け物は…そうだな…お前のボコボコにされた顔写真でいいや。」

 

「貴様…ドコマデモ俺をコケにするカァ!?」

 

「俺のダチがこんな大イベントを見逃すわけがないもんな…なぁ? ブロリー。」

 

すると、ライザーの後ろからギュピ、ギュピという足音が聞こえる。

 

「はい…」

 

「ナッ!? 貴sr」

 

言葉を発する前にライザーは巨大な拳に顔面を鷲掴みにされ、空中に投げ飛ばされる。

 

「フフフフッ、やっと俺の出番だァ!」

 

ブロリーは既に超サイヤ人(フルパワー)となっておりむき出しの筋肉をムキッと主張する。その服?は前世に着ていたものだった。ブロリーは空中でガンつけているライザーに向けて指をさして死刑宣告を言い渡す。

 

「まず、お前から血祭りに上げてやる。」

 

 

 

 

 




次回、ライザーの運命が決まります。
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