No.00ガスタの魔剣士ユウ
CNo.00ガスタの魔剣士ユウ・暴風
WNo.00ガスタの魔剣士ユウ・清風
No.49秘鳥フォーチュンチュン
No.50ブラック・コーン号
No.64古狸三太夫
No.74マジカル・クラウン―ミッシング・ソード
No.69 紋章神コート・オブ・アームズ
CNo.69紋章死神カオス・オブ・アームズ
蓮
No.7ラッキー・ストライプ
No.17リバイス・ドラゴン
No.32海咬龍シャーク・ドレイク
No.55竜騎兵グレン
CNo.55灼熱竜騎兵グレン
CNo.55竜闘士グレン
No.57奮迅竜トレスラグーン
No.82ハートランドラコ
No.85クレイジー・ボックス
No.90ヒート・ガストラフェテス
No.91サンダー・スパーク・ドラゴン
竜司
No.10白騎士イルミネーター
No.11ビッグ・アイ
No.18ジェムナイト・アゲート
No.52ダイヤモンド・クラブ・キング
瑠那
No.16色の支配者ショック・ルーラー
No.20蟻岩土ブリリアント
No.23セイクリッド・ルナマリア
CNo.23セイクリッド・アーク
No.30破滅のアシッド・ゴーレム
No.87雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ
鉄男VS璃緒
鉄男
手札5
ライフ4000
璃緒
手札5
ライフ4000
「俺のターン、ドロー!!」
鉄男
手札5→6
「璃緒さん!!たとえあなたがバリアンだったとしても、人間として生きた時間は消えない!!このデュエルで、そのことを証明して見せます!!」
「鉄男君…。私の望みはその時間を忘れること、バリアン七皇の1人メラグとしての生を全うすることよ」
「俺は手札から《ブリキンギョ》を召喚!!」
ブリキで作られた金魚のおもちゃが場に現れる。
ブリキンギョ レベル4 攻撃800
「このカードの召喚に成功した時、俺は手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚できる。俺は《アイアイアン》を特殊召喚!!」
マダガスカルの猿、アイアイを模した機械のおもちゃが《ブリキンギョ》に呼ばれて現れる。
アイアイアン レベル4 攻撃1600
「《アイアイアン》の効果発動!1ターンに1度、攻撃を放棄する代わりに攻撃力を400ポイントアップさせる!」
《アイアイアン》の背中のネジが回り、動きが活発化する。
アイアイアン レベル4 攻撃1600→2000
「俺はカードを2枚伏せて、ターンエンド!!」
鉄男
手札6→2
ライフ4000
場 アイアイアン レベル4 攻撃2000
ブリキンギョ レベル4 攻撃800
伏せカード2
璃緒
手札5
ライフ4000
場 なし
「(エクシーズ召喚を行わない…??ただのプレイングミス?それとも…)私のターン、ドロー!」
璃緒
手札5→6
「私は手札から魔法カード《リチュアの儀水鏡》を発動。その効果で、私は手札の《ヴィジョン・リチュア》をリリースし、《イビリチュア・リヴァイアニマ》を儀式召喚!!」
白い髪と赤い髪、そしてさまざまな生物の肉体が融合したいびつなモンスターが現れる。
イビリチュア・リヴァイアニマ レベル8 攻撃2700
「いきなり高レベル儀式モンスター!?」
「バトル!《リチュアアニマ》で《ブリキンギョ》を攻撃!!」
雄たけびを上げながら、《イビリチュア・リヴァイアニマ》が手に持っている剣で《ブリキンギョ》を切り裂こうとした。
「罠発動!!《攻撃の無力化》!!」
時空の渦が現れ、そこから発生する風に《イビリチュア・リヴァイアニマ》が吹き飛ばされる。
「く…。これでバトルフェイズは終了ね。けれど、《リヴァイアニマ》の効果発動。このカードの攻撃宣言時、デッキからカードを1枚ドローし、ドローしたカードを互いに確認する。私はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
鉄男
手札2
ライフ4000
場 アイアイアン レベル4 攻撃2000
ブリキンギョ レベル4 攻撃800
伏せカード1
璃緒
手札6→2→3(うち1枚《貪欲な壺》)
ライフ4000
場 イビリチュア・リヴァイアニマ レベル8 攻撃2700
伏せカード1
「俺のターン…ドロー!!」
鉄男
手札2→3
「俺は《アイアイアン》と《ブリキンギョ》をリリースし、《古代の機械巨人》をアドバンス召喚!!」
茶色い装甲と無数の歯車が特徴の巨人が現れる。
古代の機械巨人 レベル8 攻撃3000
(《古代の機械巨人》…。まさか、そんなカードを持っていたなんて…)
《古代の機械巨人》は貫通効果だけでなく、攻撃中の魔法・罠カードの発動を妨害する。
特殊召喚できないのがネックだが、存在するだけで相手にプレッシャーを与えることができる。
「そして、このカードは俺の墓地に存在するモンスターが機械族モンスターだけの場合、手札から特殊召喚できる!《ネジマキシキガミ》を特殊召喚!!」
白狐をつけた女性の式神が現れる。
彼女の両肩には大きなネジが1つずつついている。
ネジマキシキガミ レベル8 守備100
「《ネジマキシキガミ》まで…」
「《ネジマキシキガミ》の効果発動!1ターンに1度、相手モンスター1体の攻撃力をエンドフェイズまで0にできる!!」
《ネジマキシキガミ》のネジが発射され、《イビリチュア・リヴァイアニマ》に突き刺さった。
イビリチュア・リヴァイアニマ レベル8 攻撃2700→0
「《リヴァイアニマ》の攻撃力が…」
「璃緒さん!!何としてでもあなたと一緒に遊馬のところへ戻る!!《古代の機械巨人》で《イビリチュア・リヴァイアニマ》を攻撃!!アルティメット・パウンド!!」
《古代の機械巨人》がゆっくり起動し、《イビリチュア・リヴァイアニマ》を拳を突き飛ばした。
「きゃあああ!!」
璃緒
ライフ4000→1000
「鉄男君…。あなたの気持ちは分かってるわ。けど、私は…!!」
攻撃の影響で吹き飛ばされた璃緒はゆっくり立ち上がり、罠カードを発動する。
「私は罠カード《儀水鏡の暴走》を発動!相手が戦闘で私のリチュアと名のつく儀式モンスターが破壊した時、相手モンスター1体を破壊する!」
「何!?」
場に残された儀式鏡に《古代の機械巨人》の姿が映し出される。
すると、そのモンスターが急に錆びていき、すべての機構を停止させてしまった。
「そして、破壊された儀式モンスターを復活させる。《イビリチュア・リヴァイアニマ》を復活!!」
イビリチュア・リヴァイアニマ レベル8 攻撃2700
儀水鏡の暴走
通常罠カード
自分フィールド上に表側表示で存在する「リチュア」と名のつく儀式モンスターが相手モンスターの攻撃によって破壊され墓地へ送られたときに発動できる。
相手モンスター1体を破壊し、自分の墓地からその時破壊された儀式モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
「璃緒さん…。俺はこれでターンエンド」
鉄男
手札3→1
ライフ4000
場 ネジマキシキガミ レベル8 守備100
伏せカード1
璃緒
手札3(うち1枚《貪欲な壺》)
ライフ1000
場 イビリチュア・リヴァイアニマ レベル8 攻撃2700
璃緒のライフは大幅に削られた。
しかし、鉄男は虎の子の《古代の機械巨人》を破壊され、場に存在するのは伏せカード1枚と相手ターンではただの守備力100のモンスターでしかない《ネジマキシキガミ》1体のみ。
逆転される余地は大いにある。
「私のターン、ドロー!」
璃緒
手札3→4
「私は手札から魔法カード《儀式の準備》を発動!デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加え、更に墓地から儀式魔法を1枚手札に加える。私はデッキから《イビリチュア・ガストクラーケ》を、そして墓地から《儀水鏡》を手札に加える」
「何…!?じゃあ、また儀式召喚を??」
「私は手札から《儀水鏡》を発動。手札の《シャドウ・リチュア》を墓地へ送り、《イビリチュア・ガストクラーケ》を特殊召喚!」
イビリチュア・ガストクラーケ レベル6 攻撃2400
「し…しまった!!」
《イビリチュア・ガストクラーケ》の登場に、鉄男の顔が蒼くなる。
「知っているわね?《ガストクラーケ》の効果は」
「…。儀式召喚に成功した時、相手の手札を2枚まで見て、その中から1枚をデッキに戻す…」
鉄男は残されたたった1枚の手札を公開する。
「《死者蘇生》ね…。なら、そのカードをデッキに戻しなさい」
「分かっています…」
「バトル。《イビリチュア・ガストクラーケ》で《ネジマキシキガミ》を攻撃!!」
《イビリチュア・ガストクラーケ》のタコのような触手が《ネジマキシキガミ》に襲い掛かる。
「更に、手札から罠カード《リチュアの侵略》を発動!」
「て…手札から罠カードを!?」
「このカードは私のライフが相手のライフよりも2000ポイント以上低いとき、手札から発動できる。その効果で、このターンだけ私の場のリチュアと名のつく儀式モンスターは貫通効果を得る!」
触手が《リチュアの侵略》の力を受け、ドリル状に回転し始める。
それは《ネジマキシキガミ》を貫くと、そのまま鉄男に襲い掛かる。
「うわあああ!!」
鉄男
ライフ4000→1700
リチュアの侵略
通常罠カード
自分のライフが相手のライフよりも2000ポイント以上低い場合、手札から発動できる。
このターン、自分フィールド上に表側表示で存在する「リチュア」と名のつく儀式モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
これで、鉄男の場にモンスターはいなくなった。
このまま《イビリチュア・リヴァイアニマ》の攻撃が成立すれば、鉄男のライフが尽きる。
「鉄男君…サレンダーして…。今すぐここを立ち去って、私のことを忘れて…」
「璃緒さん…」
「私はメラグ。どんなにあなたが願っても、神代璃緒には戻れないわ…」
「俺は…あきらめません!!絶対に璃緒さんと一緒に遊馬のところへ!!」
「鉄男君…」
璃緒がわずかに鉄男にかけた人間としての情け。
素直に応じて立ち去ってくれた方が彼女にとっては良かった。
しかし、鉄男はここで逃げるような人間ではない。
もう、覚悟を決めるしかない。
「なら、地獄でその璃緒に会いに行くといいわ!!《リヴァイアニマ》でダイレクトアタック!!」
《イビリチュア・リヴァイアニマ》が鉄男に向け、剣を振り上げる。
「罠発動!!《ガード・ブロック》!!」
しかし、鉄男の周囲に展開された透明なバリアがその剣をはじく。
「《ガード・ブロック》の効果で…俺はカードを1枚ドローする…」
「《リヴァイアニマ》の効果で、カードを1枚ドローし、そのカードを公開する。私はこれで…ターンエンド」
鉄男
手札1
ライフ1700
場 なし
璃緒
手札4→1→2(《マンジュ・ゴッド》《貪欲な壺》)
ライフ1000
場 イビリチュア・リヴァイアニマ レベル8 攻撃2700
イビリチュア・ガストクラーケ レベル6 攻撃2400
「俺のターン、ドロー!!!」
鉄男
手札1→2
「俺は手札から魔法カード《エクシーズ・マニュファクチュア》を発動!このターン、召喚・特殊召喚を放棄する代わりに、墓地から同じレベルの機械族モンスター2体を選択して、召喚条件を無視して特殊召喚で、そのモンスターを素材にエクシーズ召喚を行う!俺は墓地から《古代の機械巨人》と《ネジマキシキガミ》を特殊召喚し、オーバーレイ!!エクシーズ召喚!!現れろ、《ブリキの大将軍》!!」
「こ…これは…!?」
鉄男の場に地響きとともに光があふれ、光の中に《No.72激瀧神アビス・スプラッシュ》のようなシルエットが現れる。
「《アビス・スプラッシュ》!?どうして…??」
しかし、その光が消えると、その正体は髭を生やしたヨーロッパの将軍をもしたブリキ人形で、シルエットだけなら、そのモンスターとそっくりだ。
ブリキの大将軍 ランク8 攻撃3000
エクシーズ・マニュファクチュア
通常魔法カード
自分の墓地に存在する同じレベルの機械族モンスターを2体選択して発動する。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、その効果で特殊召喚したモンスターでエクシーズ召喚を行う。
「エクシーズ・マニュファクチュア」は1ターンに1度しか発動できず、このカードを発動したターン、自分はほかのモンスターを召喚・特殊召喚することができない。
「…」
表面には出していないが、不思議な脱力感を璃緒は感じている。
モンスターは外見だけではないとはいえ、かなりいろんな意味で残念に思えて仕方ない。
鉄男はそのようなことを気にすることなく、ターンを進める。
「バトルだ!!《ブリキの大将軍》で《リヴァイアニマ》を攻撃!!」
《ブリキの大将軍》の大きな槍が《イビリチュア・リヴァイアニマ》を貫き、破壊する。
「…」
璃緒
ライフ1000→700
「《ブリキの大将軍》の効果発動!このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、そのモンスターを装備することができる!」
オーバーレイユニットを槍に宿すと、腹部が扉に変化して、大きく解放される。
そして、槍で《イビリチュア・リヴァイアニマ》を回収すると、その中にモンスターを収容した。
「《ブリキの大将軍》は自分がその効果で装備しているカード1枚につき、攻撃力が1000ポイントアップする!」
ブリキの大将軍 ランク8 攻撃3000→4000
取り除かれたオーバーレイユニット
・ネジマキシキガミ
「そして俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド!!」
鉄男
手札2→0
ライフ1700
場 ブリキの大将軍(《イビリチュア・リヴァイアニマ》装備 オーバーレイユニット1) ランク8 攻撃4000
伏せカード1
璃緒
手札2(《マンジュ・ゴッド》《貪欲な壺》)
ライフ700
場 イビリチュア・ガストクラーケ レベル6 攻撃2400
(璃緒さんが持っているオーバーハンドレッドナンバーズが何かは分からないけど、このカードがあれば…!)
鉄男が先ほど伏せたカードは《銀河のバリア―エクシーズフォース―》。
このカードでたとえ《ブリキの大将軍》よりも高い攻撃力を持つモンスターに攻撃されてもある程度対処できる。
銀河のバリア―エクシーズフォース―
通常罠カード
自分フィールド上に表側表示で存在するエクシーズ素材を持つエクシーズモンスターが攻撃対象と名達時にのみ発動できる。
その攻撃を無効にし、相手フィールド上に存在するカードを2枚まで選択して破壊する。
(鉄男君…ここまで強いなんて…)
おそらく、今の鉄男の強さはただ単に力量だけのものではない。
璃緒を連れ戻したいという強い意思が更に彼を強くしている。
「…!!」
突然、璃緒のデッキトップのカードが光り始める。
(ナッシュ…)
自分にも負けられない理由がある。
そして、次にドローするカードが鉄男の敗北を決定しうるカードだということが分かっている。
「(ごめんなさい…鉄男君)私のターン!!今こそ見せる!!バリアン七皇の真の力を!!バリアンズ・カオス・ドロー!!」
璃緒
手札2→3
「私は手札から《RUM-七皇の剣》を発動!」
「RUM!?けれど、璃緒さんの場にエクシーズモンスターは…」
「このカードは私のエクストラデッキ・墓地に存在するオーバーハンドレッドナンバーズをカオス化させる!!私はエクストラデッキの《No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ》でオーバーレイネットワークを再構築!!」
自身の番号が頭部の右側に描かれていて、身分の高いヨーロッパ女性をイメージさせる女性型モンスターが背中と手に複数の曲刀を装備して現れる。
そして、現れてすぐにオーバーレイネットワークに取り込まれる。
「カオスエクシーズチェンジ!!現れなさい、CNo.103!時をも凍らす無限の力が今、よみがえる。《神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》!」
腰の右側に番号が刻まれ、黒い羽根と赤い鎌を持った恐ろしげなイメージの令嬢が現れる。
CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ ランク5 攻撃2800
「これが璃緒さんのオーバーハンドレッドカオスナンバーズ!?けど、攻撃力は《ブリキの大将軍》の方が上だ!!」
「いいえ。このカードの召喚に成功した時点で、あなたの敗北は決まった。地獄で璃緒さんがあなたを待っているわ。《ラグナ・インフィニティ》の効果発動!1ターンに1度、カオスオーバーレイユニットを1つ取り除くことで、相手モンスター1体を選択する」
カオスオーバーレイユニットを鎌の刃に宿した《CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》。
それと同時に、《ブリキの大将軍》が大量の氷に閉ざされる。
「そして、選択したモンスターの攻撃力と元々の攻撃力の差分のダメージを与え、そのモンスターを除外する。今の《ブリキの大将軍》の攻撃力は4000。よって、あなたは1000ポイントのダメージを受ける…」
「そ…そんな…!!」
《CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》が鎌を振り上げる。
その鎌が《ブリキの大将軍》を破壊し、鉄男にとどめを刺したとき、璃緒はもはや後戻りができなくなる。
「(さようなら…鉄男君…)ガイダンス・トゥ・パーガトリィ!!」
鎌が氷もろとも《ブリキの大将軍》を切り裂く。
切り裂かれるのと同時に発生したワームホールに氷と《ブリキの大将軍》の破片が取り込まれていった。
そのあと、ワームホールが閉じるのと同時に発生した衝撃波が襲い掛かる。
「うわああああ!!」
鉄男
ライフ1700→700
取り除かれたオーバーレイユニット
・No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ
ブリキの大将軍
ランク8 攻撃3000 守備3000 エクシーズ 地属性 機械族
機械族レベル8モンスター×2
1ターンに1度、このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送ったとき、エクシーズ素材を1つ取り除くことで、そのモンスターを装備カード扱いにしてこのカードに装備することができる。
このカードの攻撃力はこの効果で装備したカード1枚につき1000ポイントアップする。
また、このカードが破壊されるとき、代わりにこのカードに装備されているカードを1枚墓地へ送ることができる。
「これで終わりよ!!《ラグナ・インフィニティ》!!」
《CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》の刃が鉄男を切り裂いた。
「うわああああ!!!!」
鉄男
ライフ700→0
ライフが0になったのと同時に、鉄男はゆっくり倒れた。
「くそ…!このデュエルは絶対に負けられなかったのに…。勝って、璃緒さんと一緒に遊馬のところへ戻るはずだったのに…」
薄れゆく意識の中で、なぜか鉄男の脳裏に璃緒と蓮の笑顔が浮かぶ。
「蓮…。璃緒さんを…」
蓮に後を託し、鉄男は静かに消滅した。
その時の鉄男はなぜか安心し、穏やかな表情になっていた。
「…」
璃緒は涙を流すと、そのまま遊馬の追跡を開始した。
そして、鉄男のカードが光り始め、どこかへ飛んでいく。
ドロワVSドルベ
ドロワ
手札5
ライフ4000
ドルベ
手札5
ライフ4000
「私の先攻、ドロー!!」
ドロワ
手札5→6
「私は手札から《幻蝶の刺客イチモンジ》を召喚!」
2本の短剣を装備しているイチモンジチョウの戦士が現れる。
幻蝶の刺客イチモンジ レベル4 攻撃0
「更に、このカードは私の場に存在する幻蝶の刺客と名のつくモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる。《幻蝶の刺客タテハ》を特殊召喚!」
幻蝶の刺客タテハ レベル4 攻撃1200
「これで、レベル4モンスターは2体か」
「私は《イチモンジ》と《タテハ》でオーバーレイ!!エクシーズ召喚!現れよ、《シャドー・バタフライ・アサシン》!!」
シャドー・バタフライ・アサシン ランク4 攻撃2300
召喚されたにもかかわらず、モンスターが現れない。
「D・パッドが壊れているのか?それとも、これが正常なのか?」
「さあ…それはどうだろうな?私はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」
ドロワ
手札6→3
ライフ4000
場 シャドー・バタフライ・アサシン(オーバーレイユニット2) ランク4 攻撃2300
伏せカード1
ドルベ
手札5
ライフ4000
場 なし
「お前とここで遊んでいる暇はない。すぐに倒し、自らの使命を全うする。私のターン、ドロー!!」
ドルベ
手札5→6
「私は手札から魔法カード《光天使の施し》を発動。デッキからカードを3枚ドローし、手札の光天使と名のつくモンスターを2体墓地へ送る!」
手札から墓地へ送られたカード
・光天使ソード
・光天使ブックス
光天使の施し
通常魔法カード
自分はデッキからカードを3枚ドローし、手札の「光天使」と名のつくモンスター2体を墓地へ送る。
手札にそのモンスターが2枚存在しない場合、手札をすべて墓地へ送る。
「そして、私は手札から《光天使ランス》を召喚!」
円錐状の刀身を持つ西洋風の槍の形をしたモンスターが現れる。
金と青が基調で、持ち手の部分には黒い人面のような紋章がある。
光天使ランス レベル4 攻撃1900
「このカードの召喚に成功した時、私は墓地から光天使と名のつくレベル4・光属性・天使族モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。私は墓地から《光天使ブックス》を特殊召喚!」
基調としている色が《光天使ランス》と同じで、聖書のような形をしたモンスターが現れる。
そのモンスターにも《光天使ランス》と同じ紋章がある。
光天使ブックス レベル4 守備1400
光天使ランス
レベル4 攻撃1900 守備1200 効果 光属性 天使族
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地から「光天使」と名のつくレベル4の光属性・天使族モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「私はレベル4の《光天使ランス》、《ブックス》でオーバーレイ!!エクシーズ召喚!聖なる光を受け継ぎし騎士、《光天使ヘブンズ・ナイト》!!」
紫色に染まった空を突き破り、白馬に乗った騎士がドルベの場に舞い降りる。
金と青が基調の鎧と剣。
そして、空いている手には例の紋章が刻まれている聖書を持っている。
光天使ヘブンズ・ナイト レベル4 攻撃2300
「私は《シャドー・バタフライ・アサシン》の効果を発動!!」
「何!?」
突然、そのモンスターの影の中から真っ黒な蝶の戦士が現れる。
そして、両腕に忍ばせているリストブレードを《光天使ヘブンズ・ナイト》の背中に突き刺すと、再び影の中へその行方をくらませた。
「このカードは相手がエクシーズ召喚を行ったとき、オーバーレイユニットを1つ取り除くことでそのモンスターの効果を無効にし、攻撃力を1000ポイントダウンさせる」
光天使ヘブンズ・ナイト レベル4 攻撃2300→1300
取り除かれたオーバーレイユニット
・幻蝶の刺客イチモンジ
シャドー・バタフライ・アサシン
ランク4 攻撃2300 守備1300 エクシーズ 闇属性 戦士族
闇属性・レベル4モンスター×2
相手の場にエクシーズモンスターがエクシーズ召喚された時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことで発動する。
そのモンスターの効果を無効化し、攻撃力を1000ポイントダウンさせる。
「シャドー・バタフライ・アサシン」のこの効果は1ターンに1度しか発動できない。
「ならば、私は手札から《RUM-バリアンズ・フォース》を発動!その効果で私は《ヘブンズ・ナイト》をカオス化する!!」
「何!?手札にはすでにRUMが…」
「私は《ヘブンズ・ナイト》でオーバーレイネットワークを再構築。カオスエクシーズチェンジ!現れろ、《CX光天使ウロボロス・ナイト》!!」
胸部の中心に例の紋章が刻まれている漆黒の鎧を装備した騎士が白馬に乗って現れる。
右手には剣が、左手には聖書ではなく円錐状の槍が装備されていて、兜で隠れたその眼は紫色に光っている。
CX光天使ウロボロス・ナイト ランク5 攻撃2500
光天使ヘブンズ・ナイト
ランク4 攻撃2300 守備2500 エクシーズ 光属性 天使族
「光天使」と名のつくレベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
手札を全て墓地へ送り、デッキからカードを2枚ドローする。
また、このカードがフィールドから離れたとき、自分の墓地の「光天使ヘブンズ・ナイト」以外の天使族モンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
「すぐにカオスエクシーズに変化させるだと…!?」
《シャドー・バタフライ・アサシン》の効果は1ターンに1度しか発動できない。
そして、《RUM-バリアンズ・フォース》にはもう1つ効果がある。
「《バリアンズ・フォース》の効果により、《シャドー・バタフライ・アサシン》のオーバーレイユニットを1つ奪う」
これで、《シャドー・バタフライ・アサシン》の効果は使用できなくなってしまった。
奪われたオーバーレイユニット
・幻蝶の刺客タテハ
「更に、手札から魔法カード《エクシーズ・ブースト》を発動!私の場のモンスター1体の攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップさせ、オーバーレイユニットを1つ取り除く!」
カオスオーバーレイユニットを剣で砕いた《CX光天使ウロボロス・ナイト》の体が一瞬だけ光る。
CX光天使ウロボロス・ナイト ランク5 攻撃2500→3500
取り除かれたオーバーレイユニット
・光天使ランス
オーバーレイ・ブースト
速攻魔法カード
フィールド上に表側表示で存在するエクシーズモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターのエクシーズ素材を1つ取り除き、攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップさせる。
「更に、《ウロボロス・ナイト》の効果発動!1ターンに1度、カオスオーバーレイユニットを1つ取り除くことで、エンドフェイズまで墓地の光天使と名のつくモンスター1体の攻撃力分アップさせる!」
カオスオーバーレイユニットが《CX光天使ウロボロス・ナイト》の鎧に宿ると、墓地から《光天使ランス》が現れる。
そして、光となって槍に宿ると、《CX光天使ウロボロス・ナイト》の鎧が黒から白に変化し、強烈な光を発すると、《シャドー・バタフライ・アサシン》が驚き、ドロワの場へ移動する。。
CX光天使ウロボロス・ナイト ランク5 攻撃3500→5400
取り除かれたオーバーレイユニット
・光天使ブックス
「攻撃力5400!?」
「バトルだ!!《ウロボロス・ナイト》で《シャドー・バタフライ・アサシン》を攻撃!!ウロボロス・ブレイク!!」
《CX光天使ウロボロス・ナイト》が槍で《シャドー・バタフライ・アサシン》を貫こうとした。
「罠発動!《和睦の使者》!!これで、お前は私のモンスターを戦闘では破壊できず、私に戦闘ダメージを与えることはできない!」
《和睦の使者》が2体のモンスターの間に割り込むと、《CX光天使ウロボロス・ナイト》は攻撃をやめ、ドルベの場に戻る。
「防いだか。私はカードを2枚伏せ、ターンエンド。《ウロボロス・ナイト》の攻撃力は元に戻る」
ドロワ
手札3
ライフ4000
場 シャドー・バタフライ・アサシン ランク4 攻撃2300
ドルベ
手札6→1
ライフ4000
場 CX光天使ウロボロス・ナイト(オーバーレイユニット2) ランク5 攻撃5400→2500
伏せカード2
「私のターン、ドロー!!」
ドロワ
手札3→4
「(《ウロボロス・ナイト》…。墓地の光天使の力を得る効果は強力だ。だが、それはお前のターンにしか発動できず、エンドフェイズ時に攻撃力は元に戻る。今なら…)私は《シャドー・バタフライ・アサシン》で《ウロボロス・ナイト》を攻撃!」
「何?攻撃力は私の《ウロボロス・ナイト》の方が…!!」
《シャドー・バタフライ・アサシン》がドロワの影の中へ身を隠すのと同時に、ドロワは墓地からあるカードを発動する。
「その瞬間、私の墓地に存在する《幻蝶の刺客イチモンジ》の効果発動!闇属性・戦士族モンスターが相手モンスターと戦闘を行う時、このカードを墓地から除外することでそのモンスターの攻撃力を倍にする」
「何!?」
《CX光天使ウロボロス・ナイト》の陰から現れた《シャドー・バタフライ・アサシン》のリストブレードにはなぜか雷が纏っている。
シャドー・バタフライ・アサシン ランク4 攻撃2300→4600
「ライトニング・シャドーキル!!」
「させん!!手札から《光天使シールド》の効果を発動!私の場の光天使と名のつくモンスターに対する攻撃宣言時、このカードを手札から特殊召喚し、その攻撃を無効にする!」
天使の羽根の装飾が施されている白銀の盾が現れる。
光天使共通の紋章は中央部に刻まれている。
光天使シールド レベル4 守備2000
光天使シールド
レベル4 攻撃0 守備2000 効果 光属性 天使族
自分フィールド上に表側表示で存在する「光天使」と名のつくモンスターが攻撃対象となったとき、このカードを手札から特殊召喚することで、その攻撃を無効にすることができる。
「私は手札の《幻蝶の刺客セセリ》の効果発動!このカードは通常召喚できない代わりに、モンスターが特殊召喚された自分のターンのメインフェイズ時に手札から特殊召喚できる」
両腕にグローブを装備しているセセリチョウを模した他の蝶戦士よりも一回り小さいモンスターが現れる。
幻蝶の刺客セセリ レベル4 攻撃1400
幻蝶の刺客セセリ
レベル4 攻撃1400 守備1500 効果 闇属性 戦士族
このカードは通常召喚できない。
このカードは自分のターンにモンスターが特殊召喚された場合、そのターンのメインフェイズ時に手札から特殊召喚することができる。
このカードはシンクロ素材とならず、戦士族以外のエクシーズモンスターの素材にすることができない。
「更に、私は手札から《幻蝶の刺客アゲハ》を召喚!」
幻蝶の刺客アゲハ レベル4 攻撃1800
「そして、このカードは私が戦士族モンスターの召喚に成功した時、手札から特殊召喚できる。《幻蝶の刺客オオルリ》を特殊召喚!」
幻蝶の刺客オオルリ レベル4 攻撃0
「レベル4のモンスターが3体…。さらにエクシーズ召喚を行おうというのか!?」
「私はレベル4の《セセリ》、《アゲハ》、《オオルリ》でオーバーレイ!エクシーズ召喚!死神の大ガマを振るいし死の蝶!《デスサイズ・バタフライ》!!」
漆黒の巨大な鎌を持つ白い蝶を模した戦士が現れる。
デスサイズ・バタフライ ランク4 守備3000
「このカードは私の場にエクシーズモンスターがいなければ特殊召喚できないが、このカードのエクシーズ召喚に成功したとき、相手のライフを半分にする!」
「何!?」
《デスサイズ・バタフライ》がドルベに向けて、鎌を投げつける。
鎌は回転しながら軌道を描き、ドルベを切り裂く。
「ぐうう…!!(く…!!これではこのカードを発動できないか…!!)」
ドルベ
ライフ4000→2000
「私はカードを1枚伏せ、ターンエンド!!」
ドロワ
手札4→0
ライフ4000
場 シャドー・バタフライ・アサシン ランク4 攻撃2300
デスサイズ・バタフライ(オーバーレイユニット3) ランク4 守備3000
伏せカード1
ドルベ
手札1
ライフ2000
場 CX光天使ウロボロス・ナイト(オーバーレイユニット2) ランク5 攻撃2500
光天使シールド レベル4 守備2000
伏せカード2
「く…!!この私がライフを失うとは…。私のターン、ドロー!!」
ドルベ
手札1→2
「私は手札から魔法カード《光天使の流星》を発動!私の手札に存在する光天使と名のつくモンスター1体を墓地へ送ることで、私の場の光天使と名のつくエクシーズモンスターはこのターン、相手の場に存在するすべてのモンスターに1回ずつ攻撃できる」
《光天使ウィングス》が手札から捨てられるのと同時に、《CX光天使ウロボロス・ナイト》の白馬に翼が現れる。
光天使の流星
通常魔法カード
自分の手札に存在する「光天使」と名のつくモンスター1体を墓地へ送り、自分フィールド上に表側表示で存在する「光天使」と名のつくエクシーズモンスター1体を選択することで発動できる。
選択したモンスターはこのターン、相手フィールド上に存在するモンスターすべてに1回ずつ攻撃できる。
このカードを発動したターン、自分のエクシーズモンスター以外のモンスターは攻撃できない。
「そして、《ウロボロス・ナイト》の効果発動。カオスオーバーレイユニットを1つ取り除くことで、《ランス》の攻撃力を得る!」
CX光天使ウロボロス・ナイト ランク5 攻撃2500→4400
取り除かれたオーバーレイユニット
・幻蝶の刺客タテハ
「バトル!《ウロボロス・ナイト》で《シャドー・バタフライ・アサシン》と《デスサイズ・バタフライ》を攻撃!!」
《CX光天使ウロボロス・ナイト》の剣が《シャドー・バタフライ・アサシン》に、槍が《デスサイズ・バタフライ》にそれぞれ襲い掛かる。
「そして、罠カード《メテオ・レイン》を発動!これで私の場のモンスターはこのターン、貫通効果を得る」
「何…!?」
剣の刃が《シャドー・バタフライ・アサシン》を切り裂いた。
「うわあああ!!」
ドロワ
ライフ4000→1900
そして時間差で槍が《デスサイズ・バタフライ》を貫こうとした。
「《デスサイズ・バタフライ》の効果発動!このカードが攻撃対象となったとき、オーバーレイユニットを1つ取り除くことで、その攻撃を無効にする!」
大鎌にオーバーレイユニットが宿り、《デスサイズ・バタフライ》はそれを回転させて攻撃を防ぐ。
「そして、このカードの攻撃力は攻撃モンスターの攻撃力の半分の数値分アップする」
デスサイズ・バタフライ ランク4 攻撃2000→4200
取り除かれたオーバーレイユニット
・幻蝶の刺客アゲハ
デスサイズ・バタフライ
ランク4 攻撃2000 守備3000 エクシーズ 闇属性 戦士族
このカードは自分フィールド上にエクシーズモンスターが表側表示で存在する場合にのみ、表側守備表示でエクシーズ召喚することができる。
このカードがエクストラデッキからエクシーズ召喚に成功した時、相手のライフを半分にする。
また、このカードが攻撃対象となったとき、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことでその攻撃を無効にし、攻撃モンスターの攻撃力の半分の数値だけのこのカードの攻撃力がアップする。
「く…。これでは《メテオ・レイン》は無駄打ちか…」
「どうした?バリアンの力はその程度だったのか?」
「おのれ…しぶとい!!私はこれでターンエンドだ」
ドロワ
手札0
ライフ1900
場 デスサイズ・バタフライ(オーバーレイユニット2) ランク4 守備3000
伏せカード1
ドルベ
手札1→0
ライフ2000
場 CX光天使ウロボロス・ナイト(オーバーレイユニット1) ランク5 攻撃4400→2500
光天使シールド レベル4 守備2000
伏せカード1
「私のターン、ドロー!!」
ドロワ
手札0→1
「私は《デスサイズ・バタフライ》を攻撃表示に変更」
デスサイズ・バタフライ ランク4 守備3000→攻撃4200
「バトル!!《デスサイズ・バタフライ》で《ウロボロス・ナイト》を攻撃!!」
《デスサイズ・バタフライ》の毒の鱗粉が鎌の刃をコーティングする。
そして、その鎌が《CX光天使ウロボロス・ナイト》を一撃で切り裂いた。
切り裂かれた部分から徐々に鎧や肉体が紫色に染まり、灰となる。
「うわああああ!!」
ドルベ
ライフ2000→300
「更に私は永続罠《甘美なる鱗粉》を発動。私の場のアサシンと名のつくエクシーズモンスターが戦闘で相手の攻撃表示モンスターを破壊した時、相手モンスター1体を墓地へ送ることができる。私は《光天使シールド》を墓地へ送る!!」
攻撃し終わった後、《デスサイズ・バタフライ》は鱗粉を《光天使シールド》に向けてまき散らす。
《光天使シールド》の無機質な盾でもその毒にはかなわず、紫色の灰となった。
甘美なる鱗粉
永続罠カード
自分フィールド上の「アサシン」と名のつくエクシーズモンスターが相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターを戦闘で破壊して墓地へ送ったとき、相手モンスター1体を選択することで発動できる。
選択したモンスターを墓地へ送る。
「甘美なる鱗粉」のこの効果は1ターンに1度しか発動できない。
「私はカードを1枚伏せ、ターンエンド」
「その瞬間、墓地の《ウロボロス・ナイト》の効果発動!オーバーレイユニットを持つこのカードが相手モンスターの攻撃によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、デッキから通常魔法カードを1枚選択して手札に加える。私はデッキから《光天使の祝福》を手札に加える」
(デッキから魔法カードを…!?一体、どういう効果を…?)
CX光天使ウロボロス・ナイト
ランク5 攻撃2500 守備2000 エクシーズ 光属性 天使族
光属性レベル5モンスター×3
このカードは相手モンスターの攻撃によって破壊され墓地へ送られた場合、エンドフェイズ時に自分はデッキから通常魔法カードを1枚選択して手札に加える。
また、このカードが「光天使ヘブンズ・ナイト」をエクシーズ素材としている時、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分の墓地に存在する「光天使」と名のつくモンスター1体を選択して発動する。
このカードの攻撃力はエンドフェイズまで選択したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
ドロワ
手札1→0
ライフ1900
場 デスサイズ・バタフライ(オーバーレイユニット2) ランク4 攻撃4200
甘美なる鱗粉(永続罠)
伏せカード1
ドルベ
手札0→1(《光天使の祝福》)
ライフ300
場 伏せカード1
「人間よ。ここまで私を追い詰めたことは褒めてやる。さすがは九十九遊馬の仲間というべきか…」
ドルベは目を閉じ、デッキトップに指を掛ける。
「だが、お前たちと同じように、私にも負けられない理由がある。このターンで決着をつけさせてもらう!!」
眼を大きく開いた瞬間、指に掛けられたカードが光り始める。
「何!?このターンでだと…!?」
今のドルベの場にあるのは伏せカード1枚のみ、そしてドロワの場には攻撃力4200の《デスサイズ・バタフライ》がいて、ライフもまだ1900残っている。
この状況で逆転できるはずがないと思っていた。
しかし、このターンでドロワは七皇の、カオスの恐ろしさを思い知る。
「私のターン、バリアンズ・カオス・ドロー!!」
ドルベ
手札1→2
「私は手札から《RUM-七皇の剣》を発動!エクストラデッキ・墓地に存在するオーバーハンドレッドナンバーズをカオス化させる!!」
「何!?場に存在しないナンバーズをカオス化だと!?」
「私はエクストラデッキに存在する《No.102光天使グローリアス・ヘイロー》でオーバーレイネットワークを再構築!!」
右側の羽根に自らの番号が刻まれている純金の大弓兵がオーバーレイユニットに取り込まれる。
「カオスエクシーズチェンジ!!現れよ、《CNo.102光堕天使ノーブル・デーモン》!!」
純金だった体が紫と黒が基調の物に変化し、無骨な投げ槍を右手に新たに装備している。
悪魔の名を持つが、一応天使族だ。
CNo.102光堕天使ノーブル・デーモン ランク5 攻撃2900
「オーバーハンドレッドカオスナンバーズ!?まさか、このタイミングで…!!」
「更に私は先ほど手札に加えた《光天使の祝福》を発動。私の場の伏せカード1枚を墓地へ送ることで、私の墓地に存在する光天使と名のつくモンスター2体を渡しの場のエクシーズモンスターのオーバーレイユニットにする」
伏せカードが奈落へと送られるのと共に、入れ替わりで2つのオーバーレイユニットが《CNo.102光堕天使ノーブル・デーモン》の力となる。
墓地へ送られた伏せカード
・白き盾
オーバーレイユニットとなったカード
・光天使ヘブンズ・ナイト
・CX光天使ウロボロス・ナイト
光天使の祝福
通常魔法カード
自分フィールド上にセットされている魔法・罠カード1枚を墓地へ送ることで発動できる。
自分フィールド上に表側表示で存在するエクシーズモンスター1体を選択する。
自分の墓地に存在する「光天使」と名のつくモンスター2体を選択したモンスターの下に重ねてエクシーズ素材にする。
「オーバーレイユニットを増やしただと…??」
「そして、《ノーブル・デーモン》の効果発動!1ターンに1度、カオスオーバーレイユニットを1つ取り除くことで、相手モンスター1体の効果を無効にし、攻撃力を0にする!」
「何!?」
《CNo.102光堕天使ノーブル・デーモン》の両羽からカオスの力が放たれる。
カオスに飲み込まれた《デスサイズ・バタフライ》は力を失い、その身を地に落とす。
デスサイズ・バタフライ ランク4 攻撃4200→0
取り除かれたカオスオーバーレイユニット
・光天使ヘブンズ・ナイト
「そんな…効果と攻撃力が…」
「さらばだ…。《ノーブル・デーモン》で《デスサイズ・バタフライ》を攻撃!!」
《CNo.102光堕天使ノーブル・デーモン》が投槍を投擲する。
投槍のそばにはなぜか吸血鬼と化した2体の天使が一緒にいる。
その天使が《デスサイズ・バタフライ》にかみつき、避けるための力をも奪い取る。
「く…!!罠カード発動!《聖なるバリア―ミラーフォース―》!!」
虹色のバリアが動けぬ《デスザイズ・バタフライ》に展開されるが、投槍はバリアを突き破る。
「何…!?」
「《ノーブル・デーモン》は破壊されるとき、代わりにカオスオーバーレイユニットを2つ取り除くことができる。そして、このカードのカオスオーバーレイユニットがすべて取り除かれた時、相手に1500ポイントのダメージを与える」
かみついていた天使の1人がドロワに目を向けると、彼女の喉にかみつく。
「うう…うわああああ!!」
ドロワ
ライフ1900→400
「そして、攻撃は続行する」
バリアを突き破った投槍が《デスサイズ・バタフライ》を貫き、そのままドロワに命中した。
「…」
ドロワ
ライフ400→0
「く…!!足止めすら、できないとは…」
傷だらけになったドロワはそのままうつぶせに倒れ、消滅した。
「九十九遊馬…。次は貴様だ。うん…?」
ドロワのカードが1枚、光に包まれ、宙に浮かぶ。
「死してなお、九十九遊馬の力となろうというのか…」
ドルベの手が浮かぶカードに近づける。
そして、あと少しでつかめるところで手を止め、背を向ける。
「いいだろう。それほど力になりたいというのであれば、好きにするがいい」
カードはそのままどこかへ飛んで行った。