No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
No.17リバイス・ドラゴン
No.37魔装天使テンペリアス
No.49秘鳥フォーチュンチュン
No.50ブラック・コーン号
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード
No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル
蓮
No.55竜騎兵グレン
CNo.55灼熱竜騎兵グレン
No.57奮迅竜トレスラグーン
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン
竜司
×No.11ビッグ・アイ(???に奪取)
×No.18ジェムナイト・アゲート(???に奪取)
×No.24ビッグバンドラグーン(???に奪取)
瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.23セイクリッド・ルナマリア
No.48シャドー・リッチ
「へえー・・・。かっこいー。」
「カイトって人、すごいみたいよ。」
「そりゃ、10万人が参加した予選を突破した23人のうちの1人だからな。」
「うわあーー!!一杯人がいるね!ユウ!」
ウィンダは目を輝かせながら周囲を見渡した。
「うん。これから始まる戦いで、デュエルチャンピオンが決まるからね。」
「おーい!侑斗!!」
「あ・・・!!蓮!瑠那!」
蓮と瑠那が侑斗と合流した。
「侑斗・・・。怪しい人は見なかった?」
「・・・。トロンのこと?」
瑠那は何も言わずにうなずいた。
「いや・・・。今まで見た中ではほとんどが観客で・・・。」
「そう・・・。」
「ま、決勝大会で絶対会うことになるんだ!その時は・・・。」
「うん。絶対に倒そう!」
「油断してはだめよ。竜司程のデュエリストでも勝てなかったから・・・。じゃあ、私は別の場所でトロンを探すわ。」
瑠那はそれだけ言うと、客席へ向かった。
「確かにな・・・。」
「蓮。これを持っておいて。」
侑斗はデッキケースからカードを1枚取り出し、蓮に渡した。
「なんだ・・・・?このカード、どこで見つけたんだよ!?」
「ウィンドさんがくれたんだ。力になるって。」
「そうか・・・。ありがとな!侑斗!」
「ねえ、ユウ。あれを見て!」
「え・・・?」
侑斗はウィンダが指差す方向を見ると、そこには遊馬とアストラル、小鳥、そして4人の少年少女が集まっていた。
「遊馬君!そこにいたんだ!」
「うん・・?侑斗!蓮!」
「え・・・?この人たちが遊馬君が言っていた・・・。」
「君は・・・?」
侑斗は青い髪の知的な少年を見た。
「僕は等々力孝です。遊馬君とは同じクラスで、ナンバーズクラブに所属しています。よろしくお願いします。侑斗さん。蓮さん。」
「ナンバーズクラブ・・・?」
「ナンバーズを集めている遊馬をサポートするためのクラブウラ!」
孝に代わり、派手な丸メガネと帽子、そしてサーカスの道化師のような服を着た小柄な少年が説明をした。
「ふうん・・・。それで、君は?」
「俺は表裏徳之助ウラ。裏ワザ、裏情報はお任せウラ。」
「俺は武田鉄男!よろしくな!」
オレンジのTシャツと黒いサスペンダーをつけた太った少年が自己紹介をした。
「よろしくね。」
「で、この猫耳は・・・?」
蓮は猫耳のような髪型で、黒いドレス、鈴と猫の尻尾のような装飾品を装備した少女に目を向けた。
「わ・・私はキャッシー・・・。よろしくお願いします。」
「おう!よろしくな!で、あとは・・・。」
「私は観月小鳥です。よろしくお願いします!」
「孝君に鉄男君、キャッシーちゃんに小鳥ちゃん。遊馬君の周りは仲間でいっぱいだね。」
侑斗は微笑みながら遊馬の仲間たちを見た。
「それにしても遊馬!まさかハートランドの入り口で眠るなんてなあ。」
「いやあ、遅刻したらまずいと思って・・・・。」
「でも、そういうのはやめといたほうがいいと思うよ。風邪ひいちゃうよ。」
「そうだぜ!!あんときはひどかったぜ・・・。」
「ああ・・・。冬の夜に遊馬君と同じようなことをして高熱を出しちゃったんだったね・・・。」
「おい侑斗!ここで言うなよ!」
蓮は顔を真っ赤にさせた。
「ユウ!今日から外で一緒に寝ようよ!」
「ウィンダ!さっきまでの話聞いてた?」
「大丈夫大丈夫!抱き合えばぽっかぽかだよ!」
「そ・・・それは・・・。」
「おい侑斗!最近顔を赤くすることが多いな!風邪ひいたんじゃねえのか?」
「な・・・なんでもないよ!!なんでも・・・。」
「侑斗さん!蓮さん!見えてきたわよ!」
「うわあ・・・。」
「すげえ・・・。」
「うわあ・・・乗り物でいっぱい!!」
決勝大会会場には23台のジェットコースター車両が配置されていた。
「すっげえ!!こんなところでデュエルをするのかよ!?」
「これはすべて・・・何らかのフィールド魔法がかけられているのか?」
アストラルが興味深そうに皇の鍵から出てきた。
「違うよ。現実だぜ。それにしてもすごすぎるぜこりゃあ・・・。」
「ねえねえユウ!!早く乗ろーよー!!」
「まだ乗っても動かないよ。ウィンダ。」
「(ハート・・・バーニング!!!!)」
遊馬と侑斗がそれぞれパートナーと会話をしている中、Mr.ハートランドがソリッドビジョンで出現した。
「(これより、デュエルカーニバル決勝大会を開催いたします!!第一ステージはパークセッション!ハートランド全体でデュエルをする、名付けて・・・・デュエルコースター!!!)」
「ジェットコースターでデュエルを・・・?」
「もしかして、ジェットコースターにデュエルディスクが内蔵されているのかな?」」
「なんでもいいじゃねえか!楽しまなきゃ損だぜ!行っくぜーーーー!!」
蓮は真っ先に会場中央の広場に走って行った。
「待てよ!一番乗りは俺だぜ!!」
「まったく・・・。じゃあ、また後でね。みんな。」
侑斗は小鳥たちにあいさつをすると、遊馬と蓮を追いかけて行った。
「かっとビングだ!!俺!!」
「よっしゃあ!やってやるぜ!!」
「ほらほら!ユウも何か言わなきゃ!」
「え・・・ええ!?僕も!?」
「うん!」
「え・・・ええっと・・・。」
侑斗はウィンダからの突然の注文に混乱したが、前の2人の流れから何か言わなければならない空気であることは分かっていた。
「・・・・・。」
しかし、あまりの混乱で何も言うことができなかった。
「・・・。」
「侑斗・・・。」
「ユウ・・・。」
3人は何も言わずに侑斗の肩に手を置くと、目を閉じて首を横に振った。
「やめて・・・これじゃあ僕、とってもかわいそうな人になるじゃんか・・・。」
「(さあ!予選を勝ち抜きし、23人のデュエリストたちよ、己の知力と体力のすべてをかけて戦うがいい!!栄えあるデュエルチャンピオンの称号を掴むのだ!!)」
中央広場には残り20人の決勝大会進出者が待機していた。
「すっげえ!」
「これが・・・デュエルコースターかあ!かっこいいなあ!!」
「浮かれすぎると大怪我するぞ。」
「あなたは・・・?」
侑斗は遊馬と蓮に声をかけた女性に目を向けた。
白い服を着ていて、前髪が紫、残りの髪が黒い長身の女性だった。
「私はドロワだ。デュエルコースターは遊びじゃない。」
「肝に銘じておきます。僕は剣崎侑斗。よろしくお願いします。」
「遊馬。お前も無事に予選を突破したようだな!」
ドロワに続いて赤い髪で筋肉質な肉体、派手なコートを着ている褐色の男性が近づいてきた。
「ゴーシュ・・・。」
「うん?顔見知りか?」
「ああ!予選大会でいろいろあってな・・・。」
「お前たちの話は遊馬から聞いてるぜ。決勝大会でいいデュエルができるといいな。それとな、このデュエルコースターは生きるか死ぬかの真剣勝負だ。だが、楽しもうぜ!」
「ああ!!もちろんだ!!」
ソリッドビジョンにはほかの決勝大会進出者の姿が映っていた。
「お・・・おい!!侑斗!あれを見ろ!!」
「どうしたの?蓮・・・。」
侑斗はソリッドビジョンに映るデュエリストの姿の中で異様な人物を見つけた。
顔の半分が隠れている奇妙な仮面をつけている白い髪の少年だった。
そして、トロンという名前も映っていた。
「彼が・・・トロン・・・。」
「ああ・・。絶対倒さねえとな。」
蓮は拳を握りしめた。
「ユウ。あれを見て。」
「ウィンダ・・・。何か見つけたの?」
「うん・・・。遊馬君をじっと見てる。」
侑斗はウィンダが指差す方向を見ると、そこには暴走族出身の人間のような容姿の3人組がいた。
「これは・・・警戒したほうがいいね・・・。あれ?蓮は?」
突然蓮がいなくなり、侑斗は周囲を見渡した。
「ああ。蓮はまだ時間があるからトイレへ行っちまったぜ。」
「こんな時に・・・まあいいか。」
侑斗は少し頭を抱えた。
「あー・・・すっきりしたぜ・・・ぎゃあ!!」
トイレから出てきた蓮の頭部に何かが命中した。
「だ・・・誰・・・だ・・・?」
蓮は何が起こったのかわからないまま気絶した。
「ふふふふ・・・集まっておる。集まっておるわ。」
とある建物にある椅子とソリッドビジョンしかない部屋の中で、Dr.フェイカーは会場の光景を見ていた。
「カイトよ・・・。集まったナンバーズをすべて回収するのだ!!フハハハハハ!!!」
彼の笑い声が室内に響き渡った。
「(まもなく戦いのゴングが鳴る!勇者たちよ、戦いの準備を整えろ!!)」
参加者たちは全員それぞれの車両に搭乗した。
そして、車両とD・パッドがリンクした。
「(いよいよ、デュエルコースターに命を吹き込む時が来た!予選で集めたハートピースは、デュエルコースターの起動キーになっている!!コックピットの所定の位置にハートピースをセット!!)」
「蓮はちゃんと乗れたのかな?」
いまだに姿を見せない蓮を心配しながら、侑斗はハートピースをセットした。
「懐かしいなあ・・・。」
「え・・・?懐かしい?」
助手席に乗っているウィンダの言葉に侑斗は疑問を持った。
「だって、ユウと一緒によくガルドかフォーチュンに乗っていろんなところに行ったもん・・・。」
「そう・・・なんだ・・・。」
侑斗は彼女と思い出を共有できないことに何か辛さを感じた。
コックピットにはコースターの地図が表示された。
「ねえユウ。MとTってマークが地図に載ってるよ。何かな?」
「きっと、魔法と罠のことだと思うよ。例えば、罠カード《仕込みマシンガン》がある場所を通過すると、僕たちはその効果ダメージを受けてしまうってことだと思うよ。」
「ふーん・・・。」
「(さあ!!夢の戦いの幕が、今切って落とされる!!スタート10秒前!!)」
「ふう・・・・。」
侑斗は大きく深呼吸をすると、カードを5枚ドローした。
「ユウ!がんばろう!」
「うん!」
「(3・・・2・・・・1・・・・ファイアーーー!!!)」
22台の車両が一斉に発進した。
「あれ・・・?1台動いてない・・・。」
「クリーー!!」
「《風クリボー》・・・。ええ!?遊馬君が?」
「ウィンダ。遊馬君がどうしたの?」
「遊馬君がハートピースを忘れて、発進できないの!」
「ええ・・・!?それじゃあ、不戦敗になっちゃうよ!」
侑斗は心配したが、少し経つと、すぐに遊馬の車両が発進した。
「どうなってるんだろう・・・?まあ、発進したならいいか。」
「ユウ!目の前に!」
「分かってるよ!僕のターン、ドロー!」
侑斗
手札5→6
「手札から《ガスタの巫女ウィンダ》を召喚!」
「私の出番ね!」
ウィンダは嬉しそうに車両から飛び出した。
「更に、手札から魔法カード《鳥人一体》を発動!場の《ウィンダ》と手札の《ガスタ・ガルド》でチューニング!シンクロ召喚!《ダイガスタ・ガルドス》!」
ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200
「《ダイガスタ・ガルドス》の効果発動!墓地の《ウィンダ》と《ガルド》をデッキに戻し、《サンダー・ユニコーン》を破壊!」
「お願い!《ガルド》!」
「ピピピピ・・・ピーーー!!」
《ガスタ・ガルド》は翼を動かして大きな竜巻を起こすと、稲妻状の角を持つ青い一角獣を吹き飛ばした。
「《ダイガスタ・ガルドス》でダイレクトアタック!」
「えーい!ウィンディ・ストーム!」
ウィンダの杖から青い旋風が放たれた。
「そ・・・そんなバカなーーー!!」
参加者
ライフ2200→0
ライフが0になった参加者が急に車両の強制脱出装置で放出され、残った車両は敗退者用レーンに移動していった。
「負けるとこんなことになっちゃうんだ・・・。」
「気を付けないとね。ユウ。」
「そうだね。それにしても、蓮はどこに・・・。」
周囲を見渡し、モニターで検索するが、蓮の姿はどこにもなかった。
敗退者リストにも彼の姿はなかった。
「一体・・・・どうなって・・・うん?」
Dゲイザーに受信音が鳴ったため、電話に出た。
「もしもし・・・。」
「(ゆ・・侑斗・・・。)」
「蓮!?どうしたの?まだ乗っていなかったの!?」
「(じ・・・実は・・・誰かに縛り上げられてよお・・・今、トイレに・・・。)」
「縛り上げられた!?」
「(ゆ・・・侑斗・・・気をつけろよ・・・。絶対何かの陰謀だぜ。これは・・・。)」
「う・・・うん・・・。気を付けるよ。」
「(俺のことは気にするなよ・・・。今、瑠那が迎えに来てくれてるからよ・・・。)」
「分かった。あとは任せて。」
「ユウ!前を見て!!」
「え・・・!?」
電話を切った侑斗はウィンダの声に反応し、すぐに前を見た。
ドロワが自分の前を走っていた。
そして、その場には青い蝶のような姿をした暗殺者、《ナイト・バタフライ・アサシン》がいた。
「む・・・。侑斗か・・・。」
「ドロワさん・・・。申し訳ないですけど、ここを通してもらいますよ!」
「通れるものならな。」
「うん・・・?」
ドロワが振り向いた時、彼女の左目がオレンジではなく緑になっていて、その周囲に青い模様がついていることに気付いた。
「(これは・・・・カイトさんの時と・・・・。)」
侑斗
手札3
ライフ4000
場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200
ドロワ
手札2
ライフ4000
場 ナイト・バタフライ・アサシン(オーバーレイユニット3) ランク4 攻撃2600
伏せカード1
侑斗とドロワがデュエルコースターで激突!
一方、蓮はある人物の餌食に・・・。
勘のいい人はわかりますよね?
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