スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

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久々のレガリア編です!

そして、皆さん、お待ちかねのあの方が仲間になります!

それではどうぞ!


第46話 帰還 / HARMONY

 

ーユインシエル・アステリアです。

 

私は倉光艦長にある話をする為にシグナスの艦長室まで来ています。

 

ユイ「失礼します」

 

倉光「やあ、ユイちゃん。それで、話とは何かな?」

 

ユイ「実は...リムガルド王国に行きたいんです!」

 

倉光「リムガルド王国...?それって、確か12年前程にリムガルド・フォールという事件が起きた国の事だよね?」

 

ユイ「はい、そうです」

 

倉光「反対する気はないのだけれど聞くね...。どうして、リムガルド王国へ行きたいんだい?」

 

ユイ「...私、リムガルドで何が起きたのか、お姉ちゃんに何があったのか...この目で確かめたいんです。そうすれば、イングリットさんが何をしようとしているのかもわかると思う...だから...」

 

倉光「...わかったよ、ではみんなで行こう」

 

ユイ「倉光艦長...」

 

倉光「君やレナ君達だけを行かしたら、エナストリアの方々に顔合わせできないし、君もエクスクロスの一員だからね...。それにレガリアについても何かわかるかもしれないし」

 

ユイ「...ありがとうございます!」

 

倉光「でも、今、リムガルド王国って、国連管理下に置かれていて、立ち入りは禁止だったんじゃ...」

 

ユイ「あ...そ、そうだった...」

 

アオイ「その事なら心配はないです」

 

ユイ「アオイ!」

 

倉光「どういう事かな?」

 

アオイ「マーガレットさんが国連の人に許可を取ってくれたみたいなの」

 

ユイ「マーガレットさんが⁉︎」

 

アオイ「いずれ、ユイ様がリムガルドに行く事になろだろうって...そう言っていたわ」

 

ユイ「...マーガレットさん...」

 

ありがとうございます...。

 

倉光「それじゃあ何も問題ないね。これからリムガルド王国へ向かうよ」

 

ユイ「はい!」

 

リムガルド王国...そこに全ての謎がある...と思う...。

 

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

俺達、エクスクロスはリムガルド王国へ向かう事になった。

 

カルメン99「じゃあ、私達はユインシエル陛下の提案でリムガルド王国って国に行くのね?」

 

ヴァン「ちいっ...俺は早くかぎ爪の野郎を見つけないとならねえのに...!」

 

零「そのかぎ爪の男はヨハンとも繋がっている可能性があります。それならば、ルクスの国に行ってもいいかもしれませんよ?」

 

ヴァン「...勝手にしろ」

 

サラ「でも、どうしてユイちゃん...急にリムガルドに行きたいなんて言ったんだろうね?」

 

青葉「ユイさんもユイさんで悩み事があるって事か」

 

アスナ「その解決はレナに任せましょう。...それでもダメなら、私達も協力してあげたらいいし」

 

零「...」

 

アスナ「な、何よ?」

 

零「お前って、本当に変わったな」

 

アスナ「どうしたのよ、急に⁉︎」

 

メル「最初は零さんを憎み、エナストリアをも攻撃したあなたが...今はユイさんの為に考えている...。あなたは本当に変わりました」

 

アスナ「...そんな事は当たり前だから...。私もみんなの為に何かしたい...。ただ、それだけなの...」

 

ジョシュア「アスナさん...」

 

俯くアスナの顔を見て、俺は彼女の頭にポンと手を置いた。

 

零「あまり一人で背負うなよ。お前にも俺達がいるんだからな」

 

アスナ「ありがとう、零...」

 

ヤール「それにしてもリムガルドに着いたらどうすんだ?」

 

アンドレイ「ユイ君とレナ君、サラちゃんとティアちゃんでリムガルドの街を見回るみたいだ」

 

ディオ「彼女達だけで大丈夫なんですか?」

 

キオ「僕達もそれを思って、護衛をつけようとしたんですけど...」

 

セルゲイ「彼女自身に断わられたよ」

 

それが、ユイの覚悟ってわけか...。

 

ミシェル「よし、仕方ない!ここは俺が一肌脱ぐとしますか!」

 

零「間違えてもお前には行かせられねえよ...。ってか、ユイに手を出したらレナだけでなくエナストリアの国民をも敵に回す事になるからな」

 

ミシェル「や、やっぱり...遠慮しておきます...」

 

クラン「フン、自業自得だ!」

 

アマリ「今はユイさん達を信じましょう」

 

ロックオン「そうだな。若いっていってもあいつは立派な皇女だからな。大丈夫だろ」

 

みんなそれぞれ...真相を解き明かそうとしているのに、俺は...。

 

アスナ「...」

 

 

 

 

ーユインシエル・アステリアです。

 

リムガルド王国へついた私達は艦を下ろしました。

 

そして、私、レナ、サラちゃんとティアちゃんは降りました。

 

アルト「ユイ、危険だと思ったらすぐに戻って来いよ」

 

ナル「お気をつけて!」

 

ユイ「はい、皆さん!行ってきます!」

 

私達は皆さんに背を向け、リムガルドの街中に入って行きました。

 

倒壊した街中を私達は見渡しました。

 

レナ「ここが、リムガルド...」

 

ここまで倒壊しているなんて...。

 

私達はショッピングモールらしき場所に入り、ある看板に目を向けました。

 

サラ「...あれって...」

 

ユイ「イングリットさんだよね...?」

 

サラ「レナを見つけた時に行った所だよ、覚えてない?」

 

レナ「...行くよ」

 

ユイ「レナ...」

 

私達はショッピングモールから出てさらに奥へ歩いて行きました。

 

奥まで来ると研究所の様な建物を見つけました。

 

ユイ「ここは...」

 

...?中から誰か歩いて来る...?

 

白い髪の...女の子...?

 

ケイ「...」

 

サラ「ケイ...?」

 

ティア「ホントだ、ケイだ!おーい!」

 

ケイちゃんという子に近づこうとしたティアちゃんをレナが止める。

 

ティア「何するの、レナ?」

 

ケイ「...」

 

ケイちゃんはしばらく、私達を見た後、研究所の中へと戻って行きました。

 

ユイ「行こう」

 

レナ「うん...」

 

私達は気を引き締め、ケイちゃんの後を追う様に研究所の中に入った...。

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

自室の窓から見えるリムガルド王国の街中...。あの倒壊...並みじゃねえな...。

 

よし...!

 

俺は自室を飛び出し、倉光艦長に会いに艦長室まで来た。

 

零「失礼します!」

 

倉光「今日はお客さんが多いね、どうしたんだい?」

 

零「俺も街を見に行く許可が欲しくて...」

 

倉光「...もう、わかったよ。君も言い出したら聞かない男だからね...。でも、この国に来たのはあくまでユイ君達の為だから、ユイ君達が戻るまでには帰って来るんだよ?」

 

零「はい!」

 

俺は一礼した後、外へと向い、リムガルドの街中に入った...。

 

 

 

第46話 帰還 / HARMONY

 

 

 

リムガルドの街中を見回る俺...。

 

零「...近くで見るとまた違うな...」

 

倒壊した街なんて初めて見たぜ...。

 

ん?これは...。

 

俺は熊のぬいぐるみを拾う。

 

零「...」

 

おそらく、リムガルド王国に暮らしていた子のものだろう...。

 

子供まで...。

 

?「悲しいですね、沢山の命が消えた街というのは...」

 

零「!」

 

突然、声が聞こえて振り返るとそこには男女二人組がいた。

 

零「...何者ですか?」

 

ファサリナ「申し遅れました...私はファサリナ、こちらはミハエル君です」

 

男の方...ウェンディと似ているな...。

 

ミハエル「君が新垣 零だな?」

 

零「どうして俺の名前を...?」

 

ファサリナ「あの方がお待ちです」

 

零「あの方...?誰の事だ⁉︎」

 

ファサリナ「すべての世界を幸せに包み込んでくれる人の事です」

 

説明になってねえよ...!

 

ファサリナ「さあ、私達と共にあの方の元へ行きましょう」

 

ファサリナという女が俺を抱きしめて来た...でも、何で...引きはがせないんだ...?体が...動かねえ...!

 

零「...!」

 

ファサリナ「大丈夫ですよ、私に身を任せて...」

 

零「...っ!」

 

何かに飲まれそうになったが、アマリの顔を思い出し、俺はファサリナという女を引き剥がした。

 

零「...生憎と俺は彼女持ちなんでね...」

 

ファサリナ「まあ、そうなの」

 

零「あんた達が敬意を表しているあの方ってのは何をする気なんだ?」

 

ミハエル「すべての世界の者に幸せを与えるのだ」

 

ファサリナ「そう...憎しみや恨み、悲しみもない...世界が与えられるのです。だから、あなたも協力を...」

 

零「...断る」

 

ミハエル「何...?」

 

零「幸せは与えられるものじゃない...自らが得るものだ!誰かに与えられた幸せなんて...幸せだと言えねえんだよ!」

 

ミハエル「貴様...同志を侮辱するのか!」

 

同志...だと...⁉︎

 

それって、カロッサ達やガドヴェドさんの言っていた...。

 

零「お前等、まさか...!」

 

ファサリナ「仕方ありませんね」

 

零「っ...ぐあぁっ!」

 

ファサリナは突然、俺を三節棍で殴り飛ばして来た。

 

ファサリナ「力尽くというのは好みませんが...仕方ないでしょう」

 

クソッ...どうすりゃいいんだ...!

 

ヴァン「うおおおっ!」

 

だが、そこへヴァンさんが斬り込んで来て、ファサリナがそれを避ける。

 

そして、ヴァンさんは俺の隣に立つ。

 

ヴァン「生きてるか?」

 

零「見ればわかるでしょうが!」

 

ヴァン「そうだな」

 

立ち上がった俺は拳を握り、ミハエルとファサリナを見る。

 

ミハエル「ヴァン...!」

 

ヴァン「あの時の女とウェンディのバカ兄貴か!」

 

零「なっ⁉︎あの人がウェンディの兄貴なのか...⁉︎」

 

通りで似てるわけだ...!

 

すると、今度はカルメンさんとウェンディが来た。

 

ウェンディ「兄さん!」

 

ミハエル「ウェンディ...」

 

カルメン99「あんた達、零に何をしようとしたの⁉︎」

 

ファサリナ「いえ、何も...。ただ、仲良くしようとしただけです」

 

零「思いきり仲間に引き入れられそうになりましたけどね...」

 

ヴァン「良かったな、零!あいつの味方になっていたら俺がお前を殺していた所だ」

 

零「さらっと怖い事言わないでください...」

 

ヴァン「かぎ爪は何処だ?」

 

ミハエル「私達が教えるとでも思っているのか?」

 

ウェンディ「兄さん!」

 

ミハエル「ウェンディ、最後の警告だ。その男とは関わるな」

 

ウェンディ「嫌よ!兄さんが言う事を聞いてくれないのに私だけ聞くなんてまっぴらごめんよ!」

 

ミハエル「そうか...。ならば、もういい...。ヴァン!ここで決着をつける!」

 

ファサリナ「フフフ...少し痛い目を見てもらいましょうか」

 

そして、ミハエルとファサリナはそれぞれのヨロイを呼び出した。

 

零「ウェンディ!カルメンさんと一緒に戻ってみんなに報告してくれ!」

 

ウェンディ「はい!」

 

カルメン99「気をつけなさいよ!」

 

ウェンディとカルメンさんがみんなの元へ行ったのを見て、俺はヴァンさんを見る。

 

零「ヴァンさん!」

 

ヴァン「言われるまでもねえ!」

 

ヴァンさんはテンガロンハットを回転させ、蛮刀をV字に振りかざし、ダン・オブ・サーズデイを呼んだ。

 

零「ゼフィルス!」

 

俺もゼフィルスを呼び、それぞれ搭乗する。

 

ヴァン「ウェイクアップ、ダン...!」

 

ゼフィルスとダン・オブ・サーズデイに乗った俺達はそれぞれ身構える。

 

すると、龍のようなヨロイ、数機と量産機のヨロイが現れる。

 

ファサリナ「これだけの数をあなた方だけで対処できますか?」

 

ヴァン「何体いおうが知るか!俺はお前達をぶっ倒して、かぎ爪を殺すだけだ!」

 

零「お前達のくだらない計画は阻止してやる!」

 

ミハエル「同志に歯向かう愚か者共め!ここで消してやる!」

 

ヴァン「消されるのはてめえの方だ、ウェンディのバカ兄貴!」

 

俺達は戦闘を開始した...。

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VS初戦闘〉

 

零「すべて無人のヨロイか...。無人機如きじゃ、俺達は止められねえぞ!」

 

 

〈戦闘会話 ヴァンVS初戦闘〉

 

ヴァン「どいつもこいつも邪魔しやがって...纏めてぶっ壊してやる!」

 

 

 

 

 

数分後の事だった...。

 

突然、メッツァ・オブ・チューズデイが現れた。

 

零「あれって!」

 

ミハエル「ウーさん!」

 

ウー「...」

 

ヴァン「てめえまで来やがったか!」

 

ウー「ヴァン、私は素直になろうと思う」

 

ヴァン「...あ?何だ、突然...」

 

ウー「今からやるのは私の意志の表だ...。しかと、見よ!」

 

は...⁉︎メッツァ・オブ・チューズデイが敵機体の一機を倒した...⁉︎

 

ミハエル「ウ、ウーさん...⁉︎何を...⁉︎」

 

ヴァン「てめえ...どういう風の吹き回しだ?」

 

ウー「勘違いするな。...あの方は私を見ていたのではなく、私の血を見ていた...。そして、母上の想いを継ぎ、あの方に従っていたが...あの男は母上の想いを踏みにじった!だから潰す!決して、お前達の仲間になろうとしたわけではない!ただ、お前達といればあの男を確実に殺せると思っただけだ!」

 

零「え...それ遠回しに仲間にしろと言っているんじゃ...」

 

ウー「そこの少年、何か言ったか⁉︎」

 

零「何でもありませんから、レイピアを向けるのだけはやめてください!」

 

ウー「わかればいい...」

 

ヴァン「何言ってやがんだ、かぎ爪を殺すのは俺だ!」

 

ウー「いいや、私だ!」

 

何かヴァンさんみたいなのが二人いるんですが⁉︎

 

ファサリナ「ガドヴェドさんやカロッサ君にメリッサちゃんに引き続き...あなたまで同志を裏切るとは...」

 

ウー「先に裏切ったのは奴だ」

 

ミハエル「残念です...全機、メッツァも攻撃対象に認定!」

 

ウー「ヴァン!ノロノロとやっていたら先に私が奴を殺すからな!」

 

ヴァン「後から来て、威張るな!かぎ爪は俺が殺すって言ってんだろ!」

 

つ、疲れるよ、この人達...。

 

俺達は再び、戦闘を再開しようとした...。

 

 

 

 

 

 

ーユインシエル・アステリアです。

 

ケイちゃんに連れられ、私達は研究所の中心まで来ました。

 

ティア「うわぁ...」

 

サラ「大きい...」

 

研究所の中を見渡した後、ケイちゃんに視線を戻すとケイちゃんの向かう方には一人の女性が立っていました。

 

ケイ「!」

 

ケイちゃんはその人の顔を見た途端、先程までの表情から一変し、笑顔になって女性に勢いよく、抱きついた。

 

あの人は...!

 

レナ「...」

 

イングリッド「ようこそ、リムガルド王国へ...。ユインシエル...」

 

ユイ「イングリッドさん...」

 

サラ「あの人がイングリッド...?」

 

ティア「ケイの契約者...?」

 

ユイ「イングリッドさん...此処で...リムガルド王国で何があったんですか?」

 

イングリッド「12年前までリムガルドは世界有数の技術を持っていたわ。けれど、長きに渡って行われていた新しいエネルギーの研究に成果が出ず...行き詰まっていたの。そのへタイミングを見計らっていたかのように助言者が現れた」

 

助言者...?

 

イングリッド「その人物のおかげで研究は再開され...目覚しい成果をあげたわ。でも...それは大きな間違いだった...」

 

ユイ「え...?」

 

イングリッド「リムガルド・フォール...」

 

レナ「!」

 

ユイ「!...どういう事ですか?」

 

イングリッド「助言者は過去の遺物を復活させるためにリムガルドを利用していただけだった...」

 

レナ「過去の遺物...」

 

イングリッド「ルクス・エクスマキナ...」

 

ティア「え...」

 

サラ「それって...!」

 

イングリッド「そう、かつてあなた達が封印した...。世界を一度滅ぼしたもの」

 

レナ「あなたも...ルクス・エクスマキナが欲しかったの...?」

 

イングリッド「...違う。でも、国が滅びた後、こうやってあなた達の前に立っている以上、そう思われても仕方ないわね」

 

ユイ「...だったら...!何の為にレナを...エナストリアを巻き込んでまでこんな事をしているんですか⁉︎」

 

サラ「ケイもだよ!ケイも関係ないでしょ⁉︎」

 

ティア「そうだそうだ!ケイを返せ!」

 

イングリッド「それは...」

 

ヨハン「まさか、そっちから直々に来るなんて思わなかったよ」

 

ユイ「この声...!」

 

レナ「ヨハン...!」

 

ヨハン「覚えていてくれたんだね...。って、あれ?イングリッドじゃないか。君も来ていたんだ」

 

イングリッド「...!」

 

...?イングリッドさん...?

 

ヨハン「ちょうどいいじゃん。全ての始まりの地でみんなで対決...。イングリッドも一緒にやろうよ」

 

イングリッド「...」

 

ヨハン「...あれ?手伝ってあげるよ」

 

イングリッド「...くっ...ヨハン...!」

 

ケイ「光に生まれ、闇を纏う真実の裁定者。わが身に宿り、偽りの煉獄を暴け」

 

ヨハン「ククク...!」

 

ケイ「悋気の焔耐える事なき、獄炎の神器」

 

ケイちゃんから発せられた光がイングリッドさんをも包み込もうとした...。

 

しかし、イングリッドは私達に向かって手を伸ばした。

 

ユイ「イングリッドさん!」

 

ケイ「エリニウスの名に於いてその身を晒せ」

 

ユイ「イングリッドさん‼︎」

 

レナ「ユイ、下がって!」

 

レナに掴まれ、私達は下がった。

 

ケイ「ーーゼノ・メガエラ」

 

光が発せられ、金色と黒色基調のレガリアが現れた。

 

あれが...メガエラ...。

 

ユイ「...イングリッドさん...」

 

イングリッド「...ユインシエル...!」

 

メガエラは空を飛び、私達を見下ろしています。

 

ヨハン「良い子だね、僕もやろうか」

 

ヨハン君もレガリア・ギアを召喚して、乗り込んだ。

 

レナ「ユイ...私達も...」

 

ユイ「でも...」

 

レナ「ユイ!」

 

...やるしかないんだよね...!

 

ユイ「...わかった...!レナ、お願い!」

 

サラ「ティア、行くよ!」

 

ティア「うん!」

 

私達もアレクトとティシスを呼び出し、搭乗した。

 

ヨハン「フハハハッ!やっと役者が揃ったねぇ...」

 

ユイ「...」

 

ヨハン「それじゃあ...因縁の対決を始めようか」

 

ヨハン君の言葉と同時にメガエラから電撃が放たれ、研究所内は爆発しました...。

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

かぎ爪の男の仲間との戦いの最中、近くで爆発が起こった。

 

零「な、何だ⁉︎」

 

ファサリナ「あちらもあちらで始めたようですね...」

 

爆発の中から四機のロボットが...って、その内の2機はアレクトとティシスじゃねえか!

 

ウー「あれは...お前達の仲間のレガリアか?」

 

零「全部がそうじゃないんですがね...」

 

ヨハン「あれれ?そっちも面白い事をしているじゃないか」

 

零「そのレガリア・ギア...お前、ヨハンだな!」

 

ヨハン「そうだよ、ゼフィルスのお兄さん」

 

零「ユイ、レナ、サラ、ティア!大丈夫か⁉︎」

 

ユイ「零さんにヴァンさん⁉︎どうして戦っているんですか⁉︎」

 

ヴァン「こっちの台詞だ!そいつらは何だ!」

 

サラ「あの金色と黒のレガリアはメガエラ...ケイのレガリアだよ!」

 

零「ケイって...サラ達が探していたレガリアのコアか...。そいつが何でお前達と⁉︎」

 

レナ「零、話はあとよ!今は...!」

 

零「...ああ、お互い倒さないといけない敵がいるからな!」

 

ミハエル「君も来ていたんだね、ヨハン」

 

ヨハン「これはさらに面白い対決ができそうだ...ねえ、イングリッド?」

 

イングリッド「くっ...」

 

ヨハン「どうせなら、そっちも手伝うからこっちも手伝ってよ」

 

ファサリナ「わかりました、では参りましょう」

 

零「来る...!迎え撃つぞ!」

 

ヴァン「お前に言われるまでもねえ!」

 

ユイ「イングリッドさん...私は...」

 

イングリッド「ユインシエル...私は...」

 

戦闘再開だ!

 

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 ユイVSヨハン〉

 

ヨハン「行くよ、エナストリアのお姫様」

 

ユイ「あの子にはもう負けない...レナ!」

 

レナ「うん!覚悟しなさい、ヨハン!」

 

 

〈戦闘会話 サラVSヨハン〉

 

ティア「あいつ、空飛んでばっか...!」

 

サラ「卑怯者ー!降りてこーい!」

 

ヨハン「嫌だよ、わざわざ君たちの間合いに入るつもりはないよ」

 

 

〈戦闘会話 ユイVSイングリッド〉

 

イングリッド「...」

 

ユイ「イングリッドさん...」

 

イングリッド「行くわよ、ユインシエル!」

 

レナ「来るよ、ユイ!」

 

ユイ「う、うん...!(イングリッドさん...どうしてあの時、私達に手を差し伸べたの...?)」

 

 

〈戦闘会話 サラVSイングリッド〉

 

イングリッド「ティシスは此処で倒すわ!」

 

サラ「うるさい!ケイを返せー!」

 

ティア「返せー!」

 

 

 

クソッ...あのウォラーレが邪魔すぎて他の機体に専念できない...!

 

ヨハン「なかなかやるね...」

 

サラ「あいつ、邪魔だね...」

 

レナ「こうなったら、アレクトとティシスで力を合わせましょう!」

 

ユイ「うん!」

 

アレクトとティシスは同時に動き出す。

 

ウォラーレの攻撃をティシスが防ぎ、その隙にアレクトが殴りかかったが、メガエラに止められ、空高く連れ去られる。

 

零「ユイ!」

 

ユイ「な、何...⁉︎」

 

レナ「捕まった...⁉︎」

 

イングリッド「ユインシエル、落ち着いて...じっとしてよく聞いて」

 

ユイ「イングリッド...さん...?」

 

イングリッド「聞こえる?...エリニウスのレガリアが三体揃っている今なら、共鳴が起こせる」

 

ユイ「共鳴...?」

 

イングリッド「私達を...ケイを...」

 

ユイ「(...!イングリッドさん...!)」

 

っ...!アレクトの前にウォラーレが...!

 

ヨハン「いいねぇ。そのまま離さないでよ」

 

零「ユイ、レナ!」

 

何とか、アレクトを助けようと動き出したが...。

 

ミハエル「お前の相手は私だ!」

 

零「邪魔すんな、このバカ兄貴!」

 

サウダーデ・オブ・サンデイに邪魔される。

 

ウォラーレからビームが放たれるが身の危険を感じたのか、メガエラがアレクトを離した。

 

ヨハン「もう...ちゃんと抑えててよ」

 

イングリッド「...」

 

ヨハン「まあいいや。もっと面白い人達が来たから」

 

エクスクロスの艦が現れ、みんなが出撃して来た。

 

アスナ「みんな、遅くなってごめん!」

 

ニール「状況はどういう感じだ!」

 

零「えっと...ウーさんが仲間になって...その...」

 

ガドヴェド「ほう...」

 

ウー「な、仲間になった覚えはない!」

 

カロッサ「サウダーデ...ミハエル...!」

 

ミハエル「ガドヴェドさん...カロッサ、メリッサ...」

 

メリッサ「ミハエル...」

 

ミハエル「敵となったからには容赦はしない!」

 

ガドヴェド「それはこちらの台詞だ!」

 

アマリ「ユイさん、あのレガリアは⁉︎」

 

ユイ「イングリッドさんと...ケイちゃんが乗っています!」

 

プル「ケイって...サラ達と同じ...」

 

ジュドー「話は後だ!今はあいつ等を倒すぞ!」

 

青葉「了解!」

 

イングリッド「...」

 

ユイ「...イングリッドさん...」

 

 

〈戦闘会話 ウーVS初戦闘〉

 

ウー「(母上、申し訳ありません...あなたの約束を裏切った私を許してください...。ですが、あの男だけは...私がこの手で殺す!)」

 

 

 

 

戦闘から結構経ったが、ウォラーレが厄介すぎる...!

 

刹那「まずはあのレガリアをどうにかしなければ...!」

 

ユイ「...レナ、イングリッドさんの言っていた共鳴って...」

 

レナ「...!」

 

 

 

 

ーレナ・アステリアよ。

 

私は突然、暗い世界にいて、私の後ろに私そっくりの女の子が立っていた。

 

それと同時に何かが私の頭の中に...これは...拘束されたケイ...?

 

レナ「ケイが...いるの?」

 

?「...」

 

ユイ「レナ!」

 

ユイの声で我に返り、ユイを見た。

 

ユイ「大丈夫、レナ?」

 

レナ「ケイが...ティア、聞こえる⁉︎」

 

ティア「う、うん...」

 

レナ「ケイを助けよう!」

 

ティア「え...?」

 

レナ「あそこにいるのは...本当のケイじゃない!」

 

サラ「え、違うの?」

 

ティア「何で?」

 

レナ「...わからない。けど、ケイは私達の...エリニウスの中にいるんだと思う」

 

ユイ「...レナ、ケイちゃんを助けよう!」

 

レナ「でも...ユイ一人じゃ、アレクトとの力が使えなくなっちゃう」

 

ユイ「大丈夫、行ってあげて」

 

でも、ユイが...。

 

ユイ「私、頑張るから...」

 

レナ「...ユイ...」

 

零「レナ!ユイは俺達に任せろ!」

 

メル「必ず守ってみせますから!」

 

レナ「...みんな...わかった...」

 

私とティアはエリニウスの中にへと入っていった...。

 

零「本当にアレクトとティシスが動けなくなった...」

 

アムロ「全機、ユイとサラを守りつつ、敵を迎え撃つぞ!」

 

 

 

エリニウスの中へと来た私とティア。

 

ティア「ここに本当にケイがいるの?」

 

レナ「うん、きっと...」

 

私達の目の前には大きな何かがあった。

 

ティア「大っきい...この中にケイがいるのかな?」

 

ティアが扉に触ると開いた。

 

ティア「うわぁっ⁉︎何これ⁉︎」

 

すると、私達の肩を持つものがいた。

 

振り返るとそこにはあの時見た私そっくりの人がいた。

 

ティア「え、ええ⁉︎レナがもう一人⁉︎」

 

私そっくりの人が私を見て、クスリと笑った後、まるで付いて来いと言うように扉の奥へと入っていった。

 

レナ「...行こう」

 

ティア「ええ⁉︎待ってよ、レナー!」

 

私とティアは私そっくりの人の後をついていった...。

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

ティエリア「ユイ、サラ!君達は下がっているんだ!」

 

ユイ「私達も...戦います!」

 

サラ「で、でも...!」

 

ユイ「任せて、援護をお願いします!」

 

アスナ「え、ちょっとユイ!」

 

零「わかった!」

 

メル「零さん⁉︎」

 

三日月「やる気があるならやらせてあげれば?」

 

カトル「何を言いだすんだい、三日月⁉︎」

 

ヒイロ「あいつもエクスクロスの一員だ」

 

刹那「信じると言うわけか」

 

零「そう言うわけだ!サラ、援護しろ!」

 

サラ「うん!」

 

ゼフィルスとアレクト、ティシスは同時に動き出し、ゼフィルスとティシスがウォラーレの気を引いた。

 

ヨハン「無駄なのに...まあ、挑んでくるなら倒すけど!」

 

零「...今だ、ユイ!」

 

ユイ「はああぁぁっ!」

 

ゼフィルスとティシスに気を取られたウォラーレにアレクトの一撃が浴びせられた。

 

ヨハン「うっ...!」

 

今の一撃を受けて、流石のウォラーレも吹き飛ばされた。

 

零「やるじゃねえか、ユイ!」

 

サラ「ユイちゃん、すっご〜い!」

 

ヨハン「ふーん、なかなか楽しいじゃないか」

 

いける...この調子なら、いけるぞ!

 

 

 

 

 

ーレナ・アステリアよ。

 

ずいぶん歩いたわね...。

 

?「...」

 

そっくりの人が消えた...。あの子はいったい...。

 

すると、今度は辺りの風景が変わり、賑やかな街中に変わる。

 

ティア「こ、ここって...」

 

レナ「リム、ガルド...?」

 

そして、見えたのは...ボロボロの姿の...ケイとイングリッド...?

 

レナ「これは...ケイの記憶...?」

 

記憶が進み、次に見せられたのは...。

 

過去のヨハン...!

 

次に見せられたのは...。

 

レナ「あれは...アレクトとティシス⁉︎」

 

ティア「どうして、アレクトとティシスが戦っているの⁉︎」

 

すると、イングリッドが入って来た。

 

過去のイングリッド「!これはどういう事なの⁉︎」

 

過去のケイ「...!イングリッド...!」

 

すると、ケイの力が増し、辺りを爆風と光が包み込んだ。

 

ティア「これが...」

 

レナ「リムガルド・フォール...」

 

リムガルド・フォールは...レガリアの力の暴走が原因だったんだ...。

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

ヨハン「そろそろ、飽きたし...もう終わらせようか」

 

ウォラーレがアレクトを蹴り飛ばし、首根っこを掴み、持ち上げた。

 

ヨハン「女皇陛下...こんなボロボロになってまで...どうして首を突っ込むの?君には関係のない事でしょう?」

 

ユイ「関係ない事なんか...ありません!」

 

ヨハン「いや、関係ないね、これは僕等の問題だ」

 

ユイ「あなた...!」

 

 

 

ーレナ・アステリアよ。

 

崩壊したリムガルドの街に...イングリッドとケイ、ヨハンがいた。

 

過去のヨハン「バカな国だよね...。僕の言う通りにしていればこんな事にならなかったのに」

 

過去のイングリッド「ヨハン...!」

 

イングリッドはヨハンに拳銃を向けた。

 

過去のヨハン「わぁー、怖い!ケイ、助けてー」

 

過去のケイ「...」

 

何と、ケイがヨハンを庇うようにイングリッドの前に立った。

 

過去のイングリッド「ケイ...」

 

過去のヨハン「あ〜あ。バカのせいで一からやり直しだよ...。まっ、取り敢えず、ケイは貰っていくよ」

 

過去のイングリッド「...ヨハン!あなた、ケイにいったい何を⁉︎」

 

過去のヨハン「僕のお人形さんになって貰ったんだよ...もう君の声も聞こえない」

 

そんな...ケイが...!

 

過去のイングリッド「ケイ!」

 

過去のヨハン「一緒について来てもいいよ。何せ...君に拾われたせいで、この子はこの風になっちゃったんだからね...フフッ...」

 

イングリッド「...」

 

そのままイングリッドはヨハン達についていった。

 

それを最後に辺りは再び、暗闇に包まれる。

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

アレクトが捕まった...このままでは...!

 

ユイ「あなたなの...?あなたが...イングリッドさん達に酷い事をさせたんですね!...ぐっ...!」

 

アレクトを掴む腕が強まった...⁉︎

 

ヨハン「だから何?女皇様には関係ないんだから...一人でお城に帰って大人しくしてなよ」

 

ユイ「みんな...私の大切な人です!...一人で帰る事なんて出来ません!」

 

ユイ...お前...。

 

ヨハン「あっそ。でも、あの子達には用があるから...ダメ」

 

ユイ「どうして...どうしてこんな酷い事が出来るんですか⁉︎...あなたにだって、大切な人がいるでしょう⁉︎」

 

ヨハン「!...お姉さん、もう死んでいいよ」

 

ユイ「うわぁっ...!」

 

このままじゃ、アレクトがもたない!

 

そのままウォラーレを空を飛び、アレクトを持ち上げた。

 

サラ「ユイちゃん⁉︎」

 

零「ユイ!」

 

ヨハン「いらないのは本当に君だけなんだよな...。だから、君だけ死んでね」

 

ウォラーレから衝撃波が放たれ、アレクトはダメージを負っていく。

 

ユイ「うわぁぁぁぁぁっ...!」

 

アスナ「ユイ!」

 

零「待ってろ、ユイ!今いく!」

 

アレクトを助けようと俺は動き出したが...。

 

ファサリナ「...私との戦闘中に他の女の子の所にいくなんて...妬けちゃうわね」

 

ダリア・オブ・ウェンズデイからG-ER流体が発射され、ゼフィルスに絡みついた。

 

零「何...⁉︎」

 

ファサリナ「今のあなたに必要なのは、蜜。焦りや怒りを忘れるような、甘い、あまぁい…み・つ…」

 

零「ぐっ...!悪いけど、俺はあんたみたいな女が一番苦手だ!」

 

ファサリナ「そうですか、でも逃すわけにはいきません」

 

そのまま、ゼフィルスを地面に叩きつけた。

 

零「ぐあぁぁっ!」

 

アマリ「零君!」

 

ファサリナ「私に向かないのなら...私色に染め上げます」

 

零「がっ...!ぐあぁぁっ!」

 

何度も触手で叩きつけられ、身動きが取れない状態のゼロ距離でビーム光線を受ける。

 

なす術なしってこの事かよ...!

 

アレルヤ「零!」

 

トビア「いくら、ゼフィルスでも装甲が保たない!」

 

ユイ「カッ...ハ...!アァァ...!」

 

零「グアッ...!ガッ...!アァァ...!」

 

ヤバい、ユイの限界も近いが俺も相当限界に来てる...!

 

アムロ「零とユイを助けるぞ!」

 

ヴァン「面倒かけさせるな!」

 

ミハエル「ファサリナさんの邪魔はさせない!」

 

ダン・オブ・サーズデイの進行をサウダーデ・オブ・サンデイが阻止する。

 

ヴァン「バカ兄貴、てめえ!」

 

ミハエル「奴には天罰が下ったのだ!同志の理想を侮辱したな!」

 

グラハム「...」

 

ヨハン「アハハハハッ!じゃあね、エナストリアの女皇様」

 

ユイ「ガッ...ハッ...!」

 

ファサリナ「もう一度言います。私に身を委ね、同志の夢のために手を取り合いましょう」

 

零「お断...りだ...!」

 

ファサリナ「...そうですか」

 

零「ウ...アァァァァァッ‼︎」

 

ビーム光線の威力を高めやがった...。此処までなのかよ...!

 

グラハム「...何が理想だ。片腹痛い!他人を傷つけてまで得る理想など...必要ない!トランザム!」

 

イングリッド「!」

 

すると、ゼフィルスをブレイヴが、アレクトをメガエラが助けた。

 

ヨハン「へぇ...ちょっと裏切るの早くない?まだケイはお人形さんのままだよ」

 

イングリッド「っ...!」

 

ヨハン「バカな王様と科学者がやった事を全て背負って...ずーっと我慢して我慢して...チャンスをうかがってたんでしょう?いいの?」

 

イングリッド「くっ...!あなたに気を使われる必要はないわ!」

 

ヨハン「へえ、そっか」

 

そう言い残して、ウォラーレはメガエラを叩き落とした。

 

ファサリナ「邪魔を...!」

 

零「グラ、ハムさん...!」

 

グラハム「死すギリギリの状況でも折れぬその意志...心打たれたぞ、零」

 

零「は、ははは...流石に今回はヤバイと思いましたけど...これは後でメチャクチャ、アマリに怒られるパターンのやつだ」

 

グラハム「ふっ、若いとはいいな」

 

ミハエル「よくも...ファサリナさんの邪魔を!」

 

サウダーデ・オブ・サンデイが最大出力の三連ビームを放った。

 

グラハム「...!」

 

ブレイヴが...ゼフィルスを突き飛ばして代わりに、ビームを受けた...⁉︎

 

零「グラハムさん‼︎」

 

刹那「グラハム!」

 

アーニー「グラハム少佐!」

 

ビームを受けて、落下していくブレイヴを見て、俺は叫んだ。

 

零「邪魔だぁぁぁっ‼︎」

 

落下していくブレイヴを追いかけようとするが、サウダーデが立ちはだかったが、エボリューションモードを発動させて、蹴り飛ばし、ブレイヴを受け止め、地面に着地する。

 

零「グラハムさん...グラハムさん!」

 

グラハム「バカか、君は...。男の涙は...女性の為に流す...ものだ...」

 

零「あ、ぁぁぁっ...!死なないでください、グラハムさん!」

 

グラハム「私は...死なんよ...何せ、私は乙女座の人間なのだからな...。これは死などではないんだよ...仲間、の...」

 

そう言い残して、グラハムさんは意識を失った。

 

零「グラハムさぁぁぁぁん‼︎」

 

刹那「零!グラハムを早くトレミーへ運べ!」

 

零「...ああ...!」

 

俺はブレイヴを担ぎ、プトレマイオスにブレイヴを運び、戦線に復帰する。

 

アーニー「グラハム、少佐...」

 

サヤ「少尉...」

 

零「許さないぞ、ミハエル...。お前だけは!」

 

ヨハン「あっちもあっちで面白い事になってるね...。それよりも知ってるよ。ケイを取り戻してから...僕を殺すつもりだったんだよね?」

 

イングリッド「くっ...!」

 

ヨハン「エリニウスの共鳴で取り戻すつもりだったみたいだけど...残念だったね」

 

 

 

 

 

 

ーレナ・アステリアよ。

 

暗闇が光出すと、目の前には囚われているケイの姿があった。

 

ティア「ケイ!ケイー!」

 

レナ「ケイ...」

 

ティア「レナ、どうしよう...」

 

...イングリッドの言葉...共鳴...。

 

レナ「共鳴...」

 

すると、私とティア、ケイのコアが光り出した。

 

レナ「ケイ...」

 

ケイ「...!」

 

意識が...ある...?

 

私とティアは頷きあうと私達のコアとケイのコアが一つになった。

 

 

 

 

 

ーイングリッド・ティエストよ。

 

ユインシエルを守ろうと奮闘する私...。

 

ケイ「イングリッド...」

 

イングリッド「っ...!」

 

振り返るとケイが私の拳銃を奪い、私に向けていた。

 

ケイ「今まで楽しかったよ、イングリッド...」

 

ヨハンが操っているのね...!

 

でも、此処までのようね...。

 

ケイ「バイバイ...」

 

ケイはゆっくりと拳銃の引き金に手をかけた...。

 

目に涙を浮かべながら...。

 

 

 

 

ーケイ・ティエスト...。

 

私達のコアが一つになったのを感じ、エリニュスの中で私を縛っていた鎖が解かれた。

 

ケイ「レナ、ティア...」

 

レナ「おかえり、ケイ...」

 

そして、私達の身体は光に包まれる...。

 

 

 

 

 

ーイングリッド・ティエストよ。

 

拳銃を落とす音が聞こえ、目を開けると目に涙を浮かべながら、笑うケイの姿があった...。

 

ケイ「ただいま、イングリッド」

 

イングリッド「...!ケイ...!」

 

ケイは私に抱き着き、私も抱き返した。

 

ケイ「イングリッド...!」

 

イングリッド「おかえり、ケイ!」

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

アレクトとティシスのもとにレナとティアが帰ってきた。

 

それと同時にユイも目を覚ました。

 

レナ達が元に戻ってきたって事は...。

 

ユイ「ケイちゃん、助けられたんだね」

 

レナ「うん...!」

 

ユイ「私...お姉ちゃんがいない間...頑張ったんだよ?」

 

レナ「うん...!」

 

ユイの言葉を聞いて、ユイとレナは抱き合った。

 

サラ「よくわかんないけど、良かったー!」

 

ティア「良かったー!」

 

本当に良かったぜ...。

 

ヨハン「あらあら、これじゃあ形勢逆転だね」

 

ティア「ケイ!あんな酷い奴、ティア達がやっつけてあげよう!」

 

レナ「あいつだけは許せない...!」

 

ケイ「二人共、ありがとう...。でもね...」

 

イングリッド「私達は12年間、この日を待っていたの...申し訳ないけど、譲ってもらえないかしら...!行きましょう、ケイ!」

 

ケイ「うん...!」

 

ミハエル「敵の士気が上がった...⁉︎」

 

青葉「お前等、よくも零さんやユイさん、グラハムさんを痛めつけてくれたな!」

 

ディオ「今度はこちらの番だ!」

 

零「さっきの借りを...返させてもらうぞ!」

 

ミハエル「来い、新垣 零!」

 

ヨハン「フフッ...見せてもらうよ、三機のレガリアの力を!」

 

ユイ「みんな、行くよ!」

 

イングリッド「ユインシエル...私達も戦うわ...。皆さんと一緒に!」

 

ユイ「はい、イングリッドさん!」

 

戦闘再開だ!

 

 

 

 

〈戦闘会話 イングリッドVS初戦闘〉

 

イングリッド「私達が犯していた罪を償うわよ!」

 

ケイ「うん...!イングリッドとなら何も怖くない!」

 

イングリッド「...私もよ、ケイ...。見せてあげましょう、メガエラの力を!」

 

 

 

〈戦闘会話 零VSファサリナ〉

 

ファサリナ「あぁ...!あまり、激しく攻撃されると...私、咲き乱れてしまいます...!」

 

零「...いつもの俺なら調子が狂っているが...お前は別だ!とっとと失せやがれ、くそ女!」

 

 

〈戦闘会話 アマリVSファサリナ〉

 

アマリ「...」

 

ファサリナ「何をそんなに怒っているの?」

 

アマリ「零君に手を出した事を後悔させてあげます、行くわよ、ホープス!私のドグマで粉々にさせてあげます!」

 

ホープス「(マスターが怖いです...!)」

 

ファサリナ「(成る程、彼女が彼の...。フフ、お似合いですね...)」

 

 

〈戦闘会話 ヴァンVSファサリナ〉

 

ファサリナ「ヴァンさん、私と共に楽しい事をしましょう」

 

ヴァン「生憎だが、お前と遊んでいる暇はねえんだ...てめえをぶっ潰して、かぎ爪の野郎をぶっ潰すまではな!」

 

 

〈戦闘会話 ウーVSファサリナ〉

 

ファサリナ「今なら、まだ間に合いますよ、ウーさん」

 

ウー「残念だが、我が信念は揺るがん」

 

ファサリナ「でしたら、その信念...揺るがせてあげましょう」

 

 

〈戦闘会話 ガドヴェドorカロッサorメリッサVSファサリナ〉

 

メリッサ「ファサリナが来た...!」

 

ファサリナ「あなた達ももう一度、同志の前に連れて行きます」

 

ガドヴェド「気迫で負けるな!カロッサ、メリッサ!奴にも必ず隙がある!」

 

カロッサ「その隙を...つく!」

 

 

〈戦闘会話 零VSミハエル〉

 

零「お前達の理想を俺達に押し付けるな!」

 

ミハエル「理想を共有する事こそが平和への道なのだ!何故、それがわからない!」

 

零「一生わかんねえよ、そんな事!人間、みんながみんな、同じ思想なんてまっぴらごめんなんだよ!」

 

 

〈戦闘会話 ヴァンVSミハエル〉

 

ミハエル「此処で決着をつけるぞ、ヴァン!」

 

ヴァン「てめえなんてどうだっていい!かぎ爪の野郎を出せ!」

 

ミハエル「お前と同志を合わせるわけにはいかない!」

 

ヴァン「だったら、力尽くでも引きずり出してやる!」

 

 

〈戦闘会話 ウーVSミハエル〉

 

ミハエル「どうしてなんですか、ウーさん!」

 

ウー「...特に意味はない。私があの男に失望しただけだ」

 

ミハエル「そんな私情で...!」

 

ウー「あの男の私情を他の者に押し付けるお前に言われたくない!」

 

 

〈戦闘会話 ガドヴェドorカロッサorメリッサVSミハエル〉

 

ミハエル「皆さん...何故、同志を裏切ったんですか⁉︎」

 

ガドヴェド「目が覚めたのだよ...。ヴァンのおかげで...」

 

メリッサ「シンの...おかげで」

 

カロッサ「俺...元々、お前嫌い!だから、潰す!」

 

ミハエル「どうしてみんな...同志から遠ざかって行くんですか...!」

 

 

〈戦闘会話 キラVSミハエル〉

 

キラ「平和を望むのは悪い事じゃない...。でも、君達のそれは押し付けだ!」

 

ミハエル「誰かが導かなければ、世界は変わらない!」

 

キラ「君達は答えを急ぎすぎているんだ!視野を広く持つんだ!」

 

ミハエル「黙れ!同志を侮辱するのは許さない!」

 

 

〈戦闘会話 ブレラVSミハエル〉

 

ブレラ「俺達は黙って、お前に従うつもりはない」

 

ミハエル「そんな奴らは潰していく...同志のために!」

 

ブレラ「お前のその行為が既に矛盾を生じている事に何故気付かない!」

 

 

 

 

サウダーデ・オブ・サンデイとダリア・オブ・ウェンズデイにダメージを与えた。

 

ミハエル「くっ...!サウダーデのダメージ限界が来たか...!」

 

ファサリナ「今日は私達の負けです。退きましょう、ミハエル君」

 

ミハエル「...わかりました、ファサリナさん」

 

そう言い残して、二機は撤退した...。

 

ヴァン「あいつら...また逃げやがった...!」

 

ウェンズデイ「他の人まで傷つけて...兄さんはもう戻ってこないのね...」

 

ジョシュア「ウェンズデイさん...」

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VSヨハン〉

 

零「ヨハン!ユイを傷つけた借りを返させてもらうぞ!」

 

ヨハン「君も関係ないんだけどなぁ...。ゼフィルスのお兄さん」

 

零「関係ある!ユイは...レナ達は俺達の仲間だ!だから、俺達には関係大有りなんだよ!」

 

ヨハン「...鬱陶しいね、そういうの」

 

 

〈戦闘会話 ヴァンVSヨハン〉

 

ヨハン「ヨロイ乗りのヴァンお兄さんがどうして僕の邪魔をするの?」

 

ヴァン「てめえが気に入らねえからだ。俺が殺すのはかぎ爪だ!だが、てめえも邪魔をするのなら、殺す!」

 

 

〈戦闘会話 ユイVSヨハン〉

 

ヨハン「女皇様、君は邪魔だね」

 

ユイ「今度は私達の番だよ!」

 

レナ「ユイを傷つけた分は返す!いくよ、ユイ!」

 

ユイ「うん、これで最後だよ、お姉ちゃん!」

 

 

〈戦闘会話 サラVSヨハン〉

 

サラ「さっきはよくもやってくれたわね!」

 

ヨハン「無様に攻撃を受ける姿は滑稽だったね」

 

ティア「サラを傷つけた分は倍にして返す!やるよ、サラ!」

 

サラ「うん!」

 

 

〈戦闘会話 イングリッドVSヨハン〉

 

ケイ「久しぶりね、ヨハン...!」

 

ヨハン「僕は毎日会っていたけどね」

 

ケイ「よくも...イングリッドとあの子達...そして沢山の人達に手を出してくれたわね...。あなただけは、素粒子レベルまで分解してあげる...!」

 

ヨハン「笑えないね、それ」

 

 

 

 

メガエラの攻撃でウォラーレはダメージを負う。

 

ヨハン「まずいね、これは...!」

 

ケイ「終わらせるよ、これで!」

 

アレクト、ティシス、メガエラの三機がウォラーレに攻撃を仕掛けた。

 

ユイ「みんなの力、見せてあげるよ!」

 

イングリッド「まずは私達よ!」

 

メガエラはビットやビームを放ち、ウォラーレにダメージを与えていく。

 

レナ「今度は私達!」

 

ユイ「はああぁぁっ!」

 

次にアレクトがウォラーレに殴りかかり、蹴り飛ばした。

 

ティア「ティア達の番!」

 

サラ「いっけえぇぇぇっ!」

 

ティシスが大蛇を纏わりつかせ、刃を食いこませて相手を切り裂いた。

 

さらに、竜巻を発生させて、ウォラーレを飲み込ませた

 

ティア「ケイ!」

 

レナ「これで決めて!」

 

ケイ「ありがとう、二人共!」

 

イングリッド「これが私達の...エリニウスの怒り...!」

 

ケイ「エリニウスの名において...メガエラが射抜く...!」

 

イングリッド&ケイ「「ジャッジメント・アロー‼︎」」

 

メガエラは両肩の砲口部にランスを差し込み、最大出力で光の矢を放った。

 

ヨハン「...フッ...!」

 

ジャッジメント・アローを受けたウォラーレは爆発した...。

 

イングリッド「これで...」

 

ケイ「イングリッド...」

 

サラ「勝ったんだよね...?」

 

ティア「うん...」

 

サラ「やったぁぁぁっ!」

 

ユイ「ふぅ...」

 

レナ「お疲れ様、ユイ」

 

ユイ「うん、お姉ちゃん!」

 

零「やったな、ユイ!」

 

ユイ「皆さんのおかげです!ありがとうございます!」

 

青葉「水臭いですよ、ユイさん!」

 

ベルリ「僕達、仲間じゃないですか!」

 

ユイ「青葉君、ベルリ君...うん!」

 

いい笑顔だな...ユイのやつ...。

 

アマリ「零君もお疲れ様!」

 

零「ああ...。でも...さすが...に...」

 

そのまま俺は気を失った...。

 

アマリ「零君!」

 

ユイ「零さん!」

 

レナ「...大丈夫よ、眠っているだけみたい」

 

ユイ「良かった...」

 

アマリ「もう、零君ったら...」

 

アスナ「目が覚めたら、大いに叱ってやりましょう」

 

メル「そうですね!」

 

みんなはそれぞれの艦へと戻っていった...。

 

 

 

 

ーアマリ・アクアマリンです。

 

私達は仲間になったウーさんの前にいました...。

 

ウー「...」

 

ヴァン「...」

 

ウー「何も言わないのか?」

 

ヴァン「あ?何がだよ?」

 

ウー「私の...貴様に行った事を...」

 

ヴァン「お前がやった事なんて興味ねえ...」

 

ウー「ヴァン...」

 

ウー「だが、かぎ爪の野郎を殺すのは俺だからな」

 

ウー「いや、私だ...」

 

ヴァン「俺だって言ってんだろ!」

 

ウー「私だ!」

 

ルナマリア「また始まった...」

 

アスラン「あまり、殺すとかいう言葉は聞きたくないんだけどな...」

 

シン「あの人達に関しては...言っても無駄だと思いますよ、アスラン」

 

ルナマリア「そう言えば、アマリ...。零の所に行かなくていいの?」

 

アマリ「零君ならもう目が覚めていますよ」

 

ステラ「え?じゃあ、何処にいるの?」

 

アマリ「ユイさん達の所です...」

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

俺はユイの様子を見に行こうとメガファウナの格納庫へ来たが...。

 

どうやら、イングリッドさんと話しているみたいだ...。

 

イングリッド「ごめんなさいね、ユインシエル...。ケイを取り戻すためとは言え、あなた達を攻撃してしまって...」

 

ユイ「ユイと呼んでください。...私もレナもサラちゃん達も気にしていませんよ」

 

イングリッド「でも...」

 

ユイ「イングリッドさんはイングリッドさんの為すべき事をやった...それだけの事です」

 

イングリッド「...ありがとう、ユイ...」

 

ユイ「...所で、零さんはどうして隠れているんですか?」

 

気づかれていたか...。

 

零「気づいていたなら言ってくれよ」

 

ユイ「身体は何ともありませんか?」

 

零「見ての通り、何ともねえよ」

 

ユイ「良かったです...私のせいで無茶をしないでください」

 

零「ユイにだけは言われたくねえな...」

 

イングリッド「あなた...零という人よね?」

 

零「何ですか?」

 

イングリッド「あなたは...ユイの事をどう思っているの?」

 

零「...そうですね...ほっておけない、妹の様な存在だと思っています」

 

ユイ「零さん...。私も同じです。レナとは違う...頼りになる、お兄ちゃんの様な人です」

 

イングリッド「そう...これからはよろしくね、零」

 

零「こちらこそ、イングリッドさん」

 

ケイ「イングリッド!」

 

すると、レナ、サラ、ティア、ケイが来た。

 

サラ「みんなでパーティーするんだって!」

 

ティア「ユイちゃん達も行こうよ!」

 

ユイ「うん、わかった!行きましょう、イングリッドさん」

 

イングリッド「ええ!」

 

レナ以外のみんなは食堂へと向かっていった...。

 

レナ「零がユイの事を妹の様に思っていたなんてね」

 

零「何だよ、嫉妬か?お姉ちゃん」

 

レナ「そんなんじゃないよ...。でも、ありがとうね、ユイを守ろうとしてくれて」

 

守ろうと...か...。

 

零「俺は...俺だって助けられたんだ...グラハムさんに...」

 

レナ「グラハムの容態はどうなの?」

 

零「重症で意識が戻らないみたいなんだ...。今は刹那達やアーニー達がついてる。今から俺も向かうつもりだ」

 

レナ「そう、何だ...」

 

グラハムさん...。

 

 

 

 

 

ー刹那・F・セイエイだ。

 

グラハムは未だ眠り続けている...。

 

アニュー「スメラギさん、グラハム少佐の容態は...」

 

スメラギ「しばらく目を覚まさないらしいわ...」

 

ロックオン「マジかよ...!」

 

イアン「ふぅー、折角、グラハムのためのガンダムを開発中だってのに...」

 

ニール「グラハム少佐のガンダム...?おやっさん、それっていったい...?」

 

イアン「といっても改修しただけだがな。刹那ならよく知る機体だ」

 

俺ならよく知るガンダムだと...?

 

刹那「イアン・ヴァスティ...そのガンダムとはいったい...?」

 

イアン「聞いて驚くな...。そのガンダムの名はガンダムエクシアリペアⅣだ!」

 

エクシアリペアⅣ...。

 

まさか...エクシアがグラハムの機体になるとはな...。

 





ー中断メッセージ

〈刹那とヒイロと三日月とシン〉

刹那「そうか、此処で中断か...」

三日月「でも、次もまた...戻ってくるんでしょ?」

ヒイロ「待っている...。お前が来なければ、いつまでも平和の世が訪れないからな」

シン「それじゃあ、ゆっくり休んだら、また再開してくれよな!(...何でこの三人と俺なんだ...?明らかに俺が場違いの様な気がするんだが...)」

次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?

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