もしもブロリー達がハイスクールDxDの世界に転生したら   作:JOJI

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なんか、気分転換に新作でも書こうかなーて思い始めたこの頃、ブロリーばっかりだと頭の中ブロリーばっかりになりそう。新ブロリーの可愛さに戸惑いを隠せずにはいられなかったぜ。しかし、俺は旧ブロリーを貫く者なり。新ブロリーに浮気したブロリストなどブロリストに非ず。あ、新ブロリーのIF系はどんどん受け付けてますよ?


月光校庭のエクスカリバー
第36話 始まりの剣


ライザー騒動はもう遠い昔となり、夏休みが目の前に迫ってきたこの頃。ブロリーは体育のテストに悩んでいた。正直、力加減が難しいのだ。この世界に来てから学ぶことが多く、そして学ぶ事に強くなるブロリーにとって人間レベルに合わせて走ることさえ難しくなってきた。ブロリーが本気を出せば人類の数々の世界記録を一瞬で塗り替えることさえ簡単なのである。

 

しかし、そんなことしてしまえば学校生活所の話ではなく、いろんな方面から引っ張りだこだ。なので今、手加減レベルを設定中である。そして、ブロリーの番が来た。

 

「おい、ブロリー…今日は負けねぇからな。」

 

「フハハハッ! 松田ァ程度のパワーで、この俺を超えることはできぬゥ!」

 

元陸上部の松田は体育の時だけ真面目である。変態な方向には知らずに爽やか系スポーツ男子を貫けば女子からの評価もいい方向に行くと思うのだが…。

 

「熱くなりすぎてうっかりコケるなよ〜。」

 

体育の担任はパラガスである。すっかり先生が板に着いてしまったが視線は隣で柔軟をしている女子に釘付けである。

 

「先生も女子ばっか見てねぇでちゃんと記録してくださいよ!」

 

無事、ブロリーは50メートルを人間レベルに合わせて走り切った。もちろん松田には勝った。あとは待つだけなので少し離れて芝生に横になる。昨日は新発売のス〇ブラSPをやり込んで寝不足気味なのだ。しかし、いつブロリーはス〇ブラに参戦できるのだろうか。いっそ任〇堂に殴り込みにでも行こうかと考えながら空を眺めていると何かが近づく気配があった。

 

「にゃ〜」

 

それは小さな黒猫であった。その黒猫は徐々にブロリーに近づいてきて、ついにブロリーのお腹に頬を擦り寄せ、そして丸くなって寝ようとしていた。その姿を見て、この世界に来たばかりの頃を思い出した。あの頃は右を左も分からず、そこらを散歩していた時、負傷していた白猫を拾った事がある。かなり衰弱していたがタコの科学技術によりなんとか無事に回復して元気になったが、1週間たった時ふらっといなくなってしまったのだ。猫は気まぐれと聞いたことがあるので仕方ないと割り切ったが、未だにちょっと心残りである。

 

「かわいいなぁ…このまま眠りに落ちたいところだァ。」

 

その1週間の間、ブロリーはその猫をすごく可愛がっていてすっかり猫派にされてしまった。そのことを思い出すと懐かしくなってついその黒猫を撫でた。黒猫は震えるように、しかし嬉しそうな仕草で体を震わせる。親父に頼んで猫を買って貰うのも悪くないなと思うブロリー。

すると、またもやブロリーに近づく気配があった。

 

「………ブロリー先輩は猫が好きなんですか?」

 

隣から小猫の声がしたのでブロリーは猫を気遣いながら上半身を立たせた。ブロリーの左側の芝生に体操着の小猫がしゃがみながらブロリーを見ていた。

………狙っているのか、アングルが異様な程に際どいのはきっと気のせいだろう。

 

「はい……。少し前に怪我をした猫を1匹拾って少し面倒を見ていたのだが、勝手にどっか行ったきり帰ってこなくなったのだぁ。可愛がっていたんだがなぁ…」

 

「……先輩はその猫のこと、どれくらい好きだったのですか?」

 

「んー、親父ぃ以上。『ゑゑゑ!?』」

 

「…そ、そうなんですか…」

 

それを聞いて小猫の顔が少し赤くなる。なにか困らせること言ったかな、と思うブロリー。

 

「………先輩は、その猫に帰ってきて欲しいですか?」

 

「はい…。」

 

「……そう…ですか…。」

 

小猫は少し寂しそうにそう呟いた。なぜ小猫が寂しそうな表情をするのか、この時のブロリーには何を意味しているのか分からなかった。

 

 

 

 

────放課後──

 

 

本来ならいつもの部室でジャプソの最新刊を読む所だが、今日はあいにく旧校舎の耐久確認とやらで使えず家で読もうと思ったが、皆がイッセーの家で集合するらしくブロリーもそのノリに合わせて兵藤家にお邪魔させてもらった。部活の担任であるパラガスは資料をまとめるのに忙しいらしいので来れなかった。まぁ、どうでもいいが(ゑゑゑ!?)

 

イッセー達は今、その月の悪魔稼業の契約者数についての結果発表をするらしい。

 

「じゃあ、今月の定例会議をするわ。まずは契約者数から…朱乃11件、小猫10件、祐斗8件よ。」

 

「おお! 流石、姫島先輩と褒めてやりたい所だァ!」

 

「……あと、1歩届かず……。」

 

「そして、イッセー…0件」

 

「うっ…」

 

「フハハハッ! 所詮、クズはクズなのだァ。」

 

「うっせ!」

 

「頑張って契約を取らないと、上級悪魔への道はますます遠くなるわよ?」

 

「面目ありません…。」

 

「イッセーさん!次は頑張りましょう!!」

 

「ああ! 来月こそはトップを目指します!」

 

ガッツポーズをして闘志を燃やすイッセー。そこへ、イッセーのお母さんがやってがやってくる。お茶と何かの本を持ってきた。

 

「ま、まさか…お母様それはっ!?」

 

「ええ、イッセーの成長アルバムよ♡」

 

「くっ!」

 

イッセーはそのアルバムを取り上げようと立ち上がろうとした時

 

「祐斗」

 

「…ごめんね、イッセー君。女の子は怒らせたら怖いから」

 

「HA☆NA☆SE HA☆NA☆SE HA☆NA☆SE!!

 

木場がイッセーの関節を極めて動かせないようにする。

 

「木場、貴様ァ!?」

 

「イッセー……悪いとは思うけれど、前からその存在が噂となっていた伝説の超写真集を前にすれば、私は我慢ができないの」ゴゴゴゴ

 

「な、なんでやつだァ…」

 

「あ、悪魔たん…」

 

 

 

 

───

 

 

「見て! これは小学生の時のイッセーよ」

 

お母さんを中心にイッセーのアルバムを見るリアス達。今見ているのはおそらく風呂上がりのイッセーが全裸で牛乳を飲んでいる写真である。イッセーは部屋の隅で体育座りでうずくまっている。

 

「もう誰も信じられない…」

 

「小さいイッセー、小さいイッセー!」

「あらあらふふふ、ちっちゃくて可愛らしいですわぁ。」

「フハハハッ! イッセー可愛いじゃねぇかコノヤロー!」

 

「くそー、お母さんめ…余計なもの持ってきやがって」

 

「ははは、いいお母さんじゃないか。」

 

「どこがだよ! 裏切り者ー!」

 

木場はリアス達とは別のアルバムを見ながら悲しげに呟いた。

 

「いいよね…家族って…繋がっている感じで……羨ましいよ…。」

 

「? そう言えば木場って─」

 

「っ!?」

 

木場があるページを見た途端、目の色が変わった。

 

「イッセー君、この写真は何かな?」

 

木場が指をさして見せたのは、8歳くらいのイッセーと男の娘が暖炉の前で一緒に遊んでいる写真だ。

 

「あぁ、この男の子は近所の子でさ。よく遊びに来てたんだけど親の転勤とかで海外に行っちゃってさ…名前はなんて言ったけか…」

 

「ねぇ、イッセー君。この剣に見覚えはある?」

 

と、木場が指を指したのは暖炉に飾ってある剣であった。

 

「…わかんねェ。なんせ昔のことだからさ、この剣がどうしたんだ?」

 

「そうか……こんな偶然もあるんだね…」

 

まさか今回の一件が、このなんの変哲もない写真から始まるなんて…誰も予想はできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よう、早いな木場。」

 

今は夜中でグレモリー眷属はある悪魔からはぐれ悪魔の討伐の依頼を受け、ある廃工場の跡地に来ていた。そこには自我を失った凶悪なはぐれ悪魔が潜伏しているらしく、早めに来ていた木場とイッセーしかいないが、今回は保険としてブロリーとアーシアに来てもらう予定らしい。そのことから察するに、今回の相手は相当やばいらしい。ちらっと聞いた話では上級悪魔も殺した相手だとか。

 

しかし、今日の木場の様子は少し変でずっと上の空状態である。今もイッセーのといに答えずじまいだ。

 

「おい、木場…今日は帰るか?」

 

「……いや、大丈夫だよ。はぐれになんて遅れはとらない…。」

 

木場はそう言うと一人で廃工場に入って言ってしまう。まだリアス達が来ていないのに、いつもの木場からは考えられない行動だ。

 

「おい! 木場!! 部長達はまだだぞ!」

 

「…やることは一緒だよ。先に片付けてしまおう。」

 

と、それを言い残し廃工場の中へ入ってしまう。まだリアス達は来る気配がなく、必然的に木場を止めなければいけないのはイッセーである。

 

「くそ、待てよ木場!!」

 

イッセーは赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を顕現し、木場の後を追いかける。工場の中は埃に包まれてて視界が悪く鼻がツンとするような異臭も漂っていた。

 

かなり戦うには場所が悪く、相手がどんなやつかなんて分からないまま飛び込むのはやはり自殺行為だ。今の不安定な木場が戦えば危険である。急いで追いかけるが既に遅く、木場は剣を抜き工場の中心にたっていた。

 

「さぁ、姿を表しなよ。僕が相手だ。」

 

「なっ、馬鹿!」

 

木場は無表情なまま剣で風を切り、潜んでいるはぐれ悪魔に挑発するように言い放つ。

すると、物陰から巨大な影が現れる。

 

「カッカッカッ、何が来たかと思えば下級悪魔の小僧とは…舐められたものだな…。」

 

現れたのは3メートルにも差し掛かる巨大な体に、筋肉隆々のマッチョマンの変態であった。顔は鬼のようなごつい顔で上半身は獣のようなもっさもっさに黒い毛を生やし下半身は羊のような蹄の歩きにくそうな足。いかにも強そうな見た目で魔力も木場とイッセーを合わせても半分以上もある。知能も高そうだ。

 

「これ、やばい奴じゃね?」

 

「君がはぐれ悪魔、チーンコーンだね。さぁ、君を殺すよ。」

 

「はっ! どの口がほざくか…そんな細腕でこの俺を殺すだと? 下種が…」

 

「フッ!!」

 

油断している隙に木場が一気に仕掛ける。木場の魔剣ははぐれ悪魔の顔を斬り裂いた…はずだった。その剣は顔に振られたが、はぐれ悪魔の丸太のような太腕に止められそのまま真っ二つに折れてしまう。

 

「脆いな…フンッ!」

 

はぐれ悪魔の巨拳が木場に放たれる。間一髪のところで避けられたがその拳圧は廃工場の壁におお穴を開けるまでに至った。

 

「チッ…」

 

木場は一旦距離を取り、新たな剣を創生する。

 

「ほう、魔剣創造(ソード・バース)か…。」

 

「へぇ、はぐれの癖にこの力を知っているなんて相当知識があるんだね…。」

 

「魔剣を自在に創り出す力なんぞそれくらいしかなかろう…。しかし、所詮は簡易な魔剣程度しか創れん雑魚だ。」

 

「……雑魚かどうか、試してみるかい?」

 

「面白い…やってみるがいい。」

 

「と、その前にこれでも食らっとけッ!!」

 

『Explosion!!』

 

最大まで溜めた倍加を、左手に集めた気に与える。

 

竜弾(ドラゴン・ショット)ッ!!』

 

はぐれ悪魔が木場に気を取られている隙に倍加を溜めていたイッセーがはぐれ悪魔の目の前に現れ至近距離でそれを放つ。はぐれ悪魔はイッセーの攻撃をまともに受けて大爆発が起きる。今にも崩れそうだった廃工場がさらに揺れて鉄骨などが派手に音を立てて落ちる。運良くここの付近には民家はないので余程のことがない限り民間人に被害は出ない。派手に壊してもリアス達が何とかしてくれるだろう。

 

「やったか!?」

 

しかし、巻き起こった砂煙から出てきたのは特に傷を負った様子のないはぐれ悪魔の姿だった。

 

「なっ!?」

 

「なんだ? ただ埃を巻き上げるだけの技か?」

 

「あんな、至近距離でイッセー君の攻撃を食らって傷一つないなんてね…これは相当骨が折れそうだね。」

 

「骨が織れるどころの話じゃねぇぞ木場!! ここは一旦引いて部長達を呼ぼう!」

 

「いや、こいつはここで殺すッ!!」

 

新たな魔剣を握りはぐれ悪魔に斬り掛かる木場。しかし、その頑丈な毛に防がれて切り傷すら着きそうにない。

 

「あぁ、もうくそ!!」

 

イッセーも覚悟を決めて本気のムキッセーへと変身しはぐれ悪魔に殴り掛かる。しかし、イッセーと木場の攻撃をものともせずその剛腕を振り上げるはぐれ悪魔。

 

「不味い、避けろ木場ッ!!」

 

「っ! しまッ!?」

 

「遅い!!」

 

反応が遅れた木場に迫るはぐれ悪魔の剛腕。それが木場の体を引き裂こうとした瞬間、はぐれ悪魔は殴り飛ばされた。

 

「やぁ、貴様が悪魔だと? 違う…俺が悪魔だァ!」

 

「ブロリー!」

 

超サイヤ人(フルパワー)となったブロリーが駆けつけた。何となく嫌な予感がしたのでアーシアを置いて先に駆けつけたのだ。瓦礫に埋もれていたはぐれ悪魔が瓦礫を跳ね除けて叫ぶ。

 

「なんだ? 貴様ァ!? この俺の顔に…傷をつけたなぁ!?」

 

「フハハハッ! ブサイクな顔に今更傷が増えたところでなんともなかろう!」

 

「ゆ、ユルザン…絶対にユルサンゾォォォ!!!」

 

その巨体から思えないほどのスピードでブロリーに殴り掛かるはぐれ悪魔チーンコーン。しかし、その剛腕から振るわれたパンチは片手で受け止められた。

 

「な、ナニ!?」

 

「クズがァ…今、楽にしてやる。」

 

チーンコーンの巨体はブロリーの気によって悠々と吹き飛ばされ、追撃に放たれた気弾により空高く舞い上がって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デデーン

 

 

 

 

 

 




特に落ちが思いつかなかった。
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