大空と死の支配者   作:ばすけばすけ

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呼び方について

・チェーロ
アルシェ、レイナ、クーデリカ、ウレイリカ、エンリ、ネム

・アルシェ
チェーロ、レイナ、天使達、エンリ、ネム

・レイナ
チェーロさん、アルシェさん、クーデリカ、ウレイリカ、エンリ、ネム

・エンリ
チェーロさん、アルシェさん、レイナさん、クーデリカちゃん、ウレイリカちゃん、ネム

・ネム
チェーロさん、アルシェさん、レイナさん、クーデリカちゃん、ウレイリカちゃん、お姉ちゃん


ハムスケとの語り

エ・ランテルを出立したチェーロ達はハムスケに急いでもらい一日でエ・ぺスペルの宿屋へと到着していた。

 

「ここまでくれば当分は大丈夫かな。ハムスケに感謝しないとね。」

 

「ええ でもまさかオリハルコンまで昇格するとは思いませんでしたわ。」

 

「私なんかがいいんでしょうか。冒険者になったばかりですし、倒したのはゾンビだけですよ。絶対に過大評価ですよこれ。」

 

「心配ない。あの口ぶりからして私達の戦っている姿を見ているはずだから、それを見て判断しているはず。でもアデマンタイトでないのが残念。」

 

部屋を3部屋確保し各自荷物を纏めて馬車から降りる。ちなみにチェーロが一人部屋である。すでに幼子三人は眠そうでうつらうつらしていた。

 

「「お姉ちゃん。寝よーーーーー。」」

 

「可愛い天使達が呼んでいる。チェーロも来る?」

 

「今回は遠慮しておこうかな。姉妹水入らずの機会を邪魔したくないし。ほら、待ってるから早く行ってあげて。」

 

「わかった。じゃあ次回は必ず。二人も喜ぶから。」

 

「チェーロさんお優しいのはわかりますが、アルシェさんは本気ですわよ。ならアルシェさんの次は私とも寝てくださいね。では私もこれで、おやすみなさい。ネムも船を漕いでいますしエンリも行きますわよ。」

 

「待ってくださいレイナさん。ネムは私が運びますよ。チェーロさんもおやすみなさい。」

 

「俺はハムスケの毛繕いをしてあげてから寝ようかな。」

 

「本当でござるか姫!!!嬉しいでござるよ!」

 

アルシェはクーデリカとウレイリカに両脇から抱き着かれて嬉しそうに部屋へと向かって行った。レイナはチェーロの対応に溜息を吐きつつもネムを抱きかかえてエンリと一緒に部屋へと向かう。残されたチェーロは感謝の意味も込めて井戸で水を組むとハムスケの身体を拭き始めた。ハムスケは嬉しそうにチェーロに身を任せていた。

 

「これからどこに向かうのでござるか?」

 

「ん?不安?あの森が恋しいなら戻っても大丈夫だよ。」

 

「不安などないでござるよ。某は姫に忠誠を誓った身でござる故。しかしあの幼子三人に長旅は酷だと思うのでござる。」

 

「そうだね。王都でいい場所があれば一番いいのかなとは考えているけど。最悪、あの森の中に家でも建ててもいいかなとは思っているんだ。そうするとネム達が人間社会から隔絶されちゃうのが難点なんだよね。あとはスレイン法国か竜王国か・・・。」

 

「未知の場所に行くというのもワクワクするでござる。某も姫を見習って番いを見つけて種の存続に努めたいと思うでござるよ。」

 

「番いって・・・。あの三人とはそういう関係ではないよ。エンリにはカルネ村救済という目的があるし、レイナは呪いを解呪したお礼に縛られているだけ。アルシェは妹達と安息の地を探しているからね。俺だけだよ目的もなくフラフラしているのは・・・(俺は人外で歳を取らないし、いつまでも一緒にはいることはできないよ。ユニや白蘭も来るって言っていたけどいつになるのかな。この世界で異分子の俺がどこまで自由に行動してもいいのかもわからないんだよね。)」

 

「姫は難しく考えすぎな気がするでござるよ。雄の本能のままに行動するのも時には必要だと思うでござる。某も含めて、どんなことになろうと姫を責めないでござるよ。」

 

ハムスケがチェーロと二人っきりになる機会がなかったため、ハムスケはこの機会にとチェーロに色々と質問をしていた。ハムスケはチェーロの答えたことに不満げではあったが毛繕いとゆっくり話せたことが嬉しかったのかお礼を言って馬小屋に向かって行った。




ツナはこの世界に対して壁を作っています。
元の世界での自身が背負ってきた役割の重要性から、この世界で好き勝手に動いた場合の与えてしまうであろう影響。人外で不老不死な為、いつかは別れがあること。という点がネックになっています。
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