遊戯王ZEXAL 風の戦士たち   作:ナタタク

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外伝第4話 再会 もう1人の遊馬

「ねーねー、この服似合うかなあ?」

「うん・・・。かわいらしくて、ウィンダにぴったりだ。」

「わーい!!じゃ、買おうかなー?」

偶然見つけた服屋で《ガスタ・ガルド》をイメージさせるセーラー服を見つけたウィンダと侑斗。

「(それにしても、この世界でもちゃんと僕の世界のお金使えるんだ・・・。)」

「じゃ、行こ!」

さっそく新しい服を着たウィンダは侑斗の腕に抱きつく。

「あ・・・。あの人は・・・。」

顔を若干赤くしながら歩いていると、見覚えのある人物の後ろ姿が見えた。

容姿は遊馬に似ているが、髪型はエビ頭ではなく後ろに伸ばしたロングで黒いコート姿、更に若干身長も彼よりも高い。

「もしかして・・・遊夜君?」

「侑斗・・・?久しぶりだな。」

声に気付き、振り返った遊夜は素直に異世界での仲間との再会を喜ぶ。

「このような形での再開になるとは思っていなかったがな。」

「僕もだよ。あ、そうだ。さっそくだけどデュエルする?あの時のリベンジだ!」

「面白い。さっそくやるとするか。」

両者はデュエルの準備を整える。

「(侑斗のD・パッドとD・ゲイザー・・・新しいものに変えたのか・・・。)」

「ユウ!今度こそ勝とうね!」

「うん。絶対勝つよ!」

「「デュエル!!」」

 

侑斗

手札5

ライフ4000

 

遊夜

手札5

ライフ4000

 

「僕の先攻、ドロー!」

 

侑斗

手札5→6

 

「手札から魔法カード《希望の転生》を発動。手札のモンスターカード2枚を墓地へ送り、発動後の2回目の自分のスタンバイフェイズ時にデッキからモンスターカード1枚を手札に加える。」

 

手札から墓地へ送られたカード

・ガスタ・ブラックスピア

・ガスタの賢者ウィンダール

 

希望の転生

通常魔法カード

手札のモンスターカード2枚を墓地へ送る。

発動後2ターン目の自分のスタンバイフェイズ時に、デッキからモンスターカード1枚を選択し手札に加える。

 

「(墓地肥やし兼モンスターサーチか・・・・。)」

遊夜は苦い表情を浮かべる。

以前、侑斗とデュエルをしたことのある彼にはガスタにとっては墓地も巨大なアドバンテージとなっていて、侑斗がそれを存分に利用していることを知っているからだ。

「そして、僕は手札から《クレーンクレーン》を召喚!」

 

クレーンクレーン レベル3 攻撃300

 

「このカードの召喚に成功した時、墓地からレベル3のモンスター1体を特殊召喚できる。僕は墓地から《ガスタ・ブラックスピア》を特殊召喚!」

 

ガスタ・ブラックスピア レベル3 攻撃1000(チューナー)

 

「レベル3の《クレーンクレーン》と《ガスタ・ブラックスピア》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!来い、《No.49秘鳥フォーチュンチュン》!」

「ピピピピーーー!」

フォーチュンは嬉しそうに侑斗の周囲を旋回し、彼の場に移動した。

 

No.49秘鳥フォーチュンチュン ランク3 守備900

 

「そのナンバーズ・・・精霊が宿っているのか・・・。」

「うん。フォーチュン。あいさつは?」

「ピッピー!」

フォーチュンは可愛らしく遊夜にお辞儀をした。

「僕はカードを1枚伏せ、ターンエンド。」

 

侑斗

手札6→2

ライフ4000

場 No.49秘鳥フォーチュンチュン(オーバーレイユニット2) ランク3 守備900

  伏せカード1

 

遊夜

手札5

ライフ4000

場 なし

 

「(確か・・・《フォーチュンチュン》の効果は・・・。)俺のターン、ドロー。」

 

遊夜

手札5→6

 

「俺は手札から《ガガガマジシャン》を召喚。」

遊夜の場に背中に「我我我」と大きく書かれた学ランのようなローブを装備した不良のようなモンスターが現れた。

 

ガガガマジシャン レベル4 攻撃1500

 

「更に手札から魔法カード《二重召喚》を発動。これで俺はこのターン、もう1度通常召喚できる。俺は更に手札から《ゴゴゴゴーレム》を召喚。」

 

ゴゴゴゴーレム レベル4 攻撃1800

 

「俺はレベル4の《ゴゴゴゴーレム》と《ガガガマジシャン》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れろ、《No.39希望皇ホープ》!」

 

No.39希望皇ホープ ランク4 攻撃2500

 

「侑斗!悪いが、最初から出し惜しみなしで行く。手札から魔法カード《ファンタジア・フォース》を発動!このカードは俺の場のナンバーズをオーバーレイユニットにすることで、DFWと名のつくエクシーズモンスターを特殊召喚する!《No.39希望皇ホープ》でオーバーレイネットワークを再構築!」

空に紫色の空間が現れ、《No.39希望皇ホープ》がその中にが飛び込む。

すると、紫色の空間の中には沢山の瞳が浮かび上がる。

「幻想たちよ、時と世界の境界を超え、その力を貸してくれ!エクシーズ・チェンジ!現れよ、《DFW宵闇のルーミア》!」

遊夜の場に金髪で赤い髪の幼い少女が現れた。

 

DFW宵闇のルーミア ランク4 攻撃2300

 

「更に、《ファンタジア・フォース》のもう1つの効果で、《フォーチュンチュン》のオーバーレイユニットを奪い、効果を無効にする。」

「でも、フォーチュンはカード効果の対象にはならない!」

 

ファンタジア・フォース(GMSさんオリカ)

通常魔法カード

自分フィールド上の「№」と名のついたエクシーズモンスター1体を選択して発動する。

選択したモンスターと同じランクを持つ「DFW」と名のついたエクシーズモンスター1体を、

自分のエクストラデッキから、選択したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる。

このカードの効果の発動に成功した時、相手フィールド上に存在するエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターの効果を無効にし、エクシーズ素材全てを、このカードの効果でエクシーズ召喚したエクシーズモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。

 

「《ルーミア》の効果発動。オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、このターン相手は魔法・罠カードは発動できない。闇を操る程度の能力!」

《DFW宵闇のルーミア》はオーバーレイユニットを握りつぶすと、侑斗の伏せカードが闇に覆われた。

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・ガガガマジシャン

 

「バトル。《ルーミア》で《フォーチュンチュン》を攻撃!闇符『ディマーケイション』!!」

《DFW宵闇のルーミア》はスペルカードを発動して弾幕を放つ。

しかし、フォーチュンは素早く飛んで回避した。

「ナンバーズはナンバーズでしか倒せないよ!」

「分かっている。だが、このカードを発動していた。手札から永続罠《幻想の呪符》。《ファンタジア・フォース》を発動したターンに手札から発動でき、1ターンに1度、俺の場のDFWと名のつくモンスターが攻撃する時、相手に500ポイントのダメージを与える。」

「うう・・・。」

 

侑斗

ライフ4000→3500

 

幻想の術

永続罠カード

自分が「ファンタジア・フォース」を発動したターン、手札から発動できる。

自分フィールド上の「DFW」と名のつくモンスターが攻撃するとき、相手に500ポイントのダメージを与える。

「幻想の術」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

また、自分が効果ダメージを受けるカード効果が発動した時、1度だけこ自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを除外することで墓地に存在するこのカードを除外することで、その効果ダメージを半分にすることができる。

 

DFW宵闇のルーミア(GMSさんオリカ)

ランク4 攻撃2300 守備1800 エクシーズ 闇属性 悪魔族

闇属性レベル4モンスター×3

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことで、エンドフェイズ終了時まで相手プレイヤーは魔法・罠カードを発動する事はできない。

 

 

「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド。」

 

侑斗

手札1

ライフ3500

場 No.49秘鳥フォーチュンチュン(オーバーレイユニット2) ランク3 守備900

  伏せカード1

 

遊夜

手札6→0

ライフ4000

場 DFW宵闇のルーミア(オーバーレイユニット2) ランク4 攻撃2300

  幻想の術(永続罠)

  伏せカード1

 

「僕のターン、ドロー!」

 

侑斗

手札1→2

 

「ユウ!このままだと一方的にダメージを受けるだけだよ!!」

「分かってる。手札から魔法カード《エクシーズ・トレジャー》を発動!場のエクシーズモンスターの数だけデッキからカードをドローできる。場に存在するエクシーズモンスターは2体!よって、僕はカードを2枚ドローする!」

「いいよいいよ!!これならルーミアちゃんを倒せるよ!」

ウィンダは彼がドローしたカードを見ると、はしゃぎ始めた。

「僕は手札から魔法カード《青い鳥との出会い》を発動!僕の場にいる《フォーチュン》のオーバレイユニットを僕の場にすべて特殊召喚する!」

「何・・・・!?」

「僕は《クレーンクレーン》と《ガスタ・ブラックスピア》を特殊召喚する!」

「ピピピッピピー!」

フォーチュンがかわいらしい踊りをすると、オーバーレイユニットになった2体のモンスターが元に戻り、侑斗の場に現れた。

 

クレーンクレーン レベル3 攻撃300

ガスタ・ブラックスピア レベル3 攻撃1000(チューナー)

 

「そして、僕のエクストラデッキに《ガスタの魔剣士ユウ》が存在する場合、この効果で特殊召喚されたモンスターを素材にそのモンスターを召喚条件を無視してエクシーズ召喚できる!」

「何だと・・・・!!?」

「来い!《No.00ガスタの魔剣士ユウ》!!」

 

No.00ガスタの魔剣士ユウ ランク4 攻撃2500

 

青い鳥との出会い

通常魔法カード

自分フィールド上に表側表示で存在し、エクシーズ素材を持っている「No.49秘鳥フォーチュンチュン」を選択することでのみ発動できる。

選択したモンスターのエクシーズ素材となっているモンスターカードをすべて自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚し、それ以外のカードはすべて墓地へ送る。

その後、自分のエクストラデッキに「No.00ガスタの魔剣士ユウ」が存在する場合、この効果で特殊召喚されたモンスター2体をエクシーズ素材とすることで、そのモンスター1体をエクシーズ召喚扱いとし、召喚条件を無視して特殊召喚する。

「青い鳥との出会い」は1ターンに1度しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚することができない。

 

「オーバーレイユニットを使って更に別のエクシーズモンスターを呼び出すなんてな・・・。」

「バトル!《ガスタの魔剣士ユウ》で《宵闇のルーミア》を攻撃!ウィンディ・ストラッシュ!」

《No.00ガスタの魔剣士ユウ》は2本の魔剣でルーミアを切り裂き、撃破した。

「ぐあああ!!!」

 

遊夜

ライフ4000→3800

 

「よし・・・!更に《ガスタの魔剣士ユウ》の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除き、相手の場のカード1枚の効果を無効にする!ウィンド・バインド!」

《No.00ガスタの魔剣士ユウ》は呪文で聖なる風を呼び起こすと、《幻想の術》が急激に石化した。

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・クレーンクレーン

 

「ちっ・・・・!」

「僕はこれでターンエンド!」

 

侑斗

手札2→3→2

ライフ3500

場 No.49秘鳥フォーチュンチュン ランク3 守備900

  No.00ガスタの魔剣士ユウ(オーバーレイユニット2) ランク4 攻撃2500

  伏せカード1

 

遊夜

手札0

ライフ3800

場 幻想の術(《No.00ガスタの魔剣士ユウ》の影響下)(永続罠)

  伏せカード1

 

「侑斗・・・相変わらずいいデュエルをしてくれるぜ・・・。だが、この程度では俺は倒せねえぞ!俺のターン・・・・。」

遊夜の手に紫色のまがまがしい光が集まる。

「ユウ!これって・・・。」

「うん・・・。」

侑斗はかつて、遊夜から自身の中に邪神化の呪いがあることを聞いたことがある。

「(きっと・・・これは邪神の・・・。)」

「バリアンズカオスドロー!!」

遊夜のデッキトップが紫色に光るカードが創造され、彼はそのカードをドローした。

 

遊夜

手札0→1

 

「俺は手札から魔法カード《銀河竜君臨》を発動!俺の場にモンスターが存在せず、お前の場に攻撃力2000以上のエクシーズモンスターが存在する場合にのみ発動できる!デッキからレベル8のドラゴン族モンスター2体を特殊召喚する。俺はデッキから《限界竜シュヴァルツシルト》2体を特殊召喚する!」

遊夜の場にオレンジ色の蛇竜が8の字を描くような姿勢になって現れた。

 

限界竜シュヴァルツシルト レベル8 攻撃2000

 

「そして、その2体のモンスターのみをオーバーレイユニットとして、エクストラデッキから「銀河眼」と名のつくドラゴン族エクシーズモンスターをエクシーズ召喚する!」

「何・・・!?」

「そのカードって・・・。」

「俺は《シュヴァルツシルト》2体でオーバーレイ!来たれ銀河よ!遙かなる時を遡り、この世界に終焉をもたらせ!エクシーズ召喚!顕現せよ、《№107銀河眼の時空竜》!!」

頭部の右側に「107」が刻まれ、真紅の粒子が流れている漆黒の機械的な肉体を持つ竜。

このモンスターこそ、遊夜の真の切り札であり、侑斗を1度撃破したモンスターだ。

 

No.107銀河眼の時空竜 ランク8 攻撃3000

 

銀河竜君臨

通常魔法カード

自分フィールド上にモンスターが存在せず、相手フィールド上に攻撃力2000以上のエクシーズモンスターが存在する場合にのみ、自分のデッキからレベル8のドラゴン族モンスター2体を選択して発動できる。

選択したモンスター2体を特殊召喚し、その2体のみを素材として「銀河眼」と名のつくドラゴン族エクシーズモンスターをエクシーズ召喚する。

 

「分かっているよな?このカードの効果を・・・。」

「うん。バトルフェイズ開始時にオーバーレイユニットを1つ取り除くことで、このカード以外のすべてのモンスター効果を無効にして、攻撃力と守備力を元に戻す・・・。」

「そして、そのターンにユウがカード効果を発動するたびに攻撃力が1000ポイントアップして、このターン2回攻撃ができる・・・。」

「そうだ・・・。タキオン・トランスミグレイション!」

《No.107銀河眼の時空竜》は赤と青の宝石が付いた黒い四角錐の姿になり、時空を遡った。

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・限界竜シュヴァルツシルト

 

「バトル。《銀河眼の時空竜》で《秘鳥フォーチュンチュン》を攻撃!殲滅のタキオン・スパイラル!!」

《No.107銀河眼の時空竜》は口から赤いブレスを放った。

フォーチュンはブレスを受け、撃破された。

「ピー・・・。」

「フォーチュン。よく頑張ったね。ありがとう。」

泣きそうになっているフォーチュンの頭をなでる侑斗。

「俺はこれでターンエンドだ。侑斗!こいつを倒さない限り、リベンジすることはできないぞ!」

 

侑斗

手札2

ライフ3500

場 No.00ガスタの魔剣士ユウ(オーバーレイユニット1) ランク4 攻撃2500

  伏せカード1

 

遊夜

手札1→0

ライフ3800

場 No.107銀河眼の時空竜(オーバーレイユニット1) ランク8 攻撃3000

  幻想の術(《No.00ガスタの魔剣士ユウ》の影響下)(永続罠)

  伏せカード1

 

「分かってるよ!僕のターン、ドロー!」

 

侑斗

手札2→3

 

「《希望の転生》の効果発動!このカードを発動してから2回目の僕のスタンバイフェイズ時にデッキからモンスターカードを1枚手札に加える。そして、《ガスタの魔剣士ユウ》の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除き、相手の場のカード1枚の効果を無効にし、攻撃力を500ポイントダウンさせる!ウィンド・バインド!」

《No.00ガスタの魔剣士ユウ》は呪文を唱えようとしたが、突然現れたルーミアの幻影の奇襲を受け、撃破されてしまった。

「そんな・・・!」

「カウンター罠《幻想の障壁》。俺の墓地に存在するDFWと名のつくモンスター1体を除外することで、相手のモンスター効果の発動を無効にし、破壊する。」

 

幻想の障壁

カウンター罠カード

自分の墓地に存在する「DFW」と名のつくモンスター1体を除外することで発動できる。

相手のモンスター効果の発動を無効にし、破壊する。

 

「ああ・・・!!《ガスタの魔剣士ユウ》が破壊されちゃった!」

「(《希望の転生》の効果で手札に加えたこのカードは・・・まだ使っちゃだめだ。)僕はモンスターを裏守備表示で召喚!ターンエンド。」

 

侑斗

手札3→4→3

ライフ3500

場 裏守備モンスター

  伏せカード1

 

遊夜

手札0

ライフ3800

場 No.107銀河眼の時空竜(オーバーレイユニット1) ランク8 攻撃3000

  幻想の術(《No.00ガスタの魔剣士ユウ》の影響下)(永続罠)

 

「俺のターン、ドロー。」

 

遊夜

手札0→1

 

「俺は手札から《ゴゴゴジャイアント》を召喚。」

 

ゴゴゴジャイアント レベル4 攻撃2000

 

「《ゴゴゴジャイアント》ってことは・・・!?」

「そうだ。こいつの召喚に成功した時、墓地からゴゴゴと名のつくモンスター1体を特殊召喚し、このカードを守備表示にする。俺は墓地から《ゴゴゴゴーレム》を特殊召喚する。」

 

ゴゴゴゴーレム レベル4 守備1500

ゴゴゴジャイアント レベル4 攻撃2000→0

 

「《銀河眼の時空竜》の効果、タキオン・トランスミグレイションを発動し、バトル!《銀河眼の時空竜》で裏守備モンスターを攻撃。」

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・限界竜シュヴァルツシルト

 

「(・・・!?なんで、2体のゴゴゴでエクシーズ召喚を行わないんだろう・・・?)」

「殲滅のタキオン・スパイラル!!」

時間を変化させた《No.107銀河眼の時空竜》はその口から赤いブレスを放った。

裏守備モンスターの正体は童話が描かれた本を持った緑色のローブ姿の語り部で、あっさり撃破されてしまった。

「《ガスタの語り部ユーカラ》のリバース効果発動。僕のライフは500回復し、更にデッキからレベル4以下のガスタと名のつくチューナーモンスター1体を特殊召喚する。僕はデッキから《ガスタ・イグル》を特殊召喚!」

 

ガスタ・イグル レベル1 守備400(チューナー)

 

ガスタの語り部ユーカラ

レベル1 攻撃0 守備0 効果 風属性 サイキック族

リバース:自分のライフを500ポイント回復する。

このカードが相手モンスターによって破壊され、墓地へ送られた時、自分のデッキからレベル4以下の「ガスタ」と名のつくチューナーモンスター1体を選択し、特殊召喚する。

 

「忘れたか侑斗!?お前がカード効果を発動したことで、《銀河眼の時空竜》の攻撃力は1000ポイントアップし、もう1度攻撃できるぞ!今度は《ガスタ・イグル》を攻撃だ!」

《No.107銀河眼の時空竜》は口からさらに強力になった赤いブレスを放った。

 

No.107銀河眼の時空竜 ランク8 攻撃3000→4000

 

「罠発動、《くず鉄のかかし》!相手モンスター1体の攻撃を無効にする!」

《くず鉄のかかし》は強力な赤いブレスを受けても傷1つなしでもちこたえた。

「(ここで《くず鉄のかかし》・・・?一体何を考えている・・・。)お前がカード効果を発動したことで、《銀河眼の時空竜》の攻撃力は上がるが、意味はないな。俺はこれでターンエンドだ。」

 

侑斗

手札3

ライフ3500

場 ガスタ・イグル レベル1 守備400(チューナー)

  伏せカード1(《くず鉄のかかし》)

 

遊夜

手札1→0

ライフ3800

場 No.107銀河眼の時空竜 ランク8 攻撃4000→5000→3000

  ゴゴゴジャイアント レベル4 守備0

  ゴゴゴゴーレム レベル4 守備1500

  幻想の術(《No.00ガスタの魔剣士ユウ》の影響下)(永続罠)

 

「僕のターン、ドロー!!」

 

侑斗

手札3→4

 

「僕は手札から《ガスタ・ガルド》を召喚!」

 

ガスタ・ガルド レベル3 攻撃500(チューナー)

 

「そして、手札から魔法カード《暴風―ストライク・ストーム―》を発動!その効果で《ガルド》と《イグル》のレベルをその2体のモンスターのレベルの合計にする!」

 

ガスタ・ガルド レベル3→4 攻撃500(チューナー)

ガスタ・イグル レベル1→4 守備400(チューナー)

 

「そして、手札から魔法カード《死者蘇生》を発動!その効果で僕は墓地から《ガスタの魔剣士ユウ》を復活させる!」

 

No.00ガスタの魔剣士ユウ ランク4 攻撃2500

 

「今更《ガスタの魔剣士ユウ》をエクシーズ召喚したか・・・。だが、攻撃力は《銀河眼の時空竜》の方が上。カオスエクシーズチェンジしても、今の状況では効果を発動できないぞ!」

「更に僕はレベル4になった《ガルド》と《イグル》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!来い、《No.50ブラック・コーン号》!」

 

No.50ブラック・コーン号 ランク4 攻撃2500

 

「バトル!《ガスタの魔剣士ユウ》で《銀河眼の時空竜》を攻撃!」

「何・・・・!?攻撃力の劣る《ガスタの魔剣士ユウ》で攻撃だと・・・・!!?」

《No.00ガスタの魔剣士ユウ》は強大な《No.107銀河眼の時空竜》に向けて突撃した。

「そして・・・今ここで僕は《希望の転生》で手札に加えたカード、《ウィンド・クロススラッシャー》の効果を発動!僕の場の風属性エクシーズモンスターが相手モンスターを攻撃するとき、このカードを手札から墓地へ送ることで互いのモンスターは戦闘では破壊されず、お互いが受ける戦闘ダメージも0になる。」

《No.107銀河眼の時空竜》は迎撃のためのブレスを放つと、2体のエクシーズモンスターの目の前に背中に巨大なブースターを装備した2本の大剣を装備している緑色の鳥人が現れ、双方の攻撃を防いだ。

「そして、戦闘を行った相手モンスターを破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!」

「何だと・・・・・!!?」

《ウィンド・クロススラッシャー》は受け止めた力をすべて《No.00ガスタの魔剣士ユウ》に注ぎ込んだ。

膨大な力を得た《No.00ガスタの魔剣士ユウ》はそのまま2本の魔剣で《No.107銀河眼の時空竜》をバラバラにした。

「くう・・・。俺は《幻想の術》の効果を発動!このカードを除外することで、1度だけ俺が受ける効果ダメージを半分にする!!」

 

遊夜

ライフ3800→2300

 

ウィンド・クロススラッシャー

レベル4 攻撃0 守備1000 効果 風属性 戦士族

自分フィールド上に表側表示で存在する風属性エクシーズモンスターが相手モンスターに攻撃するとき、このカードを手札から墓地へ送ることで発動できる。

その戦闘で発生する互いのプレイヤーへの戦闘ダメージを0になり、互いのモンスターは戦闘では破壊されない。

そして、ダメージステップ終了時に戦闘を行った相手モンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

「ウィンド・クロススラッシャー」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

 

「なら、僕はメインフェイズ2に《ブラック・コーン号》の効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つモンスター1体を墓地へ送り、相手に1000ポイントのダメージを与える!全弾発射!」

《No.50ブラック・コーン号》側面から大量の徹甲弾を放ち、《ゴゴゴゴーレム》を葬った。

「ちっ・・・・!」

 

遊夜

ライフ2300→1300

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・ガスタ・ガルド

 

「すごいすごい!!一気に遊夜君のライフが減ったし、《銀河眼の時空竜》を破壊できたね!!」

「うん。僕はこれでターンエンド!」

 

侑斗

手札4→0

ライフ3500

場 No.00ガスタの魔剣士ユウ ランク4 攻撃2500

  No.50ブラック・コーン号(オーバーレイユニット1) ランク4 攻撃2000

 

遊夜

手札0

ライフ1300

場 ゴゴゴジャイアント レベル4 守備0

 

「やったやった!!次のターンが来れば、ユウの勝ちだね!!」

ウィンダは何度も万歳をした。

だが、遊夜はなぜか楽しそうな顔をしていた。

「ここまで追いつめられるなんてな・・・。俺のターン、ドローーーー!」

 

遊夜

手札0→1

 

「このカードは、俺の手札がこれだけの時、手札から特殊召喚できる!《ゴゴゴゴーレムJr.》を特殊召喚!」

遊夜の場に《ゴゴゴゴーレム》と同じ形だが、大きさはそれの10分の1程度のモンスターが現れた。

 

ゴゴゴゴーレムJr. レベル4 守備0

 

「そして、このカードを召喚・特殊召喚に成功した時に、俺の場に他のゴゴゴと名のつくモンスターが存在する場合、デッキからカードを1枚ドローする・・・。」

遊夜の手に銀河の光が集まる。

「侑斗・・・。ここから逆転して見せるぜ・・・。ギャラクシードローーーーー!!!」

 

ゴゴゴゴーレムJr.

レベル4 攻撃0 守備0 効果 地属性 岩石族

自分の手札に存在するカードがこのカードのみの場合、手札から特殊召喚できる。

このカードの召喚・特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に他の「ゴゴゴ」と名のつくモンスターが表側表示で存在する場合、デッキからカードを1枚ドローする。

 

「一体何のカードをドローしたんだろう・・・・?」

「俺は手札から魔法カード《RUM-銀河の剣》を発動!俺のエクストラデッキ・場・墓地に存在するナンバーズ、または銀河眼と名のつくエクシーズモンスター1体を選択する。そのカードがエクストラデッキ・墓地に存在する場合、召喚条件を無視して特殊召喚できる。墓地から《銀河眼の時空竜》を特殊召喚!」

 

No.107銀河眼の時空竜 ランク8 攻撃3000

 

RUM-銀河の剣(ザ・ギャラクシー・ワン)

通常魔法カード

自分のエクストラデッキ・フィールド上・墓地の「銀河眼」及び「№」と名のついたエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターがエクストラデッキ・墓地に存在する場合、

選択したモンスターを召喚条件を無視して自分フィールド上に特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

その後、選択したモンスターよりランクが1つ高い「C(カオス)」と名のついたエクシーズモンスター1体を、自分のエクストラデッキから、選択モンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる。

 

「そんな・・・せっかく倒した《銀河眼の時空竜》が・・・・。」

「それだけじゃねえ・・・。さらに選択したモンスターをカオス化する。《銀河眼の時空竜》でオーバーレイネットワークを再構築。カオスエクシーズチェンジ!!《CNo.107超銀河眼の時空龍》!!!」

遊夜の場に黄金の肉体で、3つの頭を持ち、左胸に「107」が刻まれた巨大な竜が現れた。

 

CNo.107超銀河眼の時空龍 ランク9 攻撃4500

 

「攻撃力4500!!?」

「こいつは《銀河眼の時空龍》をカオスオーバーレイユニットを持っている場合、俺の場のモンスターを2体リリースすることで、こいつはこのターン3回の攻撃が可能になる。」

「そんな・・・・・!」

《CNo.107超銀河眼の時空龍》は2体のゴゴゴを取り込み、金色のオーラを放ち始めた。

「《超銀河眼の時空龍》のもう1つの効果!1ターンに1度、カオスオーバーレイユニットを1つ取り除くことで、このカード以外の場に表側表示で存在するすべてのカード効果を無効にし、このターン、相手は場のカード効果を発動できない!タイム・タイラント!!!」

《CNo.107超銀河眼の時空龍》が咆哮すると、周囲の空間がねじ曲がり、時が巻き戻って行った。

 

取り除かれたカオスオーバーレイユニット

・No.107銀河眼の時空竜

 

「そんな・・・!じゃあ、僕は場のカードをどうすることもできないの・・・・!?」

「しかも、攻撃力4500で3回攻撃・・・。ユウが負けちゃう!!」

「バトル!《超銀河眼の時空龍》!アルティメット・タキオン・スパイラル!!!」

《CNo.107超銀河眼の時空龍》は3つの頭部から黄金のブレスを放った

ブレスは《No.50ブラック・コーン号》、《No.00ガスタの魔剣士ユウ》、そして侑斗に襲い掛かった。

「うわあああああああ!!!!」

 

侑斗

ライフ3500→1000→0

 

「やっぱり・・・遊夜君はすごいや。」

「いや、《銀河眼の時空竜》を倒された時は焦ったぞ。《幻想の術》がなければ負けていた。」

「今度こそ負けないよ!」

「ああ。またデュエルをしような。」

遊夜と侑斗は互いに握手をかわした。

次は必ず勝つ・・・。

侑斗は自身の目標である遊夜に闘志を燃やした。

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