遊戯王ZEXAL 風の戦士たち   作:ナタタク

21 / 112
現在、侑斗たちが使えるナンバーズは・・・

侑斗
No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
No.11ビッグ・アイ(遊馬から譲渡)
No.16色の支配者ショック・ルーラー(遊馬から譲渡)
No.17リバイス・ドラゴン
No.48シャドー・リッチ
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード

蓮
No.55竜騎兵グレン

竜司
No.18ジェムナイト・アゲート

瑠那
No.23セイクリッド・ルナマリア


第18話 宿命の対決?

「へえ・・・。またいろいろカードが集まったようで。」

島はナンバーズに目を輝かせていた。

「はい。それでも、100枚までまだまだですけどね。」

「それでもすごいじゃないか。あ・・・。もしよければ・・・。」

「譲りませんよ。」

侑斗はナンバーズをデッキケースに入れた。

「おっと。それは残念。」

島はちっとも残念そうに見えない表情でそう言い、オレンジパフェを作り始めた。

「あっ。侑斗。もう来てたんだ。」

「侑斗。例のカードの浄化は終わった?」

「ふう・・・何とか間に合ったぜ!島のおっさん!ブドウパフェ!!」

「私はメロンパフェ。」

「じゃ、俺はバナナパフェでよろしくー!」

「了解。侑斗君の席で待ってな。」

蓮たち3人がカフェテリアに入り、侑斗のテーブル席に座った。

「瑠那。あのカードの浄化は終わったよ。」

侑斗はそういうと、《No.48シャドー・リッチ》を瑠那に渡した。

「これで安心して使えるわね。」

「あとは・・・この2枚をどうするかだね。」

侑斗たちは机の上に置かれた《No.16色の支配者ショック・ルーラー》《No.11ビッグ・アイ》を見た。

「じゃあ、俺は《ビッグ・アイ》を使うよ。レベル7のカードは俺の方が出しやすいから。」

「じゃあ、私は《ショック・ルーラー》を使うわ。光属性、天使族のこのカードなら、私のデッキの方が使えるわ。」

「分かった。じゃあ2人とも。お願いね。」

侑斗の言葉に竜司と瑠那はうなずくと、手にしたナンバーズをカードケースに入れた。

「いいよなー。2人ともー。俺もナンバーズがほしいぜ!!」

「蓮につかえるナンバーズは、ギャンブル系しかないわね。」

「確かに・・・。」

「運だけのデッキじゃあねえ・・・。」

「だから、運だけじゃねえって!!」

「まあまあ。店の中で大声出さないでもらいたいな。パフェが不味くなるぜ?」

島はそう言いながら、オレンジパフェ、バナナパフェ、ブドウパフェ、メロンパフェを置いた。

「あーあ。蓮のせいだよ。島のおじさんに怒られたの。」

「本当に・・・。」

「・・・。俺のせいかよ・・・。うめええええ!!」

「だから・・・静かにしろって・・・。」

蓮は不満げだったが、ブドウパフェを口にした瞬間、その表情は吹き飛んだ。

「ま・・・おかわり欲しかったら、2階にいるから、声をかけてくれよ。」

島は2階へ掃除をしに行った。

「じーーー・・・・。」

一方、ウィンダは侑斗のオレンジパフェをじっと見ていた。

「どうしたの?ウィンダ。」

「・・・たい・・・。」

「え・・・?」

「私もパフェ食べたいーーー!!すっごくおいしそうだもん!!」

「しょうがないでしょ?実体化する方法が分からないんだから。」

侑斗はウィンダの要望で、空いている時間に精霊を実体化させる方法を探している。

図書館で見つけた資料の中には、遊城十代というデュエリストが精霊を実体化させる能力を持っているという記載があったものの、彼に関するものが少なく、詳細は不明だった。

無論、精霊の実体化は不可能ではないということだが・・・。

「プクーッ!!」

ウィンダは頬を膨らませた。

侑斗はその無邪気な少女の頬を指で押すと、頬は元の大きさに戻った。

「(あ・・・。ウィンダの頬・・・触ると気持ちいい・・・。)」

侑斗はそのまま彼女の頬を触り続けた。

「ユウ・・・そんなに私のほっぺ触るの好きなの?」

「あ・・・!!!え・・・ええっと・・・それは・・・・。」

侑斗はウィンダの発言で顔を赤くし、手を離した。

「おーい侑斗。何赤くなってんだよ?まだパフェ食べきってねえじゃんか。」

「あ・・・・・。そうだった。」

侑斗はオレンジパフェを再び食べ始めると、ウィンダはこう耳打ちした。

「ユウ・・・家に帰ったら、いつでも触らせてあげるね。」

「!!」

侑斗はさらに顔を赤くし、食べ終わるまで蓮と竜司にからかわれた。

 

「ふう・・・。今日もパフェおいしかったなあ。これからどうする?」

「じゃあ、今日は・・・!!」

蓮の額に突然、矢が刺さり、彼は倒れてしまった。

「蓮!?ん・・・?」

侑斗は駆け寄り、矢をよく見ると、鏃は吸盤になっていて、蓮はびっくりして気を失っているだけだった。

そして、その矢には紙が結ばれていた。

「矢文ね。時代を間違えたのかしら?」

瑠那は紙をひろげ、読み始めた。

「ええっと・・・後藤竜司。君とのデュエルを所望する。至急、川沿いの広場に来い。君の永遠のライバルHより・・・。またね・・・。」

「うん・・・・まただね。」

「まただな。」

竜司を除く全員がそう言った。

「また炎かあ・・・。今度こそ分からせなきゃダメみたいだね・・・。」

竜司は瑠那から手紙を取り、それを破って気合を入れた。

そして、バイクで広場へ先に行ってしまった。

「ねえユウ。またってどういうこと?」

「移動しながら説明するよ。みんな、竜司を追いかけよう。」

侑斗たちもバイクに乗り、竜司の後を追った。

まあ、ウィンダが後ろから抱きしめた状態で搭乗し、彼女の胸が背中に密着している状態だったために、侑斗は顔を赤くしているが・・・。

「じゃあ、説明して。」

「分かったよ。炎君・・・。烏丸炎君は竜司の永遠のライバルで、幼稚園時代から張り合ってるんだ。」

「ふーん・・・。」

「最近では2人は何度かデュエルをしていて、今は竜司が50勝50敗なんだ。」

「へ・・・へえー・・・。」

ウィンダはいつもは飄々としている竜司の意外な一面に驚いた。

 

午後2時、1日で1番熱い時間帯の広場に竜司は到着した。

そこには、真っ赤な短髪でかなり日焼けした肌、そして、真っ赤な服を着た少年が待っていた。

「遅かったな!俺の永遠のライバル!竜司!早く決着をつけようぜ!!」

「相変わらず熱いねえ。もう少し冷静になってもいいのにい。それに、前は君が負けたじゃんか。」

「うるせー!!今度こそ、俺の業火でお前の石ころを焼き尽くしてやるぜ!!」

「石ころ・・・・?」

炎の言葉に、竜司はカチンときた。

「石ころを馬鹿にしてもらったら困るなあ。君の火の粉では、俺の宝石は溶かせないよ。」

「火の粉だとお・・・言ってくれるな!てめえ!!」

両者ははたから見ればどうでもいいことで一触即発の状態になっていた。

「行っくぜええええ!!!震えろ!!そして燃え上がれ!!俺のデッキ!俺の炎!!」

「さあてっと・・・。消火作業をしないとね。」

両者はD・パッドとD・ゲイザーをセットした。

「「デュエル!!」」

 

竜司

手札5

ライフ4000

 

炎

手札5

ライフ4000

 

「俺の先攻。ドロー。」

 

竜司

手札5→6

 

「俺はモンスターを1体裏守備表示で召喚。そして、カードを1枚伏せてターンエンド。」

 

竜司

手札6→4

ライフ4000

場 裏守備モンスター1

  伏せカード1

 

炎

手札5

ライフ4000

場 なし

 

「行くぜ!!俺のターン!!」

 

炎

手札5→6

 

「さあ、俺の罠を見抜けるかな?」

「罠なんて関係ねえ!!罠ごと燃やし尽くしてやるぜ!!俺は手札から《ラヴァルのマグマ砲兵》を召喚!」

地中から背中に火山の石でできた大砲を2つ装備した岩石の戦士がマグマとともに現れた。

 

ラヴァルのマグマ砲兵 レベル4 攻撃1700

 

「そして、俺は《ラヴェルのマグマ砲兵》の効果発動!こいつは1ターンに2度まで、手札からラヴァルモンスター1枚を墓地へ送り、相手に500ポイントのダメージを与えるぜ!ファイアーーー!!」

炎は手札のラヴァルモンスター1枚を墓地へ送った。

すると、《ラヴァルのマグマ砲兵》は右側の砲台からマグマ弾を発射した。

「うわああ!!痛たた・・・。」

 

竜司

ライフ4000→3500

 

「まだまだ行くぜ!!ファイアーー!!」

炎がもう一枚ラヴァルモンスターを墓地へ送ったのと同時に、《ラヴァルのマグマ砲兵》は今度は左側の砲台からマグマ団を発射した。

「ううう・・・。」

 

竜司

ライフ3500→3000

 

墓地へ送られたカード

・ラヴァル・ランスロット

・ラヴァル炎火山の侍女

 

「《ラヴァル炎火山の侍女》の効果!俺の墓地に《ラヴァル炎火山の侍女》以外のラヴァルモンスターが墓地にいる状態でこいつが墓地へ送られたとき、デッキからラヴァルモンスター1体を墓地へ送る。俺は、もう1枚の《ラヴァル炎火山の侍女》を墓地へ送る。そして、《ラヴァル炎火山の侍女》の効果で3枚目の《ラヴァル炎火山の侍女》を墓地へ送る。更にさらに、《ラヴァル炎火山の侍女》の効果で今度は《ラヴァル炎湖畔の淑女》を墓地へ送る!!」

「(一気に5体のラヴァルモンスターを墓地へ・・・。相変わらずやるなあ・・・炎は。)」

「そして、《ラヴァル炎湖畔の淑女》の効果発動!!」

炎の場に、赤い髪で、黒い肌をした美女と炎の力を宿した岩石の槍兵が現れた。

そして、2体は竜司の裏守備モンスターに向かって特攻、爆散した。

「そうだ・・・!!あいつの効果は・・・。」

「《ラヴァル炎湖畔の淑女》は3種類以上、俺の墓地にラヴァルモンスターがいるとき、墓地のこのカードとラヴァルモンスター1体を除外することで、相手の場にセットされたカードを1枚破壊できる!」

 

《ラヴァル炎湖畔の淑女》の効果で墓地から除外されたカード

・ラヴァル・ランスロット

 

「かかったね・・・。」

「あん?・・・!?」

炎は竜司の場に、なぜか《ジェムナイト・サフィア》と《ジェムナイト・ガネット》がいることに驚いた。

「い・・・一体どうなってんだよ!?」

「君が破壊したのは《おもちゃ箱》。こいつが破壊され、墓地へ送られたとき、デッキから攻撃力が守備力が0になっているカード名が異なる通常モンスター2体を特殊召喚できる。」

 

ジェムナイト・ガネット レベル4 攻撃1900

ジェムナイト・サフィア レベル4 守備2100

 

「うまくいけば、《ラヴァルのマグマ砲兵》でダイレクトアタックができたのに・・・残念でしたー。」

「黙りやがれ!!手札から魔法カード《炎熱伝導波》を発動!デッキから2体のラヴァルモンスターを墓地へ送る!!俺は《ラヴァル・ウォリアー》と《ラヴァル・フロギス》を墓地へ送る!そして、《ラヴァル・フロギス》の効果!こいつが墓地へ送られたとき、俺の場のすべてのラヴァルモンスターの攻撃力を300ポイントアップさせる!!」

炎の場に炎と岩石の体の木こりが現れ、《ラヴァルのマグマ砲兵》に力を与えた。

 

ラヴァルのマグマ砲兵 レベル4 攻撃1700→2000

 

「バトル!《ラヴァルのマグマ砲兵》で《ジェムナイト・ガネット》を攻撃!ファイア・キャノン!!」

《ラヴァルのマグマ砲兵》は2つの砲台から同時にマグマ弾を発射した。

「罠カード発動。《反転世界》。フィールド上の効果モンスターの攻守を入れ替える。ちなみに、俺の場のモンスターは2体とも通常モンスター。だから、効果を受けるのは《ラヴァルのマグマ砲兵》だけだよ。」

「何ぃ!?」

 

ラヴァルのマグマ砲兵 レベル4 攻撃2000→200 守備200→2000

 

マグマ弾は《反転世界》によって熱が冷めた。

そして、《ジェムナイト・ガネット》はマグマ弾を破壊し、更に、《ラヴァルのマグマ砲兵》をその拳で打ち砕いた。

「ぐおおおお!!」

 

炎

ライフ4000→2300

 

「これで、俺がまた有利になったね。」

「ふざけんなあーーー!!カードを2枚伏せ、ターンエンドだあ!!」

 

竜司

手札4

ライフ3000

場 ジェムナイト・ガネット レベル4 攻撃1900

  ジェムナイト・サフィア レベル4 守備2100

 

炎

手札6→0

ライフ2300

場 伏せカード2

 

「これで、51勝目は見えてきたね。」

竜司は笑いながら、手札を見ていた。

しかし、彼は見落としていた。

炎のエクストラデッキに、あるカードが目覚めを待っているということを・・・。




ラヴァルのジェムナイトの因縁の対決スタート!!
炎のエクストラデッキには何が眠っているのか・・・?
感想待ってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。