スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

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エピローグ…つまり、本当の最後です!

皆さん、今まで、応援ありがとうございました!

スーパーロボット大戦Xー輝きの翼ー完結です!

それではどうぞ!


エピローグ 輝く未来

 

ーアマリ・アクアマリンです…。

 

私とゼフィちゃん、アスナさんは零君やワタル君達と初めて出会った場所に来ています。

 

…まずはあの決戦の後に何があったかをお話ししないといけませんね。

 

私達は零君とネメシスが発した光に包まれ、目を覚ますとアル・ワースへ戻ってきていました。

 

一誠さん達はアル・ワースにいた全ての敵を倒し、元の世界へ戻りました。

 

世界が滅んでいない事を確認する限り、エネルギーの緩和には成功したのでしょう…。

 

ですが、戻ってきた人達を確認しましたが、零君とネメシス…ゼフィルスネクサスとアルガイヤ・ネメシスの姿はありませんでした。

 

ホープスの言う通り、二人はエネルギーを使い果たして消滅したと言う事なのでしょう…。

 

そして、平和になった事を確認し、私達は異界人の方々を元の世界へ戻す前にエクスクロスの始まりの場所…モンジャ村でシモンさんとニアさんの結婚式を挙げる事になりました。

 

式は今現在も盛り上がり、私とゼフィちゃん、アスナさんは少し抜け出し、零君がゼフィちゃんと初めて出会った研究所、そして、今現在、この場所に来ています…。

 

ゼフィ「ここでママはパパと出会ったんですね!では、ここがエクスクロスの始まりの場所でもあるのですね!」

 

アマリ「何もない所だけどね」

 

…あの戦い以降、ゼフィちゃんは無理に笑っています。

 

本当は零君の事が悲しいはずなのに…それは私も同じですが…。

 

零君は…私達を守る為に…!

 

アマリ「…零君…」

 

ゼフィ「ママ…」

 

アスナ「…戻りましょうか。みんなが心配するわ」

 

アマリ「…はい…」

 

零君…こんなのって…ないよ…!

 

私はゼフィちゃんの手を握り、アスナさんとその場を後にしようとしました…その時でした。

 

遠くの空から何かが飛んできます。

 

アマリ「あれは…⁉︎」

 

間違えるはずありません…あれは機体…それも…!

 

ゼフィ「そんな事って…」

 

アスナ「ゼフィルスネクサス…⁉︎」

 

そう、零君と共に消滅したはずのゼフィルスネクサスでした…。

 

ゼフィルスネクサスはゆっくりと私達の前に降り立つと、ハッチが開き、一人の男の人が降りてきました。

 

その人の顔を見た途端、私は目に涙を浮かびました。

 

?「…フゥ…」

 

だって、その人は…零君でしたのです…。

 

アマリ「零君!」

 

ゼフィ「パパ!」

 

?「…!」

 

零君は私達に気づくと、勢い良く駆け出して来て…私…を通り過ぎて、アスナさんに抱きつきました。

 

アマリ「えっ…?」

 

アスナ「ちょ、ちょっと、零⁉︎」

 

?「やっと…やっと会えたぜ…アスナ…!」

 

零君の嬉しそうな表情を見て、私の中の何かがゆっくりと崩れていきました。

 

アスナ「な、何やっているのよ、零⁉︎抱きつく相手が違うでしょ⁉︎」

 

?「これでいいんだよ。アマリに抱きつくのは俺じゃねえ」

 

アスナ「何を言って…!」

 

アマリ「零君…」

 

零君は…やっぱりアスナさんの事を…。

 

私が俯いたその時…突然、後ろから誰かに抱きつかれました。

 

アマリ「…!」

 

?2「待たせてごめん」

 

私に抱きついてきた人の言葉を聞いて、ついに私は泣き出してしまいました。

 

何故なら…私に抱きついてきた人は零君だったからです…!

 

零「ただいま、アマリ、ゼフィ」

 

アマリ「零君…!」

 

ゼフィ「パパ…!」

 

 

 

ーみんなもただいま、新垣 零だ。

 

アマリとゼフィは目に涙を浮かべ、俺に抱きついてきた。

 

まあ、二人には心配をかけちまったしな。

 

アスナ「れ、零…⁉︎じゃああなたは…⁉︎」

 

?「おいおい、気付いてくれてもいいだろうが…」

 

零「気づくわけねえだろうが。勝手に先に行きやがって!おかげでアマリに誤解をさせる所だっただろ!」

 

?「悪い悪い!アスナの顔を見たらいてもたってもいられなくてな」

 

アスナ「え…誰なの?」

 

?「…おいおい、ここまで言って気付かないのか?」

 

アスナ「…ま、まさか…⁉︎レイヤ…⁉︎」

 

レイヤ「気づくの遅いっての、アスナ」

 

レイヤには流石のゼフィ達も驚いていた。

 

零「みんな、兎に角エクスクロスのみんなとも話がしたい。…だから、行こう」

 

レイヤ「俺達についてはそこで話すからよ」

 

アマリ「わ、わかったわ…」

 

俺達はモンジャ村へとたどり着くと…俺の姿を確認したエクスクロスのみんなが驚いていた。

 

ベルリ「れ、零さん…⁉︎」

 

アルト「本当に…零なのか?」

 

零「ああ。ただいまです、皆さん!」

 

サラ「零ー!」

 

ティア「零だー!」

 

サラとティアが勢い良く抱きついてきた…これも定番になってきたな。

 

アムロ「零…何故お前が…?」

 

ディオ「それにそこにいるのはレイヤ・エメラルドか…?何故…」

 

レイヤ「おい、ディオが気付いてなんでアスナはすぐに気づかないんだよ」

 

アスナ「ご、ごめんなさい…」

 

拗ねるレイヤを放置し、俺はあの決戦の後の事を話し始めた…。

 

零「光に包まれ、肉体が消滅した俺とネメシスは魂の状態で時空の狭間に飛ばされたんです」

 

ルルーシュ「時空の狭間…?」

 

零「あの世とこの世を繋ぐ隙間の様なものだ。そこでネメシスは俺に残ったエネルギーを与え、俺の肉体を再生させてくれたんです」

 

ノブナガ「では、何故レイヤがいる?」

 

レイヤ「俺もネメシスに作り出されたんだよ。…以前、ある戦いネメシスに作り出された様にな。だが、安心しろ、身体は普通の人間だし、ドグマも使えるが、寿命も普通の人間とさほど変わりない」

 

あの時の戦いか…!何だか懐かしいな…。

 

メル「では、ネメシスは…」

 

零「…本当の意味でエネルギーを使い果たして、消滅した…」

 

カノン「そう、ですか…」

 

レイヤ「あいつ…最後の最後で格好つけやがって…」

 

シャア「我々はネメシスに助けられたのだな…」

 

弘樹「それよりも零…俺達に何か言う事があるんじゃねえのか?」

 

優香「そうだよね。私達、すごく心配したんだよ?」

 

零「…皆さん、勝手な真似してすみませんでした…」

 

千冬「まったくだ、馬鹿者」

 

一夏「二度とすんなよ、こんな事!」

 

零「ああ!」

 

アスナ「それにしても…あなた達二人の扱いはどうなるの?」

 

零「え…?」

 

レイヤ「扱い?」

 

カミーユ「二人は同じ存在なのですよね?双子としても十分いけますが…」

 

零「双子か…」

 

レイヤ「いいな、それ」

 

零&レイヤ「「じゃあ…俺が兄だな……あ?」」

 

おい待て、こいつ…!

 

レイヤ「何言ってんだよ、零。お前よりも先に生まれた俺が兄だろ」

 

零「先に生まれたとか関係ねえよ。あの時の勝負に俺が勝ったんだから、俺が兄だろ」

 

レイヤ「あ、あの時は腹の調子が悪かっただけだ!」

 

零「何処のガキの言い訳だそりゃ⁉︎」

 

レイヤ「う、うっせえ!何なら、ここで本当にどっちが強いか、決めるか!」

 

零「やってやるよ、コラ!」

 

俺とレイヤは殴り合おうとしたが…。

 

アスナ「やめなさい、二人とも!」

 

零「がはっ!」

 

レイヤ「ぐっ!」

 

アスナに殴られた…レイヤのせいで…!

 

ギルガ「二人とも、本当に似た者同士だね」

 

リン「まあ、本人ですし」

 

ラゴウ「レイヤ様…」

 

レイヤ「やめろ、ラゴウ。俺は首領じゃねえ。…オニキスの新しい首領は零だ」

 

…は⁉︎

 

零「待て!そんな話始めて聞いたぞ!」

 

レイヤ「俺からのプレゼントだ。…それに父さんの意志も継がないといけないだろ?」

 

零「…そうだな。わかったよ」

 

そうだ…それよりも!

 

零「シモン、ニア…結婚おめでとう!」

 

シモン「ありがとな、零!」

 

ニア「ありがとうございます!」

 

キタン「じゃあ、パーティーの続きをするか!」

 

俺達はパーティーを楽しんだ…。

 

そして、翌日…。

 

ついに異界人のみんなは元の世界へ帰る時が来た…。

 

そう、この日いっぱいでエクスクロスは解散となる。

 

ちなみに俺、弘樹、優香、アスナ、メル、カノンはアル・ワースに残る事になった。

 

まあ、俺はオニキスの新しい首領になる事になったし、弘樹達も俺のサポートをしてくれるみたいだ。

 

もちろん、アマリやイオリも残るみたいだ。

 

…そう言えば、後で仕入れたら情報だが、アウラが解放された事でマナの国はマナの力を失ったため、国家群で、内乱状態が続いているみたいだ。でも、混乱の中で自然発生的にリーダーが誕生して事態の収束に導いているみたいだ。

 

さらに、創界山付近もドアクダーを倒した事により、虹が戻った。

 

アンジュは内乱を止めている集団のリーダーで妹のシルヴィアと会った様だ。

 

アンジュ達は旧ミスルギ復旧を手伝う事になっている。

 

それにアンジュ達はアンジュが言っていた喫茶アンジュってものをアルゼナルのみんなで開く様だ。

 

サラマンディーネとヴィヴィアンは一度アウラの世界へ戻るみたいだが。

 

そして、ルクスの国は変わらず、平和に暮らす様だ…。

 

そしてここ…魔従教団の神殿で、エクスクロスの全員が集まった。

 

俺達はアル・ワース組も異界人のみんなを見送る為だ。

 

ワタル「ついに、この日が来たんだね…」

 

シバラク「創界山の虹は蘇り、聖龍妃様は、その力を取り戻された。これで異界人達は元の世界へと帰る事が出来る」

 

ヒミコ「いいのか、オッサン?グランディスとお別れだぞ」

 

クラマ「その他、沢山の女性ともな」

 

シバラク「う…うう…結局、魅力的な女の人が多すぎて拙者、一人を選ぶ事が出来なかった…」

 

ハンソン「まあまあ、シバラクの旦那…。別れに涙は禁物ですよ」

 

サンソン「そう言う事。カラッと明るくいきましょうぜ」

 

シバラク「サンソン、ハンソン…。お主達も世話になったな」

 

クラマ「よかったな、元の世界へ帰れる事になって」

 

サンソン「元の世界に戻るって事はまた裏稼業に戻るって事か」

 

ハンソン「そうなるね…」

 

ジャン「正義の味方をやったんだから、そういう仕事からは足を洗ったら?」

 

マリー[ナディア]「マリーも賛成!」

 

キング「!」

 

ハンソン「キングも、そう思うんだね…」

 

サンソン「仕方ねえ…。そういう道も考えてみるか…」

 

マリー[ナディア]「サンソン!それなら、お嫁さんになってあげてもいいよ!」

 

サンソン「敵わねえな、マリーには…」

 

グランディス「好きにしな、サンソン、ハンソン」

 

ハンソン「姐さんは、どうするんです?」

 

グランディス「決まってるだろ…。新しい恋を探すんだよ」

 

サンソン「(ネモの事は諦めたみたいだな…)」

 

ハンソン「(エレクトラさんのお腹の中にはネモ船長の子供がいるからね…)」

 

ナディア「頑張ってくださいね、グランディスさん。応援してますから」

 

グランディス「ナディア…。あんたは、どうするんだい?」

 

ナディア「今はまだ…わかりません…」

 

ジャン「だから、ナディアは僕と一緒に暮らして、これからの事を考えるんです」

 

マリー[ナディア]「マリーとキングも一緒だよ!」

 

グランディス「それでいいよ、ナディア。時間は、まだたっぷりあるからね」

 

サンソン「で、Nーノーチラス号はどうするんだ?」

 

ハンソン「元々Nーノーチラス号もネモ船長達もアル・ワースの生まれなんだよね…」

 

エレクトラ「私達も一度、自分達の今後の事をゆっくり考えるためにアル・ワースを離れるつもりです」

 

ネモ船長「我々はアル・ワースから転移した後、10年以上もの間、ネオ・アトランティスと戦ってきた…。あの世界の海の美しさに目もくれず…」

 

エレクトラ「Nーノーチラス号というアトランティスの遺産を世界に持ち込むわけにはいきませんが…。誰もいない深海ならば、大きな問題にはならないでしょう」

 

グランディス「いいね…。七つの海を股にかけての冒険の旅ってわけか…」

 

ジャン「ネモ船長…」

 

ネモ船長「ジャン君…。君に言った通り、いつか人類の科学は宇宙にまで手を伸ばす…。私は、科学の進歩が誤った方向に進まない様に見守るつもりだ」

 

ジャン「わかりました、ネモ船長。僕は、この戦いで学んだ様に科学を正しく使っていく事を誓います」

 

ネモ船長「ナディア…」

 

ナディア「はい…」

 

ネモ船長「何か困った事があったら、いつでも私を呼べ。世界中の何処にいてもお前を助けに来る」

 

ナディア「ありがとう、お父さん」

 

ノリコ「父親であるネモ船長とナディアちゃんの和解…。最後にいいものが見れました!」

 

カズミ「さあ、ノリコ。元の世界へ戻った後は今まで以上に宇宙怪獣との戦いを頑張るわよ」

 

ノリコ「はい!お姉さま!」

 

渓「そっか!まだ、宇宙怪獣が残っていたね!」

 

凱「帰ったら、また大忙しだな」

 

號「ふっ、だが、平和な世界はいずれ来る…。アル・ワースの様にな」

 

竜馬「へっ、言うようになったじゃねえか、號」

 

カズミ「旧ゲッターチームはどうするの?」

 

弁慶「俺達も戦線に復帰するさ」

 

隼人「世界の平和…早乙女博士の願いでもあるからな」

 

竜馬「まあ、世界が平和になるまでゲッターの闘いは終わらないって事だ」

 

スカーレット「それは私達も同じだ」

 

由木「元の世界へ戻ったら、いろいろ報告しないといけませんね」

 

海道「死んだと思っていた人間が生きていた…だけでいいじゃねえか」

 

由木「そんな簡単なものじゃないわ!」

 

真上「全く…相変わらず何も考えない猿だな」

 

海道「何だとナル野郎!」

 

ハリケーン「はあ…この2人はいつまでもこの状態だね」

 

アイラ「異界の方達よ…お気をつけて」

 

シーラ「アイラ殿もお元気で」

 

真上「…それよりもチームDはどうするんだ?」

 

朔哉「俺達か?俺達も勿論、戦うぜ」

 

くらら「一度、平和な日常に戻った私達が言うのも何だけど、みんなが戦っているのに平和に暮らしている暇はないわ」

 

エイーダ「はい!皆さん、頑張りましょう!」

 

ジョニー「まず、エイーダは表の仕事を頑張らないといけませんね」

 

エイーダ「う…!が、頑張ります…!」

 

葵「私達の世界もいずれ、笑顔が絶えない世界にしないといけないからね」

 

海道「笑顔か…へっ!」

 

葵「そうでもしないと、みんなに笑われるでしょ?」

 

ノリコ「確かにそうですね」

 

万丈「いい覚悟だな、みんな。そうだ、ジャン…。僕からも言葉を贈らせてくれ。…心を忘れた科学は人を不幸にするだけだ。それを忘れないでくれ」

 

ジャン「ありがとうございます、万丈さん。その言葉…覚えておきます」

 

ジョニー「万丈さん…。元の世界へ戻ったら、あなたはどうするんですか?」

 

万丈「まだ考え中だよ。当分の間は暇を楽しみたいしね」

 

デュオ「世界を混乱させてたマリーメイア軍はアル・ワースで壊滅しちまったからな…」

 

トロワ「要するに俺達の世界は平和になっていると言う事か」

 

カトル「革命の世界は、平和の世界に変わりつつあるのですね」

 

五飛「だが、それは待っていれば自然に来るものではない」

 

ノイン「そうだな。平和の世界を待つのではなく、平和の世界を創り出さなくてはならない」

 

ゼクス「その為にも我々も力を尽くそう」

 

マリーメイア「私も出来る限りの事をします。あの人の娘としてではなく、一人の平和を望む人間として」

 

万丈「僕としては、出番がない事を願うけどね」

 

リリーナ「ヒイロ…。あなたの力も貸してください」

 

ヒイロ「俺は…お前の進む道にある障害を排除するだけだ」

 

リリーナ「でも、いつかきっと戦う必要がなくなる日が来ます。その時は、私の隣を歩いてください」

 

ヒイロ「その日が来たならな」

 

ショウ「ヒイロの奴…最後にいい笑顔を見せてくれたな」

 

三日月「うん。そうだね」

 

デュオ「な…可愛い所もあるだろ?」

 

ショウ「アル・ワースのいい土産になるよ」

 

カトル「ショウさん達はバイストン・ウェルに帰るんですか?」

 

ショウ「どうだろうな…」

 

シルキー「シーラ様と私はともかく、ショウ達はわからないわね」

 

チャム「ええ!そうなの⁉︎」

 

ショウ「俺もマーベルもトッドもバーンも一度、生命を落としているからな」

 

マーベル「アル・ワースが生と死の狭間にあるのなら、どちらでもない状態とも言えるけどね」

 

バーン「つまり、我々の場合は、バイストン・ウェルと地上…どちらへ行くかは、わからんのだ」

 

シーラ「あなた達の魂がどちらに引かれているかで、その答えは決まるでしょう」

 

トッド「どっちでもいいぜ、俺は。行った先で思い切り生きるだけだ」

 

バーン「フッ、そうだな」

 

マーベル「ええ、あるがままに任せるわ」

 

ショウ「シルキー…。サーバインは、君に任せる」

 

シルキー「ショウ…」

 

ショウ「何となく思うんだ…。いつか君は、そのオーラバトラーの真の乗り手となる人間に出会う事になるって」

 

シルキー「それはショウだと思っていたけど…」

 

チャム「その答えも、きっとわかるよ。バイストン・ウェルに帰れば」

 

シルキー「そうね」

 

シーラ「では、帰りましょう。私達の魂のあるべき場所に」

 

エイサップ「ショウさん…お世話になりました!」

 

ショウ「エイサップも元気でな」

 

チャム「そっちの世界のジャコバ様にもよろしくね!」

 

エレボス「うん!」

 

リュクス「エイサップ…地上の事はお願いします」

 

エイサップ「ああ、任せてくれ」

 

朗利「エイサップの事は俺達がしっかりサポートするから任せとけって!」

 

金本「浮気もしないか、しっかり見張っておくから」

 

エイサップ「ふ、2人とも…!」

 

アマルガン「キキ、へべ…。元の世界へ戻ったら、平和に暮らすぞ」

 

キキ「そうっすね!」

 

へべ「ようやく、楽が出来るよ…」

 

サコミズ「皆…それぞれの未来へと歩み出すか」

 

エイサップ「サコミズ王はどうするのですか?」

 

サコミズ「このアル・ワースで君達の事を見守っていよう」

 

エイサップ「そうですか…」

 

リュクス「父上、お元気で」

 

サコミズ「リュクスもな」

 

エレボス「…で、鉄華団やタービンズのみんなはどうするの?」

 

シノ「俺は元の世界へ戻って、ヤマギ達に会いに行くぜ」

 

三日月「俺は…」

 

オルガ「ミカ、俺の事は気にするな。…お前が行きたい未来へ進めばいい」

 

三日月「…わかったよ、オルガ。なら俺も戻るかな…。暁やアトラ、クーデリアもいるし」

 

アトラ「三日月…!」

 

三日月「戻ったら、沢山遊ぼうな、暁」

 

暁「うん…!」

 

クーデリア「団長はどうしますか?」

 

オルガ「俺の場合…ギャラルホルンの奴等に顔を覚えられているからな…」

 

三日月「あ、俺もだ」

 

ガエリオ「お前達の身の安全は俺達が保証しよう」

 

ジュリエッタ「はい。もう争いは終わりましたから」

 

三日月「…そう、ありがとう。…じゃあ、オルガも来なよ」

 

オルガ「いいのか?」

 

暁「勿論だよ!オルガおじさん!」

 

オルガ「フッ…。ここだったのかもな俺達の居場所は…」

 

三日月「そうかもね」

 

ハッシュ「三日月さん、お元気で…」

 

三日月「何言ってんの、ハッシュ?お前も来いよ」

 

ハッシュ「え…いいんスか⁉︎」

 

三日月「当然じゃん。…ハッシュも家族なんだから」

 

ハッシュ「あ、ありがとうございます!」

 

オルガ「昭弘はどうすんだ?」

 

昭弘「か、考えていなかった…」

 

名瀬「それならよ、昭弘。俺とアミダ、それからラフタは元の世界に戻り次第、現タービンズを影から支えようとしているんだが…ラフタのパートナーを勤めてくれないか?」

 

昭弘「え…」

 

ラフタ「ちょ、ちょっとダーリン!聞いてないよ、それ⁉︎」

 

アミダ「今考えたからね。…で、どうだい、昭弘?」

 

昭弘「ラフタがいいなら…」

 

ラフタ「え、じゃあ…お願い…」

 

昭弘「ま、任せろ…」

 

アストン「最後にいいものが見れたよ」

 

昭弘「アストン、お前はどうするつもりだ?」

 

アストン「戻ったら、タカキ達に会いに行こうと思っているんだ。…そして、一緒に暮らそうかと…」

 

昭弘「そうか。元気でな、アストン」

 

三日月「そうだ。マクギリスはどうするの?」

 

マクギリス「私はアル・ワースに残る」

 

アルミリア「マッキー…⁉︎」

 

ガエリオ「な、何でだよ…⁉︎」

 

マクギリス「流石に私の事までは隠蔽できないだろう。…ガエリオ、元の世界を頼む」

 

ガエリオ「任せろ!」

 

アルミリア「マッキー…」

 

マクギリス「勝手な私を許してくれ、アルミリア。…だが、私はこのアル・ワースで多くの経験を積み、次に会う時は必ずや君にふさわしい男になってみせる。…だから、元気で」

 

アルミリア「うん…!」

 

マクギリス「鉄華団、君達に出会えてよかった」

 

オルガ「色々あったが、俺達もだ」

 

三日月「元気でね、マクギリス」

 

刹那「家族、か…」

 

イアン「刹那とティエリアはELSの母星へとまた旅立つんだろう?」

 

刹那「ああ。今度こそ完全な対話を実現する」

 

ティエリア「随分途中旅をしてしまったからな。…ELSが待ちくたびれているかもしれないぞ」

 

刹那「そうだな。…ティエリア、1人だけ連れて行きたい人がいるのだが…」

 

ティエリア「君の好きにすればいいさ」

 

パトリック「連れて行くって…誰を連れて行くんだ、刹那?」

 

刹那「フェルト…」

 

フェルト「え…」

 

刹那「お前についてきてほしい」

 

フェルト「い、いいの…?マリナさんじゃなくて…」

 

刹那「俺のそばにいて欲しい…。ダメか?」

 

フェルト「だ…ダメじゃないよ!よろしくね、刹那…」

 

刹那「ああ…」

 

ミレイナ「良かったですね、グレイスさん…」

 

マリナ「刹那、また会いましょうね」

 

刹那「必ず会いにいく」

 

アレルヤ「ふっ、刹那らしいね」

 

マリー[00]「ええ」

 

ハレルヤ「俺達も旅を続けようぜ」

 

アレルヤ「ああ、そうだね」

 

ロックオン「じゃあ、俺達は結婚と行くか、アニュー!」

 

アニュー「それは気が早すぎよ、ライル。…時間はゆっくりあるんだから、考えていきましょう」

 

ロックオン「ふっ、そうだな」

 

ニール「最後の最後まで見せつけてくれるぜ。この馬鹿弟は…」

 

アレルヤ「ニールはどうするんですか?」

 

ニール「俺か?…考えてねえな…」

 

ロックオン「なら、一緒に住もうぜ、兄さん」

 

ニール「はあっ⁉︎マジで言ってんのかよ、ライル!」

 

刹那「ニール…。生きてくれ。俺がいない地球で…」

 

ニール「…ははっ。相変わらずだな。お前は…んじゃ、世話になるぜ。ライル、アニュー」

 

アニュー「はい。義兄さん」

 

パトリック「アンドレイ達はどうするんだ?」

 

アンドレイ「私は軍から離れ、父さんと暮らす」

 

セルゲイ「まずは母さんの墓から行かないとな」

 

アンドレイ「はい、父さん」

 

グラハム「平和な世界か…。刹那、君にこのガンダムを返す」

 

刹那「いや、そのガンダムはお前のパートナーだ、グラハム」

 

グラハム「…そうか。感謝する。…またよろしく頼む、グラハムガンダム」

 

スメラギ「ガンダムを使うなら、あなたにもソレスタルビーイングのマイスターになってもらうわよ」

 

グラハム「勿論」

 

ラッセ「歓迎するぜ、グラハム!」

 

リボンズ「…」

 

アニュー「リボンズ、あなたはどうするの?」

 

リボンズ「僕もサコミズ王同様…アル・ワースで君達の世界を見守るよ」

 

刹那「そうか…」

 

リボンズ「人間達の未来を切り開いてくれ、刹那」

 

刹那「任せろ」

 

朝比奈「鉄華団もタービンズもソレスタルビーイングも未来へ向かっているんですね」

 

千葉「私達も負けてられませんね」

 

藤堂「そうだな」

 

スザク「シーラ・ラパーナ…。地上の平和は我々の手で守っていきます」

 

シーラ「よしなに。地上とバイストン・ウェルは表裏一体です。恒久的な平穏には、双方の世界の平穏が必要となります」

 

ラクシャータ「責任重大だね」

 

玉城「お、おう…!」

 

カレン「私達も頑張ろうね。革命の世界を平和の世界にする為に」

 

ジェレミア「だが、我々のKMFは認識宇宙であるアル・ワースで再生されたものだろう」

 

アーニャ「じゃあ、元の世界に帰ったら、モルドレッドは消えてしまうの…」

 

ロロ「おそらくは…ね」

 

扇「機体の問題じゃないさ。みんなが求めた平和を実現させる為に出来る事をやろうって話だ」

 

ジェレミア「私の力が必要になるのなら、いつでも力を貸すつもりだ」

 

アーニャ「農園の仕事の方も頑張る」

 

スザク「みんな…」

 

ユーフェミア「私も…スザクを支えます」

 

スザク「ありがとう、ユフィ…」

 

ルルーシュ「頼んだぞ、スザク…。いや、新たなゼロよ」

 

スザク「ルルーシュ…」

 

ルルーシュ「俺はアル・ワースに残るつもりだ」

 

カレン「ルルーシュ…!一緒に帰らないの⁉︎」

 

ルルーシュ「当然だろう?俺は生きていてはいけない人間だ」

 

カレン「…」

 

ルルーシュ「そんな顔をするな、カレン。もし、俺の力が本当に必要な時が来たら…」

 

カレン「来たら?」

 

ルルーシュ「いや…俺の一存で決めていい事ではないな」

 

カレン「でも…!」

 

C.C.「心配するな、カレン。その時が来たら、私がこいつの首に縄をつけてでも、ひきずっていってやる」

 

ロロ「勿論、僕もですよ」

 

C.C.「スザクも、それでいいな?」

 

スザク「任せるよ、C.C.」

 

コーネリア「ルルーシュを頼んだぞ、C.C.」

 

ギルフォード「ふっ、大変ですね、ルルーシュ様」

 

ダールトン「3人とも元気で」

 

C.C.「そういう事だ、ルルーシュ。お前に自由などないぞ」

 

ルルーシュ「お前に俺の生き方を決められるとはな…」

 

C.C.「決めるのは、私ではない。世界だ」

 

ルルーシュ「そうか…。ならば、それに従うしかないのかもな…」

 

シャーリー「私もルルを支えるからね!」

 

ルルーシュ「ありがとう、シャーリー」

 

ゼクス「ルルーシュ…。それまではアル・ワースでゆっくりするがいい」

 

万丈「出来れば、二度と僕達が出会う事がないのを願うよ」

 

ルルーシュ「俺も同感だ」

 

ヒデヨシ「…で、ノブ様はどうするんだ?」

 

ノブナガ「決まっている。俺もアル・ワースへ残る」

 

ヒデヨシ「な、何でだよ⁉︎」

 

ノブナガ「俺は破壊王だぞ?…それに俺は乱が好きなのでな…こちらにいる」

 

ジャンヌ「私も…ノブナガと一緒にいるわ」

 

ノブナガ「ふっ、是非もなし」

 

ミツヒデ「ノブ…」

 

ノブナガ「ミツ…世を頼んだぞ」

 

ミツヒデ「ああ…」

 

ノブナガ「アレクサンダー、ケンシン…。ミツ達を支えてやってくれ」

 

ケンシン「はい」

 

アレクサンダー「約束しよう、ノブナガ。必ず平和な世にしてみせると」

 

カエサル「我々もその様な世が来る事をアル・ワースから祈っている」

 

ヒデヨシ「カエサルとイチヒメ様もアル・ワースに残るのかよ?」

 

イチヒメ「ええ…。任せましたよ、ミツヒデ」

 

ミツヒデ「お任せを…イチヒメ様…」

 

アンディ「俺達も帰ったら、また学園生活だな」

 

MIX「私達も未来へ向けて、頑張りましょう」

 

アンディ「そうだな!」

 

ゼシカ「あんたも学園に入るんでしょ?」

 

カグラ「まあな。…よろしく頼むぜ、どん底女」

 

ゼシカ「ええ、ワンコ」

 

モロイ「はあ…進路も不安だがな」

 

サザンカ「そうだね〜」

 

クレア「情け無い声をあげないでください。皆さんも頑張っているんですよ」

 

シュレード「そうだね。僕達も頑張っていこう、親友」

 

カイエン「任せろ、シュレード」

 

ユノハ「ジン君、私達はどうしようか?」

 

ジン[EVOL]「焦らなくていいよ、ユノハ…。まだ時間はたっぷりあるだから」

 

ユノハ「うん、そうだね!」

 

ミカゲ「君達の未来に幸せがある事を願っているよ」

 

ゼシカ「ミカゲはどうするの?」

 

不動ZEN「私と共に帰る」

 

ミカゲ「そういう事さ」

 

ミコノ「お二人もお元気で」

 

不動ZEN「未来は君達の手で掴んでくれ…エレメント候補生達を」

 

アマタ「はい!…ミコノさん、頑張ろう」

 

ミコノ「うん!アマタ君!」

 

シャルロット「いいな〜、アマタ君とミコノはラブラブで」

 

セシリア「私達は程遠そうですわね」

 

一夏「何の話をしてるんだ?」

 

ラウラ「…セシリアに激しく同意する」

 

千冬「浮かれるのは勝手だが、元の世界に戻ったら、遅れた分を取り戻すぞ」

 

一夏「げっ…!」

 

箒「まあ、私達も頑張ろうではないか」

 

楯無「もう弱音は吐けないしね」

 

簪「うん。みんなに負けていられないからなね」

 

摩耶「先生ももう少し頑張ります!」

 

鈴「じゃあね、みんな!みんなの事は忘れないから!」

 

マドカ「…織斑 一夏…」

 

一夏「マドカ…」

 

マドカ「今度会ったら必ず殺す」

 

一夏「望む所だ!」

 

束「おーおー、青春だね〜!」

 

千冬「何処が青春だ…」

 

零「一夏、これからも頑張れよ!」

 

一夏「零もな!」

 

千冬「零、お前には本当に世話になったな」

 

零「千冬さんもお元気で!」

 

ゼロ「一夏、修練を怠るんじゃねえぞ!」

 

一夏「ゼロもな!…後、師匠に会ったら、また会いましょうって、伝えておいてくれないか?」

 

ゼロ「わかった。確かに伝えるぜ!」

 

ひろし「若い一夏君達が頑張ろうとしているんだ。俺達も負けていられないな」

 

みさえ「ええ、そうね!」

 

ひまわり「たや!」

 

シロ「ワン!」

 

カンタム「しんのすけ君、お別れだ」

 

カイザム「お前に出会えて良かったぞ」

 

しんのすけ「カンタム…カイザム…」

 

カンタム「僕も頑張る、だから、君も頑張ってくれ」

 

しんのすけ「ブ・ラジャー!オラ、カンタムやカイザム…それからエクスクロスのみんなを忘れるまで忘れないゾ!」

 

一夏「いや、忘れたら、忘れるのかよ⁉︎」

 

零「最後まで、しんのすけらしいな」

 

しんのすけ「いや〜、それほどでも〜!」

 

トオル「褒めてない!」

 

ネネ「さあ、帰ったらリアルおままごとの続きよ〜!」

 

マサオ「か、帰りたくない…!」

 

ボーちゃん「悪夢…」

 

リオン「つ、強く生きろよ、みんな…」

 

アイシャ「じゃあ、私達も戻りましょうか」

 

リオン「帰ったら、ちょっとはゆっくりしたいな」

 

ミーナ[30]「では、私の歌でリラックスして差し上げますよ!」

 

アイシャ「ありがと、ミーナ」

 

リオン「歌といえば…アルト。お前、シェリルとランカ…どっちを選ぶんだ?」

 

アルト「ばっ…⁉︎リオン、今それを聞くなよ!」

 

ミシェル「言っちまえよ、アルト!」

 

ルカ[F]「アルト先輩、ファイトです!」

 

アルト「お前等な!」

 

ランカ「アルト君…」

 

シェリル「アルト…どちらを選ぶのかしら?」

 

アルト「う、ううっ…!」

 

ブレラ「アルト…」

 

オズマ「勿論、ランカだろうな?」

 

アルト「ど、どうすんだよ、これ…⁉︎」

 

クラン「これは…箒達同様、苦労しそうだな」

 

カナリア「そうだな」

 

ジェフリー「だが、これを見ると…平和になったのだと思うな」

 

キャシー「そうですね。ジェフリー艦長」

 

九郎「平和と言ったら、俺も探偵業に戻るってわけか」

 

アル「売れていないがな」

 

九郎「気にしてる事言うなよ⁉︎」

 

エンネア「だったら、私が受付嬢をやってあげるよ!」

 

瑠璃「依頼なら、私達が提供します」

 

ウェスト「吾輩達ももっと暴れるのであーる!」

 

九郎「エンネアは兎も角、お前は大人しくしろ!」

 

エルザ「博士は馬鹿だから言っても無駄ロボ」

 

ウェスト「エルザ…⁉︎言い過ぎではないか⁉︎」

 

アル「…マスターテリオン、エゼルドレーダ…汝等はどうするつもりだ?」

 

マスターテリオン「この世界の全てを見て回ろうと思っている。…付き添い、頼めるか?エゼルドレーダ」

 

エゼルドレーダ「マスターのおうせのままに」

 

ニック「ねえ、ウィル…。僕達って…」

 

ウィル「人間の姿に戻れる様になったんだ。平和に暮らそう、ニック」

 

リナ「お兄ちゃん…」

 

ウィル「今まですまなかったな、リナ」

 

リナ「ううん…!」

 

サイ「でも、これでヒーローマンの活動も終わりだな」

 

デントン「そうでもないよ、サイ君」

 

ジョーイ「そうだよ、サイ。世界はまだ完全な平和とは言えないんだ。…もし、必要になったら、僕とヒーローマンは戦うよ」

 

ジョー[ゴーカイ]「いい目だ、ジョーイ」

 

マーベラス「安心して、地球を任せられるな」

 

九郎「マーベラス達はまた宇宙の果てにお宝を探しに行くんだろ?」

 

ルカ[ゴーカイ]「ええ」

 

ハカセ「僕達は海賊だから」

 

アイム「皆さん、お元気で!」

 

ナビィ「風邪ひくなよ〜!」

 

ジョーイ「ナビィもね!」

 

鎧「俺達も頑張るから、みんなもがんばってね!」

 

マーベラス「また暇になったら、飯でも食いに行くからな」

 

九郎「ああ、待ってるぜ!」

 

ゼロ「宇宙の果てって事は…また俺達とも会うかもな」

 

マーベラス「その時はよろしく頼むぜ、ゼロ」

 

ミラーナイト「戻ったら、ベリアル軍の残党を倒さないといけませんね」

 

グレンファイヤー「休む暇はないってことか」

 

ジャンボット「それが我々ウルティメイトフォースゼロだ」

 

ジャンナイン「そう言うものなのか?」

 

ジャンボット「そう言うものだ」

 

エメラナ「皆さん、本当にありがとうございました!」

 

ヒュウガ「こちらこそ、ありがとう。さあ、戻ったらバカンスだぞ!」

 

レイ[大怪獣]「もう終わってると思うがな」

 

グランデ「じゃあ、俺もまた強くなるとするか!」

 

海道「お前も相変わらずだな、グランデ」

 

ケロロ「それにしても、いい経験をしたであります!」

 

クルル「クーククッ!様々な技術も見られたしな」

 

ドロロ「そして、様々な人も見られたでござる!」

 

タママ「皆さん、いい人でよかったです!」

 

ギロロ「元気でな!」

 

ケロロ「ゲーロゲロゲロ!これでペコポン侵略にも活かせるであります!」

 

夏美「このボケガエルは…!」

 

ゼロ「あんまりやりすぎて、俺達に目をつけられるなよ?」

 

ケロロ「ケ、ケロ〜」

 

ダークケロロ「冬樹、またお前に出会えてよかった」

 

冬樹「僕もだよ、軍曹。元気でね」

 

シヴァヴァ「ケロロの事は俺っち達に任せろ」

 

ドルル「任務続行」

 

ガードダイバー「様々な世界が平和の世界へと変わる…」

 

バトルボンバー「平和の世界であった俺達の世界は革命…あるいは戦争の世界に変わっていくのかよ」

 

グレートマイトガイン「そんな事を心配する必要はない」

 

舞人「勇者特急隊がある限り、俺達の世界は、永遠に平和の世界だ」

 

ブラックマイトガイン「舞人のいう通りだ。その為に、我々は悪と戦おう」

 

ガードダイバー「そう言えば、BD連合とジョーは青戸の街と一緒に元の世界に帰るんだな」

 

バトルボンバー「ジョーの奴…せっかく勇者特急隊に誘ったのに断るなんてよ…」

 

舞人「あいつには、あいつの生き方があるのさ。それに俺は信じてる。その力が必要な時が来たら、きっとあいつは来てくれると」

 

サリー「舞人さん…」

 

舞人「さあ…帰ろう、サリーちゃん。ブラック・ノワールは滅んだ…。これからは俺達の手で世界を創っていくんだ」

 

ワタル「流石は嵐の勇者(ヒーロー)、旋風寺 舞人!最後までカッコいいぜ!」

 

舞人「ワタル…。元の世界に帰ったら、旋風寺コンツェルンを訪ねてくれ。お前も特別隊員として勇者特急隊に協力してもらいたい」

 

ワタル「ありがとう、舞人さん!僕、頑張るよ!」

 

グレートマイトガイン「歓迎するぞ、ワタル」

 

甲児「勇者特急隊はやる気満々だな」

 

ボス「二大ヒーローのお前としちゃ、どうなんだよ、兜?」

 

甲児「勿論、あいつ等と同じだ。また悪が現れるなら、俺とマジンガーは戦うつもりだ」

 

さやか「でも、いいの?マジンカイザーとマジンエンペラーGとお別れして」

 

甲児「カイザーとエンペラーは全ての世界のマジンガーの可能性の結晶だ」

 

鉄也「今回は俺と甲児に力を貸してくれたが、きっと別の世界で、あいつ等の力を必要としている奴がいる。今度は、そいつ等の為にその光の力を使うだろうさ」

 

ヌケ「本当に大丈夫なのかな…」

 

ムチャ「心配ないさ!俺達がピンチになれば、カイザーとエンペラーが助けに来てくれるさ!」

 

鉄也「最初から、そんな事を考えてるようじゃ、先が思いやられるな」

 

甲児「言っておくぜ、鉄也さん。俺はカイザーの力に頼らずに戦っていくつもりだ」

 

鉄也「いい覚悟だ、甲児」

 

甲児「光子力のパワーを引き出すのは乗っている人間だ。俺の力でマジンガーの可能性を引き出し、平和を守ってみせるさ」

 

セリック「やはり、ヒーローは言う事が違うね」

 

シャナルア「さて、私も早く家族の元へと帰らないとね」

 

ジラード「私達の世界は少しでもゆっくりできるんでしょ?」

 

オブライト「そうらしいな」

 

ディーン「キオ、戻ったら、ルウの墓についてきてくれないか?」

 

キオ「勿論だよ、ディーン!」

 

アセム「さて、俺達もゆっくりできるな」

 

ゼハート「だが、私達もこれからだ」

 

アセム「そうだな。サポート、頼むぜ…ゼハート」

 

ゼハート「任せろ、アセム」

 

フラム「ゼハート様…」

 

レイル「俺達も手伝いますよ!」

 

ゼハート「ありがとう、2人とも」

 

サブロウタ「平和な世界、か」

 

ハーリー「それを聞くと僕達も頑張らないといけませんね」

 

リョーコ「気負いすぎずにいこうぜ」

 

イズミ「そうだね」

 

ヒカル「必ず平和な世界は来るからね!」

 

ガイ「俺もナデシコクルーの一員として、頑張るぜ!」

 

ルリ「アキトさんとユリカさんはどうするんですか?」

 

ユリカ「それはもうラブラブなひと時を…」

 

アキト「…俺は…」

 

ヴァン「気にすんなよ、アキト。どの様な服装でもそれがお前のタキシードだ。胸を張って生きろ」

 

アキト「ヴァン…」

 

ヴァン「もう俺みたいになるんじゃねえぞ」

 

アキト「二度と調味料を全てかける様な男にはならん」

 

ヴァン「酷え言い方だな」

 

ウェンディ「そう言うヴァンは何するの?」

 

ヴァン「さあな。戻ったら、決める。…お前は?」

 

ウェンディ「エヴァーグリーンに戻るわ。兄さんと義姉さんは?」

 

ミハエル「僕達は戻ったら、旅に出るよ」

 

ファサリナ「全てを旅したら、エヴァーグリーンでお世話になります」

 

ウェンディ「待っているわ!」

 

プリシラ「ねえ、ヴァン。あの時の答えは?」

 

ヴァン「元の世界に戻った時でいいだろ」

 

カルロス「ZZZ」

 

ホセ「やれやれ、漸くゆっくりと休めるな」

 

バリヨ「だが、俺達はまだまだ現役だ」

 

ネロ「世界が危機に陥った時、エルドラソウルは立ち上がる!」

 

ガドヴェド「…我々も我々で生き方を探すか」

 

ウー「私は母の元へ行こうと思っています」

 

ガドヴェド「そうか」

 

カルメン99「じゃあ、私も本業に戻ろうかしら。…で、ジョシュアはどうするの?」

 

ジョシュア「僕は…」

 

レイ[ガンソ]「俺とジョシュはヴォルケインを静かな場所で眠らせる事にする。…漸く、静かに眠らせられるからな」

 

ユキコ「私も手伝います」

 

レイ[ガンソ]「勝手にしろ」

 

メリッサ「シン…」

 

シン「メリッサ…」

 

カロッサ「メリッサ…俺達はシンの世界に行くか?」

 

メリッサ「ううん。…今シンの世界へ行くと…また弱くなっちゃうから」

 

カロッサ「強いぞ、メリッサ」

 

シン「元気でな、メリッサ、カロッサ」

 

メリッサ「シンもね!」

 

ハイネ「さてと、戻ったら、花が散らない世界を作るんだったな?」

 

アスラン「ああ。争いが全てなくなったわけじゃないからな」

 

レイ[Destiny]「ギルの見えなかった世界…作っていくぞ」

 

カガリ「これからも大変だな」

 

ステラ「ステラも手伝う!」

 

ルナマリア「頼りにしてるわよ、ステラ!」

 

キラ「頑張ろうね、シン」

 

シン「はい!キラさん!」

 

ラクス「(あなた達なら、きっと世界を平和に出来ます…)」

 

ベルリ「皆さん、言う事が違いますね」

 

シン「そっちはどうなんだよ、ベルリ?」

 

鉄也「いつまでも戦争の世界を続けるつもりか?」

 

ベルリ「まさか!僕達だってやりますよ!」

 

アイーダ「宇宙世紀とリギルド・センチュリーも頑張って、戦争の世界の名を返上しなくてはなりません」

 

ノレド「でも、宇宙世紀が平和になったら、歴史が変わっちゃうけど、その場合、あたし達はどうなるの?」

 

ラライヤ「心配はいりません、ノレドさん」

 

クリム「そうなったら、並行世界への分岐が起こり、宇宙世紀とリギルド・センチュリーは別の歴史を歩む事になる」

 

ミック「要するに問題なしって事だよ」

 

ケルベス「連中が頑張るなら、我々も頑張らないとならん!気合を入れるぞ!」

 

リンゴ「宇宙で待機しているトワサンガとジット団もこっちと一緒に元の世界に帰る事になる…」

 

ドニエル「そうなれば、またレコンギスタを巡って戦いが起きるかも知れないな…」

 

ベルリ「そうでもないと思いますよ」

 

マスク「ベルリ…。アル・ワースの戦いでお前との決着がついたと思うなよ」

 

バララ「懲りないね、マスクは…」

 

マニィ「いいじゃない。その心意気がマスクなんだから」

 

ベルリ「そっちがその気なら、受けて立ちますよ、マスク先輩。ただし、生命のやり取り以外の戦い方で」

 

マスク「いいだろう、ベルリ」

 

キア「とりあえず、ジット団はやり方を変えるつもりはないぜ。俺達の邪魔をする奴がいるなら、実力で排除するだけだ」

 

ロックパイ「トワサンガの方は地球の出方次第だろうな」

 

リンゴ「心配するな。俺とラライヤさんがトワサンガと地球の架け橋となるさ」

 

ケルベス「ラライヤさんはともかく、そんな大役がリンゴに務まるかは疑問だがな」

 

ベルリ「全てはこれからですよ!」

 

ノレド「って言うけど、何をどうすれば、平和になるのか、よくわからないよ」

 

ラライヤ「それをみんなで考える事が大切だと思います」

 

ベルリ「僕は帰ったら、まずやる事があるけどね」

 

アイーダ「それは?」

 

ベルリ「世界を自分の身体で感じる事です」

 

ノレド「世界を…?」

 

アイーダ「感じる…?」

 

ベルリ「そうやって、自分が生きている意味を感じれば、きっと生命を大切に出来ます!それをみんなで分け合えば、世界はきっと変わるんです!」

 

甲児「だったら、ベルリ!富士山に登れ!」

 

ベルリ「富士山?」

 

スザク「日本の一番高い山だよ」

 

一夏「自分の足で登るのにちょうどいい高さだぜ!」

 

ショウ「富士山を登り切った時、きっとお前は生きている意味を感じられる」

 

ベルリ「ありあとあす!やってみます!」

 

カミーユ「最後までベルリはベルリだな」

 

ファ「あの子を見ているとこっちも元気になるわね」

 

ジュドー「リギルド・センチュリー組に負けてられない!俺達も頑張るぞ!」

 

ビーチャ「で、でもよ…」

 

エル「あたし達…アクシズ攻防戦の最中にこっちに跳ばされてきたから…」

 

ルー「帰るとなったら、あの戦いの中に戻る事になるの…?」

 

シーブック「望む所だよ」

 

セシリー「シーブック…」

 

シーブック「あの戦いは、まだ終わっていないんだ…。だったら僕達は、自分の目でその結末を見届けなくちゃならない」

 

ジュドー「シーブックさんの言う通りだ。俺達には決着をつけなければならない相手がいる」

 

アムロ「…」

 

カミーユ「アムロさん…」

 

アムロ「とっくに覚悟は出来てるさ、俺もシャアも」

 

シャア「ああ…。カミーユ…。お前も選ぶがいい。状況を見守るか、私と戦うかを…」

 

カミーユ「俺の意思は決まっています」

 

シャア「そうか…」

 

マシュマー「ならば、私も自らの進む道を改めて選ぼう」

 

ジュドー「でも、俺は…マシュマーさんと戦う事になるのは嫌だな」

 

マシュマー「私もだよ、ジュドー」

 

ハマーン「誰も自ら争いを望む者はいない」

 

ギュネイ「確かにそうだな」

 

プルツー「私は…」

 

プル「いいんだよ、プルツーも!自分の生き方を自分で選んで!」

 

プルツー「プル…」

 

グレミー「プルの言う通りだ、プルツー。もうお前は自由なんだ」

 

プルツー「ありがとう、グレミー。だったら、私はプルと行く」

 

プル「って事は、ジュドーやみんなと一緒だね!」

 

グレミー「私も血の呪縛を忘れ、自分自身の生き方を見つめ直そう。その手助けをしてくれるか、ルー・ルカ?」

 

ルー「ごめん。それは自分でやって」

 

グレミー「そ、そうか…」

 

ラカン「振られたな、グレミー」

 

ヤザン「ここまでバッサリやられりゃ諦めもつくだろうさ」

 

マリーダ「…」

 

ミネバ「プル達はそれぞれの道を決めましたよ、マリーダ」

 

マリーダ「私も自分の決めた道へ進みます」

 

リディ「俺もだ」

 

アンジェロ「皆、いい目をしているな」

 

フロンタル「バナージ君。私とアンジェロはアル・ワースに残り、可能性の素晴らしさを広めるつもりだ」

 

バナージ「お願いします、フロンタル」

 

トビア「(みんな、それぞれの世界に帰っていく…。俺も帰ろう…。ベルナデットの所に…)」

 

シーブック「トビア…。フルクロスの装備はアル・ワースに置いていくんだな」 トビア「Hi-νガンダムとかと同じですよ。本来の時代には、あってはいけないものですから」

 

シーブック「本来の時代か…。そこに帰った時、トビアの記憶も戻るといいな」

 

トビア「記憶…。ああ、そう言えば、俺…記憶喪失って事にしていたんでしたね!」

 

シーブック「え⁉︎」

 

キンケドゥ「き、気にするな、シーブック!」

 

トビア「お別れですね、シーブックさん。俺…このアル・ワースでシーブックさんと出会えた事、絶対に忘れませんから」

 

キンケドゥ「未来を生き抜けよ、シーブック。俺達も応援しているからな」

 

シーブック「…よくわかりませんが、2人の事は信用しています。ありがとう、トビア、キンケドゥさん。僕の方こそ、お二人と出会った事は忘れません」

 

トビア「(このシーブックさんが元の世界の未来でトビア・アロナクスに出会うかわからない…。未来は万人の手の中にある…。シーブックさん、セシリーさん…お二人が幸せになる事を願います…)」

 

青葉「それぞれの世界が新しい時代を迎えるのか…」

 

倉光「では僕達も輝かしい未来に向けて出航しようか」

 

レーネ「そうおっしゃられても…」

 

リー「自由条約連合とゾギリアの戦いの行方はどうなるか、わからないんですよ」

 

ラーシャ「ゾギリアの影の支配者、エフゲニー・ケダールは倒れましたが…」

 

タルジム「ゾギリアと連合との戦いがどうなるかは何とも言えないな」

 

アルフリード「国内の混乱はマルガレタ特務武官をリーダーとするチームが対処してくれているはずだが…」

 

倉光「未来が分からないのなら、自分が望む結末になる様に力を尽くせばいい」

 

アルフリード「おっしゃる通りです、倉光艦長。ゾギリアを代表して、そのために尽力する事を誓います」

 

倉光「よろしく、アルフリード中佐。僕としても二度と戦場で君に会いたくないからね」

 

青葉「さっすが、艦長!最後にいい感じで締めてくれるぜ!」

 

ディオ「青葉…」

 

青葉「…湿っぽいのはやめようぜ、ディオ」

 

ディオ「だが…」

 

青葉「俺と雛…そして、シグナスのみんなはそれぞれの世界に帰る…。もしかしたら、二度と会えないかも知れない…」

 

ディオ「…」

 

青葉「俺さ…夢にも思わなかったよ。まさか70年後の未来に親友が出来るなんてさ。ディオだけじゃない!シグナスのみんなにも感謝してる!」

 

まゆか「青葉さん…」

 

ディオ「お前は…突然、現れて俺達を引っ掻き回して…!」

 

青葉「忘れないぜ、ディオ…。お前のこと、絶対に」

 

ディオ「俺もだ、青葉。…雛も元気でな」

 

雛「ありがとう、ディオ」

 

エルヴィラ「…青葉君、雛さん…。もしかしたら、時を越える時にあなた達は記憶を失う可能性もある」

 

青葉「え…!」

 

雛「私がお父様に拾われた時の様に…」

 

エルヴィラ「歴史の修正力と言えばいいのかしら…。その時代に不都合が起きそうな事に対して、超常的な力が働く事がある…。恐らく、あなた達のヴァリアンサーは時を越える際に失われ、その記憶も…」

 

青葉「大丈夫ですよ」

 

雛「大丈夫って、青葉…」

 

青葉「俺…ディオやみんなの事…絶対に忘れませんから。そして、例え記憶を失っても俺は必ず雛に巡り合います」

 

雛「青葉…」

 

ディオ「お前が言うと、どんな無茶なことでも本当にそうなりそうな気がする」

 

青葉「流石は相棒!俺の事を、よくわかってるぜ!」

 

ディオ「調子に乗るな」

 

青葉「お前こそ、偉そうなんだよ!」

 

シーブック「最後の最後まで、この二人は…」

 

ベルリ「いいじゃないですか、これがなきゃ青葉とディオじゃありませんから」

 

万丈「心ゆくまてま、やらせてやればいいさ」

 

ヴァン「仕方ねえ。終わるまで待ってやるか」

 

雛「(青葉とディオ…。二人の絆に私は救われた…。ありがとう…。私も決して、あなたたちの事を忘れない)」

 

ビゾン「…」

 

アルフリード「感傷に浸っている時間はないぞ、ビゾン。我々の前には課題が山積みだ」

 

ビゾン「俺も務めを果たします。ゾギリア軍人として、祖国のために」

 

アルフリード「期待させてもらうぞ、ビトン」

 

雛「(さようなら、ビゾン…。そして、ありがとう…)」

 

ビゾン「(ヒナ…。幸せになってくれよ…)」

 

シモン「みんな、希望に満ちているな」

 

ニア「ええ…」

 

ヨマコ「何言っているのよ!一番、希望と幸せに満ちているのはあなた達じゃない!」

 

キタン「そうだぜ!」

 

ギミー「エクスクロス解散前の最後の大仕事…」

 

ダリー「お二人の結婚式が終わったから、みなさん、元の世界へ帰るんですから」

 

カミナ「みんなには感謝してるぜ!」

 

ヨマコ「どうしてあなたが感謝するのよ…」

 

シモン「ありがとうな、みんな!帰還を遅らせてまで式に出てくれて!」

 

ベルリ「こっちこそ素敵な結婚式をご馳走様でした!」

 

青葉「シモンさんとニアさんを見届けなきゃ、元の世界に帰るわけにはいかねえぜ!」

 

アキト「幸せに、2人とも」

 

ヴァン「嫁さんを大事にしろよ、シモン」

 

アンジュ「お似合いよ、シモン、ニア!」

 

サリア「皆さんもお元気で!」

 

ロザリー「またな!」

 

ヒルダ「あたし等の事、忘れるなよ!」

 

しんのすけ「勿論だゾ!ヒルダお姉さん!」

 

クリス「みんなには本当に助けられた」

 

エルシャ「私は絶対に皆さんのことを忘れません!」

 

ヴィヴィアン「またね〜!」

 

サラマンディーネ「皆さんの未来に幸あらんことを願います」

 

ジル「アルゼナルを代表して、感謝する」

 

エンブリヲ「君たちならば、必ずや平和を掴む事が出来る」

 

ナオミ「私達も応援してるから!」

 

タスク「そして、俺達も頑張るよ!」

 

キタン「ここには来られねえダヤッカ達からもメッセージをもらってるぜ!」

 

ニア「シモン…」

 

シモン「何だ、ニア?」

 

ニア「この生命が尽きる日までご一緒させてもらいます」

 

シモン「誓うぞ、ニア。その日が来るまで、2人で全力で生きるって」

 

ヴィラル「(一つの世界が終わり、新たな世界が始まる…。螺旋王…。俺は、この生命が続く限り、時の流れを見届けます…)」

 

レナ「ユイもこれで普通の皇女に戻れるわね」

 

ユイ「そうだね…。いなかった分を取り戻さないと…!」

 

アンジュ「気負いすぎるんじゃないわよ、ユイ」

 

ユイ「うん、ありがとう、アンジュ!…イングリッドとケイちゃんは旅に出るのよね?」

 

イングリッド「ええ。この世界をもっと見て周りたいと思ったの」

 

ケイ「でも、必ずレナ達に会いに行くわ」

 

サラ「ノアお姉様もエナストリアにいるよね?」

 

ノア「ええ。サラとティアがお世話になったレツさんにもお礼をしないといけないから」

 

ティア「やったー!姉様と一緒に入れるー!」

 

ルクス「…」

 

ヨハン「そうだね、ルクス。僕達はもう帰ろうか」

 

ユイ「ルクスちゃん…ヨハン君…」

 

ヨハン「悲しそうな顔はやめてよ、ユイお姉さん。永遠の別れじゃないんだから」

 

レナ「ルクス、本当にありがとう」

 

ルクス「…」

 

ルクスは笑顔で頷いた。

 

ユイ「皆さん、エナストリアの皆さんからもメッセージをもらっています。本当にありがとうございました!」

 

マサキ「さてと…ラ・ギアスへのゲートも確実に開けるだろうし、俺達も帰るとするか」

 

クロ「今回は思いがけない大冒険だったニャ」

 

シロ「ホントだニャ。マサキって、余程ツイてない星の下に生まれたんだニャ」

 

マサキ「ま、そうかも知れねえが…。そのおかげで色んな仲間達と出会えるんだ。悪くねえと思ってるぜ、俺は」

 

甲児「…元気でな、マサキ、クロ、シロ。また何処かで会えるといいな」

 

マサキ「ああ…出来れば、戦場以外でな。あばよ、甲児」

 

サヤ「では、少尉…私達も帰りましょう」

 

アーニー「帰ったら、孤児院のみんなにこの事を説明しないとね」

 

サヤ「アレルヤさんやマリーさんにも迷惑をかけていると思いますし」

 

リチャード「安心しろ、今度は俺もいるからな」

 

サヤ「お願いします、お父さん」

 

アレルヤ「アーニー少尉、そっちの世界の僕達にもよろしくね」

 

グラハム「ベルジュ少尉、いつまでも胸を張って生き続けるといい」

 

アーニー「はい!」

 

零「じゃあな、アーニー、サヤ、リチャード少佐」

 

リチャード「お前さんも元気でな、零」

 

アーニー「僕は君の事を絶対に忘れないよ」

 

零「俺もだ。また、サヤの落語を聞きたいしな」

 

サヤ「では、今度お聞かせできる様に訓練をしておきます」

 

ジン[UX]「アーニー…」

 

アーニー「ジン…。君とアユルはどうするんだい?」

 

ジン[UX]「俺とアユルはこのアル・ワースで生きようと思う。お前達が元の世界で必死に生きようとしている様にな。アユル、ついてきてくれるか?」

 

アユル「当然です、ジン。あなたと一緒に生きると決めたから」

 

ジン[UX]「だが、忘れるなよ。お前には負けないからな!」

 

アーニー「望む所だよ」

 

聖龍妃「では、皆さん…。そろそろ元の世界へ帰るための異界の門を開きます」

 

シバラク「ついに、この時が来たか…」

 

幻龍斎「聖龍妃様が力を取り戻された今、すべてはあるべき場所へと還っていく…」

 

ヒミコ「おっさん、誰だ?」

 

幻龍斎「いい加減に慣れろ、ヒミコ!お前の父、幻龍斎だ!」

 

クラマ「しかし、驚いたぜ…。親父様が、お猿の姿から人間に戻った時には」

 

シバラク「うむ…。未だに慣れないヒミコの気持ちもよくわかる」

 

ヒミコ「それにお猿の方が、カッコいいのだ!」

 

幻龍斎「あら⁉︎」

 

クラマ「本来の姿を取り戻したのは親父様や俺だけじゃない」

 

翔龍子「ワタル…」

 

ワタル「虎王…じゃなかった…。翔龍子様…」

 

聖龍妃「私はドアクダーによって封印されており、息子の翔龍子もまた、姿を変えられ虎王としてドアクダーの息子のされていました」

 

翔龍子「ワタル…。余は、虎王だった時の事を何も覚えていない」

 

ワタル「いいんです、翔龍子様…。虎王だった頃の悲しい事は忘れてしまっても」

 

翔龍子「だが、お前との友情は微かに覚えている。だから、今だけは虎王と呼んでくれ」

 

ワタル「虎王…。君に会えて、よかったよ」

 

ヒミコ「トラちゃん!ヨメにするって言った、あちしの事は⁉︎」

 

翔龍子「お前の事も微かに覚えている。世話になったな、ヒミコ」

 

聖龍妃「ワタル…。そして、エクスクロスの勇者達…。あなた方の勇気は救世主伝説として永く語り継がれるでしょう」

 

ワタルは龍神丸から降りた。

 

ワタル「先生、ヒミコ、親父様、クラマ…。色んな事があったけれど、みんなのおかげで僕はやってこられたんだ。ありがとう、みんな」

 

クラマ「水臭い事は言いっこなしだぜ」

 

幻龍斎「元の世界に戻っても、忘れんでくれよ」

 

ヒミコ「ワタル!またアル・ワースに来るか⁉︎」

 

ワタル「ああ、また来る…。きっと!」

 

シバラク「ワタル!拙者が教えた事を忘れるな!どんな時でもくじけず勇気を持って生きるのだ!」

 

ワタル「はい、先生!」

 

龍神丸「ワタル…。長い戦いだったが、よく耐えた。これでお前も一人前の男だ」

 

ワタル「龍神丸…。僕は…」

 

龍神丸「顔を上げるんだ、ワタル。私はいつでも、お前の側にいる。お前が空を見上げれば、雲の中に、虹の中に、星の中に私はいる」

 

ワタル「うん…!きっとまた、僕達…会えるよね!」

 

アマリ「元気でね、ワタル君。元の世界に戻っても、頑張ってね」

 

零「何があっても負けるなよ。お前は立派な救世主である前に男なんだからよ」

 

ワタル「ありがとう、零さん!アマリさん!またいつか会おうね!」

 

聖龍妃「では、導師セルリック…。異界の門を」

 

セルリック「かしこまりました、聖龍妃様」

 

アンジュ「しかし、あのセルリックが生きてきたとはね…」

 

万丈「エンデに意識を乗っ取られていたとはいえ、自らの行いを悔いた彼は、魔従教団を真の法と秩序の番人に再編するそうだ」

 

ノブナガ「あの男も自らの中の闇を越えた…。信頼出来るだろう」

 

セルリック「そして、これから魔従教団はオニキスと共にこのアル・ワースを平穏な世界へとしていきます。よろしくお願いしますよ、首領の新垣 零様」

 

零「俺が首領か…なんか、パッとしないな」

 

アルト「何言ってんだよ、零」

 

マーベラス「お前に向いているぜ。お前には誰かを導く力があるんだからよ」

 

ゼロ「頑張れよ、零!俺達みんな、別世界からだが、応援しているからな!」

 

零「皆さん…本当にありがとうございました!」

 

セルリック「では…。エクスクロスの皆さん…。今、門が開きます」

 

セルリックの力で異界の門が開かれた。

 

聖龍妃「戦争と平和と革命の世界のサイクルがなくとも、この世界は未来を願う人々と聖獣の想いで回っていきます。ありがとう。勇者達…。アル・ワースは、あなた達のくれた希望と共に未来へと進んでいくでしょう」

 

異界の門が輝きを増す…いよいよか。

 

一夏「じゃあな、みんな!」

 

ショウ「どんな辛い事にも負けるなよ!」

 

九郎「俺達はいつでも仲間だ!」

 

シーブック「何にだって全力でぶつかっていくさ!」

 

ケロロ「我がケロン人の友人として…エクスクロスの事は絶対に忘れないであります!」

 

ベルリ「アル・ワースで学んだ事を僕は忘れません!」

 

青葉「どんな世界、どんな時代に行こうとも…!」

 

ゼロ「どんな宇宙、どんな次元に行こうとも…!」

 

シモン「どんな困難や、どんな敵にぶつかっても…!」

 

ルルーシュ「俺達は乗り越えていく!」

 

ヴァン「そして、それぞれの生き方をすりゃいい」

 

ワタル「だって、僕達は…!」

 

アマリ「アル・ワースの救世主であり…!」

 

零「エクスクロスだからな!」

 

そうだよな、父さん、母さん、ネメシス…。

 

しんのすけ「じゃあ、そういう事で〜!」

 

光が消えると、異界人のみんなの姿は消えていた…。

 

元の世界に帰れたんだろう…。

 

セルリック「アマリ…」

 

アマリ「少し時間をください、導師セルリック」

 

セルリック「待っているよ、藍柱石の術士…。いや、法師アマリ…。零様、アマリをお願いします」

 

零「任せてください、セルリックさん!」

 

イオリ「アマリさん…」

 

アマリ「本当にイオリ君は帰らなくてよかったの?」

 

イオリ「色々考えたけど、アマリさんを放っておくわけにはいかないからね」

 

…おいおい。

 

弘樹「どうするんだ、零?ありゃ、愛の告白だぜ?」

 

零「ホープスにも言ったはずだぜ?受けて立つってな」

 

アマリ「もう、零君ったら…。でもね、私…まだ戦いは終わっていないと思うの」

 

イオリ「え…」

 

零「…」

 

アマリ「ドアクダー等が倒れな事で今まで潜んでいた小悪党が動き出したり、混乱が起きたりする…。エクスクロス程の力は必要ないけど、私は平和を守るため、生まれ変わった魔従教団の一員として戦おうと思うの。そして、戦いが完全に終わったら、元の世界に帰るか、もう一度考えるわ」

 

零「手伝うぜ、アマリ。これからもずっと…」

 

イオリ「勿論、俺も手伝う。そのためにアル・ワースに残ったんだ。俺が君を支えるよ」

 

ホープス「黙っていれば、調子に乗るなよ、オド袋が」

 

イオリ「な、何だよ!」

 

アマリ「け、喧嘩しないで2人とも!」

 

零「それにしても…お前らは戻らなくてよかったのかよ?」

 

カノン「勿論です!」

 

弘樹「お前を残して戻れねえだろ」

 

優香「これまでも一緒にやってきたんだから、これからも一緒だよ!」

 

メル「私達も零さん達もお手伝いします!」

 

アスナ「だって、私達は…家族なんだから!」

 

レイヤ「家族、か…。へっ」

 

ギルガ「前までは馬鹿らしく聞こえていたこの言葉も今では良い聞き心地だ」

 

リン「はい!」

 

ラゴウ「俺達も助けていこう。零達を…」

 

ホープス「(始まりのアル・ワース…。神と獣、光と闇、過去と未来が集う世界…。それは永遠に覚めぬ夢…。大地は人の想いを吸い、木々には智恵の実が熟す…生と死の狭間に浮かび、誰にも知られず世界は回る…。全ては、そこに生きる人々の未来への願いと共に)」

 

俺達は機体から降り、集まった。

 

アル・ワースに残った他のメンバーとアル・ワース出身組もそれぞれの居場所へと帰っていった…。

 

そして、俺とアマリは2人で話がしたいと、みんなに待ってもらう事にした。

 

 

 

 

ー新垣 ゼフィです!

 

私達はパパとママを待つ事にしました。

 

弘樹「ったく、あの2人はこんな時でもイチャイチャしやがって…」

 

カノン「それがあの2人ですもの」

 

メル「イオリさんはものすごく睨んでますけど…」

 

イオリ「め、メルさん…⁉︎」

 

ラゴウ「そういうお前もだぞ、メル」

 

リン「ギルガさん、浮気は許しませんから」

 

ギルガ「しないよ!」

 

優香「うむむ…!」

 

アスナ「嫉妬深すぎよ、優香」

 

優香「だ、だって…!って、アスナちゃんもでしょう⁉︎」

 

アスナ「わ、私は…」

 

レイヤ「…やっぱり、まだ零に未練があるか?」

 

アスナ「…少しは…。でも、今大好きなのレイヤだから」

 

レイヤ「俺も好きだぜ、アスナ」

 

ホープス「こちらもこちらですね…。ゼフィは良かったのか?2人と一緒に話に入らなくて」

 

ゼフィ「お二人と話せるのはいつでもできます。…今はお二人だけにしたいんです」

 

ホープス「本当にお前はいい子だな」

 

パパ、ママ…私もお手伝いします。

お二人といつまでも幸せに暮らすためにも…。

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

俺はアマリと2人で話をしていた。

 

アマリ「それにしても魔従教団の法師とオニキスの首領って、私達凄くなったわね」

 

零「肩書なんて意味はねえよ。これからどう頑張るか…それで変わってくる」

 

アマリ「そうね…。そろそろみんなの所に戻らないと…」

 

零「そ、そうだな…。あ、あのよ…アマリ…」

 

言うなら、今だ…!

 

アマリ「何?」

 

零「も、もし…世界が平和になったら…。平穏の世界でもこのアル・ワースでもいい…。俺と、結婚…してくれないか?」

 

俺はアマリに指輪を手渡す。

 

アマリ「…!」

 

アマリは驚きながらもそれを受け取り…涙を流しながら、指にはめた。

 

アマリ「はい、こちらこそお願いします、零君」

 

零「…じゃあ、その日が来るまで、お互いがんばろう…アマリ」

 

俺の言葉にアマリは頷き、俺はゆっくりとアマリの顔に自分の顔を近づけ…アマリの唇と俺の唇を重ね合わせた…。

 

本当の平和なんていつ来るかわからない…。

それでも俺達は諦めない…。

エクスクロスで学んだ沢山の大切な事…それを無駄にしないためにも…。

 

ー俺達は前に進み続ける…。

 

 

〜END〜

 





ー終了メッセージ。

〈ありがとう。そして、さようなら〉

零「新垣 零だ。みんな…今までスーパーロボット大戦ー輝きの翼ーを応援してくれてありがとうな!作者に変わって、俺が感謝の言葉を述べるぜ!」

零「みんなの応援が作者の…そして、俺達の力になったんだ!これからも作者の作品である郁人が主人公のプロジェクトクロスゾーンー剣に懸けた想いーと投稿予定のスーパーロボット大戦Tー交わる運命ーの応援、よろしくな!」

零「後、俺達の後日談の物語を作者が作成中だ、投稿は都合により、来年になる可能性があるが…お楽しみにしてくれ」

零「最後になったが…みんな、今まで本当にありがとう!また、何処かで会おうぜ!じゃあな‼︎」

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