No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
No.49秘鳥フォーチュンチュン
No.50ブラック・コーン号
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード
No.69 紋章神コート・オブ・アームズ
蓮
No.7ラッキー・ストライプ
No.17リバイス・ドラゴン
No.32海咬龍シャーク・ドレイク
No.55竜騎兵グレン
CNo.55灼熱竜騎兵グレン
No.57奮迅竜トレスラグーン
No.82ハートランドラコ
No.85クレイジー・ボックス
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン
竜司
No.10白騎士イルミネーター
No.11ビッグ・アイ
No.18ジェムナイト・アゲート
No.52ダイヤモンド・クラブ・キング
瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.20蟻岩土ブリリアント
No.23セイクリッド・ルナマリア
No.30破滅のアシッド・ゴーレム
No.87雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ
今回はまたまた瑞田高光さんの『遊戯王~友と絆と愛とそして……~』とのコラボです。
ぜひ、その小説も読んでください!!
「ねえねえユウ!このぬいぐるみかわいー!!」
駅前のフリーマーケットで、ウィンダは可愛らしい狸のぬいぐるみをみていたが、侑斗が見ている商品は別だった。
「ええっと…フライパンに皿にコップ…さすがフリーマーケット。安いなあ…」
「ユウーーーー!!」
「ふにゅっ!!?」
ウィンダは侑斗の頬を引っ張る。
「ふぁにふぉふるふぉ!?(何をするの!?)」
「せっかく2人きりなのに…もっと私の方も見てよ!!」
「ふぉ…ふぉふぇん…(ご…ごめん…)」
「分かればよろしい!」
ようやく解放された侑斗。
そのあと、2時間程度ウィンダのぬいぐるみ探しに付き合わされた。
「いろんなもの、いっぱい買えたね!!」
「うん。商品を出してくれた人に感謝しないと」
ウィンダはたくさんのぬいぐるみを、侑斗は食器や料理器具を持って家路についた。
(それにしても、ウィンダってぬいぐるみが大好きなんだ…)
「あ…!!ユウ!」
「うん?」
ウィンダが指をさしたのはデパート前の広場。
そして、そこにあるベンチに座っているのは1人は見覚えのある少年、そしてもう1人は彼に似た形の制服を着た、見覚えのない少年だった。
「もしかして…龍騎君かな?」
「行ってみよう!」
2人は荷物を落とさないよう気を付けながら、その少年達の元へ向かった。
「ZEXALの世界…なのかな?ここは…」
「うん」
龍騎は1枚のエクシーズモンスターカードを見た。
実は、休みの日に2人でデュエルをしている時に龍騎がこのカードを使ったことが、この世界へ飛ばされた原因だ。
そして、彼はこのカードをデッキに入れた覚えはない。
「おーい!龍騎君!」
「あ…!侑斗!…と《ガスタの巫女ウィンダ》!!?」
「侑斗って…お前が言っていた、異世界のデュエリストか!?」
「久しぶり!龍騎君!…彼は?」
「ああ…。彼は」
「俺は遊介。遊城遊介だ。よろしくな。侑斗」
「うん。よろしくね」
「それで…彼女は?」
龍騎はウィンダを見ながら、恐る恐る尋ねた。
「彼女はウィンダ。実体化している精霊なんだ」
「「えーーーーーー!!!」」
「そんなに驚かなくてもいいのに…」
ウィンダは若干、不満げになっていた。
「あ…実は…」
侑斗は満と龍騎と別れた後、WDCで起こったこと、そしてウィンダのことを説明した。
「そうか…カイトを救ったんだね…」
「うん。満君の言うとおりだったよ。それで、龍騎君と遊介君はどうしてこの世界へ…?」
「実は…」
龍騎はこの世界へ来たしまった理由を、原因となったカードを見せながら説明した。
「へえ…。これが例のカード…」
侑斗は風の目を発動し、カードを確認した。
そのカードからは何らかの力のようなものが感じられた。
「おい…侑斗の左目が変わったぞ…!?」
「ねえ、ウィンダ。これは…?」
「あ!これは風の目で、発動することで、ユウは精霊の力を使うことができるんだよ!」
「カードからは別の世界へワープする力があるみたいだけど、今はそれが使えなくなってる。多分、この世界にワープしたことで、力を使い果たしたみたい」
「それで、その力をもう一度使えるようにするには、どうすればいいんだ?」
「うーん…」
「あ!そうだ!ここでデュエルをするのはどうかな?」
「デュエル…?」
「うん!デュエルをすることで、もう一度力を使うことができるかもしれないし!」
「…。分かった。じゃあ…」
「じゃあ、ユウと龍騎君、私と遊介君でデュエルをするのはどう?」
ウィンダはわくわくしながら、デュエルの準備をした。
「うん。じゃあ、まずは僕から行くよ。龍騎君、いいね?」
「いいよ!じゃあ、早く始めようよ!」
2人はデュエルの準備を整えた。
「がんばれーー!ユウー!!」
「侑斗…どんなデュエルするんだろうな??」
「「デュエル!!」」
龍騎
手札5
ライフ4000
侑斗
手札5
ライフ4000
「僕の先攻、ドロー!」
龍騎
手札5→6
「手札から永続魔法《天変地異》を発動!お互いのプレイヤーはこのカードが発動している間、デッキを裏返しにしてデュエルを行うよ!」
「デ…デッキを裏返す!?」
「ねえ、デッキを裏返すってどういうことなの?」
ウィンダは首をかしげる。
「デッキを裏返すということは、デッキに存在するすべてのカードが表向きになって、デッキトップに存在するカードの情報が公開されることになる。。だが、龍騎が狙っているのは、どれだけじゃない…」
侑斗
デッキトップ ガスタの賢者ウィンダール
龍騎
デッキトップ 森羅の実張りピース
「僕はモンスターを裏守備表示で召喚!さらに、カードを1枚伏せ、ターンエンド」
龍騎
手札6→3
ライフ4000
場 裏守備モンスター1
天変地異(永続魔法)
伏せカード1
デッキトップ 森羅の実張りピース
侑斗
手札5
ライフ4000
場 なし
デッキトップ ガスタの賢者ウィンダール
「僕のターン、ドロー!」
侑斗
手札5→6(うち1枚《ガスタの賢者ウィンダール》)
デッキトップ ガスタの静寂カーム
「罠発動!《徴兵令》!」
「ちょ…《徴兵令》!?」
「相手のデッキトップのカード1枚を確認し、それが通常召喚可能なモンスターだった場合、僕の場に特殊召喚する!」
《天変地異》でデッキトップが分かった状態での《徴兵令》。
通常ではギャンブルカードである《徴兵令》が凶悪なモンスター奪取カードに変化した瞬間だった。
《徴兵令》のソリッドビジョンから巨大な手が現れ、《ガスタの静寂カーム》を拘束し、龍騎の場に移動させた。
ガスタの静寂カーム レベル4 攻撃1700
侑斗
デッキトップ 死者蘇生
「そんな…!!《カーム》が龍騎君の場に!!」
「考えたね…龍騎君。僕は手札から魔法カード《手札断殺》を発動!お互いに手札を2枚墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする!」
手札から墓地へ送られたカード
侑斗
・ガスタ・ガルド
・ガスタ・グリフ
龍騎
・森羅の仙樹レギア
・森羅の花卉士ナルサス
デッキトップ
侑斗
死者蘇生→ガスタの武器職人セイ→ガスタの再生術
龍騎
森羅の実張りピース→強欲で謙虚な壺→魔天使ローズ・ソーサラー
「手札から墓地へ送られた《ガスタ・グリフ》の効果発動!このカードが手札から墓地へ送られた時、デッキからガスタと名のつくモンスター1体を特殊召喚できる。僕はデッキから《ガスタの神官ムスト》を特殊召喚!」
ガスタの神官ムスト レベル4 攻撃1800
侑斗のデッキからモンスターが特殊召喚されたことにより、彼のデッキが自動的にシャッフルされ、デッキトップのカードが変化した。
侑斗
デッキトップ ガスタの再生術→ガスタの魔剣術
「更に、手札から《ガスタの武器職人セイ》を召喚」
ガスタの武器職人セイ レベル4 攻撃1900
「バトル!《ガスタの武器職人セイ》で《カーム》を攻撃!風のトンカチ!(《カーム》…ごめん…)」
侑斗は《ガスタの静寂カーム》に心の中で詫びながら、攻撃命令を出した。
《ガスタの武器職人セイ》は舌打ちをすると、風を纏ったトンカチで彼女を一撃で撃破した。
「うう…!!」
龍騎
ライフ4000→3800
「更に、《ガスタの神官ムスト》で裏守備モンスターを攻撃!神官の風!」
《ガスタの神官ムスト》は杖に青い風を凝縮させ、裏守備モンスターに向けて放った。
裏守備モンスターの正体は頭部が炎上していて、木でできた杖を装備しているキノコ型のモンスターだった。
森羅の影胞子ストール レベル2 守備2000
《森羅の影胞子ストール》の炎は風を跳ね返す。
「うわあ!!」
侑斗
ライフ4000→3800
「《ストール》のリバース効果発動!デッキの上からカードを5枚めくり、めくったカードの中に植物族モンスターが存在する場合、それらをすべて墓地へ送り、それ以外は好きな順番でデッキボトムに戻る!」
龍騎のデッキからめくられたカード
・魔天使ローズ・ソーサラー
・ワンダー・クローバー
・森羅の見張りピース
・ダンディライオン
・ブラッド・エクシーズ
「《ワンダー・クローバー》と《ブラッド・エクシーズ》はデッキボトムに戻り、それ以外のカードは墓地へ送られる。そして、《森羅の見張りピース》の効果発動!このカードがカード効果でめくられて墓地へ送られた時、墓地からレベル4以下の森羅と名のつくモンスター1体を特殊召喚できる。僕は《森羅の花卉士ナルサス》を特殊召喚!」
龍騎の場に植物を模した緑色の武具を着用した茶髪の騎士が現れた。
森羅の花卉士ナルサス レベル4 攻撃1800
「更に、《ダンディライオン》が墓地へ送られた時、《綿毛トークン》2体を守備表示で特殊召喚!」
今度は綿毛を模したモンスターが2体出現した。
綿毛トークン×2 レベル1 守備0
龍騎
デッキトップ 死者蘇生
「なら…僕はレベル4の《ムスト》と《セイ》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!来い、《No.00ガスタの魔剣士ユウ》!」
No.00ガスタの魔剣士ユウ ランク4 攻撃2500
「こいつが《ガスタの魔剣士ユウ》…。龍騎から聞いたけど、本当に侑斗そっくりだ」
「当然だもん!だって、前世のユウだから!」
「僕はカードを1枚伏せて、《ガスタの魔剣士ユウ》の効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、相手の場のカード1枚の効果を無効にする!ウィンド・バインド!」
《No.00ガスタの魔剣士ユウ》は呪文を唱えると、《天変地異》が風に捕縛された。
「これで…デッキは元の状態に戻る。僕はこれでターンエンド!」
取り除かれたオーバーレイユニット
・ガスタの神官ムスト
龍騎
手札3(うち2枚《森羅の実張りピース》《強欲で謙虚な壺》)
ライフ3800
場 森羅の影胞子ストール レベル2 守備2000
森羅の花卉士ナルサス レベル4 攻撃1800
綿毛トークン×2 レベル1 守備0
天変地異(《No.00ガスタの魔剣士ユウ》の影響下)(永続魔法)
侑斗
手札6→3(うち1枚《死者蘇生》)
ライフ3800
場 No.00ガスタの魔剣士ユウ(オーバーレイユニット1) ランク4 攻撃2500
伏せカード1
「ありがとう侑斗。これだけいっぱいモンスターを呼び出すのを手伝ってくれて。僕のターン、ドロー!」
龍騎
手札3→4(うち2枚《森羅の実張りピース》《強欲で謙虚な壺》)
「手札から《コピー・プラント》を召喚!」
龍騎の場に葉も枝もない小さな樹木が生えた。
コピー・プラント レベル1 守備0(チューナー)
「このカードは1ターンに1度、場の植物族モンスター1体を選択して、エンドフェイズまでレベルをそのモンスターと同じにするよ!僕は《ナルサス》を選択!」
コピー・プラント レベル1→4 守備0(チューナー)
「レベル2の《ストール》に、レベル4の《コピー・プラント》をチューニング!シンクロ召喚!《獣神ヴァルカン》!」
龍騎の場に巨大なハンマーを持った虎の鍛冶職人が炎とともに現れた。
獣神ヴァルカン レベル6 攻撃2000
「《ヴァルカン》のシンクロ召喚に成功した時、僕と君の場に表側表示で存在するカードを1枚ずつ手札に戻す!」
「何!!?」
《獣神ヴァルカン》は地面にハンマーをたたきつけると、《天変地異》と《No.00ガスタの魔剣士ユウ》が火柱に巻き込まれ、吹き飛ばされた。
「このまま《天変地異》を発動したいところだけど、この効果で手札に戻ったカード、そしてそれと同名のカード効果はこのターン、発動できないんだ」
「《ヴァルカン》の攻撃力は2000。そして、《ナルサス》の攻撃力は1800!この攻撃が通ったら、ユウが負けちゃう!!」
「このままトドメだよ!《ヴァルカン》と《ナルサス》でダイレクトアタック!!」
《獣神ヴァルカン》と《森羅の花卉士ナルサス》は侑斗にとどめを刺すために、同時に襲い掛かった。
「罠発動!《聖なるバリア―ミラーフォース―》!!」
「何!?」
「相手の攻撃宣言時、相手攻撃モンスターを全滅させる!」
虹色のバリアが侑斗を2体のモンスターの攻撃から守り、反撃の光線を放った。
光線を受けた2体のモンスターは一瞬で消滅した。
「ああ…うかつだった。僕はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」
龍騎
手札3(《天変地異》《森羅の実張りピース》《強欲で謙虚な壺》)
ライフ3800
場 綿毛トークン×2 レベル1 守備0
伏せカード1
侑斗
手札3(うち1枚《死者蘇生》)
ライフ3800
場 なし
「よし…。これで、少しは何とかなるかな?僕のターン、ドロー!」
侑斗
手札3→4(うち1枚《死者蘇生》)
「手札から魔法カード《死者蘇生》を発動!墓地のモンスター1体を復活させる!」
「カウンター罠《ポリノシス》を発動!植物族モンスター1体をリリースし、魔法・罠の発動、モンスターの召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する!」
《綿毛トークン》は大量のスギ花粉に変化して、《死者蘇生》を包んで墓場へ誘った。
「僕は手札から魔法カード《ガスタの突破口》を発動!相手の場にのみモンスターが存在する場合にのみ、手札・墓地からガスタと名のつくモンスター1体を特殊召喚する。僕は墓地から《ガスタ・ガルド》を特殊召喚!」
ガスタ・ガルド レベル3 攻撃500(チューナー)
ガスタの突破口
通常魔法カード
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合にのみ発動できる。
自分の手札・墓地から「ガスタ」と名のつくモンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたモンスターの効果はエンドフェイズまで以下の効果に変更される。
●このターン、「ガスタ」と名のついたモンスターが召喚された場合、このモンスターのレベルはそのモンスターと同じにすることができる。
「そして、手札から魔法カード《緊急テレポート》を発動!手札・デッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。僕はデッキから《ガスタの巫女ウィンダ》を特殊召喚!」
「じゃ、行ってきまーす!」
「え…?」
ウィンダは遊介の目の前で精霊の姿に戻り、侑斗の場に移動した。
ガスタの巫女ウィンダ レベル2 守備400
「そして、手札から《ガスタの教導者クラウド》を召喚」
侑斗の場に袴のような服をまとった長い緑髪の男性が伊達メガネと本を持って現れた。
ガスタの教導者クラウド レベル4 攻撃1600
「このカードの召喚に成功した時、僕の場に存在するガスタと名のつくモンスター1体を手札に戻すことで、デッキからガスタと名のつくチューナーモンスター1体を特殊召喚できる。僕は《ウィンダ》を手札に戻し、デッキから《ガスタ・イグル》を特殊召喚!」
ガスタ・イグル レベル1 守備400(チューナー)
「えーーー!もう私の出番終わりなの?」
「ごめんごめん。まだ出番あるから、今は休んでて」
「ぷーーーー!!」
ウィンダは頬を膨らませると、実体化して戻って行った。
「そして、《ガスタの突破口》の効果で特殊召喚された《ガスタ・ガルド》はレベルを召喚したガスタと名のつくモンスターと同じにすることができる!」
ガスタ・ガルド レベル3→4 攻撃500(チューナー)
ガスタの教導者クラウド
レベル4 攻撃1600 守備1400 効果 風属性 サイキック族
このカードの召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在する「ガスタ」と名のつくモンスター1体を手札に戻すことで発動できる。
自分のデッキから、「ガスタ」と名のつくチューナー1体を選択し、表側守備表示で特殊召喚する。
「ガスタの教導者クラウド」の効果は1ターンに1度しか発動できない。
「バトル!《ガスタ・ガルド》で《綿毛トークン》を攻撃!」
《ガスタ・ガルド》は回転しながら、嘴を《綿毛トークン》に突き刺し、撃破した。
「やったあ!ガルドすごい!!」
「ピーー!」
《ガスタ・ガルド》は嬉しそうにウィンダの周りで飛んだ。
「あれ…?もしかして…龍騎君、ちょっと待ってて」
「え…?う、うん」
侑斗はゆっくり《ガスタ・ガルド》の頭に触れてみた。
「触れる…ってことは…」
「やったーーー!ガルドの精霊だーー!」
「ピー!」
(でも…なんで、前に《ガスタ・ガルド》のソリッドビジョンがウィンダに抱きついたんだろう…?)
謎がまた1つ生まれたが、気を取り直して、デュエルを再開した。
「じゃ…じゃあ、《クラウド》でダイレクトアタック!風の書!」
《ガスタの教導者クラウド》は本をひろげ、書かれている古代文字を読み始めると、龍騎に無数の風の球体が襲いかかった。
「うわあああ!!」
龍騎
ライフ3800→2200
「そして、メインフェイズ2に《クラウド》と《ガルド》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!来い、《No.00ガスタの魔剣士ユウ》!!」
No.00ガスタの魔剣士ユウ ランク4 攻撃2500
「僕はこれで、ターンエンド!」
龍騎
手札3(《天変地異》《森羅の実張りピース》《強欲で謙虚な壺》)
ライフ2200
場 なし
侑斗
手札4→1(《ガスタの巫女ウィンダ》)
ライフ3800
場 No.00ガスタの魔剣士ユウ(オーバーレイユニット2) ランク4 攻撃2500
ガスタ・イグル レベル1 守備400(チューナー)
「いいよいいよ!!ユウ、がんばれー!」
「まだ、ライフは残っているよ!僕のターン、ドロー!」
龍騎
手札3→4(うち3枚《天変地異》《森羅の実張りピース》《強欲で謙虚な壺》)
「手札から永続魔法《天変地異》を再び発動!」
侑斗
デッキトップ ガスタの魔剣術
龍騎
デッキトップ 死者蘇生
「手札から魔法カード《貪欲な壺》を発動!墓地のモンスターを5体デッキに戻し、デッキからカードを2枚ドローするよ!」
墓地からデッキに戻ったカード
・ダンディライオン
・森羅の実張りピース
・獣神ヴァルカン
・コピー・プラント
・森羅の影胞子ストール
龍騎
デッキトップ 死者蘇生→夜薔薇の騎士→森羅の施し→森羅の神芽スプライト
手札4→3→4(《夜薔薇の騎士》《森羅の施し》《森羅の実張りピース》《強欲で謙虚な壺》)
「更に、手札から魔法カード《森羅の施し》を発動!デッキからカードを3枚ドローし、森羅と名のつくカード1枚を含む、手札2枚をデッキトップに戻すよ!でも、手札に森羅と名のつくカードがない場合は、手札をすべてデッキトップに置くってリスクもあるけどね」
(龍騎君の手札にあるのは《森羅の実張りピース》と《森羅の神芽スプライト》。ということは、絶対に後半のリスクはない…)
龍騎
デッキトップ 森羅の神芽スプライト→光の護封剣→森羅の水先リーフ→強烈なはたき落とし
手札4→6(《夜薔薇の騎士》《森羅の実張りピース》《強欲で謙虚な壺》《森羅の神芽スプライト》《光の護封剣》《森羅の水先リーフ》)
「そして、僕は《森羅の実張りピース》と《森羅の水先リーフ》をデッキに戻すよ」
龍騎
デッキトップ 強烈なはたき落とし→森羅の実張りピース→森羅の水先リーフ
手札6→4((《夜薔薇の騎士》《強欲で謙虚な壺》《森羅の神芽スプライト》《光の護封剣》)
(これでまたデッキトップが操作された…。)
「僕は手札から《夜薔薇の騎士》を召喚!」
龍騎の場に青いマントと黒薔薇と似た色の鎧を装備した少年騎士が現れた。
夜薔薇の騎士 レベル3 攻撃1000(チューナー)
「このカードの召喚に成功した時、手札からレベル4以下の植物族モンスター1体を特殊召喚できる。僕は手札から《森羅の神芽スプライト》を特殊召喚!」
龍騎の場に次に現れたのは、花の芽をモチーフとしているカエルのようなモンスターだった。
森羅の神芽スプライト レベル1 守備100
「このカードの特殊召喚に成功した時、デッキトップからカードを2枚めくり、植物族モンスターをすべて墓地へ送り、それ以外はデッキボトムに置くよ」
「ずるいずるい!!さっきの《森羅の施し》の効果でその2枚は植物族モンスターになってるじゃない!!」
龍騎は《森羅の水先リーフ》と《森羅の実張りピース》を確認し、墓地へ送った。
龍騎
デッキトップ 森羅の水先リーフ→森羅の実張りピース→強烈なはたき落とし
「《森羅の水先リーフ》の効果発動!このカードがカード効果でめくられて、墓地へ送られた時、場のモンスター1体を選択して破壊する!」
「何!?」
《No.00ガスタの魔剣士ユウ》は体内の水分を操作され、苦しみながら消滅した。
「更に、《森羅の実張りピース》がカード効果でめくられて、墓地へ送られた時、墓地からレベル4以下の植物族モンスター1体を特殊召喚する!《森羅の花卉士ナルサス》を墓地から特殊召喚!」
森羅の花卉士ナルサス レベル4 攻撃1800
(これで場にはレベル4とレベル1のモンスター、そしてレベル3のチューナーモンスター…ということは!!)
「レベル4の《ナルサス》に、レベル3の《夜薔薇の騎士》をチューニング!シンクロ召喚!《ブラック・ローズ・ドラゴン》!!」
龍騎の場に黒薔薇をモチーフとした巨大な翼竜が現れた。
ブラック・ローズ・ドラゴン レベル7 攻撃2400
(《ブラック・ローズ・ドラゴン》…。かつて、シグナーが使っていた7体の竜の1体…)
「《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果発動!1ターンに1度、墓地に植物族モンスター1体を除外することで、相手の守備表示モンスター1体を攻撃表示にし、攻撃力を0にする。ローズ・リストリクション!」
《ブラック・ローズ・ドラゴン》は《森羅の実張りピース》を捕食し、全身のいばらの鞭を《ガスタ・イグル》に向けて放った。
いばらの鞭で《ガスタ・イグル》は捕縛され、無防備な状態になる。
ガスタ・イグル レベル1 守備400→攻撃0(チューナー)
「バトル!《ブラック・ローズ・ドラゴン》で《ガスタ・イグル》を攻撃!ブラック・ローズ・フレア!」
《ブラック・ローズ・ドラゴン》は口から紫色の炎を放ち、《ガスタ・イグル》を焼き尽くした。
「うわあああ!!」
侑斗
ライフ3800→1400
「《ガスタ・イグル》が戦闘で破壊され墓地へ送られた時、デッキからチューナー以外のレベル4以下のガスタと名のつくモンスター1体を特殊召喚できる。僕はデッキから《ガスタの神裔ピリカ》を特殊召喚!」
ガスタの神裔ピリカ レベル3 攻撃1000
「このカードの召喚・特殊召喚に成功した時、墓地から風属性チューナー1体を守備表示で特殊召喚できる。僕は墓地から《ガスタ・ガルド》を特殊召喚!」
ガスタ・ガルド レベル3 守備500(チューナー)
侑斗
デッキトップ ガスタの魔剣術→次元幽閉
「うわあ…侑斗のデッキトップに《次元幽閉》が来ちゃった…。気を付けないと…。僕は《光の護封剣》を発動して、ターンエンド!」
龍騎
手札4→1(《強欲で謙虚な壺》)
ライフ2200
場 ブラック・ローズ・ドラゴン レベル7 攻撃2400
森羅の神芽スプライト レベル1 守備100
天変地異(永続魔法)
光の護封剣(通常魔法 解除まで相手ターンを数えてあと3ターン)
デッキトップ 強烈なはたき落とし
侑斗
手札1(《ガスタの巫女ウィンダ》)
ライフ1400
場 ガスタの神裔ピリカ レベル3 攻撃1000
ガスタ・ガルド レベル3 守備500(チューナー)
デッキトップ 次元幽閉
「僕のターン、ドロー!」
侑斗
手札1→2(《ガスタの巫女ウィンダ》《次元幽閉》)
デッキトップ 次元幽閉→ガスタの再生術
「僕は手札から《ガスタの巫女ウィンダ》を召喚!」
「やったー!また私の出番だよ!」
ガスタの巫女ウィンダ レベル2 攻撃1000
(これで侑斗の場のモンスターのレベルの合計は8…!!)
「僕は、レベル2の《ウィンダ》に、レベル3の《ガルド》をチューニング!族長の意思を代行する少女よ、友たる鳥獣の背に乗り、今こそ飛翔せよ!シンクロ召喚!来い、《ダイガスタ・ガルドス》!」
「行こっ!ガルド!」
「ピーーー!!」
ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200
「《ダイガスタ・ガルドス》の効果発動!1ターンに1度、墓地のガスタと名のつくモンスター2体をデッキに戻すことで、相手の場に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する!僕は《ブラック・ローズ・ドラゴン》を破壊!」
「お願い!!ガルド!!」
「ピーーーーー!!」
ガルドは力いっぱい風を起こすと、巨大な竜巻が起こり、《ブラック・ローズ・ドラゴン》を破壊した。
墓地からデッキに戻ったカード
・ガスタの静寂カーム
・ガスタの巫女ウィンダ
「でも、《光の護封剣》の効果で侑斗は攻撃できないよ!」
「分かってる。僕はカードを1枚伏せ、《ピリカ》を守備表示に変更。ターンエンド」
龍騎
手札1(《強欲で謙虚な壺》)
ライフ2200
場 森羅の神芽スプライト レベル1 守備100
天変地異(永続魔法)
光の護封剣(通常魔法 解除まで相手ターンを数えてあと2ターン)
デッキトップ 強烈なはたき落とし
侑斗
手札2→0
ライフ1400
場 ガスタの神裔ピリカ レベル3 攻撃1000→守備1500
ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200
伏せカード1(《次元幽閉》)
デッキトップ ガスタの再生術
「これでユウと龍騎君が程互角だよ!!」
「鍵になるのは、龍騎の《強欲で謙虚な壺》と《強烈なはたき落とし》だね…」
「僕のターン、ドロー!」
龍騎
手札1→2(《強欲で謙虚な壺》《強烈なはたき落とし》)
デッキトップ 強烈なはたき落とし→未来への思い
「手札から魔法カード《強欲で謙虚な壺》を発動!デッキトップからカードを3枚確認し、そのうちの1枚を手札に加え、残り2枚はデッキに戻す」
確認したカード
・未来への思い
・ガード・ブロック
・森羅の賢樹シャーマン
「僕が手札に加えるのは、《未来への思い》!!」
「《未来への思い》…!?」
侑斗は遊馬から聞いた話を思い出した。
《未来への思い》…。
それはカイトが使用したカードで、《シフトアップ》、《ギャラクシー・クイーンズ・ライト》を利用することで強力なエクシーズ召喚補助カードに化けるカードでもある。
「そして、残りの2枚はデッキに戻し、シャッフルする」
(もし…シャッフルしてデッキトップに来るのがあのカードだったら…!!)
侑斗には今回の自動シャッフルがいつもよりも長く感じられた。
そして、シャッフルが終わると侑斗はデッキトップを確認した。
「《シフトアップ》…!!」
「僕はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
龍騎
手札2→1(《未来への思い》)
ライフ2200
場 森羅の神芽スプライト レベル1 守備100
天変地異(永続魔法)
光の護封剣(通常魔法 解除まで相手ターンを数えてあと2ターン)
伏せカード1(《強烈なはたき落とし》)
デッキトップ シフトアップ
侑斗
手札0
ライフ1400
場 ガスタの神裔ピリカ レベル3 攻撃1000→守備1500
ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200
伏せカード1(《次元幽閉》)
デッキトップ ガスタの再生術
「僕のターン…ドロー…」
「カウンター罠《強烈なはたき落とし》を発動!ドローした《ガスタの再生術》は墓地へ送って」
「くっ…」
侑斗は突然現れた手型のソリッドビジョンで腕をはたかれ、《ガスタの再生術》が墓地へ送られた。
「僕は…《ダイガスタ・ガルドス》を守備表示に変更。ごめん…ウィンダ」
「相手が何をするか、分からないし、しょうがないよね」
「僕はこれで…ターンエンド」
龍騎
手札1(《未来への思い》)
ライフ2200
場 森羅の神芽スプライト レベル1 守備100
天変地異(永続魔法)
光の護封剣(通常魔法 解除まで相手ターンを数えてあと1ターン)
伏せカード1(《強烈なはたき落とし》)
デッキトップ シフトアップ
侑斗
手札0
ライフ1400
場 ガスタの神裔ピリカ レベル3 攻撃1000→守備1500
ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200→守備800
伏せカード1(《次元幽閉》)
デッキトップ ガスタの再生術→ガスタ・ガルド
「僕のターン、ドロー!」
龍騎
手札1→2(《未来への思い》《シフトアップ》)
デッキトップ シフトアップ→ブルーローズ・ドラゴン
「手札から魔法カード《未来への思い》を発動!墓地に存在するレベルが異なる3体のモンスターを特殊召喚する!僕は墓地から《森羅の仙樹レギア》、《ナルサス》、《リーフ》を特殊召喚する!」
龍騎の場に《森羅の花卉士ナルサス》、《森羅の水先リーフ》、そして赤と緑の葉を大量につけていて、人面がある神木が現れた。
「ただし、この効果で特殊召喚されたモンスターの攻撃力は0になり、効果は無効になるよ」
森羅の水先リーフ レベル3 攻撃1500→0
森羅の仙樹レギア レベル8 攻撃2700→0
森羅の花卉士ナルサス レベル4 攻撃1800→0
「そして、手札から魔法カード《シフトアップ》を発動!エンドフェイズまで僕の場のモンスターのレベルは僕の場の最もレベルの高いモンスターのレベルと同じになる!」
森羅の水先リーフ レベル3→8 攻撃0
森羅の花卉士ナルサス レベル4→8 攻撃0
森羅の神芽スプライト レベル1→8 守備100
(来る…!エクシーズモンスター!!)
「僕はレベル8の《リーフ》、《ナルサス》、《レギア》でオーバーレイ!自在に形を変え、すべてを掌握する深緑樹!《異次元の深緑樹ウィルスフィア》
龍騎の場に巨大な樹木が現れ、それが徐々に木の帯でできた人型人形に変化していく。
そして、完全に人型となったとき、緑色に光る眼のようなものが出現した。
異次元の深緑樹ウィルスフィア ランク8 攻撃3000
「バトル!《異次元の深緑樹ウィルスフィア》で《ダイガスタ・ガルドス》を攻撃!」
《異次元の深緑樹ウィルスフィア》は手のひらに緑色の樹液を集め始めた。
「罠発動!《次元幽閉》!!せっかくだけど、これで《異次元の深緑樹ウィルスフィア》を除外するよ!」
「それは無理だよ」
「え…?」
《異次元の深緑樹ウィルスフィア》はオーバーレイユニットを身に宿すと、その体から糸状のものを放ち、《次元幽閉》を捕縛した。
そして、《次元幽閉》は役目を果たせないまま消滅した。
「《異次元の深緑樹ウィルスフィア》はオーバーレイユニットを1つ取り除くことで、相手の場のカード1枚の効果を無効にすることはできるんだ。そして、このカードが攻撃する相手モンスターの効果は無効になるよ」
「そんな…!!」
「ウィルス・バースト!!」
《異次元の深緑樹ウィルスフィア》は樹液に破壊エネルギーを宿し、固体化させて連続発射した。
「きゃっ!!何、あの樹液!!」
ウィンダは回避したものの、《異次元の深緑樹ウィルスフィア》は瞬時に自らの体を糸状にして場に張り巡らせる。
そして、糸に触れたウィンダに固体化した樹液が襲い掛かる。
かわしてもかわしても同じことの繰り返し。
最終的に動けなくなったウィンダの目の前に人型に戻った《異次元の深緑樹ウィルスフィア》が至近距離からその樹液を放ち、撃破した。
「ウィンダ!!」
侑斗はなんとか吹き飛ばされたウィンダと元の大きさに戻ったガルドを受け止めた。
取り除かれたオーバーレイユニット
・森羅の仙樹レギア
異次元の深緑樹ウィルスフィア
ランク8 攻撃3000 守備3000 エクシーズ 闇属性 植物族
レベル8の植物族モンスター×3
このカードはエクシーズ召喚でのみ自分フィールド上に特殊召喚できる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことで相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚の効果を無効にすることができる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
また、このカードが相手モンスターを攻撃するとき、攻撃対象となった相手モンスターの効果はエンドフェイズまで無効化される。
「僕はこれで、ターンエンド」
龍騎
手札2→0
ライフ2200
場 異次元の深緑樹ウィルスフィア(オーバーレイユニット2) ランク8 攻撃3000
森羅の神芽スプライト レベル8→1 守備100
天変地異(永続魔法)
光の護封剣(通常魔法 解除まで相手ターンを数えてあと1ターン)
デッキトップ シフトアップ→ブルーローズ・ドラゴン
侑斗
手札0
ライフ1400
場 ガスタの神裔ピリカ レベル3 守備1500
デッキトップ ガスタ・ガルド
「僕の…ターン…」
侑斗
手札0→1(《ガスタ・ガルド》)
デッキトップ ガスタ・ガルド→ガスタの毒払い
「(たとえ、《ダイガスタ・スフィアード》を今シンクロ召喚しても、状況は変わらない、なら今は…)僕は《ガスタ・ガルド》を守備表示で召喚!」
ガスタ・ガルド レベル3 守備500(チューナー)
「…。これで、ターンエンド」
侑斗のターン終了宣言と同時に、《光の護封剣》は消滅した。
龍騎
手札0
ライフ2200
場 異次元の深緑樹ウィルスフィア(オーバーレイユニット2) ランク8 攻撃3000
森羅の神芽スプライト レベル8→1 守備100
天変地異(永続魔法)
デッキトップ シフトアップ→ブルーローズ・ドラゴン
侑斗
手札1→0
ライフ1400
場 ガスタの神裔ピリカ レベル3 守備1500
ガスタ・ガルド レベル3 守備500(チューナー)
デッキトップ ガスタの毒払い
「僕のターン、ドロー」
龍騎
手札0→1(ブルーローズ・ドラゴン》)
デッキトップ ブルーローズ・ドラゴン→イービル・ソーン
「手札から《ブルーローズ・ドラゴン》を召喚!」
龍騎の場に青い色の薔薇をモチーフとした、《ブラック・ローズ・ドラゴン》に似た形の竜が現れた。
ブルーローズ・ドラゴン レベル4 攻撃1600
「バトル!《ブルーローズ・ドラゴン》で《ガスタ・ガルド》を攻撃!」
《ブルー・ローズ・ドラゴン》はいばらの鞭でガルドを攻撃した。
「ピー…」
攻撃を受けたガルドは泣きながらウィンダに抱きついた。
「ガルド…よしよし」
「ごめん、ガルド…。《ガスタ・ガルド》が場から墓地へ送られた時、デッキからレベル2以下のガスタと名のつくモンスター1体を特殊召喚できる。僕はデッキから《ガスタ・イグル》を特殊召喚」
ガスタ・イグル レベル1 守備400(チューナー)
侑斗
デッキトップ ガスタの毒払い→幻風―イリュージョン・ウィンド―
「なら、《ウィルスフィア》で《ガスタ・イグル》を攻撃!ウィルス・バースト!!」
《異次元の深緑樹ウィルスフィア》は両手から樹液を放ち、《ガスタ・イグル》を撃破した。
「《イグル》が戦闘で破壊され、墓地へ送られた時、デッキからチューナー以外のレベル4以下のガスタと名のつくモンスター1体を特殊召喚する!僕はデッキから《ウィンダ》を特殊召喚!」
「やった!また私の出番!」
ガルドを泣き止ませたウィンダは嬉しそうに侑斗の場へ移動した。
ガスタの巫女ウィンダ レベル2 守備400
侑斗
デッキトップ 幻風―イリュージョン・ウィンド→フェザー・バウンサー
(《フェザー・バウンサー》…?)
龍騎と遊介は見たことが無いカードに興味を示した。
「(どんな効果かわからない分、警戒しないと…)僕はこれでターンエンド!」
龍騎
手札1→0
ライフ2200
場 異次元の深緑樹ウィルスフィア(オーバーレイユニット2) ランク8 攻撃3000
森羅の神芽スプライト レベル1 守備100
天変地異(永続魔法)
デッキトップ イービル・ソーン
侑斗
手札0
ライフ1400
場 ガスタの神裔ピリカ レベル3 守備1500
ガスタの巫女ウィンダ レベル2 守備400
デッキトップ フェザー・バウンサー
「僕のターン、ドロー」
侑斗
手札0→1(《フェザー・バウンサー》)
デッキトップ フェザー・バウンサー→ガスタ・スパロー
「(このままじゃ…逆転できない)僕はこれで…ターンエンド。ウィンダ…ごめん」
「大丈夫大丈夫!ユウが受け止めてくれるでしょ?」
龍騎
手札0
ライフ2200
場 異次元の深緑樹ウィルスフィア(オーバーレイユニット2) ランク8 攻撃3000
森羅の神芽スプライト レベル1 守備100
天変地異(永続魔法)
デッキトップ イービル・ソーン
侑斗
手札1(《フェザー・バウンサー》)
ライフ1400
場 ガスタの神裔ピリカ レベル3 守備1500
ガスタの巫女ウィンダ レベル2 守備400
デッキトップ ガスタ・スパロー
「僕のターン、ドロー!」
龍騎
手札0→1(《イービル・ソーン》)
デッキトップ イービル・ソーン→エクシーズ・トレジャー
「手札から《イービル・ソーン》を召喚!」
龍騎の場に棘付きの手りゅう弾とピンクの花がついたツタが現れた。
イービル・ソーン レベル1 攻撃100
「このカードをリリースすることで、相手に300ポイントのダメージを与える!」
「そんな…!!」
《イービル・ソーン》の手りゅう弾が爆発し、棘が侑斗に突き刺さる。
侑斗
ライフ1400→1100
「更に、デッキから《イービル・ソーン》を2体まで特殊召喚できるよ!」
イービル・ソーン×2 レベル1 攻撃100
龍騎
デッキトップ エクシーズ・トレジャー→ビッグバン・シュート
「そんな…!!このまま2体の《イービル・ソーン》の効果が発動したら、ユウのライフが…!!」
「それはない。この効果で特殊召喚された《イービル・ソーン》の効果は無効になる」
「そっか…なら良かった!」
「僕は…レベル1の《イービル・ソーン》2体と《スプライト》でオーバーレイ!!エクシーズ召喚!《バリアフォース・ブロッサム》!」
龍騎の場に花びらが鋼のような硬さを誇る紫の大きなラフレシアのような花が現れた。
バリアフォース・ブロッサム ランク1 守備2000
「新しいエクシーズモンスター!!?」
「バトル。《ウィルスフィア》で《ピリカ》を攻撃!ウィルス・バースト!!」
《異次元の深緑樹ウィルスフィア》の樹液の前に、《ガスタの神裔ピリカ》は倒れた。
「僕はこれで、ターンエンド!」
龍騎
手札1→0
ライフ2200
場 異次元の深緑樹ウィルスフィア(オーバーレイユニット2) ランク8 攻撃3000
バリアフォース・ブロッサム(オーバーレイユニット3) ランク1 守備2000
天変地異(永続魔法)
デッキトップ ビッグバン・シュート
侑斗
手札1(《フェザー・バウンサー》)
ライフ1100
場 ガスタの巫女ウィンダ レベル2 守備400
デッキトップ ガスタ・スパロー
「あ…!!龍騎君が次にドローするカードは…!!」
「《ビッグバン・シュート》。装備モンスターに貫通効果を与える装備魔法カード。これで、このターンまでに《ウィルスフィア》を破壊しないと、負けが決まるな」
「僕のターン…ドロー」
侑斗
手札1→2(《フェザー・バウンサー》《ガスタ・スパロー》)
デッキトップ ガスタ・スパロー→貪欲な壺
「(面白い…!勝てるかどうかわからないけど、全力をぶつけないと…!)僕は手札から《ガスタ・スパロー》を召喚!」
侑斗の場にヒメドリを模した緑色の小鳥が、ガスタの印が付いた首飾りをかけて現れた。
ガスタ・スパロー レベル4 攻撃200(チューナー)
「レベル2の《ウィンダ》に、レベル4の《ガスタ・スパロー》をチューニング!機械天使に与えられし鎧を装備した風の女戦士よ。その報いの精神で仲間を守れ!シンクロ召喚!《ダイガスタ・スフィアード》!」
ダイガスタ・スフィアード レベル6 攻撃2000
「《ダイガスタ・スフィアード》!?させない!《異次元の深緑樹ウィルスフィア》の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、相手の場のカード1枚の効果を無効にする!」
《異次元の深緑樹ウィルスフィア》は樹液に宿す力を能力制限の物に変換し、《ダイガスタ・スフィアード》に向けて放った。
取り除かれたオーバーレイユニット
・森羅の水先リーフ
「《ガスタ・スパロー》の効果発動!このカードをシンクロ素材にしてガスタと名のつくシンクロモンスターのシンクロ召喚に成功した時、そのモンスターの攻撃力は500ポイントアップする!」
ダイガスタ・スフィアード レベル6 攻撃2000→2500
ガスタ・スパロー
レベル4 攻撃200 守備1800 チューナー 風属性 鳥獣族
このカードをシンクロ素材とするとき、自分は「ガスタ」と名のつくシンクロモンスターのシンクロ素材にしか使用できない。
このカードをシンクロ素材として風属性シンクロモンスターのシンクロ召喚に成功した時、そのモンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
このカードが戦闘で破壊され、墓地へ送られた時、デッキからレベル1の「ガスタ」と名のつくモンスター1体を選択して、特殊召喚する。
「でも、そんな攻撃力じゃ、《ウィルスフィア》は倒せない!」
「バトル!《ダイガスタ・スフィアード》で《バリアフォース・ブロッサム》を攻撃!」
「何…!?」
「ディフェンシブ・ストーム!」
《ダイガスタ・スフィアード》は杖に風を宿すと、それを刃に変換して《バリアフォース・ブロッサム》を切り裂こうとした。
「無駄だよ。《バリアフォース・ブロッサム》は1ターンに1度、戦闘では破壊されない。そして、相手ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、僕の場のモンスターはこのカードが場にいる限り、破壊されなくなる!バリアライト!!」
《バリアフォース・ブロッサム》はオーバーレイユニットを1つ吸収すると、《異次元の深緑樹ウィルスフィア》に不滅のバリアを展開した。
取り除かれたオーバーレイユニット
・イービル・ソーン
バリアフォース・ブロッサム
レベル1 攻撃0 守備2000 エクシーズ 闇属性 植物族
レベル1の植物族モンスター×3
このカードは1ターンに1度、戦闘では破壊されない。
また、1ターンに1度、相手のターンのバトルフェイズ時にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く、自分フィールド上のカードを1枚選択して発動する。
選択されたモンスターはこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、戦闘およびカード効果では破壊されない。
「僕は…手札から《フェザー・バウンサー》の効果発動!」
「えっ!!!?」
侑斗の場に白い右翼をつけ、ネイティブアメリカン風の衣装と弓矢を装備した用心棒が《ダイガスタ・スフィアード》に力を与えた。
「僕の場の風属性モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊できなかった、もしくは戦闘を無効にされた時、このカードを墓地へ送ることで、もう1度攻撃することができる!その時、ダイレクトアタックも可能になる!」
「何!!?」
フェザー・バウンサー
レベル3 攻撃1000 守備1500 効果 風属性 戦士族
自分フィールド上の風属性モンスターの攻撃が無効になった、もしくは戦闘で相手モンスターを破壊できなかったとき、手札に存在するこのカードを墓地へ送ることで発動できる。
このバトルフェイズ中、そのモンスターはもう1度だけ攻撃できる。
その時、相手プレイヤーに直接攻撃することができる。
「《ダイガスタ・スフィアード》でダイレクトアタック!!」
《ダイガスタ・スフィアード》は《フェザー・バウンサー》から得た力で大跳躍し、龍騎に向けて杖を投げつけた。
「うわああああ!!」
龍騎
ライフ2200→0
「いいデュエルだったね…」
攻撃を受け、転倒した龍騎に侑斗は手を貸す。
「うん。面白かったよ!あれ…?」
2人は《異次元の深緑樹ウィルスフィア》を見ると、カードが光っていた。
「もしかしたら…エネルギーが集まってるのかも」
「でも、まだ足りないね…」
「はいはーい!なら、今度は私と遊介君がデュエルをするよー!」
いつの間に実体化し、準備を終えていたウィンダは遊介と対峙する。
(ウィンダがどんなデュエルをするのか…楽しみだぜ!)
「まだまだ初心者だけど、よろしくね!!」
「「デュエル!!」」
ウィンダ
手札5
ライフ4000
遊介
手札5
ライフ4000
次回はウィンダと遊介とのデュエルです!
それにしても、アニメでのバリアン編前半のデュエル、ほとんど覚えてません!!
早く見直さないと…。
感想待ってます…。