スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

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第23話です!

公式でガンダムビルドファイターズって参戦しないかな?

後、ナノラミネートアーマーはオリジナルに近い設定となっています。

それではどうぞ!


第23話 片翼の二人

ービゾン・ジェラフィルだ。

 

俺達は敵となったゼクス・マーキス達について、みんなと話していた。

 

ラーシャ「...あのゼクスとガエリオというパイロット達、想像以上に手強い敵だった」

 

タルジム「聞いた話じゃ、あいつ等...本来なら、俺達の隊に配属されるはずだったんだとよ。そいつがまさか、あの羽付きの仲間だったとはな...」

 

ラーシャ「ヒイロ・ユイ...。彼の破壊工作により、ミスルギ陣営にはかなりの被害が出てるって聞く」

 

ビゾン「それだけじゃない。少し前にグラハム・エーカー、シン・アスカ、ルナマリア・ホークもミスルギ皇国を裏切り、エクスクロスに着いたそうだ」

 

ラーシャ「う、嘘⁉︎」

 

タルジム「何でこう、ミスルギを裏切るんだ?ヒイロ・ユイ達や、ゼクスとガエリオも馬鹿な奴だぜ。この世界の覇権は、ほぼミスルギが握ってるんだから、その下に着けばいいのによ」

 

確かに...。何故、エクスクロスはミスルギ皇国の配下にならない...?

 

何か、他に元の世界へ戻れる方法を知っているのか...?

 

ヒナ「...」

 

ビゾン「どうした、ヒナ?」

 

ヒナ「きっとヒイロ・ユイはそんな理由では戦わないわ...」

 

ビゾン「ヒナ...」

 

ヒナ「その目は、強い意思に満ちていた...。彼は世界の行方とは別に自らの大切なとこのために戦っているんだと思う...」

 

タルジム「そう言えば、ヒイロ・ユイが基地を襲撃した時、ヒナは営倉にいて、あいつと対面したんだったな...。俺...一瞬だけど、ヒイロ・ユイは仲間のお前を助けに来たのかと思っちまったよ」

 

...タルジム...!

 

ビゾン「やめろ、タルジム。釈放された以上、ヒナの無罪は決まったんだ」

 

タルジム「冗談だって。そう怒るなよ、ビゾン。ヒナも悪かったな。下らないこと言って」

 

ヒナ「大丈夫よ。気にしていないから」

 

すると、マルガレタ特務武官が歩いて来た。

 

マルガレタ「...言っておきます、リャザン少尉。あなたの容疑は完全に晴れたわけではありませんから」

 

ヒナ「...」

 

マルガレタ「戦闘中に敵パイロットと私的な通信をしていた事は事実であり、それは私に疑念を抱かせるのに十分です」

 

ヒナ「何度も述べたようにあれは、あのパイロットが一方的に意味のわからない事を言っていただけです」

 

マルガレタ「そこまでです。あなたからの弁解を聞く気はありませんから」

 

ヒナ「...」

 

マルガレタ「もう一度、言います。リャザン少尉...あなたの嫌疑は完全に晴れたわけではありません。今は一人でも多くの戦力が必要です。それが、あなたの釈放の理由です」

 

マルガレタ「原隊への復帰も許可しましたが、あなたには監視が付いている事を忘れないでください」

 

それだけ言って、マルガレタ特務武官は歩き去った。

 

言いたい事を言って...!

 

ヒナ「...」

 

ラーシャ「気にしない方がいいよ、ヒナ」

 

タルジム「そうそう。特務武官殿は前回の作戦失敗でヒスを起こしてんだよ」

 

ヒナ「ありがとう、二人共」

 

ビゾン「心配するな、ヒナ。お前は...俺が守ってみせる」

 

ヒナ「ビゾン...」

 

タルジム「へ...ヒイロ・ユイは大切なもののために戦ってるって言うが...。ビゾンの場合、ヒナのために戦っているみたいだな」

 

ヒナ「え...」

 

ビゾン「タ、タルジム...!」

 

ラーシャ「いつも一言多いよ、タルジムは」

 

タルジム「はは...悪い、悪い!」

 

すると、今度はアルフリード中佐が来た。

 

アルフリード「全員、揃っているな」

 

ヒナ「アルフリード中佐...。ヒナ・リャザン少尉、原隊に復帰いたしました。私が戻ってこられたのも中佐のお口添えがあったからだとうかがっております。ありがとうございます」

 

アルフリード「礼には及ばん。それに...納得はしていないようだな」

 

ヒナ「マルガレタ特務武官殿にはまだ信用されていないようですので」

 

アルフリード「身の潔白は、自分の働きで証明してみせろ。すぐに出撃になる」

 

ヒナ「了解です」

 

タルジム「ところで中佐...。そちらの二人は新入りですか?」

 

アルフリード「その通りだ。マリーメイア軍から、こちらに転属になった張 五飛(ちゃん・うーふぇい)とミスルギ皇国から派遣されたIS操縦者、篠ノ之 箒だ」

 

五飛「...」

 

箒「篠ノ之 箒です。よろしくお願いします」

 

ヒナ「(五飛って人の目...。ヒイロ・ユイに似ている...。でも...何かに迷っている...?)」

 

箒「(一夏、すまない...これが私にできる事なのだ...)」

 

 

 

 

 

ー早乙女 アルトだ。

 

俺は今は生命維持カプセルで眠るシェリルを見ていた。

 

アルト「なあ、シェリル...。俺、お前とランカの歌のおかげでバジュラ達とわかり合う事が出来たんだぜ?それに俺はお前に対して、思いも伝えた...。」

 

恐らく、爆発音で聞こえなかったと思うが、俺はシェリルに愛してると言った。

 

アルト「俺は女王バジュラと一緒にフォールドして、このアル・ワースに来て、お前も来た...。折角会えたのによ...。お前がこんな事になっていたなんて...!シェリル、起きてくれ...。起きてお前の歌をもう一度聞かせてくれよ...!」

 

それでも、シェリルは目を覚まそうとしない。いや、覚ますはずがない。

 

アルト「畜生...!こいつがっ...シェリルが何したってんだよぉっ‼︎」

 

悔しさで俺は地面を殴りつけた...。

 

 

 

 

ーアニエス・ベルジュ少尉だよ。

 

僕は眠るシェリルさんの前で涙を流すアルト君を見ていた。

 

アルト君...。

 

僕達の世界の彼等は平和に暮らしているが、僕の目の前のアルト君は悲しんでいる...。

 

世界が違うとここまで人生が変わるなんて...。

 

アーニー「どうすれば、シェリルさんは目覚める事ができるんだ...」

 

サヤ「女の子の為に悲しむ男性を隠れて見るなんて趣味が悪いですよ、少尉」

 

そこへ、サヤが歩いて来た。

 

アーニー「...サヤもそうだろ?」

 

サヤ「...心配なんです。アルトさんもシェリルさんも...」

 

アーニー「そうだね...」

 

サヤ「それにしても、少尉...。グラハム少佐とは話さないのですか?」

 

アーニー「...僕は少佐を助けられなかった」

 

サヤ「で、ですが、あのグラハム少佐は私達の世界のグラハム少佐ではないのですよ!」

 

アーニー「それでもさ、僕はあの人に顔を合わす資格なんてないよ」

 

サヤ「少尉...」

 

グラハム「その様な悲しい事を言わないで欲しいな、ベルジュ少尉」

 

...!グラハム少佐...!

 

グラハム「話は刹那から聞いた...。君の世界の私は君の上官だった様だな」

 

アーニー「そして、僕とジンの目標でした」

 

グラハム「ジン...君の親友で今はオニキスにいるという者の事か...」

 

ジンのやつ、この世界でもグラハム少佐を見たらどういう反応するのかな...。

 

グラハム「君の世界の私も特攻した様だな」

 

アーニー「はい...」

 

グラハム「私が死んだと思ったら大間違いだぞ、少尉」

 

アーニー「えっ?」

 

グラハム「私は死んだのではなく、人類の道を切り開く存在へとなったんだ。それに対しては後悔していない。君の世界の私もそうだったはずだ」

 

アーニー「グラハム少佐...」

 

グラハム「私はグラハム・エーカーであり、君の知るグラハム・エーカーではない。此処では上官と部下という関係ではなく、戦友として共に戦おうではないか、アーニー」

 

アーニー「...は、はい!」

 

サヤ「(良かったですね、アーニー...)」

 

握手をする僕とグラハム少佐を見て、サヤは微笑んでくれた。

 

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

俺達はシグナスの格納庫で話していた。

 

てか、青葉とミレイナがなんか話してるな...。

 

ミレイナ「渡瀬さんは黒いコートと二本の剣が似合いそうです!」

 

青葉「い、嫌々!地味なのは勘弁して欲しいよ、ミレイナちゃん!それに二本の剣って何だよ⁉︎」

 

零「ほう?それは俺に対しての嫌味か、青葉」

 

青葉「あ、い、いや...あはは...。そ、そうだ!ミレイナちゃんって、料理できるの?」

 

逃げやがったな、こいつ。

 

ミレイナ「うーん、兎なら調理できますよ」

 

青葉「兎って喰えるのか⁉︎」

 

零「喰えるらしいけどな」

 

フェルト「ミレイナ、兎なんて調理できないでしょ?嘘はダメよ」

 

ミレイナ「えへへっ!ごめんなさいです!」

 

なんか、青葉とミレイナのやりとりが夫婦の様に見えてきた...。

 

まゆか「...」

 

メリッサ「嫉妬しないの、まゆか」

 

まゆか「べ、別にしていないよ!」

 

一方、他の奴らはゼクスさん達から話を聞いていた。

 

ベルリ「じゃあ、ゼクスさん達はショウさん達と同じ世界から来たんですか⁉︎」

 

ゼクス「ああ、そうだ。そして、私とショウ・ザマ達は敵対関係にあった」

 

刹那「そうか...。ショウ達の言っていたガンダムとはヒイロのガンダムだったのか...」

 

シーブック「だから、同じガンダムの名を持っていても俺達のモビルスーツとは操縦系統が違うんだな...」

 

ユイ「でも、そうなるとガンダムって並行世界にたくさんいますね」

 

レナ「シーブック達の世界、刹那達の世界、ヒイロ達の世界、シン達の世界、ガエリオ達の世界、ベルリ達の世界...。」

 

サラ「まるでショウの世界とエイサップの世界のオーラバトラーみたいだね」

 

アイーダ「アーニー少尉の世界の様に同じ人間が並行世界に存在しているんです。ガンダムが複数いてもおかしくはないでしょう」

 

ガエリオ「だが、ガンダムの呼び方も世界によって変わる様だな」

 

ベルリ「僕達の世界ではG系統ですもんね」

 

ジュリエッタ「私達の世界ではガンダム・フレームです」

 

ガエリオ「それに俺達の世界のモビルスーツにはナノラミネートアーマーというものがある」

 

セシリー「ナノラミネートアーマー?」

 

ジュリエッタ「ビーム兵器の威力を半減する事のできるアーマーの事です」

 

ヒイロ「...バルバトスが落ちなかった理由はそれか」

 

ゼクス「なお、ヒイロやノイン達はショウ達とは協力関係にあった」

 

ニール「ヒイロとショウ達が組んで、お前と戦っていたんだな」

 

アレルヤ「一体、どの様な状況だったんですか?」

 

ノイン「この件について話すのは、彼等と合流してからにしたい」

 

ゼクス「多角的な視点から語らなければ、あまりよろしくないだろうからな。だが、今の私は君達と共に戦うつもりだ。その点は、安心してほしい」

 

ロックオン「ミスルギに帰還の手段があってもか?」

 

ゼクス「生まれによって人を差別し、力で他人を従わせようとする連中の言葉を信用するつもりはない」

 

ノイン「仮に彼等が、その手段を本当に持っていたとしても今はあなた達がいる」

 

ゼクス「たとえ、困難な道であろうと人々のために行動する君達と共に戦う事を私達は選択したい」

 

マサキ「了解だ。ショウ達との過去の事は置いとくとして、あんたとはうまくやれそうだ」

 

ヒイロ「...」

 

刹那「ヒイロ...三日月・オーガスの事だが...」

 

ヒイロ「...その事を今考えても意味はない。刹那、お前とは何処かであった様な気がする」

 

刹那「俺もだ...実は、三日月・オーガスともあった様な気がするんだ」

 

ティエリア「だが、君達の世界は別のはずだ」

 

ヒイロ「...そうだな」

 

刹那「(ヒイロに三日月...何だ...?この違和感は...)」

 

アンドレイ「ミスルギがアメリアや連合だけでなく、周囲の国や自治都市に対しても侵略戦争を仕掛けるのなら、急がなくてはならないな」

 

パトリック「ミスルギについた異界人を叩けばなんとかなると思うが...」

 

セルゲイ「出来れば穏便にすませたいのだが...」

 

青葉「...」

 

ん?急に青葉が俯き出した...?

 

アマリ「どうしちゃったんです、青葉君は?」

 

ディオ「あの雛とかいう女の事を考えているのでしょう」

 

青葉「わかるのか、ディオ?」

 

ディオ「お前が落ち込むとしたら、それぐらいしか心当たりがないからな」

 

メル「(この二人、なんだかんだ喧嘩していてもどんどんバディらしくなっていきますね)」

 

青葉「...ミスルギの手先となったゾギリア...。そんな所に雛がいると思うと俺...どうしていいか、わからなくなって...」

 

ヒイロ「その女なら、営倉にいた」

 

青葉「お前、雛を知っているのか⁉︎」

 

ヒイロ「ゾギリアの基地に潜入した時、そう呼ばれていた女を見た。内通の容疑をかけられて営倉に入れられていたようだ」

 

青葉「内通って...スパイの事か...」

 

ディオ「以前の戦闘で、お前はあの女に接触しようとし、さらに撤退を見逃した。ゾギリアから見れば、あの女が敵...つまり、お前と通じている様に見えたのだろう」

 

青葉「じゃあ、俺のせいで雛が...」

 

ヒイロ「それ以上の事は自分で確かめろ」

 

ヒイロは歩き去った。

 

青葉「ちょっと待てよ!もっと雛の事を...」

 

ディオ「やめろ、青葉。あれ以上の情報は奴も持っていないようだ」

 

零「あのヒイロって奴、優しい性格してんな」

 

青葉「あんな無愛想なのに...⁉︎」

 

零「冷たい奴だったら、青葉が落ち込んでいようと無視したんじゃねえか?」

 

ルナマリア「それにヒイロと青葉は出会って間もないのによ?」

 

青葉「そう言えば、そうですね...」

 

零「青葉、その雛って子の事はヒイロの言う通り、お前自身が確かめるしかないと思うぜ」

 

アマリ「このまま私達が進めば、ゾギリアとは、またぶつかる事になるでしょうから、きっと、あの子に会う事もあります」

 

メル「大切な存在なら、もう一度話を試みてもいいのではないですか?」

 

青葉「やりますよ、俺...。あの雛が、俺の知っている雛かどうか、わからないけど...。わからないのなら、わかるまでぶつかってみます」

 

零「応援してるぜ、青葉。だが、無茶はするなよ」

 

青葉「それは約束できませんけどね」

 

いや、そこは嘘でも約束しろよ、バディが心配するだろうが...。

 

シン「大切な者に話を試みる...か...」

 

ルナマリア「シン?」

 

シン「何でもないよ、ルナ」

 

ディオ「...」

 

 

 

 

 

 

第23話 片翼の二人

 

 

 

 

話し込んでいると敵の警報がなった。

 

レーネ「ゾギリアと思われる部隊、急速接近...!」

 

倉光「やれやれ...。隠密行動のつもりだったのに完全にこちらの動きは捕捉されているようだね」

 

ゾギリアとマリーメイア軍、キャピタル・アーミィの部隊が来たか...!

 

ドニエル「こうなったら、強行突破で行ける所まで行くしかない...!各機を発進させろ!」

 

俺達は出撃した...。

 

ベルリ「見ろ、青葉!あいつが出て来たぞ!」

 

青葉「雛...!」

 

ヒナ「出て来たわね、白いの!」

 

ビゾン「ヒナ...!自らの手で疑いを晴らす気なら、俺はそれを手助けする!」

 

ヒナ「ありがとう、ビゾン...!フォローをお願い!」

 

ビゾン「聞こえるか、ヒイロ・ユイ、シン・アスカ!お前への借りを返すのは後回しだ!」

 

ヒイロ「...」

 

シン「な、なんで俺まで...」

 

アニュー「ヒイロとシンは、ゾギリアにかなり恨まれているようね」

 

ノイン「ヒイロは一流のエージェントだからな。情報収集目的で潜入しただけでなく、破壊工作も行ったのだろう」

 

メル「気をつけてください、青葉君!あの子とあの紫の機体はあなたを狙っているようです!」

 

青葉「望む所ですよ!」

 

零「彼奴らがフォローしあうなら俺達もお前をフォローする!」

 

青葉「はい!」

 

何...⁉︎ルクシオンが前に出た...⁉︎

 

ソーマ「青葉!勝手はやめなさい!」

 

アレルヤ「ごめん、ピーリス。今は止めないでくれないかな」

 

ソーマ「アレルヤ...」

 

刹那「止まるな、青葉!お前はお前のできる事をしろ!」

 

青葉「アレルヤさん...!刹那さんも!」

 

ゼクス「青いな...」

 

ガエリオ「だが、その青さもたまにはいいんだよ」

 

ノイン「はい。それにそれは力になります」

 

アイーダ「ゼクスさん達まで...!ディオ!こうなったら、あなたが青葉を止めなさい!」

 

ディオ「了解です」

 

ブラディオンがルクシオンの隣まで移動する。

 

青葉「ディオ...!お前が何と言おうと俺は行くからな!」

 

ディオ「...そう言うだろうと思った」

 

青葉「え...」

 

ディオ「行くぞ、青葉。向うが二機で来るなら、こちらも二機で対応する。あの女と話をしたいのなら、まずは機体から戦う力を奪え」

 

青葉「やってみる!」

 

本当に良いバディだな、あの二人!

 

アイーダ「ディオ!あなたまで何をやってるの⁉︎」

 

ディオ「青葉は言い出したら聞かない男です。敵戦力の中核を叩き、速やかに奴の欲求を満たす事が戦術的にも最も合理的であると判断します」

 

アイーダ「で、ですが、あまり突撃しすぎては...!」

 

零「それ、ものすごいブーメランだからな、アイーダ」

 

ティア「突撃娘のアイーダが言えないね!」

 

アイーダ「そ、それは...」

 

ベルリ「ディオの言う通りだと思います、アイーダさん」

 

セシリー「こうなったら、私達も彼等をフォローしましょう」

 

アイーダ「もう!わかりましたよ!」

 

ヤケクソになりやがった...。

 

レーネ「よろしいのですか?」

 

倉光「構わんよ。ディオは状況が見えているからね。我々も、その戦術に乗ろう」

 

ヒイロ「隼鷹・ディオ・ウェインバーグ...。感情に従って行動したか」

 

ディオ「俺は合理的に判断したまでだ」

 

ヒイロ「否定する必要はない。俺はお前を肯定する」

 

ディオ「ヒイロ・ユイ...」

 

ゼクス「変わらんな、ヒイロ...。お前のその真っ直ぐさによって多くの人間...最後は世界さえも変わっていった...」

 

青葉「よし行くぜ、ディオ!雛のお付きの紫の奴は任せる!」

 

ヒイロ「あの紫は俺達の事も標的としている。手を貸す。行くぞ、シン」

 

シン「何で、恨まれてるかはわからないけど...わかった!」

 

青葉「ありがとうよ、ヒイロ、シン!お前等...やっぱり、良い奴だ!」

 

シン「や、やめろ!照れるだろ!」

 

ディオ「こんな無茶に何度も付き合うつもりはない!この一回で何とかしろ、青葉!」

 

青葉「おう!必ず雛から真実を聞き出してやるぜ!」

 

?「(あれがエクスクロスか...。ミスルギから離脱して正解だったな。何とかしてミネバとバナージを助けださなければな...!)」

 

俺達は戦闘を開始した...。

 

 

〈戦闘会話 アーニーVS初戦闘〉

 

アーニー「(また、グラハム少佐と戦える...!でも、今の彼は僕の上官のグラハム少佐でなく、同じ仲間だ!ならば、戦友として彼を支える...!)」

 

 

 

 

戦闘から数分後...。

 

レナ「気をつけて!こっちに接近する部隊がある!」

 

ジュリエッタ「ゾギリアの増援ですか!」

 

現れたのはアルフリード・ガラントの機体とガンダム、それにIS...⁉︎

 

ゼクス「アルフリード・ガラント...!」

 

ノイン「ヒイロ...!あれは...⁉︎」

 

ヒイロ「間違いない。あそこにいるのは五飛だ」

 

五飛「...」

 

零「それに、あのISを操縦しているのは...!」

 

アマリ「何か知っているの⁉︎零君!」

 

零「一夏の写真で見た...一夏の幼馴染だ!確か名前は...篠ノ之 箒!」

 

箒「一夏め。他人に人の事をベラベラと話したようだな」

 

タルジム「おい、張 五飛と篠ノ之 箒!お前等...ヒイロ・ユイ達と知り合いなのか⁉︎」

 

五飛「俺は、奴の敵だ」

 

アルフリード「だが、それは元の世界での話だろう?」

 

五飛「...」

 

箒「五飛...」

 

アルフリード「迷いは自分の手で断ち切るがいい」

 

五飛「そのつもりで来た...!」

 

箒「私もお前達を裏切る気は無い。(少なくとも今は...)」

 

ガンダムとISが近づいて来た...!

 

タルジム「あいつ等...!やる気満々じゃねえか!」

 

アルフリード「果たしてどうかな...」

 

ラーシャ「中佐...?」

 

アルフリード「まずは彼の戦いを見させてもらおう」

 

箒「(この場には一夏はいないようだな...。正直ホットする...。今の私の姿は絶対に一夏には見られたくない...!)」

 

零「篠ノ之 箒!お前、何考えてんだよ⁉︎お前も他のIS乗りと同様に敵になったってのかよ⁉︎」

 

箒「見ての通りだ。容赦はしない」

 

零「くっ...!一夏には悪いが、戦力を力付くで奪うしかねえな...!」

 

ヒイロ「五飛...。あの日の決着をつけに来たか」

 

五飛「...」

 

ヒイロ「いいだろう。それでお前の気が済むなら相手をしてやる。これが最後だ、五飛。お前の戦いを終わらせる」

 

?「(敵の増援か...。ならば、俺も...!)」

 

アルフリード「ゼクス・マーキス。此処で倒させてもらう」

 

ゼクス「簡単に終わるわけにはいかんのだ!」

 

?「ならば、俺も手を貸すぞ!」

 

現れたのは...黒い一本角のモビルスーツ⁉︎

 

アルフリード「何者だ?」

 

リディ「リディ・マーセナス。この機体の名はバンシィだ!今からそちらを援護する!」

 

ラーシャ「中佐!彼です!彼もヒイロ・ユイ達同様、ミスルギから離反した男です!」

 

リディ「華麗に逃げたと思ったけど、気づかれていたのか...」

 

ガエリオ「味方だと信じていいんだな?」

 

リディ「ああ」

 

スメラギ「倉光艦長、どうしますか?」

 

倉光「信じてみよう、今彼が敵に回っても面倒だし」

 

レーネ「了解しました」

 

リディさんのバンシィ・ノルンと協力して戦闘を再開した...。

 

 

 

 

〈戦闘会話 リディVS初戦闘〉

 

リディ「待っていてくれ...。ミネバ、バナージ...。絶対に二人を見つけて助け出す!その為にも今は...!」

 

 

〈戦闘会話 シンVSヒナ〉

 

ヒナ「あなた、シン・アスカね...!」

 

シン「リャザン!青葉はお前と話したがってるだ!」

 

ヒナ「私があいつと話す事なんて何もない!」

 

シン「くっ...!このままじゃ、あの時みたいになる...ステラ...!」

 

 

〈戦闘会話 ルナマリアVSヒナ〉

 

ルナマリア「話を聞いて、ヒナ!」

 

ヒナ「ルナマリア...。どうして、ミスルギを裏切ったの...?営倉にいた時、あなたは話し相手になってくれたのに...」

 

ルナマリア「ミスルギのやり方には賛同できないから...私はシンと共に行くのよ!」

 

ヒナ「だったら...あなたもゾギリアの敵よ!」

 

 

 

 

 

ルクシオンの攻撃でフォルトナにダメージを与えた。

 

ヒナ「しまった!フォルトナが...!」

 

アルト「今だ、青葉!」

 

青葉「よっしゃぁぁぁっ‼︎」

 

ルクシオンはフォルトナに組みついた。

 

ヒナ「またお前か!離せ!」

 

青葉「離すもんか、雛!俺はお前と話しがしたいんだ!」

 

ヒナ「私はお前など知らない!私はヒナ・リャザン...!ゾギリアのヴィクトル・リャザンの娘よ!」

 

青葉「ヒナ...リャザン...。弓原 雛じゃない...」

 

ヒナ「隙が出来た...!今なら!」

 

隙が出来たルクシオンをフォルトナは引き離した。

 

ヒナ「ヒナ・リャザン、撤退する!」

 

フォルトナはそのまま撤退した。

 

青葉「ヒナ...リャザン...。弓原 雛じゃない...」

 

ディオ「しっかりしろ、青葉!そのままでは、敵の的になるだけだぞ!」

 

青葉「あ、ああ...!」

 

アルフリード「気づいた時には遅い!」

 

っ...⁉︎アルシエルがルクシオンを捉えた...⁉︎

 

青葉「し、しまった...!」

 

ディオ「青葉!」

 

アルフリード「新型は頂く!」

 

リディ「やらせるものか!」

 

バンシィ・ノルンはアルシエルの攻撃を防いだ。

 

アルフリード「邪魔をするのか、リディ・マーセナス!」

 

リディ「これから仲間になるであろう彼をやらせるわけにはいかないんでな...!行くぞ、お前の力を見せろ!バンシィ‼︎」

 

...⁉︎バンシィ・ノルンから黄色い光が...⁉︎

 

すると、バンシィ・ノルンが変形して、角が割れ、二本角になった。

 

ユイ「角が割れてガンダムになった...⁉︎」

 

刹那「ぐっ⁉︎この感覚は...!」

 

シン「あ、あの人の感覚...!」

 

セシリー「間違いない...あの人は...!」

 

シーブック「ニュータイプ...!」

 

リディ「まさか、エクスクロスにもニュータイプがいたとは...。取り敢えず、これで!」

 

角が割れたバンシィ・ノルンはアルシエルを蹴り飛ばし、ルクシオンを連れて、俺達の元まで戻ってきた。

 

アルフリード「ぐっ...!蹴り飛ばされた...?」

 

アルシエルも元の位置まで戻る。

 

リディ「大丈夫か?」

 

青葉「は、はい!ありがとうございます!」

 

シーブック「リディさん、あなた...」

 

リディ「話は後だ、今はこの場を切り抜けるぞ!」

 

セシリー「わかりました!」

 

ディオ「青葉、気が済んだか?」

 

青葉「わかんねえよ...」

 

ディオ「そうか...」

 

アルフリード「(新型は奪い損ねたが、あの様子では、ヒナが敵に通じている事はないようだな)」

 

ビゾン「貴様...!まだヒナに付きまとうか!」

 

青葉「うるせえ!こっちにも事情があるんだ!」

 

ビゾン「だが、お前の存在によってヒナに要らぬ嫌疑がかけられた...!その報いを受けてもらうぞ!」

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 シンVSビゾン〉

 

ビゾン「見つけたぞ、シン・アスカ!」

 

シン「何故俺を恨む⁉︎」

 

ビゾン「争いを止めたいなどと言いながら、ゾギリアに刃向かうからだ!」

 

シン「そんな理由か...。お前等のやってる事は戦争を引き起こしているだけだろ!」

 

ビゾン「ゾギリアに刃向かわなければ戦争は終わる!」

 

シン「それはお前達のエゴだ!俺は戦う!戦争を無くすためにお前達と戦う!」

 

ビゾン「それが矛盾していると言うんだ!」

 

 

〈戦闘会話 リディVSビゾン〉

 

ビゾン「俺とヒナの邪魔をするな!」

 

リディ「彼を見ているとかつての俺を思い出す...。歪んだ愛に取り憑かれた俺のな...」

 

ビゾン「俺がお前と一緒だと...?ふざけるな!」

 

リディ「お前は行いはバナージに変わって俺が止めてやる!」

 

 

 

 

ウイングガンダムゼロのツインバスターライフルでネビロスにダメージを与えた。

 

ビゾン「ちいっ...!これ以上はネビロスがもたんか!連合の白いの...!そして、ヒイロ・ユイとシン・アスカ!貴様達との決着は、いずれつけるぞ!」

 

そう言い残し、ネビロスは撤退した。

 

シン「ビゾン...。憎しみで生きちゃダメなんだよ...」

 

ルナマリア「シン...」

 

ヒイロ「あの男も、自分の感情に従って生きるか...」

 

リディ「(いつか止めなくてはならないな...。バナージが教えてくれた、可能性の力で...)」

 

 

 

 

ウイングガンダムゼロのビームサーベルでアルトロンガンダムはダメージを負った。

 

五飛「ここまでか...!」

 

ヒイロ「お前が、そう思うのならな」

 

五飛「ヒイロ...」

 

ヒイロ「マリーメイア軍との戦いの中、お前は自らが戦争そのものとなる事で兵士の魂の拠り所となろうとした」

 

五飛「戦争がなくなれば、兵士は生きる場所を...意味を失う...だから、俺は...」

 

シン「でも、戦争が続けば、兵士は死ぬ」

 

五飛「...!」

 

ヒイロ「だが、お前は知った。それでは悲劇という名の歴史が繰り返されるだけだという事を」

 

五飛「そして、俺は...自らの戦う意味を失った...」

 

箒「五飛...お前は...」

 

ヒイロ「死に場所を求めるなら、好きにしろ。自爆スイッチを押せ。だが、未だ戦いを続けるマリーメイアの兵達に未来を見せる事が出来るとしたら...。五飛...。それはお前にしか出来ないだろう」

 

五飛「俺が...」

 

リディ「君ならば、戦いの抑止力に...なる。兵達の命を伸ばす事が出来るはずだ」

 

刹那「兵士は...争いがなくとも生きていける...。俺達の世界のように...」

 

ヒイロ「戦士として生きる必要などない...。人は人として生きていけばいい。生命の使い道を誤るな、五飛」

 

五飛「...俺の負けだ、ヒイロ」

 

ヒイロ「そんな言葉は無意味だ。俺達は最初から敗者だ」

 

五飛「そうだな...。ヒイロ...。俺の生きる道を探す旅...お前に付き合ってもらうぞ」

 

あの五飛って男から迷いが消えたな。

 

五飛「ミスルギの旗の下に集う者よ...!俺は、お前達の敵となる!」

 

箒「(強いな、五飛の意思は...。まるで一夏のようだな...。)私達を裏切るのか、五飛!」

 

五飛「勘違いするな、俺は初めからどちらの味方とも言っていない」

 

タルジム「ふざけんじゃねえよ!簡単に心替わりしてんな!」

 

五飛「笑いたければ笑え...!俺は生き恥を晒す事を選んだ!」

 

アルフリード「やはり、こうなるか...」

 

ラーシャ「中佐...」

 

アルフリード「各機へ...!張 五飛は我々を離反した!ミスルギ皇国の情報流出を防ぐためにも奴を逃がすな!」

 

ヒイロ「来るぞ、五飛」

 

五飛「俺は恥さらしではあるがら悪党に後れは取らん...!今の俺に正義を名乗る資格はない...だが、悪は討つ!」

 

俺達は戦闘を再開した...。

 

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VS箒〉

 

零「一夏はお前の事を心配していたぞ」

 

箒「だから、何だと言うだ?私はお前達の敵なんだぞ!」

 

零「一夏はそんな風に思ってねえんだよ!これ以上、あいつを傷つけるんじゃねえよ!」

 

箒「(...!私だって、あいつを傷つけたいわけじゃないのに...!)」

 

 

〈戦闘会話 ヒイロVS箒〉

 

ヒイロ「お前は戦闘に関しては素人とみた」

 

箒「た、確かに私は代表候補生じゃない...。他の奴には敵わない程に素人だ...」

 

ヒイロ「違う、迷いを戦場に持って来るなと言っている。いずれお前は死ぬ事になるぞ」

 

箒「う、うるさい!お前の説教など聞きたくない!」

 

 

〈戦闘会話 五飛VS箒〉

 

箒「来るか、五飛!」

 

五飛「篠ノ之 箒。俺はお前を女だとは思わない」

 

箒「なっ⁉︎し、失礼だろ、それは!」

 

五飛「一人の戦士と見ていると言う事だ。だから、自分の中の迷いを捨てろ」

 

箒「五飛...。黙れ!お前は敵だ!此処で倒す!」

 

 

俺達は箒のISを追い詰めた。

 

箒「...くっ、このままではこちらが負ける...!退くしかない...!新垣 零?」

 

零「...!」

 

箒「一夏に伝えろ。お前は必ず私達が倒す...。首を洗って待っていろとな」

 

零「...わかった。ならば、そちらにいる専用機持ち全員に伝えろ...一夏が必ずお前達を救い出すと...」

 

箒「...了解した」

 

そのまま箒は撤退した...。

 

青葉「この事を知った一夏...どんな顔するかな?」

 

ベルリ「取り乱すかも...」

 

アルト「一夏ならその心配はねえよ」

 

レナ「え...?」

 

零「一夏の意思の強さはお前達も知ってんだろ?あいつなら大丈夫だ...きっと。」

 

待っていろ、篠ノ之 箒。必ず一夏と共にお前達を助け出してやる...。

 

 

 

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VSアルフリード〉

 

零「...あんたなら、話が通じそうだけど...」

 

アルフリード「ならば、話をしようではないか」

 

零「どうせ、降伏しろとか言うんだろ?」

 

アルフリード「ご名答!どちらも傷つかなくて済む」

 

零「俺達が降伏したらお前達の行なってきた行為を許す事になる...!それは絶対にごめんだ!だから、俺は全力であんたに抵抗する!」

 

 

〈戦闘会話 ガエリオVSアルフリード〉

 

ガエリオ「お前もしつこい男だな、アルフリード・ガラント」

 

アルフリード「それが私の取り柄なのでね」

 

ガエリオ「人の事は言えないがしつこい男は嫌われるぞ?」

 

アルフリード「ならば、しつこさは今日で最後としよう、覚悟してもらおう、ガエリオ・ボードウィン」

 

ガエリオ「覚悟するのはどちらか教えてやるさ!」

 

 

〈戦闘会話 リディVSアルフリード〉

 

アルフリード「リディ・マーセナス。先程の借りを返させてもらおう」

 

リディ「なら、俺は今度こそ、お前を落とす!」

 

アルフリード「出来るものなら、やってみたまえ。あまり、アルフリード・ガラントを甘くみないほうがいい」

 

リディ「可能性の力を知った俺とバンシィも舐めない方がいいぞ?気を抜いていたら、怪我だけじゃ済まないからな!」

 

 

 

 

 

 

バンシィ・ノルンの攻撃でアルシエルはダメージを受けた。

 

アルフリード「(最低限の目的は果たした...。情報を得る事で彼等の存在はミスルギへの牽制になるだろう...。それ以降の事は流れに任せるしかない...。)アルフリード・ガラント、撤退する...!」

 

雑魚も全て倒し、アルシエルも撤退した。

 

青葉「やったぜ!敵のエースを追い返した!」

 

ゼクス「(あの男...五飛がこちらにつく事を予測していた節がある...)」

 

ノイン「どうしました、ゼクス?」

 

ゼクス「アルフリード・ガラント...。彼の動きには注意が必要かも知れん...」

 

ロックオン「何はともあれ、終わったみたいだな...」

 

ティア「つ、疲れた〜」

 

シン「五飛が来たおかげでミスルギの情報収集も大きく前進するだろうな」

 

リディ「(アルフリード程の男が情報源の彼を簡単に見逃すとは...何かあるな...)」

 

ガエリオ「(奴は、こちらに意図的に情報を流すつもりだったのか...?)」

 

五飛「ヒイロ...」

 

ヒイロ「進む道はお前が決めろ。死に場所も、生きる場所も」

 

五飛「そのつもりだ。(この生命...。俺は...俺の信じるもののために使う...)」

 

俺達はそれぞれの艦へと戻り、シグナスの格納庫で五飛からミスルギ皇国について聞こうとしたが...。

 

スメラギ「じゃあ、あなたもミスルギがどういった手段を使って異界人を帰還させるかまではわからないのね」

 

五飛「だが、キャピタル・アーミィ、ゾギリア、そして、マリーメイア軍のトップはそれについて完全にミスルギを信用している」

 

ドニエル「騙されているのか...?」

 

倉光「流石に組織のトップに立つ人間が何の根拠もなく、それを信じているとは思えません」

 

零「確かに...」

 

アルト「五飛...。ブレラやIS乗り達はどうなんだ?」

 

五飛「ブレラ・スターンはランカ・リーという少女を人質に取られているみたいだ。IS乗りはお互いが人質の様だ」

 

アルト「やっぱり、ランカが...!」

 

メル「IS乗りの方々もそれぞれ、皆さんを守る為に戦わされているのですね...」

 

五飛「この中でも特殊なのが、鉄華団とタービンズだ。奴らは人質もいなければ、元の世界へ帰る気もない」

 

アレルヤ「自分達の意思で戦っているという事か...?」

 

五飛「異界人として、アル・ワースに来た奴らは拾ってくれたミスルギ皇国に恩を感じているそうだ」

 

ジュリエッタ「彼等らしいですね...」

 

五飛「奴らの件については、これ以上は不明だが、先程の三軍の戦力についての情報は提供できる」

 

ドニエル「これで取り敢えずの任務は達成と言えますな」

 

スメラギ「ですが、何故ミスルギがアメリアや自由条約連合だけを敵視するかの理由はわかりません」

 

ゼクス「五飛...。それについては、どう思う?」

 

五飛「見当もつかない。と言うより、調べれば調べる程、ミスルギの戦略には疑問しか出て来ない。今回の周辺自治都市への侵略にしても元々高い国力を持つミスルギにとってそれ程の利益があるとは思えない」

 

ユイ「ドアクダー軍団の様にアル・ワース全土を征服する気では?」

 

シン「それについても考えたけど、ミスルギの歴史上、そういった気運はこれまで全くなかった様なんだ」

 

倉光「こうなるとクリム・ニック大尉曰くの無能が服を着て歩いているジュリオ陛下の気まぐれと見るべきかも知れませんね」

 

ユイ「私、あの人苦手だな...」

 

ティア「どうして?」

 

ユイ「実はミスルギ皇国に行った時、ジュリオ陛下から物凄いプロポーズをされ続けて...断っても何度も何度も...」

 

レナ「...は?」

 

サラ「レ、レナ...。殺気、殺気!」

 

ドニエル「気まぐれで標的にされる、こちらとしてはたまったもんではないですがな」

 

倉光「どうします、ドニエル艦長?取り敢えず任務は達成しましたので、別働隊と合流しますか?」

 

ドニエル「うむ...」

 

ゼクス「ならば、私から提案があります」

 

ドニエル「聞かせてくれ、ゼクス君」

 

ゼクス「ゾギリアの戦略を決定しているのは行政局です。これまでの状況から見て、ゾギリアは部隊レベルではなく、その行政局もアル・ワースに来ているようです」

 

五飛「それは俺もつかんでいる。行政局の局長クラスの人間もこちらに転移しているようだ」

 

スメラギ「そう言えば、私達も行政局直属の親衛師団と一度交戦したわね...」

 

倉光「読めたよ。その行政局を狙う事でゾギリアの情報をダイレクトに引き出すと」

 

ゼクス「その通りです」

 

五飛「親衛師団の作戦行動に関する情報は俺の方にある」

 

倉光「これで決まりですね」

 

ドニエル「うむ...。親衛師団を突けば、ネモ船長の追っていたネオ・アトランティスに関する情報も入るかも知れない」

 

ガエリオ「ネオ・アトランティス?」

 

倉光「ゾギリア親衛師団と行動を共にしていた組織なんだけど、それに関する情報はないかな」

 

五飛「聞いた事がない名だ」

 

スメラギ「そうなると、他の三軍とは、全く別の系統で動いているかも知れませんね...」

 

ドニエル「それも親衛師団を叩けば、わかるだろう」

 

倉光「では、五飛君...。彼等に関する情報の提供を頼む」

 

五飛「了解した。無用な争いを終わらせる為、俺も全力を尽くす」

 

ヒイロ「...」

 

ディオ「ヒイロ...。お前に礼を言う。感情に従って行動する...。お前の言葉で随分と楽になれた」

 

ヒイロ「それならば、俺よりもお前の相棒に言うんだな」

 

ディオ「青葉に?」

 

ヒイロ「合理的でも効率的でもない...。ただ己の感情のままに動く...。だが、それこそが俺達が戦う事の意味なのだろう」

 

ディオ「そうかも知れない...」

 

すると、青葉が来た。

 

青葉「何だよ、仏頂面同士で新コンビ結成か?」

 

ディオ「...お前、落ち込んでないんだな...」

 

青葉「弓原 雛じゃなくて、ヒナ・リャザン...。でも、そう名乗っているのは理由があるかも知れない。だから俺は、これからもあの子を追うつもりだ」

 

ディオ「懲りない奴だな」

 

青葉「俺は、俺が納得するまでやるつもりだ。悪いが、お前達にも手伝ってもらうぜ」

 

ヒイロ「付き合いきれんな...。俺は抜けさせてもらう」

 

青葉「あ、おい!ヒイロ!」

 

ヒイロのやつも素直じゃないな。

 

青葉「お前の都合で他人を巻き込むのはやめろ」

 

青葉「バディのお前は、他人じゃないよな?」

 

ディオ「それは...」

 

青葉「だけど、俺は誰が何と言おうとやるつもり」

 

ディオ「...頑固な男だ」

 

青葉「お前だって似たようなもんだ。だから、観念しろ。付き合ってもらうぜ、ディオ!」

 

ディオ「...だが忘れるな、青葉。俺たちの目的は...」

 

青葉「わかってる。元の世界に帰る事が、最優先だ。(ただ帰るだけじゃない...。俺が元の世界に帰る時...それは絶対に雛と一緒にだ...)」

 

リディ「なかなか良いコンビじゃないか、二人共」

 

そこへ、リディさんが来た。

 

ディオ「あなたが、リディ・マーセナスですか?」

 

リディ「そうだよ」

 

青葉「あ、あの!さっきは助けてくれてありがとうございました!」

 

リディ「当然の事をしたまでさ...元気なら良かった」

 

すると、今度は、シーブック、セシリーが来た。

 

シーブック「リディ少尉...」

 

リディ「君達がニュータイプか」

 

セシリー「あなたも私達の世界の人間なのですか?」

 

リディ「さあね...。少なくても君達のモビルスーツは見た事がないよ」

 

シーブック「アクシズ落としと言うのはご存知ですか?」

 

リディ「...アクシズ落としだと⁉︎」

 

セシリー「知っているのですか⁉︎」

 

リディ「シャア・アズナブルが地球に向けて小惑星アクシズを落としたあの事件の事か...⁉︎」

 

シーブック「じゃあ、やっぱり、リディ少尉も俺達と同じ世界から...」

 

リディ「だけど、その事件はもう三年も前の話だぞ...!」

 

セシリー「そ、それって...!」

 

リディ少尉は...シーブック達の世界から三年後の世界の出身という事か...?

 




ー中断メッセージ

〈シンと一緒に〉

シン「ここで中断するのか? じゃあ俺も休憩にしようかな」

シン「戦うべき時には戦うけど、休める時は休まないとな…。でも、必ず帰ってきてくれよ」

シン「あんたと俺達が一緒に戦う。それが平和を掴む唯一の方法だからな」

シン「それじゃ、待ってるぜ!」

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