遊戯王ZEXAL 風の戦士たち   作:ナタタク

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現在、侑斗たちが使えるナンバーズは・・・

侑斗
No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
No.17リバイス・ドラゴン
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード


No.55竜騎兵グレン

竜司
No.11ビッグ・アイ
No.18ジェムナイト・アゲート
No.24ビッグバンドラグーン

瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.23セイクリッド・ルナマリア
No.48シャドー・リッチ


第27話 エクシーズキラー 銀河眼の光子竜

(カイトのターンのメインフェイズ1)

カイト

手札0

ライフ3300

場 銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃3000

  伏せカード1

 

侑斗

手札1

ライフ4000

場 No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード(オーバーレイユニット2) ランク7 攻撃2700

  伏せカード2

 

「このカードは俺の場の攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースすることで、手札から特殊召喚できる。 残念だな。せっかくナンバーズを召喚し、《アシッド・ゴーレム》を倒したのにな・・・。」

「え・・・?」

「どういうことなの?」

侑斗とウィンダはカイトの言うことがよくわからなかった。

《銀河眼の光子竜》の能力は不明だが、少なくともナンバーズではない。

よって、《No.74マジカル・クラウン―ミッシングソード》を戦闘破壊することができない。

「バトル。《銀河眼の光子竜》で《ミッジング・ソード》を攻撃。」

《銀河眼の光子竜》は《No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード》を羽交い絞めにすると、そのまま一緒に消えて行った。

「あ・・・!!《ミッシング・ソード》がいなくなっちゃった!!」

「《銀河眼の光子竜》が相手モンスターと戦闘を行う時、そのモンスターと共に除外することができる。そして、その効果を発動したターンのバトルフェイズ終了時に、そのモンスターは戻る。戻ってこい!《銀河眼の光子竜》!」

いきなり、侑斗とカイトの場に消えたはずの2体のモンスターが出現したが、《No.74マジカル・クラウン―ミッシングソード》は片膝を地につけていて、《銀河眼の光子竜》は2つの光の球体を肉体に取り込んでいた。

「そうか・・・!!場から離れたせいで、《ミッシングソード》はオーバーレイユニットを失ったんだ。」

「それだけではない。この効果で除外したモンスターがエクシーズモンスターだった場合、そのモンスターのオーバーレイユニットを吸収し、吸収したオーバーレイユニット1つにつき500ポイント攻撃力がアップする。」

 

銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃3000→4000

 

吸収され、墓地へ送られたオーバーレイユニット

・ガスタ・ガルド

・ガスタの静寂カーム

 

「攻撃力4000!?」

「カイト様!そのまま奴の魂をぶっこぬいてください。」

「僕の魂・・・!?」

侑斗はカイトのデュエルをする前の言葉を思い出した。

「(そういえば、魂ごとナンバーズを狩るって言ってたような・・・。)」

「また余計なことを・・・!!倒す相手に恐怖心を植え付けるなと前に言ったはずだ!!!」

「ひ・・・ひいーーー!!申し訳ありません!!」

オービタル7はカイトの剣幕におびえながら、後ろに下がっていった。

「一体・・・僕の魂をどうしようと・・・?」

「教えてやる・・・。俺のナンバーズを奪う方法はいささか強引でな、ナンバーズを奪う時、貴様の魂が肉体から抜ける。」

カイトは右手のひらを握った。

まるで、魂を潰すかのように・・・。

「そんな・・・。」

侑斗は今までのデュエルでは、《No.00ガスタの魔剣士ユウ》で回収すべきナンバーズを撃破し、デュエル後はそのまま自分の手までそれが飛んでくるか、相手の近くに落ちたそれを取っていた。

「(きっと・・・浄化したから・・・それができたんだ・・・。でも・・・・。)」

侑斗はカイトの姿をもう一度見たが、彼から闇のオーラが出現していない。

「(フォトンチェンジって言ったのかな・・・?それでナンバーズを制御してるのか・・・。そして・・・・。)」

自分の胸に手を当てた。

「(負けたら・・・僕の魂が抜かれる・・・。)じゃあ、抜かれた魂はどうなるんですか!?」

「さあな。それは俺の管轄外だ。俺はこれでターンを終える。さあ、貴様のターンだ!」

 

カイト

手札0

ライフ3300

場 銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃4000

  伏せカード1

 

侑斗

手札1

ライフ4000

場 No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード ランク7 攻撃2700

  伏せカード2

 

「ユウ・・・。攻撃力4000の《銀河眼の光子竜》を倒さなきゃ、魂が・・・。」

「大丈夫。あのカードがあるからね。でも・・・。」

侑斗は手札を見た。

確かに、手札はモンスターカードだが、それだけではあのカードは召喚できない。

「(次のドローで・・・あのカードを引き当てなきゃ・・・。)僕のターン。ドロー!」

 

侑斗

手札1→2

 

「よし・・・!!手札から《ガスタの武器職人セイ》を召喚!」

 

ガスタの武器職人セイ レベル4 攻撃1900

 

「更に、罠発動!《幻風―イリュージョン・ウィンド―》。手札のガスタモンスター1体を墓地へ送り、墓地からガスタモンスター1体を特殊召喚する。僕は手札から《ガスタ・ファランクス》を墓地へ送り、《ガスタの静寂カーム》を特殊召喚。」

 

ガスタの静寂カーム レベル4 攻撃1700

 

幻風―イリュージョン・ウィンド―

永続罠カード

手札に存在する「ガスタ」と名のつくモンスター1体を墓地へ送ることで発動できる。

自分の墓地に存在する「ガスタ」と名のつくモンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターがフィールドから離れたとき、このカードは破壊される。

この効果で特殊召喚されたモンスターは、このカードがフィールドから離れたときに墓地へ送られる。

 

「ほう・・・。レベル4のモンスターを2体そろえたか。」

「《カーム》の効果発動。1ターンに1度、墓地のガスタモンスター2体をデッキに戻し、デッキからカードを1枚ドローする。」

 

侑斗

手札2→0→1

 

墓地からデッキに戻ったカード

・ガスタ・ガルド

・ガスタ・イグル

 

「レベル4の《カーム》と《セイ》でオーバーレイ!来い!《No.00ガスタの魔剣士ユウ》!!」

 

No.00ガスタの魔剣士ユウ ランク4 攻撃2500

 

「(これが・・・あのナンバーズか・・・。)」

カイトは《No.00ガスタの魔剣士ユウ》をじっと見た。

「《ガスタの魔剣士ユウ》の効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、相手の場に表側表示で存在するカード1枚の効果を無効にする。さらに、それがモンスターだった場合、そのモンスターの攻撃力を500ポイントダウンさせる。ウィンド・バインド!」

《No.00ガスタの魔剣士ユウ》の呪文で、《銀河眼の光子竜》は風に拘束され、体内に取り込んでいたオーバーレイユニットが解放されてしまった。

 

銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃4000→2500

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・ガスタの武器職人セイ

 

「バトル!《ミッシング・ソード》で《銀河眼の光子竜》を攻撃!ミッシングスライサー!」

《No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード》は2本の曲刀で《銀河眼の光子竜》を切り裂こうとしたが、凄まじい光に目がくらみ、攻撃を中断した。

「罠発動。《光子化》。相手モンスター1体の攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分俺の場の光属性モンスター1体の攻撃力を次の俺のターンのエンドフェイズ時までアップさせる。」

 

銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃2500→5200

 

「まさか・・・読まれて・・・。」

「そうだ。お前のデュエルを見たことがあるからな。それで、お前の持つナンバーズの効果は把握した。オービタル。」

「カシコマリ!!」

「あ・・・!!」

「これって・・・ユウが宝石泥棒とのデュエルしたときの・・・。」

オービタル7が流したのは、侑斗が竜司のデッキを取り戻すためにした宝石泥棒とのデュエルの一部始終だった。

「さあ・・・どうする?《ガスタの魔剣士ユウ》で攻撃するのか?」

「・・・。ターン・・・エンド・・・。」

 

カイト

手札0

ライフ3300

場 銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃5200

 

侑斗

手札1

ライフ4000

場 No.00ガスタの魔剣士ユウ(オーバーレイユニット1) ランク4 攻撃2500

  No.74マジカル・クラウン―ミッシングソード ランク7 攻撃2700

  伏せカード1

 

「俺のターン・・・ドロー!」

 

カイト

手札0→1

 

「俺は魔法カード《フォトン・ドロー》を発動。墓地のフォトンモンスター3体を除外し、デッキからカードを2枚ドローする。」

 

カイト

手札1→2

 

除外されたモンスター

・フォトン・リザード×2

・ツイン・フォトン・リザード

 

フォトン・ドロー

通常魔法カード

自分の墓地に存在する「フォトン」と名のつくモンスター3体を除外することで発動できる。

デッキからカードを2枚ドローする。

 

「手札から魔法カード《銀河殺戮》を発動。《銀河眼の光子竜》が俺の場に存在するとき、相手の場のモンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える。」

《銀河眼の光子竜》が体中からまぶしい光を放つと、《No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード》が消滅した。

そして、光は高温の熱になって侑斗を襲う。

「うわあああ!!」

 

侑斗

ライフ4000→1300

 

銀河殺戮(ギャラクシー・デストラクション)

通常魔法カード

自分フィールド上に「銀河眼の光子竜」が表側表示で存在するときにのみ発動できる。

相手フィールド上のモンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの攻撃力の数値分のダメージを相手ライフに与える。

「銀河殺戮」は1ターンに1度しか発動できない。

 

「ユウのライフが一気に減っちゃった!!このまま《銀河眼の光子竜》に攻撃されたら・・・。」

「狩らせてもらおう・・・。お前の魂ごと!《銀河眼の光子竜》で《ガスタの魔剣士ユウ》を攻撃。破滅のフォトン・ストリーム!!」

《銀河眼の光子竜》の口から青い光線が放たれた。

《光子化》の力を受けた分、その勢いは凄まじい。

「いやーーーー!!」

ウィンダは侑斗の身代わりになろうとした。

侑斗の場に凄まじい爆発が起こった。

「終わったか・・・。うん・・・?」

「はあ・・・はあ・・・はあ・・・。」

「え・・・?え・・・?」

ウィンダは自分と侑斗が風のバリアで包まれていた。

「ユウ・・・何をしたの・・・・?」

「罠カード《逆風―ディフェンス・ハリケーン》の効果・・・・。僕の場のガスタと名のつくエクシーズモンスターか、シンクロモンスターをリリースすることで、このターン、僕の場のモンスターは戦闘およびカード効果では破壊されず、すべてのダメージが0になる・・・。」

 

逆風―ディフェンス・ハリケーン―

通常罠カード

自分フィールド上に表側表示で存在する「ガスタ」と名のつくエクシーズモンスター、またはシンクロモンスター1体をリリースすることで発動できる。

このターン、自分フィールド上のモンスターは戦闘およびカード効果では破壊されず、自分が受けるダメージは0になる。

 

「しぶといな・・・。だが、次がお前のラストターンだ。俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド。」

 

カイト

手札2→0

ライフ3300

場 銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃5200→2500

  伏せカード1

 

侑斗

手札1

ライフ1300

場 なし

 

「ユウーーー!!良かったーーー!!」

ウィンダは泣きながら侑斗に抱きついた。

「ウィンダ・・・心配かけてごめんね・・・。でも、1ターン時間稼ぎができただけだよ・・・。」

「ユウ・・・いやだよ・・・・。あんなふうな別れ方・・・。」

「・・・・。」

侑斗は前世の自分の最期を夢で見た。

彼はウィンダに生きてほしいとこのような行動をしたが、それは彼女を悲しませた。

「(生きなきゃ・・・。前世の僕の分も・・・。)」

侑斗はデッキトップに指を掛けた。

「僕のターン・・・・ドロー!!!」

 

侑斗

手札1→2

 

「・・・・!!このカードなら勝てる!僕は手札から《ガスタの巫女ウィンダ》を召喚!ウィンダ・・・お願い!」

「うん!私がユウを守る!」

ウィンダは侑斗の場に移動した。

 

ガスタの巫女ウィンダ レベル2 攻撃1000

 

「その程度の雑魚モンスターで俺を倒せると思うな。」

「僕のデッキに雑魚はいません!そして、このカードが逆転への一手!」

侑斗の場に4枚の魔法・罠カードが現れた。

「貴様・・・一体何を・・・。」

「《神風―エアロ・チャージ―》《暴風―ストライク・ストーム―》、《逆風―ディフェンス・ハリケーン―》、《幻風―イリュージョン・ウィンド》を除外し、手札から魔法カード《永遠風―エターナル・ストーム》を発動!」

4枚の風のカードが融合し、侑斗の場に風が集中した。

「墓地から《ガスタの魔剣士ユウ》を特殊召喚!」

 

No.00ガスタの魔剣士ユウ ランク4 攻撃2500

 

「そして、このカードを発動したターン、相手モンスターはすべて攻撃表示になり、攻撃力は0になる。」

「何!?」

カイトの場にすさまじい暴風雨が起こり、《銀河眼の光子竜》は傷ついていった。

 

銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃2500→0

 

永遠風―エターナル・ストーム―

通常魔法カード

自分の墓地の「神風―エアロ・チャージ―」「暴風―ストライク・ストーム―」「逆風―ディフェンス・ハリケーン―」「幻風―イリュージョン・ウィンド―」を除外して発動する。

自分の墓地に存在する「ガスタ」と名のつくモンスター1体を特殊召喚する。

このカードを発動した時、相手フィールド上に存在するモンスターはすべて攻撃表示になり、攻撃力は0になる。(リバース効果は発動しない。)

 

「く・・・。だが・・・。」

カイトは自分の伏せカードを見た。

「バトル!《ガスタの魔剣士ユウ》で《銀河眼の光子竜》を攻撃!ウィンディ・ストラッシュ!」

「させるか!罠発・・・・!う・・うう・・・。」

急にカイトは苦しみ始め、目と服が元に戻っていく。

「く・・・ここまで来て・・・。」

「カ・・・カイト様!!」

オービタル7は倒れたカイトに近づいた。

「だ・・・大丈夫ですか!?」

侑斗はデュエルを中断し、カイトに近づいた。

「カイト様に近づくな!小僧!!」

オービタル7が侑斗の行方を阻む。

「でも・・・こんなに苦しんでるじゃないか!!放っておけないよ!」

侑斗は強引にオービタル7をどかすと、カイトを家まで運び始めた。

「・・・・。やっぱり、ユウそっくり。」

ウィンダは最初は驚いたが、前世の彼と同じ行動をとった侑斗を見て、笑顔で後を追った。

「小僧・・・。なぜこのようなことを・・・・?」

オービタル7にはなぜ、敵を助けるような行為を彼がしているのか理解できなかった。




侑斗VSカイトのデュエルは中断!
カイトの最後の伏せカードは一体・・・?
そして、カイトが突然倒れた原因とは・・・?
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