侑斗
No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
No.17リバイス・ドラゴン
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード
蓮
No.55竜騎兵グレン
竜司
No.11ビッグ・アイ
No.18ジェムナイト・アゲート
No.24ビッグバンドラグーン
瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.23セイクリッド・ルナマリア
No.48シャドー・リッチ
うう・・・!!」
「カ・・・カイト様!!」
「オービタル・・・ここは・・・?」
カイトは自分の体を見ると、絆創膏や包帯で傷がふさがっていた。
そして、彼がいる場所は侑斗の家の中で、侑斗は椅子に座ったまま眠っていた。
ちなみに、ウィンダはそのそばで寝ているが、ご存じのとおり、彼女は侑斗などの特定の人物以外に見えない。
「奴が俺を治療したのか?」
「お・・・おいらは止めました!!しかし、小僧は聞く耳を持たず・・・。」
「・・・。」
カイトは眠っている彼をじっと見た。
机の上にはデッキケースがあり、中には侑斗が持つナンバーズが全部入っていた。
「(ナンバーズがあれば・・・ハルトを治療することができる・・・。)」
カイトは侑斗のデッキケースに手を伸ばそうとしたが、その寸前で手を止めた。
「・・・。帰るぞ。オービタル。」
「カイト様!ナンバーズは!?」
「このような油断の多い奴のナンバーズはいつでも奪える。早くしろ。」
「カ・・・カシコマリ!!」
カイトとオービタル7は何も取らずに家を出て行った。
「剣崎侑斗・・・・。その名前・・・覚えておくぞ。」
カイトはデッキケースに書かれていた名前を口にだし、朝の街へ消えて行った。
「ううん・・・?」
カイトが出て行った30分後に侑斗は目覚めた。
「カイトさん・・・・オービタル7・・・・もう行っちゃったのかな・・・?」
侑斗は家中を探したが、カイトとオービタル7の姿は見えなかった。
「傷口が開かなければいいけど・・・。」
侑斗はインスタントみそ汁とご飯を食べ始めた。
「ユウ・・・・おはよう・・・。」
ウィンダが目をこすりながら、居間で食事をしている侑斗の元へ来た。
「おはよう。早起きだね。」
時間は午前8時、休日はほぼ寝坊しているウィンダにしては珍しく早起きだ。
「だって、寝心地が悪かったから・・・。ううーー。少し寝違えしてるよー。」
「(精霊も寝違えすると痛いんだ・・・・。)」
侑斗は苦笑しながら、朝ご飯を食べ終えた。
ピリリリリ・・・。
「電話だ・・・。」
侑斗は電話に出ると、そこから聞こえたのは蓮の大声だった。
「(侑斗!!暇か!?)」
「蓮・・・・いきなりどうしたの・・・?」
「(今起こった事件の調査しに行こうぜ!!きっと、ナンバーズが絡んでる!!)」
「今起こった事件・・・?」
侑斗はテレビをつけると、各局の報道番組はある事件の報道に集中していた。
「(今朝起こった交通事故です!!ハートランドシティハイウェイで数百台の車両が絡む大型事故が発生しました!!警察によると、死者は出ていないとのことですが、被害者は口々に突然コントロールが利かなくなったと証言しております!!繰り返します!!今朝・・・・。)」
「コントロールが利かなくなった・・・?」
「(ああ!!絶対おかしいぜ!これはナンバーズが無きゃ無理だって!!)」
「その可能性は否定できないけどね・・・。分かった。」
「よーし!!ナンバーズ部全員集合だな!!」
「ふああ・・・。俺、もうちょっと寝たかったんだけど・・・。」
「私も・・・。」
元気いっぱいな蓮とは対照的に、竜司と瑠那はまだ眠たそうだった。
「何だよー。ナンバーズの回収・調査は俺たちナンバーズ部の仕事だろ?あ・・・忘れてた!これをつけとけよ!」
蓮は侑斗たちに1つずつバッジを渡した。
バッジの色とマークはそれぞれ異なっていて、侑斗の物は緑色で双剣が描かれているバッジ、蓮の物は黒で2丁の銃が描かれ、竜司は銀色と槍、瑠那は金色と弓矢という構成だった。
「ナンバーズ部メンバーの証だぜ!」
蓮は自慢しながら、バッジをつけた。
「よーし!!ナンバーズ部出動だーーー!!」
「お・・・おー・・・。」
侑斗たちは一応、右腕を上げた。
「ねえねえ、蓮君はいつもこんな感じなんだね。」
「うん・・・。底抜けに元気なんだよ・・・。蓮は・・・。」
その後、侑斗たちは1日かけて警察が見ていないところの調査を個別に行った。
夕方、島のカフェで侑斗たちは今まで集まった情報を交換することになった。
「ううーん・・・。あまりいい情報はないね・・・。」
「どれも警察が持ってる情報ばかり・・・。」
「でも、一つだけ妙な情報があるね。」
唯一、警察がまだつかんでいない情報、それは現場付近でバイクに乗ったままのデュエルが行われていたことだ。
そして、白いバイクに乗っている男が3つの頭の龍を召喚した時、多くの車両が突然コントロールが利かなくなった。
その結果、このような事故が起こり、白いバイクは即座に逃走、行方をくらました。
ちなみに白いバイクの男とデュエルをしていた男は意識不明の重体だ。
「白いバイクか・・・。ナンバープレートか、他の特徴について分かればいいんだけど・・・。」
その日の夜・・・。
「ひいい!!なんでこんなことになってんだよ!?」
とある公道で、青いバイクに乗っているリーゼント頭の男が白いバイクに追いかけられていた。
「どうしたどうした!!もっとスピードを上げろよー!!」
「これでもマックススピードだ!それに、このままだと!!」
「黙れ!!」
白いバイクに乗っている男から闇のオーラがあふれ出し、その男のバイクは更に加速し、制御不能になった。
「コ・・・・コントロールが・・・うわあああああ!!」
男のバイクはものすごいスピードになったために急カーブを曲がりきれずにクラッシュ、炎上した。
「また事故だ・・・。」
昨晩発生した事故が朝の報道番組で報道されていた。
事故を起こしたバイクに乗っていた男は意識不明の重体らしい。
「また事故だ・・・。」
「ねえ、ユウ。これって昨日起こった事故と関係あるのかな?」
「それは分からないけど・・・。」
ピリリリリ・・・。
「きっと蓮だ・・・。」
侑斗は電話に出た。
「もしもし・・・蓮?」
「よお!侑斗!すぐにハイウェイへ来いよ!!実際に現場を調べてみようぜ!!」
蓮はそれだけ言うと、電話を切った。
「まったく・・・。」
「蓮君、元気いっぱいだね。」
「まあ、それが蓮のとりえ・・・!!うう・・・・!!」
「!!ユウ!どうしたの!?」
「あ・・・頭が・・・!!」
頭痛と共に、侑斗の目に映ったのは瑠那の時にように、ものすごいスピードで疾走しながら白いバイクの男とデュエルをしている蓮の姿だった。
「蓮が・・・蓮が危ない!!」
侑斗は大急ぎで外に出た。
「あ・・・!!ユウ!待ってよーー!!」
ウィンダは侑斗を追いかけた。
「うーん・・・。見つかんねえなあ・・・。」
蓮はハイウェイでバイクを走らせていた。
「よーし、侑斗たちと合流したら・・・ん?」
後ろからものすごいスピードで近づいてくる白いバイクが見えた。
バイクには黒いフルフェイスのヘルメットに、真っ黒なスーツで長身な男だった。
「そこのお前!!俺とスピードを競おうぜーー!!」
「何言ってんだよ?今俺は忙しいんだよ。他の奴とやってろよ。」
「逃げんじゃねえよーー!!」
男はエクシーズモンスターカードを天にかざすと、蓮のバイクのスピードが急に上がった。
「うわっ・・・どうなってんだよ!?」
「俺とレースをしようぜー!でも、これじゃあ面白くねえからよお・・・そのままデュエルだー!!」
「こんな状態でデュエルできると思ってんのか!?」
蓮はバイクの態勢を整えるのに精いっぱいだった。
「悪いけどよぉ、このバイクは俺にデュエルで勝つまで止められないようにさせてもらったぜー!このまま止まらなかったら・・・ヒヒヒ!!」
「ちくしょう!やるしかねえのかよ!?」
蓮はやむを得ず、バイクに搭載されてるデュエルディスクを展開した。
「覚えておけー!俺は獅子道一角!世界一速い男だ!!」
「なら、俺の名前も覚えておけ!俺は加賀美蓮!世界一のデュエリストになる男だ!!」
「「デュエル!!」」
一角
手札5
ライフ4000
蓮
手札5
ライフ4000
「先攻は俺だー!ドロー!」
一角
手札5→6
「このデュエルは早い奴が制す!だから、先行しているプレイヤーは1ターンに2度モンスターを通常召喚できるってルールにしようぜー!」
一角はアクセルを踏むと、さらにスピードが上がり、蓮を追い越した。
「ちくしょう!勝手にしやがれ!!」
「俺は手札から《サファイア・ドラゴン》2体を召喚!」
サファイア・ドラゴン×2 レベル4 攻撃1900
「更に、このカードはお前の場に《ドラゴニック・トークン》1体を特殊召喚することで、手札から特殊召喚できる。俺は手札から《ダブルボディ・ドラゴン》を特殊召喚!」
一角の場に片方が赤でもう片方が青の飛龍が現れ、赤い飛龍は蓮の場に移動した。
ダブルボディ・ドラゴン
レベル4 攻撃1200 守備1000 効果 水属性 ドラゴン族
このカードは相手フィールド上に「ドラゴニック・トークン」1体を特殊召喚することで、手札から特殊召喚できる。
ドラゴニック・トークン
レベル4 攻撃2500 守備2500 トークン 炎属性 ドラゴン族
「ダブルボディ・ドラゴン」の効果で特殊召喚される。
このカードは攻撃できない。
「レベル4のドラゴン族モンスターが3体ってことは!?」
「おお!分かってるじゃねえか!!俺はレベル4の《サファイア・ドラゴン》2体と《ダブルボディ・ドラゴン》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れろ、《No.57奮迅竜トレスラグーン》!」
一角の場に「57」が刻まれている球体が現れ、それを中心に雲でできた3つの頭を持つ龍が構成された。
No.57奮迅竜トレスラグーン ランク4 攻撃100
「ナンバーズ・・・3つの頭の龍・・・てことは!!」
急に蓮のバイクのスピードが限界を超えて上昇し始めた。
「いいなあ!いいなあ!!このスピードはよお!!」
一角もさらにスピードを上げた。
「(こ・・・こいつ・・・ナンバーズに飲み込まれてやがる・・・!!)」
「《トレスラグーン》の効果発動!このカードの特殊召喚に成功した時、相手モンスター1体の攻撃力分、攻撃力がアップする!」
《No.57奮迅竜トレスラグーン》の形が蓮の場の《ドラゴニック・トークン》に変化した。
No.57奮迅竜トレスラグーン ランク4 攻撃100→2600
「くそっ・・・!!攻撃力アップのために俺の場にトークンを・・・!!」
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド。さあ!早くスピードを上げねえと、どんどん差が大きくなるぜー!!」
一角
手札6→2
ライフ4000
場 No.57奮迅竜トレスラグーン(オーバーレイユニット3) ランク4 攻撃2600
伏せカード1
蓮
手札5
ライフ4000
場 ドラゴニック・トークン レベル4 攻撃2500
先行を取っているプレイヤー 一角
ハイウェイよりも少し手前の道では、侑斗とウィンダがバイクで疾走していた。
「・・・・!!蓮が戦っている・・・。」
「え・・?なんでわかるの?ユウ。」
「ユウが・・・前世の僕が教えてくれた・・・。急がなきゃ!!」
侑斗はさらにスピードを上げ、ハイウェイへ向かう。
「(蓮・・・無事でいて・・・・!!)」
「俺のターン!ドロー!」
蓮
手札5→6
「俺は、手札から《アクセル・ドラゴン》を召喚!」
アクセル・ドラゴン レベル4 攻撃1000
「このカードの召喚に成功した時、デッキからレベル4以下のチューナー以外のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する!俺はデッキから《スター・ブライト・ドラゴン》を特殊召喚!」
蓮の場に金色の肉体と白銀の翼をもつ龍が現れた。
スター・ブライト・ドラゴン レベル4 攻撃1900
「行くぜ!!レベル4の《アクセル・ドラゴン》と《スター・ブライト・ドラゴン》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!出やがれ、《No.55竜騎兵グレン》!」
No.55竜騎兵グレン ランク4 攻撃2400
「そして、手札から魔法カード《龍の霊廟》を発動!デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る!」
蓮のデッキから《アレキサンドライドラゴン》が現れ、霊魂と化して姿を消した。
「更に、この効果で墓地へ送ったカードがドラゴン族通常モンスターだった場合、更にデッキからもう1枚ドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る!」
更に蓮のデッキから龍の魂たちが炎となって結集した実態無き龍、《神龍アポカリプス》が墓地へ送られた。
「そして、《グレン》の効果発動!1ターンに1度、手札1枚とオーバーレイユニット1つをコストにし、俺の墓地に存在するレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を装備する!《アレキサンドライドラゴン》!《グレン》の力になってくれ!!」
《アレキサンドライドラゴン》はアレキサンドライトの装飾が施されたグレネートランチャーに変形し、《No.55竜騎兵グレン》の武器となった。
「《グレン》の攻撃力は、装備したドラゴン族モンスターの攻撃力の半分の数値分、攻撃力がアップする!《アレキサンドライドラゴン》の攻撃力は2000だ!」
No.55竜騎兵グレン ランク4 攻撃2400→3400
手札から墓地へ送ったカード
・バイス・ドラゴン
取り除かれたオーバーレイユニット
・アクセル・ドラゴン
「ちっ!!《トレスラグーン》の攻撃力を上回ったか!!」
一角は舌打ちしながら、《No.55竜騎兵グレン》を見た。
「バトル!行け!《龍騎兵グレン》!《奮迅竜トレスラグーン》を破壊しやがれ!アレキサンドライトグレネード!!」
《No.55竜騎兵グレン》は近くの高層ビルを踏み台にして大きく跳躍し、巨大なアレキサンドライトでできたグレネードを発射した。
グレネードが《No.57奮迅竜トレスラグーン》の球体に接触すると、大爆発を起こしてそのモンスターは消滅した。
「・・・・。」
一角
ライフ4000→3200
「よっしゃあ!俺はカードを1枚伏せ、ターンエンドだ!!」
蓮は少しずつ高速のスピードに慣れ、コントロールできるようになった。
一角
手札2
ライフ3200
場 伏せカード1
蓮
手札6→2
ライフ4000
場 No.55竜騎兵グレン(《アレキサンドライドラゴン》装備 オーバーレイユニット1) ランク4 攻撃3400
ドラゴニック・トークン レベル4 攻撃2500
伏せカード1
先行しているプレイヤー 一角
「やりやがったな・・・。」
一角はさらにアクセルを踏み込み、蓮を突き放した。
「何やってんだよ!?もう200キロ後半までいってるぞ!!もしクラッシュしたら・・・!」
「黙れーーー!!俺のターン!ドロー!」
一角
手札2→3
「俺は手札から《フレイム・ガーディアン》と《フロスト・ガーディアン》を召喚!」
一角の場に炎でできた中世騎士の鎧を着たトカゲと、氷でできた鎧を着たトカゲが現れた。
フレイム・ガーディアン レベル4 攻撃1000
フロスト・ガーディアン レベル4 守備2000
「《フロスト・ガーディアン》は俺の場に《フレイム・ガーディアン》が存在するときに召喚した場合、デッキ・墓地から《スパーク・ガーディアン》を手札に加える!そして、《スパーク・ガーディアン》は俺の場に《フレイム・ガーディアン》か《フロスト・ガーディアン》が存在するとき、手札から特殊召喚できる!」
一角の場に雷でできた中世騎士の鎧を着たトカゲが現れた。
スパーク・ガーディアン レベル4 攻撃1900
フレイム・ガーディアン
レベル4 攻撃1000 守備1000 効果 炎属性 爬虫類族
このカードをエクシーズ素材としてドラゴン族・海竜族・爬虫類族のエクシーズモンスターのエクシーズ召喚に成功した時、デッキからカードを1枚ドローする。
フロスト・ガーディアン
レベル4 攻撃0 守備2000 効果 水属性 爬虫類族
「フレイム・ガーディアン」が自分フィールド上に表側表示で存在する場合にこのカードの召喚に成功した時、デッキ・墓地から「スパーク・ガーディアン」1体を手札に加える。
スパーク・ガーディアン
レベル4 攻撃1900 守備0 効果 光属性 爬虫類族
このカードは通常召喚できない。
このカードは自分フィールド上に「フレイム・ガーディアン」または「フロスト・ガーディアン」が表側表示で存在するとき、手札から特殊召喚できる。
このカードをエクシーズ素材にしてエクシーズ召喚されたモンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。
「スパーク・ガーディアン」はフィールド上に1体しか存在できない。
「3体のガーディアンでオーバーレイ!エクシーズ召喚!出やがれ、《No.91サンダー・スパーク・ドラゴン》!」
「何!?もう1体のナンバーズだって!!?」
頭部に「91」が刻まれている青い蛇龍が電気を纏って一角の場に出現した。
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン ランク4 攻撃2400
「攻撃力2400?これなら、《竜騎兵グレン》は倒せないぜ。」
「それはどうだろうなあ?《フレイム・ガーディアン》の効果で、カードを1枚ドロー!更に、《スパーク・ガーディアン》を素材としてエクシーズ召喚されたモンスターの攻撃力は1000ポイントアップ!!そして、永続罠《リミット・リバース》を発動!その効果で攻撃力1000以下のモンスター、《奮迅竜トレスラグーン》を復活させる!」
No.57奮迅竜トレスラグーン ランク4 攻撃100
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン ランク4 攻撃2400→3400
「ちなみに、こいつの効果は特殊召喚時に発動することができるぜ。」
「何!?」
《No.57奮迅竜トレスラグーン》の姿がグレネードランチャーを装備した《No.55竜騎兵グレン》と同じ形になった。
No.57奮迅竜トレスラグーン ランク4 攻撃100→3500
「攻撃力3500!?」
「《サンダー・スパーク・ドラゴン》の効果発動!オーバーレイユニットを3つ取り除くことで、このカード以外の表側表示モンスターをすべて破壊する!更に、手札から速攻魔法《禁じられた聖衣》を発動!これで《トレスラグーン》の攻撃力を600ポイントダウンさせる代わりに、このモンスターはカード効果の対象にならず、更に破壊されねえ!!やれえ!《サンダー・スパーク・ドラゴン》!サンダー・スパーク・ボルト!」
《No.91サンダー・スパーク・ドラゴン》は電撃波を体中から放ち、《ドラゴニック・トークン》と《No.55竜騎兵グレン》のグレネードランチャーを破壊した。
「なんで《竜騎兵グレン》は破壊されねえんだ!!?」
「こいつはカード効果で破壊されるとき、代わりに装備しているドラゴン族モンスターを墓地へ送る!」
No.57奮迅竜トレスラグーン ランク4 攻撃3500→2900
No.55竜騎兵グレン ランク4 攻撃3400→2400
取り除かれたオーバーレイユニット
・フレイム・ガーディアン
・フロスト・ガーディアン
・スパーク・ガーディアン
「バトル!《トレスラグーン》で《竜騎兵グレン》を攻撃!クラウディ・アタック!」
《No.57奮迅竜トレスラグーン》は雲状のグレネードを放ち、《No.55竜騎兵グレン》を撃破した。
「ぐうう・・・!!」
わずかなダメージだったが、このスピードの中で態勢を崩すには十分なダメージで、蓮のバイクは大きく傾いた。
「ふざけんなよ・・・・こなくそーーー!!」
蓮は叫びながら、力任せに体勢を立て直した。
蓮
ライフ4000→3500
「更に、《サンダー・スパーク・ドラゴン》でダイレクトアタック!!スパーク・ブレス!!」
《No.91サンダー・スパーク・ドラゴン》は口から巨大な雷の球を吐きだした。
「(このカードを発動すれば、《竜騎兵グレン》で攻撃を阻止することができる・・・。だが、それでは勝てねえ!!ここは・・・・・。)」
蓮は伏せカードを発動させず、雷の球を受けた。
「うわああああ!!」
攻撃を受け、蓮は大きく吹き飛ばされた。
蓮
ライフ3500→100
「く・・・・おおおお!!」
蓮はハイウェイの壁の上にバイクを走らせ、態勢を整えてからそこの路上に復帰した。
「ち・・・・。しぶてえなあ!でもよお!!」
一角は300キロまでスピードを上げ、ハイウェイにバイクを走らせた。
今まで何度もほかの車両とすれ違っている。
今までこのようなスピードを出して、接触事故を起こしていないだけでも奇跡に等しい。
「はははは!!世界最速は俺だ!!カードを1枚伏せ、ターンエンド!!《禁じられた聖衣》の効果はここで切れる!」
一角
手札3→0
ライフ3200
場 No.57奮迅竜トレスラグーン ランク4 攻撃2900→3500
蓮
手札2
ライフ100
伏せカード1
「うわあ・・・。ライフが一気に減っちまったなあ・・・。」
「(蓮・・・!!蓮!応答して!!)」
「うん・・・?」
蓮がバイクの通信機能を起動すると、そこには侑斗の姿があった。
「(蓮!犯人を見つけたの?)」
「ああ・・・。やっぱりナンバーズが絡んでたぜ!それと・・・今、そいつとデュエルをしている。」
「(じゃあ、場所を教えて!僕がや・・・。)」
「侑斗。ナンバーズに細工されたせいで、今デュエルを止めるのは無理だ・・・。」
「(そんな・・・。)」
「大丈夫だ。あとでそいつが持っていたナンバーズを見せてやるからよ!」
蓮は笑顔でサムズアップをすると、通信を切った。
「友達との別れの挨拶はすんだかよ?」
「んなわけねえよ!お前のナンバーズを奪って、見せてやる約束をしただけだ!」
「なら勝って見せろよ!この俺によお!!」
「ああ・・・!!俺のターン!ドロー!」
蓮
手札2→3
「罠発動!《エクシーズ・リボーン》!このカードをオーバーレイユニットにして、エクシーズモンスター1体を復活させる!《竜騎兵グレン》復活だ!!」
竜騎兵グレン レベル4 攻撃2400
「そして、手札から《ドル・ドラ》を召喚!」
蓮の場に2つの頭を持った紫色の邪悪な龍が現れた。
ドル・ドラ レベル3 攻撃1500
「更に、このカードは相手の場にモンスターが2体以上存在するとき、手札から特殊召喚できる!《バタフライ・ドラゴン》を特殊召喚!」
蓮の場に蝶のような美しい羽根をつけた小さな龍が現れた。
バタフライ・ドラゴン
レベル3 攻撃800 守備1000 効果 風属性 ドラゴン族
このカードは相手フィールド上にモンスターが2体以上存在するとき、手札から攻撃表示で特殊召喚することができる。
「バタフライ・ドラゴン」は1ターンに1度しかこの効果で特殊召喚することができない。
「行くぜ!レベル3の《ドル・ドラ》と《バタフライ・ドラゴン》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!出やがれ、《バックパック・ドラゴン》!」
蓮の場に白いバックパック付きのアーマーをつけているドラゴンが現れた。
バックパック・ドラゴン ランク3 攻撃1500
「攻撃力1500と2400?その程度で俺に勝てるかよ!?」
一角は大笑いしたが、それが自分のターンがもう来ないことを決定づけていることにまだ気づいていなかった。
「《バックパック・ドラゴン》の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、このカードはドラゴン族エクシーズモンスター1体の装備カードになる!」
「何!?」
《バックパック・ドラゴン》のバックパックが分離し、《No.55竜騎兵グレン》に装着された。
バックパックを装着した《No.55竜騎兵グレン》は猛スピードで蓮に追従した。
「《バックパック・ドラゴン》を装備した《グレン》の攻撃力は1500ポイントアップする!」
No.55竜騎兵グレン ランク4 攻撃2400→3900
「そして、《グレン》の効果発動!オーバーレイユニット1つと手札1枚をコストに、墓地の《アレキサンドライドラゴン》を再び装備!」
《No.55竜騎兵グレン》は再びアレキサンドライトが装飾されているグレネードランチャーを装着した。
No.55竜騎兵グレン ランク4 ランク4 攻撃3900→4900
手札から墓地へ送られたカード
・モンスター・スロット
取り除かれたオーバーレイユニット
・エクシーズ・リボーン
「バトル!《竜騎兵グレン》で《サンダー・スパーク・ドラゴン》を攻撃!!フライング・グレネード!!」
《No.55竜騎兵グレン》はバックパックで猛スピードで飛行し、大量のアレキサンドライトグレネード弾を《No.91サンダー・スパーク・ドラゴン》に発射した。
攻撃を受けた《No.91サンダー・スパーク・ドラゴン》はそのまま一角に向かって倒れはじめた。
「《バックパック・ドラゴン》を装備したモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」
「何・・・!?ぎゃあああああ!!」
一角は《No.91サンダー・スパーク・ドラゴン》の下敷きとなった。
ライフが0になり、蓮のバイクは緊急停止し、一角のバイクはクラッシュした。
一角
ライフ3200→700→0
バックパック・ドラゴン
ランク3 攻撃1500 守備1500 エクシーズ 炎属性 ドラゴン族
レベル3のドラゴン族モンスター×2
1ターンに1度、エクシーズ素材を1つ取り除き、自分フィールド上に表側表示で存在するドラゴン族エクシーズモンスター1体を選択して発動する。
このカードは装備カード扱いにして、そのモンスターに装備する。
この効果で装備カード扱いとなったこのカードを装備したモンスターの攻撃力は1500ポイントアップする。
また、装備モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊して墓地へ送ったとき、破壊したモンスターの元々の攻撃力の数値分のダメージを相手ライフに与える。
「あーあ・・・。言わんこっちゃねえなあ・・・。」
蓮は足元に落ちている2枚のナンバーズを回収した。
「(これで・・・俺も侑斗に少しは近づけたかな?)」
カードをデッキケースにしまうと、警察に連絡を入れた。
一角は派手にクラッシュしたようだが、ナンバーズのおかげか軽傷で済んだが、今は気絶している。
警察が一角を連行した後、侑斗が蓮と合流した。
「蓮!!良かった・・・・無事で・・・。」
「侑斗。手に入ったぜ!ナンバーズ!!」
蓮は2枚のナンバーズを侑斗に見せた。
「蓮・・・。あまり無茶しないでね。」
「お前の方が無茶ばっかりしてるくせに。」
「・・・。」
蓮の一言を侑斗は言い返すことができなかった。
「「(ユウが蓮君に言い負かされちゃった・・・。今日は大雪が降るかも・・・。)」
ウィンダは空を見上げると、雪の結晶が1つだけ降った。
かなり強引な展開でしたが、一挙にドラゴン族ナンバーズ2枚をゲット!
次に手に入るナンバーズは・・・?
感想待ってます。