今回、ゴーカイジャーでオリジナル要素を入れています!
それではどうぞ!
ーマルガレタ・オキーフだ。
私は今、Dr.ハーンのラボにいた。
ハーン「余計な事をしてくれたものだね、マルガレタ・オキーフ特務武官...」
マルガレタ「余計な事...?」
ハーン「あの場で生身の人間に攻撃した事だよ。そのような指示を出した覚えはないのだけど」
マルガレタ「あれは...部下が勝手にやった事で...」
ハーン「それを管理できてない事は君の責任ではないかな?」
マルガレタ「...」
ハーン「だが局長は、カップリング機鹵獲に成功した君を評価している。だから、君の処分は更迭という穏便なものに決まったよ。感謝するんだね」
マルガレタ「Dr.ハーン...!」
ハーン「ここで異議を申し立てても無駄だよ。僕は単なる代行者であり、決定したのは行政局局長だ。いい機会だから、一度本国に帰るといい。アルフリード中佐も補給線の件で帰国するから、同行を頼んでおこう」
行政局は、これ以上の戦力をアル・ワースにとうにゅうするというのか...。このままではゾギリアは...。
ハーン「まだいたのかい、マルガレタ特務武官?悪いけど、僕は忙しいんだよ。君が鹵獲したカップリング機のおかげでゾギリア製のシステムもついに完成するからね。その点だけは君の功績を称えよう」
マルガレタ「...失礼します」
私は部屋を後にした...。
ーどうも、ヴィルヘルム・ハーンだ。
特務武官が部屋を出たので私は息を吐いた。
ハーン「良い旅を、特務武官殿」
すると、局長から通信が入る。
エフゲニー「首尾はどうだ?」
ハーン「マルガレタ特務武官でしたら、指示通り、更迭しました。各所への通達の手はずも整っております。これで功を焦って想定外の事をする人間は出なくなるでしょう」
エフゲニー「その様な事は、どうでもいい」
ハーン「とは、おっしゃりますが、全ては定められたシナリオ通りに進む必要があるのでは?多少の差異は修正力で収束されるとはいえ、決定的な事態が発生すれば、何が起きるかは予想できません。故に状況が確定するまでは、不測の事態を引き起こす要因は極力排除するのが得策かと」
エフゲニー「...ネルガルとカルラはどうなっている?」
ハーン「期待通りの仕上がりです。問題はカップラーの方ですね。と言っても、シナリオ通りの人選になるでしょうが」
エフゲニー「頼むぞ」
私は局長との通信を切る。
ハーン「行政局局長エフゲニー・ケダール...。興味深い存在だよ...。...さて...局長お墨付きの天使がそろそろ来る時間だな...」
扉が開くとリャザン少尉が入ってきた。
ヒナ「...失礼します」
ハーン「待っていたよ、ヒナ・リャザン少尉。君こそがゾギリアと僕に輝かしい未来を約束してくれる天使だよ」
ヒナ「...私がカップラーの素質があるからですか?」
ハーン「その通りだ。君に用意する機体は、従来のカップリング機を遥かに凌駕する性能を持つ。これがあれば、君の父親を死に至らしめたエクスクロスも易々と討ち果たせるだろう」
ヒナ「父が死んだのは...」
ハーン「報告は聞いている。だが、全ては我々に歯向かう者の存在に起因しているのだよ。それとも君は巷で噂されているように彼等と通じているのかな?」
ヒナ「そんな事はありません...!」
ハーン「少々興奮気味のようだね。カップリング実験の影響かな...。腕を出して。乱れた脳波を正常な形に戻すための保進剤を打とう」
ヒナ「はい...」
ハーン「なお、カップリング機の片方のパイロットは既に決まっているので紹介しよう。入りたまえ」
ビゾン「失礼します」
ヒナ「ビゾン...!」
ビゾン「...」
ハーン「ビゾン・ジェラフィル中尉だ。紹介の必要はないだろうけどね」
ヒナ「...」
ハーン「顔色が悪いね、リャザン少尉。薬も効いてくるだろうから、ゆっくりと休むといい」
ヒナ「...失礼します」
リャザン少尉は部屋を出て行った...。
投薬は定期的に行なっている...。心理的なゆらぎから考えても後少しで墜ちるだろう。
ビゾン「Dr.ハーン...。本当にヒナはカップリング機のパイロットになるのだな?」
ハーン「その予定だよ。本人は父の意志を継ぎ、ゾギリアのために戦う事を誓っている。彼女のため...そして、ゾギリアのためにカップラーに志願した君の意志は無駄にはならない」
ビゾン「ならば、いい...」
ハーン「ヒナ・リャザンとカップリングシステムとの同調は奇跡的と言ってもいいレベルで完璧だった。だが、システムとも彼女とも相性の悪いエンファティア波形の君を彼女との同調させるには少々厳しい処置をしなければならなかった...だが、君はそれに耐えた。君の健気さは賞賛に値する」
ビゾン「俺は...ヒナの力になれるのなら、地獄の業火にも焼かれる覚悟がある...」
ハーン「良い心掛けだ。期待しているよ、ビゾン・ジェラフィル」
ビゾン「了解した、それでは頼む」
ジェラフィル中尉は部屋を出た...。
そう...。君がネルガルに乗ってくれなくては困るのだよ、歴史のためにもね。
?「意志、か...。はは、物は言いようだねぇ」
ハーン「!...何だ、君か...驚かせないでくれ。バスコ・タ・ジョロキア」
バスコ「驚かせる気はなかったんだけどな。それにしてもあんたも悪い人間だな〜?あの二人を良いように言いくるめて」
ハーン「研究者というのはそういうものだよ。それにしても君はアルフリード中佐の部隊に配属と聞いたが?」
バスコ「いや、ここを離れる前にあんたの顔を見ておこうと思ってね」
ハーン「そうか、それは嬉しいね」
バスコ「でも、そろそろ失礼するよ、アルフリーちゃんは怒ると面倒だから」
ハーン「その方がいい」
バスコ「(さて、と...。マベちゃん達はこの状況をどう乗り越えるかな?)」
ーレイ・ザ・バレルだ。
俺はDr.ハーンの話を全て聞いていた。
バスコという男が部屋から出たのを見て、部屋に入ろうとしたが、何者かに肩を掴まれ、止められてしまう。
レイ[ガンソ]「行ったところで無駄だ。お前では何もできない」
レイ[Destiny]「レイ・ラングレン...!どうしてあなたが?」
レイ[ガンソ]「かぎ爪の情報探しの最中にお前を見かけただけだ。深い意味はない...」
レイ[Destiny]「このままではビゾンとヒナは...」
レイ[ガンソ]「だがそれで、お前まで消えてしまえば意味がない...。少しは落ち着く事だ」
レイ[Destiny]「わかりました...」
ビゾン、ヒナ...。
ー渡瀬 青葉だ。
俺達はシグナスの格納庫にいた。
ヤール「...ルクシオンが奪われて約一週間...。青葉の奴...よくやってるぜ...」
フロム「暇があれば、操縦訓練...。その合間に偵察、実践の繰り返し...。三人分ぐらい働いてるね、青葉」
青葉「ディオ曰く、俺は今までルクシオンの性能とカップリングに頼って戦っていたそうだ」
ディオ「俺の操縦技術がインプットされているからこそ、基礎的な戦術部分がおろそかになっていた...。そこをきちんと学ぶ事で青葉の戦闘力は飛躍的にアップするはずだ」
フロム「それもだいぶ形になってきたと思うよ」
ディオ「当然だな。俺がマンツーマンでコーチをしているのだから」
青葉「威張んなよ!コーチはお前だけじゃねえんだ!俺の成長は、アムロさんにカミーユさん、刹那さんにアセムさん、オズマさん、フロンタルさん、ケルベス中尉...それにマシュマーさんやガドヴェドさん、ヴァンさんのおかげだよ」
ジョシュア「ヴァンさんがコーチをするなんて、珍しいですね」
ウェンディ「ホント!いつもなら勝手にしろとか言うのに...」
ヴァン「...勝手に言ってろ」
マシュマー「女性のために戦う君の姿にほだされた結果だ。礼は要らんよ」
島で会ったヒナは自分の事を雛じゃないと言ってたけど...。でも、俺にはやっぱり別人には思えない...。
ベルリ「ええと...青葉...。僕もコーチ役...やってるんだけど...?」
青葉「ベルリの指示はぶっ飛び過ぎてて、よく理解できねえ時があるんだ...」
ノレド「私も青葉に賛成!ベルのやってる事って、時々わかんないのよね!」
ベルリ「そ、そうなの...?」
青葉「でも、感謝はしてるぜ。ありあとあす、ベルリ!」
ー新垣 零だ。
アムロ「ゼクス...。ゾギリアの動きを君に伝えてきたのは内部の者だと言いたいのか?」
ゼクス「ええ...。それもキャピタル・アーミィやトワサンガではなく、ゾギリアの人間だと考えています」
アイーダ「自国のやり方に反対している勢力の者の仕業でしょうか...」
アスナ「多分、そうね」
デュオ「あんたは犯人の目星もついているんだろ、ゼクス?」
ゼクス「ああ」
バナージ「それは誰なんですか?」
零「...アルフリード・ガラントって人ですか?」
ゼクス「よく気づいたな、零...。ほぼ間違いなく、彼だと見ている」
ミシェル「ゾギリアのエースと呼ばれる男...だったな?」
リー「潔癖な所がある人間だと聞いている。あの男なら、今のゾギリアに不満を持っている事もあり得ない話ではないな」
カミーユ「今のゾギリアに?」
リー「艦長の見立てでは、アル・ワース転移後のゾギリアの戦略は元の世界のものから変化しているそうだ。確かにゾギリアは軍事大国で強引な侵略政策を打ち立ててきてはいたが...。それをアル・ワースでも続ける事はあまりに不自然だ」
ゼハート「それは私も感じている。異界人特有の事態に対して冷めた感覚を彼等から感じない...」
グラハム「それに加え、これまでの動きを見ても、アーミィやトワサンガ以上にゾギリアはミスルギに忠実なように見える」
ルカ[F]「ミスルギの駒になったのでは無く、ミスルギと共にアル・ワースの覇権を握ろうとしているのでしょうか...」
ブレラ「自分達の世界とアル・ワースを自由に行き来する術を手に入れているのなら、考えられない事ではない」
ジュリエッタ「異世界を侵略しようとするなんて...」
ジョー[ゴーカイ]「自分達の欲のために別の世界にまで戦いを広げるか...」
ラフタ「ゾギリアが自分の世界とアル・ワースを行き来していると言う話は裏は取れたんですか?」
ノイン「ドニエル艦長はそれについての調査をアメリア軍本隊に依頼したと聞く」
ん?倉光艦長が来た...。
倉光「ナイスタイミングだ。丁度、その件に関する情報が入ったよ」
ユイ「艦長の方々...わざわざ、格納庫に降りてこられなくても...」
スメラギ「いや...。なかなかに衝撃的な話もあるからすぐにあなた達に聞いてもらおうと思って...」
ドニエル「聞こえるか、みんな!手の空いているものは、集まってくれ!」
青葉「何かあったんですか?」
名瀬「良い話と悪い話があるが、どっちから聞く?」
ビスケット「何ですか、その質問...?」
ルー「それって...良い話で気分がよくなったところに悪い話で水を差されるか...」
ジラード「悪い話で落ち込んだ所を良い話で回復するか...ね」
アマリ「でしたら...先に悪い話を聞きます。落ち込んだ気分を引きずるのはイヤですから...」
零「俺もアマリに賛成です。どの道両方聞かないといけないんですから...」
ホープス「お二人らしい答えですね」
アマリ「だって、なるべく心は平穏でありたいから...」
ジェフリー「では、リクエスト通りに悪い話から話す...」
ドニエル「クリム大尉から連絡が入ったが、アル・ワースの自由条約連合とアメリア軍本隊は...。ゾギリアの大攻勢によってほぼ壊滅状態にまで追い込まれた」
アレルヤ「そんな...⁉︎」
アイーダ「アメリア軍が...」
倉光「ゾギリアの戦力の中核は超常的な力を持った二機のヴァリアンサーだったそうだ」
ディオ「!」
青葉「それって、やっぱり...!」
倉光「どうやら、こちらの想像よりもずっと早く、ゾギリアはカップリング機を完成させたようだ」
フロンタル「それをすぐさま実戦投入とは...」
マーベラス「カップラーは簡単には養成できないんじゃなかったのかよ...!」
ヒイロ「(こちらは全て後手に回っている...。やはり、ゾギリアは...)」
アイム「こうなると、残る話というのに希望を託すしかありませんね...」
倉光「...すまない」
カトル「え...」
倉光「期待されると悪いから、先に謝っておくけど、良い話っていうのはシグナスのクルーにとってだけかも知れない」
メリッサ「どういう事?」
カルメン99「と言いますと?」
ジェフリー「ゾギリアが元の世界に帰還する術を確立した件が確認された。彼等はミスルギ皇国の手を借り、定期的に我々の世界への異界の門を開いているようだ」
ディオ「では...」
倉光「そうだ。その門を通れば、少なくともシグナス組は元の世界へ帰還が可能だ」
M78ワールドに戻る事が出来るって事か...。
ある地域ではゾギリアのヴァリアンサー部隊が集結していた。
ゾギリア兵隊長「そろそろ時間だ」
ゾギリア兵「本国に帰るのも久しぶりですね、隊長」
ゾギリア兵隊長「だが、休暇が終われば、またアル・ワースへ派遣される事になる」
ゾギリア兵「こちらに来ている連合はほとんど叩いたのに、まだ戦いは続くんですね...」
ゾギリア兵隊長「行政局の決定だ。国防軍の俺達はそれに従うしかない...」
ゾギリア兵「隊長!何か来ます!」
やっぱり、異界の門が開いている...!
俺達、エクスクロスは異界の門が開いているという場所に来た。
アネッサ「前方にシンギュラー確認!」
レーネ「サラマンディーネ達と同様にエンブリヲも、あの技術を使って他の世界とアル・ワースをつなぐか...!」
倉光「これよりシグナスはシンギュラーに突入して、元の世界へと帰還する。そのまま我々は、自由条約連合に復隊し、アル・ワースの戦いを拡大するゾギリア本国の打倒に参加する事になるだろう」
ジェフリー「行ってください、倉光艦長。我々がフォローします」
倉光「ありがとうございます、皆さん...。艦を代表して、これまでお世話になった皆さんに感謝の言葉を贈らせていただきます。シグナス、全速前進!」
シグナスを軸に俺達は異界の門へ近づく。
ゾギリア兵「白鳥、突っ込んできます!」
ゾギリア兵隊長「狙いはシンギュラーか!迎撃しろ!」
倉光「応戦しつつ、突撃だ!速度を落とすな!」
オルガ「こちらかも援護だ!撃て!」
クソッ...!敵の守りも硬いな...!
サラ「なかなか前に出れないね...」
カロッサ「俺達...出る?」
ガドヴェド「いや...事を荒だてて長期戦になれば、目的が果たせなくなる!」
ティア「でも、これじゃあいつまでたっても拉致があかないよ!」
スメラギ「倉光艦長...」
倉光「...一手が足らないね...!」
?「ならば、我々も援護しよう!」
現れたのは...二機のガンダムと三機のモビルスーツ、一機のヨロイとドリルのついた戦車のようなものだった。
ゼハート「ガンダムAGE-FXにガンダムAGE-1 グランサ...⁉︎」
レイル「他のモビルスーツも俺達の世界のものだ!」
アセム「父さん...それにキオか⁉︎」
キオ「久しぶりだね、父さん!」
フリット「遅れてすまなかったな、アセム」
あの人達が...アセムさんの父親とアセムさんの息子...。
アセム「いや、来てくれるって信じていたぜ!」
シャナルア「キャプテン・アッシュは言うことが違うね」
セリック「全くだな!」
ディーン「どう見てもギリギリの状態だな...!」
ネロ「弟子のヴァンはいるか⁉︎」
ホセ「俺達も助けに来たぞ!」
プリシラ「あれ、お爺ちゃん達⁉︎」
ヴァン「やっぱり、来ていたのかよ!」
バリヨ「どうやら、無事のようだな」
カルロス「...」
ユキコ「エルドラメンバー、全員無事です!」
ジョシュア「ユキコさんまで!」
ユキコ「ジョシュア君、よかった!あなたも無事だったのね!」
ルカ[ゴーカイ]「ねえ、あれって豪獣ドリルじゃない⁉︎」
鎧「そうですよ、皆さん!伊狩 鎧!ただいま戻って参りました!」
マーベラス「今まで何処にいやがったんだ!」
ハカセ「僕達がどれだけ苦労したと思ってるの⁉︎」
鎧「...あれー?何か、思っていた再会と違うなぁ...」
ナビィ「みんな、無事だった〜!」
アイム「ナビィもご一緒だったのですね、良かったです」
ナビィ「オイラも嬉しかったよ!」
マーベラス「騒ぐな、トリ」
ナビィ「トリじゃないってばー!」
フラム「随分個性的な部隊ね...」
セリック「そっちに言われたくないな...」
レイル「でも、フリット・アスノが来たのなら百人力だぜ!」
フリット「全機、エクスクロスを援護だ!」
キオ「うん!」
フリットさん達の援護もあり、次第に推し始めたが、銃弾のいくつかが異界の門に当たる。
ゾギリア隊長「いかん...!シンギュラーのバランスが崩れる!」
フェルト「各センサーが異常を感知!磁気反応、増大していきます!」
倉光「この感覚は...!」
マサキ「まずいぜ、こいつは!」
アーニー「これは...もしや...!」
アマリ「ホープス!何が起きるの...⁉︎」
ホープス「この一帯が転移に巻き込まれます...」
零「転移って...ちょっと待て...!」
俺達は転移する気はねえのに...!
第45話 ふたりの絆
俺達は目を覚まし、辺りを見渡す。
倉光「ここは...」
アネッサ「地形データと座標確認!ここは私達の世界です!」
レーネ「あの施設...!ルクシオンとブラディオンの研究開発ラボか!」
倉光「このポイントがアル・ワースと我々の世界の接点なのかもね」
アネッサ「後方にエクスクロスの艦を確認!周辺に展開していた敵ヴァリアンサーと支援してくれた部隊もいます!」
倉光「シンギュラーの暴走により、あの一帯にいた全てが転移して来たか...」
アネッサ「シンギュラーも接続中...。サラマンディーネさんからのデータによれば、あと数分は持続する模様です」
ゾギリアが攻撃して来たか...!
レーネ「ゾギリアめ...!この状況で仕掛けてくるか!」
倉光「こちらとしては一大イベントだったけど、向こうにとっては定期便の航路に敵艦が現れたようなものだからね。エクスクロス各艦に連絡!同時に機動部隊の発進を!」
アネッサ「了解!各機は発進を!」
俺達は出撃した...。
ヴァン「おい、転移させられるなんて聞いてねえぞ!」
ガドヴェド「落ち着け、ヴァン!敵のヴァリアンサーを倒し、あのシンギュラーを通ればアル・ワースに戻る事ができる!」
青葉「ディオ!一人で大丈夫か⁉︎」
ディオ「俺の事よりも自分の事を心配しろ」
リー「青葉!お前は俺達のフォローだ!」
青葉「了解!俺もやれる事をやるぜ!」
ベルリ「ここ...青葉達と初めて会った場所か...」
零「また、ここに戻ってくる事になるなんてな...」
シノ「俺達にとっちゃここもアル・ワースと同じ異世界だが...」
ガエリオ「襲ってくる以上、迎撃するまでだ」
ファ「でも、敵を倒した後はどうするの...?」
シーブック「当然、アル・ワースに戻るべきだろう。僕達が元の世界に帰るためには、ドアクダーを打倒しなくてはならないんだ」
倉光「シンギュラーの持続時間は?」
アネッサ「計算では6分間と出ています」
スメラギ「つまり、この6分間の間にシンギュラーに飛び込まなければ、アル・ワースに帰る事は出来ないというわけね...」
倉光「皆さん...」
ドニエル「先程とは立場が逆になったようです、倉光艦長。我々のアル・ワース帰還のためにも援護をお願いします」
倉光「了解しました」
ディーン「俺達はどうするんだよ、キオ⁉︎」
キオ「勿論、アル・ワースに戻るよ!そうだよね、爺ちゃん⁉︎」
フリット「その通りだ、行くぞ!」
オルガ「各機はゾギリアを迎撃!アル・ワースに帰るためには6分で敵を叩くぞ!」
ベルリ「せっかくディオ達の世界に来られたのに観光の時間もないなんて...!」
トビア「仕方ないさ。アル・ワースの戦いを放っておくわけにはいかないしな」
アルト「それに俺達は元の世界に帰らなければならないしな!」
青葉「...」
リー「余計な事は考えるな、青葉。今は目の前の事に集中しろ」
青葉「了解...!」
戦闘開始だ...!
〈戦闘会話 キオVS初戦闘〉
キオ「(父さんにも会えた...!よし、見せるんだ、救世主ガンダムの力を!)」
〈戦闘会話 フリットVS初戦闘〉
フリット「(キオにアセム...。息子に孫というのはどんどん大きくなっていくものなのだな...。)私も出来る事をやろう!」
〈戦闘会話 セリックVS初戦闘〉
セリック「ったく、戦いの次に戦いとはな...だが、負けるわけにはいかない!争いをなくすためにはな!」
〈戦闘会話 シャナルアVS初戦闘〉
シャナルア「今、争っても仕方がないとわからないようだね...だったら、それを教えてあげるよ!」
〈戦闘会話 ディーンVS初戦闘〉
ディーン「ルウ、見ていてくれ...。俺は異世界でも戦う...。お前の見たがっていた花が咲く世界を守るためにも!」
〈戦闘会話 ネロVS初戦闘〉
バリヨ「異世界での戦闘だ、ぬかるなよ、ネロ!」
ホセ「間抜けな戦闘をしたら承知せんぞ!」
ネロ「わかっておるわい!弟子の前でみっともない姿を見せれるわけないだろう!エルドラ、ゴー!」
〈戦闘会話 ゴーカイシルバーVS初戦闘〉
ゴーカイシルバー「異世界でも俺は負けない!世界を平和にするために!よーし、ギンギンに行くぜー!」
敵を倒して行く、俺達...。
ギゼラ「ゾギリア軍、来ます!」
ドニエル「手回しがいい連中だな!」
ゾギリアのヴァリアンサー部隊とヴァリアンサーとは違うロボットがもう一機いる...⁉︎
ディオ「あのヴァリアンサー...!アルフリード・ガラントか!」
フロム「よりによって、このタイミングで、あいつが来るなんて...!」
アイシャ「でも、これはいい機会よ」
ゼクス「聞こえるか、アルフリード・ガラント?こちらはゼクス・マーキスだ。貴官と話がしたい。戦闘を停止してくれ」
アルフリード「各機、攻撃を開始しろ」
撃ってきやがった...!
リオン「こっちと話をする気はないって事かよ...!」
レナ「じゃあ、あのデータ通信を送ってきたのは別人って事なの⁉︎」
ヒイロ「どう判断する、ゼクス?」
ゼクス「これも彼なりのメッセージなのだろう」
五飛「こちらの力を見せろという事か...」
ヤール「あのヴァリアンサーとは違うロボットは何だよ⁉︎」
ディオ「ザンギャックのグレートワルズやグレートインサーンと似ているが...」
ゴーカイレッド「...その機体に乗っているのは、バスコだな?」
ゴーカイイエロー「え...⁉︎」
ゴーカイブルー「何だと⁉︎」
バスコ「さっすが、マベちゃん!相変わらず勘は鋭いね!」
ゴーカイシルバー「バスコまで蘇っていたなんて...」
ハカセ「その機体はいったい...」
バスコ「ザンギャックに作らせたグレートバスコ...その力を見せてやるよ!」
ゴーカイレッド「何度来ようが俺がお前を倒す!」
バスコ「いいね、それでこそマベちゃんだよ」
マルガレタ「アルフリード中佐...」
アルフリード「あなたにも覚悟を決めてもらう、マルガレタ特務武官」
マルガレタ「私は祖国ゾギリアのために戦う...。ただ、それだけです」
アルフリード「それでいい。これより我々は同志だ。各機はエクスクロスを攻撃!この世界の覇者であるゾギリアの力を彼等に見せるぞ!」
青葉「くそっ...!やるしかないのかよ!」
やるしかねえ...戦闘再開だ!
〈戦闘会話 ゴーカイレッドVSバスコ〉
バスコ「さてと、あの時の借りを返させてもらおうかな、ゴーカイジャー」
ゴーカイグリーン「ザンギャックやドアクダーとかでも大変なのに...」
ゴーカイピンク「ですが、彼を見逃すわけにはいきません」
バスコ「じゃあ、決着をつけようか、マベちゃん」
ゴーカイレッド「ああ、てめえの顔を見るのはこれで最後だ!」
〈戦闘会話 ゴーカイシルバーVSバスコ〉
ゴーカイシルバー「バスコ!また悪事を働く気か⁉︎」
バスコ「銀色のゴーカイジャーか...。また俺に手を折られたいか?」
ゴーカイシルバー「もう負けない!それがスーパー戦隊魂だ!」
ゴーカイオーと豪獣ドリルから変形した豪獣神の連携でグレートバスコにダメージを与えた。
ゴーカイシルバー「どうだ、バスコ⁉︎」
バスコ「流石と言いたいけど...生憎、グレートバスコの装甲はヤワじゃないんだよね!」
ゴーカイレッド「まるでしつこいお前と一緒だな!」
バスコ「悪運の強いマベちゃんには言われたくないよ。まあ、今の君達じゃ、俺には勝てないだろうけどね!」
ゴーカイレッド「ぐあっ!」
グレートバスコはゴーカイオーに攻撃を与えた。
ゴーカイシルバー「皆さん!」
プル「ゴーカイジャーが...!」
バスコ「この程度じゃないよね、ゴーカイジャー?」
ゴーカイレッド「当たり前だ、鎧!行くぞ!」
ゴーカイシルバー「はい!」
ゴーカイオーと豪獣神は並ぶ。
ゴーカイジャー「「「「「「レンジャーキー、セット!」」」」」」
ゴーカイオーの両腕が外れ、代わりに豪獣神の両腕が換装された。
ゴーカイレッド「豪獣ゴーカイオー!」
サラ「おぉー!ゴーカイオーと豪獣神が合体したー!」
アマリ「え...あれって合体と言えますか?両腕が交換されただけだと思いますが...」
零「アマリ、それは言うな」
アマリ「で、でも...!」
零「いいから、それ以上は何も言うな...!」
アマリ「は、はい...」
バスコ「豪獣ゴーカイオーか...。相手にとって不足はない!」
ゴーカイレッド「行くぜ!」
豪獣ゴーカイオーはグレートバスコに攻撃を仕掛けた...。
ゴーカイレッド「バスコ!てめえをもう一度倒す!」
ゴーカイイエロー「一発で仕留めてよ!」
ゴーカイシルバー「ここは必殺技でトドメだ!」
ゴーカイレッド「おう!」
豪獣ゴーカイオーは右腕のドリルを高速回転させ、グレートバスコに接近した。
ゴーカイジャー「「「「「「ゴーカイ電撃ドリルスピン‼︎」」」」」」
ゴーカイ電撃ドリルスピンを発動して、グレートバスコに突進し、貫いた。
バスコ「今日はここまでかな...」
技を受けたグレートバスコは吹き飛んだ。
バスコ「っ...!今日はここで退くとしようか、楽しかったよ、マベちゃん」
ゴーカイレッド「バスコ...」
バスコ「また会おう、ゴーカイジャー!そして、エクスクロス」
グレートバスコは撤退した...。
ゴーカイシルバー「本当にしぶとい奴ですね...」
ゴーカイブルー「だが、こんなもので立ち止まるお前じゃないだろ、マーベラス?」
ゴーカイレッド「誰に聞いてんだ?当たり前だろ!」
敵が数に苦戦する俺達...。
クラン「このままでは、時間が過ぎていくだけだぞ!」
カナリア「ここはゾギリアの勢力圏内だ.。下手をすれば、また増援が来るぞ!」
アストン「あの指揮官を叩けば、戦局をこっちに傾ける事もできるけど...」
ディオ「...」
青葉「お、おい...ディオ!」
ディオ「俺が行く...!」
ブラディオンがアルシエルの前まで移動した。
アルフリード「カップリング機片割れか。あのシステムの存在がゾギリアを歪めたのかも知れないな...」
ディオ「覚悟しろ、アルフリード・ガラント!」
アルフリード「意気込みは買う...。だが、まだまだだ」
ブラディオンが攻撃を受けた...⁉︎
ディオ「くっ...!」
アルフリード「いい腕だが、一人では、これが限界のようだな。終わらせるぞ...!」
青葉「そうはさせるかよ!」
青葉の奴、ベリルで出撃しやがった...!
ディオ「下がれ、青葉!お前では無理だ!」
青葉「それを言うなら、お前だって一人じゃあいつに勝てないんだ!こうなったら、二人でやるしかないぜ!」
ディオ「だが、カップリングがなければ...」
青葉「システムがなけりゃ、俺達は戦えないのかよ!そんなものがなくても、俺達はバディだろうが!違うか⁉︎」
ディオ「...違わない」
青葉「だったら、合わせろ!」
青葉...ルクシオンでなくとも、ブラディオンに追いついてる!
ベルリ「青葉、ディオ!」
零「いいコンビネーションだぜ、二人共!」
青葉「隙が出来た!今の内に態勢を立て直すぞ!」
ディオ「待て、青葉!何か来る!」
来たのは...シグナス...?いや、でも色が違う...⁉︎
青葉「シグナスのそっくりさん⁉︎」
ディオ「同型艦か!」
フェルミ「カップラーの二人、今すぐ、こちらの艦に来るんだ」
エルヴィラ「Dr.フェルミ!」
倉光「エルヴィラ君の先生か...!」
フェルミ「ゾギリアの重要戦略地点としてここをマークしていたんだけど、君達が現れるとはね。あれを持って来た意味もあったようだよ」
エルヴィラ「あれ...?」
フェルミ「論より証拠だ!急いでくれ、カップラー君!」
青葉「行くしかねえぞ、ディオ!」
ディオ「ああ...!」
ベリルとブラディオンはシグナスの同型艦の中に入った。
倉光「各機は援護射撃を!アルフリードを足止めしろ!」
俺達は援護射撃でアルシエルの足を止める。
アルフリード「ちいっ...!これでは進めないか!」
ノレド「あっちの艦から何か出て来るよ!」
メル「あれは...!」
現れたのはルクシオンとブラディオン...⁉︎
アスナ「ルクシオンとブラディオン⁉︎」
アイーダ「違う...!似てはいるけど、別の機体です!」
フェルミ「その通り!それぞれの制式採用機、ルクシオンネクストとブラディオンネクストだ!」
三日月「もうカップリングシステムが発動している...」
まゆか「エンファティアレベル、高い数値で安定しています!」
エルヴィラ「常時カップリングが可能だなんて...。ルクシオンとブラディオンのシステム上の欠点が完全に克服されている...!」
フェルミ「これもエルヴィラ君が行方不明になる前に送ってくれた実戦データのおかげだよ。こちらでは、それをベースにシステムの徹底改修を行い、ネクストを開発したんだよ。もっとも使いこなせるカップラーの方はさっぱりだったけどね」
青葉「ディオ!」
ディオ「青葉!」
青葉「これなら行けるぜ!」
2機は凄まじい速さでアルシエルに接近した。
アルフリード「速い!」
青葉「いっけぇぇぇっ‼︎」
ルクシオンネクストとブラディオンネクストは攻撃を仕掛けた。
青葉「このルクシオンネクストなら...!」
ディオ「俺達で状況を打開する!」
青葉「そう言う事なら乗った!やれると信じる!」
ディオ「俺達の力を合わせれば...!」
ルクシオンネクストとブラディオンネクストは瞬間移動の如くスピードでアルシエルに攻撃を与える。
ディオ「この感覚...!」
青葉「俺達は今、一つだ...!」
青葉&ディオ「「これが...!俺達の力だ!」」
最後に2機は交差しながら、アルシエルを斬り刻んだ。
アルフリード「ダメージを限界を超えたか...!」
攻撃を受けたアルシエルは吹き飛んだ。
アルフリード「くっ...!もてよ、アルシエル!」
バナージ「すごい!スピードもパワーも桁違いに強化されている!」
リディ「あれだけの速度でコンビネーションが合わせられるとは...」
ハッシュ「カップリングシステムってトンデモナイっスね!」
アルフリード「連合は...いや、エクスクロスはより強力な力を手に入れたか...!」
青葉「...」
ディオ「...」
アミダ「どうしたんだい、二人共?機体トラブルかい?」
青葉「だ、大丈夫です...」
ディオ「戦線に復帰します」
青葉「(さっきの戦闘中...。ディオの記憶が見えた...)」
ディオ「(前にも、こういう事があったが、今度はずっと鮮明だった...)」
フェルミ「ナイス・カップリング!流石だよ!」
エルヴィラ「ありがとうございます、先生!」
フェルミ「ネクストの仕上がりは問題ないようだね。では、我々は一度後退する。行方不明の間の土産話は後でゆっくり聞かせてもらうよ」
シグナスの同型艦は後退した...。
名瀬「各機へ!ここから攻勢に出るぞ!」
スメラギ「ルクシオンネクストとブラディオンネクストを中心に敵を押し返すのよ!」
ディオ「青葉...!」
青葉「わかっている!考えるのは後でも出来る!やるぜ、ディオ!俺達の力で状況をひっくり返すぞ!」
反撃開始だ!
ルクシオンネクストの攻撃でマルガレタのヴァリアンサーにダメージを与えた。
マルガレタ「これ以上の戦闘は無理か...!撤退する!」
敵ヴァリアンサーは撤退した。
ディオ「あのパイロット...ルクシオン鹵獲の指揮を執っていた女か...。(機体から見て行政局の人間だと思うが、国防軍と行動を共にしているようだな...)」
ルクシオンネクストとブラディオンネクストの連携にアルシエルは大ダメージを負った。
アルフリード「ここまでか...!(この力ならば、もしもの時の保険となってくれよう...)」
アルシエルは撤退した...。
ヒイロ「退いたか...」
明弘「だが、今日の戦い...あの男は本気ではなかったようだな」
ゼクス「アルフリード・ガラント...。我々に何を望んでいる...」
モニカ「敵部隊の壊滅を確認!増援部隊もありません!」
スメラギ「シンギュラーの状況は⁉︎」
ミレイナ「かなり不安定になっています!もう限界が近いようです!」
ドニエル「急げ、ステア!」
ステア「イエッサー!」
オルガ「最大戦速!取り残されんなよ!」
すると、ルクシオンネクストとブラディオンネクストが近くまで来た。
レーネ「何をしている、ディオ、青葉⁉︎」
青葉「すいません!俺、やっぱりアル・ワースを放っておけません!」
ディオ「青葉が行く以上、俺もアル・ワースへ行きます」
青葉「いいのか、ディオ?」
ディオ「逆の立場なら、お前もこうしたはずだ」
青葉「ありがとうよ、相棒!」
倉光「僕達も行こう」
レーネ「艦長...!」
倉光「アル・ワースの件とゾギリアの動きについては連合の本部に報告を送った。後の事は、そちらに任せよう。僕達は僕達にしか出来ない事をアル・ワースでやろう。すまないね、みんな...。僕のワガママに付き合ってもらうよ」
レーネ「文句を言う者は一人もいないようです」
リー「アル・ワースの戦いが終われば、こちらの世界に帰って来られるんです。問題ありませんよ」
倉光「ありがとう。みんなには感謝する。シグナス、全速前進!」
ジェフリー「では、行くとしましょう」
倉光「旅は道連れ、世は情け...。今後とも、よろしくお願いしますね」
俺達はシンギュラーの中に入った...。
アル・ワースに帰って来た俺達はシグナスの格納庫で仲間になった人達と顔を合わしていた。
アセム「そうか、父さん達は独自に動いていたのか」
フリット「ああ。少しは自らで情報を得たかったからな」
キオ「だから、合流するのが遅れたんだ。ごめんね、父さん」
アセム「気にするな、逢えただけで良かった」
シャナルア「...」
セリック「家族とはいいものだな」
シャナルア「そうだね」
ディーン「守らないといけませんね、彼等を」
フラム「ええ、そうね」
フリット「これからよろしく頼む。私はフリット・アスノ...。アセムの父でキオの祖父だ」
キオ「同じく、キオ・アスノです!フリット爺ちゃんの孫でアセム父さんの息子です!」
セリック「セリック・アビスだ。よろしく」
シャナルア「シャナルア・マレンです、精一杯頑張りましょう」
ディーン「ディーン・アノンです」
アマリ「これからよろしくお願いします!」
ネロ「そうかそうか、お前もこの世界で頑張ってたんだな!」
ホセ「よし、褒めてやろう!さあ飲め!」
ヴァン「いや、だから...俺は酒は飲めねえって...」
零「あなた達がエルドラソウルのパイロットなんですよね?」
バリヨ「ん?お前さんはあの金色機体のパイロットだな」
ネロ「ふむふむ、いい目をしておる...。弟子に任命しよう!」
零「え⁉︎で、弟子...⁉︎いや、そういうのは...」
ホセ「何、遠慮するな!この老いぼれの話を聞いてくれ!」
零「...て、手短にお願いします...」
ネロ「これはザウルス帝国と戦った時の話になる」
...長引くな、この話は...。
てか、千冬さんもそうだったけど、酒飲んで酔っ払う人って、何で昔話をしたがるんだ...?
カルロス「...」
サラ「このお爺ちゃん、こんなにうるさいのに寝れるなんて凄いね!」
ユキコ「カルロスさんはいつもこうなのよ」
名瀬「あなたは?」
ユキコ「ユキコ・スティーブンスです。エルドラメンバーとは古くからの知り合いです。酔っているお爺さん達に変わり、自己紹介しますね。メインパイロットのネロさん」
ネロ「ガハハハッ!」
ユキコ「ホセさんとバリヨさん...そして、寝ている人がカルロスさんです」
ホセ「フッ...」
バリヨ「うむ」
カルロス「...」
アスナ「ず、随分と個性的なお爺さん達なのね...」
零「納得してないで助けろよ、アスナ!」
アスナ「...無理。メル、パス」
メル「へっ...⁉︎わ、私もこういう方々は...ア、アマリさんにレシーブします!」
アマリ「ふぇっ⁉︎...え、えっと...零君にアタックです!」
零「返すなよ!」
ネロ「おい、零!ちゃんと聞いているのか⁉︎」
零「も、勿論ですよ!」
ネロ「いや、聞いておらんな!もう一度初めからだ!」
か、勘弁してくれ...。
鎧「デモンベインやヒーローマンもこの世界にいるんですか⁉︎」
ルカ[ゴーカイ]「今は別行動だけどね」
鎧「じゃあ俺も!ゴーカイシルバーの伊狩 鎧です!よろしくお願いします!」
ナビィ「オイラはナビィ!よろしく〜!」
ラフタ「うん、よろしく!ナビィ!」
ウェンディ「人がいっぱいで楽しいね、カメオ」
カメオ「クェ〜」
青葉「...見慣れたアル・ワースの空も今は少し違って見えるな」
まゆか「そうですね。自分で選択して、ここに来たのですから」
ディオ「...」
青葉「どうした、ディオ?まさか後悔してるなんて言うんじゃないだろうな」
ディオ「すまなかったな、青葉。お前の事を疑って...」
青葉「言っただろ?俺は嘘はついてねえって」
ベルリ「いきなりどうしたんだ、ディオは?」
ディオ「...俺はカップリングした時、青葉の記憶に触れたんだ」
ミネバ「記憶に...?」
まゆか「前にも、そんな事がありましたけど...」
ディオ「あの時とは比べものにならない程の情報が俺の脳に流れ込んできた」
マリーダ「そんな事がありえるのか...?」
三日月「どうなの、エルヴィラ?」
エルヴィラ「今まで以上に感度の高いルクシオンネクストとブラディオンネクストのカップリングシステムのせいだと思うわ」
青葉「やっぱり、そうか...」
エルヴィラ「あなた達のカップラーとしての相性は初めてのカップリングの時よりも格段に向上している。フェルミ先生は初カップリングの時のデータを元にして、ネクストの調整をしただろうから今の二人の結びつきの強さでは...」
キラ「逆に過剰なまでに互いの意識が交感されてしまうんですね」
エルヴィラ「その通り。その結果、思考だけじゃなく、意識や記憶まで共有してしまったの。でも、安心して。私の方でシステムを調整して、もう二度と、そんな現象は起こさせないから」
シン「ところでディオが見たっていう青葉の記憶って、どんな内容だったんだ?」
ルナマリア「シ、シン!流石にそれは...」
シン「あ...わ、悪い、青葉!」
青葉「構わねえよ、シン、ルナマリア。...ディオ、みんなに話してやれよ、重要な部分だけをな」
ディオ「俺が触れた青葉の記憶...。それは今までに青葉の口から語られたルクシオンに搭乗するまでの過程そのものだった」
まゆか「つまり...?」
ディオ「青葉が俺達から見て70年前の過去の世界から来たという話...。あれは真実だったんだ」
青葉「そういう事だ。やっと信じてくれたか」
アスナ「え...」
アイーダ「え...」
オルガ「それだけ...なのか?」
パトリック「何だよ...。もっと衝撃の真実ってのが明かされると思ったのによ...」
ディオ「何だ...この反応の薄さは...」
アマリ「ええと...ここにいるのは様々な世界から集められた人間なので...」
メル「はい...。今更時間を超えたのは本当だった...っと言われても、その...大した衝撃はなくて...」
アルト「逆に言えば、青葉の話を信じてなかったのってディオぐらいだったんじゃないか?」
ディオ「な...」
青葉「そう言うなって。石頭のこいつの場合、自分で体験しなきゃ納得できないんだから」
ディオ「では聞くが、お前はあの雛という女がどういう理屈でお前を助け、お前を未来に送り込んだか、理解しているのか?」
青葉「わからねえ。だから、雛と話がしたかったんだ」
ディオ「...そうだな。お前の言う通りだ。お前が、あの女を追っていた理由が今は心の底から理解できる」
青葉「じゃあ...!」
ディオ「勘違いするな。俺達の最大の目的はアル・ワースの戦いを終わらせ、ゾギリアを叩く事だ。...だが、その中で可能な限り、ゾギリアのヒナ・リャザンに接触を試みる」
青葉「それで十分だ。頼むぜ、ディオ」
ディオ「こうなったら、問題はもうお前だけのものじゃない。青葉...。俺がサポートするから、とことんまでやれ」
青葉「ああ...!(雛...。俺達は自分の意思でこのアル・ワースに帰ってきた...。俺達の時代でも、ディオ達の時代でもないここで俺は必ずお前とディオと一緒に真実を解き明かしてみせるからな...)」
相棒、か...。
今、この二人が頼もしいな...。
ネロ「そして、ワシ等とチヅルは...」
...いつまで続くんだよ、これ人達の話...。
ーエフゲニー・ケダールだ。
俺は今、ミスルギ皇国でエンブリヲ、そしてかぎ爪の男と話していた。
エンブリヲ「...エクスクロスがシンギュラーを通って君達の世界に行ってきたようだね、エフゲニー・ケダール」
エフゲニー「...」
かぎ爪の男「想定外の出来事だったかもしれませんが、こうして君は存在しています。良かったではないですか」
エンブリヲ「つまり、歴史は揺るがない...。私の施したセーフティの結果だろうね、これも」
エフゲニー「...」
エンブリヲ「感謝して欲しいな、エフゲニー。君が存在しているのは、ある意味、私のおかげなのだよ。アル・ワースに転移した君達がシナリオ通りに進むように調整しているのはこの私だよ。そう...。君たちの世界の調律者である、この私だ」
エフゲニー「それは理解している」
エンブリヲ「それにしても、同志。君の所のオリジナル7二人がエクスクロスについたそうだね?」
かぎ爪の男「...カロッサ君とメリッサ君の事は悲しいです。ですが、彼等は今、混乱しているだけです。いずれ、私の考えをわかってくれますよ。私達は同志なのですから」
エンブリヲ「...」
かぎ爪の男「どうかしましたか?」
エンブリヲ「いや、何もないよ。私はこれから大事な用があるので出かける。あまり勝手はしないように頼むよ」
かぎ爪の男「では、私も失礼します」
エンブリヲとかぎ爪の男は部屋を出た。
エフゲニー「...エンブリヲ...。必ず貴様を殺してやる...」
ーウィリアム・ウィル・ウーだ。
私は部屋から出てきた父上にある事を確認したくて来た。
ウー「父上!」
かぎ爪の男「おや、ウー君ではありませんか。どうかしましたか?」
ウー「...あなたは私を必要としていますか?」
かぎ爪の男「フフ...。おかしな質問をしますね。勿論ですよ...。私達は同志なのですから」
ウー「同、志...?」
かぎ爪の男「幸せの時が完成すれば、あなたの母親とも出会えますよ」
ウー「あなたの母親って...どうして、その様な他人事のように言うのですか⁉︎」
かぎ爪の男「他人事ではありませんよ。彼女は今でも私の心の中にいますから。私の大切な存在なのですから」
ウー「...」
私の...だと...?
ウー「...その割には悲しそうに見えませんね」
かぎ爪の男「だから、言っているではありませんか。彼女は私の心の中にいると...」
ウー「母は一人しかいない...。故に母のいるのは私の心の中です...」
かぎ爪の男「どっちでもいいですよ」
どっちでもいいだと...⁉︎
かぎ爪の男「それよりもウー君...。血の提供をお願いします」
ウー「...はい」
今にわかった...。この方が必要としているのは私ではなく、私の身体に流れる血だと...。
そして、この男は...母の想いをも踏みにじった...!
これで最後だ...。母上、申し訳ありません...。私は、ウィリアムは...自分の意志であなたとの約束を破らせていただきます...。
ー中断メッセージ
〈フリットの再開要請〉
フリット「ここで作戦一時中断か…。ならば、私の話を聞いて欲しい。確かに、戦士に休息は必要不可欠だ…。だが、こうしている間にも戦火は広がり、多くの生命が失われている事もまた、忘れないでほしい…」
キオ「じいちゃん…!」
フリット「だから私はあえて言おう…。スーパーロボット大戦をプレイする、全てのプレイヤーたちに告ぐ!多くの生命を救う為! 一刻も早くこのゲームを再開することを、要請する!」
キオ「今度は君がなる番だよ…みんなを救える、本当の救世主に…!」
次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?
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