遊戯王ZEXAL 風の戦士たち   作:ナタタク

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今回と次回は、侑斗たちが所持しているナンバーズは明記しません。
理由は次の話で…。


第51話 ウィンダ初陣!!

「ええっと…このカードはこうだから、このカードは…でもそうなったら…」

「ウィンダ。このカードを入れるんだったら、ついでにこのカードを…」

「あーーー!!デッキづくり難しいよーーー!!」

机の上に置かれているカードとにらめっこをして2時間。

疲れたウィンダは侑斗のベッドで横になった。

今、ウィンダは侑斗と一緒にデュエルをするために自分のデッキを構築している。

しかし、頭を使うのが苦手なウィンダはいまだにデッキに入れるカードを10枚程度しか決められていない。

「それにしても、このカードを入れるなんてね…」

侑斗がその中から手に取ったカード、それはスフィア・フィールド砲から侑斗たちを守った湿原の神、《風霊神ウィンドローズ》だ。

「うん。だって、せっかく手に入ったカードだもん!使ってみたいじゃん!」

「それはわかるけど…あ、そろそろご飯食べる?」

「うん!食べる!!」

ウィンダはしばしデッキのことを忘れ、侑斗と一緒に蓮の家で夕食を楽しんだ。

 

「うーん…あれ?ウィンダは…?」

翌朝、目を覚ました侑斗はウィンダがベッドの中にいないことが気になった。

ウィンダが実体化を果たした後、彼女はいつも侑斗に抱きついて寝るようになった。

そして、いつも起きる時間は侑斗よりも遅い。

「もしかして…」

机の方に目を向けると、ウィンダがそれを枕にして眠っていた。

そして、そのそばには構築済みのデッキが置かれている。

(ウィンダ…お疲れ様)

「うん…」

「あ…起こしちゃった?ごめんね」

「ううん…ユウ。おはよう」

微笑みながら、ウィンダは侑斗を見た。

「朝ご飯は僕が作るから、ウィンダはベッドで寝たら」

「うん…お休み。ユウ」

ウィンダは侑斗の頬に軽くキスをすると、ベッドで眠った。

「…」

キスされた場所に触れ、顔を赤くした侑斗は、キッチンで味噌汁と焼き魚を作り始めた。

 

「へえ…これがウィンダのデッキかあ」

「侑斗と同じで風属性デッキ…でも、少しだけ違いがあるわね」

島の店で、ウィンダのデッキを見る竜司と瑠那。

瑠那の言うとおり、侑斗がわずかに風属性以外のカードが入っているのに対し、ウィンダは完全に風属性のみになっている。

「えへへ…じゃあ、さっそくデュエルしよーよー!」

「なら、俺がやるよ。久しぶりにデュエルがしたいからね」

竜司はD・パッドとD・ゲイザーを装着した。

「よーし!!見ててね!ユウ!」

ウィンダもD・ゲイザーとD・パッドを装着する。

彼女のそれらはDr.フェイカーから贈られたもので、構造は侑斗の物そっくりだが、基調としている色が侑斗が緑に対して、ウィンダは青になっている。

「「デュエル!!」」

 

竜司

手札5

ライフ4000

 

ウィンダ

手札5

ライフ4000

 

「よーし…俺のターン、ドロー」

 

竜司

手札5→6

 

「俺は手札から魔法カード《ジェムナイト・フュージョン》を発動!手札の《ジェムナイト・ガネット》と《ジェムナイト・オブシディア》を融合!《ジェムナイト・ルビーズ》を融合召喚!」

 

ジェムナイト・ルビーズ レベル6 攻撃2500

 

「《ジェムナイト・オブシディア》の効果発動!このカードを手札から墓地へ送ったとき、墓地からレベル4以下の通常モンスター、《ジェムナイト・ガネット》を特殊召喚!」

 

ジェムナイト・ガネット レベル4 攻撃1900

 

「更に、手札から《ジェムレシス》を召喚!」

 

ジェムレシス レベル4 攻撃1700

 

「このカードの召喚に成功した時、デッキからジェムナイト1体を手札に加える。俺はデッキから《ジェムナイト・クリスタ》を手札に加える。そして、レベル4の《ジェムナイト・ガネット》と《ジェムレシス》をオーバーレイ!エクシーズ召喚!《ジェムブリンガー》!」

竜司の場に様々な宝石で作られた聖剣が現れた。

 

ジェムブリンガー ランク4 攻撃1800

 

「竜司の新しいジェムモンスターね…」

「にしても、攻撃力はオーバーレイユニットにした《ジェムナイト・ガネット》より下だぜ?」

「蓮。《ジェムブリンガー》の恐ろしさは攻撃力の数値じゃないよ。《ジェムブリンガー》は1ターンに1度、装備カードとして俺の場のジェムナイト1体に装備するか、装備を解除することができる。このカードを装備したジェムナイトの攻撃力は1200ポイントアップする!」

《ジェムナイト・ルビーズ》は《ジェムブリンガー》を手に取った。

 

ジェムナイト・ルビーズ レベル6 攻撃2500→3700

 

「《ジェムブリンガー》を装備したモンスターはカード効果では破壊されない。俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」

 

 

竜司

手札6→2(うち1枚《ジェムナイト・クリスタ》)

ライフ4000

場 ジェムナイト・ルビーズ(《ジェムブリンガー》装備) レベル6 攻撃3700

  伏せカード1

 

ウィンダ

手札5

ライフ4000

場 なし

 

ジェムブリンガー

ランク4 攻撃1800 守備1200 エクシーズ 光属性 岩石族

「ジェム」と名のつくレベル4モンスター×2

1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に、このカードを装備カード扱いとして自分フィールド上の「ジェムナイト」と名のつくモンスターに装備、または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。

この効果で装備カード扱いになっている時のみ、装備モンスターの攻撃力は1200ポイントアップし、カード効果では破壊されない。

また、装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、代わりにこのカードを破壊する。

 

「1ターン目からいきなり攻撃力3700…竜司やるなあ!!」

「問題はウィンダの動きね…」

「頑張れ…ウィンダ…」

 

「行っくよー!私のターン、ドロー!」

 

ウィンダ

手札5→6

 

「私は手札の《ヒステリック・サイン》を墓地へ送り、《ハーピィ・マジシャン》を特殊召喚!」

ウィンダの場にかなりきわどい衣装を着た女性と鳥獣の肉体が融合したモンスターが両手に樫の木でできた杖を持って現れた。

 

ハーピィ・マジシャン レベル4 攻撃2300

 

「レ…レベル4なのに、攻撃力2300!!?」 

「このカードは通常召喚できないけど、手札のヒステリックと名のつくカードを1枚墓地へ送ることで、手札から通特殊召喚できるよ!そして、《ヒステリック・サイン》が手札か場から墓地へ送られた時、デッキからカード名が異なるハーピィと名のつくカードを3枚まで手札に加えることができるよ!私は《ハーピィズペット隼》、《ハーピィ・レディ・SB》、《ハーピィ・チャネラー》を手札に加えるよ!」

ウィンダは一気に3体のハーピィ・レディを手札に加えた。

 

ウィンダ

手札6→4→7

 

ハーピィ・マジシャン

レベル4 攻撃2300 守備0 効果 風属性 鳥獣族

このカードは通常召喚できない。

このカードは手札の「ヒステリック」と名のつく魔法・罠カード1枚を墓地へ送ることで、手札から特殊召喚できる。

このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分は風属性以外のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚することができない。

このカードのカード名は、フィールド上・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。

 

「おいおい、ハーピィ・レディデッキかよ…」

ハーピィ・レディは伝説のデュエリスト、孔雀舞が愛用したカードシリーズだ。

しかし、かなりレベルの高いデュエリストでなければ扱いが難しく、そしてシンクロモンスターやエクシーズモンスターの登場によって、最近までは弱小のレッテルをつけられていた。

しかし、最近になって新たなハーピィ・レディ、そしてそのサポートカードの登場によって、強力なカードシリーズに化けた。

「でも、攻撃力は《ジェムナイト・ルビーズ》の方が上。《ハーピィ・マジシャン》では勝てないわ」

「更に私は《ハーピィ・チャネラー》を召喚!」

ウィンダの場に今度は白いボンテージと白い羽根が付いた杖を装備したオレンジ色の髪と黒羽のハーピィ・レディが左手に鎖付きの首輪を持って現れた。

 

ハーピィ・チャネラー レベル4 攻撃1400

 

「《ハーピィ・チャネラー》は1ターンに1度、手札の《ハーピィ・レディ・SB》を墓地へ送り、デッキからハーピィと名のついたモンスター、《ハーピィ・レディ1》を表側守備表示で特殊召喚するよ!」

ウィンダの場に紫色の長髪と緑色の翼をもつハーピィ・レディが現れた。

 

ハーピィ・レディ1 レベル4 守備1400

 

「このモンスターが場に存在する限り、私の場の風属性モンスターの攻撃力は300ポイントアップするよ!」

 

ハーピィ・マジシャン レベル4 攻撃2300→2600

ハーピィ・チャネラー レベル4 攻撃1400→1700

 

「そして、《ハーピィ・マジシャン》、《ハーピィ・チャネラー》、《ハーピィ・レディ1》はカード名を《ハーピィ・レディ》として扱うよ!私はレベル4の《ハーピィ・チャネラー》、《レディ1》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!来て、《ハーピィ・マジシャン・ガール》!」

ウィンダの場に金髪でピンクの翼をつけ、ハートマークが付いた杖とブカブカの帽子をつけたハーピィ・レディの少女が現れた。

 

ハーピィ・マジシャン・ガール ランク4 攻撃1500

 

「へえ、《ハーピィ・マジシャン・ガール》ねえ。《ハーピィ・ガール》そっくりだ」

島は蓮の隣で、なつかしそうに《ハーピィ・マジシャン・ガール》を見た。

「うわ!!島のおっさん、いつの間に!!?」

「あのカードの効果に、竜司君がどんな対応をするか、楽しみだ」

「おい、店長!!ホットケーキまだだぞ!!」

「おっと、また悪い癖が出てしまった。じゃあ、俺は戻るとしますか」

島は1階へ戻って行った。

 

「《ハーピィ・マジシャン・ガール》の効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを2つ取り除き、場に表側表示で存在する《ハーピィ・レディ》1体をリリースすることで、このカードの攻撃力をリリースしたモンスターの攻撃力分アップするよ!」

「ええー…」

《ハーピィ・マジシャン・ガール》はオーバーレイユニットを杖に吸収すると、《ハーピィ・マジシャン》は光となって、彼女に宿った。

《ハーピィ・マジシャン》の光を受けた《ハーピィ・マジシャン・ガール》の魔力が活性化していく。

 

ハーピィ・マジシャン・ガール ランク4 攻撃1500→3800

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・ハーピィ・レディ1

・ハーピィ・チャネラー

 

ハーピィ・マジシャン・ガール

ランク4 攻撃1500 守備1200 エクシーズ 風属性 鳥獣族

「ハーピィ・レディ」と名のつくレベル4モンスター×2

1ターンに1度、エクシーズ素材を2つ取り除き、自分フィールド上に表側表示で存在する「ハーピィ・レディ」1体をリリースすることで発動する。

このカードの攻撃力はリリースしたモンスターの攻撃力分アップする。

このカードのカード名は、フィールド上・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。

 

「攻撃力3800…。《ジェムナイト・ルビーズ》の攻撃力を超えたわ」

「バトル!《ハーピィ・マジシャン・ガール》で《ジェムナイト・ルビーズ》を攻撃!ハーピィ・バーニング!」

《ハーピィ・マジシャン・ガール》は杖から緑色の火球を生み出すと、それを《ジェムナイト・ルビーズ》に向けて放った。

「罠発動、《ドレインシールド》!相手モンスター1体の攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分ライフを回復する!」

 

竜司

ライフ4000→7800

 

「攻撃力3800の《ハーピィ・マジシャン・ガール》を呼び出したウィンダも、《ジェムナイト・ルビーズ》を上回る攻撃力を利用して、逆にライフを大幅に回復させた竜司もすごい…」

「おいおい、侑斗。ウィンダは本当にこれが初めてのデュエルなのか?」

「うん。きっと、ずっと僕のデュエルを見ていたから…」

「ま、しっかり守ってやれよ。惚れた女をよ!」

蓮は笑いながら侑斗の肩をたたいた。

 

「うう…《ジェムナイト・ルビーズ》を破壊できなかった…。私はカードを2枚伏せて、ターンエンド!」

 

竜司

手札2(うち1枚《ジェムナイト・クリスタ》)

ライフ7800

場 ジェムナイト・ルビーズ(《ジェムブリンガー》装備) レベル6 攻撃3700

 

ウィンダ

手札7→3

ライフ4000

場 ハーピィ・マジシャン・ガール ランク4 攻撃3800

  伏せカード1

 

「うーん…これは早く《ハーピィ・マジシャン・ガール》を破壊したほうがいいなあ…。俺のターン、ドロー!」

 

竜司

手札2→3

 

「(いきなりいいカードをドローできた!)俺は手札から《ジェムナイト・アンバー》を召喚!」

竜司の場にアンバーで肉体が構成され、短剣を装備した宝石騎士が現れた。

 

ジェムナイト・アンバー レベル4 攻撃1600

 

「そして、手札から速攻魔法《デュアルスパーク》を発動!」

「ええ!!?《デュアルスパーク》??」

「《デュアルスパーク》は自分の場のレベル4デュアルモンスター1体をリリースして、場のカード1枚を破壊し、デッキからカードを1枚ドローする」

天井を突き破って、青い雷が《ハーピィ・マジシャン・ガール》と《ジェムナイト・アンバー》に襲い掛かった。

雷を受けた2体のモンスターは消滅した。

「がーん!!せっかくエクシーズ召喚したのに…」

「更に、墓地の《ジェムナイト・フュージョン》の効果発動!墓地のジェムナイト1体を除外することで、墓地からこのカードを手札に加えることができる」

地面を突き破って、《ジェムナイト・アンバー》は《ジェムナイト・フュージョン》を竜司に託すと、異次元へと姿を消した。

「僕は《ジェムナイト・フュージョン》を発動!手札の《ジェムナイト・クリスタ》ともう1枚の《ジェムナイト・アンバー》を融合!《ジェムナイト・プリズムオーラ》を融合召喚!」

竜司の場に人工水晶で構成された鎧と槍、そして赤いマントを装備した宝石騎士が雷とともに現れた。

 

ジェムナイト・プリズムオーラ レベル7 攻撃2450

 

「竜司の場には攻撃力3700の《ジェムナイト・ルビーズ》と攻撃力2450の《ジェムナイト・プリズムオーラ》…。このまま2体のダイレクトアタックを受けたら、ウィンダの負けね」

「でも、ウィンダにはまだ伏せカードが残ってる。まだ分からないよ」

 

「バトル!《ジェムナイト・ルビーズ》でダイレクトアタック!ルビーズ・ブリンガー・スラッシュ!」

《ジェムナイト・ルビーズ》は輝く宝石の剣でウィンダを攻撃した。

「キャアアア!!」

 

ウィンダ

ライフ4000→300

 

「ウィンダのライフが一気に300に!!?」

「これで僕の勝ちだね。《ジェムナイト・プリズムオーラ》でダイレクトアタック!雷鳴槍一閃!」

《ジェムナイト・プリズムオーラ》は雷鳴の槍でとどめを刺そうとした。

「罠発動!《ヒステリック・パーティ》!!手札を1枚墓地へ送り、墓地から《ハーピィ・レディ》を可能な限り特殊召喚するよ!」

「何!!?」

「私は手札の《ハーピィ・レディ1》を墓地へ送って、墓地から2体の《ハーピィ・レディ1》、そして《ハーピィ・チャネラー》、《ハーピィ・マジシャン》、《ハーピィ・マジシャン・ガール》を特殊召喚!」

ウィンダの場に暴風が起こり、暴風の中から5体の《ハーピィ・レディ》が華麗に参上した。

 

ハーピィ・レディ1×2 レベル4 守備1400

ハーピィ・マジシャン・ガール ランク4 守備1200

ハーピィ・マジシャン レベル4 攻撃2300→2900

ハーピィ・チャネラー レベル4 守備1300

 

「なら、《プリズムオーラ》の攻撃対象を《ハーピィ・チャネラー》に変更する!」

《ジェムナイト・プリズムオーラ》は槍から強烈な雷鳴を起こし、《ハーピィ・チャネラー》の動きを止めると、そのまま槍で突き刺して撃破した。

「無駄だよ。俺は墓地の《ジェムナイト・フュージョン》の効果発動。墓地の《ジェムナイト・アンバー》を除外し、このカードを手札に加える。そして、《ジェムナイト・プリズムオーラ》は1ターンに1度、手札のジェムナイトと名のつくカード1枚を墓地へ送ることで、場に表側表示で存在するカードを1枚破壊する。ライトニング・レイ!」

《ジェムナイト・プリズムオーラ》は盾から雷の光線を放ち、《ヒステリック・パーティ》を破壊しようとした。

「私は手札から罠カード《ヒステリック・パリィ》を発動!私の場にエクシーズモンスターの《ハーピィ・レディ》が存在するとき、手札から発動でき、相手のモンスター効果の発動を無効にし、破壊するよ!」

《ハーピィ・マジシャン・ガール》は雷の光線を翼で防御し、跳ね返した。

《ジェムナイト・プリズムオーラ》は跳ね返された雷を受け、破壊された。

 

ヒステリック・パリィ

通常罠カード

自分フィールド上に「ハーピィ・レディ」が表側表示で存在する場合にのみ発動できる。

また、自分フィールド上にエクシーズモンスターの「ハーピィ・レディ」が表側表示で存在する場合、手札から発動できる。

相手のモンスター効果の発動を無効にし、破壊する。

「ヒステリック・パリィ」は1ターンに1度しか発動できない。

 

「4体の《ハーピィ・レディ》が場に残った…。これが吉と出るか凶と出るか…。俺はこれでターンエンド」

 

竜司

手札2→0

ライフ7800

場 ジェムナイト・ルビーズ(《ジェムブリンガー》装備) レベル6 攻撃3700

 

ウィンダ

手札3→1

ライフ300

場 ハーピィ・レディ1×2 レベル4 守備1400

  ハーピィ・マジシャン・ガール ランク4 守備1200

  ハーピィ・マジシャン レベル4 攻撃2900

  ヒステリック・パーティ(永続罠)

 

「(ライフは減っちゃったけど、場には4体の《ハーピィ・レディ》が残ったわ。これなら、勝てるかも!!)私のターン、ドロー!」

 

ウィンダ

手札1→2

 

「私は手札から魔法カード《ヒステリック・トレジャー》を発動!私の場の《ハーピィ・レディ》2体につき、デッキからカードを1枚ドローできるよ!私の場には4体の《ハーピィ・レディ》がいるから、デッキから2枚カードをドローするよ!」

 

ウィンダ

手札2→3

 

ヒステリック・トレジャー

通常魔法カード

自分フィールド上に表側表示で存在する「ハーピィ・レディ」2体につき、デッキからカードを1枚ドローする。

また、墓地に存在するこのカードを除外することで、デッキから「ヒステリック」と名のつく「ヒステリック・トレジャー」以外の魔法・罠カード1枚を選択して手札に加えることができる。

この効果はこのカードが墓地へ送られたターン、発動できない。

 

「私は手札から儀式魔法《ヒステリック・ダンス》を発動!」

「ええっ!?ハーピィ・レディシリーズに儀式カードが!!?」

「私は手札の《ハーピィズペット竜》をリリースして、手札から《ハーピィズペット竜王》を儀式召喚!」

ウィンダの場の4体の《ハーピィ・レディ》は《ハーピィズペット竜》を中心に舞った。

そして、《ハーピィズペット竜》が輝きだし、その姿が緑色の鎧をまとい、4枚の翼をもった巨大な赤い竜へと変化した。

 

ハーピィズペット竜王 レベル7 攻撃2000

 

「このカードの攻撃力・守備力は私の場の《ハーピィ・レディ》1体につき、500ポイントアップするよ!そして、2体の《ハーピィ・レディ1》の効果で、更に攻撃力を600ポイントアップさせるよ!」

《ハーピィズペット竜王》は4体の《ハーピィ・レディ》から力を受け取り、力強く飛翔した。

 

ハーピィズペット竜王 レベル7 攻撃2000→4000→4600

 

ヒステリック・ダンス

儀式魔法カード

「ハーピィズペット」と名のつく儀式モンスターの降臨に必要。

自分の手札・フィールド上から儀式召喚するモンスターと同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。

また、このカードが墓地に存在するとき、自分の墓地に存在する「ヒステリック」と名のつく魔法・罠カード1枚を除外することで、このカードを手札に加えることができる。

「ヒステリック・ダンス」のこの効果は1ターンに1度しか発動できない。

 

「そして、《ハーピィ・レディ1》2体と《ハーピィ・マジシャン・ガール》を攻撃表示に変更!」

 

ハーピィ・レディ1×2 レベル4 守備1400→攻撃1900

ハーピィ・マジシャン・ガール ランク4 守備1200→攻撃2100

 

「こ…これは大変なことになったなあ…」

「行くよ!!バトル!!《ハーピィズペット竜王》で《ジェムナイト・ルビーズ》を攻撃!セイント・ファイアー・テラ》!」

《ハーピィズペット竜王》は上空から巨大な火球を放ち、《ジェムナイト・ルビーズ》の《ジェムブリンガー》を破壊した。

「うう…。戦闘ダメージは受けるけど、《ジェムブリンガー》は装備モンスターの身代わりになる!」

 

竜司

ライフ7800→6900

 

ジェムナイト・ルビーズ レベル6 攻撃3700→2500

 

「なら、《ハーピィ・マジシャン》で攻撃!ハーピィ・マジック!」

《ハーピィ・マジシャン》は杖から黒い魔力球体を生み出し、《ジェムナイト・ルビーズ》を内部から崩壊させた。

「くうう…」

 

竜司

ライフ6900→6500

 

「まだまだあるよ!3体の《ハーピィ・レディ》でダイレクトアタック!」

残った3体の《ハーピィ・レディ》は華麗に舞い、両腕の鉤爪で竜司を集中攻撃した。

「うわあああ!!」

 

竜司

ライフ6500→4600→2700→600

 

「竜司のライフが一気に…すごいよ!ウィンダ!」

「えへへ…」

ウィンダは侑斗に笑顔でVサインを見せた。

「次のターンで、私の勝ち!これでターンエンド!」

 

竜司

手札0

ライフ600

場 なし

 

ウィンダ

手札3→0

ライフ300

場 ハーピィ・レディ1×2 レベル4 守備1400

  ハーピィ・マジシャン・ガール ランク4 守備1200

  ハーピィ・マジシャン レベル4 攻撃2900

  ハーピィズペット竜王 レベル7 攻撃4600

  ヒステリック・パーティ(永続罠)

 

「ライフ600…手札なし。ここから逆転したら…かっこいいよな!竜司!」

「それはドローカードによるけどね。蓮。俺のターン、ドロー!」

 

竜司

手札0→1

 

「手札から魔法カード《異次元鉱山の発掘》を発動!ゲームから除外されているジェムナイト2体をデッキに戻し、デッキからカードを2枚ドローする!」

 

竜司

手札1→2

 

デッキに戻った除外されているカード

・ジェムナイト・アンバー×2

 

異次元鉱山の発掘

通常魔法カード

ゲームから除外されている自分の「ジェムナイト」と名のつくモンスター2体をデッキに戻すことで発動できる。

デッキからカードを2枚ドローする。

「異次元鉱山の発掘」は1ターンに1度しか発動できない。

 

「そして、手札から魔法カード《ジェムナイトの正義》を発動!墓地のジェムナイトと名のつく融合モンスターを2体選択して、そのモンスターをオーバーレイユニットにすることで、エクストラデッキからランク5以下のエクシーズモンスターをエクシーズ召喚する!俺は《ジェムナイト・プリズムオーラ》と《ルビーズ》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!!《No.18ジェムナイト・アゲート》!」

 

No.18ジェムナイト・アゲート ランク4 攻撃3000

 

「攻撃力3000!?でも、《ハーピィズペット竜王》が場にいる限り、私の場の《ハーピィ・レディ》を攻撃対象にすることはできないよ!」

 

ハーピィズペット竜王(ドラゴンキング)

レベル7 攻撃2000 守備2500 儀式 風属性 ドラゴン族

「ヒステリック・ダンス」の効果により降臨。

このカードの攻撃力・守備力は自分フィールド上に表側表示で存在する「ハーピィ・レディ」1体につき、500ポイントアップする。

また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、相手は自分フィールド上に表側表示で存在する「ハーピィ・レディ」を攻撃対象とすることはできない。

「ハーピィズペット竜王」は自分フィールド上に1体のみ表側表示で存在できる。

 

「それはどうかな?俺は手札から《NoWファイターズ・ハンマー》を《ジェムナイト・アゲート》に装備!」

「出たわ…竜司のNoWが…」

《No.18ジェムナイト・アゲート》は棘がついた無骨な巨人の腕のような形のハンマーを装備した。

装備した瞬間、《No.18ジェムナイト・アゲート》の衣装は赤いマントと黄色の肩掛け、赤と黄色の宝石でできた鎧となった。

「《ファイターズ・ハンマー》を装備したナンバーズの効果は無効となり、攻撃力は600ポイントアップする!」

 

No.18ジェムナイト・アゲート ランク4 攻撃3000→3600

 

「そして、装備モンスターが相手モンスターを攻撃するとき、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、攻撃力が2倍になる!」

「ええ!!!?」

「《ジェムナイト・アゲート》で《ハーピィズペット竜王》を攻撃!アゲート・パニッシュ!!」

《No.18ジェムナイト・アゲート》はオーバーレイユニットを《NoWファイターズ・ハンマー》に宿した。

すると、《No.18ジェムナイト・アゲート》はその無骨なハンマーの力で両腕が活性化した。

そして、ハンマーは《ハーピィズペット竜王》にたたきつけられ、そのモンスターはハンマーが生み出した暴力的な破壊力に散った。

「きゃあああああ!!」

 

No.18ジェムナイト・アゲート ランク4 攻撃3600→7200

 

取り除かれたオーバーレイユニット

・ジェムナイト・プリズムオーラ

 

ウィンダ

ライフ300→0

 

NoWファイターズ・ハンマー

装備魔法カード

このカードは「No.」と名のつくエクシーズモンスターにのみ装備可能。

装備モンスターの効果は無効となり、攻撃力は600ポイントアップする。

装備モンスターは「No.」と名のつくエクシーズモンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。

また、装備モンスターが相手モンスターを攻撃するとき、エクシーズ素材を1つ取り除くことで、ダメージステップ終了時まで攻撃力が2倍になる。

 

ジェムナイトの正義

通常魔法カード

自分の墓地に存在する「ジェムナイト」と名のつく融合モンスター2体と、自分のエクストラデッキに存在するランク5以下のエクシーズモンスター1体を選択して発動する。

選択した融合モンスターをエクシーズ素材として、選択したエクシーズモンスターをエクシーズ召喚扱いにして、自分フィールド上に特殊召喚する。

 

「あーあ…負けちゃった」

「でも、竜司をあと一歩のところまで追いつめた。よくがんばったね。ウィンダ」

「ユウ!!」

頭をなでられ、うれしくなったウィンダは侑斗に抱きついた。

「あーあ…これじゃあ、俺が悪者みたいじゃん」

「竜司、じゃあ次は俺とやるか!?」

「うーん…じゃあ、瑠那も一緒でトライアングルデュエルは?」

「いいわね。手加減は無しよ」

こうして、侑斗とウィンダがイチャイチャしている中、蓮たちはトライアングルデュエルを始めた。

 

手札5

ライフ4000

 

竜司

手札5

ライフ4000

 

瑠那

手札5

ライフ4000




ウィンダ、善戦するが敗北!!
それにしても、ハーピィ・レディにゲーム(遊戯王ZEXAL 激闘!デュエルカーニバル!)でかなり苦戦したことが思い出に…。
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