大空と死の支配者   作:ばすけばすけ

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その頃の〇〇では

~エ・ランテル~

 

「おい 聞いたか! 白百合が旅たったらしいぞ。」

 

「まじかーー。俺、アルシェちゃん狙ってたのに!!」

 

「俺はエンリちゃんだ!!あの鞭でシバかれたい。」

 

「変態がいる!俺はもちろんチェーロちゃん!あの一見するとクールな中に見える笑顔が堪らなく可愛いんだ!!できれば踏んでほしい!」

 

 

「あーー男っていやだいやだ。」

 

「フ ブリタだってレイナちゃんにメロメロだっただろ。」

 

「あれは同じ戦士で同性として尊敬していただけよ。貴方達みたいな肉欲をこもった目で見てはいないわ。」

 

 

 

 

 

「良かったのかアインザック。この街の最高戦力だろ。」

 

「冒険者を縛り付けることはできないからな。反感されて喧嘩別れをするよりも、いい印象のまま旅立ってもらって戻ってくる確率にかけたほうがいい。」

 

 

 

 

 

 

「ガジッちゃん大丈夫~?せっかく召喚したモンスターが倒されちゃったけど。」

 

「問題ない。こいつがあればデス・ナイトは一日一体、スケリトル・ドラゴンは二体召喚できるのでな。感謝するぞクレマンティーヌ。一週間後だ。一週間後に死の螺旋を行う!!」

 

「そう?なら期待してるよ。私はその混乱に乗じて逃げるけど悪く思わないでね。」

 

「構わん!なんなら追手の風化聖典の連中も始末してやるわ!」

 

「ウフ 期待しとく(無理だよガジッちゃん。デス・ナイトくらいなら漆黒聖典のメンバーなら簡単に倒せるはず。風化聖典の目的も私ではなくてこのアイテムだから、混乱に乗じてこのアイテムを装備したこの道具を攫いに来るはず。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~カルネ村~

 

「くそ!あの村長め!」

 

「あなた、エンリに期待しましょ。バレアレ家のンフィーレアくんはエンリのことが好きみたいだから、ンフィーレアくんがエンリに告白できれば村のこともなんとかなるかもしれないわ。」

 

「俺はあんなナヨナヨした男は認めん!!それに、それではエンリを村のために売ったみたいではないか!」

 

「そうね。エンリがンフィーレアくんに向けている感情は只の友達って感じみたいだし。こればかりは強制できないわね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ナザリック~

 

24時を越えた玉座の間では、モモンガが現状に内心狼狽えていた。

 

 強制ログアウトされなかった上、ゲームでは表示されたアイコンやコンソール類の表示が一切出なくなったのだ。これでは通常のログアウトも出来ない。更にチャットもGMコールも使えない状況に陥り、途方にくれ唸りながら席より立ち上がる。

 

「んんっ?!(一体どういうことだぁぁ!)」

 

「――どうかなさいましたか、モモンガ様?」

 

「セバスよ、ナザリックの外、地表へと出て周辺の状況を確認せよ」

 

「承知いたしました、モモンガ様」

 

 

「アルベドよ。至急、第六階層の闘技場へ、第四、第八を除く各階層守護者へ来るように伝えよ。集合時間は、今から一時間後だ」

 

「畏まりました」

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