遊戯王ZEXAL 風の戦士たち   作:ナタタク

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現在、侑斗たちが使えるナンバーズは・・・

侑斗
No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
No.17リバイス・ドラゴン
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード


No.55竜騎兵グレン

竜司
No.11ビッグ・アイ
No.18ジェムナイト・アゲート
No.24ビッグバンドラグーン

瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.23セイクリッド・ルナマリア
No.48シャドー・リッチ


第23話 モンスターとデュエリスト

「《風クリボー》・・・。」

侑斗は寝室でウィンドから受け取ったカードを見ていた。

「なんでだろう・・・?このカードから、何かを・・・。」

「クリー!!」

「え・・・?うわあ!!」

侑斗は突然背後から鳴き声が聞こえたため、驚いた。

「カードの・・・精霊・・・?」

「クリリー!!」

《風クリボー》は侑斗の肩に乗り、頬擦りし始めた。

「・・・。」

侑斗は微笑みながら《風クリボー》の頭をなで、次に自分の肩に頭をのせて寝ているウィンダを見た。

彼女はまだまだ眠たかったようで、デュエルが終わり、一緒に寝室に入るとすぐに眠ってしまった。

「ユウ・・・。むにゃむにゃ・・・。」

「・・・。これじゃあ、木像デュエルができないなあ・・・。」

侑斗は気持ちよさそうに眠るウィンダの頬に触れた。

そして、彼女が起きるまでそのままでいることにした。

 

「侑斗・・・やっぱり早起きしすぎたのが不味かったんじゃねえか?」

「まったく・・・真面目すぎよ。侑斗は。まあ、それが彼のいいところだけど。」

蓮と瑠那は扉が閉まっている寝室を見た。

侑斗は体調不良という理由をつけて寝室に入っていたからだ。

「さ、俺たちは早速・・・。」

「帰ったぞー。」

「師匠・・・。今までどこへ?」

「え・・・?まさかこの人があの六十郎さん!?」

竜司は六十郎を見てびっくりした。

気迫のある大男というイメージに固執していたからだ。

「見かけで評価されると困るのお。なら・・・試してみるか?闇川。」

「は・・・はあ・・・。」

闇川は木像デュエルの準備を始めた。

「では、今ここにある木像の中から2つ選べ。それが、お主の場に最初に置かれる。」

「よーし・・・。なら俺は・・・。」

「な・・・なあ・・・俺たちはどうなんだよ・・・?」

「お主らもこのデュエルを見れば分かる。どぷすれば、強くなれるのかを・・・。ちなみに、侑斗はすでにそれがわかっておる。」

「侑斗を知ってるの・・・?」

瑠那はいきなり侑斗という名前が現れ、驚きながら問いかけた。

「ウィンドから聞いたわい。いいデュエリストになれるかもしれんな・・・。」

「おじいさーん!使う木像が決まったよー!」

竜司は《スタチュー・バスター・ブレイダー》と《E・HEROスタチュー・ネオス》を選んだ。

「なるほど・・・なら儂はこの木像じゃ。」

六十郎は《青眼の木龍》と《真紅眼の木龍》を選んだ。

「そして、デッキは儂が作った木製カードを使用する。」

広間の前のデュエルテーブルには2体の木像のカード以外に40枚の木製カードが置かれていた。

「あと、このデュエルでは最初のターンから攻撃可能じゃ。」

「了解ー。じゃ、頑張ろう!」

竜司と六十郎がテーブルの前に立つと、40枚のカードをシャッフルした。

木製であるため、実際はテーブルの上で裏向きにしたカードを適当に重ねただけだが・・・。

「あ・・・木像でデュエルするって言ってたけど・・・動くの?」

竜司は重ね終えたカードをテーブルに置き、闇川と連、瑠那が運んだ4つの木像を見た。

「それは、デュエルをすれば分かる。」

六十郎はポケットからD・ゲイザーを装着した。

「ふーん・・・。」

竜司はその解答は少し不満だったが、D・ゲイザーを装着した。

「「デュエル!!」

 

竜司

手札5

ライフ4000

場 スタチュー・バスター・ブレイダー レベル7 攻撃0

  E・HEROスタチュー・ネオス レベル7 攻撃0

 

六十郎

手札5

ライフ4000

場 青眼の木龍 レベル8 攻撃0

  真紅眼の木龍 レベル7 攻撃0

 

「よーし!侑斗の分も頑張るぞ!俺のターン!ドロー!」

 

竜司

手札5→6

 

「もしかしてこのカードかな?俺は手札からフィールド魔法《B2ゾーン》を発動!・・・!?」

《B2ゾーン》を発動した瞬間、4体の木像にひびが入り、中から《青眼の白龍》、《真紅眼の黒竜》、《バスター・ブレイダー》、《E・HEROネオス》が現れた。

「木像が動いた・・・。」

「すげえ・・・。」

瑠那と蓮は驚きながら、4体のモンスターを見た。

「《スタチュー・バスター・ブレイダー》の効果は、相手の場または墓地のドラゴン族モンスター1体につき500ポイントアップする!」

 

スタチュー・バスター・ブレイダー レベル7 攻撃0→2600→3600

E・HEROスタチュー・ネオス レベル7 攻撃0→2500

青眼の木龍 レベル8 攻撃0→3000

真紅眼の木龍 レベル7 攻撃0→2400

 

B2(ブツ)ゾーン

フィールド魔法カード

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、

フィールド上に表側表示で存在する

「スタチュー」または「木」と名のついた効果モンスターの効果は無効化される。

 

スタチュー・バスター・ブレイダー

レベル7 攻撃2600 守備2300 効果 地属性 戦士族

フィールド上に「B2(ブツ)ゾーン」が表側表示で存在しない場合、手札のこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。

このカードの攻撃力は相手のフィールド・墓地に存在するドラゴン族モンスター1体につき攻撃力が500ポイントアップする。

この効果は「B2ゾーン」の効果で無効にならない。

 

E・HERO(エレメンタル・ヒーロー)スタチュー・ネオス

レベル7 攻撃2500 守備2000 効果 地属性 戦士族

フィールド上に「B2(ブツ)ゾーン」が表側表示で存在しない場合、手札のこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。

 

青眼の木龍(ブルーアイズ・スタチュー・ドラゴン)

レベル8 攻撃3000 守備2500 効果 地属性 ドラゴン族

フィールド上に「B2(ブツ)ゾーン」が表側表示で存在しない場合、手札のこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。

 

真紅眼の木龍(レッドアイズ・スタチュー・ドラゴン)

レベル7 攻撃2400 守備2000 効果 地属性 ドラゴン族

フィールド上に「B2(ブツ)ゾーン」が表側表示で存在しない場合、手札のこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。

 

「よーし!!《スタチュー・バスター・ブレイダー》で、《青眼の木龍》を攻撃!破壊剣一閃!!」

木像から解き放たれた《バスター・ブレイダー》は《青眼の白龍》に突進しながら、その肉体を一刀両断した。

「むうう・・・。」

 

六十郎

ライフ4000→3400

 

「更に、《E・HEROスタチュー・ネオス》で《真紅眼の木龍》を攻撃!ラス・オブ・ネオス!!」

《E・HEROネオス》は《真紅眼の黒竜》の頭部に手刀を叩き込み、撃破した。

 

六十郎

ライフ3400→3300

 

「やったーー!!これで俺はターンエンド!」

 

竜司

手札6→5

ライフ4000

場 スタチュー・バスター・ブレイダー レベル7 攻撃3600

  E・HEROスタチュー・ネオス レベル7 攻撃2500

 

六十郎

手札5

ライフ3400

場 なし

 

「やるのお・・・。ならば儂のターンじゃ!!」

 

六十郎

手札5→6

 

「儂は手札から魔法カード《トレード・イン》を2枚発動。手札から2体の《青眼の木龍》を捨て、デッキから4枚カードをドローする。」

 

スタチュー・バスター・ブレイダー レベル7 攻撃3600→4600

 

「墓地に3体の《青眼の木龍》・・・。もしかして・・・。」

竜司はとあるカードの存在が頭によぎったため、顔を青くした。

「ご名答。わしは手札から《龍の鏡》を発動。わしの場と墓地のドラゴン族モンスターを除外し、融合する。わしは《青眼の木龍》3体を除外し、《青眼の究極木龍》を召喚!」

六十郎の場に《青眼の究極龍》の木像が現れた。

そして、《B2ゾーン》の効果で《青眼の究極龍》が解放された。

 

青眼の究極木龍 レベル12 攻撃0→4500

 

青眼の究極木龍(ブルーアイズ・アルティメット・スタチュー・ドラゴン)

レベル12 攻撃4500 守備3000 融合 地属性 ドラゴン族

「青眼の木龍(ブルーアイズ・スタチュー・ドラゴン)」+「青眼の木龍」+「青眼の木龍」

フィールド上に存在するこのカードの攻撃力・守備力は0になり、攻撃する事ができない。

 

「げ・・・!?」

先程の《龍の鏡》の効果で、墓地から3体のドラゴンが除外されてしまったため、《スタチュー・バスター・ブレイダー》の攻撃力が低下してしまった。

 

スタチュー・バスター・ブレイダー レベル7 攻撃4600→3600

 

「さて・・・そろそろかの・・・。」

「え・・・!?」

竜司は左側を見ると、そこには木像になっている自分自身がいた。

「え・・・?ど・・・どうなって・・・ってもしかして!?」

竜司は自分の手を見ると、それは《E・HEROネオス》の手だった。

そして、正面には巨大な《青眼の究極龍》がいた。

「ま・・・まさか・・・俺・・・モンスターに!?」

「一体・・・一体どうなってるの!!?これ!!」

「バトル!《青眼の究極木龍》で《スタチュー・バスター・ブレイダー》を攻撃。アルティメット・バースト!!」

《青眼の究極龍》の3つの頭部から青い破壊光線がはなたれ、《スタチュー・バスター・ブレイダー》が一瞬で灰化した。

そして、その熱が竜司にも伝わった。

「あ・・・ああ・・・。」

《E・HEROネオス》、いや竜司は《青眼の究極龍》の強大さに委縮した。

 

竜司

ライフ4000→3100

 

「更に手札から速攻魔法《融合解除》を発動!」

《青眼の究極龍》が渦となり、その中から3体の《青眼の白龍》が出現した。

 

青眼の木龍×3 レベル8 攻撃3000

 

「ちょ・・・ちょっと待ってよ・・・。」

竜司は口に膨大なエネルギーを濃縮させている3体の《青眼の白龍》を見て、腰を抜かした。

「3体の《青眼の木龍》で攻撃!滅びのバースト・ストリーム!!」

3つの破壊光線は1つの結集し、竜司を襲った。

「うわああああああ!!!」

 

竜司

ライフ3600→3100→100→0

 

「はあ・・・はあ・・・はあ・・・あれ・・・?」

竜司は改めて自分の手を見ると、それは本来の自分の手だった。

そして、デュエルの前に設置した4体の木像は元に戻っていた。

「分かったか?モンスターが感じた恐怖が・・・。」

「う・・・うん・・・。《青眼の白龍》を目の前にしたときの恐ろしさ・・・攻撃を受けたときのあの熱さ・・・どれも忘れられないほどだった・・。」

「ってことは・・・まさかあの腰を抜かした《E・HEROネオス》ってもしかして・・・。」

「竜司だな・・・あれ・・・。」

蓮と瑠那は竜司のその時の状況を理解した。

「強大な存在を目の前にしたときに恐怖を覚えるのは人もモンスターも同じじゃ。じゃが、それを乗り越えようとする意志を持っているのも同じじゃ。これで分かったじゃろう?強くなる方法が・・・。」

「・・・。」

竜司は何も言わずにうなずいた。

「ってことは・・・侑斗はウィンドってやつのデュエルでそれを・・・。」

「・・・。」

竜司と瑠那は自分のデッキを見た。

実際、モンスターに意思があると考えるのは現実的ではない。

「(もし、モンスターたちに本当に意思があるとすれば・・・。)」

木像デュエルは3人に強くなる道を提示した。

 

「うん・・・。」

侑斗は目を覚まし、時計を見た。

「あ・・・。僕、いつの間に寝てたんだ・・・。」

「ユウ・・・。」

「うん・・・?」

侑斗はウィンダを見たが、彼女はまだ眠っていた。

「(ウィンダ・・・。一緒に強くなろう・・・。)」

彼女の頭をなでた後、侑斗は再び眠った。




今まで更新できてなくてすみません!
これから更新していきますので、よろしくお願いします!
ちなみに、スタチューシリーズはアニメでは地属性・天使族で統一されていましたが、この小説では本来の種族に変更しました。
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