連続投稿です!
不思議な海のナディアを見てなかったので、イデオンが出た時、思わず声をあげて驚いてしまいました...笑
それではどうぞ!
ー新垣 零だ。
俺達はネモ船長から話があると言われ、Nーノーチラス号の格納庫に集まった。
ナディア「...ネモ船長は格納庫にみんなを集めて何をするつもりなの...?」
ジャン「エレクトラさんの話では、重大な話があるらしいけど...」
真上「ようやく自分の事を話す気になったのか?」
海道「何か妙なオッサンだからな」
モモカ「はい。不思議な方ですよね。頼れるのに近寄りがたい独特な雰囲気があって...」
アンジュ「それに圧倒されて、今までは何も言えなかったけど、そろそろそれも限界ね」
ヒルダ「そうだな。司令との関係も含めて、洗いざらい吐いてもらいたいぜ」
ロザリー「ネモ船長と司令か...」
クリス「もしかして、昔の恋人とか...」
凱「だとしたら、エレクトラは心中穏やかじゃいられないだろうな」
渓「ちょっと、凱!」
竜馬「何くだらねえ話してんだ」
ナディア「...」
ヒルダ「っと、お子様にはちょっと刺激が強い話だったかな」
グランディス「よしな、ヒルダ。ナディアはナディアなりにこれから起こる事に不安になってるんだから」
ナディア「グランディスさん...」
グランディス「長い付き合いだからね。顔を見りゃ、何を考えているかだいたいの事はわかるさ。でもね、ナディア...。何が起ころうとも、あんたには確実に一人は味方がいるよ」
ナディア「それは...零さん?」
え、えぇぇっ⁉︎
零「はあっ⁉︎ちょ、何で俺⁉︎いや、味方にはなるけどよ...!」
グランディス「...ジャンだよ。だから、ナディア...。何か困った事があったら、一人で抱え込まないでまずはジャンに相談しな」
アンジュ「私もそれに賛成ね。ジャンぐらいよ、あなたみたいなワガママ姫に付き合ってくれるのは」
零「ワガママ姫先輩からの言葉をもらっちまったな、ナディア」
アンジュ「ちょ、それってどういう意味よ⁉︎」
モモカ「アンジューゼ様にこのモモカが付き従うようにです」
タスク「アンジュの騎士は俺にしか務まらないのと同じだな」
アンジュ「あなた達まで...!」
ヒルダ「...あたしも...アンジュの味方だからな、何があっても...」
アンジュ「え...」
零「ヒルダ...?」
ヒルダ「バカ...。二度も言わせるな...」
あー、これはあれですね、はい。
アンジュ「ありがとう、ヒルダ」
ナディア「...」
ジャン「笑顔が戻ったね、ナディア」
ナディア「ジャンもあたしの不安...気づいていたの?」
ジャン「もちろんさ。でも、こういう時に下手に声をかけたら逆効果だって事も知ってたからね」
ナディア「それは...あなたに迷惑になるかと思って...」
ジャン「覚えておいてね、ナディア。僕は君がどれだけワガママを言っても迷惑だなんて思った事はないから」
ナディア「...」
ジャン「もしかして、感動した?」
ナディア「あたし...そんなにワガママ言ってないから...」
ジャン「え...あ...そういう意味で言ったんじゃ...!」
グランディス「(まだまだだね、ジャン...)」
すると、ネモ船長が来た。
ネモ船長「...わざわざ集まってもらい、すまない」
ギロロ「もしや、初めてではないのか?ネモ船長の方から、俺達に話があるというのは...」
ケロロ「そう言えば、そうでありますな...」
ネモ船長「...」
ルルーシュ「では、船長...。お聞かせ願います」
ネモ船長「...諸君等には...。このNーノーチラス号から降りて、ナデシコCや真ドラゴンに移ってもらう」
...は?
ワタル「ええーっ⁉︎」
アスナ「ど、どうしてですか⁉︎理由を聞かせてください!」
しんのすけ「オラ達、何も悪い事してないゾ!」
ネモ船長「理由は...このNーノーチラス号の乗員達の私的な目的のためだ」
零「...では、一時的にエクスクロスとは別行動をとると?」
ネモ船長「その通りだ。我々が目的を果たした後には諸君等と再合流するつもりだ」
ノブナガ「では、俺達もそれに付き合うとしよう」
ネモ船長「...」
九郎「そらそろ秘密主義も限界だと思うぜ、船長さんよ?」
アマリ「私だって、個人的な事情で皆さんを振り回していますし...」
アキト「元の世界に帰るためにドアクダーと戦うっていうのも私的な目的と言えますよね」
ノリコ「ですので、私達がNーノーチラス号の皆さんの目的に協力するのもありだと思います!」
メル「Nーノーチラス号の乗員の方々にもお世話になりましたし」
シモン「船長!今更、他人行儀は無しだぜ!」
ネモ船長「...」
エレクトラ「いかがします、船長?」
ネモ船長「...私は、この部隊の指揮官ではない。各人の行動に命令する権利はない」
ひろし「じゃあ...!」
エレクトラ「船長は皆さんの協力を許可するそうです」
タママ「了解です!この艦が、どこに行くから知らないけど、付き合うですー!」
ネモ船長「...」
零「みんな、興味本位でNーノーチラス号の事情に踏み込もうとしているのではありません」
ルルーシュ「あなた達の進もうとしている道を知り、可能ならば、それに協力したいと考えているのです」
ネモ船長「それは理解している...感謝する」
アキト「ユリカ、ルリちゃんや號にも報告してくれ」
ユリカ「もうしたよ!オッケーだって!」
エレクトラ「では、皆さん...。Nーノーチラス号はすぐに目的地に向けて出発しますので、準備を」
アル「行き先を説明せぬのか?」
エレクトラ「それは目的地に着いてからにさせてもらいます」
グランディス「わかったよ。そこが何処だろうとご一緒しようじゃないか」
ジャン「これで、今までずっと謎だったネモ船長の事が少しはわかるかもね...」
ナディア「...」
ジャン「ナディア...?」
ナディア「(怖い...。あの人の事を知るのが怖い...。それは...あたしにも関係しているように思えるから...)」
ーネモだ。
我々は目標ポイント付近まで来た。
操舵長「間も無く目標ポイントに到着します」
エーコー「周辺に機影なし。レーダー、ソナーにも反応ありません」
ネモ船長「よし...。では、皆をお借りします」
號「了解した」
ルリ「お気をつけて」
ネモ船長「Nーノーチラス号、潜航開始」
操舵長「潜航開始!」
ナデシコCと真ドラゴンには上空で待機してもらい、Nーノーチラス号は海の中へと入っていった...。
ー新垣 零だ。
潜航開始って...。今は海の中なのか...?
それよりもメルがさっきから震えているが...。
ハンソン「さっきの艦内放送...潜航って言ったよね...」
サンソン「すると何か?俺達の行き先ってのは、海の底かよ!」
ボス「何でNーノーチラス号がアル・ワースの海中に用事があるんだ?」
ヌケ「さ、流石に不安になってきた...!」
ムチャ「やっぱり、行き先を聞いておくべきだったような...」
へべ「今更何言ってんのさ」
キキ「そうっすよ!情けないよ、男の癖に!」
グランディス「その通りだよ、お前達!自分達で乗船を希望しておいて、ガタガタ言うんじゃないよ!」
シバラク「グランディス殿の言う通り!文句があるのなら、泳いで帰れ!」
メル「お、泳いで...⁉︎」
アスナ「メル?あなた、大丈夫なの⁉︎」
メル「わ、私...その...海がダメで...怖くて...。泳げないんです...」
零「大丈夫だよ、メル。何かあっても俺達がいるからよ」
メル「は、はい...」
アスナ「...シバラク先生...?」
シバラク「い、いや...!そんなつもりはなかったのだ!す、すまん、メル」
メル「い、いえ...大丈夫です...」
安「って言うがよ...。もうここまで来ちまったら、泳げない泳げるにしても自力で帰るのは不可能だぜ」
シバラク「何の何の!拙者、泳ぎは得意だぞ!」
メル「だ、だから、泳ぐのは嫌ですー!」
零「シバラク先生、少し黙ってもらえませんか...?」
シバラク「す、すまん...!」
ジャン「それに海の中では水圧がかかるんで生身で外に出れば、ペチャンコですよ」
シバラク「じゃ、じゃあ...もし、Nーノーチラス号に穴でも空いたら...!その時は拙者達...海の藻屑となるのか...⁉︎」
メル「イヤァァァァッ!」
アスナ「シバラク先生‼︎」
零「懲りねえのかあんたは‼︎」
シバラク「いや、待て!そう言うつもりじゃない!それは想定外だ!」
幻龍斎「やめんか、シバラク!みっともないウラ!」
零「...メル、手、握ろうか?」
メル「お、お願いします...!」
アスナ「(流石にこれは...)」
アマリ「(何も言えませんね...)」
幻龍斎「ヒミコを見習え!少しも動じておらんウラ!」
ヒミコ「きゃはは!行き先は竜宮城か⁉︎」
トオル「ヒミコさんの場合...何も考えてないだけだと思いますけど...」
ゼロ「とにかく!ここまで来たら、腹を決めるしかないぜ!」
すると、エレクトラさんの放送が入った...。
エレクトラ「各員へ...。間も無く本艦は目的地に到着します。希望者は上陸の準備をお願いします」
サイ「上陸⁉︎海の中なのにか⁉︎」
グレンファイヤー「どう言うことなんだよ、それ⁉︎」
零「...海の中に島があるとか...ふん、いやそれはないな」
ジャン「その目的地って...僕達の想像を越えた場所みたいだね...」
第45話 ネモの秘密
ほ、本当に陸があった...。
ネモ船長「アトランティス...。我々は祖先の降り立った地に戻ってきた...」
俺達はNーノーチラス号から降りた。
ジャン「ここは...」
エレクトラ「アトランティスよ」
甲児「アトランティスだと⁉︎」
鉄也「遥か過去に沈んだ伝説の大陸...」
ジャン「僕達...元の世界に戻ってきたんですか?」
エレクトラ「そうじゃないわ。地球にも同じ名前の大陸があったのは事実だけど...ここはアル・ワースの底よ」
夏美「で、でも、ここには空気があるじゃないですか!」
エレクトラ「簡単に説明すれば、アル・ワースの海の底に特殊な空間があると考えてもらえば結構です」
リュクス「ですが、この大地は完全に死んでいます...」
零「そうだな...。かつては高度な文明があったようだけど、全部廃墟と化しているな...」
マサオ「小石が全部、ガラスになってる...」
ボーちゃん「すごい熱が...加えられたみたい...」
エレクトラ「その通りよ。...この大陸は、かつて戦場になった...。そして、バベルの塔の力によって全てが滅んだのよ」
ジャン「バベルの塔って...」
ナディア「それって...ガーゴイルがマハル島に造っていた...」
エレクトラ「そうよ。ガーゴイルは、あの島にここにあったバベルの塔を再現しようとしたのよ」
ルルーシュ「そろそろ聞かせてもらおう、エレクトラ副長。このアトランティスとあなた達...そして、あなた達の宿敵であるガーゴイルの正体を」
ジャン「ガーゴイルは自分達の事をネオ・アトランティスって言ってたけど、ここと関係あるの⁉︎」
エレクトラ「...ガーゴイル...そして、私達の仲間のほとんどはこのアトランティスで暮らしていた人達の末裔なの」
ジャン「え...」
エレクトラ「遥か過去...。このアトランティス大陸は地球にあった...。しかし、そこに住んでいたアトランティス人は内戦の最中にバベルの塔を暴走させて、自らの文明を滅ぼした...。彼等は地球を汚染させないため、大陸をそのままアル・ワースへと転移させた...。そして、大陸が海に沈んだ後...彼等はアル・ワースの大地へと移住した...。詳しい記録は残されていないけど、それはアル・ワースが誕生した直後の頃と言われているわ」
ナディア「そんな事があったなんて...」
エレクトラ「ネモ船長や私達の祖先はそのアトランティス人...。そして私達は、アル・ワースで生まれた人間なの」
メル「エレクトラさん達は本当は異界人ではなかったのですか⁉︎」
エレクトラ「Nーノーチラス号のクルーの中にはアル・ワース出身でない者もいますけどね」
アマリ「アル・ワース創世の頃の移住者...。ネモ船長達の祖先は、伝説の中にあった楽園を求めし者達だったのですね...」
エレクトラ「その通りです。そして、アトランティス人達も光と闇の戦いに参加していたそうです。アル・ワースに受け入れてもらった彼等はその礼として子々孫々まで光の龍に協力を誓ったと言われています」
ワタル「光の龍って七部七龍神の事だよね...」
サラマンディーネ「古の盟約の下、救世主に協力する者...。あなた達は私と同じだったのですね」
アンジュ「これで理解できたわ。ネモ船長が妙にワタルに甘かった理由が」
ジャン「でも...!僕やナディアは、ネモ船長達と僕達の世界であったじゃないですか⁉︎」
エレクトラ「私達とガーゴイルは10年前のある事件によって、あの世界へと跳ばされ...。ネモ船長と私達はその事件を起こしたガーゴイルを討つためにずっと戦っていたの。ノーチラス号は私達と共に跳ばされたアトランティス文明の遺産であり...ガーゴイルの超科学も同じくアトランティス文明を利用したものなの」
ノブナガ「お前達の転移の原因となった事件とは?」
エレクトラ「申し訳ありません。それはネモ船長の口から語られるべきものです」
アンジュ「とりあえず、あなた達がアルゼナルやミスルギの事を知っていた理由はわかったわ」
エレクトラ「私は面識はありませんでしたが、ネモ船長はアレクトラ司令と旧知の仲だったようです」
ルルーシュ「(そうなるとネモ船長の中にあった魔従教団への不信感は、直感の類ではなく何らかの根拠があった事になる...)」
ジャン「ネモ船長は、今どこにいるんです?」
エレクトラ「あの人は、別の所で弔いの儀式に参加しています」
エンネア「弔い?」
エレクトラ「私達は、元の世界...ジャン君達の住んでいた世界に跳ばされた後、ずっとガーゴイルと戦っていました。その戦いの中で散っていった者達の魂を私達の祖先が眠る、この地に返す事が今回の訪問の目的でもあります」
隼人「お前達がアル・ワースに帰還できたのは偶然だったようだな」
エレクトラ「ええ...。私達の転移の契機もノーチラス号が沈められた戦いでした...。その戦いの後、アル・ワースに転移した私達はかつての情報を元にアトランティス人の遺産を発掘しました」
ミツヒデ「それがNーノーチラス号...」
エレクトラ「そうです」
ジャン「アトランティス人の遺産って...もしかして、僕達がアル・ワースで再開した時の遺跡も...?」
エレクトラ「ええ...。あれもアル・ワースに入植したアトランティス人の残したものよ」
ナディア「じゃあ、あたしが感じた懐かしさは...」
すると、エーコーさんが走ってきた。
エーコー「みんな!すぐにNーノーチラス号に戻ってくれ!」
ジャン「どうしたんです、エーコーさん⁉︎」
エーコー「このアトランティスに何者かが侵入してきた...!」
アーニー「待ってください!その何者かはここの存在を知っているという事ですか...⁉︎」
サヤ「という事は...!」
リチャード「ネオ・アトランティスの連中か!」
俺達はNーノーチラス号に戻った...。
ネモ船長「機関長...。各部の状況は?」
機関長「遺跡から回収したパーツのおかげで対消滅機関の出力も安定した。武装へ回せる電力量も飛躍的に増加している」
操舵長「要するに武器の威力が上がったって事か!」
機関長「さらに電磁バリヤーも使用可能となったぞ」
操舵長「そいつは心強い!」
エーコー「未確認機、来ます!」
現れたのは...グレイブとネオ・アトランティスの戦艦か...⁉︎
エーコー「敵機確認!ネオ・アトランティスです!」
エレクトラ「あれだけの空中戦艦を量産するとは...」
ネモ船長「あの男が背後にいるのだ。この程度は想定済みだ」
エレクトラ「各機は出撃をお願いします!」
サンソン「おい、ハンソン!グラタンの出力が上がってるぞ!」
ハンソン「Nーノーチラス号が改修している間に余ったパーツをもらって、グラタンも改造したんだよ」
サンソン「要するにパワーアップしたのか!そいつはいい!」
グランディス「よくやった、ハンソン!生まれ変わったカトリィヌの力、みんなに見せてやらないとね!」
俺達は出撃した...。
ロザリー「何だよ⁉︎グレイブが、たくさんいるぜ!」
ナオミ「でも、アルゼナルで使ってるタイプとちょっと違うみたいだよ!」
サリア「気をつけて。通常のグレイブより出力も武装もかなり強化されているみたいよ!」
アンジュ「ネオ・アトランティスはミスルギと協力体制にあるみたいだけど、他の組織とは別系統みたいね」
タスク「特殊なパラメイルを引き連れている所を見るとエンブリヲ直属の戦力かも知れない」
ネモ船長「諸君...。我々の事は副長から聞いた事だろう」
シモン「...」
ルルーシュ「...」
ネモ船長「ここは我々の祖先と仲間達の魂が眠る地だ...。この地を戦いの場とする者を駆逐する事に手を貸してくれ」
甲児「了解!」
ゼロ「よっしゃあ!目標を駆逐するぜ!」
ショウ「死者の眠りを妨げようとする者なら遠慮はいらないな」
アンジュ「エンブリヲと手を組んでるってだけで、私にはあいつ等と戦う理由がある」
零「俺達は自分の意思で、Nーノーチラス号に乗ったんだ!」
グランディス「要するにあたし達もネモ様の仲間って事です!」
ネモ船長「すまん」
エレクトラ「船長...」
ネモ船長「Nーノーチラス号、全速前進!奴等の背後にいる、あの男達に我々の力を示す!今こそ我々は宿敵ガーゴイルへの反抗作戦を開始する!」
戦闘開始だ!
〈戦闘会話 零VS初戦闘〉
零「(アトランティスが光と闇の戦いに参加していたのなら...もしかしたら、ゼフィルスらしき機体の事も聞けるかも知れない...。これが終わった後にでも聞いてみるとするか)」
Nーノーチラス号が空中戦艦を撃墜させた。
エーコー「空中戦艦の撃破を確認!」
操舵長「すごいな...!全ての武装の威力が格段に強化されてる!」
機関長「これでもNーノーチラス号の本来の力とは言い難いものだがな...」
ネモ船長「それがアトランティスの科学...,。ガーゴイルとあの男が求める力だ。だが、それが人を幸せにするとは限らない事を我々は知っている...」
俺達は全ての敵を倒した...。
エーコー「敵部隊の全滅を確認しました」
ネモ船長「うむ...」
スザク「奴等はNーノーチラス号を追ってここに来たのか...」
エレクトラ「ここにはアトランティス文明の遺産が遺されています。普段は、ここへの入り口は閉ざされていますが、敵は私達を利用して、侵入して来たのでしょう」
ジャンヌ「あいつ等がまた来たら、ここ...荒らされちゃうんじゃないんですか?」
ネモ船長「それについては、ここの管理者に入り口の封印を強化してもらおう」
一夏「管理者...?」
千冬「この地に住む者がいるのですか?」
ネモ船長「私の古い友人だよ」
ージャンです。
僕とナディアはネモ船長に連れられて真っ暗な所に来ました。
ジャン「ネモ船長...。こんな真っ暗な所に船長のお友達がいるんですか?」
ネモ船長「彼は少し変わった人物で、一人で思想にふける事を好むのだ」
ナディア「どうして、あたしとジャンをここに...?」
ネモ船長「未来ある君達にこの滅びていったアトランティスを知ってもらいたかったため...。何より友人が君に会いたいと言ったからだ」
ナディア「あたしに...?」
ネモ船長「もうすぐ友人のいる場所に着く」
?「(よく来たな、我が友よ)」
ナディア「え...」
ネモ船長「君にも聞こえたようだな。それは友人の声だよ」
ナディア「でも、さっきの声...直接、頭に響いてきた...」
ネモ船長「その理由は、すぐにわかる...」
僕達の目の前には...巨大なクジラが現れた...。
ジャン「あれは...⁉︎」
ナディア「海の底に地面があって、さらにそこの地下の湖にクジラがいるなんて...」
ネモ船長「紹介しよう。私の友人のイリオンだ」
ジャン「すごいや、ネモ船長!クジラと友達なんて!」
ナディア「さっきの声...あのクジラからなの...」
ネモ船長「彼は君と話がしたいそうだ」
ジャン「話す...?ナディアと...?」
ネモ船長「そうだ。我々は一度、席を外そう」
ジャン「は、はい...」
僕とネモ船長はこの場から少し去った...。
ーナディアです。
私は今、イリオンさんと話そうとしています。
ナディア「...」
イリオン「(そうか...。お前がナディアか...)」
ナディア「やっぱり、あなたが喋っているのね...」
イリオン「(そうだ...。お前の心に直接呼びかけている)」
ナディア「心に...?」
イリオン「(そう...。ブルーウォーターを通せば、容易な事だ)」
ナディア「ブルーウォーターを...」
イリオン「(その様子では、まだお前はブルーウォーターの力を知らないようだな...)」
ナディア「この石を巡って戦いが起きている...。これって...そんなに大切なものなの?」
イリオン「(全てを捨ててでもブルーウォーターは守らなければならない...。それが、その石を受け継ぐ者の運命なのだ...)」
ナディア「...」
イリオン「(これ以上の事はネモに聞くといい)」
ナディア「あの人は...何も話してくれないから...」
イリオン「(そうか...。それも仕方ない事かも知れない...)」
ナディア「あの人と話さなくていいの?」
イリオン「(もう別れは済んだ)」
ナディア「別れ?」
イリオン「(そう...。お互いにもう生きて会う事はないという事だ)」
ナディア「どうして?」
イリオン「(私は長く生き過ぎた...。もうすぐ、この生命も尽きるだろう...。その長い一生の中で思ったのは人間は面白い生き物だという事だ)」
ナディア「面白い...?」
イリオン「(人間は平和を求めて争い、争いを求めて平和を壊す...。本当に面白い生き物だ...)」
ナディア「確かに...そうかも知れない...」
イリオン「(だが、ナディア...。人間は面白い生き物ではあるが、愚かではない...。私は、そう信じている...)」
ナディア「あたしも...今なら、あなたの言葉の意味がわかるわ」
イリオン「(どうする、ナディア?ネモの事を私の口から聞くかな?)」
ナディア「え...」
イリオン「(知りたいのだろう。自分の事...そして、ネモの事を...。彼は、私にその役を託したのだろう...)」
ナディア「せっかくだけど、私は...ネモ船長自身が話してくれるのを待つわ。真実を知るのは怖いけれど、ジャンもワタルも...ネモ船長も自分のやるべき事と向き合ってるから」
イリオン「(わかったよ、ナディア...。お前ならば、そのブルーウォーターを正しく使ってくれるだろう...。今宵は良い夢が見れそうだ...。ありがとう、ブルーウォーターの継承者達よ...)」
ジャン「...」
ネモ船長「ナディアの事が気になるようだな」
ジャン「え、ええ...」
ネモ船長「ジャン君...。君はアトランティスの文明が滅んだ様をどう思った?」
ジャン「...怖かったです...。マハル島のバベルの塔の時も思いましたけど、科学の力は破壊の力になる...。それを知る事が出来ました」
ネモ船長「そうか...」
ジャン「でも、エクスクロスのみんなは科学の力を良い事に使おうとしています。僕...色々な世界の色々な技術に触れて、ますます科学の力が...人間の生み出す力が好きになりました。確かに科学は怖いかも知れない...。でも、それをどう使うかは人間に懸かっていると思うんです」
ネモ船長「...君達をここに連れてきたのはやはり間違いではなかったよ」
ジャン「ネモ船長...」
ネモ船長「私も君と同じだ。人間の力を信じたい...。(だから、ナディア...。君達に未来を残すために私は生命を懸けよう...)」
ー中断メッセージ
〈オルガの待つ先〉
オルガ「人生はやり直す事が出来ない...。だが、ゲームはゲームオーバーになってもやり直す事が出来る...。だからよ、何度、ゲームオーバーになっても止まるんじゃねえぞ...!」
三日月「わかったよ、オルガ。...あ、ゲームオーバーになった...。こういう時は...」
オルガ「...ん、何やってんだ、ミカ⁉︎」
三日月「何って...中断セーブをした所からゲームを再開するんだよ」
オルガ「そ、そんな事が出来るのかよ⁉︎」
三日月「中断セーブはこまめにしろって事だよ、オルガ...」
オルガ「ふう...団長のくせに何も知らないな...俺は...」
次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?
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