スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

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個人的に戦艦ばかりの敵で苦労した回です。

それではどうぞ!


第73話 星を継ぐ者

 

ージャン・ロック・ラルティーグです。

 

僕は目を覚ました。

 

ジャン「ここは…⁉︎」

 

パリの…街…?

 

ジャン「パリの街…。ナディアと初めて会った場所…。僕は…元の世界に帰ってきたの…?エクスクロスは…⁉︎ナディアは⁉︎」

 

市民「お、おい…!空を見ろ!」

 

市民2「巨大な人…⁉︎」

 

ジャン「あれは!」

 

巨大な人が言い放った。

 

ネオ皇帝「私はネオ・アトランティス皇帝、ネオ・イコン・エビファネスである。全世界の人類に告げる。我こそが人類の創造主であり、真の主である。よって、我に服従せよ。服従できぬものは死を以て、その罪を償う事になるであろう。以後、諸君はネオ・アトランティスの命に従い、ネオ・アトランティスのしもべとしてのみ生きる事が許されるのだ。愚かなる者は、私の言葉が理解できないであろう。そこをわからせるため、これよりお前達の文明の中心たるパリを燃やす」

 

ジャン「このパリを…⁉︎」

 

すると、グランディスさん達が来た…。

 

グランディス「ジャン!ここにいたのかい!」

 

ジャン「グランディスさん!サンソンにハンソンも!」

 

ハンソン「エクスクロスもこっちの世界き来ている!」

 

サンソン「やるぜ!ガーゴイルの野郎にパリを好きにさせてなるものか!」

 

グランディス「奴をぶん殴って、ナディアを救い出す!準備はいいかい、ジャン⁉︎」

 

ジャン「はい!」

 

 

 

 

 

第73話 星を継ぐ者

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

ここがジャン達の世界のパリか…!

 

ネオ・アトランティスの戦艦軍団とダリア、レッドノアが出てきた。

 

ガーゴイル「さあ、エクスクロス…。審判の時の始まりだよ」

 

俺達は出撃する。

 

ワタル「ここがジャンさん達の世界…」

 

ネモ船長「そうだ。同時に古代アトランティス人が最初にたどり着いた世界であり…タルテソス王国が崩壊した後、私やナディア…そして、ガーゴイルが跳ばされた世界でもある」

 

カイザム「先程の立体映像の人間が言っていた、造物主の意味は何だ?」

 

ネモ船長「古代アトランティス人は遙か過去、この世界に降り立ち、人類を創り上げたのだ」

 

甲児「何だって⁉︎」

 

由木「この世界の人類は…古代アトランティス人によって創られた…」

 

スカーレット「では、ガーゴイルの口にしていた責務とは…」

 

ネモ船長「古代アトランティス人が大陸と共にアル・ワースへと跳ばされた後に独自の文明を築き上げた人類を…再びアトランティス人の下僕とする事だ」

 

鈴「げ、下僕…⁉︎」

 

ネモ船長「ガーゴイルはアル・ワースから、こちらの世界に跳ばされて以降、ずっとその野望に取り憑かれていた。アトランティス文明の遺産を手に入れ、アル・ワースとこの世界を自在に行き来できるようになった今…その野望を実現させるのだろう」

 

ゴーカイレッド「あいつ…!何様のつもりだ⁉︎」

 

ジョーイ「そんな事が許されるはずがない!」

 

ネモ船長「その通りだ。確かに人類の発祥はアトランティス人によるものだったかも知れないが…。自らの力で生きる人々の自由や幸せを奪う権利は、何人にもない。それから、ゼロ…。君にも伝えねばならん事がある」

 

ゼロ「何だ?」

 

ネモ船長「古代アトランティス人が暮らしていた星雲の名前は…M78星雲だ」

 

ゼロ「な、何だと⁉︎」

 

ミラーナイト「それは…!」

 

グレンファイヤー「ゼロの故郷と一緒じゃねえか!」

 

ジャンボット「では、Nーノーチラス号やレッドノアも…」

 

ジャンナイン「M78星雲で造られたという事なのか…⁉︎」

 

ネモ船長「その通りだ」

 

ゼロ「ま、待てよ!そんな話、光の国のどの歴史にも乗っていなかったぞ!」

 

ネモ船長「当然だ。同じM78星雲でも世界が違うのだからな」

 

零「つまり、ゼロ達の世界ではM78星雲の人達がウルトラマンとなり、ネモ船長達の世界ではウルトラマンになっていないと言う事なのか…!」

 

アンジュ「ネモ船長やナディアは…ゼロやベリアル、エンブリヲと同じ星の人間…」

 

ネモ船長「そして、古代アトランティス人が使っていた文字…それが、君達、ウルトラ一族が使うウルトラサインだったのだ」

 

ゼロ「そ、そんな事が…!」

 

ネモ船長「ガーゴイルの事はすまない…。全ては宰相であった奴を止められなかった私の責任だ…。私は、生命に代えても奴の打倒を誓う」

 

シモン「…」

 

ヴァン「…」

 

ネモ船長「エクスクロスの諸君…。そして、Nーノーチラス号の乗組員達へ…。皆、今までよく私に付き合ってくれた…。だが、これ以上は私とガーゴイルの問題だ。諸君達は、ここより離脱し、アル・ワースへの帰還の為に行動してくれ」

 

オルガ「ネモ船長…」

 

スメラギ「あなたは、そう望むのですね…」

 

ネモ船長「もはや私に残されているのはそれだけだ…。最後に一言だけ言っておきたい。ありがとう…」

 

すると、グラタンが出て来た。

 

グランディス「そんな言葉はまだ聞きたくありませんわ、ネモ様」

 

エレクトラ「グランディスさん!ジャン君は…」

 

ジャン「ここにいます!ネモ船長!僕もグランディスさん達と一緒に戦います!」

 

ネモ船長「ジャン君…」

 

ジャン「僕の出来る事なんてたかが知れています!でも、僕もナディアのために何かをしたいんです!」

 

サンソン「たかが知れてないぜ、ジャン!」

 

ハンソン「君のナディアを助けたい気持ちが僕達を奮い立たせてくれる!」

 

ジャン「聞いてください、ネモ船長!ナディアは、きっと僕達を待っています!」

 

ナディア「しかし、ナディアは…」

 

ジャン「僕…こっちの世界に跳ばされる時、ナディアの声を聞きました。きっと僕だけ、みんなと離れて跳ばされたのはナディアが僕を呼んだからだと思うんです」

 

ネモ船長「だが…」

 

ひろし「何を諦めかけているんですか、ネモ船長!」

 

サコミズ「きっとナディアはあなたとジャンが迎えに来る事を祈っているであろう」

 

三日月「それなのに父親が行かなくてどうするの?」

 

零「あなたは本当にナディアを見捨てるつもりですか⁉︎」

 

ネモ船長「君達…。ナディアの意識は…完全に失われたわけではない…」

 

ルルーシュ「希望は残されています、ネモ船長。捨て鉢になるのは、まだ早いのでは?」

 

ノブナガ「あんたなら、まだやれるはずだ」

 

ワタル「それにネモ船長って、まだお父さんとしてナディアさんに会ってないんだよね!」

 

しんのすけ「だったら、ナディアを置いて、死んじゃダメだゾ!」

 

青葉「生きてナディアに会うために戦いましょうよ、船長!」

 

マサキ「船長とナディア…親子の対面か。こいつは見物だぜ」

 

万丈「無論、僕達も一緒に戦いますよ。科学の力で人を不幸にする者を許してはおけないですしね」

 

ジュドー「このきれいな街を…世界を奴等の好きにさせるかよ!」

 

ゼロ「ネモ船長が別世界だとしても俺達の同族ってんなら…力を貸さないとウルトラマンが廃るぜ!それにM78星雲の技術を悪用させねえ!」

 

ジル「タルテソス王…。あなたも未来の為に戦うべきだ」

 

ネモ船長「…すまん」

 

グランディス「お礼もお詫びも必要ないですよ。みんな、自分の意思で戦うと決めたんですから。勿論、あたしはネモ様のためですけど」

 

エレクトラ「グランディスさん!こんな時に…!」

 

グランディス「それぐらい言わせておくれよ。覚悟を決めるためにね」

 

サンソン「ハンソン!行けるな⁉︎」

 

ハンソン「ジャンと一緒にチューンしたんだ!グラタンもパワーアップしてるよ!」

 

ファサリナ「全ては、ガーゴイル様の為に…」

 

カロッサ「ミハエル…!ファサリナ、頼んだ!」

 

ミハエル「わかったよ、カロッサ!」

 

ネモ船長「…Nーノーチラス号の乗組員へ…。先程の言葉を訂正する。私に力を貸してくれ!ガーゴイルを討ち、ナディアを救い出すために!」

 

操舵長「了解!」

 

エーコー「やりますよ、俺達も!」

 

機関長「今日という日のために我々は戦ってきたのです」

 

エレクトラ「あのレッドノアの電磁バリヤーを破るための新たな戦術パターンの構築も完了しています」

 

ガーゴイル「この世への別れの覚悟は済んだようだね、エクスクロス」

 

ネモ船長「既にこの生命に執着はない…。だが、最後の瞬間まで足掻いてみせる!未来を我が子に残す為に!エクスクロス全部隊、突撃!レッドノアを叩き、この世界を守るぞ!」

 

戦闘開始だ!

 

 

 

 

戦闘から数分後の事だった…。

 

ホープス「異界の門が開きます…!」

 

アマリ「えっ…⁉︎」

 

零「やはり、あいつは…送り込んできたか!」

 

異界の門からルーン・ゴーレム、ディーンベル、ガルム、グレモリー部隊が現れた。

 

弘樹「魔従教団とオニキスか!」

 

イオリ「俺達と戦う為にこの世界まで追ってくるなんてな…!」

 

メル「どうして、そこまでエクスクロスに執着するのですか…⁉︎」

 

カノン「彼等に尋ねても答えは得られません」

 

マリア「魔従教団はネメシスと手を組んだおかげで任意の世界へ転移する事が出来るようになったようね…」

 

ショウ「(ショットが言っていたようにアル・ワースから他の世界へ干渉が可能だという事か…)」

 

ネメシスやカルセドニーが出て来ていないって事はまた、ネメシスのゲーム感覚で兵士達を送り込んできたってところか…何処までもふざけやがって…!

 

ルルーシュ「…」

 

C.C.「ルルーシュ?」

 

ルルーシュ「(マリアンヌをアル・ワースから追放した力…。神殿で起きた以上、教団の関係があると見るべきだろう…)」

 

ノブナガ「(ルルーシュも教団の異変に気づいているのか…?魔従教団…。一体奴等は何を目的とする…?アル・ワースに戦乱を巻き起こす事と俺達を標的とする事は何か関係があるのか…?)」

 

グランディス「ネオ・アトランティスとあたし達だけじゃなく、あんな連中まで現れたらパリは大混乱だろうね!」

 

ガーゴイル「ネメシスの差し金か…。有り難い。エクスクロスは異物であり、我々こそが古代アトランティスの継承者としてアル・ワースに迎えられる存在なのだろう」

 

アンジュ「どこまでも身勝手な奴…!」

 

優香「ここまでくるとどちらの相手もするしかないわ!」

 

ネモ船長「急ぐぞ!これ以上、戦いを広げない為にもレッドノアに攻撃を集中させろ!」

 

俺達は戦闘を再開した…。

 

 

 

 

グラタンが次々と敵を倒していく…。

 

サンソン「ハンソン!グラタンの調子は最高だ!」

 

ハンソン「僕とジャンでチューンしたからね!今のグラタンをただの小型戦車だと思ったら、大間違いだよ!」

 

グランディス「何度も何度も言ってるけど、グラタンじゃなくてカトリィヌだよ!」

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 ヴァンVSファサリナ〉

 

ファサリナ「全ては…ガーゴイル様の為に…」

 

ヴァン「たく、本当にお前は面倒な女だな…。お前の生きる目的はミハエルと一緒にいる事だろうが!それを思い出させてやるよ!」

 

 

〈戦闘会話 レイ[ガンソ]VSファサリナ〉

 

レイ[ガンソ]「ファサリナ…。新たな生きる意味を見つけた貴様を撃つ気はない…。その代わりに目を覚まさせてやる」

 

 

〈戦闘会話 ミハエルVSファサリナ〉

 

ミハエル「ファサリナさん!僕です、ミハエルです!戻ってきてください!」

 

ファサリナ「全てはガーゴイル様の為に…」

 

ミハエル「くっ…!やはり、ダリアを止めなければならないか…!もう少しの辛抱です、ファサリナさん!」

 

 

 

 

サウダーデの攻撃でダリアの動きが止まった…。

 

ファサリナ「っ…!」

 

メリッサ「今だよ、ミハエル!」

 

ミハエル「うおおおおっ!」

 

サウダーデがダリアに組み付いた…。

 

ミハエル「ファサリナさん、目を覚ましてください!僕が…僕が助けに来ましたから!」

 

ファサリナ「ガーゴイル様の敵は…排除します…」

 

ミハエル「僕はガーゴイルの敵ですが、あなたの敵ではありません!」

 

ファサリナ「…⁉︎あ、あああっ…!」

 

ミハエル「ファサリナさん…こんな時ですが、言わせてください…。僕は…あなたが…ファサリナさんを心の底から愛しています!」

 

ミハエル「あ、ああ…がー、ゴイル…様…!」

 

ヴァン「何がガーゴイル様だよ!みっともねえな!」

 

ウー「ファサリナ、自らの愛と使命を思い出せ!」

 

ガドウェド「お前もミハエルも、もう自由なのだ!」

 

カルメン99「戻ってきなさいよ、ファサリナ!戻ってきて、あんたの本音を聞かせなさい!」

 

レイ[ガンソ]「お前の心は完全に失われていない!」

 

ウェンディ「お願い…これからも…兄さんの側にいてあげて!義姉さん!」

 

ファサリナ「私は…私はぁぁぁぁっ‼︎」

 

もう少しでファサリナの洗脳が解ける…!

 

ガーゴイル「手駒を手放すわけにはいかないな」

 

レッドノアがサウダーデに砲撃を放ったが、砲弾をダンが斬り裂いた。

 

ヴァン「俺はミハエルと約束してんだ…。あの女を取り戻すってな!」

 

ミハエル「ヴァン…」

 

ヴァン「後一息だ、やれ、ミハエル!」

 

ミハエル「ああ!ファサリナさん、僕はあなたの事が…好きだぁぁぁぁっ‼︎」

 

ファサリナ「!…わた、しも…大好きよ、ミハエル、君…!」

 

ミハエル「ファサリナさん⁉︎」

 

ファサリナ「ありがとう、ミハエル君…。あなたのおかげで、私…戻ってくる事が出来たわ」

 

ミハエル「僕だけの力じゃないです。ヴァンやエクスクロスの皆さんが力を貸してくれたおかげです」

 

ガーゴイル「…洗脳がこんなにも簡単に…!」

 

ヴァン「これこそが愛の力って奴だ」

 

ガーゴイル「愛だと⁉︎」

 

ヴァン「他人の愛に土足で踏み込んだお前は斬る!」

 

すると、ダンの横にディアブロ、メッツァ、ダリア、シン・オブ・フライデイ、セン、サウダーデが並んだ。

 

ガドウェド「我等もやるぞ、ヴァン!」

 

ウー「私達も奴に腹を立てていた」

 

カロッサ「ミハエルとファサリナ、泣かせた奴…許さない!」

 

メリッサ「うん!やろう、みんな!」

 

ファサリナ「借りはお返しします!」

 

ミハエル「オリジナル7の力、受けてみろ!」

 

ヴァン「連む気はねえんだがな、まあ、仕方ねえ…。こういうのもありか!」

 

ダン達はレッドノアに攻撃を仕掛けた…。

 

ヴァン「その薄気味悪い仮面ごとぶった斬ってやる!」

 

ウー「新生オリジナル7の力をとくと見よ!」

 

ヴァン「俺はそんなのに入る気はねえけどな」

 

ガドウェド「そう言うな、ヴァン。旅は道連れというものだ!」

 

ヴァン「まあ、いいや。行くぜ!」

 

ダン達は一斉に動き出した。

 

ガドウェド「まずは、私の攻撃を受けろ!うおおおおっ!」

 

ディアブロが斧でレッドノアを斬り飛ばす。

 

ウー「遅いぞ、次は私の番だ!我が太刀で斬り刻む!」

 

メッツァはレイピアでレイピアを何度も突き刺し、斬り飛ばす。

 

カロッサ「俺達もやるぞ、メリッサ!」

 

メリッサ「うん、カロッサ!」

 

シン・オブ・フライデイとセンは合体して、ビームを放ち、分離してそれぞれ、トンファーとチャクラムで攻撃する。

 

ファサリナ「ふふふ、捕まえましたよ、はああっ!ミハエル君!」

 

ダリアがG-ER流体でレッドノアを絡めとり、地面に叩きつけ、三節棒で攻撃を与え、レッドノアを上空へ投げ飛ばす。

 

ミハエル「任せてください、ファサリナしん!」

 

上空へ投げ飛ばされたレッドノア目掛けて、サウダーデが青い羽を広げて飛翔し、重粒子弾ライフルを連射し、銃モードに変形し、突撃し、数発、銃撃を放つ。

 

ミハエル「喰らえぇぇぇぇっ!」

 

ヨロイの姿に戻ったサウダーデは銃剣でレッドノアを斬り下ろす。

 

ミハエル「ヴァン!」

 

ヴァン「やっと俺の番か!こいつの加速を使って!」

 

今度はダンが刀型に変形後何度も突撃して上空に離脱し再変形した。

 

ヴァン「じゃあな、ガーゴイル!チェェェェスとォォォォッ‼︎」

 

そのまま左手に持った蛮刀で斬り落とした刹那で右手に持ち替えて斬り上げるV字斬りで斬った。

 

ガーゴイル「バカな…オリジナル7のヨロイにこれ程の力が…!」

 

ファサリナ「これが私達の力です」

 

ミハエル「もっと息を合わせたいので、もう一度やりましょう!」

 

ヴァン「勝手にやってろよ…」

 

斬り裂かれたレッドノアはダメージを負った…。

 

ガーゴイル「う、うおっ…⁉︎」

 

ネロ「あいつら、何と息の合った連携だ!」

 

ホセ「我々に匹敵する程の連携だな」

 

ガーゴイル「何故だ…ヨロイ如きが…神の船に傷を…⁉︎」

 

ネモ船長「その見下した態度を直さない限り、お前に勝ち目はないな、ガーゴイル」

 

ガーゴイル「調子に乗るな、ネモ!これしきの攻撃でレッドノアは落ちん!」

 

レッドノアのダメージが回復した…。

 

カルロス「しつこさは一級品のようだな」

 

バリヨ「だったら、もう一度、倒すだけだ」

 

すると、辺りに異変が起こった。

 

ホープス「!」

 

アマリ「どうしたの、ホープス⁉︎」

 

ホープス「何者かがこの世界に来ます!」

 

イオリ「魔従教団とオニキスの増援か⁉︎」

 

零「いや…違う!」

 

俺達の前に赤い魔法陣が現れた。

 

サラ「ねえ、あれって…」

 

ノア「まさか…!」

 

?「そのまさかだよ、エクスクロスのみんな」

 

?2「間に合ったようだね」

 

魔法陣から人型のオフルマズドとヒステリカが現れ、魔法陣は消えた。

 

イングリッド「オフルマズドという事は…」

 

レナ「ヨハン⁉︎」

 

ティア「あれ?ヨハンって、ルクスと消えなかったっけ…?」

 

ケイ「どうして、あなたがここに?」

 

ヨハン「助けに来たんだよ、慢心していた僕を解放してくれたユイシエル・アステリアと君達、エクスクロスをね…」

 

ルクス「…」

 

ユイ「ルクスちゃんも!」

 

アンジュ「ヒステリカ…⁉︎エンブリヲなの⁉︎」

 

エンブリヲ「ああ、そうだよ。アンジュ」

 

ジル「お前まで何故、この世界に⁉︎」

 

エンブリヲ「それは…」

 

ひまわり「たいやー!」

 

エンブリヲ「私は…ひまわりやナオミに恩を返すため…。そして、アンジュや渡瀬 青葉、世界を混乱させた罪を償う為にここへ来た!」

 

ナオミ「エンブリヲ…」

 

ヨハン「みんなが僕達を信用できないのはわかっているよ…」

 

エンブリヲ「だが、私達の覚悟は本当だ」

 

イングリッド「…どうするの、アンジュ、ユイ?」

 

アンジュ「あいつ等がやりたいって言っているならやらせておけば?それにあのエンブリヲはまともなエンブリヲだし」

 

ユイ「ルクスちゃんもいますし、今のヨハン君は信じられます!」

 

ヨハン「ありがと、みんな」

 

エンブリヲ「では、その期待に応えられるようにやるとしよう!」

 

ヨハン「そうだね!」

 

ファサリナ「私も戦います…。ミハエル君と生きる未来を守る為に!」

 

ガーゴイル「いいだろう、エンブリヲ、ヨハン…。私の邪魔をするのだと言うなら、エクスクロスと共に散れ!」

 

戦闘再開だ!

 

 

〈戦闘会話 ファサリナVS初戦闘〉

 

ファサリナ「私は生きます…。例え、辛い道に直面してもミハエル君となら、頑張れる…。だから、その未来を壊されないためにも私は戦います!」

 

 

〈戦闘会話 ヨハンVS初戦闘〉

 

ヨハン「ごめんね、ルクス。僕の罪を償う為につき合わせちゃって」

 

ルクス「…」

 

ヨハン「そんな事ない、か…。君にも感謝しないとね…。じゃあ、行こう!未来を守るために!」

 

 

〈戦闘会話 エンブリヲVS初戦闘〉

 

エンブリヲ「まさか、私が自分の為でなく、誰かの為に戦う様になるとは、思いもしなかったよ…。今の私は神でも調律者でもなく、ただの戦士だ…。世界に生きる皆やアンジュの愛する世界を守る為、私は戦う!」

 

 

 

 

 

突然、グラタンがタワー付近で停止した。

 

グランディス「何やってんだよ、サンソン⁉︎こんな所でカトリィヌを止めて、どういうつもりだい⁉︎」

 

サンソン「それはハンソンが停止を指示したからで…」

 

ハンソン「見なよ、サンソン!万博で展示されていた、すごい発明品がここに保管されているんだ!こいつを僕の手でちょっと改良すれば、エクスクロスの戦力にもなる!」

 

グランディス「だったら、さっさと回収しな!あのガーゴイルを倒してもきっとまだ戦いは続くからね!」

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 エイサップVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「ええい!邪魔な小虫を撃ち落とせ!」

 

エイサップ「そう簡単に落とされてたまるか!お前の野望とエゴは俺が斬り裂いてやる!」

 

 

〈戦闘会話 バナージVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「そのガンダムから発せられる光は多くの者を惑わせる!」

 

バナージ「そんな事はありません!可能性の光は…多くの人を導きます!あなたは俺が止める!」

 

 

〈戦闘会話 キンケドゥVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「バカな…モビルスーツで突っ込んでくるとは、死ぬのが怖くないのか!」

 

キンケドゥ「そんなのでいちいち怖がっていられると海賊なんてやれないんだよ!」

 

 

〈戦闘会話 シンVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「人間は挑んでくるから生命を散らす…。だからこそ、我々の僕になるのが相応しいのだ」

 

シン「ふざけるな!生命があったとしても俺達は僕になる事なんて、真っ平御免なんだよ!」

 

 

〈戦闘会話 キラVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「君も造られた人類のは一人の筈だ。何故、私に刃向かう?」

 

キラ「造られたとしても、生まれれば生命です!その生命がある限り、僕達は刃向かう事をやめません!」

 

 

〈戦闘会話 刹那VSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「人間は異性体とわかりあう必要などない。所詮は我らの下僕と成り下がるのだからな」

 

刹那「そんな事はない…!俺達は自分で考え、自分達の手で対話の道を切り拓く…!対話を切り捨てるお前を俺は駆逐する…!」

 

 

〈戦闘会話 リボンズVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「皮肉だね、多くの人間を見下していたイノベイターの君が人間と共に戦うとは…」

 

リボンズ「僕達も所詮は一つの生命だったのさ。それは君も同じだよ、ガーゴイル」

 

 

〈戦闘会話 キオVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「Xラウンダー…その存在は危険すぎる」

 

キオ「危険なのは生命を無駄に散らそうとするあんただ!人間は自分達の足で歩けるんだ!」

 

 

〈戦闘会話 アセムVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「何故、お前達は何度も向かってくるのだ⁉︎」

 

アセム「人間はな…。諦めが悪いんだよ!仮面の男とは何かと縁があるんだ、容赦なく行かせてもらうぜ!」

 

 

〈戦闘会話 フリットVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「老いぼれの出る幕ではない。下僕に下ると言うのならば、丁重に扱ってやってもいいのだぞ」

 

フリット「必要ない。あまり、老いぼれや人間を舐めるなよ、ガーゴイル。この私に出来る事は今を生きる子供達に未来を託す事だけだ!」

 

 

〈戦闘会話 三日月VSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「その動き…まさに悪魔だ…!」

 

三日月「どう言われたって構わないよ。でもね、アトラや暁、仲間のみんなを下僕として利用するなら、俺は一切の容赦はするつもりはない!」

 

 

〈戦闘会話 オルガVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「指揮を出している貴様を崩せば、エクスクロスの一部が崩れるというものだ!」

 

オルガ「そう簡単に出来るか?あまり、俺を舐めんじゃねえぞ!」

 

 

〈戦闘会話 エンブリヲVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「エンブリヲ、私と共に来るというのなら、もう一度チャンスを上げよう」

 

エンブリヲ「いい話だが、今の私には必要のない事だ。私は未来を守ると決めたのだからな!」

 

 

〈戦闘会話 海道VSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「破壊を司る髑髏の魔神…!その存在は危険だ!」

 

真上「ならば、その危険度を上げてやろう」

 

海道「俺達二人がSKLに乗れば、危険度は二倍だぜ!」

 

 

〈戦闘会話 一夏VSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「そのISでレッドノアに挑んでくるとは…何と生命知らずな小僧だ!」

 

一夏「こうでもしないとお前にダメージを与えられない!それに、ナディアを救い出す事も出来ないからな!」

 

 

〈戦闘会話 竜馬VSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「ゲッター線の危険性は把握済みだ。よって、ゲッターロボはここで破壊する」

 

竜馬「いいぜ、かかってきな!お前の神の船が沈むか、ゲッターが負けるか、勝負だ!」

 

 

〈戦闘会話 葵VSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「そうだ。人間は野生の動物の様に私達に飼われるべき存在なのだよ」

 

葵「そうやって、人間を家畜扱いする所はムーンWILLと同じね!悪いけど、あんたの支配に屈するつもりはないから!」

 

 

〈戦闘会話 九郎VSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「その異界の力を野放しには出来ないな」

 

九郎「だったら、その力でお前を異界までぶっ飛ばしてやるよ!」

 

 

〈戦闘会話 ヒーローマンVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「その白き巨人は人間の可能性の現れだとでも言うのか…⁉︎」

 

ヒーローマン「…!」

 

ジョーイ「そうだ!そして、僕達はお前を止めてみせる!」

 

 

〈戦闘会話 ヴァンVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「カギ爪の男を倒した貴様の力は侮れない…!」

 

ヴァン「よくわかっているじゃねえか。神の船だか、なんだか知らねえが俺がぶった斬ってやる!」

 

 

〈戦闘会話 ミハエルorファサリナVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「ファサリナ、私を裏切るとどの様な目に合うか、見せてやろう」

 

ミハエル「ファサリナさんには指一本、触れさせない!」

 

ファサリナ「ありがとう、ミハエル君。私もミハエル君やみんなの為に戦うわ…!」

 

 

〈戦闘会話 アマタVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「未知の力を秘めた機械天使…。興味深いものだな」

 

アマタ「アクエリオンで…お前の野望は破壊する!俺達の手で…!」

 

 

〈戦闘会話 ノリコVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「凄まじいパワーだが、レッドノアほどではないな」

 

カズミ「ノリコ、随分と舐められているわね」

 

ノリコ「大丈夫よ、お姉様。ガーゴイル、あなたの野望はガンバスターが打ち崩す!」

 

 

〈戦闘会話 ユイVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「エナストリアの女皇、私の邪魔をするのなら、君でも容赦はしないよ」

 

レナ「ユイ、あの戦艦の攻撃は強力よ、気をつけてね!」

 

ユイ「わかっているよ、レナ!ガーゴイルさん、ナディアちゃんを返してもらいます!」

 

 

〈戦闘会話 ヨハンVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「ルクス・エクスマキナ…。神の器の君が神に等しい力の持つ私に挑んでくるとはな」

 

ヨハン「今の僕はただのヨハンさ。そして、お前を倒す敵だ!」

 

ルクス「…」

 

ヨハン「わかっているよ、ルクス。ガーゴイル、お前にアル・ワースは渡さない!」

 

 

〈戦闘会話 ノブナガVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「あの機体を中心にエクスクロスの士気が上がっている…。つまり、奴を落とせば、エクスクロスの士気が下がるというものだ!」

 

ノブナガ「このノブナガをそう簡単に落とせると本当に思っているのか?ならば、試してみろ!」

 

 

〈戦闘会話 しんのすけVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「お前達は機動兵器による戦闘はプロではないと見た!落とすならお前達からだ!」

 

カンタム「あまり、人間を舐めない方がいいぞ、ガーゴイル!」

 

しんのすけ「オラ達、野原一家の戦いを見せるゾ、アーカイブ!」

 

ガーゴイル「ガーゴイルだ!」

 

 

〈戦闘会話 ケロロVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「侵略者の君達は私達とやっている事は同じだと思うがな!」

 

ケロロ「そうだとしても、お前の様にペコポン人を奴隷にする様なやり方はしないであります!侵略者として、お前を倒してやるであります!」

 

 

〈戦闘会話 アキトVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「レッドノアの攻撃を恐れずに迫ってくるとは…。黒衣の復讐者の考えはわからない…!」

 

アキト「恐れていれば、助けられる仲間も助けられない…。フィールドは安定している…。仕掛けるぞ…!」

 

 

〈戦闘会話 ルリVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「対艦戦闘でレッドノアが負ける事はない!」

 

ユリカ「うわ、すごい自信!」

 

ルリ「では、レッドノアを破壊して、その自信を打ち崩して差し上げましょう」

 

 

〈戦闘会話 アルトVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「うるさいハエめ!その翼を折ってやる!」

 

アルト「そうは行くかよ!ナディアを返してもらうぞ、仮面野郎!」

 

 

〈戦闘会話 リオンVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「我々の僕になっていれば、苦しい思いをしなくても良かったのにな!」

 

リオン「誰が女の子をさらう奴等の僕になんてなるかよ!俺は絶対にお前には屈しない!」

 

 

〈戦闘会話 ゴーカイレッドVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「海賊如きが私の邪魔をするな!」

 

ゴーカイレッド「その海賊如きってのが気に入らねえな!それから、ジャンの宝を返してもらうぜ!」

 

 

〈戦闘会話 ゼロVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「ウルトラマンゼロ、別世界の同胞よ…。私と共に人間を支配しよう」

 

ゼロ「そんな事、するわけにはいかねえ!ガーゴイル、お前をレッドノアごとM78星雲まで吹っ飛ばしてやるよ!」

 

 

〈戦闘会話 EXゴモラVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「レイオニクス!本当はお前も人間を支配する存在だったはずだ。それなのに何故、人類の為に戦う⁉︎」

 

レイモン「レイオニクスバトルは終わった!俺は人類との為に戦うと決めた!それが仲間達から学んだ事だ!」

 

 

〈戦闘会話 アーニーVSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「あの機体は他の機体と何かが違う…!」

 

アーニー「そう言ってもらえて光栄だが、女の子をさらう様な奴を、僕はお前を許すつもりはない!」

 

 

〈戦闘会話 零VSガーゴイル〉

 

ガーゴイル「ネメシスのお気に入りの新垣 零の力を拝ませてもらうとするか!」

 

零「いいぜ、飽きないほどに見せてやる!その代わり、ナディアは返してもらうからな!」

 

 

 

 

 

 

Nーノーチラス号の攻撃でレッドノアはダメージを受けた。

 

ガーゴイル「このレッドノアをここまで追い込むとはな…。さすがと言っておこう。だが、無駄な足掻きだ。完全に破壊されねいなければ、いくらでもやり直しが利く」

 

レッドノアから光が…!

 

エレクトラ「次元境界線の歪曲を確認!」

 

ネモ船長「また転移を使うつもりか!」

 

フリット「全機、攻撃を集中させろ!奴を逃すな!」

 

ダメだ、攻撃が電磁バリヤーで弾かれる…!

 

ガーゴイル「ムダだ!その距離からではレッドノアの1億ボルトの電磁バリヤーは破れない!」

 

グランディス「けどね!完全に破れなくても、小さな隙間ぐらいは空くんだよ!」

 

ハンソン「ジャン!」

 

ジャン「見つけた!右25度の地点にバリアの切れ目ができた!」

 

サンソン「よっしゃ‼︎突っ込むぜ‼︎」

 

グラタンがレッドノアに突っ込んだ…!

 

エレクトラ「グラタン、レッドノアに突入を確認!」

 

グラタンの攻撃で歪曲が止まった。

 

ガーゴイル「ゴミ虫め!内部からレッドノアを破壊するつもりか!」

 

エレクトラ「次元境界線の歪曲、停止!」

 

エーコー「戦艦のバリア、出力の低下を確認!」

 

ネモ船長「全速前進!Nーノーチラス号でバリアを突き破る!」

 

操舵長「了解‼︎」

 

零「アスナ、ゼフィ!俺達もNーノーチラス号を援護するぞ!」

 

ゼフィ「はい、パパ!」

 

アスナ「行くわよ!」

 

ルリ「アキトさん!」

 

アキト「わかっている!」

 

Nーノーチラス号に続き、ゼフィルスネクサスとブラックサレナはレッドノアのバリアを突き破り、中へと入る。

 

ガーゴイル「奴等め!発掘戦艦や機動兵器ごと突入したか!」

 

名瀬「各機も零達に続け!」

 

ジェフリー「突入したネモ船長達を援護!内部から戦艦を破壊しろ!」

 

他のみんなもレッドノアに近づいた。

 

ガーゴイル「エクスクロスめ!お前達の好きにはさせんぞ!」

 

俺達はNーノーチラス号と少し離れた場所に着く。

 

アスナ「Nーノーチラス号と少し、突入場所がズレたようね!」

 

ゼフィ「すぐにネモ船長達と合流しましょう!」

 

ネメシス「そうはいかねえぜ!」

 

俺達の前にネメシスが立ちはだかった。

 

アキト「ネメシス…!」

 

零「やっぱり、お前もこの世界に来ていたか!」

 

ネメシス「零…。そう何度もお前達に都合のいい事ばかりさせるかよ!」

 

零「アキト、アスナとゼフィを連れて、みんなと合流してくれ!」

 

アキト「零…」

 

アスナ「何言っているのよ、零⁉︎あなた一人じゃ…!」

 

ゼフィ「…わかりました。行きましょう、アスナお姉ちゃん!」

 

アスナ「ゼ、ゼフィまで何を言っているのよ⁉︎」

 

ゼフィ「今、私達がここにいてもパパの邪魔になるだけです!」

 

アスナ「…わかったわ」

 

アキト「零、絶対に死ぬなよ!」

 

アキトはアスナとゼフィを連れて、走り去った…。

 

ネメシス「自ら、しんがりを引き受けるなんざ、格好いい事するじゃねえかよ、零」

 

零「俺は…お前の遺伝子から生み出された力を持っていたとしても、今これは俺の力だ!この力でお前を全力でぶっ倒す!」

 

ネメシス「はあ…俺も舐められたもんだなぁ…。だったら、少しだけ痛い目をみせてやるよ!」

 

俺はネメシスと戦い始めた…。

 

頼むぞ、みんな…。今の俺では、そう長くは保たないからよ…!

 

 

 

 

 

ージャン・ロック・ラルティーグです。

 

ハンソン「グラタンは弾切れです、姐さん!」

 

グランディス「こうなりゃ生身で戦うまでだ!やるよ、お前達!」

 

サンソン「周り全部が敵なんだ!撃ちまくってやるぜ‼︎」

 

すると、万丈さん達が来た…。

 

万丈「手を貸すぞ、サンソン!」

 

サンソン「おう、万丈!お前達も来たか!」

 

鉄也「他の連中は機体に乗ったまま、別のブロックを破壊している!」

 

ヒイロ「俺達は彼等を先導してきた」

 

ネモ船長「よくやってくれた、グランディスさん」

 

グランディス「そう言ってくだされば、身体を張った甲斐もあったというものです!」

 

サンソン「Nーノーチラス号まで突っ込んだとなりゃさすがのデカブツも只では済まないだろうぜ!」

 

アスナ「遅れてすみません!」

 

イオリ「アスナさん、零は⁉︎」

 

アキト「今、たった一人でネメシスと交戦している!」

 

刹那「何…⁉︎」

 

九郎「あのバカ!相変わらず無茶な事をしやがって!」

 

エンブリヲ「アマリ、君は零の所へ行くんだ」

 

アマリ「で、ですが、私が行ったところでネメシスには…!」

 

ヴァン「そういうもんじゃねえんだよ。お前がいれば、零は安心出来る!」

 

ゼロ「行け、アマリ!どんなやり方でもいいから、零を援護してやってくれ!」

 

アマリ「…わかりました!ゼフィちゃん、案内して!」

 

ゼフィ「こちらです、ママ!」

 

アマリさんとゼフィちゃんは零さんの下へ急ぎました…。

 

アスナ「頼んだわよ、アマリ、ゼフィ…!」

 

エレクトラ「船長…」

 

ネモ船長「…もし私が一時間経っても戻らなければレッドノアの動力炉を破壊して、皆と共に離脱しろ」

 

エレクトラ「…!」

 

ネモ船長「私には、ここでやらねばならん事が残っている」

 

エレクトラ「ナディアを助けにいかれるのですね」

 

ネモ船長「すまん…」

 

機関長「船長…。自分の娘を助けるのは親の務めだ。誰にも詫びる事じゃない」

 

エレクトラ「機関長の言う通りです。ただし、私も同行します」

 

アキト「俺も行かせてもらう」

 

エーコー「アキト…⁉︎」

 

アキト「二人にもしもの事があれば、今、命懸けで戦っている零に顔向けができない」

 

ネモ船長「…許可する」

 

ジャン「僕も行きます!」

 

エレクトラ「ジャン…」

 

ジャン「ダメだと言ってもついていきますからね!」

 

ネモ船長「わかった。君も一緒に来てくれ」

 

ジャン「はい!」

 

ネモ船長「おそらくガーゴイル達は王座の間にいるだろう」

 

万丈「では、そこまでの護衛はお任せください」

 

グランディス「最後は…」

 

ネモ船長「うむ…。私の手で全てに決着をつける」

 

 

 

 

ー倉光 源吾だよ。

 

僕達、戦艦組は周辺の敵を倒していた。

 

レーネ「周辺の敵機は掃討しました!」

 

倉光「ネモ船長からの連絡は?」

 

アネッサ「依然ありません!」

 

號「まだ動けるのか⁉︎」

 

ジェフリー「レッドノアが…上昇していく…!」

 

 

 

 

ーネモだ。

 

私達は王座の間まで来た。

 

ネモ船長「出て来い、ガーゴイル!ここにいるのはわかっている!」

 

ガーゴイル「仲間達を犠牲にして、ここにたどり着けたのは、たったの四人…。悲しいね、ネモ君…」

 

ネモ船長「ガーゴイル!」

 

ガーゴイル「久しぶりだね、ネモ君。いや、旧タルテソス王国、エルシス・ラ・アルウォール君でしたな。こうして直接会うのは13年ぶりだな」

 

ネモ船長「貴様こそ、いつまでその暑苦しい面をつけているつもりだ、旧タルテソス王国宰相ネメシス・ラ・アルゴール」

 

ガーゴイル「懐かしい響きだね」

 

ネモ船長「お互い既に捨てた名前だ」

 

ガーゴイル「そうだな。もうあの頃には戻れないがね」

 

ネモ船長「お互い様だ。…ところで、これはいったい何の真似だ、ガーゴイル?」

 

ガーゴイル「神前裁判だよ」

 

ネモ船長「裁判だと⁉︎」

 

ガーゴイル「そうだ。君の犯した罪を問い、ここでその罰を受けるのだ」

 

ネモ船長「神前だと言ったな。その神はどこにいる?」

 

ガーゴイル「ここにいるよ。私が神だからね」

 

ネモ船長「茶番だな。弁護人はどうした?」

 

ガーゴイル「必要ないよ。神が神の名において君を裁くんだからね。今、別の裁きを受けている者もいる」

 

ネモ船長「別の裁き…?」

 

すると、ガーゴイルはあるスイッチを押す。

 

ネメシス「ほれほれ!まだまだやれるだろ、零!」

 

零「ぐあああっ‼︎」

 

零の声…⁉︎

 

アキト「零!」

 

ガーゴイル「彼も愚かな男だ…。勝つ見込みもない敵に挑むなど…」

 

零…!

 

ガーゴイル「では、判決の執行人達を…!」

 

ネオ皇帝「…」

 

ナディア「…」

 

ジャン「ナディア!」

 

エレクトラ「やはり意識を消されている…!」

 

ネモ船長「ガーゴイル!貴様は…!」

 

ガーゴイル「さて、神前裁判の開延だ!被告のエルシス・ラ・アルウォール君。君はアトランティス人の王でありながら、人間との共存を図ろうとした」

 

ネモ船長「当然の事だ。確かに人間を創り出したのは、古代アトランティス人かも知れん。だが、彼等も生きている。その生命は、我々と何ら変わりはない」

 

ガーゴイル「違うよ。人間は愚かな生き物だ。我々の祖先が創り出した、この世界の人間も、それ以外の世界の人間も等しくね。だから、我々が管理しておかないと愚かな戦争を繰り返し、世界を滅ぼしてしまう!そんな生き物に未来などない!」

ネモ船長「それはどうかな?」

 

ガーゴイル「その人間を信頼している所が君の罪だよ。そのような軟弱なアトランティス人は私には必要はない。さあ…執行人よ!判決を!」

 

ナディア「…」

 

私はナディアに撃たれてしまう。

 

ネモ船長「ぐ…!」

 

ジャン「ナ、ナディア…ネモ船長を撃った!」

 

エレクトラ「船長!船長っ‼︎」

 

アキト「ガーゴイル、貴様…!」

 

ガーゴイル「やはり、この場にブルーウォーターを持ってきているんだね、ネモ君」

 

ネモ船長「…」

 

ガーゴイル「その加護があるから、それだけの傷を負いながらも君は生きていられる…。もっとも、その分…地獄の責め苦が続くだろうがね」

 

エレクトラ「ガーゴイル!」

 

ガーゴイル「抵抗しても無駄だよ。君達の手持ちの銃では私は殺せない」

 

エレクトラ「個人用のバリア…」

 

ガーゴイル「これもアトランティスの遺産の一つだよ。そして、この王座の周りには防衛装置が備えられ、近づく事も不可能だ」

 

ネモ船長「ジャン君…。ナディアとネオを撃て!」

 

ジャン「!」

 

ネモ船長「あの二人にはバリアはない…。ブルーウォーターの継承者である、あの二人が死ねば、ガーゴイルの野望は終わる!」

 

ジャン「…」

 

アキト「だが、ネモ船長、それは…!」

 

ガーゴイル「ジャン君と言ったな…。君にナディアが撃てるかな?」

 

ジャン「僕は…。ごめんなさい…。僕には…撃てません…」

 

ナディア「…」

 

ジャン「ナディア!目を覚ましてよ、ナディア!」

 

ガーゴイル「ジャン君…。君の愛の力を以ってしてもナディア姫の意識は、もう戻らないよ。永遠にね」

 

ジャン「そんな…」

 

ネモ船長「ガーゴイル…!」

 

ガーゴイル「さて…寛大な慈悲の心を以って君にもう一度生きながらえるチャンスをあげよう。アトランティスの王として私達と一緒に愚かな人間達を正しき道へと導く事に協力してはくれないかね。なお、この事はネメシスや魔従教団にも承認を得ている」

 

ネモ船長「答えは13年前と同じだ…!断る!」

 

ガーゴイル「バカな奴め…。まだ目が覚めないのかね」

 

ネモ船長「人間を舐めるなよ、ガーゴイル!人間は貴様が思うほど愚かではない!」

 

ガーゴイル「それはどうかな?現にその少年はナディアを撃てなかった。目的を果たすためにはためらいなく撃たなければならなかったのにね」

 

ネモ船長「違う!それが人間の優しさであり、いい所だ!」

 

ガーゴイル「いや、不要なものだよ。君と同じくね。さて、そろそろ君には消えてもらうが、その前に自分の息子の声を聞かせてあげよう。君に友人として贈れる最後のプレゼントだからね」

 

ネオ皇帝「…」

 

ネモ船長「ビナシス…」

 

ネオ皇帝「私はネオ・アトランティス皇帝、ネオ・イコン・エピファネスである」

 

ネモ船長「ガーゴイル!貴様、まさか…⁉︎」

 

ガーゴイル「察しの通りだよ。君の息子は、もはや私の操り人形に過ぎん」

 

ネモ船長「貴様!」

 

ガーゴイル「見たまえ、ネモ君。君の息子の身体を」

 

ネオ皇帝「…」

 

ガーゴイル「どうかね?よく出来ているだろう?我々ネオ・アトランティスの科学の結晶だよ」

 

ジャン「機械の…身体…」

 

ガーゴイル「彼の肉体は13年前にネモ君がタルテソス王国のバベルの塔と一緒にバラバラにしてしまったのでね。私が科学の力で助けて差し上げたのだよ」

 

ネオ皇帝「…」

 

ガーゴイル「そして、13年間も君の息子を生かし続けてやったのだ。感謝されても恨まれる筋合いはないよ」

 

ネモ船長「く…!」

 

ガーゴイル「さあ、ネモ君!子供達が君の生命を絶つ時が来た!これはかつての親友であった私の好意だよ!そして、君の持つもう一つのブルーウォーターを手に入れ、私はアトランティスの…」

 

爆発…⁉︎

 

ガーゴイル「ぬああああっ‼︎」

 

みんなか…!

 

アンジュ「人間という存在を…そして、私達を甘く見ていたのが、あなたの敗因よ、ガーゴイル!」

 

グランディス「ちょっと時間はかかったけれど、あんたの用意した護衛は全部、突破してきたよ!」

 

ガーゴイル「エクスクロスめ!神聖な王座に土足で入り込んだか!」

 

弘樹「てめえのような人間が神を気取るなんてのは許せねえんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

ネメシスと戦い続ける俺だが、奴には敵わないでいた…。

 

ネメシス「ほれほれ!まだまだやれるだろ、零!」

 

零「ぐあああっ‼︎」

 

俺はネメシスの念力で吹き飛ばされ、壁に激突し、地面に倒れる。

 

零「ぐっ…!」

 

ネメシス「なあ、零。お前なら、俺に勝てねえ事ぐらいわかってんだろう?それなのに何故、抵抗をやめねえんだ?」

 

零「…仲間が…戦っているからだ!」

 

ネメシス「その仲間の為にそこまでボロボロになっているのか?俺から言わせれば、バカだぜ…。自分の生命がなくなったらそこで終わりなのによ」

 

零「だからだ…!」

 

ネメシス「あん…?」

 

零「一つしかない生命だからこそ…誰も失わせない為にも俺達は生命を守る為に戦っているんだ!」

 

ネメシス「他の生命を守る為に自らの生命を張る、か…。素晴らしい響きだが…。現実は残酷だぞ?」

 

零「…そうだな…。それでも!」

 

俺は勢い良く立ち上がり、ネメシスに組み付いた。

 

ネメシス「何の真似だ…?」

 

そして、俺は自身の力を高める。

 

零「まともなやり方じゃあ、お前は倒せない…。なら、少し荒っぽいやり方でやらせてもらう!」

 

ネメシス「お前…そこまでの力を高めれば、身体が力に耐えられなくなり、爆発するぞ!」

 

零「だから言っているだろう…?まともなやり方じゃ、お前は倒せない…。仲間の為に…そして、お前の為に…生命、かけてやる…!」

 

ネメシス「くっ…!この…!話やがれ!」

 

零「悪いな、ネメシス。今の俺じゃあ、お前には勝てない。だから、巻き込ませてもらうぜ!」

 

ネメシス「やめろ…やめろぉぉぉぉっ‼︎」

 

俺は力を暴走させ、ネメシスもろとも爆発した…。

 

 

 

 

ーアマリ・アクアマリンです。

 

私はゼフィちゃんを連れ、零君が戦っている場所へ向かっていましたが…。

 

突然の爆発音が聞こえ、急いで向かうと…。

 

そこには零君もネメシスの姿はなく、爆発した後を思わせる爆煙が舞っていました。

 

ゼフィ「パ、パパ…⁉︎」

 

すると、爆煙からネメシスが出てきました…。

 

ネメシス「ふう…。まさか、自爆するなんてな…。流石の俺もやばかったぜ」

 

アマリ「自爆…?零君が…⁉︎」

 

ネメシス「おお、アマリにゼフィじゃねえか。零を心配して来たようだが、遅かったな」

 

ゼフィ「パパは…パパは何処なの⁉︎」

 

ネメシス「俺を倒す為に力を暴走させて、自爆しやがった…。俺もバリアを張るのが遅れていたら、アウトだったぜ。あー、危ねえ…」

 

アマリ「そ、そんな…零君…!」

 

ネメシス「そう悲しそうな顔すんなよ…。すぐに零の後を追わせてやるからよ!」

 

ネメシスは私に向けて、エネルギー波を放とうとしました…。しかし…。

 

?「その必要はねえぜ、ネメシス!はあああっ‼︎」

 

ネメシス「なっ…⁉︎ごあぁぁぁっ⁉︎」

 

突然現れた人が手に電撃を纏って、ネメシスを殴り飛ばしました…。

 

ネメシスは壁に叩きつけられ、倒れましたが、すぐに立ち上がり、彼を殴りつけた人を睨みました…。

 

ネメシス「何故だ…何故、てめえが生きてやがる、零⁉︎」

 

そう、ネメシスの話で自爆したと言っていた零君を…。

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

ネメシスに何故生きているのかを聞かれて、俺は少し笑う。

 

零「お前がバリアを張る事なんざ、お見通しだったんだよ。あの自爆はお前を油断させる為の演技だ」

 

ネメシス「だが、確実にお前の身体は爆発で吹き飛んで…まさか…!」

 

零「そうだ。お前に組み付いた俺は俺がオドの力を応用して作ったコピーだ。お前に吹き飛ばされたのと同時にコピーを作り、本当の俺は光学迷彩で姿をくらましていたんだよ。まあ、体力を大分、持ってかれたが、うまく言ったみたいだな」

 

ネメシス「そして、油断した俺を殴り飛ばしたってわけか…。ククク…クハハハハハッ!俺を殴り飛ばす奴がいたとはな!零、やっぱり、お前をここで殺すは惜しい!お前は俺のメインディッシュとして、最後まで置いておいてやるよ!今日は、特に楽しかったぜ!あばよ!」

 

そう言い残し、ネメシスは消えた…。

 

それを見送った後、俺はゆっくりと倒れたが、アマリに抱き抱えられた…。

 

零「アマリ…ゼフィ…」

 

ゼフィ「パパ…無事で、良かったです…!」

 

アマリ「もう、また無茶をして…!」

 

零「悪かったよ…。でも、これであいつをギャフンと言わせたぜ…。アマリ、みんなの下へ連れて行ってくれないか?体力回復までにしばらくかかりそうなんだよ…」

 

アマリ「わかったわ、ゼフィちゃんも手伝ってくれる?」

 

ゼフィ「勿論、お手伝いします!」

 

俺はアマリとゼフィに担がれて、みんなの下へ急いだ…。

 

 

 

 

 

 

ーネモだ…。

 

みんなが王座の間に入って来た。

 

ガーゴイル「何故だ⁉︎何故、お前達は別の世界の人間達を救うために自分の生命を懸けられる!」

 

シモン「知りたいならば、教えてやる!」

 

一夏「それは、俺達が人間だからだ!」

 

ガーゴイル「何も答えになっていない!」

 

ラウラ「ご無事ですか、ネモ船長?」

 

ネモ船長「何とかな…」

 

ガーゴイル「何故だ⁉︎お前達は死ぬのが怖くないのか」

 

ケロロ「ネモ船長もナディアも我輩達の仲間であります。生命を懸け、仲間を救いに来るのは当然の事でありますよ」

 

零「人間を…誰かを信じる事の出来ないお前にはわからないだろうがな!」

 

そこへ零達も合流した…。

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

俺はアマリとゼフィに連れられ、王座の間まで来た。

 

ガーゴイル「新垣 零⁉︎何故、お前がここに⁉︎ネメシスはどうしたんだ⁉︎」

 

零「撃退してやったよ…。まあ、無茶したおかげで身体のあちこちがボロボロだけどよ」

 

ホープス「何処までもしぶとい男だな」

 

零「それが俺の取り柄でもある」

 

ガーゴイル「だが、ネオとナディアは我が手の内にある!彼等とブルーウォーターがあれば、私に敗北はない!この王座の防衛装置は生きている!お前達も、それ以上は近づけまい!」

 

ネオ皇帝「…黙るが…いい…。ネメシス・ラ・アルゴール」

 

ネモ船長「!」

 

ネオ皇帝「父上…」

 

ネオが…意識を取り戻した…⁉︎

 

ガーゴイル「バカな!爆発のショックで意識が戻ったというのか⁉︎」

 

ネオ皇帝「そうでは…ない…。彼等の見せた絆とブルーウォーターが…私に…力をくれた…」

 

ネモ船長「ビナシス…」

 

ネオ皇帝「父上…」

 

ネモ船長「ナディアを…頼む…!」

 

ナディア「…」

 

ネオ皇帝「ナディア…目を覚ませ…」

 

ネモ船長「ダメだ…!制御装置を壊さない限り、ナディアは蘇らん!」

 

ネオ皇帝「ならば…。ナディア…今行く…」

 

ガーゴイル「やめろ!ナディアに触れるな!」

 

ネオ皇帝「私に残された生命でナディアだけは…」

 

ネオが…動かなくなった…?

 

ガーゴイル「ハハハハハ!残念だったね、ネオ君!今、君の電源を切ったよ!奇跡は、これで終わりだよ!機械人形の君は、もはや指先一つ動かせまい!さあ、そのまま死にたまえ!」

 

ネオ皇帝「まだ…だ…」

 

ネオがまた動いた…!

 

ガーゴイル「バカな!こんな非科学的な事が!人の意志の力は科学をも超えるというのか⁉︎」

 

ナディア「…」

 

ネオ皇帝「ナディア…。お前…だけは…」

 

ナディア「…」

 

ネオがナディアの制御装置を破壊した…。

 

 

 

 

ーナディアです。

 

今…私を呼んだ人が…。

 

…誰…?

 

ネオ皇帝「すまなかった、ナディア…」

 

…お兄さん…?

 

ネオ皇帝「後は頼む」

 

ナディア「お兄さん⁉︎」

 

ネオ皇帝「私も人と共に生きたかった…」

 

兄さん…!

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

ネオは…最後の最後までナディアの為に…。

 

ナディア「お兄さん!」

 

ネオ皇帝「…」

 

ナディア「いやぁぁぁぁぁぁっ‼︎」

 

ガーゴイル「茶番は終わりだ、ナディア姫。ネオ皇帝が亡くなった今、ブルーウォーターの継承者は君だよ、ナディア姫」

 

ナディア「自分が殺したくせに!」

 

ガーゴイル「必要がなくなったからね。処分しただけだよ。さあ、ナディア姫…。このレッドノアの防衛機能を制御し、邪魔者達を葬りたまえ」

 

ナディア「嫌です!私はブルーウォーターの継承者として、この船を沈めます!」

 

ジャン「それでいい、ナディア!そして、一緒に帰ろう!」

 

ナディア「ジャン!」

 

ガーゴイル「相変わらず勇敢な少年だな?だが、他の連中と同じく自分の生命を顧みない愚か者だ」

 

ナディア「愚かなのは、あなただわ!何でも自分の思い通りになると信じてるあなたの方だわ!でも、人の心は機械のように操れないのよ!」

 

ガーゴイル「ほう…」

 

ナディア「父も兄も仲間達も自分の信念に生命を懸けました。私も、その意志を継ぎます。あなたの思い通りにはならないわ!」

 

ガーゴイル「仕方がない。では、愛する者の死体を見て、ワガママを後悔したまえ」

 

しまっ…!

 

ジャン「!」

 

ガーゴイルは銃を発砲して、それを受けたジャンは倒れてしまった…。

 

ジャン「…」

 

ナディア「ジャン…。ジャン!ジャン‼︎」

 

グランディス「ジャン!しっかりしなよ、ジャン!」

 

リオン「ダメ…だ…。もう…呼吸も脈も止まっている…」

 

アマタ「そんな…。ここまで来て…」

 

零「だったら、俺が生命エネルギーをジャンに…ぐっ…!」

 

優香「ダメだよ!今の零じゃできないよ!」

 

ネモ船長「…アマリ君…。私を…ナディアの所へ運べるか?」

 

アマリ「可能ですけど、近づけば、防衛装置の攻撃が…」

 

ネモ船長「ギリギリの所まで頼む」

 

アマリ「わかりました。では、浮遊のドグマを使います」

 

アマリの浮遊のドグマでネモ船長はナディアの下へ行った。

 

ナディア「ジャン…ジャン…」

 

ガーゴイル「この事態を招いたのは君自身だよ、ナディア姫。これ以上の悲劇を起こしたくないのなら…」

 

ネモ船長「黙れ、ガーゴイル…!」

 

ガーゴイル「黙るのはそちらだ、ネモ!そこから指をくわえて見ているがいい!」

 

ネモ船長「ナディア!」

 

ナディア「これは…」

 

ネモ船長「私のブルーウォーターだ。お前の持つブルーウォーターと一つにする時が来た」

 

ガーゴイル「まさか、貴様…!」

 

ネモ船長「二つのブルーウォーターに願いなさい。きっと応えてくれる筈だ」

 

ガーゴイル「馬鹿な事を!今、お前の生命を繋ぎとめているのはブルーウォーターの力だ!それを失えば…!」

 

ネモ船長「私もエクスクロスの彼等と同じだ…。大切なもののためなら、生命を懸けられる」

 

ナディア「!」

 

ネモ船長「私の事は考えなくてもいい」

 

ナディア「でも…」

 

ネモ船長「やるんだ、ナディア。ネオの想いを無駄にしない為にも」

 

ナディア「うん…。…ブルーウォーター…。私の願いを…」

 

ブルーウォーターが光った…⁉︎

 

ガーゴイル「いかん!やめろ!そんな事をすれば、ブルーウォーターの輝きは永遠に失われてしまう!やめるんだ、ナディア!私の夢を…希望の光を消してはならん!」

 

ネモ船長「よせ!ブルーウォーターの光の中で生きられるのはアトランティス人だけだ!」

 

ガーゴイル「ああっ!」

 

ガーゴイルの身体が塩になっていく…⁉︎

 

ガーゴイル「何故…?何故、私の身体が塩になって崩れていく…⁉︎まさか…!」

 

ネモ船長「そうだ…。もうこの世に純粋なアトランティス人は二人しかいない…。ネメシス・ラ・アルゴール…。君は人間だ」

 

ガーゴイル「私が…人間…。私の中に…人間の血が入っていた…。それでは…私のやっていた事は全て…」

 

ネモ船長「幻だったのだよ。だが、それでいい…。アトランティスの血は人間と混じり、そして、次の世代にその遺伝子は引き継がれていく…。それこそが我々の祖先が望んだ永遠の平穏だ」

 

ガーゴイル「ネモ君…。無様な私を…笑うがいい…」

 

ネモ船長「ガーゴイル…」

 

ガーゴイル「ネメシスと魔従教団には…セルリック・オブシディアンには…気をつけろ…」

 

ガーゴイルは完全に塩になった…。

 

 

 

 

ーナディアです。

 

私は語りかけました…。

 

?「…私の眠りを再び覚ますのはどなた?」

 

ナディア「私です」

 

?「ナディア…」

 

ナディア「お願いします。ジャンを…ジャンを助けて!」

 

?「彼の生命は既に尽きています」

 

ナディア「でも、ネモ船長は助かるって!お願い!ジャンを助けて!」

 

?「それはブルーウォーターを失う事になります。アトランティス人としてあなたに与えられている全ての力…つまり、神への道を捨てる事になりますよ!」

 

ナディア「構わないわ!そんなの何もいらないからジャンを…ジャンを助けて!」

 

?「わかりました」

 

ナディア「待って!もう一人、助けて欲しい人がいるの!」

 

?「わかっていますよ、ナディア。あなたのもう一人の大切な人…エルシス…ネモ船長の事ですね。ブルーウォーターはアトランティス人の魂の繋がりです。私達の生命を彼等にあげましょう。それと、ある一人の災いも取り除いて差し上げましょう。さようなら、ナディア…」

 

ナディア「…お母さん…なの…?」

 

?「私達の最後の力でアトランティス人の願いを託します。ナディア…。私達のもう一つの故郷…アル・ワースを守ってください…」

 

わかったよ、お母さん…。

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

俺達はそれぞれの機体ごとNーノーチラス号に乗り込み、レッドノアから脱出して、宇宙に出た。

 

ジャン「う…うう…」

 

ナディア「ジャン!目を覚ましたのね!」

 

ジャン「ここは…」

 

ネモ船長「窓の外を見てみるといい」

 

ジャン「もしかして…あれって僕達の…」

 

ナディア「そうよ…。あなたの生まれた地球よ」

 

グランディス「まさか、あたし達が突入している間にレッドノアが宇宙に出てきたとはね…」

 

ジャン「アル・ワースの宇宙にきた事があったけど、ここが僕達の世界の宇宙なんだね…」

 

ネモ船長「アトランティスの文明など頼らなくても人間は自分の手で作り出した科学の力でいつか、ここまでくる事が出来る」

 

ジャン「僕…その為にもっともっと色んな事を学びます」

 

ネモ船長「だが、まだ我々は君をあの青く美しい星へ送り届ける事は出来ない」

 

ジャン「分かっています」

 

ナディア「ジャン…」

 

ジャン「行こう、アル・ワースへ…。君の故郷を守る為に。でも忘れないでね、ナディア。君がどこから来たって、これからはずっと僕と一緒だよ」

 

ナディア「うん!」

 

エンブリヲ「美し過ぎる愛だね」

 

ヨハン「また、嫉妬?」

 

エンブリヲ「いいや、私はあのような者達を守ると決めたんだ」

 

ヨハン「ふっ…僕もだよ」

 

ルクス「…」

 

アキト「みんな、お疲れ様…。ラーメンを作ったんだが、食べないか?」

 

ユリカ「え…」

 

ルリ「アキトさん…?」

 

ノレド「ラーメン…ですか?」

 

箒「では、いただきます」

 

俺達はアキトの作ったラーメンを食べた…。

 

物凄く美味い…!こんなラーメン、作れねえよ!

 

って、アキトの奴、まさか…よし…!

 

ベルリ「美味しいです、アキトさん!」

 

アンディ「ああ!こんなラーメン、食べた事ねえぜ!」

 

ユリカ「アキト、これはいったい…?」

 

零「…アキト、美味いラーメンをありがとうな。ほら、水」

 

アキト「ありがとう、零」

 

アキトは俺が手渡したコップを手に取り、水を飲み干した…。

 

アキト「少し、塩の入れすぎじゃないか、零?」

 

零「ははっ、バレちまったか」

 

ルリ「ア、アキトさん…。まさか…」

 

アキト「ブルーウォーターのおかげかな…。五感の全てが元に戻ったんだ」

 

ユリカ「じゃ、じゃあ…!」

 

アキト「この戦いが終わるまで、黒衣を脱ぐ事は出来ないけど…俺は元のテンカワ・アキトに戻れたんだ」

 

ユリカ「アキトォォォォッ‼︎」

 

ユリカはアキトに抱きついた…。

 

アキト「ユリカ…長く、待たせてごめん…」

 

ユリカ「ううん、そんな事ないよ!おかえり、アキト!」

 

アキト「ただいま、ユリカ…」

 

ルリ「(アキトさん、ユリカさん…。良かったですね…)」

 

レッドノアが爆発した…。

 

エーコー「レッドノアの爆発を確認」

 

エレクトラ「次元境界線、歪曲していきます」

 

アル・ワースに戻れるのか…。

 

ネモ船長「問題ない。転移する先はわかっている。(さらば、アトランティス…。我々は人間として愛する者達と共に生きていく…。そして、戦い続ける…。世界を…未来を守る為に…)」

 

俺達はアル・ワースに戻った…。

 

 





ー中断メッセージ

〈オリジナル7の集い〉

ガドウェド「月曜日は、斧を磨いて…!」

うー「火曜日は、レイピアを研ぐ…!」

ファサリナ「水曜日は、ポールにからみ…」

ヴァン「木曜日は、仇を殺す…」

カロッサ「金曜日は、妹守り…!」

メリッサ「土曜日は、大声で泣く…」

ファサリナ「皆さん…これが私達の一週間の仕事です」

ミハエル「ファサリナさん…! 僕が入ってないんで、もう一度やりましょう!」

ヴァン「勝手にやってろよ…」

次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?

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