No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
No.49秘鳥フォーチュンチュン
No.50ブラック・コーン号
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード
No.69 紋章神コート・オブ・アームズ
蓮
No.7ラッキー・ストライプ
No.17リバイス・ドラゴン
No.32海咬龍シャーク・ドレイク
No.55竜騎兵グレン
CNo.55灼熱竜騎兵グレン
No.57奮迅竜トレスラグーン
No.82ハートランドラコ
No.85クレイジー・ボックス
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン
竜司
No.10白騎士イルミネーター
No.11ビッグ・アイ
No.18ジェムナイト・アゲート
No.52ダイヤモンド・クラブ・キング
瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.20蟻岩土ブリリアント
No.23セイクリッド・ルナマリア
No.30破滅のアシッド・ゴーレム
No.87雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ
「ふああ…眠い…」
「どうしたの?侑斗が眠たいなんて…竜司の影響かしら…?」
「ひどいことを言うなあ…瑠那」
「ウィンダの宿題に付き合ってて…」
ちなみに、肝心のウィンダは侑斗におんぶされた状態で眠っている。
「ああ…なるほど」
「それでウィンダはずっと寝てるのか」
「うん…」
「そんなことよりも、今日の昼休み…」
「剣崎侑斗君ですね?」
「ん?」
侑斗を呼び止めたのは、赤いポニーテイルと太い眉毛、そして垂れた目の細身の少年だった。
「お前は…有賀!!」
「知ってるの?蓮」
「知ってるも何も、あいつはこの前、勝手に俺をモデルにした漫画を描きやがったんだ!!」
「あと、彼が所属している漫画研究部は部員が彼しかいないって…」
「ふうん…それで、僕に何か用があるの?」
「実は…」
有賀は持っているペンを数回回転させると、その先を侑斗に向けた。
「あなたに…僕が作る漫画のモデルになってもらいたいのです!!」
「え…?僕に…?」
「はい。先ほどお願いした遊馬君の相方として…こんな感じで」
有賀が見せたイラストは侑斗そっくりだが、茶色いマントと双刃刀を装備していて、髪の毛の色が白くなっていた。
(こんな短時間にイラストを描くなんて…)
「まあ…別にかまわないけど…」
「あ…ありがとうございます!!うれしいなあ!WDC優勝者と準優勝者の夢のタッグ!僕の創作意欲がわいてくる!!」
「ははは…」
侑斗はついていけず、力なく笑うしかなかった。
キーンコーンカーンコーン…。
「あ…やべえ!侑斗、急ぐぞ!!」
「あ…うん!じゃあね!漫画、楽しみにしてるから!!」
「はい!!」
侑斗は大急ぎで蓮達とともに教室へ向かった。
その日の夕方…。
「よお、凌牙。お前から呼び出されるなんて、珍しいな」
「ふん…」
蓮と凌牙は璃緒の病室にいた。
「お前の夢の中にいる璃緒は…元気にしているか?」
「ん?ああ。元気だな。退屈そうにしてるけどな」
「そうか…」
凌牙は自分の右手薬指に着けている指輪と同じ形の指輪を見た。
「こいつは…?」
「璃緒が昔、俺にプレゼントしたものだ。兄妹の証だとよ」
「なるほどな…。…!!誰だ!!」
「…!?どうした?蓮…」
「いや…今、誰かが俺たちを見ていた気が…」
蓮が目を向けたのは半開きになった扉。
しかし、そこには誰もいなかった。
「まあ…いいか。そうだ」
蓮は持っていた2つのサイコロのうちの1つを璃緒に握らせた。
「こいつは…?」
「俺のお守り。気休めかもしれねえがな」
「ふん…。…ありがとうな…蓮…」
「うん?」
凌牙の小さな声がかすかに聞こえた蓮は彼に顔を向けた。
「なんでもねえよ…」
「まあ、いいか。あ…悪い。トイレどこだ?」
「ちっ…お前という奴は…」
そういう凌牙もトイレへ行きたくなっていたため、2人は一緒にトイレへ向かった。
「すっかり、遅くなったね」
「これだけたくさんお見舞いのお菓子や果物を買いましたからね…」
真月の両手にはたくさんの食べ物が入った袋があった。
「でも、璃緒さんは目を覚ましてないから、何も食べられないわ」
「そ…そうでしたね…」
「心配するなって!!俺が全部食ってやるからよ!」
「いいわね…遊馬」
「もう…遊馬ったら…」
(食い意地では、遊馬と瑠那はいい勝負だなあ…)
「それで、ユウは島のおじちゃんと相談してたみたいだけど、どうかしたの?」
「ああ…僕は…」
侑斗はデッキケースを取り出していると、蓮と凌牙が飛び出してきた。
「あ…!蓮君と凌牙君だ!」
「シャーク!どうかしたのか?まさか…」
「璃緒が…」
「病室からいなくなっちまったんだ!!」
「「「えーーーーー!!!」」」
「おやおや、皆さん御集りのようで」
「…!?」
突然の事態に動揺する侑斗たちの前に怪しい笑みを浮かべる有賀が現れた。
「もしかして…妹さんをお探しですか?」
「璃緒ちゃんのことを知っている…まさか!!」
「貴様が璃緒を…!」
「てめえ!!」
「ふふふ…居場所を教えても構いませんが、条件があります。私とデュエルをしてください」
有賀の目が紫色に輝く。
「デュエルだと…?」
「紫色の目…まさか、バリアンに…!?」
「さあ、どうします?凌牙君」
「面白い…そのデュエル。受けてやるぜ」
「凌牙!なら俺も…!!」
「蓮…」
「今回の件は、俺にも責任があるからよ…お前一人だけでは戦わせねえぞ!」
「…。勝手にしろ」
「いいでしょう。ならば君たち2人をまとめて相手しましょう。そのかわり、あなた方のライフと場は共有。私はライフ8000から始めさせていただきます」
「分かったぜ。けどよ、俺と凌牙は今、最高に機嫌が悪い。病院送りになっても、知らねえからな」
「「「デュエル!!」」」
3人は病院の屋上にありヘリポートでデュエルを開始した。
蓮&凌牙
手札
蓮5
凌牙5
ライフ4000
有賀
手札5
ライフ8000
「行くぜ…俺のターン、ドロー!」
蓮
手札5→6
「俺は手札から魔法カード《竜の霊廟》を発動!デッキから、ドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。俺は《アレキサンドライドラゴン》を墓地へ送る!そして、その効果で墓地へ送ったカードが通常モンスターの場合、追加でもう1体墓地へ送ることができる。俺は《ライトパルサー・ドラゴン》を墓地へ送る!」
(2体のモンスターを墓地へ送ったか…。いい仕掛けだな)
「更に、俺は永続魔法《デンジャラスマシンTYPE-6》を発動!これで、俺たちのターンのスタンバイフェイズごとにギャンブルを行うぜ!そして、俺は手札の《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》と《アドバルーン・ドラゴン》を墓地へ送り、墓地から《ライトパルサー・ドラゴン》を復活させるぜ!」
ライトパルサー・ドラゴン レベル6 攻撃2500
「そして、俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
蓮&凌牙
手札
蓮6→1
凌牙5
ライフ4000
場 ライトパルサー・ドラゴン レベル6 攻撃2500
デンジャラスマシンTYPE-6(永続魔法)
伏せカード1
有賀
手札5
ライフ8000
(1ターン目から攻撃力2500のモンスター…。でも、何だろう?あの人の余裕な表情は…)
侑斗は笑みを浮かべ続ける有賀に警戒した。
「では、私のターン…ドロー!」
有賀
手札5→6
「私は手札からフィールド魔法《コミック・フィールド》を発動!これで、この空間は私の作りだした空想世界となる!!そして、ここでは私の作ったストーリーがすべてとなるのです!」
侑斗達のいる空間は徐々に不毛の荒野となり、有賀の背後に中世ヨーロッパの城が現れる。
「そして、手札から《トライデント・ウォリアー》を召喚!」
有賀の場に緑色の鎧と、金でできた三叉の槍を装備した中年の戦士が現れた。
トライデント・ウォリアー レベル4 攻撃1800
「このカードの召喚に成功した時、手札からレベル3のモンスター1体を特殊召喚できる。私は手札から《ダッシュ・ウォリアー》を特殊召喚!」
有賀の場に赤い強化服を装備し、両足が小型のタイヤになっている人型のモンスターが現れた。
ダッシュ・ウォリアー レベル3 攻撃600
「そして、手札から魔法カード《スター・チェンジャー》を発動!場のモンスター1体のレベルを1つ変動させる。俺は《ダッシュ・ウォリアー》のレベルを1つアップさせる!」
ダッシュ・ウォリアー レベル3→4 攻撃600
「これでレベル4のモンスターが2体…。エクシーズ召喚を狙う気だね」
「私はレベル4の《ダッシュ・ウォリアー》と《トライデント・ウォリアー》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れろ、《CH-キング・アーサー》!!」
有賀の場に黄色の鎧と自分の身長と同じくらいの長さの大剣を装備した巨躯な戦士が現れた。
CH-キング・アーサー ランク4 攻撃2400
「おいおい、攻撃力2400じゃあ、俺の《ライトパルサー・ドラゴン》には届かねえぜ!」
「私は《キング・アーサー》で《ライトパルサー・ドラゴン》を攻撃!」
「何!?」
「更に、《コミック・フィールド》の効果発動!私の戦士族エクシーズモンスターが攻撃するとき、攻撃モンスターの攻撃力が相手モンスターよりも低い場合、ダメージステップ時のみ、攻撃力が1000ポイントアップする!」
「そんな…!!」
CHキング・アーサー ランク4 攻撃2400→3400(ダメージステップ時のみ)
コミック・フィールド
フィールド魔法カード
戦士族エクシーズモンスターが攻撃するとき、攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。
(ちっ…!けどな、伏せカード《収縮》で攻撃力を…)
「おおっと、俺を迎撃してもいいのか?」
「何…!?」
「あ…シャーク!蓮さん、あれを見て!!」
「!!?」
小鳥が指出した方向に目を向けると、そこには牢獄にとらわれている璃緒の姿が描かれていた。
「何のまねだよ…?」
「貴様の妹は今、俺が生み出した空想世界、つまりは漫画の世界にいるのさ!もし俺を倒したら、俺が作り出した空清世界は滅び、貴様の妹は…クククク!!!」
「卑怯な…!!正々堂々デュエルをするんだ!!」
「そーだそーだ!!」
「ふふふふ…神代凌牙、加賀美蓮!貴様は私には勝てない!フラッシュ・ソード!!」
《CH-キング・アーサー》は《ライトパルサー・ドラゴン》を切り裂いた。
「うわあああ!!」
蓮
ライフ4000→3100
「蓮!?」
「くそ…!!《ライトパルサー・ドラゴン》が場から墓地へ送られた時、墓地からレベル5以上の闇属性・ドラゴン族モンスター1体を墓地から特殊召喚できる!《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚!」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン レベル10 攻撃2800
「攻撃力は《キング・アーサー》を上回っているけど…」
「人質がいる以上は…蓮と凌牙はどうすることもできない…」
「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!」
蓮&凌牙
手札
蓮1
凌牙5
ライフ3100
場 レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン レベル10 攻撃2800
デンジャラスマシンTYPE-6(永続魔法)
伏せカード1(《収縮》)
有賀
手札6→1
ライフ8000
場 CHキング・アーサー(オーバーレイユニット2) ランク4 攻撃2400
伏せカード1
コミック・フィールド(フィールド魔法)
「なんとかして璃緒ちゃんを助けないと…!!」
「でも、この空間は彼が創造した世界…。どうすれば…」
「あ…!!」
「どうした?小鳥」
「スケッチブックよ!!あの人が創造したものは…全部あのスケッチブックの中にある!!だから…!!」
「そうか!あのスケッチブックの中にヒントが…!!」
「行こう!遊馬君!ウィンダ!」
「おう!」
「あ…!待ってよ、ユウ!!」
侑斗と遊馬、ウィンダはスケッチブックがあると思われる有賀の部室へ疾走した。
(蓮…凌牙君…!璃緒ちゃんは僕たちが助けるから…それまで耐えて!!)
「俺のターン…ドロー!」
凌牙
手札5→6
「俺は《デンジャラスマシン》の効果を発動!スタンバイフェイズ時にサイコロを振るぜ!」
「凌牙!!」
凌牙が握るサイコロ。
そのサイコロは先ほど蓮が璃緒に渡したサイコロで、病室に置き去りにされていた。
(フフフ…)
凌牙が降ったサイコロの出た目は4だった。
「何!?」
「では、《デンジャラスマシン》の効果で、俺はデッキからカードを1枚ドローさせてもらう」
有賀
手札1→2
「くそ…!こんな時に!!」
(フフフ…ここは俺がストーリー。お前たちはギャンブルカードを使っても、常に俺が有利になるのさ)
「俺は手札から《ビッグ・ジョーズ》を召喚!」
ビッグ・ジョーズ レベル3 守備300
「駄目だ!そんなカードは。ナンバーズを出せ!ナンバーズを」
「くぅ…」
「分かったよ。俺が手伝ってやる。罠カード《ヒーローの受難》を発動!俺の場にCHがいる状態で相手モンスターの召喚に成功した時、相手はデッキからそのモンスターと同じレベルのモンスターを2体特殊召喚する!」
「俺は…《スターフィッシュ》と《シャーク・サッカー》を特殊召喚する」
蓮と凌牙の場に赤く、青い線が大量についているヒトデと《シャーク・サッカー》が現れた。
スターフィッシュ レベル3 守備300
シャーク・サッカー レベル3 守備1000
「そして、俺はデッキからカードを2枚ドローする!」
有賀
手札2→4
ヒーローの受難
通常罠カード
自分フィールド上に「CH(コミックヒーロー)」と名のつくモンスターが表側表示で存在し、相手がモンスターの召喚に成功した時に発動できる。
相手はデッキから、そのモンスターと同じレベルのモンスターを2体特殊召喚する。
その後、自分はデッキからカードを2枚ドローする。
相手がその効果でモンスターを特殊召喚できなかった場合、相手はこのターン、モンスターを特殊召喚できない。
「さあ…呼ぶがいい!ナンバーズを!!」
「俺は…レベル3の《スターフィッシュ》と《ビッグ・ジョーズ》でオーバーレイ!現れろ、《No.47ナイトメア・シャーク》!!」
No.47ナイトメア・シャーク ランク3 攻撃2000
「そして、《ダークネスメタルドラゴン》の効果発動!1ターンに1度、手札・墓地からドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる。俺は墓地から蓮の《オメガブレイズ・ドラゴン》を特殊召喚する!」
オメガブレイズ・ドラゴン レベル8 攻撃2900
「さあどうする?どうせ俺は攻撃できない…」
「いいや、存分に攻撃してもらうよ。強大な敵に追い詰められ、絶体絶命のピンチの中で勝利をつかむ!それこそがヒーローの真骨頂!!」
「(何をたくらんでいやがる…!?だが、今は奴に従うしかねえ!!)《オメガブレイズ・ドラゴン》で《キング・アーサー》を攻撃!」
「ちっくしょーーーー!!バーサーカー・フレア!!」
《オメガブレイズ・ドラゴン》が大地から放つ巨大な火柱が《CHキング・アーサー》のすべてを焼き尽くした。
「うわああああ!!」
有賀
ライフ8000→7500
「そんな…《キング・アーサー》が…!!」
有賀は不気味な笑みを浮かべながら、立ち上がる。
「世界の平和と、みんなの希望がかかってる!立ち上がれ!《キング・アーサー》!!」
「うわあ…バリアンに洗脳されたせいではたから見ると危ない人になっちゃったよ…」
「ウィンダが侑斗についていったのは正解ね」
「《キング・アーサー》の効果発動!このカードが戦闘で破壊されるとき、代わりにオーバーレイユニットを1つ取り除くことができる!立ち上がれ、《キング・アーサー》!」
オーバーレイユニットを中心に、《CHキング・アーサー》の灰が集結し、元の姿に戻った。
取り除かれたオーバーレイユニット
・トライデント・ウォリアー
「そして、この効果でオーバーレイユニットを取り除いた《キング・アーサー》の攻撃力は500ポイントアップし、相手に500ポイントのダメージを与える!ストーム・ソード!!」
《CHキング・アーサー》の大剣から竜巻が起こり、蓮と凌牙を襲う。
「「うわああああ!!」」
蓮&凌牙
ライフ3100→2600
CHキング・アーサー ランク4 攻撃2400→2900
「シャーク!!」
「凌牙!!」
「はははは!!どうだ!?悪の手先め、思い知ったか!?」
「くっ…!俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!!」
蓮&凌牙
手札
蓮1
凌牙6→4
ライフ2600
場 レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン レベル10 攻撃2800
オメガブレイズ・ドラゴン レベル8 攻撃2900
No.47ナイトメア・シャーク(オーバーレイユニット2) ランク3 守備2000
デンジャラスマシンTYPE-6(永続魔法)
伏せカード2(うち1枚《収縮》)
有賀
手札4
ライフ7500
場 CHキング・アーサー(オーバーレイユニット1) ランク4 攻撃2900
コミック・フィールド(フィールド魔法)
「さあ、行くぞ!俺のターン、ドロー!」
有賀
手札4→5
「俺は手札から魔法カード《破天荒な風》を発動!これで《キング・アーサー》の攻撃力は次の僕のターンのスタンバイフェイズまで1000ポイントアップする!」
不規則に吹く風が《CHキング・アーサー》の力となった。
CHキング・アーサー ランク4 攻撃2900→3900
「バトル!《キング・アーサー》で《ダークネスメタル・ドラゴン》を攻撃!フラッシュ・ソード!!」
《CHキング・アーサー》の大剣が強固な《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の肉体を真っ二つに切り裂いた。
「うわあああ!!」
蓮&凌牙
ライフ2600→1500
「更に手札から速攻魔法《ヒーローの意思》を発動!僕のエクシーズモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時、手札を1枚墓地へ送ることで、もう1度攻撃できる!今度は《オメガブレイズ・ドラゴン》を攻撃だ!!」
《CHキング・アーサー》は大剣に光を纏うと、今度は《オメガブレイズ・ドラゴン》を切り裂いた。
「ぐうう…!!」
蓮&凌牙
ライフ1500→500
手札から墓地へ送られたカード
・切り込み隊長
「そして、僕はカードを1枚伏せて、ターンエンド」
蓮&凌牙
手札
蓮1
凌牙4
ライフ500
場 No.47ナイトメア・シャーク(オーバーレイユニット2) ランク3 守備2000
デンジャラスマシンTYPE-6(永続魔法)
伏せカード2(うち1枚《収縮》)
有賀
手札5→1
ライフ7500
場 CHキング・アーサー(オーバーレイユニット1) ランク4 攻撃3900
伏せカード1
コミック・フィールド(フィールド魔法)
「(くそ…!!侑斗、まだか!?)俺のターン、ドロー!」
蓮
手札1→2
「俺は《デンジャラスマシン》の効果発動!」
(《デンジャラスマシン》はもう用済みなんだよね…)
蓮がサイコロを振った結果、出た目は6だった。
「くそっ!!出た目が6の場合、《デンジャラスマシン》は破壊される…」
《デンジャラスマシンTYPE-6》は大爆発をし、姿を消した。
「すまねえ、凌牙。今はこれしか手がねえ。俺はカードを2枚伏せ、ターンエンド!」
蓮&凌牙
手札
蓮2→0
凌牙4
ライフ500
場 No.47ナイトメア・シャーク(オーバーレイユニット2) ランク3 守備2000
伏せカード4(うち1枚《収縮》)
有賀
手札1
ライフ7500
場 CHキング・アーサー(オーバーレイユニット1) ランク4 攻撃3900
伏せカード1
コミック・フィールド(フィールド魔法)
「蓮…凌牙君!!」
「その声は…」
「シャーク!奴のスケッチブックを見つけたぜ!」
「璃緒ちゃん…漫画のヒロインとして、牢屋の中にいるよ!!」
「璃緒…」
「待ってろよ…すぐに連れ出してやるからよ」
蓮と凌牙は再び闘志を取り戻したが、有賀は余裕なままだった。
「見つけてしまったようだね。だが無駄なことさ。結末はもう動かない」
「…。どういうこと?」
「悲しいラストさ。君たちには教えてやろう。姫を取り戻すために、悪の兵士シャークを、正義のヒーローが倒す。だが、時すでに遅く、姫は永遠の眠りについてしまうのさ。つまり、お前たちはデュエルに負け、妹は助からない!!」
「そんな…」
ウィンダは漫画のラストシーンを見た。
それに描かれているのは、月夜を背景に、目覚めなくなった璃緒の姿だった。
「ざけんなよ…」
「うん?」
「てめえの三流漫画に、運命を決められてたまっかよ!!凌牙!!」
「なんだ…?」
「俺を気絶させろ」
「!?」
「蓮…まさか…」
「俺が璃緒を叩き起す」
「ははははは!!そんなことができるはずがない!!」
有賀は何も知らずに大笑いする。
しかし、凌牙はそれに掛けるしかなかった。
眠りの中で、彼女にコンタクトを取ることができるただ1人の人物にしか…。
「…。頼むぜ。蓮」
「おう!思いっきりやれ!」
「おおおお!!」
凌牙は思いっきり彼の頭を殴った。
殴られた蓮はそのまま倒れ、気を失った。
「蓮!?」
(頼むわよ…蓮。璃緒を…)
「痛ててて…凌牙、ここまで強く殴ることはねえだろ…?」
頭をさすりながら、起き上がった蓮がいるのは真っ白な空間ではなく、暗い城の牢屋だった。
牢屋の中には、眠った状態で、目が包帯で覆われている璃緒がいる。
「おい。寝すぎだぜ。起きやがれ」
蓮は石で牢屋を思いっきり叩く。
しかし、彼女に反応はなかった。
「おいおい…ここでも眠ったままかよ…?」
呆れながら、牢屋の扉に手を置くと、扉が勝手に開いた。
今の蓮にはなぜ開いたかを考える暇はなかった。
「璃緒…。お前の兄貴はよ、お前を助けるために、必死に戦ってるんだぜ。いい兄貴じゃねえか、凌牙は。俺には兄弟はいねえが、もし兄貴が持てんなら、あいつみてえなのがいいな。」
蓮は璃緒の包帯を取ると、彼女にサイコロを握らせた。
「ははははは!!いよいよ悪が滅ぶとき!僕のターン、ドロー!」
有賀
手札1→2
「場から速攻魔法《コピー・ランクアップ》を発動!デッキのRUMを墓地へ送ることで、このカードの効果を、墓地へ送ったRUMと同じ効果にする!僕はデッキから《バリアンズ・フォース》を墓地へ送り、効果発動!」
《CHキング・アーサー》を中心として、まがまがしいオーバーレイネットワークが構築させる。
「カオスエクシーズチェンジ!現れろ、《CX―CHレジェンド・アーサー》!!」
有賀の場に両肩が鋼の城塞となっていて、暗い色の鎧をまとった戦士が現れた。
全身には、バリアンの粒子が流れている。
CX―CHレジェンド・アーサー ランク5 攻撃3000
コピー・ランクアップ
速攻魔法カード
このカードは自分のターンのメインフェイズ1にのみ、場から発動できる。
このカードは手札からは発動できない。
デッキから「RUM」と名のつく魔法カード1枚を墓地へ送ることで、このカードの効果は墓地へ送ったカードと同じ効果となる。
このカードを発動したターン、自分は「RUM」と名のつく魔法カードを発動できない。
「《バリアンズ・フォース》の効果で、お前の《ナイトメア・シャーク》のオーバーレイユニットを1つ奪う!」
「くっ…!」
《No.47ナイトメア・シャーク》のオーバーレイユニットはカオスオーバーレイユニットと化し、《CX―CHレジェンド・アーサー》の力となった。
奪われたオーバーレイユニット
・スターフィッシュ
「更に、手札から装備魔法《カオス・アーマー》を《レジェンドアーサー》に装備!装備モンスターはこれで相手の魔法・罠カードの効果を受けず、貫通効果を得る!」
《CX―CHレジェンド・アーサー》のバリアンの粒子が過剰に増幅し、邪悪なオーラと化した。
カオス・アーマー
装備魔法カード
このカードは「CX(カオスエクシーズ)」と名のつくエクシーズモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターは相手の魔法・罠カードの効果を受けない。
また、装備モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
「まずいわ…。これで《収縮》は封じられ、ナンバーズの破壊耐性も無意味になったわ…」
「それだけじゃないよ…。今の2人のライフは500。貫通ダメージで、2人のライフは…」
「シャーク…」
「これで終わりだ!!《レジェンド・アーサー》!!!」
《CX―CHレジェンド・アーサー》の刃が《No.47ナイトメア・シャーク》に迫る。
「璃緒…!!」
「起きろ…起きろおい!!」
蓮は頬を軽くたたくなどをしたが、全く起きる気配がない。
「ああ…こうなったら、賭けだ賭け!!これに俺の運をすべてかけるぜ!!」
顔を真っ赤にしながら、蓮は璃緒と唇を重ねた。
(凌牙…すまねえ!後で罰は受けるからよ…!!)
キスをした瞬間、蓮と凌牙が持つサイコロ、そして凌牙と璃緒の指輪が光り始めた。
「どんなマジックだよ…?うわああ!!」
蓮は凄まじい光に包まれていった。
そして、璃緒が少しずつ目を開くのを見た。
「終わりだーーーー!!」
刃はあと少しで《No.47ナイトメア・シャーク》に届く。
「凌牙!!」
「…!!速攻魔法《ギャンブラー・スピリッツ》!!」
急に目を覚ました蓮は《ギャンブラー・スピリッツ》を発動した。
「こいつは、俺のセットされている魔法・罠カードを1枚墓地へ送り、サイコロを1回振る!そして、出た目×500ポイントライフを回復する!」
蓮は《収縮》を墓地へ送ると、サイコロを振った。
出た目は3だった。
蓮&凌牙
ライフ500→2000
ギャンブラー・スピリッツ
速攻魔法カード
自分フィールド上にセットされている魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、発動する。
サイコロを1回振り、出た目×500ポイントライフを回復する。
また、このカードを墓地から除外することでデッキからカードを1枚ドローできる。
この効果は自分のターンのメインフェイズ1にのみ発動できる。
「くっ…!!」
《CX―CHレジェンド・アーサー》の刃が《No.47ナイトメア・シャーク》を切り裂く。
ナンバーズはナンバーズでしか倒せないが、攻撃の余波が2人を襲う。
「うわあああ!!」
蓮&凌牙
ライフ2000→1000
「くそお…!!ターンエンド!!」
蓮&凌牙
手札
蓮2→0
凌牙4
ライフ1000
場 No.47ナイトメア・シャーク(オーバーレイユニット1) ランク3 守備2000
伏せカード2
有賀
手札2→0
ライフ7500
場 CX―CHレジェンド・アーサー(《カオスアーマー》装備 カオスオーバーレイユニット3) ランク5 攻撃3000
伏せカード1
コミック・フィールド(フィールド魔法)
「蓮…璃緒は…?」
「あそこにいるぜ!!」
「…。璃緒…!!」
2人は城の上にいる璃緒に目を向ける。
「おお…!!」
「完全に寝坊ね…璃緒」
「おお!これなら、俺もこのマンガ読んでみたいかも。けど、有賀以外が書いたのをって条件付きだけど」
「バカな…!?なぜ…?」
「璃緒さん!!」
「璃緒ちゃんが目を覚ました!!」
「よっしゃああ!!」
「シャークと蓮の彼女を想う気持ちが、彼女をバリアンの呪縛から解き放ったのか…」
「うん…」
ウィンダは侑斗の肩に頭を置いた。
「ウィンダ…」
「侑斗、早く行こうぜ!シャークたちの元へ!」
「分かった…」
「もー!小鳥ちゃんの言うとおり、遊馬君はすっごく鈍感!!」
侑斗達は病院へ向かった。
「凌牙…蓮…ひょっとして、デュエルで負けてる?ありえないから。私の前で負けるなんて」
「うわあ…俺、こういうタイプ苦手かも…」
「懐かしいわね…璃緒」
「瑠那…。久しぶりね」
瑠那と璃緒は微笑みながら、見つめ合った。
「おいおい凌牙…。妹に、このザマはねえよな?」
「ああ…。そうだな。蓮!!」
「認めない…。俺の空想世界を変えるなんて…絶対に認めない!」
「凌牙!徹底的に叩きのめしてやれ!!」
「俺のターン、ドロー!」
凌牙
手札4→5
「俺は手札から魔法カード《オーバーレイ・チャージ》を発動。俺の場に存在するモンスターがエクシーズモンスター1体のみの場合、俺の手札を2枚までそのモンスターのオーバーレイユニットにすることができる。」
凌牙は《イーグル・シャーク》と《ビッグ・ホエール》をオーバーレイユニットに変換し、《No.47ナイトメア・シャーク》に与えた。
オーバーレイ・チャージ
通常魔法カード
自分フィールド上に存在するモンスターがエクシーズモンスター1体のみの場合に発動できる。
自分の手札を2枚まで選択し、そのモンスターのエクシーズ素材にする。
「オーバーレイ・チャージ」は1ターンに1度しか発動できない。
そして、凌牙のエクストラデッキと《No.47ナイトメア・シャーク》が光り始める。
「これは…!!」
「まさか、俺の時と同じ…凌牙!カオスナンバーズだ!《ナイトメア・シャーク》の新しい力だ!!」
「カオスナンバーズ…。俺は《ナイトメア・シャーク》でオーバーレイネットワークを再構築!!」
「嘘…!!シャークがカオスナンバーズを…!?」
小鳥にはわからなかった。
なぜ、普通の人間である凌牙はカオスナンバーズを呼び出せるのかと。
「現れろ、CNo.47!!轟け、王者の叫び!全てを壊す悪夢の牙!!《ナイトメア・シャーク・ノワール》!!!」
凌牙の場に番号の配置が元のままで、翼が4枚になり、両腕が精巧に作られた刀のような刃物と化した純白の《No.47ナイトメア・シャーク》が現れた。
その姿、そしてさらに強靭となった牙には恐ろしさだけでなく、なぜか高貴さを感じられた。
CNo.47ナイトメア・シャーク・ノワール ランク3 攻撃2000
「お…驚かすなよ。たかが攻撃力2000。それじゃあ…」
「《ナイトメア・シャーク・ノワール》はダイレクトアタックできるが、そうしたターン、俺の場に存在するほかのモンスターは相手モンスターに攻撃できねえ。蓮!!」
「ああ!俺は罠カード《リビングデッドの呼び声》を発動!墓地からモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。俺は墓地から《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚!」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン レベル10 攻撃2800
「更に、俺は手札から魔法カード《死者蘇生》を発動!さらに墓地から《オメガブレイズ・ドラゴン》を特殊召喚する!」
オメガブレイズ・ドラゴン レベル8 攻撃2900
「そして、《ダークネスメタルドラゴン》の効果で、更に墓地から《ライトパルサー・ドラゴン》を特殊召喚する!」
ライトパルサー・ドラゴン レベル6 攻撃2500
「はっははは!!ここは俺の空想世界なんだ…。俺が負けるはずが…」
「俺はさらに墓地に存在する《ギャンブラー・スピリッツ》を除外し、効果を発動!俺はデッキからカードを1枚ドローする。有賀。これでお前のくだらねえ幻想は終わりだ!《サイクロン》を発動!!」
「ああ…!!俺の《コミック・フィールド》があ!!!」
竜巻が有賀が創造した空想世界を崩壊させ、現実世界へ戻す。
城にいた璃緒は屋上の水道水タンクの上に立っていた。
「そして、《ナイトメア・シャーク・ノワール》は俺たちのライフが1000以下の場合、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、俺の場のモンスター1体はダイレクトアタックすることができる。俺は3つオーバーレイユニットを使い、蓮のドラゴンに力を与える!!」
「な…何ーーーー!!?」
《CNo.47ナイトメア・シャーク・ノワール》は翼にオーバーレイユニットを宿すと、そこから3つの水色の光線が蓮の3体の竜に放たれた。
その光線は竜の肉体を強烈な方向と共に、活性化させる。
CNo.47ナイトメア・シャーク・ノワール
ランク3 攻撃2000 守備2000 エクシーズ 水属性 海竜族
水属性・レベル3モンスター×3
このカードは「No.47ナイトメア・シャーク」の上に重ねることで、エクシーズ召喚することができる。
このカードは「No.」と名のつくエクシーズモンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されない。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃することができる。
このカードが直接攻撃をしたターン、自分の他のモンスターは相手モンスターを攻撃できない。
また、自分のライフポイントが1000以下の場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことで発動できる。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、そのモンスターはこのターン、相手プレイヤーに直接攻撃することができる。
「そ…そんな…!!」
「覚悟しやがれ…。俺は4体のモンスターでダイレクトアタック!!」
4体のモンスターは一斉にブレスを放つ。
「わ…罠発動!!《聖なるバリア―ミラーフォース―》!!これでお前たちは…」
「カウンター罠発動!《運命のコイン》!相手が魔法・罠・モンスター効果を発動した時、コイントスを1回行い、相手は裏か表かを当てる。外れた場合、発動を無効にし、破壊する!」
「何…!?」
「さあ、表か裏か、宣言しやがれ!!!」
蓮はコインの準備をすでに整えていた。
「う…うぐ…!!」
「まさに天国か地獄かだね…」
「コイントスで、相手が外せば凌牙たちの勝ち。当たれば有賀の勝ちね…」
「…」
有賀はいまだに決めることができなかった。
「さあ…早くしやがれ!」
「う…うう…!!」
「空想世界じゃなきゃ、てめえはその程度かよ!?」
「だ…黙れ!!裏だ、裏にする!!」
「コイントス!!」
蓮はコイントスをした。
結果は…表だった。
「そ…そんな…表…」
「ああ…。《ミラーフォース》は無効だ!!」
4体の竜は今までの2人の怒りにこたえるかのように膨大な力のこもったブレスを再び解き放つ。
「うわあああああああああ!!!!」
有賀
ライフ7500→5000→2200→200→0
運命のコイン
カウンター罠カード
相手が魔法・罠・モンスター効果を発動した時に発動できる。
相手はコイントスで裏表を当てる。
外した場合、その発動を無効にして破壊する。
当たった場合、自分は1000ポイントのダメージを受ける。
「ちっ…!あと一歩のところで、使えねえ空想野郎め!!」
大男は不機嫌そうに、となりの建物から姿を消した。
「蓮…凌牙…」
侑斗達が合流すると、蓮は璃緒をお姫様抱っこしていた。
「医者の所へ行って。さっさと退院しようぜ。侑斗、島のおっさんにパーティーの準備を頼んどいてくれよな!」
「う…うん!!」
蓮はそのまま璃緒と共に降りて行った。
「凌牙君、良かったの?君が璃緒ちゃんを…」
「俺にはそんな趣味はねえよ。瑠那。例のカード屋を案内してくれ」
「ええ」
凌牙は侑斗達を置いて、瑠那と共にカード屋へ向かった。
(蓮…もしかしたら、あいつになら任せられるかもしれねえな。璃緒のことを…)
「へえ…新しい漫画のキャラ、完成したんだ」
「はい!!」
包帯まみれの有賀は侑斗達に主人公キャラの絵を見せた。
その絵には甲冑を身に着けた凌牙と、右手に銃、左手にサイコロを2つ持っているガンマン風の服を着た蓮が描かれていた。
ちなみに、有賀は4体同時ダイレクトアタックの影響か、死にかけるほどの怪我をして入院することになってしまった。
幸い、右手は何とかなったため、今は漫画を描きながら過ごしている。
「じゃあ、遊馬君たちのは?」
「ああ…それは…」
次の絵には陣羽織と2本の刀を装備した侑斗、かわいらしい町娘の着物を着たウィンダ、ブカブカな大鎧を着た竜司、同丸と弓矢、鉢巻をつけた瑠那、そして巨大なゴーレムに踏まれた遊馬が描かれていた。
「これ…噛ませ犬キャラ…」
「ピィー…」
「クリー」
「うわあ…こんな服着てみたいなー!!」
侑斗は遊馬の無様な姿を見て、フォーチュンと風クリボーとともに失笑し、ウィンダは描かれているような着物を着ることを夢見はじめた。
璃緒目覚める!!
そして、主人公キャラではなくなった遊馬の悲惨さ…。
ちなみに、《コミック・フィールド》は効果変更しました。
感想待ってます。