スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

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お待たせしました、第49話です!

今回でドアクダールート編は終わりです!

それではどうぞ!


第49話 正義を持たぬ力

ー新垣 零だ。

 

俺は今、ナデシコCでゼロ、一夏、竜馬さんと組手をしていた。

 

ゼロ「でやあぁぁっ!」

 

一夏「はあっ!」

 

竜馬「くっ...!やるじゃねえかよ、二人共!」

 

零「俺を忘れないでくださいよ!」

 

竜馬「忘れるわけねえだろ!」

 

なんか、正直楽しいな、これ。

 

ヒルダ「全く...よくやるね、あいつ等」

 

メル「男の人って、ああいうのが好きですよね」

 

トッド「身体を動かすのが好きだからな」

 

ショウ「おまけに悩みも吹き飛ぶんだ」

 

アスナ「それは何となくだけどわかるわ!」

 

サコミズ「男子というのはいずれ、家族を支えるために強き力と心を持たなければなるまい。故に彼等は流石と言おう」

 

ヒルダ「所でアマリ...。零とは何処までいったんだい?」

 

アマリ「へえっ⁉︎あ、そ、それは...!」

 

アスナ「(え、何よ、その反応...⁉︎)」

 

メル「もしかして...もうそこまで...?」

 

アマリ「ち、違います!私はまだ..そこまでは...!まだ、アル・ワースは平和になっていませんし...」

 

メル「...あれ?私が聞いているのはキスですよ?」

 

アマリ「...ず、ずるいですよ、メルさん!」

 

メル「アマリさんは何を考えていたんですか?」

 

アマリ「う、う〜!」

 

アンジュ「(性格悪いわね、メルって...)」

 

ロザリー「(ああ、もしかしたら、鬱憤が溜まっているとか...?)」

 

メル「アンジュさんとロザリーさん。何か言いました?」

 

アンジュ&ロザリー「「べ、別に何も!」」

 

零「ふうー...いい汗、かいた...」

 

竜馬「にしても一夏、お前強くなったじゃねえか」

 

一夏「師匠とゼロのおかげですよ!」

 

ゼロ「レオが弟子に認めた理由が何となくわかったぜ」

 

零「ゼロはどういう風にレオさんの弟子になったんだ?」

 

ゼロ「...」

 

一夏「どうしたんだ、ゼロ?」

 

ゼロ「あ、ああ...俺は...光の国を追放させられそうになった事があるんだ」

 

竜馬「追放...?お前、何か悪い事をしたのか?」

 

ゼロ「まあな...。光の国にはプラズマスパーク・コアってのがあってな」

 

ケロロ「プラズマスパークコアというのは...確か、光の国の科学者が作り出したものでありますな!」

 

ゼロ「俺はさらなる力を手にいれるために、プラズマスパークの光を手にしようとしたんだ」

 

ギロロ「何⁉︎ゼロ、お前はベリアルと同じ事をしようとしたのか⁉︎」

 

ゼロ「...あの時の俺は正義を持たない力の意味を理解していなかったからな...。恥ずかしい話だぜ...。その後、俺は取り押さえられて、追放を無くす代わりにレオの弟子として一から鍛え上げられたんだ」

 

一夏「ギロロの言っていたベリアルってのも、ウルトラマンか?」

 

ゼロ「そうだ。俺よりもずっと前にプラズマスパークに手を出し、光の星を追放されたウルトラマンだ」

 

クルル「クーックク!ベリアルの存在はケロン星でも有名だったぜ。唯一、悪事に手を染めたウルトラマンってな」

 

ドロロ「確か、ベリアルはレイブラッド星人の手によって悪のウルトラマンになったのでござるな?」

 

タママ「ウルトラマンキングによって、封印されたベリアルが何者かによって、封印が解かれ、光の国を壊滅させた事件は記憶に新しいです!」

 

ゼロ「その後、特訓を終えた俺はベリアルを倒したに見えたが、ベリアルは別の宇宙で生きていて、カイザーベリアルとしてベリアル銀河帝国ってふざけたもんを作っていたんだ」

 

ミラーナイト「それが我々の宇宙です」

 

グレンファイヤー「俺達は別の宇宙から来たゼロと一緒にベリアル銀河帝国をぶっ倒し、俺達はウルティメイトフォースゼロを結成したんだ」

 

ゼロ「だから、俺は一夏みたいに誰かを守りたいとかいう理由でレオの弟子になったんじゃないんだよ」

 

竜馬「だが、お前は今、立派に戦ってんじゃねえかよ」

 

ゼロ「あの時、親父が俺を追放扱いにしなかったから今の俺がいる...。俺は少しでも親父のようなウルトラ戦士になるために...そして、罪滅ぼしのために戦ってる...。ただ、それだけだよ」

 

レイ「...そうか、セブンは生きていたんだな...」

 

すると、レイさんとヒュウガボスが来た。

 

ゼロ「レイにヒュウガか...。そういえば、お前達は親父に救われたんだったな」

 

レイ「ベリアルの影響で俺は暴走し、セブン達を攻撃してしまった...。そのせいでセブンは...」

 

ゼロ「そう気にするなよ。親父はお前の事を恨んでなんかいねえよ」

 

レイ「だが...」

 

ゼロ「それよりも親父が言っていたぜ?光の国を助けてくれたお前達に礼を言えなくてすまなかったってな」

 

レイ「セブンが...⁉︎」

 

ゼロ「親父は一人の戦士として、お前を認めていた...。レイオニクスであるお前は俺達、ウルトラマンの大切な仲間なんだよ」

 

レイ「...ゼロ...」

 

ゼロ「だから、アル・ワースを救う為にもまた、手を貸してもらうぜ!レイ!」

 

レイ「...」

 

真っ直ぐなゼロの顔を見て、レイさんは黙り込んだが、彼の肩をヒュウガボスが叩き、レイさんはクスリと笑った。

 

レイ「こちらの台詞だ、ゼロ!」

 

レイさんはゼロと握手をした。

 

ヒュウガ「レイオニクスとウルトラマンと地球人...。生まれた星は違えど、俺達は正義の為に戦うのなら手を取り合う事も出来るんだな」

 

零「そして、今は違う世界の俺達と異世界を守る為に戦っています。これからもよろしくお願いします!」

 

レイ「ああ!」

 

ゼロ「おう!」

 

千冬「そう言えば、前にアイアロンとダークゴーネという敵が現れたが...あれがベリアル銀河帝国なのか?」

 

ミラーナイト「ええ、ベリアルの配下のアイアロンとダークゴーネ...。かつての戦いで倒したはずなのですが...」

 

グレンファイヤー「こりゃ、ベリアルも復活していたりしてな!」

 

ミラーナイト「冗談になりそうにない冗談はやめてください。ビート・スターの事もありますし、これ以上問題を増やしたくはありません」

 

ゼロ「...そうだな」

 

すると、警報が鳴った。

 

ヒルダ「敵か⁉︎」

 

アンジュ「なんか最近タイミングがいいわね...!」

 

ルリ「機動部隊の皆さん、ダークロプスとレギオノイド部隊の接近を確認しました。すぐに出撃準備をしてください」

 

バーン「やはり、来たか!」

 

ショウ「みんな、出撃するぞ!」

 

零「ああ!」

 

俺達はすぐさま格納庫に向かう。

 

ゼロ「...」

 

グレンファイヤー「何やってんだよ、ゼロ!早く出るぞ!」

 

ゼロ「わかってる!」

 

レイ「(ゼロの感じているのか...?この異様な力を...)」

 

エメラナ「レイ様?どうかしましたか?」

 

レイ「...いや、何でもない!(何でもいい!俺とゴモラ達がみんなを守ればいいだけの話だ)」

 

俺達の後にゼロ達も出撃準備を始めた...。

 

 

 

 

 

 

第49話 正義を持たぬ力

 

 

 

 

 

俺達は出撃した。

 

ジャンボット「アイアロンとダークゴーネはいないようだな」

 

ルルーシュ「増援という可能性もありえる。全員、気を抜くな!」

 

ゼロ「てめえらが何度挑んで来ようと俺達は負けねえ!」

 

レイ「俺達もやるぞ、ゴモラ!」

 

ゴモラ「キシャァァァァン!」

 

ヒュウガ「(何か嫌な予感がする...無理はするなよ、レイ...!)」

 

俺達は戦闘を開始した...。

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 ゼロVS初戦闘〉

 

ゼロ「ベリアルを失ったお前達がこの世界で何を企んでやがる⁉︎...答えるわけねえか...だったら、アイアロンとダークゴーネをあぶり出してやるぜ!」

 

 

〈戦闘会話 ゴモラVS初戦闘〉

 

ゴモラ「グウゥゥゥッ...!」

 

レイ「(ゴモラも邪悪な力を感じて警戒しているのか...?これは早くカタをつけた方がいいな!)」

 

 

 

 

 

 

敵部隊を倒していく俺達...。

 

すると、数機のダークロプスとレギオノイドを引き連れたアイアロンとダークゴーネが現れた。

 

アイアロン「ふふふ...時は来たのだ!」

 

ダークゴーネ「まだタネを明かすのは早いですよ」

 

アイアロン「それもそうだな!」

 

カレン「やっぱり来たわね!」

 

朔哉「ちょうどいいじゃねえか!あいつらをぶっ飛ばせば、ベリアル銀河帝国って組織は潰せられるぜ!」

 

葵「敵の組織を減らせるチャンスね!」

 

アマタ「一気に行こう!」

 

ゼロ「おう!銀河の果てまでぶっ飛ばしてやるぜ!」

 

ダークゴーネ「(そうです。そう余裕ぶりなさい...。あの方が蘇ればあなた達は終わりなのですから...)」

 

俺達は戦闘を再開した...。

 

 

 

 

リョーコ「よっしゃあ!このままいけば、楽勝だな!」

 

アキト「(あまりにも弱すぎる...。これがゼロの言っていた宇宙を支配していた帝国の戦力なのか...?)」

 

アイアロン「おい、ダークゴーネ!まだなのかよ⁉︎」

 

ダークゴーネ「そろそろ頃合いですね」

 

零「何だ...?あいつら、何かを待っている...?」

 

グレンファイヤー「どうせ、新しい増援部隊を待ってんだろうぜ!」

 

ノブナガ「ここは一気にカタをつけるぞ!」

 

 

 

 

ダークゴーネとアイアロンが一向に動いて来ない...。何故だ...?

 

スザク「何故、彼等は動いて来ないんだ...?」

 

ヒデヨシ「余裕ぶりやがって、気に入らねえな...!」

 

アマリ「待ってください!何か来ます!」

 

現れたのは...ダークケロロロボ...⁉︎

 

ダークケロロ「間に合ったのか⁉︎」

 

シヴァヴァ「いや、まずいぜ、ケロロ!」

 

ドルル「危険警告」

 

ケロロ「ケロ⁉︎もう一人の吾輩!」

 

夏美「あんた達に構っている暇はないのよ!」

 

ダークケロロ「何をやっている!早く、ダークゴーネたちを倒せ!さもないと...!」

 

冬樹「どういう事なの、もう一人の軍曹⁉︎」

 

甲児「敵のお前の命令なんて受けるかよ!」

 

シヴァヴァ「状況が捉えられねえのかよ!急がないとマジでやばいんだよ!」

 

タママ「こんのぉ〜!相変わらず気に入らないやつです〜!」

 

ギロロ「何がヤバイと言うのだ⁉︎」

 

ドルル「皇帝復活」

 

ゼロ「...何⁉︎」

 

アイアロン「てめえら、ドアクダー軍団を裏切るってか!」

 

ダークゴーネ「ですが、もう遅いです。...時間です」

 

ダークゴーネは謎の力を取り出し、闇を解き放った。

 

エイサップ「な、何だ⁉︎この禍々しい力は...!」

 

チャム「これ...怖いよ...!」

 

龍王丸「あれは...もしや...!」

 

ワタル「どうしたの、龍王丸⁉︎」

 

龍王丸「これは闇の力なのか...⁉︎」

 

クラマ「闇の力だと⁉︎」

 

幻龍斎「ドアクダーが持っているという力の事ウラ!」

 

シバラク「それを何故、奴等が...!」

 

カズミ「待って、あれは...!」

 

闇が空間の裂け目を作り出し、そこから闇が無数現れ、裂け目が消えると同時に闇は一つとなり、あるものを作り出した...。

 

ダークゴーネ「さあ、ウルトラマンゼロとエクスクロス!皇帝陛下の再臨である!」

 

闇が消えると、そこには黒いウルトラマンが立っていた。

 

?「ウオォォォォォォッ‼︎」

 

ドロロ「あ、あれは...もしや...!」

 

ゼロ「まさか...!」

 

ダークケロロ「間に合わなかった...のか...!」

 

?「久しぶりだな、ゼロ...。会えて嬉しいぜ。お前も俺様に会えて嬉しいだろ?」

 

ゼロ「...ベリアルッ...!」

 

べ、ベリアルって...じゃあ、あれが光の国を壊滅させた悪のウルトラマンなのか...⁉︎

 

九郎「あいつが...」

 

ノリコ「悪に堕ちたウルトラマン...」

 

シモン「ウルトラマンベリアルだってのか...⁉︎」

 

カイザーベリアル「違うな、今の俺様はカイザーベリアルだ」

 

アイアロン「陛下!」

 

ダークゴーネ「ご復活おめでとうございます、陛下」

 

カイザーベリアル「お前達も久しぶりだな、お前達のおかげでまた俺様は戻って来れたぜ...!」

 

ダークゴーネ「喜んでいただけたのなら、光栄です」

 

カイザーベリアル「さてと、ゼロ...そして、その仲間...。俺様の覇道の為の礎となってもらおうか!特に、ゼロ!てめえはぶっ倒さなきゃ気が済まねえ...!」

 

ゼロ「こっちの台詞だ、ベリアル!面倒な時に蘇りやがって...!」

 

カイザーベリアル「そう悲しい事言うなよ。何度も殺しあった仲じゃねえかよ!」

 

ゼロ「だからこそ、もうてめえと会うのはウンザリなんだよ!」

 

レイ「ベリアル...!」

 

カイザーベリアル「あん?地球のレイオニクス...てめえもいたのか」

 

レイ「...」

 

カイザーベリアル「まあいい。てめえらは俺が倒してやるよ!」

 

アンディ「簡単に俺達を倒せると思うなよ!」

 

鉄也「だが、この殺気...マジンガーZERO以上だ...!」

 

ヴィラル「舐めてかかっては確実に負けるぞ...!」

 

海道「だったら、俺達の本気をあいつにぶつけりゃいいんだよ!」

 

ゼロ「海道の言う通りだ!行くぜ、みんな!」

 

カイザーベリアル「俺様を楽しませろ、エクスクロスとやら!」

 

ゼロ「地獄に忘れてきたのなら...俺達が送り返してやるぜ!」

 

カイザーベリアル「いいぜ、来な!ゼロ‼︎」

 

シヴァヴァ「どうするんだ、ケロロ⁉︎」

 

ダークケロロ「...」

 

ケロロ「もう一人の吾輩、後で話を聞かせてもらうでありますよ!」

 

ダークケロロ「...わかっている!吾等も戦うぞ、シヴァヴァ、ドルル!」

 

シヴァヴァ「おう!」

 

ドルル「任務了解」

 

俺達は戦闘を開始した...。

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 ダークケロロVS初戦闘〉

 

ダークケロロ「もう少し吾達が早ければ、ベリアルの復活を阻止できたのかもしれないな...」

 

シヴァヴァ「過ぎちまったもんは仕方ねえよ、今はできる事をやるだけだ!」

 

ドルル「戦闘開始」

 

ダークケロロ「うむ、わかった!シヴァヴァ、ドルル!援護は任せたぞ!」

 

 

 

 

〈戦闘会話 ゼロVSダークゴーネorアイアロン〉

 

ゼロ「てめえ等はベリアルを蘇らせる為に動いていたって訳か...!」

 

アイアロン「今頃、気がついても遅いんだよ!」

 

ダークゴーネ「これから私達はベリアル陛下と共に全ての宇宙を支配します」

 

ゼロ「そんな事させるかよ!ベリアルごとてめえ等をもう一度倒してやる!」

 

 

〈戦闘会話 ミラーナイトVSアイアロン〉

 

ミラーナイト「全く...面倒な事をしてくれましたね...!」

 

アイアロン「陛下が復活した今、お前達は終わりだ!」

 

ミラーナイト「いえ、私達は一度、ベリアルを倒しています...。だから、もう一度倒すだけです!」

 

 

 

 

アイアロン「ちいっ!やるじゃねえか!」

 

カイザーベリアル「アイアロン、今日の所は下がれ」

 

アイアロン「わかりました、陛下!」

 

アイアロンは撤退した...。

 

ミラーナイト「彼の背中の装甲の強度が増していますね...!」

 

ゼロ「簡単には破れねえって事か...!」

 

 

 

 

〈戦闘会話 ジャンボットVSダークゴーネ〉

 

ジャンボット「我々はまんまとお前達の策にハマってしまったという事か...!」

 

ダークゴーネ「滑稽でしたよ、あなた方が余裕の表情でダークロプスやレギオノイドを倒していた姿が...」

 

ジャンボット「失態はお前達を倒し、挽回させる!行くぞ!」

 

ダークゴーネ「そう簡単にいきますかね?」

 

 

 

 

 

ジャンボットはジャンナックルでダークゴーネにダメージを与えた。

 

ダークゴーネ「ふむ、今日やるべき事は終えました」

 

カイザーベリアル「ダークゴーネ、俺様を蘇らせた事に免じて此処は退かせてやるよ」

 

ダークゴーネ「ありがたき幸せ、エクスクロスの方々、またの再会を望みます」

 

ダークゴーネは撤退した。

 

ジャンボット「ビート・スターも厄介だが、奴も厄介だな...」

 

ゼロ「それでも、俺達は負けるわけにはいかねえんだ、ジャンボット」

 

ジャンボット「わかっている」

 

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 ゼロVSカイザーベリアル〉

 

カイザーベリアル「フハハハハッ!楽しいな、ゼロ!」

 

ゼロ「こっちはドン引きなんだよ!」

 

カイザーベリアル「いいぜ、前回とは違う俺様の力を見せてやる!」

 

ゼロ「俺だって前の俺とは違うんだよ!」

 

 

〈戦闘会話 グレンファイヤーVSカイザーベリアル〉

 

グレンファイヤー「大将自ら出てくるなら話は早いぜ!」

 

カイザーベリアル「俺様は暑苦しい奴は嫌いなんだ。消えろ、炎野郎!」

 

グレンファイヤー「何お⁉︎嫌いなら、もっと俺の炎を浴びせてやるぜ!」

 

 

〈戦闘会話 ミラーナイトVSカイザーベリアル〉

 

カイザーベリアル「ミラーナイト、もう一度俺様の元で働いてみる気はないか?」

 

ミラーナイト「ふざけるな、ベリアル...!私はウルティメイトフォースゼロ...そして、エクスクロスのミラーナイトです。お前の仲間になど二度とならない!」

 

カイザーベリアル「そいつは残念だぜ、なら、他の奴と一緒に死ね!」

 

 

〈戦闘会話 ジャンボットVSカイザーベリアル〉

 

カイザーベリアル「機械ごときが俺様の邪魔をするんじゃねえよ!」

 

ジャンボット「悪いが邪魔をするのが得意でな...。特にお前に対しては!」

 

 

〈戦闘会話 ゴモラVSカイザーベリアル〉

 

レイ「ベリアル!地球のレイオニクスとして、お前を倒す!」

 

カイザーベリアル「俺様の邪魔をすんじゃねえよ、レイオニクスの恥晒しが!」

 

レイ「俺はレイオニクスの血には負けない!」

 

カイザーベリアル「果たしてそうかな?ならば俺様が試してやるよ!」

 

 

〈戦闘会話 零VSカイザーベリアル〉

 

カイザーベリアル「あん...?お前...どちらかと言うと俺様側の奴だな」

 

零「俺様側...?勝手に俺を悪サイドに決めつけるなよ!」

 

カイザーベリアル「...成る程な。だが、お前は他の奴とは違う...それだけはわかるな」

 

零「(こいつ...俺の何を感じたってんだ...⁉︎)」

 

 

〈戦闘会話 アマリVSカイザーベリアル〉

 

ホープス「マスター、正直のところ、後退をオススメします」

 

カイザーベリアル「そっちのオウムの方がわかってんじゃねえか、俺様の力を!まあ、てめえの破壊の力も見込みがあるぜ」

 

アマリ「私のドグマを感じ取ったの...?」

 

カイザーベリアル「それを見込んでてめえだけは見逃してやってもいいぜ?」

 

アマリ「それでも逃げません!私の旅を続けるためにも...零君と一緒に入るためにも!」

 

 

〈戦闘会話 ケロロVSカイザーベリアル〉

 

カイザーベリアル「フン、ケロン人か」

 

ケロロ「ベリアル...本当に蘇ったのでありますな!」

 

ギロロ「今まで見てきたどの様な奴よりも凄まじい殺気だ...!」

 

ドロロ「これは...気を緩ませればこちらが負けるでござる...!」

 

クルル「クーックク!今回ばかりはヤバイかもな」

 

ケロロ「それでも負けるわけにはいかないであります!」

 

カイザーベリアル「カエルごとき...俺様の敵じゃねえ!」

 

タママ「このぉっ!余裕そうな面して腹がたつです!」

 

ケロロ「ベリアル!ウルトラマンに変わり、ケロロ小隊が相手をするであります!」

 

 

〈戦闘会話 ダークケロロVSカイザーベリアル〉

 

カイザーベリアル「俺様の復活を阻止しようとしたが無駄だったようだな」

 

ダークケロロ「だが、ケジメはつける...。貴様を倒して!」

 

カイザーベリアル「ケロン人のコピーごときが意気がってんじゃねえ!捻り潰してやる!」

 

 

〈戦闘会話 しんのすけVSカイザーベリアル〉

 

ひろし「これが悪いウルトラマン...!」

 

カイザーベリアル「地球人が...怪我じゃすまないぜ?」

 

シロ「ワン!」

 

みさえ「舐めないでよ!」

 

カンタム「僕達はお前には屈しない!」

 

カイザーベリアル「俺様は今、家族を使っての計画も考えている...お前達でそれを学ばせてもらうぜ!」

 

ひろし「俺達から得られるものなんてねえよ!」

 

みさえ「悪さしかしないあなたなんかじゃね!」

 

カイザーベリアル「こいつら...調子に乗ってんじゃねえぞ!」

 

しんのすけ「オラ達は負けない!行くゾ、シリリの父ちゃんと似た声のウルトラマン!」

 

カイザーベリアル「俺様をナースパディ星の奴らと一緒にすんじゃねえ!」

 

 

〈戦闘会話 ノリコVSカイザーベリアル〉

 

カズミ「ノリコ、特撮好きのあなたから見て、彼はどう?」

 

ノリコ「許せないわ、お姉様!戦う力を持っていながら悪の道へ進んだ、悪の戦士は!」

 

カイザーベリアル「メンドくせえ!てめえになんか許されようとは思ってねえんだよ!」

 

 

〈戦闘会話 ヒーローマンVSカイザーベリアル〉

 

カイザーベリアル「ほう...小僧、面白いオモチャを持ってんじゃねえか」

 

ジョーイ「ヒーローマンの事を言っているの...?」

 

ヒーローマン「...!」

 

ジョーイ「ヒーローマンが警戒している...でも、僕達は負けない!」

 

 

〈戦闘会話 ウィルVSカイザーベリアル〉

 

カイザーベリアル「その姿...てめえ、スクラッグか...。どうだ?お前も俺様と共に全世界を支配する気はないか?」

 

ウィル「ふざけるな...。俺はお前のような奴が一番嫌いなんでな!」

 

カイザーベリアル「そうか...ならば死ね!虫野郎!」

 

 

 

 

 

何て強さだよ、ベリアルの奴...!

 

ゼロ「ベリアルの野郎...!確かに前よりも強くなってやがる...!」

 

カイザーベリアル「この程度かよ、エクスクロス!」

 

レイ「まだだ!ゴモラ、リトラ!」

 

レイさんはゴモラとリトラも出し、ベリアルに向けて、攻撃するが...。

 

カイザーベリアル「邪魔だ!」

 

向かってきたゴモラを蹴り飛ばし、空から攻撃を仕掛けたリトラを一撃で地面に叩きつけた。

 

レイ「ぐっ...!リトラ...戻れ!」

 

リトラのダメージを見たレイさんはリトラをネオバトルナイザーに戻した。

 

ベリアルは倒れるゴモラを無理矢理立たせて、何度もダメージを与えていく。

 

ゴモラのダメージがレイさんにもフィードバックしていき、レイさんもダメージを負う。

 

カイザーベリアル「吹っ飛べ!」

 

ゴモラ「キシャァァァァッ!」

 

レイ「ぐあぁぁっ!」

 

アスナ「レイさん!」

 

エンネア「このままじゃ、マズイよ!」

 

ゼロ「やめろ、ベリアル!」

 

カイザーベリアル「やめねえよ。俺はただ同志の恥を消そうとしているだけだ」

 

レイ「っ...!まだだ...!勝った気でいるなよ...ベリアル!」

 

カイザーベリアル「フン、正義の心を持っていたとしてもやはり、お前はレイオニクスか」

 

レイ「俺は負けない...!大切な仲間を守る為に...!」

 

カイザーベリアル「大切な仲間...か...。だったら、その大切な仲間とやらを自分の手で壊させてやるぜ!」

 

レイ「何...⁉︎」

 

ベリアルは闇を纏わせた右手でレイさんを叩き飛ばした。

 

レイ「ぐあぁぁっ!」

 

九郎「レイ!」

 

レイ「ぐっ...あぁ...!」

 

何だ...?レイさんの周りに闇が...!

 

レイ「な、何だ...これは...⁉︎ぐあぁぁぁっ!」

 

闇がレイさんの中へと入り、レイさんは苦しみ始めた。

 

すると、レイさんの姿が変わるがすぐに黄色い目が赤く染まり、レイさんの身体から大量の闇が放出された。

 

レイモン(バーストモード)「グガァァァァァァッ‼︎」

 

レイさんの姿が赤くなり、ゴモラの姿も赤くなった。

 

ゴモラ(レイオニックバースト)「キシャァァァァン!」

 

ショウ「レイ...」

 

くらら「何なの、あの姿⁉︎」

 

カイザーベリアル「うまくいったか...」

 

ナオミ「レイさんに何をしたの⁉︎」

 

ミラーナイト「まさか、お前はまた...!」

 

カイザーベリアル「察しがいいな、ミラーナイト。そうだ、奴に闇の力を流し込んでやった...。奴は今、レイオニクスの闘争本能のままに暴走するだけの存在となった」

 

暴走だと...⁉︎

 

レイモン(バーストモード)「イケェェェェッ‼︎」

 

ゴモラ(レイオニックバースト)「グガァァァァァァッ‼︎」

 

赤くなったゴモラが俺達に向かってくる...ゴモラまで敵になっているのかよ...!

 

ゼシカ「ゴモラが来るよ!」

 

ヒルダ「どうすんだよ、これ⁉︎」

 

ヒュウガ「みんな、ゴモラを頼む!俺はレイの目を覚まさせる!」

 

一夏「そんな事出来るんですか⁉︎」

 

ヒュウガ「前にも一度、こうやってレイを助けた...。今回もそうするまでだ!」

 

千冬「わかりました、よろしくお願いします!ヒュウガ船長!」

 

ルルーシュ「各機はレイが元に戻るまでゴモラを食い止めるぞ!」

 

ゼロ「待ってろよ、レイ、ゴモラ!絶対に助けてやるからな!」

 

ヒュウガボスは暴走するレイさんの元へ走り、俺達も戦闘を再開した...。

 

 

 

〈戦闘会話 零VSゴモラ(レイオニックバースト)〉

 

零「レイさん、あなたは俺が暴走した時も止めてくれた...。今度は俺の番です!必ず助け出します!」

 

 

〈戦闘会話 ゼロVSゴモラ(レイオニックバースト)〉

 

ゼロ「戻って来い、レイ、ゴモラ!お前は俺達の大切な仲間だ!レイオニクスの血になんか負けんじゃねえ!」

 

 

 

 

 

つ、強過ぎる...!ゴモラって敵に回すとこんなにも強かったのか...⁉︎

 

レイモン(バーストモード)「ウオォォォォォォッ!」

 

ゴモラ(レイオニックバースト)「キシャァァァァッ!」

 

鈴「は、反則でしょ、この強さ...!」

 

セシリア「ですが、ゴモラさんも苦しんでいるように思えますわ」

 

ラウラ「だが、助けようにもあの様な強さでは...」

 

ゼロ「まだなのかよ、ヒュウガ!」

 

ヒュウガボスは暴走したレイさんの所まで着き、飛び掛った。

 

ヒュウガ「何をしているんだ、レイ!目を覚ませ!」

 

レイモン(バーストモード)「がァァァァァッ!」

 

しかし、ヒュウガボスを離したレイさんはヒュウガボスを何度も殴り、蹴り飛ばした。

 

ヒュウガ「ぐはっ...!」

 

リチャード「ヒュウガ船長!」

 

ヒュウガ「ぐっ...ぬあぁぁぁぁぁっ‼︎」

 

声をあげたヒュウガ船長は立ち上がったと同時に走り出し、レイさんにドロップキックを決めた。

 

レイモン(バーストモード)「グアッ!」

 

レイさんは吹き飛ばされ、地面に転がると同時にゴモラもネオバトルナイザーに戻された...。

 

アマタ「ゴモラが...」

 

ウェスト「どうやら、限界のようである!」

 

レイモン(バーストモード)「グウゥゥゥッ...!」

 

カイザーベリアル「ちっ...ここまでか...。おい、レイモン...。此処は退け」

 

レイモン(バーストモード)「!」

 

ヒュウガ「待つんだ、レイ!」

 

レイモン(バーストモード)「グオォォォォッ!」

 

ヒュウガ「ぐあっ⁉︎」

 

退こうとしたレイさんを捕らえようと動き出したヒュウガボスだったが、レイさんに蹴り飛ばされ、レイさんは凄まじい跳躍力でこの場を飛び去ってしまった。

 

カイザーベリアル「なかなか楽しい見世物だったぜ、エクスクロス」

 

ゼロ「ベリアル!」

 

カイザーベリアル「そう熱くなるなよ、ゼロ...。まだ時間はたっぷりある。決着ら次の機会だ」

 

ゼロ「待ちやがれ!」

 

しかし、カイザーベリアルは消えてしまった...。

 

何とか生き残ったけど、レイさんが...。

 

ハーリー「戦闘は終わりました...」

 

エイサップ「レイさん...」

 

ゼロ「...」

 

ヒュウガ「...」

 

零「話してもらいますよ、ヒュウガボス、レイさん...レイさんのあの姿の事を...」

 

ヒュウガ「わかった...」

 

冬樹「軍曹...」

 

ダークケロロ「わかっている、吾達もそちらの艦に行く」

 

俺達はそれぞれの艦へ戻り、ナデシコCの格納庫に集まった...。

 

ロロ「あれがレイさんの...レイブラッド星人としての姿...⁉︎」

 

ルルーシュ「ベリアルはあの姿をレイモンと呼んでいた...」

 

ノブナガ「だが、あの状態は何だ?ゴモラの強さも今までの比でもなかった」

 

ゼロ「レイのレイオニクスとしての闘争本能が発動した状態...バーストモードだ。ゴモラもレイオニックバーストという状態になり、レイは...レイオニクスの本能のままに暴れる...」

 

シャーリー「それが...バーストモード...」

 

トオル「何とか助けられないんですか⁉︎」

 

ヒュウガ「助けられる」

 

ラウラ「ヒュウガ船長...」

 

ヒュウガ「レイは必ず俺が目を覚まさせる...?絶対にだ!」

 

ヒュウガ船長の目は本気だ...。

 

ネモ船長「わかりました、できるだけ他の敵は我々が引き受けます」

 

ヒュウガ「ありがとう...ございます...!」

 

ケロロ「もう一人の吾輩...。お前達はベリアルの復活を阻止しようとしたのでありますな?」

 

ダークケロロ「ああ。アル・ワースに転移してきた吾達はドアクダーとベリアル銀河帝国が手を結んでいる事を知った」

 

シヴァヴァ「それで俺っち達はベリアルの復活を阻止しようとドアクダー軍団の一員となり、奴等の出方を伺っていたんだよ」

 

ギロロ「では、俺達と敵対したのも...」

 

ダークケロロ「敵を欺くためだ」

 

ドルル「否、任務失敗」

 

冬樹「ごめんね、軍曹...。僕達がもっと早く気づいていれば...」

 

ダークケロロ「いや、吾達ももっと早くお前達に教えていればこんな事にはならなかった...すまない」

 

ケロロ「お互い様でありますよ、吾輩!」

 

ダークケロロ「そのケジメとして...俺達もエクスクロスに入ろうと思う...」

 

ケロロ「本気でありますな?」

 

ダークケロロ「ああ」

 

ケロロ「ならば、吾輩からはもう何も言わないであります。どうですかな、ネモ船長」

 

ネモ船長「いいだろう。君達も仲間として迎えよう」

 

ダークケロロ「感謝する」

 

冬樹「良かったね、軍曹!」

 

ダークケロロ「冬樹、軍曹はお前の友の名だ...。そうなるとややこしい」

 

冬樹「じゃあ...大軍曹!」

 

ダークケロロ「な、何気に過去をぶり返すような名前だが...悪い気は無い」

 

ゼロ「よろしくな、黒いケロロ!」

 

ダークケロロ「ああ」

 

シヴァヴァ「って事だ、よろしくな、お前ら!」

 

タママ「うぬ〜!腹がたつけど前よりかは立たないです〜!」

 

ヒデヨシ「おうよ、シヴァヴァ!」

 

ギロロ「まさか、お前とともに戦う事になるとはな」

 

ドルル「同感」

 

號「とにかく、早く別働隊と合流した方が良さそうだ」

 

ルリ「こちらも大変ですが、向こうも大分状況に進行があったみたいです」

 

竜馬「というと?」

 

ルリ「まず...レガリア・ギアを用いていたヨハンという少年を撃破したそうです」

 

カレン「ユイ達、やったんだね!」

 

ルルーシュ「だが、いい話ばかりではないらしい」

 

九郎「悪い事も起きたのか⁉︎」

 

ルルーシュ「ああ。どうやら、戦闘の最中...グラハム少佐が敵の攻撃を受け、ブレイヴは大破...グラハム少佐も意識不明らしい」

 

アーニー「グラハム少佐が...⁉︎」

 

いったい...みんなに何があったんだ...⁉︎

 




ー中断メッセージ

〈ベリアル陛下の言葉〉

カイザーベリアル「つまらねえ...もうゲームをやめちまうのかよ。まあ、でも、折角の俺様との戦いの最中に倒れられても困るからな。ゆっくり休んだら、俺様をまた楽しませろ!」

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