SAO世界に注意喚起しにきたが駄目だったようだ... 作:8bit
気が向いたら書く
帰ってきた...この世界に...
私がこの言葉を言うのは三回目になるだろうか
一回目は、自分がこの世界にきて、ナーブギアというゲーム機が発売されると知ったとき。
二回目は、SAOのベータテストに参加した時。
三回目は、SAOの本サービス開始したこの時である。
私には二つの記憶がある。
この世に生を受けて17年が経った今の自分の記憶。
もうひとつは、社会人3年目で死んだ第三者?の記憶だ。
ただ、ぼんやりと残っている前世の記憶らしいものがあるぐらいの認識だ。
この記憶のおかげで、生まれてこの方そんなに苦労した覚えはなかった。
勉強でもそんなに苦労した覚えもないし、悪くないと思っていた。
前世の自分がどんな人物だったかとかは興味がないから振り返らないようにしていた。
この世界が少し前世とも違う道のりを歩んでいることが分かったからだ。
まず、自分の知っているゲームがない。深層心理まで焼き付いているドラ〇エが発売されないなど衝撃の事実を小学生のくらいに知った。ゲームが活発な世界じゃないかと心配になったが自分の知っている世界よりもより進歩しているようだった。
自分が中学を卒業するころには、PSVRなんか目じゃないVR機器が発売され始め購買意欲が刺激された。幸い、自分の父親は自分と同じで重度のゲーマーであった。中学に上がってからはあまりのVR機器の高さに手がでないみたいだ。
そんな父だったが、ここ最近ずっとウキウキしている。どうやら相当高いらしいがこれ以上ない体験ができるゲーム機らしいのだ。私にウキウキで見せてきた画面にはゲーム機の名前が書いていた。
「「おい、父、大丈夫かその機器?ナーブギアとか書いとるぞ」」
心の内でそう毒づいた。当の本人はそれに気づいてないだろうが。それもそうだ、前世の、それも創作物に出てくる主人公をデスゲームに誘うゲーム機だとはだれが思うだろうか。このまま、SAOが発売されるようであれば、このゲーム機は「ゲームで死んだやつの頭レンジでチンマシーン」となる。なんだそれ、そのトンデモマシーンは...
ナーブギアが発表されたときに、SAOの発売が発表されている。約束された勝ちハードとなりそうな雰囲気に父だけでなく自分も興奮している。だが、その実態は前世のライトノベルで楽しませてもらったソードアートオンラインという状況と酷似、いやまんま同じで草も生えない。
正直このビッグウェーブに乗りたいのはやまやまだが、このビッグウェーブは4000人?も飲み込む津波のようなものだ。このままリリースされるのを見過ごすことはできない。なぜかって?自分が創作の世界だとは、もう思えないからという単純な理由だからだ。
だったら、やることは簡単。SNSを通じて殺人マシン、殺人ゲームとヘイト活動を続けてみる。ネットの反応を見ると、ゲームを買えないやつの嫉妬乙と当たり前の反応が大半だったが...元より期待してなかったがな!
次に挙げた案としては、SAO開発者へのお目通り。ゲーム制作会社とは思えないセキュリティにびっくりしたわ。国も力を入れてるのか警備が予想以上に厳重で、茅場明彦に会えずじまいだった。あいつが裏口、表のゲートから出てくることは一度もなかった。このビルに居住スペースがあったことを知るのは、後日ゲーム雑誌で知った。なんで数回であきらめるかって?距離的に私の家が大都会岡山で会うこと自体難しいからだよ!ゲーム発売されるときは、文字通り死ぬ気で3日前から並ぶから問題ない。
結局、私の愚かな思惑は、叶うことなくゲームはβテストを終え、本リリースを迎えた。
小説書く人すご