スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

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今回から少しだけ、レガリア編になります!

それではどうぞ!


第13話 姉妹/SISTER

ー新垣 零だ。

 

俺達は本来の目的であるドッコイ山へ向かおうとしていた...が...。

 

ワタル「ねえねえ!今ここって、ルクスの国の近くなんだよね?」

 

アマリ「そうですけど...どうかしましたか?ワタル君」

 

ワタル「ドアクダー軍団の目的って、この世界を支配する事だよね?それと、オニキスもこの世界を戦火に包んでるんだよね?」

 

零「確かそうだな」

 

ワタル「だったら、極一部の力しかないルクスの国って、危なくない?」

 

アマリ「あ...」

 

零「言われてみればそうだな...。それにレガリアを狙って行動するかもしれないな!」

 

エンネア「その点ではどうなの?サラ、ティア」

 

サラ「確かに危ないね」

 

ティア「レガリアのコアを脅したり、操ったりすれば、レガリアを手に入れたも同じだもんね!」

 

九郎「ティシスってレガリアは相当な力だった...って事は他のレガリアが敵に回ると厄介だな」

 

ゼロ「確かにレガリアの力は未知数だからな...」

 

サラ「うーん、ケイは行方不明だからわからないけど、レナは確かに危険だね!」

 

ティア「どうして?」

 

サラ「ユイちゃんを人質に取られたらヤバイ事になるからだよ!」

 

ティア「た、確かに!」

 

ショウ「そのユイとレナという人物もレガリアと関係があるのか?」

 

サラ「レナはレガリア...マグナ・アレクトのコアなんだ!」

 

ティア「それでユイちゃんはレナの契約者なんだ!」

 

レイ「2人と同じというわけか」

 

ホープス「そのユイというのはエナストリア皇国のユインシエル・アステリア女王陛下ですね?」

 

エナストリア皇国...?

 

ティア「オウムさんよく知ってるね!」

 

ホープス「ホープスです」

 

零「それはマナの国でいうミスルギ皇国みたいなものか?」

 

アンジュ「一緒にしない方が良いわよ」

 

あ...アンジュって、元皇女だったな...。

 

アンジュ「ユインシエル女皇陛下は若くして、エナストリア皇国をまとめているのよ。ノーマの私と違うわ」

 

サラ「アンジュちゃんはユイちゃんを知ってるの?」

 

アンジュ「私がアンジュリーゼの時に何度か会ってるのよ。真っ直ぐ進む良い女皇だったわ」

 

零「そのエナストリア皇国ってのは、此処から近いのか?」

 

アマリ「うん、此処は北に行った所にあるわ」

 

エイサップ「凄い偶然だな...」

 

しんのすけ「じゃあ、そのユイって人をお助けしないと!」

 

カンタム「よし、それなら艦長達にこの話を...」

 

スメラギ「その必要はないわ」

 

刹那「スメラギ、倉光艦長、ドニエル艦長...」

 

倉光「オニキスやドアクダー軍団の戦力増加は望む事じゃないからね」

 

ドニエル「クリム大尉からもレガリアについて調査して欲しいとの通信が入った」

 

アイーダ「そうなんですか?」

 

ドニエル「ティシスのようなレガリアが敵に回ると我々の行動にも支障が生じるかもしれない...。それをクリム大尉も気がかりなのだろう...」

 

ベルリ「じゃあ、そのエナストリア皇国に向かうしかないね!」

 

アンドレイ「それじゃあ、案内頼むよ?サラ君、ティア君」

 

サラ「りょうかーい!...あ、もしかしたら、レツ怒ってるかも...」

 

ティア「...怒られるかなー」

 

サラ「多分...」

 

そのレツってのはサラ達の保護者のようなものなのか?

 

俺達はルクスの国を調査及び守る為にまずはエナストリア皇国へ向かった...。

 

ホープス「シャルロット様、簪様...少しお話が...」

 

簪「どうしたの?ホープス」

 

ホープス「少し聞かれたくない話なので...人が来ない所まで来てもらえませんか?」

 

シャルロット「それは良いけど...」

 

ホープス「では、お待ちしております...」

 

なんか、ホープス達が話してるけど一体何なんだ...?

 

 

 

 

 

ー氷室 弘樹だ。

 

俺はペリドット、カーネリアン、サファイアと共に首領からの命令を受けていた。

 

?「ペリドット...。随分勝手な事をした様だな?」

 

アスナ「申し訳ありません...。私は...!」

 

?「良い。ペリドット、これからはお前が指揮を取れ」

 

カノン「...え⁉︎」

 

メル「首領⁉︎」

 

アスナ「...ありがとうございます!」

 

こいつ...何考えてやがんだ⁉︎

 

弘樹「あんた...何のつもりだ?」

 

?「言葉通りだ。氷室、カーネリアン、サファイア。ペリドットの指揮下に入れ」

 

弘樹「俺がこの女の命令を聞けってのか?」

 

?「従わなければ、お前の望みは叶わない」

 

弘樹「...ちっ、わかったよ...」

 

カノン「氷室さん...」

 

メル「...了解しました」

 

カーネリアンの奴、浮かない顔をしているな...。まあ、当然だな。カーネリアンは指揮官だった。それが、急に指揮官でもない、ペリドットの指揮下に入れとか言われればそうなる。

 

アスナ「って事よ。私の命令は首領の命令よ。それを忘れない事ね」

 

メル「...あなたと言う人は...!」

 

この女...!

 

だが、俺達は逆らう事も出来ず、ペリドットの言う事を聞くしかなかった...。

 

 

 

 

 

ーどうも、ホープスです。

 

私は、話があるとシャルロット様と簪様をお呼びしました。

 

シャルロット「来たよ!ホープス」

 

簪「話って何?」

 

ホープス「最近、マスターの様子がおかしいのです」

 

シャルロット「アマリさんの?」

 

ホープス「はい。マスターは時に零様の事になるとオドが乱れたり、彼の顔を見て顔を赤くしたりします」

 

簪「え?それって...」

 

ホープス「その事をマスターに聞くとさらに顔を真っ赤にして、ホープスには関係ないですと言って、逃げるのです」

 

シャルロット「うーん、それは恋だよ」

 

恋...?

 

ホープス「恋とは何ですか?」

 

シャルロット「恋?えっとね...。アマリさんは零さんの事が好きなんだよ」

 

ホープス「好きとは...?」

 

簪「...アマリさんは男の人として零さんの事を愛しているって事」

 

ホープス「愛している⁉︎...それはつまり、マスターは零様と結婚をしたいと思っているのですか⁉︎」

 

シャルロット「そ、それはさすがに早いよ!恋人になりたいって事だよ!」

 

なるほど...。

 

ホープス「ですが、零様は別世界の人間ですよ?」

 

簪「そこが難しい所だね」

 

ホープス「...兎に角わかりました。それでマスターを悲しませるぐらいなら、零様とマスターを引き離した方がよろしいようですね」

 

シャルロット「そ、それは駄目〜‼︎」

 

簪「それをやるとアマリさんに嫌われるよ?」

 

ホープス「それも嫌ですね...。シャルロット様、簪様...。お話を聞いて頂きありがとうございました」

 

シャルロット「うん、お役に立てて光栄だよ!」

 

私はシャルロット様と簪様と別れ、零様を捜しました。

 

暫く捜していると零様を見つける事ができました。

 

ホープス「零様」

 

零「ん?ホープスじゃねえか。どうしたんだ?」

 

ホープス「...簡単に手を出させませんからね」

 

零「は...?」

 

それだけを言い、零様の元を後にしました...。

 

零「...あいつ、何が言いたかったんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はユインシエル・アステリアです。みんなからはユイと呼ばれています。

 

私は今、会議室でアオイ、ナルさん、マーガレットさん、ジョナサンさん、テオドアさんとそして、お姉ちゃんであるレナと話をしていました...。

 

マーガレット「前回のアーベル中佐との戦闘でエナストリアの国民は皆、ユイ様とレナ様を英雄の様に思っている様です」

 

ナル「あれ一件から、レガリア・ギアによる事件も起きていませんね...」

 

ユイ「良かった...。怪訝な目で見られると思いましたので...」

 

レナ「ユイ...」

 

テオドア「ですが、まずいと言えばまずいですね」

 

ユイ「え?」

 

アオイ「レガリアの力を放送した所為で獣の国やマナの国にもレガリアの存在を知られた事になるわ」

 

ジョナサン「そればかりか、ドアクダー軍団や最近ではオニキスなる組織も動いています...。レガリアの力を狙われる可能性があります」

 

ユイ「つまり...レガリア・ギア以外にもレナを狙う人達が次々と出てくるという事ですか?」

 

マーガレット「そうなりますね」

 

レナ「...この街をもっと危険に合わせる事になる...ごめんなさい」

 

テオドア「レナ様のせいではありませんよ」

 

ナル「悪いのはレガリア・ギアを使う人達ですよ!」

 

アオイ「ユイもレナ様も悪くないわ」

 

ユイ「皆さん...」

 

私は幸せ者だね...。こんな良い人達に囲まれているんだから...。

 

ジョナサン「ですが、もしもこの国が襲われた場合はどうしますか?」

 

ユイ「その時は私とレナが戦います!」

 

レナ「!ゆ、ユイ...!」

 

アオイ「ユイ!それが何を意味するのかわかっているの⁉︎」

 

ユイ「勿論わかっています。ですが、この国は私はこの国の女皇です!この国は私が守ります!」

 

ナル「ユイ様...」

 

マーガレット「...もしもの場合はお願いしますよ?ユイ様、レナ様」

 

アオイ「マーガレット首相!」

 

マーガレット「...ですが、無理はしないでください。レナ様もユイ様をよろしくお願いします」

 

レナ「大丈夫だよ。ユイは私が守るから...」

 

ユイ「お姉ちゃん...」

 

すると、警報が鳴りました。

 

テオドア「け、警報...⁉︎」

 

ジョナサン「どうした⁉︎」

 

ナル「エナストリアの外にオニキスのロボット軍団が現れました!」

 

マーガレット「恐れていた事が起こったようですね...!」

 

ユイ「レナ!行くよ!」

 

レナ「うん!」

 

アオイ「ユイ!気をつけてね!」

 

ユイ「行ってきます!」

 

私とお姉ちゃんは外に出ました...。

 

オニキスのロボット軍団が現れた事によって、エナストリアの国民はパニックになっています...。

 

早く何とかしないと...!

 

レツ「あっ!ユイ!レナちー!」

 

ユイ「レッちゃん!」

 

彼女は私の友達のレツ・ナルミです。

 

レツ「2人共、行く気なの?」

 

ユイ「うん!レッちゃんは避難して!」

 

レナ「サラとティアは⁉︎」

 

レツ「あいつら、昨日から居ないの!」

 

サラちゃんとティアちゃんが居ない⁉︎

 

ユイ「2人は一体何処に...?」

 

レツ「わからない...」

 

レナ「あの2人なら大丈夫だよ、きっと!それよりもユイ!オニキスを止めないと!」

 

ユイ「うん!」

 

レツ「ユイ、しっかりね!」

 

レッちゃんの言葉に頷き、私達はエナストリアの外まで出ました...。

 

 

 

 

第13話 姉妹/SISTER

 

 

 

 

 

アスナ「なかなかレガリアが出てこないわね...」

 

弘樹「此処には居ないんじゃないのか?」

 

アスナ「こうなったら、街に攻撃を仕掛けるしかないわね!」

 

メル「なっ⁉︎私達の目的はレガリアの捕獲です!この国の街は関係ないはずです!」

 

カノン「この街には多くの子供も居るんですよ⁉︎」

 

アスナ「はぁ?そんな事知らないわよ。それに指揮権は私にあるの...私に意見しないで」

 

メル「くっ...!」

 

弘樹「ペリドット...てめえ、いい加減に...!」

 

ユイ「待ってください‼︎」

 

私はオニキスのロボットに叫びました。

 

ユイ「私はエナストリア皇国女皇、ユインシエル・アステリアです!この国に何の用ですか?」

 

アスナ「女皇が自ら出てくるなんてね。では、女皇陛下。この国にいると言われているレガリアを明け渡してください」

 

やっぱり、レナを狙って...!

 

ユイ「それはできません!」

 

アスナ「ふーん、ムカつくわね...。だったら、この国がどうなってもいいのね?」

 

ユイ「そちらがそう来るならこちらにも考えがあります」

 

アスナ「その考えって何?」

 

ユイ「私がこの国を守ります!」

 

アスナ「本当にムカつく女ね!やれるならやってみなさいよ!」

 

本当は争いたくはないんだけど...この国とレナを狙うというなら...!

 

ユイ「レナ!」

 

レナ「うん!」

 

私の言葉に頷いたレナは力を溜め始めた...。

 

レナ「闇を知り、闇を還す。永劫の執行者。我が身に宿り耐え無き崩壊に誘え。潰えぬことなき憤怒を湛えし深淵の神器。エリニウスの名に於いてその身を晒せ――マグナ・アレクト!」

 

黒いエネルギーに包まれ、私はレナの変身したレガリア...マグナ・アレクトに乗る。

 

レナ「ユイ!レガリア・ギア以外との戦闘だよ!気をつけてね!」

 

ユイ「うん!一緒に戦おう!お姉ちゃん!」

 

弘樹「あの女皇自体がレガリアと関係があったのか...」

 

メル「では、て初どうりに」

 

アスナ「ええ。各機、あの赤いレガリアを狙いなさい!」

 

来る...!

 

レナ「ユイ...怖くない?」

 

ユイ「本当はちょっと怖いよ...。でも、お姉ちゃんと一緒だもん!大丈夫だよ!」

 

レナ「ユイ...」

 

レナ「行くよ、お姉ちゃん!エナストリアは私達が守る!」

 

私達はオニキスのロボット軍団との戦闘を開始しました...。

 

 

 

 

〈戦闘会話 ユイVS初戦闘〉

 

レナ「レガリア・ギア以外の存在と戦う事になるなんて...」

 

ユイ「今までとは違うって事だよね、お姉ちゃん」

 

レナ「大丈夫だよ。ユイは私が守るから」

 

ユイ「ありがと!でも、私もいつまでも守ってもらうばかりじゃないよ!お姉ちゃん!」

 

レナ「じゃあ、行こう!ユイ!」

 

 

 

 

 

オニキスのガルムという機体を2機ほど倒す私達。

 

アスナ「なかなか持ち堪えるわね。女皇と思って、油断していたわ」

 

メル「あのレガリアも相当なパワーですね...」

 

ユイ「はぁ...はぁ...」

 

レナ「ユイ、大丈夫⁉︎」

 

ユイ「だ、大丈夫だよ...」

 

レナにはそう言ってるけど、正直大丈夫じゃない...。

 

今までは1機ずつとしかレガリア・ギアと戦った事がなく、複数の敵との戦闘に疲労を感じていた...。

 

カノン「このまま包囲して、捕獲しますか?」

 

アスナ「...いい事思い付いたわ」

 

弘樹「良い事だと?」

 

アスナ「エナストリアを攻撃するのよ!」

 

メル「アスナ・ペリドット!あなたという人は本当に...!」

 

アスナ「指揮権は私にあるのだけれど?」

 

メル「...くっ...」

 

カノン「メルさん...」

 

弘樹「ろくな目に合わねえぞ...ペリドット!」

 

アスナ「別に?そのろくな目にあう前にケリをつければいいだけよ。各機はエナストリアに集中攻撃‼︎」

 

お、オニキス達はエナストリアを包囲して砲撃をしてきた...⁉︎幸い、今のは街には当たらなかったけど...。

 

ユイ「やめてください!狙いは私達のはずです!」

 

アスナ「回りくどいのよ。街を守りたいなら、そのレガリアを渡しなさい」

 

レナ「なんて外道なの...!」

 

ユイ「くっ...!」

 

このままでは、エナストリアが...でも、レナを渡すわけにはいかない...!どうすれば...!

 

アスナ「もういいわ、各機!今度は外さずにエナストリアを攻撃よ!」

 

ユイ「や...やめてぇぇぇぇっ!」

 

サラ「大丈夫だよ!ユイちゃん!レナ!」

 

そこに現れたのはティシスだった...。

 

ティシスはエナストリアを包囲するガルム数機を撃墜した...。

 

サラ「ユイちゃん!レナ!怪我はない⁉︎」

 

ティア「遅くなってごめんね!」

 

ユイ「サラちゃん⁉︎ティアちゃん⁉︎」

 

レナ「2人共、今まで一体何処に行っていたの⁉︎」

 

ユイ「レッちゃんが心配してたよ!」

 

ティア「や、やっぱり...」

 

サラ「これは...怒られるね、絶対...」

 

でも、2人共無事でよかった...。

 

メル「あの白いレガリアは...!」

 

弘樹「ちょっと待て!あの白いレガリアが居るって事は...!」

 

零「その通りだ!オニキス!」

 

今度は金色の機体が現れた...。

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

俺達はエナストリア皇国につき、俺は赤いレガリアがオニキスのロボット軍団と戦闘しているところ見て、出撃した。

 

てか、ティシスも既に出撃していたんだな...。

 

零「サラ、ティア!先走りすぎだ!」

 

ティア「ご、ごめんね、零」

 

サラ「レナ達がピンチでいてもたってもいられなかったの!」

 

零「まあ、気持ちはわかるから、これ以上は言わないけどよ...。取り敢えず、ブラスターモード...最大出力、発射‼︎」

 

俺はクロスガン・ブラスターモードのビームを最大出力で発射し、エナストリアを包囲していたガルムを数機撃破し、残り数機には...。

 

零「アマリ!」

 

アマリの名を叫ぶとゼルガードが出てきた。

 

アマリ「嵐のドグマ...いって!TEMPESTA!」

 

アマリはTEMPESTAで残りのガルムを撃墜させた。

 

ユイ「魔従教団のオート・ウォーロック⁉︎」

 

アマリ「大丈夫ですか⁉︎ユインシエル女皇陛下!」

 

ユイ「は、はい...。あなた達は...?」

 

零「メガファウナ達も来たようだぜ!」

 

メガファウナ、シグナス、プトレマイオスが到着して、みんなは出撃する。

 

ゼロ「ワタルの予想は大当たりだったみたいだな!」

 

グランディス「流石じゃないか!救世主様」

 

ティエリア「確かに彼の提案がなければ、あの赤いレガリアはオニキスのものとなっていたのかもしれないな」

 

サンソン「救世主さまさまだな!」

 

ハンソン「グッジョブだな!ワタル!」

 

ワタル「えへへっ!そこまで褒められると照れちゃうよ!」

 

レナ「こ、この人達はいったい...?」

 

ティア「ティア達のお仲間だよ!」

 

ユイ「お仲間...?」

 

サラ「うん、そうだよ!」

 

アンジュ「まさか、女皇陛下自ら、戦場に出るなんてね...」

 

ユイ「その声はアンジュリーゼ皇女ですか⁉︎」

 

アンジュ「...今の私はアンジュだから」

 

ユイ「え...?」

 

シバラク「話はそこまでにした方が良いぞ!」

 

ケロロ「今はオニキスを対処した方がいいであります!」

 

セシリー「そのようですね!」

 

シーブック「あの街を守りながら戦わないとな...!」

 

てか、あのメル・カーネリアンの指揮でエナストリアを狙ったのか...?

 

弘樹「零!救世主一行が来たか!」

 

しんのすけ「今のオラ達はエステバリスだゾ!」

 

アルト「エクスクロスだ!」

 

アキト「それじゃ、機体名になるよ、しんちゃん」

 

アスナ「そんなのどっちでもいいわよ!新垣 零!今度こそあなたを捕まえる!」

 

零「お前も懲りないな!アスナ・ペリドット!」

 

メル「新垣 零さんが来たなら、好都合です、レガリア共々捕獲します!」

 

カノン「行きますよ、新垣さん!」

 

弘樹「零!ケリをつけるぞ!」

 

零「お前らには感謝しないとダメなんだが...だが、今は戦わせてもらうぞ!」

 

レナ「ど、どうするの⁉︎ユイ!」

 

ユイ「サラちゃん達の知り合いなら悪い人ではないはずよね...。レナ、今はあの人達にも手伝ってもらおうよ!」

 

レナ「う、うん...!わかった!」

 

ヴィヴィアン「あっちのお姫様は素直だね〜」

 

エメラナ「本当ですね!」

 

アイーダ「どうして...」

 

アンジュ「私達を見るのよ?」

 

ヴィヴィアン「別に〜」

 

零「揉め事は後にしろ!オニキスが来るぞ!」

 

千冬「各機はオニキスの迎撃をしてくれ!」

 

一夏「了解!」

 

赤いレガリア...アレクトを加えた俺達エクスクロスとレガリアの戦いが始まった...。

 

 

 

 

〈戦闘会話 サラVS初戦闘〉

 

サラ「ユイちゃんとレナを傷つけた分を仕返してやる!行くよ、ティア!」

 

ティア「うん!ユイちゃん達の国はやらせないよ!」

 

 

〈戦闘会話 零VSカノン〉

 

零「カノン・サファイア、お前にも世話になったみたいだな」

 

カノン「すっかり元に戻ったようで良かったです」

 

零「できればお前とはやりあいたくないんだけどな...」

 

カノン「それは叶いません。あなたは私達の敵なのですから...」

 

零「そうだな...。だったら、ここからは本気だ!」

 

 

俺達はカノン・サファイアの乗るジェイルを追い詰める。

 

カノン「くっ...!まだ、ジェイルになれない...!」

 

弘樹「此処は退け、サファイア!後は俺達に任せろ!」

 

カノン「了解しました...。カノン・サファイア、撤退します」

 

カノン・サファイアの乗るジェイルは撤退した...。

 

零「弘樹、バカのお前がカノン・サファイアには優しいんだな?」

 

弘樹「茶化すな零、あいつは危なっかしいから見てられないだけだ」

 

零「...お前も大概だけどな」

 

弘樹「なんか言ったか⁉︎」

 

絶対に聞こえてんだろこのバカは...。

 

アンドレイ「彼等は本当は仲が良いのでは...?」

 

セルゲイ「そこに今は触れるなアンドレイ」

 

誰がこのバカと仲が良いですか。

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VSメル〉

 

零「メル・カーネリアン!どうして、エナストリアを攻撃した⁉︎」

 

メル「今の指揮権はアスナ・ペリドットにありますので...」

 

零「だからって...!」

 

メル「私だって、こんな事したくありません!」

 

零「お前...」

 

メル「正直、あなた達が来てホッとする自分がいます...。ですので、あなたは確実に捕らえます!」

 

 

〈戦闘会話 ユイVSメル〉

 

メル「ユインシエル・アステリア女皇陛下...。先程の行動について謝罪します...。すみませんでした...」

 

ユイ「...え?は、はい...」

 

レナ「気をつけて、ユイ!罠かもしれないよ!」

 

メル「私は決してその様な卑怯な真似はしません...ですが、全力で参る事は忘れないでください」

 

ユイ「わかりました!でも、私達も手加減はしませんから!」

 

 

 

 

俺達の攻撃を受けて、メサイアはダメージを負った。

 

メル「此処まで差があるなんて...!」

 

アスナ「情けないわね、メル...。それでも“元”指揮官なの?」

 

メル「...くっ...」

 

零「お前がそいつをバカにすんなよ!」

 

弘樹「てめえも似た様なもんじゃねえかよ、ペリドット」

 

アスナ「...何ですって?」

 

弘樹「カーネリアン、撤退しろ!」

 

アスナ「なっ⁉︎勝手な指示を出さないでよ!」

 

零「できれば次は戦いたくないな...」

 

メル「零さん...。申し訳ありません、氷室さん。後は任せます」

 

弘樹に礼を言い、メサイアは撤退した...。

 

ディオ「零さん、やたらとあのカーネリアンという女に気をかけてる様ですけど...」

 

零「...」

 

青葉「ディオ、それ以上は聞かない事にしようぜ」

 

ディオ「だが、今後の戦闘に支障が...」

 

零「大丈夫だ、ディオ」

 

ディオ「ですが...!」

 

グレンファイヤー「硬いんだよ、ディオは!零が大丈夫って言ってんなら大丈夫だ!」

 

ディオ「...了解」

 

竜馬「言うじゃねえか、グレン。お前とは気が合いそうだぜ」

 

グレンファイヤー「おう、そうだな!竜馬!」

 

真上「暑苦しい奴らだ」

 

海道「そうか?ああいうのも良いぜ」

 

スカーレット「類は友を呼ぶというやつか」

 

海道「あぁ⁉︎誰と誰が友だ⁉︎」

 

エイサップ「か、海道さん落ち着いてください!」

 

スカーレット「このバカは放っておいて、戦闘を続行するぞ」

 

しんのすけ「ブ・ラジャー!」

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VS弘樹〉

 

弘樹「零!まさか、お前が来るなんて予想外だったぜ!これこそ飛んで歯に入る冬の鳥ってやつだな!」

 

零「...飛んで火に入る夏の虫だ、バカ。お前も相変わらずだな、バカ」

 

弘樹「人をバカバカ言うな!」

 

零「なら、阿保」

 

弘樹「一緒じゃねえかよ!...どうやらいつも通りだな」

 

零「おかげさまでな」

 

弘樹「だったら、もう加減する必要はねえな!」

 

零「ああ、全力で来い!」

 

 

〈戦闘会話 零VSアスナ〉

 

アスナ「認めない...!あなたがバスタードモードを使えるなんて、絶対に...!」

 

零「使えるもんは仕方ねえだろ!」

 

アスナ「それはあいつの力なのよ!あなたごときが使わないで!」

 

零「そのあいつがどう言うやつかは知らないけど、今は俺の力だ!お前にとやかく言われる筋合いはない!」

 

アスナ「新垣 零ぃぃぃっ!」

 

零「怒り狂ったか...。だが、流石の俺もお前には腹が立ってんだ...。ケリをつけるぜ、アスナ・ペリドット!」

 

 

〈戦闘会話 アマリVSアスナ〉

 

アマリ「アスナ・ペリドット、私はあなたを許しません!」

 

アスナ「アマリ・アクアマリン!あなたのせいで新垣 零は...!あなたはここで消す!」

 

アマリ「零君は私が守ります!それに、私も死ぬつもりはありません!」

 

ホープス「(これが恋...ですか...)」

 

 

〈戦闘会話 ユイVSアスナ〉

 

アスナ「ユインシエル女皇陛下、大人しくそのレガリアを渡しなさい!」

 

ユイ「レナは絶対に渡しません!私のたった1人のお姉ちゃんなのですから!」

 

レナ「ユイ...!」

 

アスナ「だったら、あなたを倒してでも...!」

 

レナ「ユイはやらせない!私のたった1人の妹なんだから!」

 

ユイ「お姉ちゃん...行くよ!」

 

 

〈戦闘会話 サラVSアスナ〉

 

サラ「ユイちゃん達を傷つけたお返しだよ!」

 

ティア「ユイちゃん達に謝れー!」

 

アスナ「私は別に悪い事していないわよ、謝る必要なんてないわ」

 

ティア「悪い人がよく言う言葉だ...」

 

アスナ「勝手に言ってなさい!あなたのレガリアもあの赤いレガリアと一緒に捕獲してあげるわ!」

 

サラ「ティアもレナもあんた達に渡すもんですか!」

 

 

 

 

 

俺達はガルム部隊を全滅させ、アレクトはリリスに攻撃を繰り出し、俺がそれを援護し、追い詰めた...。

 

アスナ「くっ...!良いところまで来たのに...!」

 

弘樹「ほらな、ロクな目に合わねえだろ!」

 

アスナ「うるさい!氷室 弘樹!メルやカノンが退かなければこんな事には...!」

 

?「自分の失態を他の奴のせいにするのは感心しないな」

 

アスナ「!」

 

アーニー「あ、あれは...⁉︎」

 

現れたのは紫の機体と赤い戦闘機だった。

 

弘樹「スペンサーとディラン...。お前達が何故ここへ...⁉︎」

 

ジン「アスナ・ペリドット、氷室 弘樹...。首領からの命令だ、退がれ」

 

アユル「後は私達が引き受けます!」

 

アスナ「異界人のあなた達にこの場を任せろって⁉︎ふざけないで!」

 

ジン「お前達は自分達の首領の命令を聞けないのか?」

 

アスナ「くっ...!氷室、此処は退くわよ」

 

弘樹「俺に命令すんな!零、勝負は次だ!覚えていろ!」

 

突然の増援にヴァリアスとリリスは撤退した...。

 

サヤ「ヴィジャーヤにドラウパ...⁉︎少尉...彼等は!」

 

アーニー「オニキスの彼等からは既に話を聞いていたが...本当にアル・ワースにいたんだな、ジン!アユル!」

 

ジン「久しぶりだな、アーニー」

 

アーニー「この異世界でも戦うというのか!」

 

ジン「あの時から既に俺達はこうなる運命だったんだよ!」

 

アーニー「ジン...!」

 

アユル「お姉様...。今度は負けません!」

 

サヤ「あなたまでこのアル・ワースに...どつしてオニキスにいるんですか!」

 

アユル「私達が私達のままでいるためです!それにジンがいるところに私がいるんです!」

 

サヤ「アユル...」

 

アーニー「サヤ、戦うしかない...。これが僕達の為すべき事だ」

 

サヤ「ですが...わかりました」

 

リチャード「戦えるのか?かつての友人と...」

 

アーニー「迷いはあの時に捨てました...。だから、大丈夫です!」

 

リチャード「成長したな...お前も」

 

零「俺達も手伝うぜ、アーニー」

 

アーニー「ありがとう...」

 

マサキ「この手の敵は今更じゃねえか!」

 

夏美「兎に角、機体を止めます!」

 

ジン「行くぞ、アーニー!」

 

アーニー「来い、ジン!」

 

俺達はヴィジャーヤとドラウパとの戦闘を開始した...。

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VSジン〉

 

ジン「お前が氷室の言っていた新垣か」

 

零「俺の事を知っている...?弘樹の奴...人の事をベラベラと...」

 

ジン「あいつとは相当仲が良いらしいな」

 

零「ただの腐れ縁なだけだ...。そういうあんたはどうなんだよ?」

 

ジン「...あの様な運命がなければ、昔のお前達の様に笑いあっていたのかもしれないな...」

 

零「...その運命に抗う事だってできたはずだろ?」

 

ジン「知った様な口を聞くな、アーニーの前にお前を倒す!」

 

 

〈戦闘会話 アーニーVSジン〉

 

ジン「お前とこうしてまた戦う事となるとはな、アーニー!」

 

アーニー「僕はUXに入り、君はノーヴル一派に入った...。君の言う通り、こうなるのは運命だったのかもしれないな...」

 

ジン「今度は俺とアユルが勝つ...!絶対に!」

 

アーニー「負けない...!僕だって、負けられない理由があるんだ!」

 

 

〈戦闘会話 サヤVSジン〉

 

サヤ「スペンサー大尉...あなたは!」

 

ジン「お前の命の輝きがアーニーをもっと強くする...もっと輝かせてみせろ!」

 

サヤ「ならば、見せてあげます!私とアーニーの命の輝きを!」

 

 

〈戦闘会話 リチャードVSジン〉

 

リチャード「お前さんには悪い事をしたな」

 

ジン「今更謝るな、俺達の運命は既に決まっていたんだよ」

 

リチャード「ふっ、初めて戦闘した時とは大違いな落ち着き様だな」

 

ジン「過去の俺は過去の俺だ...。俺は今を生きている...それだけだ!」

 

 

〈戦闘会話 アーニーVSアユル〉

 

アユル「ベルジュ少尉!ジンの邪魔はさせません!」

 

アーニー「ならば、君を倒してでもジンを倒すだけだ!」

 

アユル「命を知った私を簡単に倒せると思わないでください!」

 

アーニー「僕達だって、命の輝きを知っている!抜かるつもりはない!」

 

 

〈戦闘会話 サヤVSアユル〉

 

サヤ「アユル...どうしても戦うと言うのですか!」

 

アユル「お姉様...。ジンとベルジュが戦う運命の様に私とお姉様も戦う運命なのです!」

 

サヤ「お互い、命を知ったもの同士...ですか...」

 

アユル「ですから、お姉様!この姉妹対決は私が勝ちます!」

 

サヤ「簡単に行くと思わない事です!私も負けるつもりはありませんから!」

 

 

〈戦闘会話 リチャードVSアユル〉

 

リチャード「お前さんは...!」

 

アユル「あなたが、リチャード・クルーガー...。お母さんのお友達なのですね...」

 

リチャード「お母さん...ノーヴル・ヴィランの事か...。彼女は死んだと聞いたが?」

 

アユル「お母さんがこのアル・ワースにいるかどうかはわかりません...ですが、お母さんが友と認めたあなたの事を知りたいです!」

 

リチャード「お前がサヤの妹の様な存在なのなら、俺にとって娘同然だな、来い相手になってやる!」

 

 

〈戦闘会話 海道VSアユル〉

 

アユル「別世界の真上 遼さん...」

 

海道「あん?別世界のお前の事を知っているみたいだぜ?真上」

 

真上「お前は...まさか...」

 

アユル「はい、私もエルプスユンデです」

 

海道「はあ⁉︎それって、真上と同じじゃねえか!」

 

真上「お前も作られた命なのか...」

 

アユル「お仲間ですね。だからと言って手加減は無用です!」

 

海道「へっ!真上がそんなんで手加減するとでも思ってんのか!」

 

真上「そうだな、同じ仲間同士地獄を見ようじゃないか!」

 

 

 

 

俺達はヴィジャーヤとドラウパを追い詰めた...。

 

アユル「ジン...そろそろ...」

 

ジン「頃合いか...。アーニー、勝負はお預けだ。また会おう」

 

そう言い残し、ヴィジャーヤとドラウパは撤退した...。

 

九郎「あいつら、結局何だったんだ...?」

 

ゼロ「俺達の力を測る為にきたのか...?」

 

アーニー「(ジン、君は...)」

 

ユイ「ふぅ...終わった...」

 

レナ「お疲れ様、ユイ」

 

零「ユインシエル女皇陛下...お疲れのところ申し訳ありませんが、俺達の話を聞いてもらえませんか?」

 

ユイ「はい、皆様も王宮へ来てください」

 

ミラーナイト「ですが、我々が町に入っても大丈夫なのでしょうか...」

 

一夏「何でだ?」

 

スカーレット「エナストリアを守ったといえ、私達の力を見たら、国民は恐れの目を向ける可能性があるからだ...」

 

ユイ「そこは大丈夫だと、思います。国民の人達は良い人達ばかりですから」

 

竜馬「だが、全員で行くわけにはいかないだろ」

 

アーニー「でしたら、ドニエル艦長、倉光艦長、スメラギさん、ヒュウガボス、織斑先生、零君、アマリさん、ワタル君でどうでしょうか?」

 

ゼロ「そのメンバーなら大丈夫そうだな」

 

レイ「ボス、頼んだ」

 

ヒュウガ「わかった!行きましょう、皆さん」

 

アマリ「零君、私達も行きましょう」

 

零「そうだな」

 

俺達はロボットから降り、ユインシエル女皇陛下の案内の元、エナストリア国内に入っていった...。

 

 

 

 

 

 

ー僕、アニエス・ベルジュはみんなと艦長達を待っていた...。

 

その間に真上特務中尉はアユルの存在に気づいたのか、サヤに話しかけていた。

 

真上「クルーガー...。お前もエルプスユンデだったとはな...」

 

サヤ「隠すつもりはなかったのですが...。すみません...」

 

真上「気にするな、所詮は別世界の話だ...」

 

ロックオン「零達、大丈夫なのか?」

 

刹那「流石に追い出される事はないはずだが...」

 

ゼロ「まあ、あいつらならうまくやってくれるだろ!」

 

僕達は零君達がうまく話をしてくれると信じて彼等の帰りを待った...。

 

 

 

 

 

 

?「別世界の存在か...ライルや刹那達も大変だな...」

 

この中に名のわからない者が乗っている事も知らずに...。

 

 

 

 

 

ー俺、新垣 零は艦長達、ヒュウガボス、アマリと共にエナストリアの宮殿に入り、ユインシエル女皇陛下達と話をしていた。

 

マーガレット「異界人...それらの組織、エクスクロスですか...」

 

ジョナサン「俄かには信じがたいですな...」

 

千冬「ですが、事実なのです...」

 

アマリ「魔従教団の術士である私が保証します」

 

テオドア「確かに、異界人なる情報もチラホラと聞いた事があります」

 

ナル「では、皆さんは何を目的とした組織なのですか?」

 

ワタル「1つはドアクダーを倒す為だよ」

 

レナ「ドアクダーを...倒す?」

 

ヒュウガ「創界山の虹の色を取り戻す為な戦っているんです」

 

倉光「そして、もう1つは元の世界の帰還の為です」

 

ユイ「元の世界...ですか」

 

ドニエル「我々は別世界の集まりですので、主にそれが目的です」

 

スメラギ「その為にはドアクダーを倒さないといけないという事です」

 

アオイ「それが...エクスクロスですか...」

 

マーガレット「では、どうしてエナストリアに?」

 

零「今回の様に各敵がレガリアの力を狙って、ルクスの国に襲いかかると思い、来ました」

 

レナ「やっぱり、私の力を狙って...」

 

アマリ「ですから、私達は敵ではないのです...。これがお話しできる全てです」

 

マーガレット「...ユイ様、いかがいたしますか?」

 

ユイ「私は...この人達を信じてみようと思います」

 

アオイ「ユイ...」

 

ユイ「それに、例え、どの様な理由があろうともエナストリアを守ってくれた事は事実です。皆さん、エナストリアを代表してお礼を申し上げます。ありがとうございました!」

 

零「やめてください、陛下。俺達はただしき事をやっただけです」

 

千冬「それで、陛下...少しお願いが...」

 

ユイ「何でしょう?」

 

倉光「エナストリアの国民に我々は敵ではないとお伝えして欲しいのですが...」

 

ユイ「わかりました。アオイ、数時間後に会見を開くわ」

 

アオイ「身体は大丈夫なの?ユイ。戦ったばかりでしょ?」

 

ユイ「大丈夫よ、私は。皆さんもゆっくりとごくつろぎください」

 

零「ありがとうございます!」

 

これで兎に角、エナストリアに憎悪の目で見られる事はない様だな...。

 

俺達は会見まで、それぞれの艦へと戻っていった...。

 

 




ー中断メッセージ

〈悩むレナ〉

レナ「どうして...もう3周目なのに隠し要素の出し方がわからない...」

ユイ「どうしたの?お姉ちゃん」

レナ「ユイ...隠し要素の出し方がわからなくて...」

ユイ「それなら、ここをああすれば良いよ!」

レナ「...どうしてそんな事を?」

ユイ「レッちゃんが教えてくれたんだ!1周目で気づいたみたいだよ!」

レナ「何でだろう...姉として負けた気分がする...」

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