それではどうぞ!
合流
ー新垣 零だ。
別働隊同士が合流し、情報交換と新たな仲間を紹介する為に俺達シグナスの格納庫に集まった。
グランディス「あんた等が万丈の知り合いかい?」
ヒイロ「ああ...」
サンソン「愛想のねえ奴だな。これから一緒にやっていくんだから、笑顔ぐらい見せろってんだ」
ショウ「無駄ですよ、サンソンさん。ヒイロにそういうのを求めても」
デュオ「そういう事...。さすがにショウは慣れたようだな」
チャム「最初は礼儀知らずだ、態度が悪いって腹を立ててたのにね」
デュオ「言っても無駄って事で最後は諦めたんだよな」
マーベル「結局、ショウが一人で騒いでいただけで、ヒイロの方はどこ吹く風...って感じだったわね」
ショウ「もういいだろ...!昔の話は!」
チャム「ふふ...!ショウは空回りしてたから、恥ずかしいんだね!」
カトル「嬉しいよ。またチャムにも、こうやって会えて」
デュオ「んじゃ、お初の人のために自己紹介だ。あっちの無口で無愛想なのがヒイロ・ユイ。俺はデュオ・マックスウェルだ」
トロワ「トロワ・バートンと名乗っている。そう呼んでくれればいい」
カトル「カトル・ラバーバ・ウィナーです。よろしくお願いします」
五飛「張 五飛(ちゃん・うーふぇい)だ」
万丈「歓迎するよ、五飛。やはり、君とは敵対するよりも共に戦いたい」
五飛「笑いたければ、笑うがいい。だが、これが俺の選んだ答えだ」
ショウ「どういう事なんだ、万丈さん?」
万丈「彼はマリーメイア軍に参加し、ヒイロ達と敵対していたんだ」
ゼロ「じゃあ、そいつは仲間を裏切ったってわけかよ...」
九郎「ところで、そのマリーメイア軍って何だ?」
カトル「僕達が元の世界で戦っていた相手です」
トロワ「連中もアル・ワースに跳ばされ、今はゾギリア、キャピタル・アーミィ、鉄華団と共にミスルギの配下になっている」
ゼクス「我々は、そのマリーメイア軍と戦っている最中にこちらに転移してきたんだ」
マーベル「ミリアルド・ピースクラフト...」
ゼクス「今はゼクス・マーキスの名を使っている」
ノイン「ゼクスは私と共に特務機関プリベンターの一員となった。私はルクレツィア・ノイン...。ヒイロ達と共にマリーメイア軍と戦っていた」
ショウ「ノインさんが幾ら弁護しようと戦いの元凶の一人だった、この男を俺は認める気はありませんよ」
ゼクス「君に許しを請うつもりはない、ショウ・ザマ」
ショウ「そうやって、いつもあんたは一人だけ高い位置から見下ろして...!」
エレボス「あっちのヒイロとは仲間だったけど、あのゼクスって人とは敵対してたみたいだね...」
リュクス「それが、これから一緒にやって行くというわけですか...」
万丈「この件については、余計な誤解を生まないためにも一度、きちんと話をするつもりです。いい機会ですので、この後、時間を取ってもらいましょう」
シモン「ところで、鉄華団って何だ?」
ディオ「マナの国に協力しているあのガンダム部隊の事です」
ワタル「あの人達、強いからね...また来るのかな...」
ガエリオ「恐らく、また来るだろう。彼等は目的を必ずこなす男達だからな」
エイサップ「あなた達は?」
ガエリオ「鉄華団と同じ世界から跳ばされてきたガエリオ・ボードウィンだ。こちらはジュリエッタ・ジュリス」
ジュリエッタ「ジュリエッタです。私達はギャラルホルンという組織に入っていて、鉄華団とは敵対関係にありました」
エイサップ「では、戦闘の最中にアル・ワースに来たんですか?」
ガエリオ「いや、俺達はすでに鉄華団を打ち倒したんだ」
アル「という事は倒した敵が蘇るというやつか」
ジュリエッタ「その原理は理解できませんが...鉄華団が私達に刃を向けるというのなら、私は戦います」
グラハム「戦う乙女とはいつ見ても美しい者だ」
エンネア「えーっと、誰?」
グラハム「グラハム・エーカー少佐だ。刹那達、ソレスタルビーイングと同じ世界の出身だ」
シン「グラハム少佐、さっきの言葉は誤解を招きますよ」
アンジュ「あんた達も刹那達の世界出身なの?」
シン「いや、違うよ。俺達の世界の名はコズミック・イラという名前だ。俺はシン・アスカだ」
ルナマリア「ルナマリア・ホークです。これからよろしくお願いします!」
ステラ「ステラ・ルーシェだよ!よろしくね!」
しんのすけ「よろしくだゾ!ステラちゃん!」
アンジュ「足を引っ張らないでよ」
シン「そうならないように頑張るよ。(あのヴィルキスって機体...何処か、キラさんのストライクフリーダムに似ている...。ただの偶然か...?)」
一夏「また別の世界のガンダムか...。ガンダムって、どれだけいるんだ...」
五飛「お前が、織斑 一夏か...」
一夏「俺の事を知っているのか?」
五飛「篠ノ之 箒がお前の事を楽しげに話していたからな」
一夏「箒がいたのか⁉︎」
ベルリ「彼女もミスルギの部隊にいたよ」
千冬「オルコット達と同じという事か...」
トロワ「そして、彼女達は無理やり戦わされている」
鈴「...腹が立つわね...!」
シャルロット「うん、みんな、可哀想だよ...」
簪「お姉ちゃん...」
ヴィヴィアン「ジーッ...」
青葉「な、何だよ、ヴィヴィアン?」
ディオ「俺と青葉の顔に何かついているか?」
ヴィヴィアン「そこでクイズです。しばらく会わない間に青葉とディオの間に何があったでしょう⁉︎」
青葉「色々あったんだよ、色々な」
アンジュ「二人共、いい顔になってるね。前よりバディらしくなってると思う」
ディオ「気のせいだと思うが」
フロム「いい加減に認めなよ、ディオ。君は変わりつつあるって」
ヴィヴィアン「誰、あんた?」
フロム「僕はフロム・ヴァンタレイ。アル・ワースに跳ばされて来た異界人だよ。所属していた部隊が壊滅したんで、シグナスのヴァリアンサー隊の一員になって、艦の直掩を担当している」
グレンファイヤー「リーやヤールと同じってわけか」
フロム「僕もカップリングシステムの候補生としてディオと一緒に訓練を受けていたから、ルクシオンに乗る事も考えたんだけど...。今のディオと青葉の間にはとてもじゃないけど割り込めないからね」
青葉「そういう事だから、ルクシオンとブラディオンは今まで通り、俺とディオのコンビでいくぜ」
ミラーナイト「お二人に何があったから知りませんが、仲がいいに越した事はないですね」
青葉「(マナの国での戦いの中、俺はディオの記憶に触れた...。ディオはゾギリアはとの戦いに巻き込まれて大怪我をした妹さんのために戦っているのがわかった...。雛がゾギリアにいる理由は未だにわからないが、俺はディオと一緒に戦っていく...。そう決めたんだ...)」
ケロロ「ケロー⁉︎本物のZガンダムにジュドー・アーシタであります!」
シーブック「さすがにケロロは知っていたか。一緒に戦っていた仲間なんだ」
ケロロ「(ケロ...?ジュドー殿とシーブック殿が共に戦う事は不可能のはずでありますが...)」
ジュドー「俺達の世界の戦いがテレビで放送されていたなんてな...。俺はジュドー・アーシタ。仲間と一緒にアル・ワースに跳ばされてミスルギに引っ張り込まれそうになったけど...。あんな連中に従うのは嫌だったんで、逃げ出して来たんだ」
ルー「ルー・ルカよ。よろしくね」
ビーチャ「で、俺がこの一行のリーダーのビーチャ・オーレグだ」
エル「エル・ビアンノだよ。あっちのビーチャの言っている事はあんまり気にしなくていいからね」
プル「あたし、エルピー・プル!好きなものはアイスクリームだよ!」
ワタル「君、子供じゃん!」
プル「あんただって、子供じゃない!」
ジュドー「こう見えても、プルは凄腕のパイロットなんだぜ」
マリーダ「それは妹である私が保証する」
サンソン「は?妹...?」
ハンソン「どう見ても姉だろ...?」
マリーダ「私はプルのクローン...つまり、姉妹の様なものなんだ」
夏美「でも、マリーダさんの世界とプルちゃんの世界は違うんでしょう?」
リディ「どうやら、世界は違うが、俺達の世界とジュドー達の世界は同じ宇宙世紀らしいんだ」
冬樹「あの...あなたは?」
ケロロ「リディ・マーセナス少尉!バンシィ・ノルンのパイロットではありませんか!」
リディ「俺のやった行いもテレビに放送されていたのか...恥ずかしものだな...」
ケロロ「吾輩はそうは思わないであります。愛する者の為に戦おうとしたリディ殿は格好いいでありますよ!」
リディ「ありがとう、軍曹。そう言ってもらえて光栄だ。俺はリディ・マーセナスだ」
マリーダ「マリーダ・クルスだ。不束者だが、頑張らせてもらう」
プル「そういうわけだから、ちゃんとあたしの事も一人前として扱う様に!」
ヒミコ「あちし、ヒミコ!仲間になったからには、まず一緒に遊ぶのだ!」
プル「それは賛成!そ〜れ、プルプルプルプルプルーッ!」
ヒミコ「んじゃ、負けずにヒミコミコミコミコー!」
しんのすけ「オラだって!ウホホーイ!」
ワタル「あはは!やっぱり、こどもじゃんか!」
しんのすけ「所で、アルトお兄さん!その車椅子で寝ているお姉さんは?」
アルト「シェリル・ノーム。俺の世界のアイドルで銀河の妖精と呼ばれている」
真上「何故、彼女は目を覚まさない?」
アルト「シェリルは...V型感染症なんだ」
シバラク「V型感染症...?」
アルト「俺の世界の病気の一つでバジュラに接触して感染する症状の事で、シェリルのV型感染症は喉にあったんだ...でも、こいつは歌を歌いたいからって、声帯を切らなかった...。バジュラと和解し、俺がフォールドした後にこいつは目を覚まさなくなったんだ...」
ゼロ「そんな状態なのに、こんなところに連れて来て良かったのか?」
アルト「少しだけの時間なら、外に連れ出す事は出来るって言われたんだ...。もし、こいつをこの場に連れてこなかったら、こいつが起きた時、何言われるかわからないからな」
ワタル「そっか!よろしくね、シェリルさん!」
海道「一気に賑やかになりやがったな」
シモン「でも、いい事じゃないか」
ニア「本当ですね。心強いだけじゃなく、楽しくなりそうです」
ワタル「よぉし!この勢いで一気にドアクダー軍団を倒してやろうぜ!」
ベルリ「その前にそっちでも仲間になった人達を紹介してくれませんか?」
シモン「それもそうだな」
アイーダ「アンジュのお友達もエクスクロスに来たのね」
ヒルダ「言っておくぜ。あたしは、このイタ姫の仲間なんかじゃねえからな」
ロザリー「ヒルダの言う通りだぜ。こんな奴と一緒にされちゃうたまったもんじゃねえ」
クリス「あたし達...あのネモって人に雇われただけだから」
アンジュ「見ての通りロクでもない連中だから、別によろしくしなくてもいいからね」
ノレド「そういうわけにはいかないよ。これから一緒にやっていくんだから」
ベルリ「皆さん、よろしくお願いしますね。困った事があったら、言ってください」
ノレド「ベルはデレデレしないの!」
ベルリ「デレデレなんてしてないって!」
サリア「この子達も...私達がノーマだって事、気にしないのね...」
一夏「だから、言っただろ?エクスクロスは寄せ集めの部隊だから、そんなの関係ないって」
クリス「一夏君の言ってる事は信じてたよ!」
ロザリー「流石は一夏のチームだな!」
アルト「一夏...」
青葉「お前はまたか...」
一夏「またってなんだよ?」
ベルリ「...ノーマの事は僕達の世界にも差別みたいなのが残ってたけど、そういうの嫌いだから」
エルシャ「ありがとう。あなた達とも仲良くやっていけそうだわ」
サリア「改めて自己紹介を。私はパラメイル第一中隊隊長のサリア...。こちらがエルシャ...向こうでアンジュと睨み合っているのがヒルダ、ロザリー、クリスよ」
アイーダ「共に戦っていく仲間としてあなた達を歓迎します」
ヒルダ「こっちの女の方が、イタ姫よりも、よっぽど姫様っぽいな」
アンジュ「否定はしないけど、そういう口の利き方は腹が立つ。(腹が立つって言えば、私達をネモに売り払った司令もよ...。ネモ船長とジル...。異界人とアルゼナルの司令だけど、あの二人...まるで前からの知り合いのようだった...)」
マサオ「ほ、本当に人がいっぱいいるんだね...」
ネネ「それに自分を助け、未来に転移した後に敵となった女の子を追いかける男の子...ふふふ!これは新しいのが浮かび上がるわ!」
ボーちゃん「みんなのロボットも凄い...」
トオル「ぼ、僕達、完全に場違いな存在だよね」
しんのすけ「トオルちゃんは心配性なのよ!」
トオル「その呼び方やめろ!」
ティエリア「そちらの彼等はしんのすけの友達か?」
しんのすけ「オラの手下の春日部防衛隊のメンバーだゾ!」
トオル「誰がお前の配下だよ!変な紹介をするな!...ゴホン、風間 トオルです、よろしくお願いします!」
マサオ「さ、佐藤 マサオです!せ、精一杯頑張ります!」
ネネ「ネネでーす!面白い話があれば、教えてください!」
ボーちゃん「ボー」
しんのすけ「...とまあ、困った時にオラをお助けてくれる春日部防衛隊のメンバーだゾ!」
青葉「しんのすけと同じく、肝の座った奴らだな!これからよろしくな!」
ネネ「青葉さんもお話聞かせてくださいね!」
青葉「あ、あはは...。お手柔らかにな、ネネちゃん...」
ファイアーダイバー「...あなた達とも初めて顔を合わせますね」
ライオボンバー「だったら、挨拶しなくてはな」
シーブック「君達も話すロボットなのか...」
舞人「勇者特急隊のメンバーは超AIを搭載しているんで、人間と同じように自分の判断で行動するんです。俺は旋風寺 舞人...。勇者特急隊の隊長です」
セシリー「その勇者特急隊というのは?」
ガイン「世界の平和を守るため。舞人の父上が結成した秘密組織です。私の名はガイン。舞人のパートナーであり、舞人と共にマイトガインを制御しています」
舞人「マイトガインは僕達の世界では、正義のヒーローなんだよ」
刹那「お前達はワタルの世界からアル・ワースに跳ばされてきたのか...」
舞人「跳ばされて来たのは俺達だけでなく、勇者特急隊の基地のある青戸の街とそこに住む人達もです」
ニール「街ごと転移って、スケールでかいな!」
ロックオン「その街の人達も丸ごと、エクスクロスに参加しているのか?」
舞人「いえ...。青戸の街で、そのまま生活し、俺達をバックアップしてくれています」
ガイン「その人達のため、そして、アル・ワースの人々のため、我々はドアクダーを打倒するつもりです」
しんのすけ「流石は、ヒーローだゾ!カッコいいゾ‼︎」
舞人「では、皆さんに勇者特急隊のメンバーを紹介します」
ライオボンバー「俺はライオボンバー、こっちがダイノボンバー、バードボンバー、ホーンボンバー...」
ダイノボンバー「人呼んで猛獣特急ボンバーズだ」
バードボンバー「俺達は戦う時は合体してバトルボンバーとなる」
ホーンボンバー「よろしく頼むぜ、みんな」
ファイアーダイバー「私はファイアーダイバー、こちらはポリスダイバー、ジェットダイバー、ドリルダイバーです」
ポリスダイバー「我々はレスキュー特急ダイバーズとして、人命救助をメインとしています」
ジェットダイバー「と言っても、戦闘も任せてください」
ドリルダイバー「戦場では、合体してガードダイバーとなって戦います」
ブラックガイン「最後は私...ブラックガインだ」
アンドレイ「先程のガインと似ているな...」
セルゲイ「もしや、兄弟か?」
ブラックガイン「その通り。私はガインのデータをコピーして造られた」
舞人「ブラックガインは、悪の組織のBD連合に操られて、俺達と戦ったんだが、正義の心がよみがえって仲間となったんだ」
パトリック「そのBD連合ってのは?」
舞人「ブラックダイヤモンド連合の略です。アル・ワースに跳ばされて来た俺達の世界の悪党が手を組んで誕生した一団です」
ワタル「困った事にそいつ等...ドアクダー軍団の一員になっちゃったんだ」
アレルヤ「さらに、ドアクダー軍団の勢力が増したのか...」
ワタル「大丈夫だよ、アレルヤさん!悪い奴等が手を組んだように僕達も力を合わせるんだから!」
舞人「ワタルの言う通りだ。どんな巨悪が来ようと俺達は絶対に負けはしない。(待っていてくれ、サリーちゃん...。俺達は必ずドアクダーを倒す...。そして、みんなで一緒に元の世界へ帰ろう)」
ジャンボット「彼等もゼロの新しい仲間か」
ユイ「あ、ゼロさんの仲間の...!」
ジャンボット「ジャンボットだ。私を知っている者にまず、迷惑をかけてすまない」
ティア「気にしないで、ジャンボット!」
サラ「困った時はお互い様だよ!」
ゼロ「な?言っただろ?他の奴らもお人よしの集まりだってな」
ジャンボット「確かに、アルティメイトフォースゼロに負けずとも劣らないな。これからは私も戦闘に参加させてもらうが、これだけは言わせてもらおう...姫様に無礼な振る舞いをするのは許さないからな」
エメラナ「じゃ、ジャンボット...」
ティエリア「ちゃっかりしているな...」
鈴「じゃあ、あたしも挨拶するわね、凰 鈴音
(ふぁん・りんいん)って言います!鈴って、呼んでください!」
ディオ「お前もIS乗りなのか?」
鈴「ええそうよ。ISの名前は甲龍(シェンロンって名前よ)」
五飛「シェンロンか...」
鈴「何よ?」
五飛「良い名前だな、お前とは気が合いそうだ」
デュオ「珍しいな、五飛が女を口説いてやがる...」
トロワ「五飛が初めの頃に乗っていたガンダムの名がシェンロンだったからな」
カトル「親近感...というものだと思うよ」
鈴「あたしもそう思うわ、よろしくね。五飛」
まゆか「...シモンさん、そちらの女性は?」
シモン「それは...その...」
ニア「ニアと申します。よろしくお願いします。シモンを追って、こちらに出て来ましたが、これからはエクスクロスにご厄介になります」
青葉「きれいな人だな...。もしかして、シモンさんの彼女?」
シモン「なんと言うか、その...」
ヴィラル「ちゃんと説明しろ、シモン。結婚を申し込んで、断れられたと」
まゆか「結婚⁉︎」
アネッサ「断られた⁉︎」
ミレイナ「驚愕です⁉︎」
シモン「...実はそうなんだ...」
アネッサ「もしかして、シモンさん...旅に出たのって失恋旅行だったんですか?」
まゆか「ちょ、ちゃんと...!アネッサ!」
シモン「...恥ずかしながら、その通りだ...」
青葉「マジかよ!がっかりだぜ、シモンさん!」
シモン「だが、このままでは終わらない...!俺は、もっと大きな男になって、もう一度、ニアにプロポーズするんだ!」
ニア「はい。待ってます、シモン」
青葉「(どういう事情で最初のプロポーズを断ったのか知らないけど、さっさとくっつけばいいのに...)」
まゆか「(いいじゃないですか。お二人が、それでいいのなら...)」
アネッサ「(いいなぁ...。こんな風に私も誰かにプロポーズされたいなぁ...)」
カトル「それにしても、お久しぶりです、万丈さん」
デュオ「こんな形であんたに再会する事になるとはな」
万丈「君達も元気そうで何よりだよ。ヒイロとも連絡がついたんで、お互いに情報交換をしていたけど、こうして君達にも、また会えてよかったよ」
こうして、お互いの自己紹介は終わった...。
ーネモだ。
今私はドニエル艦長、倉光艦長、スメラギ戦術予報士、ホシノ艦長と話をしていた。
ネモ船長「...あなた達は、既にミスルギはドアクダーに支配されていると推測しているのですね」
スメラギ「断言はできませんけど...」
倉光「ミスルギはキャピタル・アーミィ、ゾギリア、マリーメイア軍、鉄華団、タービンズを傘下に収め、さらにはルクスの国のレガリア・ギアを使いのヨハンという少年とも結託し、周辺地域への侵略行為を開始しています」
ドニエル「これはドアクダーの世界支配の一環と見る事は出来ないでしょうか?」
ルリ「確かにそう言えますね...」
ネモ船長「...」
ドニエル「なお、キャピタル・アーミィ、ゾギリア、マリーメイア軍は元の世界への帰還を条件にミスルギに協力しているそうです」
ルリ「異界人を自軍の戦力に加えるドアクダー軍団の戦略に符合していると言えますか...」
スメラギ「加えて、この説が正しいのだとしたら、アメリアや自由条約連合がミスルギに攻撃される事も一応の説明がつきます」
ネモ船長「救世主ワタルを擁するエクスクロス...。その母体である事が理由ですか...」
倉光「あくまで仮説に過ぎませんがね」
ドニエル「とにかく、改めて調査しましたが、ミスルギの考えている事はよくわからんとしか言い様がありません。このアル・ワースを支配しようとしているドアクダーが頂点にいるのでもなければ、その戦略が納得できんのです」
ネモ船長「その感覚は理解できますが、ドアクダー軍団とミスルギは無関係だと私は考えます」
スメラギ「その根拠は?」
ネモ船長「現時点では、勘の領域を出ないものです」
ドニエル「(そういう態度を取られると、こちらとしても、それ以上は聞きづらくなる...)」
倉光「(やはり、この御仁...我々に話していない何かがあるようだ...)」
ネモ船長「ともあれ、ドアクダーの打倒を急ぐには私も異論はありません。なお、その件も含めて、波嵐 万丈から皆に話があるそうです」
私達は格納庫へ向かった...。
本当はこのまま、話を書こうと思いましたが、長くなりそうなのでここで切らせていただきます!
次回もお楽しみにしていてください!
次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?
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