スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

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今回はコラボ回です!

今日中にプロジェクトクロスゾーンの方も投稿したいです…!

それではどうぞ!


クロスオーバーシナリオ3 星屑と神狼

 

ーー並行世界…。そこには同じ世界でも全く違う人や同じ人でも違う人生を歩んでいる場合がある…。これは、俺達が別の世界のアル・ワースから来た人物達と会った話だ…。

 

 

 

 

クロスオーバーシナリオ3 星屑と神狼

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

俺とゼフィ、アスナは前回に起きた事をアマリ達に話していた…。

 

アマリ「異世界のアル・ワース?」

 

零「ああ。そこでは同じアル・ワースでも世界の構造、存在する人も国も人の歴史も全く変わっていた」

 

アスナ「エクスクロスにいない人がいたり、ルクスの国がなかったり、こっちの世界で生きている人が死んでいたりって、珍しい経験だったわ」

 

ホープス「その世界のアル・ワースにも私達はいたのか?」

 

ゼフィ「いたのはいたんですが…」

 

零「まず、ホープスのマスターはイオリになっていた」

 

イオリ「は…⁉︎」

 

ホープス「私のマスターが…このオド袋だと⁉︎」

 

アマリ「では…私は?」

 

零「…」

 

アマリ「零君…?」

 

アスナ「…えっとね。あっちのアマリはイオリに好意を持っていたの」

 

アマリ「ええっ⁉︎」

 

イオリ「ア、アマリさんが…俺に…⁉︎」

 

ホープス「イオリ・アイオライト…貴様ぁぁぁぁっ‼︎」

 

イオリ「それは別世界の俺だろ!俺は悪くない!」

 

弘樹「それに俺達や零もいないとは…」

 

優香「うん、ビックリしたよ!」

 

メル「どこのイオリさんもアマリさんの事が好きなんですね」

 

イオリ「ど、どうして睨むんだい?」

 

ゼフィ「ママ、プレゼントです!」

 

ゼフィはもう一つの世界で作ったブレスレットをアマリに渡した。

 

アマリ「これは…?」

 

ゼフィ「あちらの世界で私とあちらの世界のママで作ったブレスレットです!」

 

アマリ「ありがとう、ゼフィちゃん。いつかもう一つの世界の私にもお礼を言わなくちゃ」

 

ホープス「確かに、別世界の自分に会いたいとは私も思います」

 

零「俺もまたあの世界のイオリ達に会いたいな…」

 

話を終えた俺達は解散し、料理を作るために俺はNーノーチラス号の調理室に向かおうとしていた…。

 

だが、突然、警報が鳴り響く。

 

零「何だ…⁉︎」

 

エレクトラ「エクスクロス各員へ、ただいま、Nーノーチラス号とハンマーヘッドに侵入者の存在を確認しました。各員は対処に向かってください」

 

零「ハンマーヘッドとNーノーチラス号に侵入者…⁉︎なんか、前にもこんなのがあったな…。兎に角、Nーノーチラス号なら俺も近いな…!」

 

俺は侵入者を探すために走り出した…。

 

 

 

 

 

 

ーセイヤ・遊星です。

 

僕達は元の世界でハシュマルと戦っていたのですが、ハシュマルが異世界の門に吸い込まれてしまい、僕達もその後を追ってきたのですが、イージスと逸れてしまい、僕とタスクさん、エルシャさん、アンジュさんはこの戦艦へ、風輝さんと暦さんと風華さんは別の戦艦にへと入りました。

 

実はこの世界のエクスクロスに協力を要請しようとしたのですが…。何故、侵入みたいな事になってしまったのでしょうか…?

 

タスクさん達とも別行動を取っていますし…まあ、都合良く、誰かと鉢合うはずないと思いますが…。

 

零「見つけたぞ、侵入者!」

 

…都合はいいみたいですね。

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

侵入者を見つけた俺は侵入者の前に立った。

 

セイヤ「貴方はエクスクロスのメンバーですか?」

 

零「そういうお前は?ってか、何の用でこの艦に侵入したんだ?」

 

セイヤ「(…今話しても余計な誤解を招くだけですね…。)すみません、貴方の腕を見せてもらいます!」

 

零「腕を…?ただ単に見せる意味ではないようだな」

 

セイヤ「よくお分かりで…では、行きますよ!」

 

俺は侵入者と戦いを始めた。

 

でも、こいつ…強い…!

 

セイヤ「はあっ!」

 

零「ぐっ!やる、じゃねえか!」

 

セイヤ「うっ…!(この人…強い…!それに瞳の色が変わるなんて…!)」

 

すると、アンジュが来た…服装がおかしいが…。

 

アンジュ[星屑]「大丈夫、加勢に来たわよ」

 

零「アンジュか!助かる!」

 

セイヤ「っ…!待って、アンジュさん!」

 

零「なっ⁉︎グアァッ!」

 

俺はアンジュに殴り飛ばされた…。

 

零「何すんだ、アンジュ…⁉︎」

 

アンジュ[星屑]「あなた、誰?」

 

零「はあっ…⁉︎」

 

アンジュ「零、大丈夫⁉︎」

 

ア、アンジュ…⁉︎

 

アンジュ「えっ…⁉︎」

 

アンジュ[星屑]「あなた…」

 

アンジュが…二人…?

 

セイヤ「これは…面倒な状況になりましたね…。ん…?通信…風輝さん…?」

 

風輝「セイヤさん、風輝です。こちらのハンマーヘッドの艦長、名瀬艦長に僕達の事を離したので、ハンマーヘッドに来てください」

 

セイヤ「行きたいのは山々なのですが…。こちらもこの世界のアンジュさんとエクスクロスに所属している人に出会ってしまって…」

 

風輝「では、その方に変わってください」

 

セイヤ「了解しました。すみません、僕の仲間の人が貴方とお話をしたいと申しているのですが…」

 

零「仲間…?…はい?」

 

俺はセイヤという男から通信機を受け取り、通話に出る。

 

風輝「初めまして、新垣 零さん。綾波 風輝と申します」

 

零「どうして俺の名前を…?あんたは一体…」

 

すると、通信機から名瀬さんの声が聞こえてきた…。

 

名瀬「零か?」

 

零「名瀬さん…一体何が起こっているんですか?」

 

名瀬「思う所はあるとは思うが、今は兎に角、ハンマーヘッドに来てくれ」

 

零「…わかりました。では、こちらにいる人達を連れて向かいます」

 

俺は通信を切り、セイヤという男に通信機を渡す。

 

零「すまないが、着いてきてくれないか?」

 

セイヤ「わかりました」

 

アンジュ[星屑]「わかったわ」

 

アンジュ「…」

 

零「アンジュ、お前もいいな?」

 

アンジュ「ええ…」

 

俺達はハンマーヘッドに向かった…。

 

セイヤ「あの…新垣さん?」

 

零「どうした?」

 

セイヤ「貴方がエクスクロスを纏めているのですか?」

 

零「纏めている訳じゃないけどな。でも、何故か副リーダーみたいにはなっているが…。って、どうしてお前がエクスクロスの事を知っているんだ?」

 

セイヤ「それは着いてからお話しします」

 

俺達はハンマーヘッドの艦長室へ着いた…。

 

零「すみません、新垣 零…入ります」

 

名瀬「わざわざ悪いな、零」

 

…艦長室に他のみんなと…タスク、エルシャが二人ずつに一人の男、二人の女がいる…?

 

零「名瀬さん…一体どういう事何ですか?彼等は一体…それにどうして、アンジュ、タスク、エルシャが二人いるんだ?」

 

タスク[星屑]「驚かせてすまない。僕達は…」

 

風輝「タスクさん、それは僕から話します。まずは自己紹介から…改めて軍事組織、朧月の上級大将…綾波 風輝と申します」

 

暦「同じく、朧月の中尉、如月 暦です」

 

風華「風輝兄さんの双子の妹で綾波 風華と言います。私の階級は少将です」

 

セイヤ「次は僕達ですね…。僕はセイヤ・遊星。鋼の連合所属、第一遊撃隊隊長です」

 

タスク[星屑]「タスク…とは言ってもご存知ですね。セイヤと同じく、第一遊撃隊副隊長です」

 

アンジュ[星屑]「あなた達も知っているとは思うけど、アンジュよ。同じく、第一遊撃隊所属よ」

 

エルシャ[星屑]「エルシャです。同じく、第一遊撃隊所属です」

 

零「新垣 零だ。よろしく…。それで綾波…だったか?」

 

風輝「綾波では、風華と被るので、風輝でいいですよ、新垣さん」

 

零「じゃあ、俺も零でいいよ。それで…お前等は何者なんだ?」

 

風輝やセイヤ達は俺達に事の事情を話した…。

 

セイヤ「まず僕達はこの世界の人間ではありません。僕達は別の世界のアル・ワースから来ました」

 

弘樹「別の世界のアル・ワースって、零の言っていた並行世界のアル・ワースか!」

 

風輝「零さんは異世界のアル・ワースの存在を知っていたのですか?」

 

零「ああ。少し前に別の世界線のアル・ワースへ行った事があるんだ」

 

アスナ「それで…あなた達はどうしてこの世界に来たの?」

 

暦「ハシュマルを追ってです」

 

オルガ「ハシュマルだと…⁉︎」

 

アマリ「それは…確か、オルガさん達の世界のモビルアーマーでしたよね?」

 

零「ハシュマルなら、俺達も倒した事あるぞ」

 

風輝「別世界のハシュマルです。それで僕達は巨大戦艦、イージスに乗って、ハシュマルを追いかけてきたのですが…」

 

風華「恥ずかしながら、ハシュマルを見失うどころか、イージス共逸れてしまったのです」

 

タスク[星屑]「それでこの世界を守っているエクスクロスの君達に協力を要請しようと決めたんだ」

 

エルシャ[星屑]「侵入の様な真似をしてごめんなさい…」

 

アンジュ[星屑]「事態は一刻を争っていたから…」

 

零「まあ、侵入者に関しては前回もあったからな。それにセイヤ達は悪者じゃないってのがわかったから、良いよ」

 

セイヤ「ありがとうございます、零さん」

 

名瀬「…各艦長達と話し合った結果、彼等と協力し、ハシュマルを倒す事が決定したぞ」

 

風輝「本当ですか⁉︎」

 

アミダ「流石に私達のアル・ワースにも危害が及ぶ可能性があるから、見逃してはおけないからね」

 

零「…じゃあ、暫く、よろしくな!」

 

風輝「はい、零さん!」

 

俺達はハシュマルが現れるまでの間、セイヤ達と交流を深める事にした…。

 

風輝はマクギリスさんにハシュマルの事を聞いていた。

 

マクギリス「ハシュマルの情報を…?」

 

風輝「はい、僕達には少し情報が不足しているので…」

 

マクギリス「そうだな…。ハシュマルはワイヤーブレードや攻撃オプションのプルーマなどがある。気をつけてかかった方がいいよ」

 

風輝「ありがとうございます、マクギリスさん」

 

暦はアマリと話していた。

 

暦「あの…アマリさん」

 

アマリ「どうしました、暦さん?」

 

暦「零さんとアマリさんはその…恋人同士と聞きましたが…零さんはお優しいですよね」

 

アマリ「はい!たまに無茶しすぎて心配ですが、格好良くて、優しい大好きな彼氏です。そういう、暦さんと風輝さんもお似合いですよ!」

 

暦「ありがとうございます、アマリさん!」

 

風華はプルとプルツー、マリーダ、ハマーンさんとキュベレイについて話していた。

 

ハマーン「ほう、お前の機体はキュベレイなのか」

 

プルツー「だが、流石に異世界ともなると少し違うな」

 

プル「でも、キュベレイ友達だね!」

 

風華「いいですよね、キュベレイは!」

 

マリーダ「…フッ、楽しそうだな、風華は」

 

風華「はい!これだけキュベレイの事で語れるなんて、初めてです!」

 

ハマーン「では、我々のキュベレイの良さも語ろう」

 

鋼の連合のみんなは第一中隊のみんなやエンブリヲと話していた。

 

タスク[星屑]「この世界にリベリタスがあった様だね」

 

タスク「後の道は変わっている様だけどね」

 

エルシャ「私が別行動をしているなんて…」

 

エルシャ[星屑]「でも、別世界の私でも、私は私ね。子供好きなのは変わらない」

 

エンブリヲ「スターダスト…確かに良い機体だね」

 

セイヤ「まさか、エンブリヲに言われる日が来るなんて思いもしませんでしたよ。しかも、良いエンブリヲとは…」

 

アンジュ[星屑]「ねえ?」

 

アンジュ「何?」

 

アンジュ[星屑]「あなたは、タスクの事が好きなの?」

 

アンジュ「え…う、うん…。まあ、変態なのが傷だけど。あなたも気をつけなさいよ」

 

アンジュ[星屑]「変態…?あなたの世界のタスクについてよくわからないけど、私の世界のタスクは変態とか呼ばれていないわよ」

 

アンジュ「世界が違うだけで、性格までも違うなんてね…」

 

数十分後…。

 

俺はゼフィルスネクサスの整備をする為に格納庫に来ると…。

 

零「あれ?セイヤに風輝、ゼフィじゃねえか。どうしたんだ?」

 

セイヤ「スターダストの整備です」

 

風輝「僕もフェンリルレクスの整備をしています」

 

ゼフィ「私はそのお手伝いです!」

 

セイヤ「ゼフィさんのおかげで整備が早く終わりました。ありがとうございます、ゼフィさん」

 

零「えらいぞ、ゼフィ!」

 

俺はゼフィの頭を撫でるとゼフィは嬉しがる様にニコリと笑った。

 

風輝「お似合いの親娘ですね。アマリさんを含めると本当に家族に見えます」

 

零「まあ、実際家族だからな。そういう風輝だって、暦といいカップルじゃねえか」

 

風輝「す、少し照れますね…」

 

セイヤ「フッ、風輝さんも暦さんへプロポーズしたら、どうですか?」

 

風輝「まだ早いですよ、セイヤさん」

 

零「にしてもあれだな…。違う世界のアル・ワースで平和の為に戦っている俺達が出会うって、何かの運命なのかな?」

 

セイヤ「例え、何者かの策略としても、僕は零さんと出会えてよかったです」

 

風輝「僕もです。零さん達を見ていると僕達も頑張ろうと思えてきます」

 

零「や、やめてくれよ、照れくさいな!…まあ、俺もそうなんだけどよ。二人に負けない様に俺も頑張ろうって、思うんだ。そして、平和な世界をお互い取り戻したら、また会いたいなって…」

 

セイヤ「その時は僕達の世界の仲間と零さんの世界の仲間で打ち上げをしたいです」

 

風輝「いいですね、それ!世界を越えた打ち上げ…楽しそうです!」

 

ゼフィ「私もセイヤさん達の世界に行ってみたいです!」

 

零「だからよ、お互い、頑張ろうな!セイヤ、風輝!」

 

セイヤ「はい!」

 

すると、アスナが走って来た。

 

アスナ「零、セイヤ、風輝、ゼフィ!ここにいたのね!」

 

ゼフィ「どうかしましたか、アスナお姉ちゃん?」

 

アスナ「ドッコイ山にハシュマルの反応を感知したの!今からエクスクロスは向かうみたいよ。あなた達も出撃の準備をして!」

 

零「わかった!行くぞ、セイヤ、風輝!」

 

俺の言葉に二人は頷いた…。

 

俺達はドッコイ山に着いた。

 

確かに…ハシュマルがいるな…!

 

いや…ハシュマルだけじゃねえ!

 

風華「あれは…ベクターにグレイズ・リッター!」

 

ジュリエッタ「それにイオク様のレギンレイズ…!」

 

タスク[星屑]「ゴーストジャックの影響か…!」

 

弘樹「確か、無人機がジャックされるんだったよな?」

 

ヒイロ「モビルドールと似たようなものか」

 

シノ「ハシュマルだけでも面倒なのに、幽霊兵器どもまでいやがるのか!」

 

零「言っていても始まらねえ!行くぞ、みんな!」

 

セイヤ「皆さん、増援の可能性もあります!気をつけてください!」

 

風輝「指揮は僕が取ります!戦闘開始です!」

 

戦闘開始だ!

 

 

 

〈戦闘会話 アンジュVS初戦闘〉

 

アンジュ「別世界の私、か…。雰囲気は違うけど、私は私なのね…。行くわよ、ヴィルキス!あっちの私達には負けてられないわ!」

 

 

〈戦闘会話 エルシャVS初戦闘〉

 

エルシャ「第一中隊にいない私…少し新鮮ね…。行きましょうか、私も私として!」

 

 

〈戦闘会話 タスクVS初戦闘〉

 

タスク「世界は違えども、君もアンジュやヴィルキスの騎士なんだね…。俺もアンジュの騎士としてアンジュを守る!」

 

 

〈戦闘会話 零VS初戦闘〉

 

零「行くぜ、アスナ、ゼフィ!俺達の力をセイヤや風輝達に見せてやる!やるぞ!」

 

 

〈戦闘会話 セイヤVS初戦闘〉

 

セイヤ「零さん達の世界を荒らさせるわけにはいきません!ここで僕達が必ず止めてみせます!」

 

 

〈戦闘会話 タスク[星屑]VS初戦闘〉

 

タスク[星屑]「こっちの世界の僕だって、戦っているんだ…負けるわけにはいかないな!」

 

 

〈戦闘会話 アンジュ[星屑]VS初戦闘〉

 

アンジュ[星屑]「ヴィルキス、異世界の私達に恥ずかしい所を見せないようにやるわよ!」

 

 

〈戦闘会話 エルシャ[星屑]VS初戦闘〉

 

エルシャ[星屑]「第一中隊にいた頃私…。なんだか、懐かしいわ。…懐かしさに浸っている場合じゃないわね…行くわよ!」

 

 

〈戦闘会話 風輝VS初戦闘〉

 

風輝「零さんとゼフィルスネクサスに負けない戦いをしましょう、フェンリルレクス!この世界は僕達が守る!」

 

 

〈戦闘会話 暦VS初戦闘〉

 

暦「アマリさん達がこれからも暮らす世界を壊させるわけにはいかないわ!行くわよ、フェニックス・ゼロ!」

 

 

〈戦闘会話 風華VS初戦闘〉

 

風華「この部隊はいい人達ばかりです…。だからこそ、悲しませるわけにはいきません!キュベレイ・ウインド…力を合わせましょう!」

 

 

 

 

 

戦闘開始から少し経った頃だった…。

 

さらに敵の機体が増えた…。

 

カノン「増援ですか…!」

 

ガエリオ「グレイズ・アインだと…⁉︎」

 

エンブリヲ「ヒステリカまでいるとは…!」

 

風華「ベクターも増えましたね…」

 

暦「風輝君、あのベクターがハシュマル達を暴走させた原因と推測するわ!」

 

風輝「では、あのベクターを倒せば暴走は収まるということですね!」

 

暦「遠距離攻撃で撃破しましょう!」

 

優香「了解!」

 

戦闘再開だ!

 

 

 

 

ヴィルキス[星屑]、ハウザー・ブラストがベクターを倒し、残るは一機となった。

 

零「この調子で行けば…!」

 

アスナ「零、避けて!」

 

零「!しまっ…⁉︎」

 

ベクターに気を向けていた俺はハシュマルのワイヤーブレードに気がつかず、攻撃を受けてしまう。

 

零「うわぁぁぁぁぁっ!」

 

アマリ「零君!」

 

セイヤ「零さん!」

 

風輝「今行きます!」

 

アンジュ[星屑]「待って、二人とも!」

 

スターダストとフェンリルレクスがゼフィルスネクサスを助けようと動き出したが…。

 

敵の砲火を受けてしまう。

 

セイヤ「ぐっ…!」

 

風輝「くっ…!」

 

エルシャ[星屑]「セイヤ君、風輝君!」

 

暦「このままじゃ…!」

 

アマリ「大丈夫です、暦さん!」

 

暦「アマリさん…」

 

アマリ「零君とセイヤさん達なら…大丈夫です!」

 

零「…その通りだ、アマリ…!」

 

セイヤ「こんな攻撃では…負けません!」

 

風輝「僕達は死ぬわけにはいかないんです…。絶対に!」

 

そう言い放ち、俺達は連携でハシュマルを吹き飛ばした…。

 

セイヤ「タスクさん!」

 

タスク[星屑]「これで終わりだ!」

 

アーキバス・レイズの攻撃で残るベクターも破壊された。

 

これで他の機体の暴走は収まり、弱体化したはずだ!

 

暦「ベクター全機の破壊を確認しました!」

 

アスナ「残るは他の機体だけよ!」

 

セイヤ「決めましょう、零さん!」

 

零「ああ!」

 

戦闘再開だ!

 

 

 

〈戦闘会話 三日月VSグレイズ・アイン〉

 

三日月「あのパイロットは乗っていないみたいだけど…。お前、邪魔なんだよ…オルガの声が聞こえないだろ!」

 

 

〈戦闘会話 ガエリオVSグレイズ・アイン〉

 

ガエリオ「グレイズ・アインは…アインそのものでもあるんだ!お前みたいな幽霊が使っていいものじゃない!完全に破壊してやる!」

 

 

 

 

バルバトスルプスレクスの攻撃でグレイズ・アインは撃破された…。

 

三日月「倒したよ」

 

ガエリオ「(アイン、これで安らかに眠れる、よな…?)」

 

 

 

〈戦闘会話 エンブリヲVSヒステリカ〉

 

エンブリヲ「私の前でヒステリカを扱えると思わないでもらおうか。私が相手をしよう!」

 

 

 

スターダストの攻撃でヒステリカを撃破した…。

 

セイヤ「ヒステリカ、撃破成功しました!」

 

エンブリヲ「(ヒステリカは私の分身…汚すものは許さない…)」

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 昭弘VSレギンレイズ〉

 

明弘「お前の顔はもう見飽きたんだよ…。とっとと、消えろ!」

 

 

〈戦闘会話 ジュリエッタVSレギンレイズ〉

 

ジュリエッタ「幽霊になってまで、邪魔をするのですね、イオク様…いや、イオク様ではありませんか。まあ、どちらにしろ、破壊します!」

 

 

 

 

ゼフィルスネクサスの攻撃でレギンレイズは破壊された…。

 

零「よしっ!撃破成功だ!」

 

昭弘「助かるぜ、零。見飽きていたんだよ、あいつは…」

 

ジュリエッタ「(哀れと言っておきましょう、イオク様…。もう会う事もありませんが…)」

 

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 三日月VSハシュマル〉

 

三日月「もうお前を見たくないよ。粉々にするから覚悟しなよ…!」

 

 

〈戦闘会話 零VSハシュマル〉

 

アスナ「この世界に逃げてきたのが運の尽きのようね!」

 

ゼフィ「ここで撃破します!」

 

零「セイヤ達には悪いが、ぶっ壊してやるから、覚悟しやがれよ!」

 

 

〈戦闘会話 セイヤor風輝VSハシュマル〉

 

セイヤ「ハシュマル…今度こそ、破壊します!」

 

風輝「もう逃がしません…僕達と零さん達の手で、必ず倒してみせます!」

 

 

 

 

 

ガンダム・フェンリルレクスの攻撃にハシュマルはダメージを負った…。

 

青葉「やったか⁉︎」

 

ディオ「いや、まだだ!」

 

ハシュマルがまだ立ち上がるか…!

 

セイヤ「零さん!」

 

零「任せろ!」

 

ゼフィルスネクサスとスターダストの連携攻撃でハシュマルにダメージを与えた。

 

零「今だ、風輝!」

 

風輝「はい!うおおおおっ!」

 

ガンダム・フェンリルレクスの攻撃を受けて、今度こそハシュマルは爆発した…。

 

セイヤ「ハシュマルの撃破を確認…!」

 

零「やったな、風輝!」

 

風輝「お二人の援護があってこそです…。ありがとうございました、零さん、セイヤさん」

 

全ての敵を倒した頃…一隻の戦艦が現れた…。

 

アマリ「巨大戦艦…?あれは…」

 

暦「イージスです!」

 

風矢「エクスクロスの皆さん。初めまして、風輝と風華の祖父、綾波 風矢です。この度はハシュマル撃墜の協力と風輝達の身の安全の件…誠にありがとうございました」

 

名瀬「いえ、俺達もこの世界を危険に晒す訳にはいかなかっただけです」

 

風矢「新垣 零君…。孫達を守ってくれて、ありがとう…」

 

零「…いえ、逆に俺が守られました。感謝します」

 

すると、スターダスト達はイージスの近くに移動するとイージスの前に異世界の門が現れた…。

 

風矢「我々はこの辺で失礼します。本当はお礼を差し上げたいのですが…」

 

ゼフィ「お気になさらないでください!私達はお礼が欲しくて、協力したわけではないので!」

 

風華「エクスクロスの皆さん、お元気で!」

 

プル「風華も元気でね!」

 

エルシャ[星屑]「子供達を大切にしてね」

 

エルシャ「ええ、そっちもね」

 

タスク[星屑]「また会おうね、異世界の僕…」

 

タスク「勿論さ、元気でね」

 

アンジュ[星屑]「…そっちの世界のタスクと仲良くね」

 

アンジュ「ありがとう、私…。そちらこそ、いつまで仲良くしなさいよ」

 

暦「アマリさん、またお話ししましょう!」

 

アマリ「はい、暦さん!ありがとうございました!」

 

風輝「零さん…エクスクロスの皆さん…。ご協力、本当にありがとうございました!全員を代表して、感謝します」

 

零「気にするなよ、風輝。俺達は俺達の世界を守った…ただそれだけだよ」

 

セイヤ「またお会いしましょう…。次はお互いの世界が平和になった時に…」

 

零「そうだな、セイヤ。お前達の事を別世界からだが、応援しているぜ」

 

風輝「僕達も…零さん達の事を応援しています」

 

セイヤ「忘れません…。皆さんの事は…絶対に…本当にありがとうございました!」

 

セイヤの言葉を最後にセイヤ達は異世界の門の中にへと入り、異世界の門は閉じた…。

 

零「フッ…俺もお前達の事は忘れねえよ。セイヤ、風輝…。またな」

 

俺達は再び、アル・ワースを平和にするために動き出した…。

 

異世界のアル・ワースで戦いを続けているであろうセイヤ達に負けないように…。

 

俺達も負けないからよ…。お前達も頑張れよ、セイヤ、風輝…。

 

 




砕い堺さん、コラボありがとうございました!

セイヤ達をうまく描けていたか少し、心配ですが…。

コラボ募集も待っています!

次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?

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