第44話です!
ただ一つ...あいつは狂っている!笑
それではどうぞ!
第44話 胸の中の嵐
ービゾン・ジェラフィルだ。
俺はゾギリア艦内でマルガレタ特務武官と話をしていた。
ビゾン「何故、捜索隊を派遣しないのです⁉︎」
マルガレタ「落ち着きない、ジェラフィル中尉。この嵐の中を下手に動けば、二重遭難になるだけです」
ビゾン「しかし...!」
すると、アルフリード中佐が来た。
アルフリード「そこまでだ、ビゾン」
ビゾン「中佐もヒナを見捨てるというのですか...⁉︎」
アルフリード「確かにマルガレタ特務武官のおっしゃる通り、この状況で捜索隊を派遣するのは危険だろう」
ヴィクトル「だが、それは並みの連中の話だ」
この人は...!
ビゾン「ヴィクトル・リャザン少佐...」
ヴィクトル「久しぶりだな、ビゾン...。いや...いくら自宅が隣同士の縁とはいえ、今はジェラフィル中尉と呼ぶべきかな」
マルガレタ「ヴィクトル・リャザン少佐...。貴官等の着任は明日のはずだが」
レイ[Destiny]「この一帯が嵐になるって聞いたので早めに到着しました」
マルガレタ「貴官は?」
レイ[Destiny]「レイ・ザ・バレルです。貴方達とは別の世界から来た、異界人と呼ばれるものです」
アルフリード「君もミスルギの軍門に下ったのかな?」
レイ[Destiny]「...はい、そうです」
ヴィクトル「レイは優秀ですよ...。何でもあのガンダムとか呼ばれる機動兵器のパイロットなのですから」
ビゾン「ガンダム...⁉︎」
レイ[Destiny]「そうだが、どうした?」
ビゾン「...ガンダムにはいい思いがない」
レイ[Destiny]「そうか...」
ヴィクトル「それにしてもまはか娘が...ヒナが行方不明になっているとは思いませんでしたよ」
アルフリード「どうでしょう、特務武官殿?リャザン少佐にヒナ・リャザン少尉の捜索隊を率いてもらうのは」
マルガレタ「しかし、少佐には親衛師団との合同で仕掛ける重要な作戦に参加してもらう手はずで...」
ヴィクトル「申し訳ありません、特務武官殿。ここは一軍人としてではなく、人の親として娘の捜索に行かせてください」
マルガレタ「しかし...」
レイ[Destiny]「私からもお願いします、マルガレタ特務武官殿...」
ヴィクトル「レイ...」
マルガレタ「...人員は最低限しか認められません」
アルフリード「ありがとうございます、特務武官殿」
ヴィクトル「そうと決まれば、すぐに出発だ...。ありがとうな、レイ」
レイ[Destiny]「いえ、ヴィクトル少佐には俺も迷惑をかけたので...」
ヴィクトル「迷惑など思っていないぞ。同じ異界人同士だ。助け合っていこうじゃないか」
レイ[Destiny]「了解」
ビゾン「少佐、俺も参加させてください」
ヴィクトル「...いいだろう、ビゾン。お前には今日までヒナのお守りを押しつけてきたからな。悪いが、最後まで面倒をみてくれ」
ビゾン「はい!よろしく頼むぞ、レイ!」
レイ[Destiny]「お互い気負い過ぎないでいこう、ビゾン」
俺はビゾンと握手をした。
ヴィクトル「まったく...張り切るのはいいが、いくつになっても手間のかかる娘だ...。見つけたら、少し説教してやらんとな」
アルフリード「(お気をつけて、リャザン少佐...。ゾギリアの未来のためにもあなたの力が必要とされているのです...)」
レイ[Destiny]「(父親、か...。ギル...もしや、あなたが俺をこの世界に来させたのですか...?シンと...再び出会うために...)」
ーファサリナです。
ミハエル「え⁉︎カロッサとメリッサが行方不明になった⁉︎」
ウー「確かなのか、ファサリナ?」
ファサリナ「はい、確かです...」
ミハエル「すぐにでも探しに行かないと!」
ファサリナ「待ってください、ミハエル君!今行っても嵐のせいであなたまで遭難してしまうわ!」
ミハエル「でも...!」
ウー「落ち着くんだ、ミハエル...。カロッサもメリッサもオリジナルセブンだ...。おそらく無事だ」
ミハエル「...はい...」
ウー「お前はあの方の準備をファサリナと共に進めてくれ...。嵐が治れば私が行く」
ファサリナ「お願いします、ウーさん」
ミハエル「(カロッサ、メリッサ...。無事でいてくれ...!)」
第44話 胸の中の嵐
時間を少し前に戻そう...。
ーシン・アスカだ。
俺と青葉ある島にいた。
青葉「!」
ヒナ「手を上げろ!抵抗すれば、撃つぞ!」
シン「青葉!」
雛...!
青葉「雛!お前も、この島に流されてきたのか⁉︎」
ヒナ「気安く人の名前を呼ぶな!お前のせいで私は...!」
すると、茂みから音が聞こえてきた。
ヒナ「誰だ⁉︎」
メリッサ「ヒッ...⁉︎」
こ、この子は...確か、ヴァンさんの敵の仲間の...!
ヒナ「子供...⁉︎」
シン「拳銃を下ろせ!その子は関係ない!」
ヒナ「お前に命令されるまでもないわ!」
ヒナという女の子は拳銃を下ろした...だが、また青葉に向けたが...。
俺は女の子に駆け寄る。
シン「大丈夫か⁉︎」
メリッサ「あ、あぁぁ...!」
そ、相当怯えられているな...!
シン「怖くないから、な?」
メリッサ「...」
ダメ、か...。
カロッサ「メリッサから、離れろ!」
突然、男の子が俺に蹴りを浴びせてきた。
シン「ぐあっ!」
青葉「シン!」
カロッサ「メリッサ、泣かす者...死、あるのみ!」
シン「何すんだよ!」
ヒナ「この子達...兄妹なの...⁉︎」
メリッサ「やめて、カロッサ!私はこの人達に何もされていないよ!」
シン「え...」
カロッサ「...わかった」
すると、足場が揺れた。
ヒナ「きゃあっ!」
青葉「下手に動くな!雨で足場がもろくなってるんだ!」
メリッサ「何、これ...⁉︎」
シン「まずい!崖が崩れるぞ!」
青葉「うわぁぁぁぁぁっ!」
ヒナ「きゃあぁぁぁっ!」
俺と兄妹の子達は何とか助かったが、青葉とヒナという子は崖が崩れ、落ちた...。
シン「青葉ぁぁぁぁっ!」
そのまま、青葉達の姿は見えなくなった...。
兎に角、俺達も屋根か何かある所を見つけて、雨宿りをしないと...!
シン「兎に角、雨を防げる所に行こう!」
カロッサ「...」
シン「君が俺を警戒するのはわかる...。でも、今は一緒に行こう!」
カロッサ「お前、同志の敵の仲間...!」
メリッサ「カロッサ、行こう...」
カロッサ「...メリッサ...。少しでも、俺達に、何かしたら...殺す」
シン「わかっているよ、さあ、行こう」
俺達は雨を防げる場所を探し始めた...。
ー新垣 零だ。
俺達はシグナスで倉光艦長と話していた。
倉光「ダメだ」
ディオ「...」
倉光「青葉君とシン君の捜索は許可できない」
ステラ「どうして⁉︎艦長は、シン達を見捨てるの⁉︎」
ルナマリア「...今探しに行っても私達も遭難するかもしれないわ...。わかって、ステラ」
ステラ「ルナマリア...わかった...」
ルナマリアのやつ...。本当は自分がいち早くシンを探しに行きたいんだろうな...。
ヤール「しかし、青葉もシンもついてねえな...。偵察に出たら、嵐の中で敵に遭って機体トラブルとはよ...」
キラ「撃墜されなわけではないなら、生命に別状はないと思いますけど...」
ジョシュア「で、でも外はまだ嵐です!早く青葉さん達を見つけないと...」
カルメン99「落ち着きなさい、ジョシュア」
倉光「だからだよ。この悪天候に加え、青葉君とシン君が撃墜したとはいえ、敵がまだ近くにいるかも知れない。この状況下でクルー達の安全を最優先に考えて下した僕の判断は間違ってるかな、リー君?」
リー「いえ...」
レーネ「各員の気持ちもわかるが、わざわざ直接、状況を説明に来られた艦長のお気持ちも理解しろ」
倉光「我々はこのまま警戒態勢を維持し、嵐をやり過ごしてから次の手を打つ。各員は、そのまま待機だ」
そう言い残し、倉光艦長とレーネ副長は歩き去った...。
ディオ「...」
ルナマリア「...」
リー「ディオ...。馬鹿なことを考えるなよ」
アスラン「ルナマリアもだ」
ルナマリア「シン達の捜索に出る事がバカな事だって言うんですか⁉︎」
ヤール「落ち着けって。艦長がああ言った以上、勝手に動けば完全に命令違反だぜ!」
ディオ「しかし...」
ウェンディ「ねえ、ヴァン...。シンさん達、無事よね?」
ヴァン「...さあな」
ウェンディ「怪我とか...してないかな?」
ヴァン「...さあな」
ウェンディ「...ヴァン!二人が心配じゃないの⁉︎」
ヴァン「あの二人がどうなろうと俺は知っちゃこっちゃねえ」
リディ「何...?」
ジュドー「そんな言い方はねえだろ!」
ヴァン「なら、俺が心配だと言えば、あいつらは帰ってくるのか?それならば、俺は何度でも心配だと言うが...」
ガドヴェド「...ヴァンの言う通りだ」
零「みんな、兎に角落ち着こうぜ。焦っても何も始まらないだろ」
ヒイロ「...感情に従って動く事は、悪い事ではない」
ディオ「ヒイロ...」
アルト「無表情、無口、無愛想のお前が言うセリフかよ!」
ヒイロ「...俺はシグナス所属の軍人ではない。誰も俺に命令する事はできない」
マーベラス「ヒイロ、お前...」
ディオ「行ってくれるのか、ヒイロ?」
ヒイロ「お前達も一緒に来い、ディオ、ルナマリア」
ルナマリア「...わかっ...」
エルヴィラ「はい、そこまで!今それを口に出しちゃうとリーも困っちゃうから」
ディオ「覚悟はできています」
エルヴィラ「ルナちゃんは兎も角、あなたは待ちなさいって、ディオ。私があなたを合法的に出撃出来るようにしてあげるから」
リー「艦長を説得するって言うのか?」
ヤール「無駄だと思うぜ。艦長...ああ見えて理詰めで来るからな」
エルヴィラ「だからこそよ。青葉君を100%発見できる方法があるならば、艦長も捜索をOKするでしょ?それにはディオとヒイロの連携が必要になるの」
アスナ「ディオとヒイロで...?」
ミシェル「これはまた想像を絶するようなカップリングだな...」
ランカ「サザンカちゃんなら、腐腐腐って、笑いそうだね...」
オズマ「頼む、ランカ。お前がサザンカの真似をしないでくれ」
ランカ「え、う、うん...」
ディオ「青葉達を見つけるために必要ならば...」
ヒイロ「それでいい、ディオ...。感情に従え」
一体...どういう作戦なんだ...?
ーシン・アスカだ。
俺達は洞窟を見つけて、中に入った...。
だが...。
メリッサ「はぁ...はぁ...!」
突然、メリッサという女の子が倒れた。
カロッサ「メリッサ⁉︎」
シン「大丈夫か⁉︎」
俺はメリッサに駆け寄ろうとしたが、彼女を守ろうとカロッサという男の子が近寄るなというように俺を睨み、メリッサに駆け寄った。
メリッサ「メリッサ、大丈夫か⁉︎」
カロッサ「頭、痛い...!」
見ると、すごい汗をかき、顔も少し赤くなっていた。
カロッサがメリッサのオデコに手を当てると、驚いた顔をする。
カロッサ「熱が...ある...!メリッサ、センを呼べ!それなら、メリッサは助かる」
メリッサ「だめ、だよ...。今の状態でセンを呼び出したら、この島、崩れちゃう...」
カロッサ「くっ...。待ってろ、メリッサ!何か、栄養のある食べ物を、見つけてくる!」
カロッサか洞窟を出ようとした為、俺が彼を止める。
カロッサ「何だ...⁉︎」
シン「...探すのなら、俺が行く。君はメリッサの側に居てくれ」
カロッサ「お前の、助けなんていらない!」
シン「メリッサの側にはお前が必要だ!だから...!」
カロッサ「うるさい!メリッサは...俺が助ける...!」
シン「...わかった。でも、俺も行くぞ。二人で探した方が効率がいい」
カロッサ「勝手に、しろ」
取り敢えず、俺とカロッサは濡れて絞ったタオルをメリッサのオデコに乗せて、俺の上着をメリッサに布団のようにかけ、俺達は食べもを探すために外に出た。
暫く、探すが何もない...。
てか、嵐が強まってないか...?
シン「っ...!カロッサ、もう危険だ、戻ろう!」
カロッサ「まだ見つけて、いない!」
シン「でも、このままじゃお前も!」
カロッサ「お前の指図、なんて...受けない...!」
しかし、雨でヌカルんだ地面に足を滑らせたカロッサは...崖から落ちそうになった。
カロッサ「う、うわあぁぁぁっ!」
シン「カロッサ!」
俺はすかさず、カロッサの手を掴み、何とか落ちる事は防げた...が...。
シン「くっ...!」
この嵐の中、食べ物を探し続けていた俺とカロッサの体力は限界を迎えていた。
そのため、手にあまり力が入らない...。
このままじゃ、カロッサが落ちる...!
カロッサ「は、離せ!お前の情けなんて、いらない!」
シン「そんなこと言ってる場合かよ!お前が死ねば、メリッサが悲しむ!」
カロッサ「っ...!で、でも...このままじゃあ、お前も...!」
シン「絶対に生きる!俺も...お前も...メリッサも!誰一人として死なせない!」
カロッサ「...シン...!」
シン「うおおおおおっ‼︎」
俺は最後の力を振り絞り、カロッサを引き上げた。
シン「はあ...はあ...さ、流石に疲れた...」
カロッサ「...なあ、どうして...敵の俺達、助ける?」
シン「...妹を助けようとしたお前が昔の俺にそっくりだったから...」
カロッサ「え...」
シン「俺にもマユって妹がいたんだ...でも...」
カロッサ「でも...?」
シン「マユは...戦争に巻き込まれて、両親と一緒に死んだんだ...」
カロッサ「!」
シン「だから、俺は...花を散らせない世界を作るために...戦っているんだ」
カロッサ「花を散らせない世界...。あ!」
シン「どうした?...あ!」
カロッサが指差した方向を向くと、一つのリンゴがあった。
カロッサ「食べ物...あった!」
シン「頑張った甲斐があったな、カロッサ!」
カロッサ「うん!シン、ありがとう」
シン「頑張ったのは俺達二人だ。俺は礼を言われる事なんてしてないよ」
俺とカロッサはリンゴを取り、メリッサの待つ洞窟に戻ってきた。
メリッサ「シ、ン...カロ、ッサ...」
カロッサ「メリッサ、リンゴ、食べろ」
メリッサ「う、うん...」
メリッサはゆっくりと立ち上がり、リンゴを食べた...。
メリッサ「美味しい...」
カロッサ「見つけられたの、シンのおかげ」
シン「やめてくれよ、カロッサ。俺とお前で見つけたんだから!」
カロッサ「ありがとう、シン、カロッサ」
カロッサの笑顔が一瞬マユにも見えたが...。
俺は外を見ると、嵐が収まったみたいだ。
シン「嵐も収まったみたいだな。よし、青葉達を探さないと!」
カロッサ「俺も、行く...!」
メリッサ「私も!」
シン「え、でもメリッサは...」
メリッサ「シン達が取ってきてくれたリンゴで元気が出た!」
シン「無理はするなよ、カロッサ...メリッサを頼むな」
カロッサ「言われるまでも、ない」
俺達は青葉達を探す為に洞窟を後にした...。
ー渡瀬 青葉だ。
俺達は崖が崩れた後、洞窟の中にいた。
ヒナ「!」
青葉「よかった!気がついたか!」
ヒナ「この格好は...」
青葉「ま、待て!何もしてないよ!俺達、崖崩れに巻き込まれて気絶したお前をここまで運んで...」
ヒナ「黙れ!お前を捕虜にして、私の身の潔白を証明してやる!」
青葉「ちょっと待てよ!お前...生命の恩人にそういう態度を取るのかよ!」
ヒナ「私は軍人だ!敵に対しての当然の行動だ!」
青葉「そっちはそうかも知れねえが、俺は軍人じゃねえ!」
ヒナ「何故、そうな男が連合の新型に乗っている?」
青葉「...お前が連れてきたからだよ」
ヒナ「は?」
青葉「学校で突然ヴァリアンサーに襲われてそれをお前が助けてくれたんじゃないか。それでディオが待ってるとか言って、俺を70年後の世界に送り込んだんだろ?」
ヒナ「こんな妄想に取り憑かれた男が新型機のパイロットとはな...。連合は相当、人材不足らしいな」
青葉「...覚えてないのか、雛?」
ヒナ「気安く私の名前を呼ぶな!そもそも何故お前が私の名前を知っている⁉︎」
青葉「だから、お前は俺のクラスメイトで弓原 雛っていって...ヴァリアンサーに襲われた時、お前が助けて...」
ヒナ「もういい!クラスメイト⁉︎助けた⁉︎訳のわからない事ばかり並べて!」
青葉「雛...」
ヒナ「これだけは言っておく!お前の言うヒナが、たとえどれだけ私に似ていたとしても、それは私じゃない!私の父はゾギリア軍第101独立偵察旅団所属の少佐、ヴィクトル・リャザン!私は10歳で第11幼年士官学校に入学し、卒業後、リペツク基地を経て、第501機動中隊所属となった!お前と接触する事など不可能だ!」
青葉「...そうか...」
ヒナ「え...」
青葉「よくわからねえけど、話の辻褄が合わねえんだから、お前は俺の探している雛じゃないのかもな...。でもさ...雛を見つけるための手がかりはやっぱり、お前しかいないと思うんだ...」
ヒナ「その雛というのは...」
青葉「雛とは同じクラスだったけど、ほとんど喋った事がなかったんだ...。助けてもらった時が初めてぐらいで...。ほんと、どんな女の子かも、何が好きなのかも知らなくて...。会えたら、色んな事を聞こうと思ってた...。どうして俺を助けたのか、とか、どうやったら元の時代に帰れるか、とか...。なのに、やっと会えたと思ったら、別人とか言われて...だったら、あいつはどこに行ったんだ...。やっぱり、もう元の時代には戻れないのか...」
ヒナ「...」
青葉「どうした?俺を捕虜にするのはやめたのか?」
ヒナ「...お前を尋問しても無意味らしいからな...。当面は、この状況をなんとかする事を優先する」
青葉「そいつは助かった。なあ、洞窟の外に出てみようぜ。嵐も収まったみたいだし」
ヒナ「ああ...」
俺と雛は洞窟の外に出た。
青葉「よっし!嵐は完全に去ったみたいだな!」
ヒナ「こんな夜も星は綺麗なのね...」
青葉「さてと、まずはシンを探さないと...」
シン「おーい、青葉ぁーっ!」
声が聞こえ、声の方を向くと手を振り、兄妹の子と一緒に歩いてくるシンの姿があった。
青葉「シン!無事だったのか!」
シン「当たり前だろ!」
拳をぶつけ合う俺とシンを見て、男の子は警戒したが、すぐにシンの顔を見て、クスリと笑う。
ヒナ「あなた達も無事だったのね、よかった」
メリッサ「あ、あの...怪我、してない?」
ヒナ「心配してくれてありがとう。私は何ともないわ」
メリッサ「よかった」
青葉「さて...これからどうする?俺の機体は通信機がやられちまってるけど」
ヒナ「こちらも同じような状況よ」
シン「俺のディスティニーもだ...」
青葉「こうなると救助が来るまでここで待つしかねえか...。まさか異世界の無人島でサバイバルをやる事になるとはな...。ま、一人きりじゃないだけ、マシか...」
ヒナ「勝手に私を仲間にしないで」
青葉「こういう時には助け合いだ。俺のいるエクスクロスは色んな立場の人間が協力しあっている」
ヒナ「それは私達も同じよ」
青葉「ミスルギのやり方に従うのが正しい事だと考えているのか?」
ヒナ「それは...。私にとってゾギリアは祖国だから。たとえ、変わってしまっても...」
青葉「ゾギリアが変わった...?」
すると、ディオとルナマリアが来た。
ディオ「青葉!」
ルナマリア「シン!」
青葉「ディオ!」
シン「ルナ!それにステラまで!」
青葉「何だよ、お前等!嵐の中を助けに来てくれたのか!」
ディオ「...仕方なくだ」
ヒイロ「そういう事にしておいてやる」
シン「ヒイロまでいるなんてな。こいつは珍しいカップリングだ」
青葉「しかし、あの嵐の中、手がかりもないのに、よく俺達を見つけられたな」
ヒイロ「ゼロシステムの未来予測とカップリングシステムをリンクさせた結果だ」
シン「未来予測...?ウイングゼロにはそんな力もあるのか...」
ディオ「カップリング可能性領域を広げれば、バディ機の位置の感知も出来る...。ゼロシステムで範囲を絞り込み、その指示に従って、俺の脳波をアクティブソナーのように使ったんだ」
青葉「へえ...よくわからねけけど、すごいもんだな」
ルナマリア「そっちの三人は?」
シン「俺達と同じく戦闘中のトラブルで漂流したんだ」
ヒナ「...」
カロッサ「...」
青葉「安心しろ。手荒な真似はする気はねえから」
シン「大丈夫だ、カロッサ。みんなもいい奴だから」
カロッサ「...シンがそう言う、なら...」
ヒナ「敵を前にして甘いな...。それでは軍人失格だ」
青葉「言ったろ?俺は軍人じゃねえって」
ディオ「このゾギリア兵...。青葉の追っていた雛という女か」
青葉「ああ...。だが、名前も顔も一緒だけど、俺の知っている雛とは別人らしいんだ」
ルナマリア「そっちの子達はヴァンさんが探しているかぎ爪の男の人の仲間じゃなかったっけ?」
シン「大丈夫だよ、ルナ。カロッサ達は何も悪くない」
カロッサ「シン...」
ステラ「私、ステラ!よろしくね!」
メリッサ「メリッサ...よろしく」
ステラちゃんとメリッサちゃんは笑いあっている...。
それを見て、シンとカロッサも笑っている。
ヒイロ「この者達をどうするつもりだ、青葉、シン?」
シン「...俺もこの二人を捕虜にするつもりはない」
ルナマリア「シン...」
シン「だから、みんなが来る前に二人は元の所に帰るんだ」
メリッサ「そうしたら...シンやステラと戦うことに...」
カロッサ「...」
青葉「俺は軍人じゃねえんだ。捕虜にするとか、そういうのは考えない」
ヒナ「甘い男だな、お前は」
青葉「...かもな。でも、そうするのがいいと思ったんだ」
ヒナ「青葉とか言ったな...。ちゃんと名前を聞かせてくれ」
青葉「渡瀬 青葉だ。あらためて、よろしくな」
俺はヒナと握手をしようとしたその時だった。
銃声が聞こえて来た。
青葉「撃ってきた⁉︎」
ヴィクトル「伏せろ、ヒナ!」
ヒナ「お父様!」
ディオ「ゾギリアも、この島に来ていたのか!」
ウー「それだけではないぞ!」
カロッサ「ウー...!」
シン「こいつ...かぎ爪の仲間か!」
ウー「迎えに来たぞ、カロッサ、メリッサ...。ミハエルも心配していた」
メリッサ「ミハエルが...!」
カロッサ「...あいつに、心配されたくない...!」
ヒイロ「お前達は退け。ここは俺が食い止める」
シン「俺も残るぞ、ヒイロ!」
ヒイロ「好きにしろ」
カロッサ「シン...!」
シン「カロッサ、メリッサ...。お別れだ。短い時間だったけど、一緒にいれて楽しかった」
メリッサ「...」
ビゾン「ヒイロ・ユイ!シン・アスカ!貴様達もいたか!」
ヒイロ「ビゾン・ジェラフィル...!」
シン「お前もいたのかよ...!」
何だ...⁉︎あいつ...どこかで会った事があるような...。
ビゾン「貴様!ヒナから離れろ‼︎」
ビゾンって奴は俺を蹴り飛ばして来た。
青葉「くそっ!やりやがったな!」
ディオ「離れろ、青葉!ここは退くぞ!」
ステラ「シン...!」
ルナマリア「私達も行きましょう、ステラ!」
ビゾン「青葉だと⁉︎貴様がヒナに付きまとっていた連合の兵士か!」
青葉「だから、どうした⁉︎」
ヒナ「ヒナは...俺が守る‼︎」
青葉「うるせえ!勝手に一人で盛り上がってんじゃねえよ!」
ディオ「退け、青葉!ヴァリアンサーが来るぞ!」
青葉「あれは...⁉︎」
う、嘘だろ...⁉︎
青葉「ルクシオンが奪われた⁉︎」
ビゾン「親衛師団...!我々の並行して動いていたというのか⁉︎」
ヴィクトル「信じられん...!野戦のプロである俺達だからこそ、ヒナを発見できたというのに...!」
ウー「どうやら、逆手に取られたようだな...!」
親衛師団兵「マルガレタ特務武官...。指示通り、カップリング機の片割れを発見し、捕獲しました」
マルガレタ「ご苦労...。(行政局局長からの厳命...カップリング機の捕獲は何とか達成できた...。しかし、わからない...。何故、このタイミングで急に捕獲命令が出たんだ...)」
親衛師団兵「あの島にはカップリング機のパイロットもいるようですが...」
マルガレタ「(行政局局長エフゲニー・ケダール...。ゾギリアを変革する男...。私は...正直言って、彼が...恐ろしい...)」
親衛師団兵「ちいっ!このチャンスを逃すわけにはいかない!攻撃を開始しろ!」
親衛師団兵2「しかし、あそこには国防軍の人間とオリジナルセブンの人間もいます...!」
親衛師団兵「構わん!我々の背後には行政局局長がいるのだ!」
こ、攻撃して来た...⁉︎
ウー「くっ...親衛師団め...!カロッサ、メリッサ。一度退くぞ!」
メリッサ「で、でも...!」
カロッサ「...行こう、メリッサ」
メリッサ「カロッサ⁉︎」
カロッサ「シンは...俺達の、敵...!倒すべき、敵...!」
シン「(さようなら、カロッサ、メリッサ...)」
ウーという男に連れられて、カロッサとメリッサもこの場を走り去った...。
ヴィクトル「ぐっ!」
ビゾン「無事か、ヒナ⁉︎」
ヒナ「お父様が!」
ビゾン「離れるぞ!ここにいては俺達も巻き添えを食らう!」
ヒナ「お父様は私につかまってください!」
ヴィクトル「ヒナ...」
ヒナ「しゃべらないで!出血がひどくなります!」
青葉「俺のルクシオンが...!」
ディオ「今はこの場を離れるのが先だ!急げ、青葉!」
ヒイロ「エクスクロスも来た」
メガファウナ、シグナス、プトレマイオス、ハンマーヘッド、マクロス・クォーターが現れた...。
ー新垣 零だ。
ややこしい状況になってんな、これは...!
アネッサ「ルクシオン、ゾギリアに鹵獲されているようです!」
まゆか「なお、青葉さんは機体に搭乗していません!」
エルヴィラ「あの嵐の中...ゼロシステムとカップリングを持っているこちらよりゾギリアの動きが早いなんて...」
倉光「すぐに各機を発進させるんだ」
俺達は出撃した...。
シン達も戻って来て、出撃した。
まゆか「青葉さん達を収容し、シンさん、ルナさん、ステラさんは出撃しました!」
アネッサ「ディオとヒイロは、こちらに合流!敵機も来ます!」
現れたのは...トワサンガの部隊とザンギャックの部隊だった。
ロックパイ「加勢するぞ、ゾギリア軍!」
ベルリ「トワサンガが来たか!」
ゴーカイイエロー「あの機体...インサーンもいるわね!」
インサーン「今日こそはお前達を倒す、宇宙海賊!」
親衛師団兵「マルガレタ特務武官!指示を!」
マルガレタ「(あまりにも早い仕掛け...。どうなっているんだ、これは...?まるで全てが定められた筋書きに従っているかのようだ...)」
親衛師団兵「マルガレタ特務武官!」
マルガレタ「鹵獲したカップリング機を後方へ移送...!残りは私と共にエクスクロスを叩く!」
ルクシオンが連れていかれちまった...!
リオン「ルクシオンが奪われた!」
トビア「じゃあブラディオンもカップリングが出来ないのか!」
アムロ「追っても無駄だ!今は目の前の敵を迎撃するぞ!」
あれは...ビゾンとかいう奴のヴァリアンサーにオリジナルセブンのヨロイが3機...!
マルガレタ「ビゾン・ジェラフィル中尉!こちらに合流しろ!」
しかし、ビゾンのヴァリアンサーは命令を聞く事なく、前に出る。
マルガレタ「ジェラフィル中尉!指示に従え!」
すると、今度は黒いガンダムが現れる。
シン「あ、あれは...!」
アスラン「レジェンドだと...⁉︎」
刹那「あれも...ガンダムなのか...⁉︎」
レイ[Destiny]「久しぶりだな、シン、ルナマリア」
ルナマリア「レイ、どうして!」
レイ[Destiny]「俺はミスルギに従っている...ただそれだけだ」
シン「あいつらは戦争を広めているんだぞ!」
レイ[Destiny]「...お前達とこれ以上話す事などない...。ギルを殺したキラ・ヤマトの仲間となり下がったお前達とはな!」
キラ「...!」
シン「レイ...!」
ビゾン「マルガレタ特務武官殿...。何故、俺達がいるのに撃ったのです?」
マルガレタ「それは...」
ビゾン「俺は...好きにやらせてもらう!」
レイ[Destiny]「俺も付き合うぞ、ビゾン」
ビゾン「...感謝する、レイ。それにしてもシン・アスカとは友人だったとはな」
レイ[Destiny]「昔の事だ。今ではお前とも友人でありたい」
ビゾン「俺も同意見だ」
ヒイロ「ビゾン・ジェラフィル...」
え...ゼロシステムが...⁉︎
ヒイロ「(ゼロシステムが、奴に反応している...?)」
ヴァン「来やがったか、かぎ爪の仲間共!」
ウー「ヴァン、そしてエクスクロス...。ここでお前達を倒す!」
ガドウェド「ウー...」
ウー「ガドウェドさん...もうあなたは私達の敵だ!」
メリッサ「...」
カロッサ「シン...」
シン「カロッサ、メリッサ...」
カロッサ「ごめん、シン...。でも、お前...導師の敵...導師の敵は俺達の敵...!」
シン「...やるしかない...お前達が花を散らすというのなら...俺はっ...!」
ビゾン「エクスクロス...!お前達さえ来なかったら、ヒナは泣かずに済んだ!許さない...!俺はお前達を...青葉という男を許さない!」
俺達は戦闘を開始した...。
〈戦闘会話 ゴーカイレッドVSインサーン〉
ゴーカイブルー「アクドス・ギル達はどこに居る?」
インサーン「お前達に教えるとでも思ったか、宇宙海賊!」
ゴーカイイエロー「それなら、力尽くでも聴きだす」
ゴーカイレッド「ああ、それが海賊ってもんだ!」
ゴーカイオーはグレートインサーンにダメージを与えた。
インサーン「ば、バカな...⁉︎」
ゴーカイレッド「いい加減、諦めやがれ、インサーン!」
インサーン「諦めるわけにはいかない...!ザンギャックのために!」
そう言い残し、グレートインサーンは撤退した...。
ゴーカイグリーン「やっぱり、アクドス・ギルを倒さないとダメだね」
ゴーカイピンク「これはまた熾烈を極めそうですね...」
Gーセルフの攻撃でガイトラッシュはダメージを負った。
ロックパイ「ちいっ...!戦功を挙げねば、ミスルギの中でトワサンガの地位が危なくなる!もうすぐ奴等が来るのだ...!急がなくては!」
ガイトラッシュは撤退した...。
ノレド「あの人...何か焦ってたね」
リンゴ「ロックパイの事だ。どうせ、マッシュナー中佐がらみの事だろうさ」
ラライヤ「(奴等が来る...。もしかして、それって...フラミィが言っていたあの人達の事なの...)」
〈戦闘会話 シンVSカロッサorメリッサ〉
メリッサ「シン、私...」
シン「メリッサ、俺だって戦いたくない...。だから...!」
カロッサ「でも...でも!シンは...俺達の...敵...!でも、シンは俺達を...わからない...わからない!」
シン「カロッサ...。(どうすれば、いいんだ...マユ...!)」
〈戦闘会話 ステラVSカロッサorメリッサ〉
ステラ「メリッサ...」
メリッサ「私、ステラと戦いたくないよ...」
カロッサ「メリッサ...俺だって...でも、エクスクロス、導師の敵なんだ...!」
ステラ「悲しいよ...こんなの...」
ディスティニーとガイアはシン・オブ・フライデイとセン・オブ・サタデイにダメージを与えた。
カロッサ「くっ...!」
シン「もうやめろ、カロッサ!メリッサ!」
カロッサ「やめられない、シンは...敵...!」
ヴァン「...いい加減にしろ、クソガキ共!」
メリッサ「!欠番の人...!」
ヴァンさん...⁉︎
ヴァン「さっきから敵だの本当は仲良くしたいだの...はっきりしやがれ!」
カロッサ「欠番には...わからない...!」
ヴァン「ああ、わからねえよ!お前の悩みもシンの悩みも知った事じゃねえ!でも、お前達はシンを理解しようとしているじゃねえか!」
カロッサ「!」
ヴァン「お前達にとって大切なのはかぎ爪か⁉︎シンか⁉︎お前達の本音を聞かせろ!」
シン「...ヴァンさん...」
カロッサ「俺は...俺は...!」
ウー「そんなもの、あの方に決まっている...。我々はあの方に救われたのだからな」
シン「...」
ウー「だが、シン・アスカ!カロッサとメリッサを迷わせた事は許さない!その身を持って粛清させてやる!」
メッツァ・オブ・チューズデイはレイピアでディスティニーに攻撃しようとした...。
だが...。
メリッサ「ダメぇぇぇっ!」
セン・オブ・サタデイがディスティニーを庇い、メッツァ・オブ・チューズデイの攻撃を受けた...。
カロッサ「!」
シン「メリッサ!」
ウー「メリッサ、何の真似だこれは⁉︎」
メリッサ「私は...導師も大切だけど...シンはもっと大事...大切な人だから!」
シン「メリッサ...」
ウー「あの方の想いを踏みにじるのならば...死ね、メリッサ!」
カロッサ「うおおおおっ!」
メッツァ・オブ・チューズデイはセン・オブ・サタデイに攻撃を仕掛けようとしたが、それをシン・オブ・フライデイが阻止した。
メリッサ「カロッサ!」
ウー「カロッサ...お前まで...!」
カロッサ「メリッサを泣かす者...死、あるのみ!シンを侮辱する者...許さない!」
ウー「ならば、兄妹纏めて...!」
シン「させるかぁぁぁぁっ!」
今度はディスティニーがアロンダイトでメッツァ・オブ・チューズデイを吹き飛ばした。
ウー「ぐあぁぁっ!」
カロッサ「シン...!」
シン「ありがとうな、カロッサ、メリッサ...。二人のおかげで助かった!」
カロッサ「俺、シンに助けられた...お互い様!」
メリッサ「私もカロッサも...シンと居たい!」
シン「俺もだ!...一緒に来てくれるか?」
カロッサ&メリッサ「「うん!」」
ウー「許さんぞ...カロッサ、メリッサ...そして、シン・アスカ!あの方の敵となるのならお前達を倒す!」
ヴァン「いや、倒されるのはお前だ」
ウー「ヴァン...!」
ヴァン「へっ、子供は素直だな...。未だ素直になれないお前じゃあいつ等の仲は裂けられないぜ」
ウー「黙れ、黙れ黙れ!」
シン「いけるか、カロッサ、メリッサ!」
メリッサ「うん!」
カロッサ「今度は俺、シンとみんな、守る...!」
さあて、戦闘再開だ!
〈戦闘会話 カロッサVS初戦闘〉
カロッサ「(シンと一緒に戦う...。俺、それだけで心が軽くなった。行く、シンやみんなを守るため...!)」
〈戦闘会話 メリッサVS初戦闘〉
メリッサ「(私は逃げない...。私を大切に思ってくれた人がいる限り...だから、私は、戦う!)」
ブラディオンは指揮官機のグルバディアにダメージを与えた。
マルガレタ「カップリング機奪取という任務は果たした...!ここは後退する!」
敵は撤退した...。
ディオ「俺達が...もっと早く到着していれば、ルクシオンが奪われる事もなかったのか...」
倉光「アル・ワースに跳ばされた連合とゾギリア...。これで戦局が変わるかも知れないね...」
〈戦闘会話 シンVSウー〉
ウー「シン・アスカ!カロッサとメリッサを誑かした罪は重いぞ!」
シン「お前達こそ、二人を縛るなよ!」
ウー「縛ってなどいない!これはカロッサ達の想いでもあるのだ!」
シン「勝手に人の想いを決めつけるな!」
〈戦闘会話 ヴァンVSウー〉
ヴァン「ガドウェドに裏切られて、あのガキ共に裏切られるとは滑稽だな!」
ウー「黙れ、ヴァン!こうなればお前を倒して...あの方の前に差し出す!」
ヴァン「それは無理だな...。俺が奴に再び会うのは健全な状態の時だけだ!」
〈戦闘会話 ガドウェドVSウー〉
ウー「後悔しますよ、あの方を裏切った事を...!」
ガドウェド「くどいぞ、ウーよ!私はもう迷いや後悔は捨てた!今の私は自分の信じる道のために戦う!それだけなのだ!」
〈戦闘会話 カロッサorメリッサVSウー〉
ウー「今ならば、戻って来れるのだぞ、二人共!」
メリッサ「私は...戻る気ない!」
カロッサ「俺達、シンと共にいる!もう導師の元へ戻らない!」
ウー「ならば、私が引導が渡してやろう!」
セン・オブ・サタデイとシン・オブ・フライデイの連携攻撃でメッツァ・オブ・チューズデイにダメージを与えた。
ウー「くっ...限界か...!私はお前達を決して許さない!絶対に次は倒す!」
そう言い残し、メッツァ・オブ・チューズデイは撤退した...。
ヴァン「あっ!せめて、かぎ爪の居場所を言ってから消えやがれ!」
ガドウェド「奴を探すのは時間がかかりそうだな...」
〈戦闘会話 シンVSレイ[Destiny]〉
シン「戦闘をやめろ、レイ!」
レイ[Destiny]「やめるつもりはない、これが俺の戦いだ」
シン「この...馬鹿野郎!」
〈戦闘会話 ルナマリアVSレイ[Destiny]〉
レイ[Destiny]「ルナマリア、手加減はしないぞ」
ルナマリア「あたしだって、もう手は抜かないわよ!あんたが敵として来るなら...シンを苦しめるっていうのなら、私は戦う!」
〈戦闘会話 キラVSレイ[Destiny]〉
キラ「どうして...!」
レイ[Destiny]「理由などない。俺はミスルギの軍門に下っただけだ。だから、キラ・ヤマト。お前を倒す!」
キラ「それでも僕は負けない...世界のためにも...シンのためにも...!」
〈戦闘会話 アスランVSレイ[Destiny]〉
アスラン「やめろ、レイ!シンの言葉を聞け!」
レイ[Destiny]「俺はあなたも許さないと言ったはずです、アスラン!」
アスラン「友人同士で戦ってはならない...。それは悲しみを生むだけだ!」
〈戦闘会話 ステラVSレイ[Destiny]〉
レイ[Destiny]「君は...」
ステラ「シンを、いじめるの?」
レイ[Destiny]「ならば、シンをいじめる俺を君が倒してくれ...。そして、シンを支えてやってくれ...」
ステラ「え...」
レイ[Destiny]「だが、手加減はしないぞ!」
ディスティニーの攻撃でレジェンドガンダムはダメージを受けた。
レイ[Destiny]「レジェンドのダメージが限界を超えたか...!」
ビゾン「レイ!後は俺に任せ、お前は後退しろ!」
レイ[Destiny]「わかった、そうさせてもらう」
シン「レイ!」
レイ[Destiny]「シン。ミスルギと敵対する限り、お前は俺の敵だ」
そう言い残し、レジェンドガンダムは撤退した...。
シン「何でなんだよ、レイ...!」
キラ「大丈夫かい、シン?」
シン「...あのレイが挑んでくるのなら、俺はそれに応えるまでです」
アスラン「(強くなったな、シン...)」
〈戦闘会話 シンVSビゾン〉
ビゾン「お前がレイと友人だったとはな、シン・アスカ!」
シン「まさか...お前達がレイに何かしたのか⁉︎」
ビゾン「言いがかりはやめろ!レイは自分の意思でミスルギに手を貸している!」
シン「レイ...!」
ビゾン「レイの事ばかり、気にしていていいのか?レイには悪いが、ここでお前を倒す!」
ウイングゼロとディスティニーの攻撃でビゾンのネビロスはダメージを受けた。
ビゾン「くそっ!ネビロスでは、奴等とは戦えないのか⁉︎もっと力がなければ、俺は...ヒナを...!」
ヒイロ「(ビゾン・ジェラフィル...。ゾギリアの一兵士にしか過ぎない奴を何故、ゼロは警戒する...)」
ドニエル「敵は撃退したが...」
ジェフリー「まずい状況になりましたね...」
ヒイロ「...ゾギリアは俺達の想像以上に危険な存在なのかも知れない...」
カトル「ヒイロ...」
デュオ「珍しいな...。お前が、そんな事を言いだすとは...」
ヒイロ「(ゼロ...。お前でも見えない未来をゾギリアは見ているのか...)」
ゼクス「...データ通信だと...?これは...」
カロッサ「俺達、みんなといていい?」
シン「当たり前じゃないか、カロッサ、メリッサ!」
スメラギ「ええ、エクスクロスはあなた達を受け入れるわよ!」
メリッサ「ありがとう!」
シン「(レイ...。何でお前がミスルギに...。俺達は...わかり合う事が出来ないのか...?)」
俺達はそれぞれの艦に戻った...。
ーヒナ・リャザンよ...。
今、私はお父様の前にいた...。
ヒナ「お父様...」
ヴィクトル「...自分の身体の事は、自分が一番よくわかる...。もう私は...助からん...」
ヒナ「そんな...!」
ヴィクトル「お前...に...言っておく事が...ある...」
ヒナ「しゃべらないで!傷に障ります!」
ヴィクトル「聞け...。聞くんだ...!ヒナ...。お前は...私の本当の娘ではない...」
ヒナ「!」
ヴィクトル「お前も...薄々とは感じていただろう...。今から10年前の事だ...。激戦地であるザグレブに配属されていた私は...焼け野原となった戦場で...お前と出会った...。当時のお前はボロボロの服を着て、ろくに話も出来ず...記憶がなかった...。覚えていたのは...ヒナという名前だけだった...。私はお前を戦災孤児として引き取り、こうして私とお前は...親子になったのだ...」
ヒナ「そんな...。そんな事...急に言われても...」
ヴィクトル「信じられないか...。死に際の人間が...冗談でこんな事を言わんよ...」
ヒナ「お父様...」
ヴィクトル「お前は...優しい子だ...。士官学校に入ったのも...軍人であった私を...追っての事だろう...。だが...もういい...。お前は...自由に自分の生き方を...選べ...。遠からずゾギリアは...ぐっ...!」
ヒナ「お父様!」
ヴィクトル「ヒナ...強く生き...ろ...」
ヒナ「お父様‼︎」
お父様が...倒れた...そんな...!
私は...ヒナ・リャザンでは...なかった...。もしかしたら、私は...あの青葉の言う雛なのかも知れない...。そうすれば...記憶がなかった事も...納得いくし...。でも...。
ヒナ「青葉...。私は...どうすればいいの...」
ビゾン「...ヒナ...。お前...さっき何と言った?」
ヒナ「ビゾン...」
ビゾン「青葉...渡瀬 青葉...!連合の新型のパイロット...!何故、あの男の名前を呼ぶ⁉︎あいつは敵!俺達の...ゾギリアの敵だ!」
ヒナ「待って!話を聞いて!」
ビゾン「黙れ、ヒナ!お前はゾギリアの軍人で俺達の仲間じゃなかったのか⁉︎やはり、お前はあいつ等のスパイで俺達を騙していたんだな!」
ヒナ「私は...」
ビゾン「お前を救うために危険を冒して嵐に飛び込んだリャザン少佐がこれでは浮かばれない!お前は!父親とゾギリアを裏切ったんだ!」
ヒナ「違う...!違うの、ビゾン!私は...!」
レイ[Destiny]「言い過ぎだ、ビゾン!少しはヒナの話を...!」
ビゾン「うるさい、レイ!お前もシン・アスカと繋がっているのではないのか!」
レイ[Destiny]「ビゾン...!」
ビゾン「いいか!お前が何と言おうとお前が島で連合のパイロットと一緒にいたという事実は変えられない!俺がそれを報告すれば、さすがのアルフリード中佐も許してはおかないだろう!お前を許してやれるのは俺だけなんだ!余計な事を考えず、俺の言う事を聞いて大人しくしていろ!」
ヒナ「ビゾン...」
レイ[Destiny]「ビゾン、貴様...!」
ビゾン「お前もだ、レイ!ヒナを守りたいと思うのなら、余計な事を言うな!わかったな!」
レイ[Destiny]「...」
ビゾン「ヒナ...!俺は...俺は...!」
ビゾン...あなたは...どうしてしまったの...?
ー新垣 零だ。
シグナスメンバーを除いた俺達はプトレマイオスの格納庫にいた。
シン「えっと...今日から仲間になる...」
カロッサ「カロッサ...」
メリッサ「メリッサ...」
零「そんなに堅くならなくても大丈夫だぜ」
キラ「僕達は味方だよ」
ブレラ「しかし、肝心のかぎ爪の男の情報を得られなかったがな...」
メリッサ「ごめんなさい...!」
ブレラ「あ、いや...怒っているわけではない...。その、だから泣くな...」
カロッサ「...」
キラ「どうしたの?」
カロッサ「お前達、あいつと同じ匂い、する...」
キラ「え...」
ブレラ「匂い...?」
カロッサ「でも、あいつに、比べればいい匂い」
キラ「...僕って臭うかな?」
ルナマリア「どうして、私に聞くんですか!」
ユイ「これからよろしくね、カロッサ君、メリッサちゃん」
サラ「よーし!早速、遊ぼう!」
メリッサ「うん!」
カロッサ「お、俺も...」
レナ「ええ、行きましょう」
子供組はメリッサとカロッサを連れて行った...。
アマリ「大丈夫そうですね、カロッサ君もメリッサちゃんも」
零「そうだな」
ロックオン「そう言えば、シグナス組は何やってんだ?」
ティエリア「奪われたルクシオンについての話をしているのだろう...」
三日月「実際にもうカップリングが出来なくなったからね」
オルガ「それだけじゃねえ...カップリングシステムの技術まで奪われちまった...」
どうなるんだ...今後...。
ー渡瀬 青葉だ。
俺達はシグナスの艦長室で話していた...。
青葉「...すみません、艦長...。俺のせいでルクシオンが...」
まゆか「今回の事は誰のせいでもありませんよ!」
倉光「まゆちゃんの言う通りだよ。青葉君は身の安全という最も重要な事を優先しただけだ。強いて言うならば、捜索部隊の派遣のタイミングを見誤った僕の責任だよ」
青葉「しかし...」
ディオ「やめろ、青葉。自分を責めても状況は変わらない。それにゾギリア側がカップリングシステムの実機を手に入れたからと言って、すぐに戦局に影響が出るとは思えん」
エルヴィラ「Dr.ハーン...」
ディオ「誰です、それは?」
エルヴィラ「カップリングシステムを開発したDr.フェルミのラボでの同僚よ。今はゾギリアに亡命しているわ」
青葉「そいつ...ゾギリアでカップリングシステムを開発してるのか...⁉︎」
エルヴィラ「おそらくはね...。カップリングシステムが実用化できたのは私の考案した新型のコックピットによる所が大きいの」
ディオ「つまり、ネックであったコックピットのサンプルが入手できた今...」
エルヴィラ「ゾギリア製のカップリング機の実践投入は飛躍的に早まるでしょうね」
まゆか「でも、ゾギリア側にそう簡単にカップラーが養成できるとは思えません!」
ディオ「何より、このアル・ワースにいる限り、機体の開発自体が不可能では?」
倉光「ディオの疑問は最もだ。しかし、ドニエル艦長達とも討議したのだが、不安な事がある...」
すると、レーネ副長が入って来た。
レーネ「...失礼します、艦長。ゼクス・マーキスに送られたデータ通信の暗号解除が完了しました」
倉光「差し支えなければ、要点を聞かせてくれ」
レーネ「それによりますとゾギリアは定期的に我々のいた世界にアクセスしている模様です」
ディオ「何っ⁉︎」
まゆか「ゾギリアには帰還の術がある...」
倉光「自由条約連合と比較して、ゾギリアは大量の部隊がアル・ワースに来ていると思ったが...僕達の予測通り、彼等は定期的に戦力を補充しているようだな...」
ー中断メッセージ
〈アマタとミコノとゼシカ〉
ミコノ「プレイヤーの皆さんも休憩を取るんですね?またお会い出来る日を楽しみにしています」
アマタ「あ、あの…ミコノさん…!よかったら、休憩時間に映画に行きませんか?」
ミコノ「え…え…私でよければ…」
ゼシカ「OK! じゃあ、みんなで行こうか!」
アマタ「え…あ…ゼシカ…!?」
ゼシカ「駄目?」
アマタ「…ごめん、ゼシカ。俺…ミコノさんと二人で行きたいんだ」
ミコノ「アマタ君…」
ゼシカ「あはは、からかっただけだって、アマタ!ミコノとデート楽しんできなよ。ふう…そういうわけなんで、プレイヤーのみんなは私を慰めてね」
次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?
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