スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

39 / 136

第15話です!

今回、サブタイトル通り、彼が出ます!

それではどうぞ!


第15話 成層圏まで狙い撃つ男

 

ー鉄華団団長のオルガ・イツカだ。

 

俺はリボンズから仕事内容を聞き、兄貴に報告する事にした。

 

名瀬「鉄華団とタービンズ全員で出撃か...」

 

オルガ「ミカや昭弘達にも伝えてあるので、アミダさんやラフタにも伝えてもらえませんか?」

 

名瀬「わかった、伝えておくよ」

 

オルガ「兄貴は...このミスルギ皇国の事をどう思っていますか?」

 

名瀬「...今はなんとも言えないな...」

 

オルガ「そうっすか...兎に角、俺等も出撃の準備をします」

 

名瀬「俺達も準備するから待ってろ」

 

オルガ「はい...」

 

ここ数ヶ月、ミスルギ皇国に居るが...どうもこいつ等のやり方には嫌気がさすぜ...。

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

エナストリアを後にした俺達は再び、ドッコイ山を目指す。

 

すると、ユイとアンジュが話しているのが見えた。

 

ユイ「あの...アンジュリーゼ皇女」

 

アンジュ「今の私はアンジュだって言ってるでしょ」

 

ユイ「あ...ごめんなさい、アンジュ...」

 

アンジュ「あなたは変わらないわね、ユイ...」

 

ユイ「アンジュだって、変わってないよ」

 

アンジュ「...変わったわよ、ノーマだとわかって、国を追い出されて、挙げ句の果てには名前まで奪われているのよ?」

 

アンジュ...。

 

ユイ「でも...アンジュはアンジュだから...」

 

アンジュ「は...?」

 

ユイ「例え名前を取られても、ノーマでも、あなたは私の知っているアンジュだよ」

 

アンジュ「...何それ?私の事を全て分かったように言わないでくれる⁉︎あんたに私の何がわかるのよ!」

 

ユイ「わ、私はただ...!」

 

アンジュ「あんたは良いわよね!友達も、仲間も、家族も、信用してくれる国民もいて!色々恵まれているあんたが私の事を知ったような口で話さないで!」

 

ユイ「そ、そんな...私だって...!」

 

アンジュ「戦っているって言いたいの?残念、私なんて何度も死にそうになったの...。でも、あんたは国や家族のために戦っている...。対する私は自分が生きる為に戦っているの...そこが私とあんたの違いよ!」

 

それだけを言い残し、アンジュは部屋を飛び出て行った...。

 

それに耐えきれなくなったのか、ユイは目に涙を浮かべ、膝をついた。

 

それを見た俺、レナ、一夏、アオイさんはユイの元へ駆けつけた。

 

レナ「ユイ!大丈夫⁉︎」

 

ユイ「う、うん...大丈夫...」

 

アオイ「大丈夫じゃないでしょ⁉︎泣いてるじゃない!」

 

一夏「アンジュのやつ!流石に言い過ぎだ!」

 

零「だけど、俺もあいつの言いたい事はわかる」

 

一夏「けど、泣かせる事ねえじゃねえかよ!」

 

零「なら、アンジュはもっと泣きたいんだぞ‼︎」

 

ユイ「っ...!」

 

アオイ「零君...」

 

零「あいつは信じていた者全てに裏切られたんだぞ...あいつだって本当は泣きたいはずだ!でも、自分の感情を押し殺して、ノーマとして、ドラゴンと戦ってるんだ...きっと...」

 

一夏「...ごめん、俺、感情的になった...」

 

零「いや、俺も怒鳴ってすまない...でも、ユイ...これだけは分かってくれ...。彼女はお前の知るアンジュリーゼ皇女であって、今はアンジュなんだ...それだけは忘れないで欲しいんだ」

 

ユイ「はい...わかりました」

 

零「うしっ!飯でも食うか!」

 

一夏「お!付き合うぜ、零!」

 

零「ユイ達はどうするんだ?」

 

ユイ「私達はもう少し、この艦を見た後にします...零さん、先程はありがとうございました」

 

零「大した事はしてねえよ。それじゃあ、また後でな」

 

俺と一夏は部屋を出て、食堂へ向かった...。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーアマリ・アクアマリンです。

 

私はメルさんに呼び出されて、彼女と廊下で話すことになりました。

 

アマリ「メルさん...それで、お話とは...?」

 

メル「単刀直入にお聞きします。アマリさん、あなたは零さんの事を異性として好意を寄せていますか?」

 

異性として...って、えぇぇっ⁉︎

 

アマリ「わ、わわわ...!私は...!」

 

メル「やはり、好きなのですね...」

 

アマリ「も、もしかしてメルさんも...」

 

メル「大好きです。彼の事を思うと胸が苦しくなります...。ですので、アマリさん...私は負けるつもりはありませんから」

 

アマリ「...私だって、負けません...!」

 

今私とメルさんは恋の敵同士となりました...!

 

ホープス「マスター」

 

すると、ホープスが飛んできましたね...。

 

アマリ「どうしました?ホープス」

 

ホープス「そろそろ昼食の時間なので呼びに来ました」

 

アマリ「ありがとうございます。メルさんも一緒にどうですか?」

 

メル「ご一緒します!」

 

零「ん...?アマリにメル、ホープスじゃねえか」

 

 

 

 

 

ー俺...新垣 零は一夏と食堂へ向かっていると、アマリ、メル、ホープスを見つけた。

 

メル「あ、零さん!」

 

アマリ「それと、一夏君!」

 

一夏「俺はついでですか」

 

アマリ「あ...いや...その...すみません」

 

ホープス「...」

 

零「こんな所でどうしたんだ?」

 

メル「今から食堂へ行こうと思いまして...」

 

零「なら、俺達も相席良いか?」

 

アマリ「良いわよ、零君と一夏君も来て」

 

ホープス「...私は用事があるので失礼します」

 

え?

 

アマリ「ほ、ホープス...⁉︎」

 

今度は逃してたまるかよ...!

 

零「ホープス!何故俺を避けるんだよ?俺、何かお前の気に触る事でもしたか?」

 

ホープス「...別に」

 

零「なら何でそんな態度を取るんだよ?」

 

ホープス「...あなたが相応しいかどうか、考えていただけです」

 

零「相応しい...?誰にだ?」

 

ホープス「...これからは企業秘密なのでお答えできません...。零様、気を悪くしてしまったのなら申し訳ありません。ですが、私はあなたを毛嫌ってなどいないのでご安心ください」

 

零「あ、ああ...」

 

ホープス「...今度はお2人でお食事でもしましょう。では、失礼します」

 

そう言って、ホープスは飛び去って行った...。

 

零「結局何だったんだ...?」

 

一夏「まあ...ホープスが零の事を嫌ってないって事で良いじゃないか」

 

零「...ああ」

 

アマリ「...ホープス...いったいどうしたんでしょう...」

 

メル「(零さんも相当ですが、アマリさんも鈍いんですね...。ホープスさん、頑張ってください!)」

 

俺達はこの後、アマリとメルと共に食堂で昼食を食べた...。

 

 

 

 

 

 

 

ー刹那・F・セイエイだ。

 

俺達、プトレマイオス組とアンドレイ、セルゲイ、パトリックはトレミーのブリーフィングルームである事を話していた...。

 

スメラギ「みんなに集まってもらったのは他でもないわ。デュナメスの事よ」

 

パトリック「誰があのガンダムに乗るかって、話だよな?」

 

ミレイナ「ストラトスさんはどうですか?」

 

ロックオン「俺には既にサバーニャがあるだろ」

 

アレルヤ「僕達が乗るわけにもいかないしね...」

 

マリー「大尉達はどうですか?」

 

アンドレイ「残念ですが、遠慮させていただきます」

 

セルゲイ「GNーXの方が扱いやすいのでな」

 

フェルト「マネキン准尉はどうですか?」

 

パトリック「俺も遠慮させてもらうぜ、勝手にガンダムに乗ったら大佐に怒られそうだからな」

 

ティエリア「ラッセはどうだ?」

 

ラッセ「俺まで抜けるとトレミーの砲撃手がいなくなるだろ?」

 

刹那「ならば、他の誰かに乗ってもらうか?」

 

スメラギ「織斑先生なら、扱えそうだけどね...」

 

ロックオン「ケロロはどうだ?あいつ、ガンダムを見て、目を輝かせていただろ?」

 

ミレイナ「うーん、あの人にガンダムを渡してはダメな様な気がします」

 

アレルヤ「そもそも彼は人じゃないしね」

 

スメラギ「取り敢えず、候補は織斑先生という事でこの話を一旦、終えましょう。彼女には私から話をしておくわ」

 

刹那「了解」

 

本当はデュナメスにはあいつが乗って欲しいのだが...。仕方がないか...。

 

 

 

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

昼食を食べ終えた俺はアマリとメルと歩いていた...。

 

ちなみに一夏はというと、シャルロットと簪に連行された。

 

メル「一夏さんも大変ですね」

 

零「あいつは歩くハーレム作りだからな...」

 

アマリ「た、確かに似合ってるかも...」

 

メル「零さんには好きな女の子はいますか?」

 

零「いないな...。なんか、ファンクラブはあるって聞いたけど...」

 

メル「ふぁ、ファンクラブ...ですか⁉︎」

 

零「俺も初めて聞いた時、驚いたけどな...」

 

アマリ「という事は零君は学校でも人気者という事なのよね?」

 

零「やめてくれ...俺みたいな男はごまんといるんだからよ...」

 

メル「でも、私は零さんのおかげで自由になれました...。あなたには感謝しています」

 

零「や、やめろって...」

 

何か、面と向かって言われると照れるな...。

 

アマリ「零君って、紳士的って言われない?」

 

零「...弘樹に言われた事あるな...」

 

アマリ「そこが零君の良いところよ」

 

零「お前ら、今日どうした...?俺の恥ずかしがる顔でも見たいのかよ?」

 

メル「ええ、少しは...」

 

アマリ「見てみたいわ」

 

零「勘弁してくれ...」

 

?「あ、相変わらず、仲が良いな〜!お三方」

 

突然、声が聞こえると俺達は声の方へ視線を移した。

 

零「ロックオンじゃねえか、何してんだよ?」

 

ロックオン?「ん?あぁ、まあ...ぶらぶらしてんだよ」

 

メル「あれ?ロックオンさん...お着替えしました?」

 

零「確かに...」

 

いつもガンダムマイスターはそれぞれの色の服を着ているんだが、今のロックオンの服は私服っぽい服だ。

 

ロックオン?「い、いつもあの服じゃ、肩が凝るんだよ」

 

アマリ「それで、私達に何かご用ですか?」

 

ロックオン?「お前等に頼みがある。食堂から食べ物を取ってきてくれないか?」

 

零「プトレマイオスで食ったら良いだろ」

 

ロックオン?「腹が減って動けないんだよ...。頼むよ」

 

零「まあ、良いけどよ...」

 

何か今日のロックオンは変だな...。

 

零「アマリ、メル...悪いけど手伝ってくれ」

 

メル「わかりました」

 

アマリ「うん、じゃあ行きましょう」

 

俺達はロックオンに食べ物を渡す為、食堂に戻る事にした。

 

アマリ「ロックオンさんが私達に食べ物を持ってくる様にお願いするなんて、珍しいわね...」

 

メル「それ程、空腹という事なのでしょうか...?」

 

零「...」

 

何か...嫌な予感がする...。

 

 

食堂目前まで来た俺達...。

 

零「さっさと、作ってもらって、ロックオンに渡しに行こうぜ」

 

刹那「零...こんな所で何をしてるんだ?」

 

ロックオン「相変わらず両手に花だな!零」

 

そこへ、刹那とロックオンが歩いて来た...。

 

零「刹那と...ロックオンか...ロックオン⁉︎」

 

ロックオン「ん?ロックオンだが、何だ?」

 

は⁉︎え...ちょっと待て!

 

アマリ「ど、どうしてそちらからあなたが...⁉︎」

 

刹那「何を言っているんだ?」

 

メル「あなたは先程、私達に食事を持って来て欲しいと仰ったではありませんか!」

 

ロックオン「...はぁ?」

 

刹那「ロックオンは先程からずっと、俺といたぞ?それにさっきまではプトレマイオスでミーティングをしていた」

 

零「...待てよ...!しまった...!なら、あの男は...!」

 

すっかり騙されちまった...!あの男はロックオンになりすましたスパイだ...!

 

すると、メガファウナ内に警報が鳴り響いた...。

 

刹那「敵か...⁉︎」

 

夏美「零さん!アマリさん!メルさん!刹那さん!ロックオンさん!」

 

そこへ、夏美と冬樹が来た。

 

零「夏美!冬樹!敵はどこの部隊だ⁉︎」

 

冬樹「キャピタル・アーミィのモビルスーツとゾギリアのヴァリアンサー部隊とキャピタル・アーミィと一緒に襲ってきたガンダムです!」

 

夏美「それ以外にも何機かモビルスーツとガンダムがいます!」

 

刹那「何だと...⁉︎」

 

クソッ...!こっちはそれどころじゃないっていうのに...!

 

 

 

 

 

第15話 成層圏まで狙い撃つ男

 

 

 

 

 

名瀬「あれが、エクスクロスの戦艦か...。」

 

ラフタ「おかしな形してるね」

 

シノ「ハンマーヘッドも似た様なもんだろ」

 

ラフタ「なんか言った?」

 

シノ「何でも〜」

 

アミダ「あれが、あたし達の倒す敵なんだろ?名瀬」

 

名瀬「ああ、オルガ。全体的な指示はお前に任せるぞ。リボンズ・アルマークの部隊の到着はまだ時間がかかるそうだ」

 

オルガ「わかりました!全機、エクスクロスの機動部隊に気をつけてかかれよ!」

 

アストン「了解、団長」

 

昭弘「無理はするなよ、アストン」

 

アストン「わかってる、もう死ぬ気はないよ」

 

ビスケット「どうやら、向こうも出てくるみたいだね...」

 

俺達はそれぞれ、出撃した...。

 

ワタル「本当だ!ガンダムがいっぱいいる!」

 

ショウ「どう見ても俺の知ってるガンダムとは違う...俺達を襲ったガンダムと同世界のガンダムという事か!」

 

アルト「倉光艦長!相手の戦艦とは通信は取れましたか⁉︎」

 

倉光「繋がらないね...向こうから通信を切られてるね」

 

九郎「何でこう、話を聞かない奴らが多いんだよ!」

 

グランディス「全くだよ!少しは話し合いで終わらせたいところだよ!」

 

ユイ「では、戦うんですね...」

 

アンジュ「やれないなら、下がってなさい!邪魔なだけよ!」

 

レナ「あなた、何て事を...!」

 

千冬「仲間内で揉めている場合か!」

 

サンソン「マジでやらないとこっちがやられるぞ!」

 

ハンソン「確かに、ガンダムは厄介だからね!」

 

シーブック「ガンダム同士で戦う事になるなんて...!」

 

ベルリ「それでも、やらないとこちらがやられます!」

 

青葉「そうだな!向かってくるなら、相手をするだけだ!」

 

ゼロ「よっしゃ!みんな行くぜ!」

 

ハッシュ「本当に三日月さんの言う通り、見た事もないガンダム・フレームがいますね...」

 

三日月「うん、でもあの時より数が増えてる...」

 

アミダ「ガンダム・フレームが何だってんだい!そんな事で負けるあたし達じゃないだろう?」

 

ラフタ「そうだね!姐さん!」

 

名瀬「よし...全機、戦闘開始!」

 

オルガ「油断はすんな!絶対に生きて帰るぞ!」

 

ドニエル「来るぞ!」

 

スメラギ「全機!迎撃に入って!」

 

アイーダ「了解!」

 

零「...」

 

...あの、ロックオンになりすました男はミスルギ皇国のスパイなのか...?クソッ、今はとにかく、こいつらを迎え撃たないと...!

 

俺達はミスルギ皇国の雇うガンダム部隊と交戦を開始した...。

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VS初戦闘〉

 

零「タイミングを読めよ...!今はお前らに構ってる時間はねえんだよ!速攻で終わらせてやる!」

 

 

〈戦闘会話 アンジュVS初戦闘〉

 

アンジュ「私はユイとは違う...!私はもう、アンジュリーゼじゃないの!もう私は過去には戻らない!アンジュとして生きると決めたから!」

 

 

〈戦闘会話 ユイVS初戦闘〉

 

レナ「ユイ!敵が来るよ!」

 

ユイ「(...アンジュに謝らないと...私、同じ皇女だと思って、酷い事を...)」

 

レナ「ユイ‼︎」

 

ユイ「あ、ごめんね!今は戦わないと!」

 

 

〈戦闘会話 刹那VS初戦闘〉

 

刹那「彼等もガンダムだ...。それなのに何故、ガンダム同士が戦わなければならないんだ...!」

 

 

〈戦闘会話 三日月VS初戦闘〉

 

三日月「あの時より戦力を増加させたようだけど、バルバトスルプスに勝てると思わない方が良いよ...三日月・オーガス、行くよ」

 

 

〈戦闘会話 昭弘VS初戦闘〉

 

昭弘「グシオンがまさか、リベイクになって、このアル・ワースに俺と共に蘇るとはな...今度こそ、家族を守ってみせる!」

 

 

〈戦闘会話 シノVS初戦闘〉

 

シノ「エクスクロスだか、何だか知らねえが、四代目流星号の敵じゃねえ!かかってきな!」

 

 

〈戦闘会話 名瀬VS初戦闘〉

 

名瀬「オルガ!攻撃の指示は俺が出す。お前は各機に指示を出せ」

 

オルガ「わかりました、兄貴」

 

名瀬「俺達はもう死ぬ気はないぞ、それを忘れるな」

 

オルガ「俺達、鉄華団も誰1人死ぬ気はありませんよ!」

 

名瀬「フッ、それを聞ければ十分だ...。ハンマーヘッド、砲撃開始!」

 

ビスケット「了解!」

 

 

〈戦闘会話 アミダVS初戦闘〉

 

アミダ「へぇ、私達の世界とは違うモビルスーツもいるんだね。百錬とどっちが強いか、試してみようじゃないか!」

 

 

〈戦闘会話 ラフタVS初戦闘〉

 

ラフタ「結構なツワモノが揃ってるね、エクスクロスは!でも、私の百里だって負けてないからね!」

 

 

〈戦闘会話 ハッシュVS初戦闘〉

 

ハッシュ「敵が来る...!辟邪でどこまでやれるかわからないけど、鉄華団は俺が守るんだ!」

 

 

〈戦闘会話 アストンVS初戦闘〉

 

アストン「タカキ、フウカ、見てるか?俺は異世界で生きて、戦ってるんだ...。今度は絶対に死なない...。だから、負けるわけにはいかない!俺はこのランドマン・ロディで生き残ってみせる!」

 

 

〈戦闘会話 刹那VS三日月〉

 

刹那「何故、俺達と敵対する!」

 

三日月「それが俺達の仕事だからだよ」

 

刹那「俺達は対話だって...わかり合う事だって、出来るはずだ!」

 

三日月「何あまい事言ってるの?俺はあんた達と対話する気もないし、わかり合う必要もない」

 

刹那「...戦うしかないのか...ならば、貴様を駆逐する!」

 

三日月「駆逐されるのはどっちかな」

 

 

 

 

ガンダム部隊と戦い合う俺達...。

 

エイサップ「あのガンダム達...強い!」

 

ケロロ「ゲロー⁉︎このままじゃ負けてしまうでありますよ!」

 

アキト「だけど、此処で退くわけにはいかない...!」

 

アンジュ「だったら、私がやるわ!」

 

ヴィルキスが敵陣のど真ん中まで移動した...⁉︎

 

ミラーナイト「危険ですよ!アンジュ!」

 

メル「戻ってください!このままではあなたが...!」

 

アンジュ「私の生き様は私が決める...!口出ししないで!」

 

三日月「1機で突っ込んで来たよ。どうする、オルガ?」

 

オルガ「特攻か...?まずはあの機体を撃ち落とせ!」

 

奴ら、一斉にヴィルキスに攻撃を...!

 

アンジュ「ぐっ...⁉︎」

 

ロックオン「戻れ、アンジュ!このままじゃあ、やられちまうぞ!」

 

アンジュ「まだ...やれる!」

 

竜馬「おい!早く、あいつを止めないととんでもない事になるぞ!」

 

何で俺達の言う事を聞かねえんだよ、アンジュ...!

 

アンジュ「う、うぅっ...!」

 

本気でまずいぞ、これは...!

 

ユイ「アンジュ!」

 

敵の包囲網をかいくぐり、アレクトがヴィルキスの隣に行った。

 

アオイ「ユイ⁉︎」

 

零「お前まで何やってんだよ⁉︎ユイ!」

 

アンジュ「そうよ!あんたまで飛び込んで来て、何考えているのよ!」

 

ユイ「アンジュ、ごめんなさい...。あなたの苦しみも知らずに知った様な口を聞いてしまって...」

 

アンジュ「今はそんな事、どうでもいいでしょ⁉︎このままじゃあ、あんたまで死ぬわよ!」

 

ユイ「あなただって、同じだよ!」

 

アンジュ「同じじゃない!あんたには帰るべき場所があるじゃない!あんたが死ねば、エナストリアの国民が悲しむのよ!」

 

ユイ「同じだよ!帰る場所がマナの国になくても、アンジュにはエクスクロスがあるじゃない!アンジュが死んで悲しむ人達だっているんだよ!」

 

アンジュ「...!」

 

レナ「ユイ...」

 

ユイ「だから、あなたは絶対に死なせない!どんな事があっても、あなたを守ります!」

 

ユイはそう叫び、アレクトはヴィルキスの周りにいるキャピタル・アーミィのモビルスーツとヴァリアンサーを撃墜させた。

 

すると、今度はアレクトに攻撃を仕掛けようとした。

 

アンジュ「ユイ‼︎」

 

今度はヴィルキスがアレクトを助け、敵機を数機、撃墜させた。

 

アンジュ「あんたには負けたわよ、ユイ...。あんたにそう言われたら、無茶するのもバカらしくなったわ...。1度体制を立て直すわよ!ユイ!」

 

ユイ「うん、アンジュ!」

 

ヴィルキスとアレクトは戻って来たな。

 

サラ「無茶しすぎだよ!2人共!」

 

ヴィヴィアン「本当にそっくりだね!」

 

ティア「息もピッタリだしね!」

 

九郎「全くだぜ!」

 

アル「後で軽く説教だな」

 

本当だよ、全く...。

 

三日月「もういい?」

 

零「待たせて悪かったな!此処から、逆転と行くぜ!」

 

アイーダ「待ってください!敵の増援です!」

 

すると、1機のガンダム、アルケーガンダムが現れた。

 

サーシェス「楽しそうな戦争をやってんじゃねえか!」

 

ロックオン「アリー・アル・サーシェスか!」

 

アレルヤ「それに、あのガンダムは...!」

 

ティエリア「バカな...!」

 

刹那「貴様までいたのか...!リボンズ・アルマーク‼︎」

 

リボンズ「久しぶりだね、ソレスタルビーイング」

 

ラッセ「最も見たくない奴が出てくるなんて...!」

 

アンドレイ「あれが...アロウズを支配していたイノベイド...!」

 

リボンズ「鉄華団並びにタービンズは退いてくれ、後は僕達が受け持つ」

 

シノ「勝手に決めてんじゃねえよ!」

 

アストン「まだ、俺達はやれる...!」

 

リボンズ「その様な口を聞いても良いのかな?」

 

オルガ「...退くぞ、みんな...!」

 

名瀬「オルガ...」

 

昭弘「だが、オルガ!」

 

オルガ「撤退だ‼︎」

 

アミダ「...ほら!団長が撤退と言ったんだ!退くよ!」

 

ハッシュ「りょ、了解!」

 

三日月「了解」

 

キャピタル・アーミィとゾギリア部隊を置いて、ガンダムとモビルスーツ部隊は撤退した...。

 

刹那「リボンズ・アルマーク!何故、ミスルギ皇国にいる⁉︎」

 

リボンズ「僕の事を理解できる同士がいるからだよ」

 

一夏「たったそれだけの理由だけなのか...⁉︎」

 

リボンズ「そう言えば...ライル・ディランディ、織斑 一夏、早乙女 アルト...君達に見せたい人が居るんだ、来てくれ」

 

現れたのは1機のモビルスーツ、戦闘機、3人のISを纏った女の子だった...。

 

ロックオン「な...⁉︎あの機体は...!」

 

アニュー「久しぶりね、ライル」

 

ロックオン「アニュー...!お前まで...!」

 

アルト「ブレラ!お前が何で此処に⁉︎」

 

ブレラ「理由を聞いてどうする?お前は此処で倒されるんだからな」

 

千冬「ば、バカな...!」

 

シャルロット「嘘...だよね...⁉︎」

 

簪「どうして...?どうしてなの⁉︎」

 

一夏「何で、ミスルギ皇国側にいるんだ!セシリア!ラウラ!楯無さん!」

 

楯無「簡単な事よ」

 

ラウラ「私達はお前達の敵となったのだ」

 

セシリア「悪く思わないでください」

 

彼等は全員、ロックオン、アルト、一夏達に関係があるのか...⁉︎

 

一夏「どうしたんだよ、みんな!何でこんな事を...!」

 

ラウラ「嫁よ...悪いが死んでくれ」

 

セシリア「私達の為にも...」

 

簪「みんな、操られているの...?」

 

楯無「私達は正気よ?簪ちゃん」

 

シャルロット「こんなの見て、正気だとは思えないよ!」

 

ラウラ「正気だ...。洗脳など一切受けていない」

 

千冬「どうやら、あいつらの言っている事は本当らしいな...!」

 

真耶「そんな...!」

 

アルト「ブレラ!お前は操られているのか⁉︎」

 

ブレラ「俺も俺の意思でお前の前にいる...アルト」

 

アニュー「ライル...行くわよ」

 

ロックオン「やめてくれ、アニュー!俺はもうお前と戦いたくないんだ!」

 

アニュー「だったら、死ぬわよ?ライル」

 

刹那「迎撃しろ、ロックオン!」

 

ロックオン「くそ...ッ!リボンズ・アルマーク!てめえは許さねえ!」

 

俺達はリボンズ・アルマーク達との戦闘を開始した...。

 

ロックオン?「アリー・アル・サーシェスか...。そろそろ、引きこもるのもやめにするか...!」

 

 

 

 

〈戦闘会話 アルトVSブレラ〉

 

ブレラ「此処で死ね、アルト」

 

アルト「どうしてだよ、ブレラ!どうして俺達が戦い合わないとダメなんだよ!」

 

ブレラ「俺の守る者の為だ」

 

アルト「...!お前...まさか...!」

 

ブレラ「だから、此処で負けるわけにはいかないんだ!アルト!」

 

 

アルトのデュランダルとルシファーという戦闘機のスピード戦はアルトのデュランダルが勝利した。

 

ブレラ「此処までか...。アンタレス1、撤退する」

 

アルト「待て、ブレラ!ミスルギ皇国にはまさか...!」

 

ブレラ「...お前の事を待っているぞ」

 

ブレラという男はアルトに何かを伝え、撤退した...。

 

ワタル「あの人...アルトさんに待ってるって言ったよね?」

 

シーブック「無理やり戦わされているのか...?」

 

アルト「(ブレラ、お前はランカを...)」

 

 

 

 

〈戦闘会話 一夏VSセシリア〉

 

セシリア「一夏さん、手加減はいたしませんわよ!」

 

一夏「何でだよ、セシリア!お前がこんな事するなんて...!」

 

セシリア「何とでも言ってくださいまし、わたくしにも譲れない者があります」

 

一夏「...やるしかないのかよ...!」

 

 

〈戦闘会話 シャルロットVSセシリア〉

 

セシリア「シャルロットさん、覚悟してください」

 

シャルロット「セシリア達に何があったの⁉︎どうして、僕達の敵になるの⁉︎」

 

セシリア「理由が聞きたいのならば、私達と共に来てください」

 

シャルロット「それはできないよ!僕はエクスクロスの一員なんだ!」

 

セシリア「ならば、仕方ありませんね。お相手します!」

 

 

〈戦闘会話 簪VSセシリア〉

 

簪「セシリア...私達、友達だよね?」

 

セシリア「ええ、お友達ですわよ。これからもずっと...」

 

簪「それなら、どうしてこんな事を!」

 

セシリア「あなた方に戦う目的がお有りのようにわたくし達にも戦う目的がございます!それだけですわ!」

 

 

〈戦闘会話 一夏VSラウラ〉

 

ラウラ「嫁よ、せめてもの情けだ...。苦しまずに倒してやる」

 

一夏「ラウラ、まだ俺の事が嫌いなのか...?」

 

ラウラ「っ...!戦闘中に何を聞くかと思えば...!一夏!容赦無くいくから覚悟しろ!」

 

 

〈戦闘会話 シャルロットVSラウラ〉

 

ラウラ「...」

 

シャルロット「ラウラ...」

 

ラウラ「何も言うな、シャルロット。私達は敵同士だ」

 

シャルロット「でも、僕達は友達なんだよ!」

 

ラウラ「友だからと言って、戦う時には戦う...。それが、軍人だ...。シャルロット、今まで、ありがとう」

 

シャルロット「ラウラは本気だ...!戦うしかないんだよね...!」

 

 

〈戦闘会話 簪VSラウラ〉

 

簪「本当に私達の敵になったの?」

 

ラウラ「簪、そう言えば私達はあまり関わりを持っていなかったな」

 

簪「それでも、一夏を中心に仲良くなったのには変わりないよ。ラウラだって、私を受け入れてくれた...」

 

ラウラ「昔話をしている場合ではないぞ?私はお前の敵なのだからな!」

 

 

〈戦闘会話 一夏VS楯無〉

 

楯無「行くわよ、一夏君!」

 

一夏「楯無さんは人をからかっても、悪事に手を貸す人ではなかったはずです!」

 

楯無「それは私を見た目で判断した意見でしょ?本当の私はこれなの。忘れないでちょうだい」

 

一夏「ふざけるのもいい加減にしてください!簪を悲しませて、今のあんたは俺の知る楯無さんじゃない!来るなら、倒します!」

 

 

〈戦闘会話 シャルロットVS楯無〉

 

シャルロット「学園最強の楯無さんに勝てるの...?」

 

楯無「よくわかってるじゃない、シャルロットちゃん。だったら、もう抵抗しないで」

 

シャルロット「それはできません!敵となったあなた達は僕達が止めます!」

 

 

〈戦闘会話 簪VS楯無〉

 

楯無「簪ちゃん、妹とは言え容赦はしないわよ!」

 

簪「お姉ちゃんが何を考えているかはわからない...でも、何かあるよね?」

 

楯無「何の事?」

 

簪「お姉ちゃんは嘘が下手だよね。私はお姉ちゃんの妹だよ?何かあるかはわかるよ」

 

楯無「流石は私の簪ちゃんね!なら、姉の私が倒してあげる!」

 

簪「倒されるわけにはいかない...!今日こそ私がお姉ちゃんを超える...!

 

楯無「(そうよ、超えなさい...。大切な妹を傷つけようとする最低な姉を...)」

 

一夏達は相手のIS乗り3人を追い詰める。

 

一夏「もう降参してくれ、3人とも!」

 

楯無「勝った気でいないでよ!私達はまだ負けてない!」

 

リボンズ「いや、今日は君達の負けだ。此処は大人しく退いた方が良い」

 

セシリア「敵に背を向けろと仰るのですか⁉︎」

 

ラウラ「よせセシリア。命令だ」

 

セシリア「くっ...!わ、わかりましたわ...」

 

楯無「またね、一夏君、シャルロットちゃん...簪ちゃん」

 

簪「何度お姉ちゃんが来ても私は負けないから」

 

楯無「大きくなったわね、簪ちゃん...でも、姉として今度は負けないつもりだから、忘れないでちょうだい!」

 

そう言い残し、楯無、セシリア、ラウラは撤退した...。

 

シャルロット「3人とも、操られてないって言ったよね?」

 

真耶「どうして彼等はミスルギ皇国についたのでしょうか?」

 

千冬「わからん。だが、何か弱みを握られているのかもしれないな...」

 

一夏「きっと、そうに違いない!許さないぞ!ミスルギ皇国!」

 

エイサップ「一夏、そう簡単に決めつけるのは...!」

 

アンジュ「いいえ、ミスルギ皇国ならやりそうな事よ」

 

零「(ミスルギ皇国もドアクダーやオニキスの様に異界人を率いれ、戦力を増強させているのか...?いったい、何の為に...?)」

 

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 ロックオンVSアニュー〉

 

ロックオン「アニュー...俺はお前を撃てない...!もうお前を離す事は出来ないんだよ!」

 

アニュー「嬉しいわ、ライル。でも、私はイノベイターなの...。それだけで敵対の理由は充分よ」

 

ロックオン「何言ってんだよ!お前はイノベイドでも、アニュー・リターナーっていう1人の存在だろう!」

 

アニュー「ライル...!」

 

ロックオン「何度だって言ってやる!お前をもう1度、俺の女にする!」

 

 

〈戦闘会話 刹那VSアニュー〉

 

刹那「アニュー・リターナー!ロックオンの...ライル・ディランディの声を聞け!」

 

アニュー「刹那、まさかあなたが純粋種のイノベイターになるなんて...」

 

刹那「俺達はわかり合う事ができるはずだ...!お前がロックオンと分かり合えた様に...!」

 

アニュー「私は...私は...!」

 

 

 

 

 

サバーニャはガッデスの攻撃をかいくぐり、取り付いた。

 

アニュー「は、離して!」

 

ロックオン「話さないと言っただろ!お前を俺の女にするって!」

 

アニュー「どうして...どうして私を信じてくれるの...?」

 

ロックオン「お前が俺を信じてくれたからだろ⁉︎」

 

アニュー「ライル...!」

 

ロックオン「俺達の間に人間だとかイノベイドだとか関係ねえ!俺はお前の事が好きだ!」

 

アニュー「...」

 

ロックオン「お前はどうなんだよ⁉︎俺の事をどう思っているんだ⁉︎お前の口から言え!アニュー‼︎」

 

アニュー「私は...私だって...ライルが好きよ!」

 

ロックオン「アニュー!」

 

アニュー「あなたといつまでも一緒にいたい!いつまでもずっと...!」

 

どうやら、彼女はもう敵じゃない様だな...。

 

リボンズ「そうか、それが君の答えか」

 

アニュー「リボンズ...ごめんなさい...」

 

リボンズ「それが君望んだ道ならば、それを貫くと良い...アニュー・リターナー...。君は、もう自由なのだから...」

 

アニュー「え...?リボンズ、今何と...?」

 

リボンズ「敵となった君を倒すと言ったんだ!」

 

サーシェス「なら、大将!それは俺がやってやるぜ!」

 

アルケーガンダムが、サバーニャとガッデスに接近している...!ロックオン!アニューさん...!

 

一夏「ロックオンさん!」

 

マサキ「避けろ、2人共!」

 

ロックオン「くそっ!ま、間に合わねえ...!」

 

?「全く...見せつけてくれるぜ、ライル」

 

ロックオン「...⁉︎」

 

フェルト「そんな...!」

 

ミレイナ「デュナメスが無断出撃したです!」

 

スメラギ「何ですって⁉︎」

 

ラッセ「デュナメスのパイロットがいないのにどうしてデュナメスが...!」

 

ロックオン?「話は後だ!俺は元ロックオン・ストラトス...成層圏まで狙い撃つ男だ!」

 

ティエリア「そんな...彼が...!」

 

刹那「ニール...ディランディ...!」

 

ニール「ライルとその彼女はやらせねえぞ!アリー・アル・サーシェス!...ニール・ディランディ...狙い撃つぜ‼︎」

 

デュナメスはGNスナイパーライフルを撃ち、アルケーガンダムに直撃させた...。

 

サーシェス「ぐっ⁉︎な、何がどうなってやがる...!」

 

アルケーガンダムは銃撃を受け、軽く吹き飛んだ...。

 

サーシェス「ちいっ!...あ、あのガンダムは...!」

 

ニール「久しぶりだな、アリー・アル・サーシェス」

 

サーシェス「てめえはあの緑色のガンダムの兄貴か!」

 

ティエリア「ロックオン・ストラトス!」

 

フェルト「ロックオン!」

 

ニール「みんなも久しぶりだな!だが今の俺はもうロックオン・ストラトスじゃない。ニール・ディランディと呼んでくれ」

 

刹那「わかった、ニール」

 

ロックオン「兄さん...このアル・ワースにいたのか!」

 

ニール「ああ、ライル。大切な女のために無茶するとはお前も隅に置けないな」

 

アニュー「この人が...ライルのお兄さん...」

 

メル「もしかして、あの時私達に食事を持ってくるのを頼んだ方ですか⁉︎」

 

アマリ「え、ええ⁉︎」

 

零「...スパイじゃなかったのかよ...」

 

ニール「混乱させて悪かったな」

 

零「...後で話は聞かせてもらいますよ、ニールさん」

 

ニール「オーライ、そんじゃま、狙い撃つとしますか!」

 

ハロ「ニール、ニール」

 

ニール「ライルの援護、頼んだぜ、ハロ!じゃあ、ライル!乱れ撃ちと狙い撃ちのオンパレードといくか!」

 

ロックオン「わかった!行くぜ、兄さん!」

 

ニールさんの乗るデュナメスとアニューさんの乗るガッデスを味方に引き入れた俺達は戦闘を再開した...。

 

 

 

 

〈戦闘会話 刹那VSサーシェス〉

 

刹那「アリー・アル・サーシェス、此処で貴様を駆逐する!」

 

サーシェス「お前にできんのかよ!クルジスの兄ちゃんよ!」

 

刹那「貴様とは分かり合えないという事がわかった...!」

 

サーシェス「釣れねえな!こうして戦い合ってるじゃねえか!」

 

刹那「戦いだけでは何も生まれない...それを俺が見せてやる...!」

 

 

〈戦闘会話 ロックオンVSサーシェス〉

 

サーシェス「てめえだけは俺がこの手で殺す‼︎」

 

ロックオン「仕留めたのに地獄から戻ってくんなよ!」

 

サーシェス「てめえに撃たれた箇所が疼くぜ...!俺から戦争を奪いやがって...!てめえの大切な物も奪ってやるよ!」

 

ロックオン「もう、アニューは手放さないって決めたんだ...!アニューは俺が守る‼︎お前を何度撃ってでもな!」

 

 

〈戦闘会話 ニールVSサーシェス〉

 

サーシェス「てめえのおかげで身体の半分が炭になったんだぜ!兄貴野郎!」

 

ニール「お前を許す事は出来ねえ...!でも、仇はライルが取ってくれた!」

 

サーシェス「ああ、だからお前の弟は絶対に俺が殺す!」

 

ニール「させるかよ!ライルもあのアニューって彼女も誰1人として死なさせるわけにはいかねえんだよ!狙い撃つ...狙い撃つぜ!」

 

 

〈戦闘会話 アニューVSサーシェス〉

 

サーシェス「まさか、イノベイドのくせに大将を裏切るとはな!」

 

アニュー「私はライルと共に生きるって決めたの!」

 

サーシェス「安心しろ、お前を殺した後にあいつも殺してやる!」

 

アニュー「私は死なないし、ライルも死なせない!私が守ってみせるわ!」

 

 

 

サバーニャとデュナメスの連携攻撃でアルケーガンダムにダメージが入った。

 

サーシェス「ちいっ!此処は退くしかねえ...!覚えてやがれ!」

 

ロックオン「てめえの事は死んでも忘れねえよ!」

 

ニール「そっちこそ覚えてやがれ!俺達が必ず狙い撃ってやるよ!」

 

サーシェス「吐かせ!次は必ず殺してやるからな!」

 

そう言い残し、アルケーガンダムは撤退した...。

 

ニール「あいつの戦争好きはもう病気レベルだな」

 

ロックオン「ああいう風にはなりたくないぜ」

 

ワタル「後はあのリボーンズガンダムっていうガンダムだけだよ!」

 

アレルヤ「リボンズ・アルマークが何を仕掛けてくるかわからない...みんな、気をつけて!」

 

ソーマ「わかったわ!」

 

 

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 一夏VSリボンズ〉

 

一夏「お前が楯無さん達に何かを吹き込んだのか⁉︎」

 

リボンズ「心外だな、僕は何も言っていないよ」

 

一夏「嘘つけ!お前だけは許さないぞ!」

 

リボンズ「世界初のIS、男性操縦者がどんな人間か、興味があったが...買いかぶりすぎだったようだね、織斑 一夏」

 

一夏「何だと⁉︎」

 

リボンズ「君には白式は相応しくない。よっと、貰い受けるよ」

 

一夏「お前なんかに白式を渡してたまるかよ!」

 

 

〈戦闘会話 アンジュVSリボンズ〉

 

リボンズ「なるほど、君がアンジュか」

 

アンジュ「あいつ、私の事を知っているの...?」

 

リボンズ「この様な女の何処がいいのか...僕にはわからないな」

 

アンジュ「聞こえてるわよ!何なの、あんたは!」

 

リボンズ「すまない、忘れてくれ」

 

アンジュ「いったい何なのよあんたは...」

 

 

〈戦闘会話 刹那VSリボンズ〉

 

リボンズ「ダブルオークアンタ...良い機体だね。刹那・F・セイエイ」

 

刹那「何...⁉︎」

 

リボンズ「0ガンダムがない今、そのダブルオークアンタを貰いうけよう」

 

刹那「ダブルオークアンタは対話の為の機体だ...貴様には渡さない!」

 

リボンズ「ならば、力付くで奪うまでだ」

 

刹那「させるものか...!貴様の行なった再生は俺が何度でも破壊する...!」

 

 

〈戦闘会話 ロックオンVSリボンズ〉

 

リボンズ「君の存在は許しては置けないね...ライル・ディランディ」

 

ロックオン「奇遇だな、俺もお前のことを許せないんだよな。アニューの運命を散々かき回しやがって!」

 

リボンズ「彼女は僕の駒さ、僕がどの様に使おうと僕の勝手だろ?」

 

ロックオン「やっぱり、許せねえ...!ロックオン・ストラトス!目標を乱れ撃つ!」

 

 

〈戦闘会話 ティエリアVSリボンズ〉

 

ティエリア「何故君がELSの存在を知っている?リボンズ・アルマーク」

 

リボンズ「実は僕も自身のデータをヴェーダ奥深くに眠らせていたのだよ」

 

ティエリア「ヴェーダ奥深くに⁉︎そうか、それで僕達の戦いを見ていたのか!」

 

リボンズ「実にくだらなかったよ...。あの時、ELSを侵略していれば君達は最強になれたかもしれないのにね」

 

ティエリア「僕達のすべき事はELSを侵略する事ではなく、分かり合うために対話する事だ!その光景を見ていて、君は何とも思わないのか!」

 

リボンズ「思っていたら、君達とは此処で敵対していないよ」

 

ティエリア「確かにそうだな。ならば、此処で君を倒す!」

 

 

〈戦闘会話 アニューVSリボンズ〉

 

アニュー「リボンズ...」

 

リボンズ「まさか、君がまた僕を裏切るなんてね」

 

アニュー「私は...」

 

リボンズ「僕を裏切った事を後悔させてやろう」

 

アニュー「私だって、負けない!あなたが相手でも!」

 

リボンズ「(行くと良いさ、アニュー・リターナー。ライル・ディランディと共に...。君が人類とイノベイターの架け橋となる事を祈っているよ...)」

 

 

〈戦闘会話 ニールVSリボンズ〉

 

ニール「お前がイオリアの爺さんの計画を利用していたイノベイド、リボンズ・アルマークか」

 

リボンズ「君と会うのは初めてだったね、初代ロックオン・ストラトス...いや、ニール・ディランディ」

 

ニール「お前には仲間や弟が世話になったんだよな...だったら、借りは返すぜ」

 

リボンズ「君の射撃センスでも僕を撃つ事は出来ないよ」

 

ニール「舐めるなよ、俺はどんな敵でも狙い撃つ男だぜ?元だがな!」

 

リボンズ「ならば、見せてもらおう、ニール・ディランディ。君の狙い撃ちというものを」

 

ニール「ご期待に応えてやるよ、ニール・ディランディ...目標を狙い撃つ!」

 

 

 

 

俺達は敵の部隊を全滅させ、ダブルオークアンタはトランザムを発動させて、リボーンズガンダムを追い詰めた...。

 

リボンズ「っ...!流石は一度、僕を倒した事のある男だ」

 

刹那「リボンズ・アルマーク...。大人しく投降しろ」

 

リボンズ「残念だが、それは出来ない。ダブルオークアンタは必ず僕が貰う...また会おう、エクスクロス」

 

それを言い残して、リボーンズガンダムは撤退した...。

 

 

 

 

アニュー「リボンズ...」

 

スメラギ「随分、簡単に退いたわね...」

 

ロックオン「相変わらず、何考えているかわからない男だぜ...」

 

ディオ「彼もゾギリアと手を組んでいるのか...」

 

ショウ「あいつの目的いったい何なんだ...?」

 

夏美「取り敢えず、戦いは終わりましたね...」

 

アル「ミスルギ皇国も着実に異界人を仲間に引き入れておるな」

 

アイーダ「このままでは、ドアクダー軍団に並ぶ脅威となってしまいますね...」

 

レイ「何か手を打たないとダメか...」

 

零「取り敢えず、詳しい話はアニューさんに聞きましょう、良いですね?アニューさん」

 

アニュー「ええ、私に話せる範囲なら、話すわ」

 

俺達は艦に戻った...。

 

 

俺達はアニューさんから話を聞いた。

 

アニュー「私やリボンズは目を覚ました時にマナの国のミスルギ皇国に拾われたの」

 

刹那「何故、リボンズ・アルマークはミスルギ皇国に手を貸しているんだ?」

 

アニュー「それはわからないわ...。リボンズに聞いても答えてくれないし...」

 

九郎「そうか...」

 

ロックオン「何だっていいさ、お前が生きてくれたんだからな」

 

アニュー「ライル...私は...」

 

ロックオン「何も言わなくても良い...お前をまた俺の女にする事が出来たんだ。今はそれだけで良い」

 

アニュー「ええ。大好きよ、ライル」

 

ロックオン「俺もだ」

 

抱き合う2人を見て、俺達は微笑んだ。

 

ニール「折角の弟との感動の再会なのに、全部持っていかれたな...」

 

アレルヤ「そんな事はないよ、ニール」

 

フェルト「ニール...」

 

ニール「良い女になったな、フェルト」

 

フェルト「私なんて、まだまだよ」

 

ティエリア「ニール・ディランディ...。僕は...」

 

ニール「まさか、お前が仲間思いになっているとはな...ティエリア」

 

ティエリア「僕だって、変わろうと思えば変われる」

 

ニール「...悪い、そうだな!」

 

パトリック「あのよ...」

 

ニール「連邦軍か」

 

パトリック「あの時は悪かったな...。目をやっちまって...」

 

ニール「ん?ああ、あの時、GNーXで俺に攻撃してきた奴か...気にしてねえよ。もう終わった事だ」

 

ロックオン「相変わらず、心が広いな、兄さんは」

 

ニール「お前ほどじゃないさ。それにしても俺の後を継ぎ、女まで作るとはな」

 

アニュー「お義兄さん...」

 

ニール「お義兄さんときたか」

 

すると、イアンさんがハロと赤ハロを抱えて来た。

 

イアン「元気そうじゃないか」

 

ニール「おやっさんもな」

 

イアン「ロックオン、お前のサバーニャに乗ってるハロを赤ハロに変えさせてもらうぞ」

 

ロックオン「は?じゃあ、ハロはどうするんだよ?」

 

イアン「デュナメスに乗せる」

 

ハロ「ニール、ニール!」

 

ニール「はっ...わかってんじゃねえかよ、おやっさん。また会えたな、相棒」

 

ニールさん...本当にみんなと出会えて嬉しそうだな...。

 

アンジュ「...」

 

ユイ「みなさん、無事で良かったね」

 

アンジュ「わたしは謝る気ないから...。でも...」

 

ユイ「アンジュ...?」

 

アンジュ「ありがとう、ユイ。あなたのおかげで私は今日も生きる事が出来たわ」

 

ユイ「ふふっ、どういたしまして!」

 

あっちもあっちで問題は解決したか、全く...。

 

刹那「どうだ、ニール...。エクスクロスは...」

 

ニール「ああ、最高だ!」

 

零「あなたもその一員ですよ、ニールさん」

 

ニール「これから世話になるぜ、零」

 

俺はニールさんと握手をして、笑いあった...。

 





ー中断メッセージ

〈ガンダムマイスター達〉

ニール「よぉ、お疲れさん」

ロックオン「ゲームは楽しかったか?」

ティエリア「君にしては賢明な判断だ、長時間のプレイは目にかかる負担が大きい」

アレルヤ「確かに、休める時には休むべきだね」

ハレルヤ「何言ってやがんだ!一気に進めるのが当然だろうが!」

ティエリア「刹那、君はどう考えるイノベイターとしての君の考えを知りたい」

刹那「このゲームだけが戦いではない。別の戦いに備えるのも、また戦いと考える」

アレルヤ「ふっ、刹那らしいね」

ニール「成長したな、お前も...」

ロックオン「そういう事らしいからよ、ひと休みしたらまた俺達と暴れようぜ!」

刹那「今は休め、だが、俺もお前の復帰に期待している」

次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?

  • 男性主人公ルートと合流ルート投稿
  • 女性主人公ルートと合流ルート投稿
  • 全てのルート投稿

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。