No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
No.17リバイス・ドラゴン
No.49秘鳥フォーチュンチュン
No.50ブラック・コーン号(玉之助から獲得)
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード
蓮(ハートピース3)
No.55竜騎兵グレン
CNo.55灼熱竜騎兵グレン(グレンとの対話で獲得)
No.57奮迅竜トレスラグーン
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン
竜司(ハートピース4)
No.11ビッグ・アイ
No.18ジェムナイト・アゲート
No.24ビッグバンドラグーン
瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.23セイクリッド・ルナマリア
No.48シャドー・リッチ
今回も瑞田高光さんの『遊戯王~友と絆と愛とそして……~』とのコラボです。
(蓮のターンのバトルフェイズ中 《CNo.55灼熱竜騎兵グレン》攻撃)
満&龍騎
手札
満1
龍騎4
ライフ5500
場 伏せカード1
天空の聖域(フィールド魔法)
蓮&侑斗
手札
蓮1→0
侑斗0
ライフ1000
場 ガトリング・ドラゴン レベル8 攻撃2600
CNo.灼熱竜騎兵グレン(《ライトパルサー・ドラゴン》装備) ランク4 攻撃3650
裏守備モンスター1
伏せカード1
《CNo.55灼熱竜騎兵グレン》のロケットランチャーから放たれたロケット弾はそのまま満と龍騎の近くで大爆発を起こした。
「「うわあああ!!」」
満&龍騎
ライフ5500→1950
「よっしゃあ!これでライフの差は縮まったぜ!」
「痛たた・・すさまじい威力だったね。兄ちゃん。」」
「でも、これでこのカードを発動できる!」
「・・・・!!」
侑斗は満と龍騎の場に残っている伏せカードを見た。
「罠発動!《ブラッド・エクシーズ》。自分が直接攻撃で戦闘ダメージを受けたとき、受けたダメージ以下の攻撃力を持つエクシーズモンスターをエクストラデッキから特殊召喚し、このカードをオーバーレイユニットにする!」
「何!?」
「エクシーズ召喚!現れろ、《No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル》!」
満と龍騎の場にまばたきしている黒い眼がついたいびつな形の大剣と盾を装備した漆黒の翼と真紅の鎧を着ている天使が現れた。
また、「77」は心臓部分に刻まれている。
No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル ランク8 攻撃3000
ブラッド・エクシーズ
通常罠カード
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に自分が直接攻撃で戦闘ダメージを受けたときに発動できる。
自分が受けた戦闘ダメージ以下の攻撃力を持つエクシーズモンスター1体を自分フィールド上にエクシーズ召喚扱いで特殊召喚し、このカードをそのモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。
「攻撃力3000。なら、《灼熱竜騎兵グレン》は倒せないけど・・・。」
「あと俺にできることとしたら・・・これしかねえな。《ガトリング・ドラゴン》の効果発動!コイントスを3回行い、表になったコインの数だけ場のモンスターを破壊する!」
蓮は3枚一気にコイントスをした。
表のコインは1枚だった。
「よし!!これで《ヴァリアブル・エンジェル》は消し飛ぶぜ!」
《ガトリング・ドラゴン》のガトリング砲から無数の銃弾が放たれる。
「《堕天使長ヴァリアブル・エンジェル》の効果発動!このカードが戦闘またはカード効果で破壊されるとき、代わりにオーバーレイユニットを1つ取り除く!」
「何!?自分を守る効果だって!?」
《No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル》の周囲を旋回している光の球体がバリアになってそのモンスターを銃弾から守った。
「更に、このカードがオーバーレイユニットを取り除いた時、攻撃力が1000ポイントアップする!」
No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル ランク8 攻撃3000→4000
取り除かれたオーバーレイユニット
・ブラッド・エクシーズ
No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル
ランク8 攻撃3000 守備3000 エクシーズ 闇属性 天使族
光属性・天使族のレベル8モンスター1体+闇属性・天使族のレベル8モンスター1体
このカードは光属性としても扱う。
このカードは「No.」と名のつくエクシーズモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードが戦闘またはカード効果で破壊されるとき、代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く。
このカードがその効果でエクシーズ素材を取り除いた時、攻撃力が1000ポイントアップする。
「しまった!!逆に相手を強化しちまった!!もう俺に打つ手はねえ・・・。ターンエンド!!!」
満&龍騎
手札
満1
龍騎4
ライフ1950
場 No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル ランク8 攻撃4000
天空の聖域(フィールド魔法)
蓮&侑斗
手札
蓮0
侑斗0
ライフ1000
場 ガトリング・ドラゴン レベル8 攻撃2600
CNo.灼熱竜騎兵グレン(《ライトパルサー・ドラゴン》装備) ランク4 攻撃3650
裏守備モンスター1
伏せカード1
「僕のターン、ドロー!」
龍騎
手札4→5
「龍騎。分かってるな!」
「分かってるよ、兄ちゃん。僕は手札から魔法カード《天空から禁制品》を発動!《天空の聖域》発動中、このターン、相手は罠カードを発動できない!」
《天空の聖域》から電撃が侑斗の伏せカードに対して放たれた。
天空からの禁制品
通常魔法カード
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
このターン、相手は罠カードを発動できない。
このカードの発動に対して、相手は魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。
「これで安心して攻撃できる!行け!《堕天使長ヴァリアブル・エンジェル》!カオス・ネクロブレード!」
《No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル》はその手に持つ邪悪な大剣で《ガトリング・ドラゴン》を切り裂こうとした。
「この攻撃が通ったら、ユウと蓮君が負けちゃう!!」
「くそ・・・!!罠カードも発動できねえし、ここまでかよ!?」
「速攻魔法《死力のカウンターアタック》を発動!」
「何!?速攻魔法だって!?」
龍騎はまさかのカードに驚きを隠せなかった。
「このカードは相手エクシーズモンスターと戦闘を行う時にのみ発動できる!戦闘を行う相手モンスターの攻撃力を1000ポイントアップさせる。」
No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル ランク8 攻撃4000→5000
「・・・・???」
満と龍騎は侑斗の行動が理解できなかった。
「そして、互いのモンスターはその戦闘では破壊されず、お互いが受ける戦闘ダメージも0になる。」
《No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル》の邪悪な刃は《ガトリング・ドラゴン》のガトリング砲の無数の銃弾とぶつかり合った。
「そして、そのダメージステップ終了時にそのエクシーズモンスターを破壊し、その戦闘で無効にして戦闘ダメージと同じ数値分のダメージを互いに受ける!」
「《ヴァリアブル・エンジェル》の攻撃力は5000・・・そして《ガトリング・ドラゴン》の攻撃力は2600・・・ということは!!」
《ガトリング・ドラゴン》は残った銃弾をすべて発射して《No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル》の大剣を破壊し、更にその肉体をハチの巣にした。
そして、《No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル》は大爆発を起こした。
「「「「うわああああ!!!」」」」
満&龍騎
ライフ1950→0
蓮&侑斗
ライフ1000→0
死力のカウンターアタック
速攻魔法カード
相手フィールド上に表側表示で存在するエクシーズモンスターと戦闘を行う時にのみ発動できる。
戦闘を行う相手モンスター1体の攻撃力をダメージステップ終了時まで1000ポイントアップさせる。
また、この戦闘でお互いのモンスターは破壊されず、互いが受ける戦闘ダメージは0になる。
そして、その戦闘のダメージステップ終了時に無効にした戦闘ダメージと同じ数値分のダメージをお互いに受ける。
「痛たたた・・・。」
《死力のカウンターアタック》の衝撃で吹き飛ばされた4人は立ち上がった。
「まさか・・・ドローになるなんて・・・。」
「やれやれ。俺の運もまだまだだなあ。」
「すごいね!!2人とも!!」
満と龍騎が侑斗と蓮に近づいた。
「あ・・・そうだ!はい、これ!」
龍騎は2枚のナンバーズを差し出した。
「え・・・?これは・・・さっきのデュエルで使ってた・・・・いいの?」
「うん、多分君達に渡してほしいって意味なんだろうからさ。」
「え・・・あ・・・あそう・・・。ありがとう・・・。」
侑斗は意味がわからないと言った様子だが龍騎の好意(?)を無下にも出来ないので、そのまま受け取った……
「おっと……俺からはコレだ。」
満は2人に一つずつハートピースを手渡した。
「え・・・!?いいのかよ?ハートピース・・・。」
「ああ!!どうせ、俺たちが持っていても意味がないからな。」
「え・・・?どういうこと・・・?」
侑斗は2人の言っていることの意味が分からなかった。
「…………だな。俺達は……言わば、この世界の住人じゃないんだ。」
「別世界の住人ってことなの!?」
「も・・・もしかして、精霊世界の!?」
「え・・・?どこの世界から来たんだ!?教えてくれ!!」
3人は別世界の住人だという彼らの言葉に驚き、それぞれ違った反応を見せた。
まあ、ウィンダは侑斗以外には見えていないが・・・。
「んーと……色々ややこしいんだけど…………まずは、この制服……見覚えがあるかい?」
満は両手を軽くあげて制服を見せた。
「ええっと・・・確か、学校史の史料で見たことが・・・・まさか・・・・。」
侑斗は目を大きく開いた。
「う~ん……その考えは半分当たりで半分外れかな?」
侑斗の呟きに満は意地悪っぽくほくそえみながら答えた。
「でも・・・そうじゃなきゃ説明がつかないよ・・・。」
「ねえ、ユウ。良くわからないよ。どういうことなの?」
「ウィンダ・・・。あの制服は十数年前のデュエルアカデミアの制服だよ。」
「ええ・・・!?」
ウィンダはびっくりしながら、満の制服を見た。
「ハハッ…………だからややこしい……って言ったでしょ?」
満が笑いながら言い、龍騎がそれに付け加えるように続けた。
「確かに、侑斗君の言う通り……今のところは、僕達は10数年前のアカデミア本校の生徒だ。恐らく、別次元のね…………でも、それだけじゃないんだよ?」
「それだけじゃない・・・・?」
龍騎の言葉に侑斗は首をかしげる。
「うん……僕達は本来、全く別の世界から異次元のアカデミア本校のある世界へ転移しちゃって……そして、今日はここに来ちゃった…………って訳。」
「ということは・・・・何か脱出方法があるかもしれないね。」
「そうなると・・・やることは1つだな!」
侑斗と蓮はうなずいた。
「やること……?」
龍騎は首をかしげていた。
「探すんだよ!お前たちを元の世界に返す方法をな!!」
蓮は周囲に何か異変がないかを調べ始めた。
「…………ふふっ……ありがとう!」
龍騎は目に涙を少しだけ浮かべつつ笑った。
「龍騎君。」
「……ありがとう。
龍騎は侑斗から差し出されたハンカチで涙を拭った。
「でも、ユウ。何か手がかりはあるの?」
「ないけど、原因がなければ結果は起こらないよ。絶対に何かあるはず・・・。」
侑斗は蓮とは別方向で調査を始めた。
「龍騎君たちの世界って、どんな感じなの?」
付近の調査をしながら、侑斗は龍騎に問いかけた。
「え?……それは僕達が始めに居た世界の事?それとも、この世界の10数年前の時のパラレルワールドの世界??」
「初めにいた世界・・・・?」
侑斗は突然の言葉に耳を疑った。
「あ~……説明が微妙だったかな……?例えば、この世界をA……この世界の10数年前のパラレルワールドをB……それで、始めにいた世界の事をCとするでしょ?僕達兄弟は、元々Cの世界の住人なんだよ……それで、Bの世界に転移しちゃったんだ…………それで今日、Bの世界からA……つまりここに転移した…………って訳。」
「要するに、俺達は二つの世界を知っている…………って事だな。」
「となると・・・見つかるとすれば、Bの世界への道になるのかな・・・?」
侑斗の少し考えると、そう言った。
「そうだね……で、結局の所どっちの世界の話が聞きたいの?」
龍騎が首をかしげて侑斗を見ている……が、その姿は女の子と然程変わらなかった…………。
「ええっと・・・じゃあ、君たちが元々いた世界ってどんな感じなの?」
「そ~だなぁ……あ、そうだ!《青眼の白龍》って持ってる?」
「うん。伝説のデュエリスト、海馬瀬人の切り札でしょ?」
「うん。僕達が始めに居た世界はね、その《青眼の白龍》が1枚100円で売られてるんだよ!」
龍騎が嬉々としながら話しているが、侑斗達にとってその話は俄には信じがたい話だった。
「え・・・ええ・・・・!?」
「あの《青眼の白龍》が!?」
侑斗とウィンダはあまりの事実に驚くしかなかった。
「確かにな……俺達兄弟の家の近所にあるカードショップじゃ、《青眼の白龍》って…………一番安い時で10円だったっけ?」
「そうそう!むしろ侑斗のデッキにも入ってたと思うけど……《ガスタの巫女ウィンダ》とか《ガスタの静寂カーム》の方が高値で取引されてたんだよ!まぁ、流石に三幻神は安くても3000円は下らなかったけどね…………」
「だな。いくらなんでも《創世神Sophia》は万単位だから流石に手は出ないがな…………」
満と龍騎が思い返す様に談笑していたが……侑斗達は何がなんだかさっぱりと言う感じだった。
「・・・・・。僕、頭が痛くなってきた・・・。」
「アハハ……まぁ、カードの価値は異世界ではとても違う…………って事だよ……。」
龍騎は頭を抱える侑斗を見て思わず苦笑いしている。
「おーい!!路地裏で変なものを見つけたぜー!」
そんな中、蓮が猛ダッシュでここまで戻ってきた。
「変なもの……何なんだ?」
満が首をかしげて蓮に訊いた。
「扉だよ!!どうやっても開かねえんだ!!」
蓮の答えに満と龍騎は思わず顔を見合わせた。
「その扉の場所に案内してくれ!」
路地裏へ向かうと、そこには灰色の巨大な扉があった。
「こんな扉・・・・今まで見たことない・・・。」
「ユウ!この扉から不思議な何かを感じるよ!!」
「ってことは・・・まさか、この扉は・・・。」
「…………あ……これ…………。」
「どうした?龍騎。」
ある一点を見詰める龍騎に満が声を掛けると、龍騎は自身が見詰めていた場所を指差した。
「ここ……何かのカードが入りそうじゃない?」
龍騎が指を指す場所には確かに何か二つの長方形の窪みがあり、デュエルモンスターズのカードがちょうど入りそうな大きさをしていた。
「もしかしたら・・・。」
「ああ!きっとこの2枚のカードを!!」
侑斗と連は龍騎と満から受け取ったナンバーズを置いた。
ナンバーズを置いたその時……扉が光輝き、開いた。
「うおっ!?」
「うわっ!?」
そして、その光に呼応するかのように満と龍騎の体も少しずつだが光りだした!
「やっぱり・・・この扉が元の世界への入り口なんだ!!」
「良かったな!これで帰れるぜ!!」
「そうだな……俺達も楽しかったぜ!」
「うん!また一緒にデュエル出来ると良いね!」
更に二人の発光が強くなっていく…………と、その時……満は何かを思い出したらしく。
「あ、そうそう……最後に一ついいかい?カイトを知るものとしての忠告だ…………」
「カイトさんについて・・・?なんで、カイトさんのことを・・・!?」
侑斗は真剣な表情になった。
「あぁ……アイツは…………弟を守りたいという一心で動いている。それ故に敵のように見えるが、それは本当の敵の思惑で…………本当は…………。」
満が最後の言葉を言い終わる前に光が極限にまで光って、侑斗達がその眩しさに目を背け、光が収まった時、既に満達の姿と扉は無く、扉のあった場所には窪みに填めていた二枚のナンバーズが落ちているだけだった。
「・・・。」
カイトのことをなぜ知っているかは聞くことができなかったが、彼の抱えるものをわずかながら理解できた。
「なあ、カイトって誰なんだ?」
「後で説明するよ。」
侑斗は2枚のナンバーズを回収した。
「(弟の・・・家族のためか・・・。それでも・・・!)」
侑斗は改めて決意を新たにすると、ナンバーズをデッキケースに入れた。
「行こう。」
「あ・・ああ!!侑斗!ちゃんと説明してくれよな!」
「あ!!ユウ!待ってよー!!」
3人はこの不思議な体験を胸に刻み込み、家路へ急いだ。
一方、満達はと言うと…。
「…………無事に戻ってきたか……?」
「そうだね……。」
2人が元居たデュエルアカデミアのイエロー寮にある満の部屋に居た。
「……にしても、変わった体験だったな。」
「うん……でも、きっとまた…………会えるよね?」
「あぁ……きっと…………な。(侑斗……蓮…………あの野郎の陰謀を……撃ち破ってくれよ。)」
二人は天を見上げてあの不思議な体験のことを心に留めておこうと誓ったのだった。
いろいろ無理な展開があったかと思いますが、コラボは完結しました。
コラボを提案してくれた瑞田高光さん、ありがとうございました!
でも、まだWDC予選は続く・・・。
はたして、侑斗、蓮、竜司は予選突破できるか?
そして、瑠那は次になにをするのか!?
感想待ってます!