遊戯王ZEXAL 風の戦士たち   作:ナタタク

95 / 112
侑斗
No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
WNo.00ガスタの魔剣士ユウ・清風
No.49秘鳥フォーチュンチュン
No.50ブラック・コーン号
No.64古狸三太夫
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード
No.69 紋章神コート・オブ・アームズ
CNo.69紋章死神カオス・オブ・アームズ


No.7ラッキー・ストライプ
No.17リバイス・ドラゴン
No.32海咬龍シャーク・ドレイク
No.55竜騎兵グレン
CNo.55灼熱竜騎兵グレン
CNo.55竜闘士グレン
No.57奮迅竜トレスラグーン
No.82ハートランドラコ
No.85クレイジー・ボックス
No.90ヒート・ガストラフェテス
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン

竜司
No.10白騎士イルミネーター
No.11ビッグ・アイ
No.18ジェムナイト・アゲート
No.52ダイヤモンド・クラブ・キング

瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.20蟻岩土ブリリアント
No.23セイクリッド・ルナマリア
CNo.23セイクリッド・アーク
No.30破滅のアシッド・ゴーレム
No.87雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ


第84話 凍てつく大地

「ルンルンルーン♪」

朝、ウィンダが里の近くの滝で水浴びをしている。

ガスタの里にはもともと風呂に入るという習慣がない。

そのため、たいていの場合は湖や川、滝などでこうして体を洗う。

「ふう…。瑠那ちゃんと比べたら、まだまだ小さいなあ…」

タオルで体を覆い、自分の胸を両手で持ち上げる。

といっても、瑠那や璃緒ほどではないとはいえ、彼女も胸の発育がよいのだが。

「あ…!そろそろ出発の時間!ユウ、準備できてるかな?」

 

「ガルドとフォーチュンの準備はいいぜ。これで雪山でもこいつらは平気だ!!」

巨大化したフォーチュンとガルドには魔力のこもった綿でできた織物が装備されている。

侑斗達が精霊世界に到着してから2日、ようやく雪山の雪の勢いが弱まった。

それでも、ガスタの鳥は寒さに若干弱いため、こうして温かい服を着用している。

ちなみに、この暖房着の作り方は氷結界が作ったもので、創星神との戦いののち、元氷結界であるリチュアから伝わった。

侑斗とウィンダもその暖房着を上着にしている。

なお、ポン太の暖房着はなぜか《ハネクリボー》の着ぐるみだ。

「ユウ、雪山の天候は不安定よ。もし、勢いが強くなったら迷わず山から離れて」

「分かった。ありがとう、カーム」

「ユウ!!出発しよ!」

「うん。お願い、フォーチュン、ガルド!」

「「ピーーーー!!」」

侑斗をフォーチュンが、ウィンダとポン太をガルドが乗せ、東の空へ飛翔していった。

 

氷結界…。

かつて、悪しき神、魔轟神を滅ぼすために《氷結界の龍トリシューラ》を解放し、世界を滅ぼしかけた。

この雪山は《氷結界の龍トリシューラ》と残り2体の龍、《氷結界の龍ブリューナク》と《氷結界の龍グングニール》の暴走によってできた山と言われている。

「ポン…すごく高い山だポン」

「ユウ、どこに聖域があるのかな?」

「分からない。けど、もしかしたらこれを使えば…」

《炎霊神パイロレクス》からもらったアミュレットを取り出す。

すると、アミュレットから炎の火球が生み出され、山肌に向けて放たれる。

その衝撃で巨大な雪崩が発生する。

雪崩が収まり、火球を受けた山肌から雪化粧が消えた。

「あ…侑斗、ウィンダ!!あそこに入口があるポン!!」

「入り口…?」

雪が消えた山肌にあったのは明らかに人の手で作られた灰色の石でできた門。

「もしかしたら、あの門の先に…」

「行こ、ユウ!!」

侑斗達は門の前に立つ。

すると、3枚の霊神のカードと門が光り始めた。

光が収まると、ゆっくり扉が開く。

石でできた真っ暗な廊下がまっすぐ続いている。

「すごい…。こんな雪山の中にこんなのがあるなんて…」

「一体、いつ作られたんだろう?全く痛みがない…」

鞄からランタンを取り出し、侑斗達はゆっくりと進んでいった。

 

50分まっすぐ進むと、とても広い空間に到達した。

中央には古代ギリシャのアクロポリスのような祭壇があり、周囲の壁には無数の松明が火をともしている。

「ポン…」

「ここが…氷霊神の聖域?」

祭壇の上には氷でできた巨大な2つのひれをもつ海竜の像が置かれている。

そして、目の前に見覚えのある精霊が現れる。

「待っていたぞ、剣崎侑斗。ウィンダ」

「ローチ!?まさか、あなたがここの…」

「そうだ。この山の雪は私が操っている。意図的に、最後の試練をここにさせるために…」

「なんで、ここを…?」

「それは…私と闘えばわかる」

ローチの姿が星の力で黒い体で白いマントのような羽、そして左手に細剣を装備した高貴な蠅の戦士の姿に変化した。

「これは私のもう1つの姿、《励輝士ヴェルズビュート》。さあ、始めよう。お前の意思を示すデュエルを…」

ローチの右腕に蠅の羽根を模したデュエルディスクが出現する。

そして、侑斗もデュエルの準備を整えた。

「頑張れ、ユウ!!」

「応援するポン!侑斗!」

「「デュエル!!」」

 

ローチ

手札5

ライフ4000

 

侑斗

手札5

ライフ4000

 

「私の先攻、ドロー」

 

ローチ

手札5→6

 

「私は手札から永続魔法《天輪鐘楼》を発動。これで、シンクロ召喚を行ったプレイヤーはデッキからカードを1枚ドローする」

ローチの場に下半身と両腕が鐘になっている巫女が現れる。

 

天輪鐘楼(漫画オリカ)

永続魔法カード

シンクロ召喚に成功したプレイヤーはデッキからカードを1枚ドローする。

「天輪鐘楼」はフィールド上に1枚しか表側表示で存在することができない。

 

「シンクロ召喚専用の手札補充カード…?」

「更に、私は手札から《天輪の剣士》を召喚」

白銀の鎧と能面のような形をしたフェイズガードを装備した細身の剣士が現れる。

ローチが使用する天輪シリーズのモンスターの共通点は低レベルで、背中に光の輪がついているところだ。

 

天輪の剣士 レベル1 攻撃500(チューナー)

 

天輪の剣士(漫画オリカ・調整)

レベル1 攻撃500 守備500 チューナー 光属性 戦士族

このカードは戦闘では破壊されない。

 

「更に、このカードは私の場にレベル3以下のチューナーが存在するとき、手札から特殊召喚できる。《氷結界の法師》を特殊召喚」

青い袈裟と錫杖を装備した盲目の老法師が現れる。

 

氷結界の法師 レベル1 守備0

 

氷結界の法師

レベル1 攻撃0 守備0 効果 水属性 魔法使い族

このカードは自分フィールド上にレベル3以下のチューナーモンスターが表側表示で存在する場合、手札から特殊召喚することができる。

 

「これで、レベル2のシンクロモンスターを召喚できるポン。けど…何をシンクロ召喚する気だポン??」

ポン太が知っているレベル2のシンクロモンスターは《焔紫竜ピュラリス》と不動遊星が所持していて、現在は量産されている《フォーミュラ・シンクロン》の2体。

どちらもチューナーとしての役目も果たすことができる。

「私はレベル1の《氷結界の法師》にレベル1に《天輪の剣士》をチューニング。天上の調べを司りし天輪の使い、その調べをもって調和をなせ。シンクロ召喚!《天輪の調律師》」

右の翼部に光の輪、左の翼部に黒い玉石が埋め込まれている白銀の法師のようなモンスターが現れる。

 

天輪の調律師 レベル2 守備600

 

「《天輪鐘楼》の効果で、私はデッキからカードを1枚ドローする。そして、手札から魔法カード《テイク・オーバー5》を発動。デッキトップから5枚のカードを墓地へ送る」

 

デッキから墓地へ送られたカード

・氷結界の術者

・氷結界の虎将ライホウ

・氷結界の舞姫

・スキル・サクセサー

・シンクロ・ライヴァリー

 

「そして、私はカードを1枚伏せ、ターンエンド」

 

ローチ

手札6→2

ライフ4000

場 天輪の調律師 レベル2 守備600

  伏せカード1

  天輪鐘楼(永続魔法)

 

侑斗

手札5

ライフ4000

 

「《天輪の調律師》…。聞いたことのないモンスターだポン」

「でも、守備力はたったの600。ユウなら、大丈夫だよ!!」

「僕のターン、ドロー!」

 

侑斗

手札5→6

 

手札を確認し、即座に《天輪の調律師》を破壊する手立てを考える。

「僕は手札から魔法カード《手札断殺》を発動!お互いに手札を2枚墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする!」

《テイク・オーバー5》が墓地にある場合、ローチはカード効果でデッキからカードを墓地へ送ることができない。

しかし、手札から墓地へ送るのであれば問題ない。

2人はそれぞれ計算した上で手札のカードを墓地へ捨てた。

 

手札から墓地へ送られたカード

侑斗

・ガスタの巫女ウィンダ

・フェザーイン・ガードナー

 

ローチ

・氷結界の術者

・氷結界の御庭番

 

「えーー!!なんで私を墓地へ送るの?ユウーーー!?」

あっさりと手札から墓地へ送られたことに、ウィンダはご立腹の様子だ。

だが、侑斗はそれを気にせず次の手を出す。

「僕は手札から《ガスタ・ガルド》を召喚!」

「ピーー!!」

頬を膨らませているウィンダをよそに、ガルドが侑斗の場に移動する。

「ふーん!どうせユウは私なんか…」

「ウィンダ…落ち着いてほしいポン」

「そして、僕は手札から速攻魔法《ガスタの縦笛》を発動!ガスタと名のつくチューナーモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、そのカードと墓地のガスタと名のつくモンスター1体をデッキに戻すことで、ガスタと名のつくモンスター1体をシンクロ召喚する」

「もしかしてこれって…」

「僕は場の《ガルド》と墓地の《ウィンダ》をデッキに戻し、チューニング!族長の意思を代行する少女よ、友たる鳥獣の背に乗り、今こそ飛翔せよ!シンクロ召喚!《ダイガスタ・ガルドス》!!」

「やったーー!私の出番だね」

先程の不機嫌な様子がなかったかのように、飛び切りの笑顔でウィンダが巨大化したガルドにポン太と一緒に乗る。

 

ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

 

ガスタの縦笛

速攻魔法カード

自分のターン、「ガスタ」と名のつくチューナーモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時にのみ発動できる。

そのモンスターと墓地のチューナー以外の「ガスタ」と名のつくモンスター1体をデッキに戻すことで、エクストラデッキからデッキに戻したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つ「ガスタ」と名のつくシンクロモンスター1体を選択して、シンクロ召喚扱いにして自分フィールド上に特殊召喚する。

「ガスタの縦笛」は1ターンに1度しか発動できず、このカードを発動したターン、自分はモンスターを特殊召喚することができない。

 

「《ダイガスタ・ガルドス》のシンクロ召喚に成功したことにより、僕はデッキからカードを1枚ドロー。バトル!《ダイガスタ・ガルドス》で《天輪の調律師》を攻撃!」

「えーい!ウィンディ・ストーム!!」

ウィンダの杖から巨大な旋風の球が発射される。

旋風を受けた《天輪の調律師》は声を上げることなく消滅した。

「《天輪の調律師》はシンクロモンスター以外のモンスターの攻撃を不能にする効果があるが、ここでは意味がないか…。だが、ここで私は罠カード《暴走連星レベル2》を発動!」

「何…!?」

「シンクロモンスターによる攻撃、または効果で私の場のシンクロモンスターが破壊され墓地へ送られた時、手札からレベル2のモンスターを可能な限り特殊召喚することができる。私は手札から《天輪の魔導士》2体を特殊召喚する」

派手な白銀の仮面と装飾が施されたローブをつけた魔道士が2体現れる。

 

天輪の魔導士×2 レベル2 攻撃1400

 

天輪の調律師(漫画オリカ・調整)

レベル2 攻撃900 守備600 シンクロ 光属性 天使族

チューナー+チューナー以外のモンスター1体

このカードが表側表示で存在する限り、お互いのフィールド上に存在するシンクロモンスター以外のモンスターは攻撃できない。

 

「この効果で特殊召喚したモンスターで今度はエクシーズ召喚を…!?」

「いや、エンドフェイズ時に《暴走連星レベル2》の効果で特殊召喚されたモンスターは破壊され、破壊されたモンスター1体につき600ポイントのダメージを与える」

「何…!?」

「更に、《天輪の魔導士》が破壊された時、私はデッキからカードを1枚ドローできる」

墓地にモンスターを肥やし、効果ダメージを与えつつ、手札補充までするコンボ。

シンクロモンスターによって《天輪の調律師》が破壊されることは最初から想定の範囲内だった。

「さあ、ここからどうする?剣崎侑斗」

今の侑斗の手札には対抗できるカードがない。

ここで発生する1200のダメージがこの後どう響くのか…?

「僕はカードを2枚伏せ、ターンエンド」

ターン終了宣言と同時に、2体の《天輪の魔導士》が侑斗に特攻し、消滅する。

「うわああ!!」

 

侑斗

ライフ4000→2800

 

「そして、《天輪の魔導士》の効果で私は合計2枚のカードをドローする」

 

ローチ

手札2

ライフ4000

場 天輪鐘楼(永続魔法)

 

侑斗

手札6→1

ライフ2800

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

  伏せカード2

 

暴走連星レベル2(漫画オリカ・調整)

通常罠カード

相手のシンクロモンスターの効果、または戦闘によって、自分フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターが破壊され墓地へ送られたときにのみ発動できる。

手札からレベル2のモンスターを可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。

また、このカードを発動したターンのエンドフェイズ時、この効果で特殊召喚されたモンスターをすべて破壊し、破壊したモンスター1体につき600ポイントのダメージを相手ライフに与える。

「暴走連星レベル2」は1ターンに1度しか発動できない。

 

天輪の魔導士(漫画オリカ)

レベル2 攻撃1400 守備100 効果 光属性 魔法使い族

このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分は攻撃宣言できない。

このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分はデッキからカードを1枚ドローする。

 

「私のターン、ドロー」

 

ローチ

手札2→3

 

「更に《テイク・オーバー5》を除外し、デッキからカードを1枚ドローする」

 

ローチ

手札3→4

 

「私は手札から《天輪の葬送士》を召喚」

胴体が棺桶となっている人型モンスターが現れる。

 

天輪の葬送士 レベル1 攻撃0

 

「このカードの召喚に成功した時、墓地から光属性・レベル1モンスター1体を特殊召喚できる」

《天輪の葬送士》の棺桶が開き、その中から《天輪の剣士》が飛び出した。

 

天輪の剣士 レベル1 攻撃500(チューナー)

 

「またレベル1のモンスターが2体…」

「レベル1の《葬送士》にレベル1の《剣士》をチューニング。天上の操り手を以て冥府の亡者を操れ。シンクロ召喚。《天輪の双星導士》」

両手両足に死者を操る糸を忍ばせている白銀の神官が現れる。

このカードがローチの切り札の呼び水となる。

 

天輪の双星導士 レベル2 攻撃100(チューナー)

 

「またレベル2のシンクロモンスターだポン!!」

「何の効果を持ってるんだろう…?」

「このカードのシンクロ召喚に成功した時、私は墓地のレベル2モンスターを可能な限り特殊召喚する」

《天輪の双星導士》の両手両足から紫色の魔法陣に向けて無数の糸が放たれる。

その糸に操られた《天輪の調律師》と《天輪の魔道士》2体、そして氷の結晶が付いた杖と数珠をつけた白衣の術者、《氷結界の術者》が現れる。

 

天輪の調律師 レベル2 攻撃900

天輪の魔導士×2 レベル2 攻撃1400

氷結界の術者 レベル2 攻撃1300(チューナー)

 

天輪の双星導士(漫画オリカ・調整)

レベル2 攻撃100 守備800 シンクロ・チューナー 光属性 天使族

「天輪」と名のつくチューナー+「天輪」と名のつくチューナー以外のモンスター1体

このカードのシンクロ召喚に成功した時、自分の墓地からレベル2モンスターを可能な限り、攻撃表示で自分フィールド上に特殊召喚する。

この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効化される。

この効果でモンスターを特殊召喚したターン、自分はシンクロ召喚以外の方法でモンスターを特殊召喚することができない。

 

「一瞬でモンスターが5体でてきたポン!!」

手札消費たった1枚で5体のレベル2モンスターが出現した。

そのうち、チューナーモンスターは2体。

更なるシンクロ召喚が可能だ。

「更に、《天輪鐘楼》の効果でデッキからカードを1枚ドローする」

これで、ローチの手札の枚数は元に戻る。

「レベル2の《魔導士》にレベル2の《双星導士》をチューニング。神聖なる輪を持つ巫女、あだなすすべてを浄化せよ。シンクロ召喚。《天輪の精霊巫女》」

白い衣をまとい、顔の右半分を白銀の仮面で隠した巫女が静かに祈りながら現れる。

 

天輪の精霊巫女 レベル4 攻撃1000

 

「更に、レベル2の《魔導士》にレベル2の《術者》をチューニング。暗闇の落ちる水の一滴、万里を調停する波紋となれ。シンクロ召喚。《氷結界の水精霊》」

ローチの場にどこからともなく水が集まってきて、その水の形が上半身が人間の男、下半身が魚というものに変化した。

 

氷結界の水精霊 レベル4 守備1000

 

「更に、《天輪鐘楼》の効果で合計2枚のカードをドローする」

 

ローチ

手札4→6

 

「たった1ターンでモンスターを展開しながら手札を6枚にまで増やした…」

通常召喚はすでに行われたとはいえ、これだけの手札では内容によってはさらなる展開を予想される。

「《天輪の精霊巫女》は私の場に存在するこのカード以外のシンクロモンスター1体につき1000ポイント、攻撃力がアップする」

「何!?」

《天輪の精霊巫女》の祈りにこたえるように、《氷結界の水精霊》と《天輪の調律師》が力を与える。

 

天輪の精霊巫女 レベル4 攻撃1000→3000

 

「更に、《水精霊》が存在するとき、私の場のこのカード以外のシンクロモンスターは戦闘では破壊されず、《天輪の精霊巫女》が存在するとき、お前はこのカード以外のレベル4以下のシンクロモンスターを攻撃できない」

「そのために低レベルのシンクロモンスターを…」

「単純だけど、きついコンボだポン」

これで、侑斗はほかのシンクロモンスターを倒して《天輪の精霊巫女》の攻撃力を下げることができなくなり、攻撃力で上回るモンスターを出しても戦闘破壊できなくなった。

 

天輪の精霊巫女

レベル4 攻撃1000 守備1000 シンクロ 光属性 天使族

「天輪」と名のつくチューナー+チューナー以外の「天輪」と名のつくモンスター1体

このカードの攻撃力は自分フィールド上に表側表示で存在するこのカード以外のシンクロモンスター1体につき1000ポイントアップする。

このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、相手はこのカード以外のレベル4以下のシンクロモンスターに攻撃できない。

「天輪の精霊巫女」はフィールド上に1体しか表側表示で存在することができない。

 

氷結界の水精霊

レベル4 攻撃1000 守備1000 シンクロ 水属性 アンデッド族

水属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体

このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカード以外のシンクロモンスターは戦闘では破壊されない。

 

「バトル。《天輪の精霊巫女》で《ダイガスタ・ガルドス》を攻撃」

《天輪の精霊巫女》の背中にある輪に光が収束する。

そして、彼女の手から聖なる光線が放たれる。

「きゃっ!!ユウ、助けて!!」

「罠発動!《くず鉄のかかし》!!」

ウィンダとポン太、ガルドの前に《くず鉄のかかし》が現れ、光線を防ぐ。

「ならば、カードを3枚伏せ、手札から永続魔法カード《シンクロ・キャノン》を発動。私のターンのエンドフェイズ時、攻撃宣言していない私のシンクロモンスター1体につき400ポイントのダメージを相手に与える!私はこれでターンエンド」

《氷結界の水精霊》と《天輪の調律師》の手から光の球が発射され、侑斗に命中した。

「うわっ…!!」

 

侑斗

ライフ2800→2000

 

わずかなターンで侑斗のライフが一気に半減してしまった。

攻撃を防がれることを予測したプレイングに舌を巻く。

(早く《氷結界の水精霊》を破壊して活路を開かないと…!!)

 

ローチ

手札6→1

ライフ4000

場 天輪の精霊巫女 レベル4 攻撃3000

  氷結界の水精霊 レベル4 守備1000

  天輪の調律師(《天輪の双星導士》の影響下) レベル2 守備600

  伏せカード3

  天輪鐘楼(永続魔法)

  シンクロ・キャノン(永続魔法)

 

侑斗

手札1

ライフ2000

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

  伏せカード2(うち1枚《くず鉄のかかし》)

 

シンクロ・キャノン

永続魔法カード

自分のターンのエンドフェイズ時、自分フィールド上の攻撃宣言していないシンクロモンスター1体につき400ポイントのダメージを相手ライフに与える。

 

「このままだと《くず鉄のかかし》で防いでも、ダメージを受けるポン!」

「ユウ…」

(考えろ…考えるんだ。もし、相手の立場だったらどうするのか…?この布陣を突破するには、カード効果で《氷結界の水精霊》を破壊する必要がある。けど、僕が彼の立場なら…)

残ったたった1枚のカードと墓地の《フェザーイン・ガードナー》を確認する。

「(これだけだと時間稼ぎにしかならない…)僕のターン、ドロー!」

 

侑斗

手札1→2

 

「僕は…カードを1枚伏せ、ターンエンド」

 

ローチ

手札1

ライフ4000

場 天輪の精霊巫女 レベル4 攻撃3000

  氷結界の水精霊 レベル4 守備1000

  天輪の調律師(《天輪の双星導士》の影響下) レベル2 守備600

  伏せカード3

  天輪鐘楼(永続魔法)

  シンクロ・キャノン(永続魔法)

 

侑斗

手札2→1

ライフ2000

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

  伏せカード3(うち1枚《くず鉄のかかし》)

 

「突破口が見いだせないか。私のターン、ドロー」

 

ローチ

手札1→2

 

「バトル。《天輪の精霊巫女》で《ダイガスタ・ガルドス》を攻撃」

《天輪の精霊巫女》が再び攻撃の構えに入る。

「(来る…!!)罠発動!《くず鉄のかかし》!」

再び《くず鉄のかかし》がウィンダの盾になろうとしていた。

「罠発動。《トラップ・スタン》。このターン、私たちの場に存在する罠カードの効果はすべて無効となる」

「罠発動!《シンクロン・リフレクト》!!僕の場のシンクロモンスターが攻撃対象となったとき、その攻撃を無効にし、相手の場のモンスター1体を破壊する!」

「やったーーー!これなら私は破壊されないし、《氷結界の水精霊》を破壊できるね!」

「甘いぞ、侑斗。カウンター罠《魔宮の賄賂》!相手の魔法・罠カードの発動を無効にし、破壊する!」

《魔宮の賄賂》の光線が《シンクロン・リフレクト》に襲い掛かる。

そして、その光線が命中した瞬間、2人の場に大爆発が起こった。

「うう…。破壊されちゃった…。ってあれ??」

「ウィンダが破壊されてないポン!?」

「え…ユウ!一体何を…??」

よく見ると、ローチの場に《氷結界の水精霊》がなく、彼の手札が1枚増えていた。

「なるほど…。お前の場に伏せてあったもう1枚のカードも《魔宮の賄賂》だったか」

ローチの場から《氷結界の水精霊》がいなくなったことで、《天輪の精霊巫女》の攻撃力が下がった。

 

天輪の精霊巫女 レベル4 攻撃3000→2000

 

「そうこなくてはな…。私はこれでターンエンド。そして、《シンクロ・キャノン》の効果を発動」

《天輪の調律師》の手から光の球が発射される。

「くう…!!」

ダメージは受けたものの、《氷結界の水精霊》が存在しないおかげで、ダメージが軽減されている。

 

ローチ

手札2

ライフ4000

場 天輪の精霊巫女 レベル4 攻撃2000

  天輪の調律師(《天輪の双星導士》の影響下) レベル2 守備600

  伏せカード1

  天輪鐘楼(永続魔法)

  シンクロ・キャノン(永続魔法)

 

侑斗

手札1

ライフ2000→1600

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

 

「ユウ!ありがとー!」

ガルドから勝手に飛び降り、侑斗に抱きついてくる。

「ウィンダ!今デュエル中だから…」

「いいじゃんいいじゃん!ちょっとだけこうさせてよ!」

それから10分近く、侑斗とウィンダのイチャイチャが続く。

「ポン…。試練のことをすっかり忘れてるポン」

「クリクリー…」

風クリボーも困った顔で2人の様子を見ている。

「お前のターンだ。これ以上は待てん」

「あ…。ウィンダ、そろそろ…」

「了解しました!!がんばってね!」

なぜか敬礼した後、ウィンダはガルドに騎乗した。

「ありがとう、ウィンダ。僕のターン、ドロー!」

 

侑斗

手札1→2

 

「手札から魔法カード《魔封印の宝札》を発動。このターン、僕は魔法カードの発動を封じられる代わりに、デッキからカードを2枚ドローする。バトル!《ダイガスタ・ガルドス》で《天輪の精霊巫女》を攻撃!」

「えーい!ウィンディ・ストーム!」

風の旋風が《天輪の精霊巫女》を打ち砕いた。

「むう…」

 

ローチ

ライフ4000→3800

 

「そして、僕はカードを1枚伏せ、ターンエンド」

 

ローチ

手札2

ライフ3800

場 天輪の調律師(《天輪の双星導士》の影響下) レベル2 守備600

  伏せカード1

  天輪鐘楼(永続魔法)

  シンクロ・キャノン(永続魔法)

 

侑斗

手札2

ライフ1600

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

  伏せカード1

 

「やったーー!!ライフはローチの方が大きいけど、これで逆転できるね!」

「先ほどの布陣を突破したことだけは認めよう。だが、まだ足りない。私のターン、ドロー」

 

ローチ

手札2→3

 

「私の墓地に存在する水属性モンスターが5体のみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。現れよ、我が主!!《氷霊神ムーラングレイス》!!」

「…!しまった!!《テイク・オーバー5》とシンクロ召喚で準備を整えていた!!」

地中から無数の氷柱が出現し、その中からあの氷像と同じ形をした白い海竜が現れる。

「あれが4体目の霊神…《ムーラングレイス》…」

 

氷霊神ムーラングレイス レベル8 攻撃2800

 

「このカードの特殊召喚に成功した時、相手の手札をランダムで2枚まで捨てる」

「何!?」

《氷霊神ムーラングレイス》の息吹で侑斗の残った2枚の手札が凍り付き、墓地へ送られてしまった。

 

手札から捨てられたカード

・テイク・オーバー5

・死者蘇生

 

「そして、手札から装備魔法《シンクロ・レクイエム》を発動。このカードを装備したモンスターの攻撃力は私の墓地のシンクロモンスター1体につき800ポイントアップする。私の墓地に存在するシンクロモンスターは2体。よって、攻撃力は1600ポイントアップする」

 

氷霊神ムーラングレイス レベル8 攻撃2800→4400

 

シンクロ・レクイエム

装備魔法カード

このカードを装備したモンスターの攻撃力は自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体につき800ポイントアップする。

このカードは自分の墓地にシンクロモンスターが存在しなくなったとき、墓地へ送られる。

 

「そして、手札からフィールド魔法《氷霊神の聖域》を発動」

周囲に大量の凍った樹木が現れ、一気に周囲の気温が低下していく。

「うう…寒いよー…」

「そんな…伏せカードが…!!」

あまりの気温低下によってか、侑斗の場の伏せカードが氷結する。

「私の場の水属性モンスターが攻撃するとき、相手は罠カードを発動できない」

「まずいポン!今の《ムーラングレイス》の攻撃力は4400!攻撃力2000のウィンダが攻撃されたら負けだポン!!」

「侑斗。この状況をどう切り抜ける?《ムーラングレイス》でダイレクトアタック!!」

《氷霊神ムーラングレイス》はまるで水中にいるかのように、縦横無尽に場を動き回る。

そして、その口に絶対零度の光線が放たれる。

光線に触れた空気中の水分が次々と氷結していく。

「く…僕は《フェザーイン・ガードナー》の効果発動!僕の場の風属性モンスターが攻撃対象となったとき、このカードを除外することで、その攻撃を無効にする!!」

ウィンダの前に《フェザーイン・ガードナー》が現れ、彼女を守って消滅した。

 

氷霊神の聖域

フィールド魔法カード

水属性モンスターの攻撃宣言時、そのモンスターのコントローラーから見て相手のプレイヤーはダメージステップ終了時まで罠カードを発動できない。

 

「なるほど…かわしたか。だが、《ムーラングレイス》の攻撃力は4400。この状況をどう攻略する?私はこれでターンエンドだ。そして、《シンクロ・キャノン》の効果を受けてもらう」

「く…!!」

 

ローチ

手札3→0

ライフ3800

場 天輪の調律師(《天輪の双星導士》の影響下) レベル2 守備600

  氷霊神ムーラングレイス(《シンクロ・レクイエム》装備) レベル8 攻撃4400

  伏せカード1

  天輪鐘楼(永続魔法)

  シンクロ・キャノン(永続魔法)

  氷霊神の聖域(フィールド魔法)

 

侑斗

手札2→0

ライフ1600

場 ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200

  伏せカード1

 

「ますます不利になってるよ…ユウ…」

ウィンダの言うとおり、《フェザーイン・ガードナー》の効果で何とかなったとはいえ、今のローチの場には攻撃力4400の《氷霊神ムーラングレイス》がいる。

そして、《氷霊神の聖域》のせいでそのモンスターの攻撃を罠カードで防ぐことができない。

今のウィンダの破壊効果も、墓地にガスタと名のつくモンスターがいないため、発動できない。

「まずいポン!このままだと負けちゃうポン!!!」

「…」

侑斗はデッキをじっと見る。

墓地に《テイク・オーバー5》が存在するため、今ターンで2枚のカードを手にすることができる。

それらのカードに掛けるしかない。

「(僕にはシャイニング・ドローはできないけど、デッキを信じることくらいはできる。応えて…僕のデッキ!!)僕のターン、ドロー!!」

 

侑斗

手札0→1

 

ドローしたカードを確認すると、即座に墓地から《テイク・オーバー5》を取り出し、デッキケースにしまう。

「更に、《テイク・オーバー5》を除外し、カードを1枚ドロー!」

 

侑斗

手札1→2

 

ドローした2枚のカードを見て、侑斗は笑みを浮かべる。

「ありがとう…。僕にこたえてくれて」

「何?」

「僕は手札から装備魔法《不死鳥の闘翼》と《ガスタの魔剣術》を《ガルドス》に装備!」

ウィンダの手に魔剣が装備され、彼女の力が増幅する。

しかし、《不死鳥の闘翼》に関しては特に何も起こらなかった。

「そして、場から速攻魔法《ダブル・サイクロン》を発動!!僕とあなたの場の魔法・罠カードを1枚ずつ破壊する!僕はあなたの伏せカードと《不死鳥の闘翼》を破壊する!」

「えーーー!?せっかく装備したカードを破壊するの??」

《ダブル・サイクロン》から2つの竜巻が発生し、ローチの伏せカードを破壊したが、なぜか《不死鳥の闘翼》は破壊されなかった。

 

破壊された伏せカード

・霊神の怒り

 

霊神の怒り

永続罠カード

自分フィールド上に表側表示で存在する「霊神」と名のつくモンスターが攻撃対象となったときにのみ発動できる。

攻撃モンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

 

「なぜ、《不死鳥の闘翼》が破壊されない!?」

「《不死鳥の闘翼》は1ターンに1度だけカード効果では破壊されない。そして、このカードがカード効果で破壊されなかったとき、装備モンスターの攻撃力をエンドフェイズまで倍にする!!」

「うーん!!燃えてきたよーーー!!」

「ピーーーーーー!!!!!」

ガルドが炎を纏い、不死鳥のような姿になる。

そして、ウィンダの服装が《火霊使いヒータ》のような露出度の高い服装に変化した。

愛用のホットパンツもなぜかミニスカートに変化している。

 

ダイガスタ・ガルドス レベル5 攻撃2200→3200→6400

 

不死鳥の闘翼(漫画オリカ)

装備魔法カード

1ターンに1度、このカードの破壊を無効にする事ができる。

このカードの破壊が無効になった時、装備モンスターの攻撃力は倍になる。

 

「攻撃力6400…。見事だ」

《ガスタの魔剣術》の効果を知っているのか、ローチは敗北を認めて静かにデュエルディスクを降ろした。

「バトル!《ダイガスタ・ガルドス》で…ウィンダとガルドで…《氷霊神ムーラングレイス》を攻撃!!」

「いくよーーー!!ウィンディ・フェニックス・ストラッシュ!!」

灼熱の弾丸の如く、ガルドが《氷霊神ムーラングレイス》に突撃する。

そして、ウィンダの炎と風の魔剣がそのモンスターを真っ二つに切り裂いた。

「《ガスタの魔剣術》を装備したモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える…」

 

ローチ

ライフ3800→1800→0

 

「あ…」

デュエルの勝利した瞬間、侑斗の眼にあるビジョンが浮かび上がる。

そのビジョンがわずか数秒で猛スピードで移り変わっていくが、それが何を伝えているのか理解できた。

「見事だ…。よくぞ最後の試練を突破したな」

ローチが元に戻ると、《氷霊神ムーラングレイス》のカードを渡す。

「ローチ…。あなたはこれを最後に伝えるために…」

「そうだ。分かったか?ヌメロン・コードの真の力を解放する術を…」

「うん…」

「今、この場でそれでも使うかの答えはいらない。ただ、試練を突破した証を受け取るがいい」

祭壇に氷霊神の石版が現れ、侑斗は静かに《氷霊神ムーラングレイス》のカードをかざす。

すると、石版が青い魔石がついたアミュレットに変化した。

「これで、お前はここでの試練は終わった。里へ戻るがいい…」

ローチが手をかざすと、侑斗達が光に包まれ、ワープしていった。

(世界を変える代償は大きすぎる。きっと、私がお前の立場なら、逃げ出していただろうな…)

 

里へ戻った侑斗達は長老の家で休むことになった。

人間世界へ戻る準備をカーム達がしている間のしばしの休息だ。

ちなみに、ポン太も彼女たちの手伝いのために家を出ている。

「うーん…。なんで休憩中なのにこんなに疲れるのかなー?」

「そ…それは疲れるよ。この2時間で何回…」

もしかしたら、先ほどの試練のデュエルの後よりも疲れているかもしれない。

「…」

「ウィンダ?」

「スー…スー…」

完全に熟睡モード。

彼女の寝息と可愛らしい寝顔が徐々に侑斗を眠りに誘っていく。

「ウィン…ダ…」

やさしく頬にキスをすると、侑斗もそのまま眠りについた。

4時間後、侑斗達の本当の戦いが始まることも知らずに…。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。