もしもブロリー達がハイスクールDxDの世界に転生したら 作:JOJI
「だってよ〜親父ぃ…」
「バッカもぉん! だってもあってもあるか! 見ろ!あの残骸を!」
ビシッと指を指したのはブロリーがぶち抜いてきた建物の残骸であった。それは何軒も続き瓦礫の山を形成していた。
「もっと行き方というものがあるだろう! これから修理に入るならず者達のことも考えろ! この前だって必要以上に破壊し──」
ブロリーは今、パラガスに正座で説教をされていた。場所は例の廃墟。こうなるとパラガスの説教は長い。朝の朝礼の校長先生並になる。
「イッセー、姿勢を崩さない。」
「うっす…」
隣ではイッセーと小猫が正座でリアスに説教をされている。隣には朱乃も立っている。更にその隣にはソーナ会長に魔力込みでお尻ぺんぺんをされている。叩かれる衝撃音が廃墟に響き渡っている。
「おう!? あん!? か、会長…こ、これ以上は…っ あうっっ!?」
「ハァハァ…いいえ! まだです! 貴方はまだまだこれくらいじゃ終わりません! 後1000回です!」
「ダニィ!?」
「あっ! ブロリーさん! あれ? なんで怒られているんでしょう?」
「まぁ、そうなるでしょうね。」
何だろう…何かの扉を開きそうな二人である。しばらくしてパラガスの説教から開放されたブロリーは家に戻り晩飯をやけ食いしていた。
「ガツガツ、たく、親父のヤツと調子に乗りやがってぇ! ガツガツ」
「あはは…」
「モア、主は何故怒られたんだ?」
「建物を突き破って移動したからですよ。」
「それの何がいけないんだ?」
「ジャン様はもし、この家を破壊して移動なされた人がいたらどうしますか?」
「そいつをぶち殺す!」
「そういう事です。」
「なるほど」
世界広しでも建物をぶち壊しながら進むのは何処かの大怪物か自分の主位なのではとモア特製のパフェを食べながら密かに思うリン。
「しかし、興味深いですな。人間の様な機械とは、私もそのようなものは作ったことがありませんですじゃ。うわへへww」
最初以降一切登場しなかった者が一名そこに居た。それはタコ。久しぶりに研究室から出てきたと思えば体は元のタコの姿に戻っており触手を器用に操りながら紅茶を啜っていた。
「しかし、人の気配が読めないのはなかなか厄介ですね…。こうしている間にも邪魔者である私たちを襲いに来る可能性も…」
「ま、まさか…」
「心配することはない。まだ敵が俺達の存在に気づいているはずがないのだからな。ファーww」
「はい。もし見つかっても一生懸命にrs」
リンがなかなかのフラグを立てて、ジャンがパラガスのモノマネを披露し更にフラグを掻き立てて、モアが恒例のセリフを言い切る瞬間、リビングに眩い閃光が放たれて大爆発を起こす。リビングは吹き飛びし屋敷の大半が瓦礫とかした。
続けてエネルギー弾が屋敷に撃ち込まれるがその全てが撃ち落とされる。
「いきなり人様の家を破壊しにくるとは、余程死にたいようですね。」
「この俺の家をぶち壊しやがってぇ! 血祭りにあげてやるッ!」
気を解放するモアと一気に超サイヤ人(フルパワー)に変身するブロリー。どちらも怒り心頭のご様子。そして、屋敷に攻撃を仕掛けたのは無駄に広い敷地を覆い尽くすかのような人数が空に滞空していた。
(攻撃されるまで気配を感じませんでした。ということはこの者達が機会人間ですか…。)
モアがそう考えていると、機会人間達が次々と降り立ちモアたちを囲んだ。どれもこれもブロリー並に図体がでかく分厚そうな黒いコートに身を包み中折の黒い帽子を深く被り、中から除く顔は真っ白でまるで生気を感じられない。
「イッセー様から聞いた姿とまるで一致しませんね。新型でしょうか?」
「たとえ新型の機体であろうが、パイロットの居ない無人機ごときでは俺は殺られん!」
「あ! あれ見たことあるぞ! この前やったゾンビゲームにでてたストーカー野rむぐ?」
「ジャン、それ以上はいけない。」
すると、コート野郎の中から3人の男が出てきた。
左右にRと描かれたリボンのマークが特徴的なキャップを深く被った男と真っ白な肌の今日男に紫色の肌の小柄なサングラス。キップの男以外人間ではまずならないだろう肌の色が特徴的で人間ではないことがひと目でわかる。
「その容装、お前が伝説の超サイヤ人ブロリーで間違いがないな。」
「誰だ?お前はァ…死にたいのか?」
キャップの男がブロリーを見てブロリーの事を知っているかのように伝説の超サイヤ人の言葉を口にした。このことを知っているのは今の所ここにいるもの達だけだ。敵キャラが知っているはずがない。
「俺はドクター・ゲロによって造られた人造人間13号だ。隣の白いのは14号、さらに隣のチビは15号だ。」
「…」
「…」ゲシッ
14号と呼ばれた巨漢は無表情だが、15号はチビと言われたのが気に食わなかったのか13号に蹴りを入れた。どうやら彼らは人造人間と呼ばれておるようだ。
「それで? 貴様ら人造なんちゃらが俺に一体なんの用だ? まさか、この俺を殺しに来たとは言わんだろうな?」
「お前の返答次第ではそうなるな。」
「チッ 調子に乗りやがって…ッ!」
「ブロリー様、ここは抑えて礼儀として相手の要件を聞いて差し上げましょう。」
「いきなり俺の家をぶち壊したやつに礼儀をクソあるかってんだ!」
「ブロリーさん…」
「チッ 仕方がない、要件だけは聞こうか」
アーシアが不安の表情を見て、ブロリーは怒りのオーラを抑えて睨みつけながら要件を聞く。
「それは有難い。こちらも無駄な出費は避けたいのでな。」
「御託はいい。さっさっと用件を言え」
「では、要件はひとつだ。俺たちの仲間にならないか?」
「何?」
「俺達は今、この世界を手に入れようと動いている者だ。聞けばお前はサイヤ人の中で伝説の存在だそうじゃないか、破壊と殺戮だけを好み銀河の1つを恐怖の中に陥れた。」
「…」
「俺達はお前の腕を借りたい。お前ものうのうと暮らすより、破壊と殺戮の中で暮らす方がきっといいはずだ。どうだ? 悪い話じゃなかろう?」
「…フッ」
不敵に笑うとブロリーはギュピッと足音を立てて13号へ近づく。
「お前ならこっちを選んでくれるとs」
瞬間、ブロリーの姿が一瞬ぶれたかと思った13号が真後ろのコートの人造人間を巻き込んで吹っ飛んでいた。13号が立っていた位置には殴り飛ばした姿勢のブロリーが居た。
「俺がそんな安い話に乗るとでも思っていたのか? 家をぶっ壊してアーシアを傷つけようとしたクズの話なんぞ願い下げだってんだ!」
「「ッ」」
そう言い放つブロリーに14号と15号が殴りかかったが、2人のパンチはブロリーの分厚い筋肉に傷をつけることは無く逆にブロリーに頭を鷲掴みにされ、コート人造人間に押し付けられるように当てられエネルギー波で吹っ飛ばされる。
「まぁ、そうなるでしょうね…。」
「私はブロリーさんを信じてましたよ!」
「主を敵に回したことを後悔させてやるぞリン!」
「私のパフェを破壊した罪は重い…。」
「さぁ! 来い!! ここがお前達の死に場所だァッ!!!」
未だブロリストは不滅なり、しかし悲しき事かな…ブロリストの数は年々に少なくなっている。しかし、映画ブロリーで新たなブロリストの誕生を私は願っている。