スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

116 / 136

恐らく平成最後の投稿となります!

それと、コナンの映画を観てきました!真さんがチートすぎるとだけ言います!

令和でも本小説をお願いします!


第69話 王者の資格

 

ー新垣 零だ。

 

俺達はNーノーチラス号の格納庫にいた。

 

ジャン「アンジュさん!ヴィルキスの整備、終わってますから!」

 

アンジュ「あ、ありがとう…」

 

ジャン「もうすぐ創界山ですからね。これまでの戦いでダメージを受けた機体は急いで修理しないと!じゃあ、僕…次はマジンガーの整備に行ってきます」

 

タスク「ジャン…」

 

モモカ「ジャン君…。ここの所、ずっと部屋で泣いているみたいです…」

 

アンジュ「ごめん、ジャン…。ナディアを救い出せなくて…」

 

零「それを言うなら俺達もだ…」

 

アマリ「ゼフィちゃんばかりに気が行き過ぎていたばかりに…」

 

アスナ「もっとあの時、しっかりと探していれば…」

 

グランディス「それをジャンに言う必要はないよ」

 

イオリ「グランディスさん…」

 

アンジュ「でも…」

 

グランディス「ジャンが泣いていたのは、自分にナディアを救い出す勇気がなかったからだよ…」

 

ゼフィ「勇気…」

 

サンソン「ああ、そうだ…。たとえ足手まといになっても、あの時、タスクや零達と一緒に行くべきだったって…」

 

ハンソン「ジャンは、誰かに任せるしかなかった自分の無力さが悔しかったんだ」

 

グランディス「ドンパチは出来ないだろうが、アルゼナルに突撃する事は出来たはず…。あいつはそれを後悔しているんだよ」

 

零「ジャン…」

 

グランディス「だが、心配はいらないよ。ジャンは、もう吹っ切った」

 

サンソン「頼むぜ、ハンソン。チャンスがあったら、俺達はジャンの運転手をやってやらなきゃならねえからな」

 

ハンソン「任せておいてよ。その時のためにグラタンも万全の状態にしておくから」

 

モモカ「皆さん…決して諦めてないんですね」

 

グランディス「当然だよ。そして、あんな想いをするのは二度と御免だ…。だから、ここまできたらアル・ワース中のクソ野郎を全部退治してやるつもりだ」

 

アンジュ「それ、私も乗るよ。最後のエンブリヲだけじゃなく、ドアクダーも闇の帝王もベリアルもゴゴールも全部やる…。ルルーシュのママとV.V.、アーサー王にキバ、バイストンウェルの戦いの元凶も、かぎ爪の男もザンギャックも、レコンギスタ軍もまとめてね」

 

ルルーシュ「(アンジュ達はそれぞれの目的の為に動こうとしている…。それなのに、俺は…。俺は、二度と…ナナリーやシャーリー達を巻き込まないと決めたはずなのに…!)」

 

コーネリア「辛気臭い顔をしていると、格好いい顔が台無しだぞ、ルルーシュ」

 

ルルーシュ「姉上…」

 

コーネリア「私も枢木も…ユフィ達を救い出す為に動き出している…。お前はどうするつもりだ?」

 

ルルーシュ「俺はギアス以外にそこまでの力は…」

 

コーネリア「ならば、ギアスを使って、ユフィ達を助け出すか?」

 

ルルーシュ「ふざけるな!ギアスの力は二度と使わないと決めたんだ!それに、ギアスを使うと…また、誰かを傷つけてしまう…!」

 

コーネリア「…だったら、ギアスを封じ、ゼロという仮面を隠したお前に残されているのは何だ?」

 

ルルーシュ「俺に…残されているのは…」

 

コーネリア「お前はゼロの時、私までも陥いれた頭脳があるだろう?」

 

ルルーシュ「!」

 

コーネリア「これからも私達が勝つ為の…そして、ユフィ達を助け出せる為の指揮をしてくれ、ルルーシュ」

 

ルルーシュ「…ふっ、流石は姉上…。俺の事をよく知っている」

 

コーネリア「姉だからな。敵対していたとしても」

 

ルルーシュ「少し、戦略を立てます。手伝ってもらえますか、姉上?」

 

コーネリア「当たり前だ」

 

ルルーシュも覚悟を決めたか…。

 

ノブナガ「(アーサーと共にV.V.がいたとなると、あそこにはノブカツもいる…。俺は…ノブカツを討つ事が出来るのか…?)」

 

ジャンヌ「ノブナガ…」

 

ミツヒデ「…」

 

タスク「それにしてももうすぐ創界山か…」

 

アスナ「そこにドアクダーがいるのね…」

 

タスク「エンブリヲすら恐れた、闇の支配者…。俺達は勝てるのか…」

 

すると、突然、Nーノーチラス号が揺れた。

 

零「な、何だ⁉︎」

 

マリア「何が起こったの⁉︎」

 

エレクトラ「エクスクロス各員へ。本艦は創界山周辺に張られた結界に衝突した模様…。なお、結界を破る術はない為、本艦は進路を変更します」

 

カイザム「結界だと…⁉︎」

 

カンタム「それがある限り、僕達は創界山へは行けないという事か…!」

 

進路を変更って…何処に行く気なんだ…?

 

結局来たのはモンジャ村か…。

 

何だか懐かしいな…。

 

オババ「おおっ!あれは…!」

 

オジジ「第四世代型超光速恒星航行用超弩級万能宇宙戦艦ヱクセリヲンとはのう…」

 

オババ「は?」

 

ヒミコ「やっほー!ヒミコだよ〜!」

 

ワタル「オババ様、オジジ様!救世主ワタル、モンジャ村に帰ってきたよ!」

 

オジジ「ヒミコにワタル…。二人共、元気そうで何よりじゃ」

 

オババ「いよいよ、その時が来たという事か…」

 

俺達は艦を降りて、オババさん達の所まで来た。

 

オババ「…そうか。ついにドアクダーに挑むか…」

 

ワタル「でも、バリアみたいなものが張られているおかげで僕達、創界山に入れないんだ」

 

アマリ「ドアクダーと戦う為の力…創界山の秘宝…。それこそが道を拓く鍵だと思うんですが…」

 

ワタル「でも、赤龍と青龍に言われた通り、六つの秘宝は集めたよ」

 

オババ「おお…お前達、秘宝を揃えたのか」

 

シバラク「界層ボス達が守っていた六つの秘宝…神部の笛、真実の鏡、灼熱の剣、極寒の剣、ヨカッタネ、千光の腕輪…」

 

ヒミコ「ぜ〜んぶ集めたけど、何も起こらなかったのだ」

 

オババ「六つの秘宝の力で最後の秘宝を手に入れなければ先には進めん…」

 

ワタル「オババ様は秘宝の事を知っていたの?」

 

オババ「お前達の旅の様子は幻龍斎が逐次報告してくれたからな。こちらでも色々と調査を進めていたのじゃ。そのおかげかのう…。ワシにもお告げが降りてきた」

 

ワタル「お告げって…予言みたいなもの?」

 

オババ「そうじゃ。心して聞くがいい、ワタル。六つの秘宝が揃う時…ドアクダーを倒す為の最後の秘宝が現れる…。その名…龍王の剣と龍神の盾…」

 

ワタル「龍王の剣と龍神の盾…」

 

零「それこそがドアクダーを倒し、創界山の虹を元の色に戻す力なんですね…」

 

オババ「おそらく、その龍王の剣と龍神の盾があれば、創界山を覆うドアクダーの闇の結界も破壊する事ができるだろう」

 

ワタル「それって…どうやって手に入れるの?」

 

オババ「残念ながら、そこまでは分からん…」

 

ヒカル「ありゃりゃ!肝心なところで!」

 

イズミ「それじゃあ、あたし達はこれからどうやって戦っていけばいいんだい?」

 

リョーコ「言っても仕方ねえよ、イズミ。別の方法を考えるしかねえ」

 

ワタル「そうだね!それしかないね!」

 

オババ「強くなったようじゃな、ワタル」

 

ワタル「へへへ…今日までずっと旅をしてきたからね!」

 

しんのすけ「ワタル君の成長ぶりは、すごかったゾ!流石は救世主だゾ!」

 

アマリ「はい、見違えるように強くなりました!」

 

オババ「そう言う術士殿も随分と強くなられましたな」

 

アマリ「もし、そうならば、それはワタル君達に鍛えてもらった為です」

 

オババ「(何故じゃろうな…。術士殿のまとう気…神部七龍神の加護を持つワタルと同じように感じる…。それに…)」

 

零「確かに、アマリも強くなったよな。ブリキントンを前に悲鳴を上げていた頃とは大違いだ」

 

アマリ「も、もう!その事は言わないで!」

 

オババ「零…お前も真実に辿り着いたようだな。よもや、お前も同じアル・ワースの人間だったとは…」

 

零「驚くのも無理はありません。ですが、今の俺はレイヤ・エメラルドであり、新垣 零ですから」

 

オババ「最近の若者というのはドンドンと強くなっていきおるな…。ネメシスと呼ばれる存在の調査を続けている所じゃ」

 

零「奴の力は未知数です…。調査には気をつけてください」

 

オババ「お前も無理をするなよ?」

 

零「肝に命じておきます」

 

アスナ「それは無理な相談ですよ、オババさん!」

 

メル「零さんが無理するのはもう病気みたいなものですから」

 

零「酷いな、二人共⁉︎」

 

ゼフィ「そんな事はないですよ!」

 

零「ゼフィ…」

 

ゼフィ「病院では治らないので病気ではないです!ですが、無理矢理付き合わされた私も辛い目にあっていましたけど…」

 

零「…なんか、それはごめん」

 

オジジ「じーっ…」

 

虎王「な、何だよ、このジジイは⁉︎」

 

幻龍斎「(ふむ…。やはり、ジイ様も虎王に何かを感じているようだな…。シュワルビネガーもそうだったように虎王もドアクダーの力で本来の姿を変えられているかも知れん…。そうなると虎王がドアクダーの息子というのも疑うべきだろう…)」

 

すると、クラマが走って来た。

 

クラマ「ワタル!ドアクダー軍団が、こちらに向かってるらしい!」

 

ワタル「僕達を創界山に行かせないつもりだな!」

 

シバラク「ならば、迎え撃つまで!行くぞ、皆の者!」

 

オババ「気をつけろ、ワタル」

 

ワタル「大丈夫だよ、オババ様。エクスクロスのみんなもいるんだし」

 

オババ「感じるんじゃ…。とてつもなく巨大な力がモンジャ村に近づいているのを…」

 

ワタル「え…」

 

オババ「わからない…。この力…光なのか、それとも闇なのか…」

 

俺達はそれぞれの艦へ戻った…。

 

 

 

 

第69話 王者の資格

 

 

 

ドアクダー軍団が来たか…!

 

エレクトラ「ドアクダー軍団、確認!界層ボスも複数、見られます!」

 

ネモ船長「機動部隊を発進させろ」

 

俺達は出撃した。

 

虎王「界層ボスが、揃ってお出ましかよ!」

 

クルージング・トム「エクスクロス!これ以上、先へは進ませんぞ!」

 

ヴィラル「クルージング・トム…!」

 

デス・ゴット「我等、界層ボスの力を結集して、お前達を止める!」

 

ルルーシュ「デス・ゴットか…」

 

ソイヤ・ソイヤ「俺達の力を甘く見るなよ!」

 

甲児「ソイヤ・ソイヤの奴…!調子に乗りやがって!」

 

ドクトル・コスモ「ワシの計算では、今度こそ、勝てるはず!」

 

アンジュ「ドクトル・コスモ…。相変わらずみたいね」

 

アック・スモッグル「ヘドロ御殿の借り、必ず返したる!」

 

幻龍斎「アック・スモッグル…!性懲りも無く!」

 

ビビデ・ババ・デブー「あたし達がいる限り、あんた等はここで終わりだよ!」

 

トッド「気合い入ってるな、ビビデ・ババ・デブーのババア!」

 

ゼフィ「…」

 

アスナ「どうしたの、ゼフィ?睨んじゃって…」

 

ゼフィ「あのアック・スモッグルという人…確か、ママをいやらしい目で見ていたおじさんですよね?」

 

メル「え…う、うん。そうだよ」

 

ゼフィ「許しません…!ママをいやらしい目で見ていただけでなく、ママの笑顔は私とパパのものなのに!」

 

アマリ「ゼ、ゼフィちゃん⁉︎怒る所そこじゃないよ⁉︎それから、嫌な思い出を思い出させないで!零君もゼフィちゃんを止めて!」

 

零「…よく言った、ゼフィ!よっしゃあ、二人でママをいやらしい目で見ていたあのクソ親父をぶっ飛ばそうぜ!」

 

アスナ「…親娘は似るものね」

 

アマリ「はい…」

 

ワタル「(オババ様が感じていた巨大な力ってこいつ等の事なのか…)」

 

龍神丸「ワタル…」

 

ワタル「考えていても仕方ない!やるよ、龍神丸!」

 

弘樹「界層ボスを全員フルで出してきたって事はドアクダーは、ここで俺達を止める気らしいな!」

 

カノン「決戦という事ですね…!」

 

ウィル「ならば、それをぶち抜くだけだ!」

 

ニック「僕達は、こんな所で止まってはいられないんだ!」

 

ノブナガ「狙いは各界層ボスだ!奴等に攻撃を集中させろ!」

 

ワタル「行くぞ、界層ボス!お前達を突破して、僕達は創界山へ向かうんだ!」

 

戦闘開始だ!

 

 

 

 

〈戦闘会話 エイサップVSクルージング・トム〉

 

エレボス「本当にしつこいね、あの人!」

 

クルージング・トム「うるさい!俺の積年の恨みを思い知れ!」

 

エイサップ「恨みとか知った事じゃない!何度でも来るなら叩き斬ってやるだけだ!」

 

 

 

グレンラガンとアッカナナジンの攻撃でセカンドガンにダメージを与えた。

 

クルージング・トム「くっ…!こ、これは不可能なミッションだったか!」

 

セカンドガンが爆発した。

 

朗利「あばよ、クルージング・トム…」

 

金本「しつこい男だし、どうせ、どこかで生きていると思うけどね」

 

 

 

 

〈戦闘会話 ノブナガVSデス・ゴッド〉

 

デス・ゴッド「見えるぞ、破壊王。お前の迷いが!そんな状態で俺様に勝てるのか?」

 

ノブナガ「俺の迷いにお前は関係ない!俺はお前を越えて、迷いも斬り伏せる!」

 

 

蜃気楼とザ・フールの攻撃でスケルバットはダメージを受けた。

 

デス・ゴッド「い、いかん!機体が復活不可能な程、バラバラになる!」

 

スケルバットは爆発した。

 

ノブナガ「死神を気取る男だ…。何だかんだ言って、本物の死神に連れて行かれる事はないだろう」

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 ヒーローマンVSソイヤ・ソイヤ〉

 

ソイヤ・ソイヤ「ヒーローごっこもここまでだ、小僧!」

 

ヒーローマン「…!」

 

ジョーイ「僕達の戦いはごっこじゃない!そして、お前達も倒してやる!」

 

 

 

マジンカイザーとヒーローマンの攻撃でキングヘラクロスにダメージを与えた。

 

ソイヤ・ソイヤ「う、うおおおおおっ!お、俺の祭りが終わるぅぅぅぅっ‼︎」

 

キングヘラクロスは爆発した。

 

甲児「どうせちゃっかり逃げ出してるくせに最後まで騒々しい男だったぜ…」

 

 

 

 

〈戦闘会話 竜馬VSドクトル・コスモ〉

 

ドクトル・コスモ「今度こそ、ゲッター線を頂く!」

 

竜馬「懲りねえな、てめえは!だったら、たっぷりと味わえやがれ!ゲッターの恐ろしさをな!」

 

 

 

ヴィルキスと真ゲッター1の攻撃にギーガンはダメージを負った。

 

ドクトル・コスモ「こ、この結果…!ワシの計算でも導きだせなかったぁぁっ‼︎」

 

ギーガンは爆発した。

 

隼人「…自分に自信を持つのは勝手だが、最後まで計算違いを認めなかったな…」

 

弁慶「まあ、しぶとく逃げ出したみたいだけどな…」

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VSアック・スモッグル〉

 

アック・スモッグル「今度こそ、お前達を倒して、勝利のホールインワンを決めてやるわい!」

 

アスナ「あの手のおじさんって、本当にゴルフが好きね」

 

零「だったら、ゴルフで応えてやるよ!てめえを地面に埋めて、顔面にゴルフクラブをぶっ放してやるよ!」

 

アック・スモッグル「な、何⁉︎」

 

アスナ「怖い事言わないでよ!ここにはゼフィもいるのよ!ねぇ、ゼフィ!」

 

ゼフィ「…生温いですよ、パパ!ゴルフクラブよりも金属バットの方が効果的です!ヴァンさんの代わりに私達が相手になります!」

 

アック・スモッグル「さ、最近の若者は怖い…!」

 

アスナ「もう嫌だ、この親娘…」

 

 

 

幻王丸とゼフィルスネクサスの攻撃にコンボスはダメージを負った。

 

アック・スモッグル「は、破産だ!ワシの人生の破産だぁぁぁっ‼︎」

 

ギーガンは爆発した。

 

ヒミコ「はさんだ、はさんだ!あのオッサン…カニに何かを挟まれたのか!」

 

幻龍斎「憎まれっ子、世にはばかる…。だが、ドアクダーさえ倒せば、あの連中もまともになるかも知れん…」

 

ゼフィ「ふう…何だかスッキリしました!」

 

零「次、アマリに手を出したらこんなものじゃ済まねえからな」

 

アスナ「…もう何も言う気力はないわ…」

 

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 バーンVSビビデ・ババ・デブー〉

 

ビビデ・ババ・デブー「元気でやっているようだね、バーン」

 

バーン「おかげさまでな。手は抜かんぞ、ビビデ・ババ・デブー!」

 

ビビデ・ババ・デブー「望む所だよ!掛かってきな、バーン!」

 

 

 

 

 

ビアレスとズワウスの攻撃でヘルライガーはダメージを負った。

 

ビビデ・ババ・デブー「や、やるじゃないか!だが、こんな攻撃じゃやられないよ!」

 

バーン「ならば…ショウ!力を貸して欲しい!」

 

ショウ「わかった、バーン!」

 

サーパインとズワウスが同時に攻撃を仕掛けた…。

 

ショウ「界層ボスはここで倒す!」

 

バーン「ショウ、二体同時攻撃で仕掛けるぞ」

 

ショウ「よし、ここで決めるぞ!」

 

二機は接近して、ズワウスはオーラキャノンで牽制する。

 

バーン「我々のオーラ力、とくと味わってもらおう!」

 

そして、二機はオーラソードで斬り裂いていく。

 

ショウ「バーン、しくじるなよ!」

 

バーン「心配無用だ!」

 

最後に二機同時にオーラ斬りで斬り裂いた。

 

バーン「朽ちるがいい!」

 

ショウ「落ちろぉぉぉっ‼︎」

 

ビビデ・ババ・デブー「う、嘘だろ⁉︎」

 

サーバインとズワウスの攻撃を受けて、ヘルライガーは大ダメージを負った。

 

ビビデ・ババ・デブー「ええい!寄る年波には勝てないって事かい!」

 

ヘルライガーは爆発した。

 

トッド「あばよ、ババア…。隠居して、息子達と暮らせよな…」

 

リチャード「勝負ありだな」

 

ホープス「…」

 

アマリ「どうしたの、ホープス?」

 

ホープス「ここからが本番のようです」

 

暗黒大将軍にアイアンカイザー…ケドラの大群か…!

 

鉄也「暗黒大将軍か!」

 

真上「キバもいるようだな」

 

ワタル「オババ様の言っていた巨大な力ってあいつ等の事だな!」

 

龍王丸「気をつけろ、ワタル!今日の暗黒大将軍達は、これまでとは違う!」

 

暗黒大将軍「流石は龍神の化身…。気がついたか」

 

甲児「どういう事だ、暗黒大将軍⁉︎」

 

キバ「そうさ!この俺達こそが、てめえ等の待ち望んでいたものだ!」

 

暗黒大将軍「そして、同時にお前達を底知れぬ闇へと送り込む者だ!」

 

シバラク「何だと⁉︎」

 

幻龍斎「言葉の意味はわからんが、確かにいつも以上の迫力ウラ!」

 

暗黒大将軍「その証を見せてやろう!」

 

この闇は…⁉︎

 

ワタル「何なの、これ⁉︎」

 

龍王丸「気をつけろ!圧倒的な闇の力だ!」

 

サラマンディーネ「これは…!」

 

さやか「場所は確かにモンジャ村だけど…」

 

ボス「こ、これって…闇の帝王が出てきた時と同じだ!」

 

暗黒大将軍「お前達も理解しただろう。今の俺の力…圧倒的な闇を」

 

由木「どうやって、これだけの力を得たの⁉︎」

 

暗黒大将軍「知りたいのなら、教えてやる」

 

剣を取り出した…⁉︎

 

海道「剣だと…?」

 

暗黒大将軍「この剣の名は…龍王の剣!」

 

ワタル「えええっ‼︎」

 

零「龍王の剣…だと⁉︎」

 

優香「ドアクダーを倒すための力をどうして、あなたが持っているの⁉︎」

 

暗黒大将軍「我が主である闇の帝王の盟友、ドアクダーは自らを倒す力を秘めた、龍王の剣に呪いをかけた。それによって、龍王の剣は強大な力そのままに闇の力を持つ魔剣として生まれ変わった!そしてその力は、最強の闇の戦士である、暗黒大将軍の剣に宿ったのだ!」

 

ワタル「そんな…」

 

龍王丸「しっかりしろ、ワタル!神部七龍神の力を秘めた龍王の剣を闇の者に使わせるわけにはいかない!」

 

ワタル「そ、そうだね、龍王丸!」

 

スカーレット「暗黒大将軍!龍王の剣を返してもらう!」

 

暗黒大将軍「出来るかな、お前達に!」

 

こ、今度は地震か…⁉︎

 

キバ「おーおー。やってくれるぜ!」

 

シバラク「な、何だ、天変地異か⁉︎」

 

クラマ「全ては暗黒大将軍を中心に起きてやがる!」

 

葵「あいつの持ってる龍王の剣の力って事⁉︎」

 

シーラ「そうです…。あれは今、邪龍の剣と呼ばれるべき存在となっています」

 

アイラ「恐ろしい力です…!」

 

暗黒大将軍「邪龍の剣か…。悪くない銘だ」

 

ショウ「ただでさえ手強い暗黒大将軍がそんな力を手にしたら…!」

 

チャム「そんなのとどうやって戦うのよ!」

 

しんのすけ「怖がっている場合じゃないゾ!」

 

ワタル「しんちゃんの言う通りだ!方法なんてわからなくても、やるしかない!」

 

サコミズ「そうだな。行くぞ、みんな!」

 

キバ「いいぜ、いいぜ!面白くなってきた!」

 

暗黒大将軍「そうだ!それでこそだ!お前達こそ、この俺が正面から戦うに値する戦士達だ!来るがいい、魔神達よ!この俺の全身全霊を以て、お前達の相手をする!嵐よ、吹け!大地よ、揺れろ!暗黒大将軍最大の戦いをお前達も祝福しろ!」

 

甲児「行くぜ、暗黒大将軍!キバ!」

 

海道「龍王だか、邪龍だろうが俺達を止められると思うな!」

 

真上「今日がお前達の命日となる…!」

 

ワタル「僕達は絶対に諦めるもんか!」

 

鉄也「お前達を倒し、その邪龍の剣を止めてみせるぞ!」

 

戦闘開始だ…!

 

 

 

 

〈戦闘会話 海道VSキバ〉

 

キバ「てめえ等とも長い付き合いになっちまったな、髑髏!」

 

海道「そうだな。なら、そろそろ白黒つけようじゃねえか!」

 

真上「どちらかが負け、どちらかが勝つ…それを今、証明する!」

 

キバ「ああ、そうだ!行くぜ、髑髏ォォォッ‼︎」

 

海道「来やがれ、キバァァァッ‼︎」

 

 

〈戦闘会話 甲児VSキバ〉

 

キバ「カイザー!暗黒大将軍にはわりいが俺が引導を渡してやるよ!」

 

甲児「そう簡単に負けてたまるかよ!覚悟しやがれ、キバ!俺とマジンカイザーの力を!」

 

 

〈戦闘会話 鉄也VSキバ〉

 

キバ「今日こそは皇帝の座から引き摺り下ろしてやるぜ、エンペラー!」

 

鉄也「悪いが、皇帝の座から引き摺り下ろされるつもりはない!俺とエンペラーはお前などには負けん!」

 

 

 

 

SKLはインフェルノブラスターでアイアンカイザーにダメージを与えた。

 

キバ「やるじゃねえか!だが、こんなもんで俺を倒せると思うなよ!」

 

海道「てめえかしぶといってのは俺達が嫌ってほどわかってんだよ!」

 

真上「いつまでもダラダラと戦っているほど、暇ではない…。キバ、これでケリをつけるぞ!」

 

キバ「いいぜ!これで終わりだ!」

 

アイアンカイザーがSKLに攻撃を仕掛けた…。

 

キバ「髑髏ォ…!引導を渡してやるぜ!串刺しにしてやる!」

 

アイアンカイザーは双頭の槍でSKLを串刺しにしようとしたが、SKLはそれを避けた。

 

真上「ぬるい攻撃だな」

 

海道「腕が鈍ったんじゃねえか、キバの大将!」

 

今度はSKLが攻撃を仕掛けた。

 

海道「キバ!今度こそ終わらせてやるよ!真上、一気に決めるぜ!」

 

真上「奇遇だな。俺もそう思っていた!」

 

SKLは可変式バイク、SKL-RRに跨り、運転して、ブレストリガーを連射して当てた。

 

真上「こいつのスピードは一味違うぞ!」

 

突進したと同時にSKL-RRは骸骨馬の姿になる。

 

真上「無論、パワーもな!」

 

海道「さあ、こっからが本番だ!でりゃあっ!」

 

SKLは槍を投げ、アイアンカイザーに突き刺し、牙斬刀で斬り、突き刺した槍を持ち、空高くへ吹き飛ばした。

 

真上「今だ、海道!」

 

海道「インフェルノギガブラスタァァァァッ‼︎」

 

インフェルノブラスターよりも強力な熱光線を出し、アイアンカイザーにぶつける。

 

真上「うおおおおおっ‼︎」

 

キバ「ぐっ…ぬあぁぁぁぁぁっ‼︎」

 

さらに威力を上げ、熱光線はアイアンカイザーを飲み込み、アイアンカイザーは大ダメージを受けた。

 

海道「神が恐れ、悪魔すら慄く…!」

 

海道&真上「「俺達が地獄だ!」」

 

インフェルノギガブラスターを受けたアイアンカイザーは大きく吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。

 

キバ「へ…へへっ…。また、負けちまったか…」

 

真上「もう蘇ってくるな、面倒だからな」

 

キバ「つれねえな…。ちっとは、静かに休む、か…」

 

アイアンカイザーは爆発した…。

 

由木「キバ…最後まで戦いに呑まれた男でしたね…」

 

真上「それが奴の生き様でもあったのだろうな。まあ、もうその様な事を考える必要はないがな」

 

海道「あばよ、キバの大将…」

 

暗黒大将軍「キバが敗れたか…。だが、私は簡単には倒されんぞ」

 

甲児「やってみないとわからないだろう!行くぜ、暗黒大将軍!」

 

 

 

〈戦闘会話 海道VS暗黒大将軍〉

 

暗黒大将軍「髑髏の魔神よ。地獄を見せてやるぞ!」

 

真上「そうか。だが、それは不可能だ!俺達が地獄だからな」

 

海道「邪龍の剣だかなんだから知らねえが…俺の剣と勝負してみようぜ、暗黒大将軍!」

 

 

 

三大魔神皇帝の攻撃に暗黒大将軍はダメージを負った。

 

暗黒大将軍「ぐうっ…!」

 

鉄也「俺達の勝ちだ、暗黒大将軍!」

 

暗黒大将軍「…その通りだ、剣 鉄也…。死力を尽くして戦った結果だ…。何の悔いもない…」

 

甲児「暗黒大将軍…」

 

海道「気に入らねえ奴だったが、お前は将軍の名に相応しい戦士だったぜ」

 

暗黒大将軍「お前達程の戦士にそう言われた事は、いい手向けになる…。さら…ば…」

 

今度は何だ…⁉︎

 

トオル「何が起きているの⁉︎」

 

カイザム「邪龍の剣に込められた闇の力が主である暗黒大将軍を失う事で暴走を始めているぞ!」

 

暗黒大将軍「ウオオオオオオッ‼︎」

 

邪龍の剣の力が…!

 

ガードダイバー「また天変地異が起きる!」

 

バトルボンバー「さっきのとは比べものにならないぐらい、大きいぞ!」

 

暗黒大将軍「グアアアアアアッ‼︎」

 

カノン「も、もうメチャクチャです!」

 

メル「暗黒大将軍を中心にマグマが噴出し、吹雪が吹き荒れています!」

 

ハーリー「ダメです!全ての計器類が正常に作動しません!」

 

マリア「理が崩壊を始めているのね…!」

 

アスナ「大気まで汚染されているわ!このままじゃモンジャ村は…!」

 

弘樹「どうするんだよ!ここにいれば、俺達も…!」

 

零「モンジャ村にはまだ多くの村人がいるんだぞ!」

 

ネモ船長「零の言う通りだ!我々の手で何とかする!」

 

エレクトラ「船長…」

 

ネモ船長「どんな手段を使っても、我々は目的を成し遂げなければならない…!だが、人の生命をその犠牲にするのは最後の最後の手段だ」

 

ネモ船長…。

 

零「こうなったら…!」

 

ゼフィルスネクサスは暗黒大将軍の前まで移動した。

 

イオリ「何をするつもりだ、零⁉︎」

 

零「俺の中に残されたレイヤの力を解放して…あの闇の力を抑え込む…!」

 

カレン「そんな事出来るの⁉︎」

 

零「やってみなければわからねえ!ハアァァッ…!」

 

俺は力を込めた。

 

零「うおおおおおっ‼︎」

 

そして、光の手を出し、暗黒大将軍を包んだが…。

 

暗黒大将軍「グオオオオッ‼︎」

 

零「くっ…!な、なんて力だ…!抑え、込めない…!」

 

暗黒大将軍「グアアアアアアッ‼︎」

 

闇の力が増幅し、光の手は破壊された。

 

零「うわぁぁぁぁっ‼︎」

 

そして、その力に俺は押し負けてしまった。

 

ゼフィ「パパ!」

 

アマリ「零君、大丈夫⁉︎」

 

零「な、何とかな…!」

 

リュクス「零さんの力でも不可能だなんて…!」

 

ワタル「こんなの…どうすれば…!」

 

アマリ「諦めてはダメです、ワタル君!救世主のあなたなら、この状況をひっくり返せるかも知れないんです!」

 

龍王丸「ワタル!今こそ、秘宝の力を使う時だ!」

 

ワタル「創界山の秘宝…。そうか!やってみせる!」

 

千光の腕輪が光った…⁉︎

 

ワタル「千光の腕輪が光ってる…!今、わかった!千光の腕輪は秘宝を集めて、その力を使えるんだ!」

 

龍王丸、マジンカイザー、マジンエンペラーG、SKLがゼフィルスネクサスの隣に立った。

 

ワタル「お願い、神部の笛!地震を止めて!お願い、真実の鏡!本物の暗黒大将軍を教えて!お願い、灼熱の剣!吹雪を押し返して!お願い、極寒の剣!マグマを冷やして!お願い、ヨカッタネ!空気を綺麗にして!」

 

秘宝の力で天変地異が収まった…?

 

ヒミコ「やったのだ!モンジャ村が元通りになったのだ!」

 

ワタル「後は…!」

 

暗黒大将軍「グオオオオッ‼︎」

 

暗黒大将軍が龍王丸に攻撃したが、攻撃を防いだ。

 

シバラク「邪龍の剣を防いだ!」

 

ワタル「千光の腕輪の真の力は、秘宝の力を使うだけじゃない…。その中に龍神の盾を宿していたんだ」

 

クラマ「どうして、その力は今まで出てこなかったんだ?」

 

幻龍斎「待っていたのだろう。ワタルが真の救世主と成長するのを」

 

ワタル「真の救世主…」

 

暗黒大将軍「どうやら、邪竜の剣も対となる盾の真の持ち主を見つけ、本来の姿へと戻るようだ…」

 

邪龍の剣が龍王の剣に戻り、龍王丸の元へ渡った。

 

ワタル「この光が…龍王の剣…」

 

龍王丸「そうだ。龍王の剣と龍神の盾は、千光の腕輪に納められ、必要な時に力を貸してくれるだろう」

 

暗黒大将軍「見事だ、救世主…。お前は…王者の資格を持つ…」

 

甲児「暗黒大将軍!」

 

鉄也「最後は俺達が相手になる!」

 

真上「見せてやるぞ、暗黒大将軍」

 

海道「魔神三皇帝の力をな!」

 

魔神三皇帝は暗黒大将軍に攻撃を仕掛けた…。

 

甲児「行くぞ、暗黒大将軍!これがマジンガーの力だ!」

 

鉄也「カイザー、エンペラー、SKL…。魔神三皇帝が揃えば、勝てない敵などいない!」

 

真上「ふっ、そう言う事だ」

 

海道「それなら、行くぜ!」

 

三大魔神皇帝は動き出した。

 

鉄也「これでも、喰らえ!サンダーボルトブレイカァァッ‼︎」

 

海道「もらうぜ、剣!トールハンマーブレイカァァッ‼︎」

 

マジンエンペラーがサンダーボルトブレイカーで攻撃し、その雷を牙斬刀の剣身で受け止めたSKLが斬り裂いた。

 

甲児「俺も負けていられないな!光子力ビィィィィム‼︎」

 

斬り裂かれた暗黒大将軍目掛けて、カイザーは光子力ビームをぶつける。

 

真上「吹き飛べ!ルストストリーム!」

 

甲児「ルストトルネード!」

 

鉄也「ルストタイフーン!」

 

三つの突風が暗黒大将軍を襲う。

 

甲児「行くぜ、鉄也さん!ファイヤーブラスタァァァァァッ‼︎」

 

鉄也「任せろ!グレートブラスタァァァァッ‼︎」

 

カイザーはファイヤーブラスター、エンペラーはグレートブラスターを出す。

 

海道「やるじゃねえか、兜、剣!俺達も負けていられねえぞ、真上!」

 

真上「当然だ!インフェルノブラスタァァァァッ‼︎」

 

SKLもインフェルノブラスターを出した。

 

暗黒大将軍は魔神三皇帝の熱光線を受ける。

 

甲児「終わりだぁぁぁぁぁっ‼︎」

 

暗黒大将軍「ぐがあぁぁぁぁぁぁっ‼︎」

 

三機はさらに熱光線の威力を上げ、それを受けた暗黒大将軍は大ダメージを受けた。

 

甲児&鉄也「「俺達が…!」」

 

甲児&鉄也&海道&真上「「「「地獄だ‼︎」」」」

 

魔神三皇帝の攻撃で暗黒大将軍は吹き飛ばされた。

 

暗黒大将軍「礼を言うぞ、剣 鉄也、兜 甲児、髑髏の魔神…。お前達にやられるのなら、悔いはない…。さらばだ…エクスクロス…。戦士として…将として…良い人生で…あったぞ…」

 

暗黒大将軍は爆発した…。

 

鉄也「オリュンポスの将…。俺達は、お前の強さを忘れないだろう…」

 

シモン「龍王の剣と龍神の盾…」

 

舞人「それが揃った今…」

 

ショウ「創界山への道が開かれるのか…」

 

零「どうだ、ワタル?」

 

ワタル「今からわかる…。龍王の剣と龍神の盾の力があれば、闇の結界を払う事が出来るよ」

 

エレクトラ「ネモ船長…。別働隊からこちらに合流するとの通信が入りました」

 

ネモ船長「では、このモンジャ村を合流地点として伝えてくれ」

 

ワタル「いよいよ決戦か…」

 

アマリ「(でも、このままでいいんでしょうか…。このアル・ワースの真理を知ったエンブリヲとエグゼブは超常的な力を私達に見せつけました…。光と闇…その片側の頂点に立つドアクダーと闇の帝王…。今の私達で勝てるのでしょうか…)」

 

…オニキスと…いや、ネメシスと手を組んでいたV.V.はエンブリヲ達と一緒にいた…。まさか、ネメシスはエンブリヲ達を取り込もうとしているのか…?

 

 

 

ーネモだ。

 

私達はNーノーチラス号の艦橋にいた。

 

エレクトラ「…別働隊からの報告を読み上げます」

 

ネモ船長「うむ…」

 

エレクトラ「別働隊はキャピタル・アーミィ、トワサンガ、ジット団それぞれの戦力の中核を撃破…。さらに最後に現れた鉄仮面なる者を討ち、レコンギスタ軍との戦いを集結させたとの事です。それと、アクドズ・ギル率いるザンギャックを壊滅させ、ゾギリアがオニキスから提供されたバジュラ・クイーンの洗脳を解き、バジュラとの戦いも終結させたようです」

 

ネモ船長「ゾギリアとの戦いは?」

 

エレクトラ「我々の救出に現れた青葉君達はゾギリアの支配者であるエフゲニー・ケダールとの戦いの中…宇宙空間で巨大ネクター砲の破壊に成功し、そのエネルギーで真実のアルゼナルへ通じる特異点を開いたとの事です。なお、エフゲニー・ケダールもエンブリヲによって繰り返される運命に翻弄されていた者だったそうです」

 

ネモ船長「あの男の存在により、どれだけの世界や人が被害を受けたのだ…。」

 

エレクトラ「また別働隊は戦いの中でプルの妹であるプルツーの救出に成功し…レコンギスタ軍の中からこちらに協力を申し出る者達を受け入れたとの事です」

 

ネモ船長「そちらは別働隊の判断に任せよう」

 

エレクトラ「現在、彼等はモンジャ村へと向かってきています」

 

ネモ船長「警戒を怠るな。ナディアとブルーウォーターを手に入れた今、ガーゴイルは必ずこちらに仕掛けてくる。そして、その時こそがネオ・アトランティスと我々の最後の戦いになる」

 

私達は奴を倒す…必ず…!

 

 

 

 

 

 

 

 





ー中断メッセージ

〈零の仲間達〉

ホープス「プレイヤーがゲームを中断する様です。零、アスナ様達の事を詳しく教えて欲しいのだが…」

アマリ「あ、私もお願い!アスナさん達とはあまり、関わって来なかったから…」

零「それじゃあ、まずはメル・カーネリアンこと鮎川 芽流…。芽流は真面目で頭が良く切れる奴でな。みんなが知っている通りの性格だ」

ホープス「ほう…」

零「次はカノン・サファイアこと結城 花音だ。花音はいつも元気で俺達を引っ張ってくれる存在だ。昔から弘樹にはゾッコンだったな」

ホープス「今のカノン様と変わりないな」

零「白木 優香…。俺の事を何度も心配してくれた弘樹とは違った相棒の様な奴でなくてはならない存在だな」

アマリ「…次、行って」

零「アスナ・ペリドットこと樹咲 明日菜。暴力女、以上」

ホープス「は…?」

零「氷室 弘樹。バカ、以上」

アマリ「ちょ、ちょっと零君⁉︎」

零「イオリ・アイオライトこと葵 伊織…。なんか地味、以上」

アマリ「じ、地味って…」

ホープス「それに関しては同感だな」

零「まあ、これが俺の仲間達だ」

アマリ「半分くらいの人の説明が雑だった様な…」

ホープス「…零、マスター…。お二人は忘れてはいけない人物を忘れましたね」

アマリ「え…?」

ゼフィ「…」

零「はっ…⁉︎」

アマリ「ゼ、ゼフィちゃん⁉︎」

ゼフィ「…ヒグッ!グスッ!パパもママも私の事を忘れるなんて酷いです!うわぁぁぁぁん‼︎」←泣きながら、走り去った。

零「ゼ、ゼフィ!」

アマリ「ゼフィちゃん、待って!」

ホープス「…零達もゼフィを追いかけてしまいましたので私も追います。では、失礼します」

次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?

  • 男性主人公ルートと合流ルート投稿
  • 女性主人公ルートと合流ルート投稿
  • 全てのルート投稿

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。