遊戯王ZEXAL 風の戦士たち   作:ナタタク

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侑斗
No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
WNo.00ガスタの魔剣士ユウ・清風
No.49秘鳥フォーチュンチュン
No.50ブラック・コーン号
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード
No.69 紋章神コート・オブ・アームズ 


No.7ラッキー・ストライプ
No.17リバイス・ドラゴン
No.32海咬龍シャーク・ドレイク
No.55竜騎兵グレン
CNo.55灼熱竜騎兵グレン
CNo.55竜闘士グレン
No.57奮迅竜トレスラグーン
No.82ハートランドラコ
No.85クレイジー・ボックス
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン

竜司
No.10白騎士イルミネーター
No.11ビッグ・アイ
No.18ジェムナイト・アゲート
No.52ダイヤモンド・クラブ・キング

瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.20蟻岩土ブリリアント
No.23セイクリッド・ルナマリア
No.30破滅のアシッド・ゴーレム
No.87雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ


第75話 リベンジのために

「…」

鍵がかけられた扉をウィンダはじっと見ている。

その先にはデッキを改造している侑斗がいる。

「ウィンダ姉ちゃん。ユウ兄ちゃん、まだ部屋から出てこないの?」

「うん…。ユウ、休んでいいのに…」

ガオドレイクとの戦いに敗れた後、侑斗はこの部屋にずっと閉じこもっている。

いつもなら、ずっとそばにいるウィンダを部屋から出して…。

「ユウ…根を詰めすぎね」

「仕方ないよ。だって、ガオドレイクに負けちゃったから…」

「でも、食事もとらずに…死ぬわよ」

 

「…。違う!!こうじゃない!!」

構築を済ませたデッキを再びばらした。

部屋に籠っている間、何度も何度もそれを繰り返している。

今の侑斗はいつもと違い、焦りに焦っている。

「どうしたら…どうしたら勝てるデッキができるんだ!?」

目を閉じ、できたデッキで何度も必勝のパターンをイメージする。

しかし、何度もコンボを破られ、そして敗北する。

眼を開き、顔中を濡らす汗を袖でふき取る。

(くそ…!!遊馬君たちが頑張ってるんだ…。だから!!)

床に置かれている鏡に目を向ける。

里に戻った直後、侑斗達は遊馬から今の状況を伝えられた。

ベクターの正体は真月で、彼から遊馬は《Vサラマンダー》や《RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース》を渡された。

しかし、それはアストラルとの絆を砕き、勝利を得るための罠だった。

そのため、一度は窮地に陥ったものの、アストラルとの絆を逆に深めたことで新たな希望皇、《CNo.39希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》、そして《RUM-ヌメロン・フォース》でベクターに勝利した。

そのあと、飛行船に送られた遊馬の父親、一馬からのメッセージを受け取り、現在は遺跡に眠っているナンバーズを集める旅をしている。

(早く…完成…させない…と…)

侑斗の視界が暗くなり、ゆっくり倒れた。

右手にはウィンダのカードが握られていた。

 

「あ…」

真っ暗な部屋の中で、ゆっくり目を覚ます。

手にはカードが握られたままだが、柔らかくてあたたかな手が頬を包んでいる。

そして、後頭部にも何か気持ちよい感覚がある。

「ウィンダ…?」

月明かりに照らされているウィンダが座ったまま眠っている。

何とかカギをこじ開け、中に入ってきたようだ。

月明かりのせいか、彼女がいつもよりもきれいに思えた。

そんな彼女を見ながら、侑斗はデッキを組み始める。

「ウィンダ…ありがとう」

完成したデッキを置くと、彼女の手に触れ、再び目を閉じた。

 

再び目を開いた侑斗の眼に、朝日が飛び込んでくる。

「ううん…なんだか、久しぶりに気持ちよく眠れた気がする…」

「あ…」

直後に、ウィンダの眼が開く。

「ウィンダ…おはよう」

「おはよう、ユウ!」

ウィンダからのキス。

久しぶりの柔らかな感覚に、侑斗の頬が赤く染まった。

 

「ほらほら、早く早く!」

「ウィ…ウィンダ…一体どうしたの!?」

ウィンダに背中を押され、里で一番大きな広場へ連れて行かれる。

そこには、デュエルディスクを装備しているカムイがいた。

「遅いぞ!ウィンダ姉ちゃん!じゃ、ユウ兄ちゃん!俺とデュエルだ!!」

「カムイ…?一体どうして…?」

「ほらほら、いいからいいから」

強引にウィンダの手でデュエルの準備を整えさせられる。

「さあ、行くぜ!ユウ兄ちゃん!」

「ふう…。分かったよ。カムイ」

「「デュエル!!」」

 

カムイ

手札5

ライフ4000

 

侑斗

手札5

ライフ4000

 

「よーし、行くぜ!俺のターン、ドロー!」

 

カムイ

手札5→6

 

「手札から《切り込み隊長》を召喚!!」

金髪で、左目に傷のある戦士が2本の剣を装備して現れる。

 

切り込み隊長 レベル3 攻撃1200

 

「このカードの召喚に成功した時、俺は手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる!俺は《E・HEROフォレストマン》を召喚!」

右腕と右足が巨木のようになっている原始時代衣装の男が現れる。

 

E・HEROフォレストマン レベル4 守備2000

 

「E・HERO!?」

E・HEROシリーズは融合主体のカードで構成されたカテゴリーで、《超融合》の量産化と汎用性の高い融合モンスターの登場で一気に強化されている。

「俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド!」

 

カムイ

手札6→2

ライフ4000

場 E・HEROフォレストマン レベル4 守備2000

  切り込み隊長 レベル3 攻撃1200

  伏せカード2

 

侑斗

手札5

ライフ4000

場 なし

 

「僕のターン、ドロー!」

 

侑斗

手札5→6

 

「僕は手札から《ガスタ・ガルド》を召喚!」

 

ガスタ・ガルド レベル3 攻撃500(チューナー)

 

「更に、手札から速攻魔法《緊急テレポート》を発動!手札・デッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚できる。僕はデッキから《ガスタの巫女ウィンダ》を特殊召喚!」

「やったー!私の出番だね!」

嬉しそうに侑斗の場に移動すると、ガルドがウィンダの肩の上に乗っかった。

 

ガスタの巫女ウィンダ レベル2 攻撃1000

 

「ウィンダ姉ちゃんとガルド!?ってことは…」

「僕はレベル2の《ウィンダ》に、レベル3の《ガルド》をチューニング!族長の意思を代行する少女よ、友たる鳥獣の背に乗り、今こそ飛翔せよ。シンクロ召喚!来い、《ダイガスタ・ガルドス》!!」

「よーし!ここからが本番だよ!」

「ピー!」

ウィンダを乗せたガルドが空高く舞い上がる。

 

ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

 

「《ガルドス》の効果発動!1ターンに1度、墓地のガスタと名のつくモンスター2体をデッキに戻すことで、相手の場に表側表示で存在するモンスター1体を破壊できる!」

「カムイ…ごめんね。お願い!ガルド!!」

ウィンダの声にこたえたガルドが巨大な竜巻を発生させる。

竜巻に飲み込まれた《E・HEROフォレストマン》はいともたやすく破壊された。

 

墓地からデッキに戻ったカード

・ガスタの巫女ウィンダ

・ガスタ・ガルド

 

「バトル!《ガルドス》で《切り込み隊長》を攻撃!!」

「えーい!ウィンディ・ストーム!」

青い旋風が《切り込み隊長》に命中しようとしていた。

「罠発動!《攻撃の無力化》!!」

次元の渦が《切り込み隊長》の盾となり、旋風を吸収した。

「うーん…。じゃあ、僕はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

「罠発動!」

「え…?」

「《エレメンタル・リターン》!!このターンに破壊された俺のE・HEROを1体だけ特殊召喚できる!《フォレストマン》を復活させるぜ!」

《エレメンタル・リターン》がガラスの壁のようなものに変化し、それが砕けた瞬間、《E・HEROフォレストマン》が出現した。

 

エレメンタル・リターン

通常罠カード

自分フィールド上に存在する「E・HERO」と名のつくモンスターが破壊されたターンにのみ発動できる。

このターン、破壊された「E・HERO」と名のつくモンスターを1体だけ召喚条件を無視して自分フィールド上に特殊召喚する。

 

カムイ

手札2

ライフ4000

場 切り込み隊長 レベル3 攻撃1200

  E・HEROフォレストマン レベル4 守備2000

 

侑斗

手札6→3

ライフ4000

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

  伏せカード1

 

「うーん…《フォレストマン》が復活したのは痛いな…」

侑斗の言うとおり、《E・HEROフォレストマン》には融合召喚主体のデッキにはありがたい効果を持ったモンスターだ。

だからこそ、侑斗は《ダイガスタ・ガルドス》をシンクロ召喚し、そのモンスターを破壊した。

しかし、復活したことでカムイはその恩恵を受けることができる。

「よーし!俺のターン、ドロー!」

 

カムイ

手札2→3

 

「《フォレストマン》の効果発動!1ターンに1度、俺のターンのスタンバイフェイズ時にデッキ・墓地から《融合》を1枚手札に加える!そして、手札から魔法カード《ヒーローの采配》を発動!俺の場の戦士族モンスター1体をリリースすることで、デッキからHEROと名のつくモンスター2体を手札に加える!」

《切り込み隊長》がリリースされ、カムイの手札にさらに2枚の融合素材モンスターが加わった。

 

デッキから手札に加わったカード

・E・HEROフェザーマン

・E・HEROバブルマン

 

ヒーローの采配

通常魔法カード

自分フィールド上に表側表示で存在する戦士族モンスター1体をリリースすることで発動できる。

デッキから「HERO」と名のつくモンスター2体を選択して手札に加える。

「ヒーローの采配」は1ターンに1度しか発動できず、このカードを発動したターン、自分はモンスターを召喚できない。

 

「そして、手札から《融合》を発動!《フェザーマン》と《バブルマン》を融合し、《アブソリュートZero》を融合召喚!」

白銀のマントと解けない氷でできた鎧をまとったヒーローが現れた瞬間、彼の周囲が凍り付いた。

このモンスターこそ、E・HEROの中でも最強クラスの融合モンスターだ。

 

E・HEROアブソルートZero レベル8 攻撃2500

 

「初めて見た…。これが《アブソルートZero》。島さんが見たら、興奮するかもしれないなあ…」

「カムイ君…強くなったね」

「へへっ…!そりゃあ、俺だってみんなを守れるくらい強くなりたいから!さらに手札から速攻魔法《マスク・チェンジ》を発動!」

「《マスク・チェンジ》まで…!?」

「俺の場のHERO1体を墓地へ送って、エクストラデッキから同じ属性のM・HEROを特殊召喚できる!《フォレストマン》!!《ダイアン》に変身だ!!」

荒削りなダイヤモンドで作られたマスクを《E・HEROフォレストマン》が被る。

すると、彼の装備が一瞬で西洋槍とダイヤモンドでできた細身のスーツ、そして青いマントに変化した。

「マスクをかぶると…体型まで変わるんだ…」

 

M・HEROダイアン レベル8 攻撃2800

 

「そんなこと言ってる場合じゃないよユウ!このままだと私とガルドが破壊されちゃうよーー!!」

「バトル!《ダイアン》でウィンダ姉ちゃんとガルドを攻撃!ディスバーション!!」

《M・HEROダイアン》が槍を構え直し、ウィンダとガルドに襲い掛かる。

「ユウ!!」

「大丈夫!罠発動!《ガスタの追い風》!!」

ウィンダとガルドの後方から猛烈な風が起こり、《M・HEROダイアン》が吹き飛ばされる。

そしてその風に運ばれ、《ガスタ・キャット》が現れる。

「僕のガスタと名のつくエクシーズモンスター、またはシンクロモンスターへの攻撃を無効にし、デッキからレベル2以下のガスタと名のつくモンスター1体を特殊召喚する!」

 

ガスタ・キャット レベル2 守備2000

 

「なら、《アブソルートZero》で攻撃!瞬間氷結―Freezing at moment!!!」

《E・HEROアブソルートZero》が高く跳躍し、地面に拳をたたきつける。

すると、彼の拳の前に次々と氷の柱が現れ、それがウィンダとガルドに近づいていく。

「《ガスタ・キャット》の効果発動!このカードがガスタと名のつくカードの効果でデッキから特殊召喚されたターン、僕の場のガスタと名のつくモンスターは戦闘では破壊されない!」

「にゃーん!!」

《ガスト・キャット》がウィンダとガルドの前に躍り出ると、目の前に風を起こし、《E・HEROアブソルートZero》が体勢を崩した。

態勢を崩したことで、氷の柱の発生が止まった。

「でも、兄ちゃんには戦闘ダメージが発生する!」

 

侑斗

ライフ4000→3700

 

ガスタ・キャット

レベル2 攻撃0 守備2000 効果 風属性 獣族

このカードが「ガスタ」と名のつく魔法・罠・モンスター効果でデッキから特殊召喚に成功したターン、自分フィールド上に存在する「ガスタ」と名のつくモンスターは戦闘では破壊されない。

 

「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」

 

カムイ

手札3→0

ライフ4000

場 M・HEROダイアン レベル8 攻撃2800

  E・HEROアブソルートZero レベル8 攻撃2500

 

侑斗

手札3

ライフ3700

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

  ガスタ・キャット レベル2 守備2000

 

「さて…しのいだのはいいけれど…」

カムイの場には2体の強力なHERO。

相手モンスターを戦闘破壊した際にデッキから仲間を呼ぶ《M・HEROダイアン》はまだしも、破壊されたときに相手の場のモンスターをすべて道連れにする《E・HEROアブソルートZero》が厄介この上ない。

「僕のターン、ドロー!」

 

侑斗

手札3→4

 

「(よし…!!このカードなら!)僕はカードを2枚伏せて、ターンエンド!」

 

カムイ

手札0

ライフ4000

場 M・HEROダイアン レベル8 攻撃2800

  E・HEROアブソルートZero レベル8 攻撃2500

 

侑斗

手札4→2

ライフ3700

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

  ガスタ・キャット レベル2 守備2000

  伏せカード2

 

 

「ユ…ユウ!?私、攻撃表示のままだよ!?」

「大丈夫だよ。僕を信じて…」

あわてるウィンダに侑斗は優しく微笑む。

「俺のターン、ドロー!」

 

カムイ

手札0→1

 

「バトル!《ダイアン》でウィンダ姉ちゃんとガルドを攻撃!!ディスバーション!」

「うかつだよ、カムイ!!罠発動!《聖なるバリア―ミラーフォース―》」

虹色のバリアがウィンダとカムイを守り、反撃の光線によって2体のHEROが破壊された。

「く…!けど、《E・HEROアブソルートZero》の効果で、ユウ兄ちゃんの場のモンスターは全滅だ!!」

《E・HEROアブソルートZero》の肉体が一瞬でダイヤモンドダストに変化し、場を凍りつかせる。

「罠発動!《ガスタの薫風》!!僕の場のガスタと名のつくモンスターを破壊する効果を無効にする!」

侑斗の背後から暖かく、心地よい風が吹き、ダイヤモンドダストが消滅した。

「ユウ、ありがとう!!」

「そして、僕はデッキからレベル4以下のガスタと名のつくモンスター1体を特殊召喚する。僕はデッキから《ガスタの静寂カーム》を特殊召喚!」

 

ガスタの静寂カーム レベル4 攻撃1700

 

ガスタの薫風

通常罠カード

自分フィールド上に表側表示で存在する「ガスタ」と名のつくモンスターを破壊する相手のカード効果が発動した時にのみ発動できる。

その効果を無効にし破壊する。

その後、自分のデッキからレベル4以下の「ガスタ」と名のつくモンスター1体を特殊召喚する。

「ガスタの薫風」は1ターンに1度しか発動できない。

 

「くう…!!なら俺はカードを1枚伏せてターンエンド!!(融合召喚のせいでもう手札が…!)」

 

カムイ

手札1→0

ライフ4000

場 伏せカード1

 

侑斗

手札2

ライフ3700

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

  ガスタ・キャット レベル2 守備2000

  ガスタの静寂カーム レベル4 攻撃1700

 

「僕のターン、ドロー!」

 

侑斗

手札2→3

 

「手札から魔法カード《ナイト・ショット》を発動!カムイの伏せカードを破壊するよ!」

「あ…しまった…!!」

カムイが伏せていたのは《和睦の使者》。

チェーン発動を許さない《ナイト・ショット》の前では無力だった。

「そして、《ガスタ・キャット》をリリースして、《ガスタの疾風リーズ》を召喚」

 

ガスタの疾風リーズ レベル5 攻撃2000

 

「やったーー!これで、ユウの勝ちだね!」

「バトル!ウィンダとガルド、《カーム》、《リーズ》でダイレクトアタック!」

「せーの!!」

3体のガスタの乙女から放たれる旋風にカムイが飲み込まれていった。

 

カムイ

ライフ4000→2000→300→0

 

「痛たたた…」

3体の攻撃を受け、派手に転んだカムイが頭をさすりながら立ち上がる。

「カムイ…。いいデュエルだったね」

「くっそーー!今度は絶対俺が勝ってやる!!」

「やったね、ユウ!これならリベンジができるね」

「うん…。今回は不思議とデッキがよく回ってくれた。ナンバーズと組み合わせれば、勝て…」

グー…。

「あ…。そういえば、しばらく何も食べてなかった…」

「よーし、じゃあ今日はいっぱい作ってユウを喜ばせなきゃ!」

飛び切りの笑顔を見せ、ウィンダは家へ戻って行った。

(本当に…ウィンダの笑顔はまぶしいなあ…)

「ユウ兄ちゃん!」

「うん…?」

「そういえば、ユウ兄ちゃんはウィンダ姉ちゃんのどういうところが好きなの?」

「え…?」

カムイの質問に、侑斗は顔を赤くしながら、ゆっくり答える。

「そうだなあ…。みんなを安心させる笑顔、無邪気さ、それに…明るさ…かな?きっと、そんなウィンダのことがとても大好きだから、人間に転生してもう1度会えた時に、また惚れちゃったのかな…?」

家の窓からご飯を炊く煙が空へ上る。

2人はウィンダを手伝うため、家へ戻って行った。

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