遊戯王ZEXAL 風の戦士たち   作:ナタタク

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侑斗
No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
No.17リバイス・ドラゴン
No.37魔装天使テンペリアス
No.49秘鳥フォーチュンチュン
No.50ブラック・コーン号
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード
No.77堕天使長ヴァリアブル・エンジェル
No.8紋章王ゲノム・ヘリター(トロンから獲得)
No.18紋章祖プレイン・コート(トロンから獲得) 
No.69 紋章神コート・オブ・アームズ(トロンから獲得)
No.11ビッグ・アイ(トロンから奪還)
No.18ジェムナイト・アゲート(トロンから奪還)
No.24ビッグバンドラグーン(トロンから奪還)

蓮
No.7ラッキー・ストライプ
No.55竜騎兵グレン
CNo.55灼熱竜騎兵グレン
No.57奮迅竜トレスラグーン
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン

瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.23セイクリッド・ルナマリア
No.48シャドー・リッチ



第43話 宇宙決戦 取り戻した師弟の絆

「ユウ!カイトさんがダメージを受けちゃった!!」

ウィンダは侑斗の代わりにモニターでクリストファーとカイトの戦況を確認している。

「それで・・・クリストファーさんの場にモンスターがいないっていうのは?」

「うん。確かにエクシーズ召喚に成功したみたいなんだけど、姿を見せなくって・・・。」

「ウィンダの言う通りなら、そのモンスターはランク9で攻撃力は2800。あと、効果で攻撃を無効にできる・・・で良かったかな?」

「うん・・・。あ!!見えてきたよ!!」

徐々に見えてきた《コズミック・フロンティア》のドームをウィンダが指をさす。

「じゃあ・・・もっと急がないとね!」

「あ・・・!!ユウ!遊馬君と小鳥ちゃんが・・・。」

「ええ・・・!?」

ウィンダの言葉に、侑斗は耳を疑った。

 

「うわーーー。すごい!ここって宇宙?」

「どうやら、ここがスペース・フィールドのようだな。」

遊馬たちの車両はなぜかカイトがいるデュエルフィールドの到着していた。

そして、遊馬と小鳥の間にはなぜかオービタル7がいる。

「D・パッドの識別信号を確認!カイト様です!」

「よーし!!ここかあ!」

「ちょっと遊馬!スピード出しすぎじゃあ・・・。」

「だって・・・言うこと聞かねえんだよお。って・・・!!」

「「「うわーーーーー!!!」」」

あまりにスピードを出しすぎて、コントロールが利かなくなり、遊馬たちはそのままカイトとクリストファーの目の前に落下した。

「もう・・・本当にバカなんだから・・・。」

「ああ・・・!!カイト様!ご無事で!」

「カイト・・・!!」

「貴様・・・。」

カイトはなぜ遊馬たちがここにいるのか全く分からなかったが、オービタル7を見て、それを察した。

「カイト!!話を聞いてくれ!このデュエルはもう無意味だ!」

「何・・・?一体どういうことだ!?」

「まさか・・・・?」

クリストファーの脳裏に急に最悪のケースがよぎる。

「侑斗が・・・トロンを・・・バイロンを倒したんだ!」

「何・・・あいつが・・・!?本当なのか・・・・?」

カイトは正直、彼がバイロンを倒せるとは思っていなかった。

だからこそ、遊馬の言葉が信じられなかった。

それは、クリストファーも同様だった。

「トロンが・・・父様が・・・敗れた・・・・?」

「ああ・・・!!だから!!」

「関係ない。」

カイトは冷静さを取り戻すと、その一言で一掃した。

「カ・・・カイト様・・!?」

「九十九遊馬・・・一馬さんの息子・・・。なぜ、私の本当の名前を・・・。」

「バイロンから聞いた・・・。父ちゃんのことも・・・Dr.フェイカーのことも・・・。」

「そうか・・・。なら、知っているのだな。私たちがカイトやハルトの父に復讐する理由も・・・。」

「ああ・・・。って何!?」

クリストファーから語られた更なる真実に遊馬たちは驚きを隠せなかった。

「Dr.フェイカーが・・・カイトとハルトの父ちゃんだと・・・?」

「・・・。復讐の先にあるのはむなしさだけだ。それは、私にもわかっていた・・・。」

「Ⅴ・・・・。いや、クリストファー・アークライト・・・。」

「その名前で呼ばれるのは久しぶりだよ。私たち家族は、父と共に、自らの名前を捨てた。カイト。私は父を救いたかった。だが、異世界から戻ってきた父の心は、Dr.フェイカーへの復讐に取りつかれていた。私には・・・止めることができなかった・・・。」

クリストファーの瞳には深い後悔の念が宿っていた。

「だが・・・それが親子というものだろう?」

「違う。俺は・・・親に抗うために戦っている。いつか、ハルトのことが解決した時に、Dr.フェイカーとけりをつけるために・・・。」

「カイト・・・・。」

「そうか・・・。君はそれほどまでに強くなったのか・・・。」

クリストファーは再びD・パッドを構えた。

「デュエルを続けるぞ。カイト。」

「クリストファー!!もう、このデュエルに意味はないのはわかってるだろう!?」

「意味はある。カイト。私を倒せないようでは、君はハルトを守ることも、自らの父と決着をつけることもできない。親に抗うための強さを、私に見せてみろ。」

「クリス・・・・。」

クリストファーの想いを受け取ったカイトは若干笑みを浮かべた。

「ああ・・・。行くぞ!クリス。」

「カイト・・・クリストファー・・・・。」

もう、このデュエルを止めることはできない。

だが、もうそのデュエルには邪念は存在しない。

「だったら、俺が最後までそのデュエルを見届ける!!」

「おいらもカイト様の雄姿を!!」

「勝手にしろ・・・。行くぞ!クリス!」

「来い・・・カイト!!」

 

「・・・。どうやら、無事に解決したみたいだね。」

「うん・・・。親子かあ・・・。」

ウィンダは自分の父、《ガスタの賢者ウィンダール》との思い出に浸った。

いっぱいわがままを聞いてくれて、自分とユウの仲を応援してくれた父・・・。

「なんだか・・・お父様が恋しくなっちゃったなあ・・・。」

「ウィンダ・・・。」

侑斗は彼女の涙を指で拭った。

「大丈夫・・・。僕がいるから・・・ね?」

「ユウ・・・。うん!!」

ウィンダは再び笑顔を取り戻した。

「それにしても、ユウってどうしてこういう時、顔を赤くするのかなー?それが無かったらもっとかっこいいのに・・・。」

「だ・・・だって・・・とても恥ずかしいから・・・。」

「わあ!!もっと赤くなったーー!」

「もう・・・からかわないでよ・・・。」

2人はそのままカイトたちのフィールドに入らず、そのまま別のフィールドへ向かった。

 

クリストファー

手札4

ライフ4000

場 No.9天蓋星ダイソン・スフィア(オーバーレイユニット2) ランク9 攻撃2800

  伏せカード1

 

カイト

手札5

ライフ3200

場 なし

 

コズミック・フロンティア(フィールド魔法)

 

「俺のターン・・・ドロー!」

 

カイト

手札5→6

 

「カイト・・・見せてやろう。私のナンバーズを!!」

クリストファーの声に反応したかのように、太陽が虹色の光を放った。

「うう・・・!!」

「なんだ・・・これは・・・!?」

太陽の裏側から巨大なオブジェが現れる。

《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》の正体、それは恒星を覆い隠すほど巨大な機械だった。

「馬鹿な・・・・!?」

「太陽をも覆い尽くす超巨大モンスター、《天蓋星ダイソン・スフィア》!カイト・・・このモンスターを倒さない限り、君に勝機はない。」

「ならば・・・倒して見せる!このカードは俺の場にモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できる。《フォトン・スラッシャー》を特殊召喚!」

 

フォトン・スラッシャー レベル4 攻撃2100

 

「更に、手札から《フォトン・パイレーツ》を通常召喚!」

カイトの場に光の粒子で構成された海賊のような姿のモンスターが現れた。」

 

フォトン・パイレーツ レベル3 攻撃1000

 

「このカードは1ターンに2度まで墓地のフォトンモンスター1体を除外し、このカードの攻撃力をエンドフェイズ時まで1000ポイントアップさせることができる。《フォトン・クラッシャー》を除外する!」

墓地に眠る《フォトン・クラッシャー》はその肉体を光の粒子に戻し、《フォトン・パイレーツ》に自ら取り込まれた。

 

フォトン・パイレーツ レベル3 攻撃1000→2000

 

「攻撃力2000以上のモンスターが2体・・・。」

「来るぜ・・・!カイトのエースモンスターが!」

「俺は、《フォトン・スラッシャー》と《フォトン・パイレーツ》をリリース!闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!光の化身、ここに降臨!現れろ、《銀河眼の光子竜》!」

 

銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃3000

 

「行け!《銀河眼の光子竜》!《ダイソン・スフィア》を攻撃!破滅のフォトン・ストリーム!!!」

《銀河眼の光子竜》はその口から青い光線が放たれた。

「甘いな。《ダイソン・スフィア》に効果発動!オーバーレイユニットを持つこのカードが攻撃されるとき、1ターンに1度、その攻撃を無効にする。」

「何・・・!?」

《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》の目の前にブラックホールが現れ、青い光線はそれに取り込まれていった。

「君のやろうとしていることは手に取るようにわかる。なにせ、君にデュエルを教えたのは・・・この私だからな。」

「く・・・。俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

クリストファー

手札4

ライフ4000

場 No.9天蓋星ダイソン・スフィア(オーバーレイユニット2) ランク9 攻撃2800

  伏せカード1

 

カイト

手札6→3

ライフ3200

場 銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃3000

  伏せカード1

 

コズミック・フロンティア(フィールド魔法)

 

「クリストファーが・・・カイトにデュエルを・・・!?」

「私は父の助手としてDr.フェイカーの元にいたからな。そして、父と一馬さんのことを調べるために、トーマスとミハエルを施設に預け、私は残った。カイトとハルトに会ったのはそのころだ。デュエルを教えたのは・・・おそらく君たちに私の弟が被って見えてしまったからだろう・・・。」

カイトにデュエルを教えた日々、そして彼とハルトに何も言わずに去った日・・・。

彼の中には、去った日の後悔がかすかに残っていた。

「(カイト・・・見せてくれ。私を超える強さを・・・。)私のターン、ドロー。」

 

クリストファー

手札4→5

 

「私は手札から魔法カード《ダブルワン》を発動。私の手札に存在するレベル1で同じ種族のモンスターを2体選択し、特殊召喚する。私は2体の《スペース・サテライト》を特殊召喚。」

クリストファーの場に青色の人工衛星が2体現れた。

 

スペース・サテライト×2 レベル1 攻撃100

 

ダブルワン

通常魔法カード

自分の手札に存在するレベル1で同じ種族のモンスターを2体選択して発動する。

選択したモンスター2体を攻撃表示で特殊召喚する。

 

「更に、手札から魔法カード《奈落の抜け道》を発動。手札のレベル5以上のモンスター1体を墓地へ送り、私の場のすべてのモンスターのレベルをエンドフェイズ時まで墓地へ送ったモンスターと同じにする。」

クリストファーの場に《サテライト・キャノン》の幻影が現れ、2体の《スペース・サテライト》に力を与えた。

 

スペース・サテライト×2 レベル1→5 攻撃100

 

スペース・サテライト

レベル1 攻撃100 守備100 効果 闇属性 機械族

このカードの召喚に成功した時、自分のデッキからレベル4以下の機械族モンスター1体を特殊召喚することができる。

この効果を発動したターン、自分は機械族モンスター以外のモンスターを特殊召喚することができない。

 

奈落の抜け道

通常魔法カード

自分の手札に存在するレベル5以上のモンスター1体を墓地へ送ることで発動できる。

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターのレベルはエンドフェイズまで墓地へ送ったモンスターと同じにする。

このカードを発動したターンにエクシーズ召喚を行わなかった場合、2000ポイントライフを失う。

 

「レベル5のモンスターが2体・・・再びエクシーズ召喚を行うつもりか・・・?」

「私はレベル5の《スペース・サテライト》2体でオーバーレイ。エクシーズ召喚。現れよ、《No.98スターゲート・クルーザー・ファイブ》。」

クリストファーの場にブラックホールが現れ、そこから木馬のような形をした青い宇宙船が現れた。

 

No.98スターゲート・クルーザー・ファイブ ランク5 攻撃2000

 

「これが・・・クリスの2体目のナンバーズか・・・。」

「《コズミック・フロンティア》の効果で、デッキからカードを1枚ドローする。《クルーザー・ファイブ》の効果発動。1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除き、私の場に存在するすべての機械族モンスターの攻撃力を400ポイントアップさせる。」

「何!?」

オーバーレイユニットを取り込んだ《No.98スターゲート・クルーザー・ファイブ》から機械の整備兵が出撃し、2体の宇宙建造物を整備した。

 

No.9天蓋星ダイソン・スフィア ランク9 攻撃2800→3200

No.98スターゲート・クルーザー・ファイブ ランク5 攻撃2000→2500

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・スペース・サテライト

 

「《ダイソン・スフィア》の攻撃力が・・・《銀河眼の光子竜》を上回った!?」

「まだだ。罠カード発動。《ナンバーズ・ギフト》。場に存在するナンバーズの数だけ、私はカードをドローする。更に手札から魔法カード《スフィア・カノン》。私の場に《ダイソン・スフィア》が存在する場合、そのモンスターの攻撃力分のダメージを君に与える・・・。」

「何!?」

「やべえぜ・・・。カイトのライフは3000!この攻撃を受けたらカイトは・・・!!」

「行け・・・。《ダイソン・スフィア》!」

《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》はコアにエネルギーを凝縮し、カイトに向かって巨大なビームを放った。

「カイトーーーー!!」

「俺は、ライフを1000支払い、手札の《クリフォトン》の効果を発動する!」

カイトの場に光の粒子で構成された《クリボー》が現れ、カイトをビームから守った。

「何・・・?」

「このカードを墓地へ送ることで、このターンに発生する俺へのダメージはすべて0となる。」

「なるほど・・・。《スフィア・カノン》を発動したターン、《ダイソン・スフィア》は攻撃できない。私はカードを1枚伏せ、ターンエンドだ。」

 

スフィア・カノン

通常魔法カード

自分フィールド上に表側表示で存在する「No.9天蓋星ダイソン・スフィア」1体を選択して発動する。

選択したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

このカードを発動したターン、選択されたモンスターは攻撃できない。

 

ナンバーズ・ギフト

通常罠カード

フィールド上に存在する「No.」と名のつくエクシーズモンスターの数だけ自分はデッキからカードをドローする。

 

クリストファー

手札4→1

ライフ4000

場 No.9天蓋星ダイソン・スフィア(オーバーレイユニット2) ランク9 攻撃3200

  No.98スターゲート・クルーザー・ファイブ(オーバーレイユニット1) ランク5 攻撃2500

  伏せカード1

 

カイト

手札3→2

ライフ3200→2200

場 銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃3000

  伏せカード1

 

コズミック・フロンティア(フィールド魔法)

 

「なんとかかわせたけど、これでカイトのライフは2200!このままだと次のターンでカイトは・・・!」

「カイト様ーーー!」

「どうした?カイト・・・。君の力はその程度なのか?」

「くっ・・・。俺のターン、ドロー!」

 

カイト

手札2→3

 

「俺は手札から魔法カード《オーバーレイ・ブレイク》を発動!フィールド上のエクシーズモンスター1体のオーバーレイユニットをすべて墓地へ送る!」

「ほう・・・・。」

《オーバーレイ・ブレイク》のソリッドビジョンから光がはなたれ、《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》のオーバーレイユニットを砕いた。

 

墓地へ送られたオーバーレイユニット

・ディープ・スペース・クルーザー・ナイン

・ホログラム・プロジェクション

 

「更に、選択されたモンスターはエンドフェイズまで攻撃力は0となり、効果は無効化される。」

 

No.9天蓋星ダイソン・スフィア ランク9 攻撃3200→0

 

「よし・・・。これで《ダイソン・スフィア》を倒せる。」

「バトルだ!《銀河眼の光子竜》で《ダイソン・スフィア》を攻撃!破滅のフォトン・ストリーム!!!」

《銀河眼の光子竜》は青い光線を《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》に向けて放った。

「甘いな。カイト。《クルーザー・ファイブ》の効果発動。私の場の機械族モンスターが攻撃対象となったとき、攻撃モンスターとこのカードを破壊し、相手に1000ポイントのダメージを与える。」

「何・・・・!?」

《No.98スターゲート・クルーザー・ファイブ》は《銀河眼の光子竜》に特攻し、大爆発した。

「うわあああ!!!」

「カイトーーー!!」

 

カイト

ライフ2200→1200

 

No.98スターゲート・クルーザー・ファイブ

ランク5 攻撃2000 守備2000 エクシーズ 光属性 機械族

レベル5モンスター×2

このカードは「No.」と名のつくエクシーズモンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことで自分フィールド上の機械族モンスターの攻撃力を400ポイントアップさせることができる。

また、相手のターンのバトルフェイズ時に相手が自分フィールド上に存在する機械族モンスターを攻撃対象としたとき、このカードと攻撃モンスターを破壊し、相手に1000ポイントのダメージを与え、バトルフェイズを終了させる。

 

「カイトの戦略がことごとく潰している・・・。奴のデュエルに全く隙がない・・・。」

「俺は・・・カードを1枚伏せ、ターンエンド!そして、《オーバーレイ・ブレイク》の効果で墓地へ送られたオーバーレイユニットは元に戻る・・・。」

 

《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》のオーバーレイユニットとなったカード

・ディープ・スペース・クルーザー・ナイン

・ホログラム・プロジェクション

 

オーバーレイ・ブレイク

通常魔法カード

フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動する。

選択したモンスターのエクシーズ素材をすべて墓地へ送られ、エンドフェイズまでそのモンスターの攻撃力を0にし、効果を無効化する。

このカードを発動したターンのエンドフェイズ時、このカードの効果で墓地へ送られたカードを選択したモンスターの下に重ねてエクシーズ素材にする。

 

クリストファー

手札1

ライフ4000

場 No.9天蓋星ダイソン・スフィア(オーバーレイユニット0→2) ランク9 攻撃0→3200

  伏せカード1

 

カイト

手札3→2

ライフ1200

場 伏せカード2

 

コズミック・フロンティア(フィールド魔法)

 

「私のターン・・・ドロー。」

 

クリストファー

手札1→2

 

「残念だよ・・・。カイト。君の力がその程度だったとは・・・。」

「くっ・・・。」

「行け、《ダイソン・スフィア》!ブリリアント・ボンバードメント!」

《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》はコアを中心に展開された装甲から無数のビームをカイトに向けて放った。

「この攻撃を受けたら、カイトは・・・!!」

「罠発動!《ガード・ブロック》!俺への戦闘ダメージを0にする!」

「お見通しだ。カウンター罠《スペース・ゲート》。《ダイソン・スフィア》が存在するとき、相手の魔法・罠カードの発動を無効にし、破壊する。」

「ならばさらにカウンター罠《攻撃の無力化》!これで《ダイソン・スフィア》の攻撃を無効にする!」

時空の渦がカイトの前に現れ、ビームをすべて吸収していった。

 

スペース・ゲート

カウンター罠カード

自分フィールド上に「No.9天蓋星ダイソン・スフィア」が表側表示で存在する場合にのみ発動できる。

魔法・罠カードの発動を無効にし、破壊する。

 

「私はこれでターンエンド・・・。」

 

クリストファー

手札2

ライフ4000

場 No.9天蓋星ダイソン・スフィア(オーバーレイユニット2) ランク9 攻撃3200

 

カイト

手札2

ライフ1200

場 なし

 

コズミック・フロンティア(フィールド魔法)

 

「これで・・・カイトの場にカードはねえ・・・。」

「カ・・・カイト様ーーー!!」

「カイト。先に宣言しておこう。今私の手札にあるのは《メテオ・ストライク》。装備モンスターに貫通効果を与えるカードだ。これで守備モンスターを召喚しても無意味になる。逆転するにはこのターンで私のライフを削りきるしかない。」

「・・・。」

カイトはデッキトップに指を掛ける。

「そうだ・・・。ハルトは君の生きがい。だからこそ、あきらめない。それでこそカイトだ。」

クリストファーは微笑みながらカイトを見た。

「俺のターン・・・・ドローーー!!!」

 

カイト

手札2→3

 

カイトはドローしたカードを見て、目を大きく開いた。

「(これは・・・このカードは・・・!?このカードが俺を救うというのか・・・?)俺は手札から魔法カード《未来への思い》を発動!」

「何・・・!?そのカードは・・・・。」

クリストファーはそのカードについて知っていた。

そのカードをカイトがなぜ持っているのかも・・・。

だからこそ、彼は驚いた。

「お前は思っただろう・・・。俺がこのカードをデッキに入れるはずがないと・・・。なぜなら、これは人生でたった1枚、親父からもらったカードだからだ!」

「カイトの父ちゃん・・・・Dr.フェイカーから・・・?」

「バカな・・・?自分が憎んでいる父親からもらったカードを使うとは・・・・。」

「当たり前だろ!?クリストファーがバイロンを守りたいように、家族を守りたいって思いはみんな持っているだろう!?だから、カイトはこのカードをデッキに入れたんだ!!自分の家族にも・・・希望があるってことを!!だから・・・。」

「黙れ。貴様に俺の思いを代弁してもらうつもりはない。このカードは、墓地からレベルの異なるモンスター3体を特殊召喚し、そのモンスターたちの攻撃力を0にし、効果も無効にする!俺は墓地から《銀河眼の光子竜》、《フォトン・パイレーツ》、《フォトン・スラッシャー》を特殊召喚!」

 

銀河眼の光子竜 レベル8 攻撃3000→0

フォトン・パイレーツ レベル3 攻撃1000→0

フォトン・スラッシャー レベル4 攻撃2100→0

 

「無意味だなカイト!いずれも攻撃力は0。さらにレベルが違う。そのようなモンスターで一体何ができる?」

「果たしてそうかな・・・?魔法カード《シフトアップ》!このカードは、俺の場のモンスターのレベルを、最も高いモンスターのレベルにそろえる!」

 

フォトン・スラッシャー レベル4→8 攻撃0

フォトン・パイレーツ レベル3→8 攻撃0

 

シフトアップ

通常魔法カード

自分フィールド上で最もレベルが高いモンスターを選択して発動する。

このターン、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターのレベルは選択されたモンスターと同じになる。

 

「これでレベル8のモンスターが3体!」

「俺は、レベル8の《銀河眼の光子竜》、《フォトン・スラッシャー》、《フォトン・パイレーツ》でオーバーレイ!!エクシーズ召喚!逆巻く銀河よ、今こそ、怒涛の光となりてその姿を現すがいい!降臨せよ、我が魂!《超銀河眼の光子龍》!」

カイトは上空に現れたオーバーレイネットワークに向かって、目の前に現れた《銀河眼の光子竜》のコアと同じ配色の二又の槍を投げた。

すると、そこから真紅に輝く光の粒子で構成された3つの頭を持つ巨大な竜が姿を現した。

そして、カイトの体も赤く輝いた。

 

超銀河眼の光子龍 ランク8 攻撃4500

 

「《コズミック・フロンティア》の効果で、デッキからカードを1枚ドローする。そして、《超銀河眼の光子龍》の効果発動!フォトン・ハウリング!」

《超銀河眼の光子龍》の口から紫のブレスが《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》に襲い掛かる。

ブレスを受けた《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》の様々なシステムがダウンし、停電が発生した。

「このカードが《銀河眼の光子竜》を素材にエクシーズ召喚に成功した時、このカード以外の場のモンスターの効果を無効にする!」

「《ダイソン・スフィア》が・・・・。」

「そして、《超銀河眼の光子龍》の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除き、相手のオーバーレイユニットをすべて吸収!吸収したオーバーレイユニット1つにつき、攻撃力は500ポイントアップする!」

《超銀河眼の光子龍》は自分のオーバーレイユニットを補食し、力を解放した。

すると、《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》の持つオーバーレイユニットがすべて《超銀河眼の光子龍》に引き寄せられ、その力の糧となった。

 

超銀河眼の光子龍 ランク8 攻撃4500→5500

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・フォトン・パイレーツ

 

効果で墓地へ送られたオーバーレイユニット

・ディープ・スペース・クルーザー・ナイン

・ホログラム・プロジェクション

 

「そして・・・吸収したオーバーレイユニットの数だけ、このターン攻撃できる・・・。」

「そうか・・・。君はすでに・・・私を超えていたのか・・・カイト・・・・。」

クリストファーは正直に、そして静かに自らの愛弟子の成長を喜んだ。

「(あの時から・・・俺は心のどこかであんたに追いつこうとしていた・・・。やっと・・・。)」

「(来い・・・カイト・・・・。)」

「《超銀河眼の光子龍》!アルティメット・フォトン・ストリーム!!!」

《超銀河眼の光子龍》は3つの赤い光線を放った。

いずれの光線も、狂いなく《No.9天蓋星ダイソン・スフィア》のコアを貫き、その巨大な建造物は爆発を起こしながら崩壊していった。

 

クリストファー

ライフ4000→1700→0

 

「カイト・・・。私のナンバーズだ。」

クリストファーは2枚のナンバーズを差し出した。

「ああ・・・。確かに受け取った。」

「カイト・・・・。しっかり守るんだ・・・。ハルトを・・・。」

「あんたに言われなくともな。」

「・・・。遊馬。聞かせてくれ。トロンを・・・父を倒したデュエリストの名は・・・?」

「侑斗・・・。剣崎侑斗。俺たちの仲間だ!!」

「いい名前だ・・・。彼に伝えてほしい。父を止めてくれてありがとうと・・・。」

クリストファーは背後に現れた宇宙空間の中に消えて行った。

「カイト・・・・!!待ってろよ!俺も次のステージで、必ず・・・!!」

カイトはかすかにうなずくと、オービタル7に目を向けた。

「行くぞ。オービタル7。」

「カ・・・・カシコマリ!!し・・・しかし、ジェット機能が壊れてて・・・。」

「・・・・。」

「に・・・睨まれてる・・・。カシコマリ!ただ今応急処置を・・・。3秒お待ちください。」

オービタル7はチューブとマニピュレーターで自身の修理をすぐに完了させ、凧に変形してカイトの胴体に装着された。

カイトはそのまま飛翔し、次のステージへ向かった。




《未来への思い》の設定は若干変更してあります。
クリストファーを撃破し、準決勝へコマを進めてカイト!
凌牙と遊馬はどうなるのか・・・・?
感想待ってます。
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