スーパーロボット大戦X ー輝きの翼ー   作:カイト・レイン

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第49話です!

やっぱり、フォトン・トルピードの火力は高いですよね笑

それではどうぞ!


第49話 完全な世界

ー新垣 零だ。

 

地上に降りた俺達、エクスクロスはシャア大佐の話をメガファウナのパイロット待機室で聞いていた。

 

シャア「...これで一通り、私の生い立ちからネオ・ジオンの総帥になったところまでを話した事になる」

 

アイーダ「ありがとうございました、シャア大佐。幾つか質問してもよろしいでしょうか?」

 

シャア「私に答えられる事ならな」

 

クリム「地上に降りてから、姫様はシャア・アズナブルに付きっきりだな」

 

ノレド「そうなんですよ。あんな調子でずーっと話をしてます」

 

アスナ「うーん、もしかしてアイーダって、年上が好み...?」

 

零「どう見ても違うだろ」

 

ミック「姫様はお父上のスルガン総監とも仲がよろしいと聞いてる。父親の影を、あの男に見ているんじゃないかな」

 

零「父親、か...」

 

アマリ「どうしたの、零君?」

 

零「...いや、ガキの頃に親父に海水浴へ連れて行ってもらった事を思い出してな...。海に興奮した俺は奥に行きまくって、溺れかけた事があったんだ」

 

アスナ「零の子供の頃って、余程ヤンチャな子だったんでしょ?」

 

零「ハズレだ。俺は泣き虫だったよ」

 

アマリ「え...」

 

ミーナ[30]「零さんが泣き虫...。想像出来ません!」

 

アイシャ「ガキ大将って、イメージが強かったから、意外なのよね...」

 

零「俺をどう見ていたんですか...」

 

アスナ「海水浴か...。良いわね、アル・ワースを平和にしたら、みんなで行きましょうよ!」

 

カトル「平和にする前にあまり、そういう事を言うのは...」

 

デュオ「良いじゃねえかよ、カトル。夢は大きく持った方が」

 

五飛「ずいぶん、小さな夢だな」

 

トロワ「だが、悪くない」

 

青葉「そうだな、楽しそうじゃねえか、海水浴!」

 

メル「あの...私は遠慮します...」

 

アスナ「何、メル?ノリが悪いわね」

 

メル「...私、海が嫌いで...その...怖くて...泳げないんです」

 

...マジか...。ってか、怯え方が尋常じゃねえな...。

 

アスナ「ご、ごめん、メル!そんな事知らずに私は...」

 

メル「良いんです、アスナさんは知らなかったのですから」

 

シェリル「どうして、泳げなくなったの?」

 

メル「私が6歳くらいの頃...仲の良い人と海へ遊びに行ったのですが...海で泳いでいた私は脚をつらせてしまって...もがく事も出来ずに溺れてしまったんです...。それで気がつくと浜辺に横たわっていて、話を聞くと仲の良い人が助けてくれたんです」

 

アスナ「あなたにとっては命の恩人ってわけね」

 

メル「それ以来、私は海に潜るのが嫌いになってしまって...」

 

零「それがあれだけ怯えていた原因か...。それで、その命の恩人は?オニキスのメンバーなのか?」

 

メル「実は...その...覚えていないんです...」

 

は...?

 

零「覚えてない?」

 

アスナ「どういう事?」

 

メル「わかりません...。ずっと一緒にいたという記憶はあるのですが...その海での一件以降の彼の記憶...そして、その人の声、顔...全てが思い出せないんです...」

 

記憶喪失ってやつか...?

 

アスナ「記憶喪失にしては不自然ね...」

 

零「もしや、オニキスにその記憶を抜き取られた...?」

 

いや、でもそんな事して何になるんだ...?

 

メル「アスナさんはどうですか?」

 

アスナ「...私も実はある男の人の記憶の欠落があるの」

 

零「アスナもか?」

 

アスナ「ええ...。彼とは幼馴染のはずなんだけど...何も思い出せないの...」

 

零「...」

 

アスナ「でも、思い出せない記憶よりも今の記憶を大事にしたいわ」

 

メル「私も同感です!零さんと出会えた今を大切にしないと!」

 

零「...そうだな、その通りだな!」

 

ユイ「アスナさんは苦手なものとかはないんですか?」

 

アスナ「はっ、当たり前でしょう?私は何においても完璧だから、私に苦手なものなんてないのよ」

 

アマリ「...そう言えば、この地域に肝試しに最適な心霊スポットがあるんですよ」

 

アスナ「え...」

 

零「おっ、それは面白そうだな、行ってみたいな」

 

アスナ「い、いや...その...今はそれどころじゃないから、行かなくても良いんじゃない?」

 

アマリ「それなら平和にした後にでも行きましょうか。有名なのが、蝋燭が勝手に動き出したりする噂です」

 

アスナ「ヒッ...⁉︎ア、アマリ...悪かったからやめて!」

 

アマリ「え?アスナさんは苦手なものがないんですよね?」

 

アスナ「そ、その...えっと...」

 

シノ「もしかして、アスナって、幽霊の類がダメなのか?」

 

アスナ「そ、そうなの...」

 

零「へえ、それこそ意外だったぜ」

 

オルガ「まあ、今は昼だからあんまりそう言うのは意味ないけどな」

 

アスナ「え、ええ...。そうね...」

 

サラ「ワアァァァァァァッ‼︎」

 

アスナ「キャアァァァッ‼︎」

 

サラの奴かアスナを脅かしやがった...。

驚きすぎて、腰抜かしちまってるし...。

 

レナ「サラ⁉︎」

 

ユイ「何やってるの、サラちゃん⁉︎」

 

サラ「いやー、苦手なものがないアスナちゃんを脅かそうと思って...」

 

ティア「アスナちゃん、お化けが嫌いみたいだよ」

 

ケイ「いきなり、脅かしたらダメでしょ!」

 

カロッサ「それも、間が悪い...」

 

アスナ「うわあぁぁぁん!」

 

メリッサ「泣いちゃった...」

 

ウー「本当に間が悪かったからな...」

 

サラ「え、ご、ごめんね、アスナちゃん!」

 

アスナ「うぅぅぅ!零ィィィッ!」

 

零「うおっ⁉︎なんで俺に抱き着く⁉︎」

 

てか、なんかアスナの性格、変わりすぎじゃねえか⁉︎

 

零「お、落ち着け、アスナ!脅かしたのはサラだ!幽霊じゃない!」

 

アスナ「うぐっ、ひぐっ...ホントに?」

 

零「本当だ、本当!」

 

アスナ「じゃあ、手握って」

 

...はい?

 

零「は...?いや、何でそうなる⁉︎」

 

アスナ「...私を1人にするの?」

 

零「ア、アスナ...?」

 

アスナ「1人に...するんだ...ひぐっ、えぐぅ...!」

 

零「え、あ、いや...な、泣くな!アマリ、メル!どうにかしてくれ!」

 

アマリ「アタック!」

 

零「返すな!」

 

アスナ「うわぁぁぁぁん!」

 

零「あーもう!泣かないでくれよ、アスナ!わかった!手を握ってやるから、気がすむまで!」

 

アスナ「...えぐっ...うん、ありがとう...」

 

シン「アスナの性格、変わりすぎだろ...」

 

ルナマリア「怖い経験をすると変わるタイプなのね...」

 

ミシェル「なる程、あれが女を落とす手か」

 

アルト「あまり、参考にしないほうがいいぞ、ミシェル」

 

ジュドー「そ、それにしても、ベルリはいいのか?アイーダさんをシャアに取られて」

 

エル「シャアは若い女の子を扱うのがうまいってアムロさんも言ってたよ」

 

ネロ「手は早く打って置かんとな!」

 

ベルリ「 ...行ってくる」

 

ハイネ「ベルリが起ったか、面白くなりそうだ」

 

アスラン「あまり、そうからかうのはダメなんじゃないか?」

 

ジョシュア「これって、アイーダさんを巡ってシャアさんと直接対決ですか⁉︎」

 

キラ「そんな事にはならないと思うよ」

 

シャア「...詰まる所、社会自体がパラダイムシフト級の変化を迎えない限り、個人の意識も変革を迎える事はないと言える」

 

アイーダ「それしか人類が変わる方法はないのでしょうか...」

 

ベルリ「そんな事はないと思います」

 

ハマーン「...」

 

アイーダ「ベルリ...」

 

シャア「ベルリ・ゼナム君と言ったかな...。では、君の考えを聞かせてくれ」

 

ベルリ「社会が変われば、人間も変わる...。逆に言えば、一人一人が変わる事で社会...つまりは世界も変わるんじゃないですか?」

 

シャア「だが、それに期待しても報われないのはリギルド・センチュリーの歴史が証明している」

 

ベルリ「答えを急ぎすぎなんですよ。あなたの生きていた時代からどのくらいの時が流れて僕達の時代になるかわかりませんけど...。人が変わるっていうのはもっと時間がかかるものだと思います」

 

シャア「私は、それでは地球という星がもたないと判断した」

 

ベルリ「最低限、その問題はクリアしましたよ。だって、僕達の時代の地球の自然環境はだいぶ回復していますから。確かに文明が滅ぶくらいの戦争が起きたのはあなたにとって絶望的な事でしょうけど...。それでも人類は完全に滅びなかったし、地球の環境も良くなってる...。つまり、最悪の状況には堕ちてはいないんです」

 

シャア「君は、それを良しとするのかな?」

 

ベルリ「完全無欠でなければダメって考えの方が危険だと思いますよ」

 

ハマーン「(シャアに対してここまで言うとは...これが絶望の中に見る希望か...)」

 

ノレド「ねえ、エル...。ベルと、あの赤い人が何言ってるか、わかる?」

 

エル「よくわかんない...」

 

ビーチャ「あいつのぶっ飛んだ考え...意外にシャア・アズナブルと波長が合うのかもな」

 

バナージ「でも、ノレドだって何となくだけど、理解は出来るだろ?」

 

ベルリ「まあね。ベルとは付き合いも長いし。ベルは誰にでも、あんな調子だからあの子の考えてる事を理解できないで腹を立てちゃう人もいるけどね」

 

刹那「だが、ノレドはそうじゃない。アイーダやラライヤも」

 

アンドレイ「それは、頭では理解できなくても心のどこかでベルリ君の言いたい事を感じられるからだと思うよ」

 

ノレド「わかる...じゃなくて、感じるか...。そういうの...理解できる」

 

ホープス「それは仲のいい人間同士ならば、当たり前の事と言えましょう。逆にみんなが誰とでもそういう事が出来れば、争いというものが消えるかも知れません」

 

アイム「ホープスさんの言った通りです」

 

アマリ「何となくだけど、ホープスの言っている事...わかるわ」

 

ホープス「それは私とマスターが良好な関係だからと言えましょう」

 

ホ、ホープスの野郎...こっち見て、ニヤけるな!

 

こっちが動けないからっていい気になりやがって、あの腹黒オウム...!

 

ホープス「その証として、今、マスターが考えている事を当てましょう」

 

アマリ「や、やってみて...」

 

ホープス「ホープスって素敵...では?」

 

零「はぁ...⁉︎」

 

アマリ「え、え〜と...」

 

ホープス「違うのですか?だとしたら、私達の関係は破綻していると...」

 

アマリ「そ、そんな事ない!当たり!大当たりよ!」

 

ラライヤ「ホープスって...やっぱり怖い...」

 

ホープス「そうですか」

 

零「くっ...!」

 

ホープス「どうした、女性泣かし?何か言いたい事でもあるのか?」

 

零「誰が女性泣かしだ!」

 

ホープス「私とマスターの関係に意義があるのなら、今、マスターの考えている事を当ててみろ」

 

零「...いいだろう」

 

アマリ「...」

 

アマリの考えている事...。

 

零「...みんなが無事に世界を救えますように、だろ?」

 

アマリ「...!」

 

ホープス「...何を言い出すのかと思えば、お前は...」

 

アマリ「当たりだよ、零君!」

 

ホープス「何と...⁉︎」

 

零「うっしゃあ!」

 

俺は勝ち誇った顔でホープスを見る。

 

ホープス「ぐぬぬぬ...!」

 

アマリ「それなら、今度は私が零君の考えている事を当てるわ」

 

零「ああ、どうぞ」

 

アマリ「...愛してる、アマリ...」

 

零「当たりだよ、アマリ」

 

アマリ「零君...」

 

アスナ「うわぁぁぁぁん!私を置いてイチャイチャしないでよぉー!」

 

零「だぁっ⁉︎ア、アスナ⁉︎」

 

キスしようとしたのにアスナに邪魔された...⁉︎

 

ホープス「あまり、調子に乗るなよ、引きこもり自害未遂が!」

 

メル「あ...ホープスさん、それは...!」

 

零「...上等じゃねえか、クソオウム...。羽ひん剥かれても文句言うなよ!」

 

アマリ「ちょ、ちょっと落ち着いて、零君もホープスも!」

 

アスナ「うえぇぇぇん‼︎」

 

アマリ「ひやぁっ⁉︎アスナさん、急に抱きつかないでください!め、メルさん、助けてください!」

 

メル「...シュートです!」

 

アマリ「返さないでください!」

 

バリヨ「若いとはいいな」

 

ホセ「俺達にもこんな時期があったな」

 

カミーユ「取り敢えず、零達が良好な関係なのは間違いないな」

 

ジュドー「直感的に物事の本質を理解する...っていう感覚...。もしかして、それって...」

 

カミーユ「そういう事だ、ジュドー」

 

すると、デュオ達が来た...。

 

デュオ「ここにいたのかよ、ベルリ!格納庫でハッパさんが呼んでるぜ!」

 

ベルリ「しまった!整備の手伝いをするって約束、忘れてた!」

 

デュオ「トビアが文句言ってたぜ。お前がいない分、二倍働かされてるって」

 

アイーダ「シャア大佐と議論する前にベルは自らの役割というものをきちんと認識する事が必要みたいね」

 

カトル「ハッパさんは、アイーダさんの事も探してましたよ」

 

アイーダ「...そう言えば、私もアルケインの改修の件で呼ばれてました...」

 

ベルリ「姉さん...」

 

アイーダ「人間は誰しも過ちを犯すものよ。...そうですよね、シャア大佐?」

 

シャア「その通りだ。そこから何を学び、どうするかは当人にかかっているがな」

 

ベルリ「では、ベルリ・ゼナムとアイーダ・スルガンは格納庫へ行って参ります!シャア大佐!また後で、お話を聞かせてください!」

 

ベルリとアイーダはパイロット待機室を出て行った。

 

バナージ「本当に嵐のような奴だな、ベルリって...」

 

アンジェロ「バナージ、ここにいたか」

 

バナージ「アンジェロさん...?どうかしたんですか?」

 

アンジェロ「お前、リディ・マーセナスとハッパという男に呼ばれていたのではなかったのか?」

 

バナージ「...あ」

 

ミネバ「あなたもですが、バナージ...」

 

マリーダ「早く行かなければ、リディの雷が落ちるぞ」

 

バナージ「わ、わかりました!」

 

バナージも部屋を後にした...。

 

シャア「...」

 

アムロ「面白い存在だろ?」

 

ハマーン「確かに、久しぶりに見たよ。あの様な少年は...」

 

シャア「トワサンガに拾われ、クンパ・ルシータに出会うのではなく、彼に先に会っていたら...。私も絶望より先に希望を見つけられたかも知れないな」

 

 

 

 

 

 

 

第49話 完全な世界

 

 

敵が来たとの報告があり、俺達は出撃した...。

 

ハッパ「アルケインの調子はどうです、姫様?」

 

アイーダ「問題ありません。フルドレスの武装も使える様になったのですね?」

 

ハッパ「シラノー5でロルッカさん達に調達してもらった資材で改修しましたので大丈夫なはずです」

 

アイーダ「これで少しはベルリに姉らしい所を見せられますね」

 

ベルリ「無理はしないでくださいね、姉さん!」

 

ノレド「ベルは出撃しないの?」

 

ラライヤ「G-セルフの調整が遅れているそうです」

 

シーブック「トビアとバナージの方は...すごい重武装だな」

 

トビア「これ...ヘルメスの薔薇の中にあったX1の強化装備だそうです。元々はドレット軍が俺のX1のために用意していたのをフラミニアさん達が横流ししてくれたんです」

 

フロンタル「まさか、フルアーマーもヘルメスの薔薇の中にあったとはな...」

 

バナージ「タクヤが知ったら驚くと思います」

 

ハッパ「その名もフルクロスとフルアーマー・ユニコーンだそうだ。大事に使えよ、トビア、バナージ」

 

トビア「(俺の知らないクロスボーンの装備...。こんな重装備が必要になる戦いが俺の未来に待っているのか...)」

 

バナージ「(俺達の時代の技術もヘルメスの薔薇に入っているのか...。いったい、何処まで凄いんだ、ヘルメスの薔薇は...)」

 

五飛「しかし、地上に降下してすぐに敵襲とはな...」

 

トロワ「アメリア軍が壊滅した今、ミスルギは俺達を第一の標的としたのだろう」

 

ディオ「向こうはジット団が合流して、強気になっているしな」

 

クリム「面白い!エクスクロスの力をミスルギのジュリオに見せつけてやろう!」

 

青葉「さすがは天才!景気のいい事を言ってくれる!」

 

零「俺もあいつには痛い目を見てもらいたいですからね、クリム大尉の心意気に乗ります!な、アスナ」

 

アスナ「...ねえ、零」

 

零「どうした?」

 

アスナ「アマリが怖い話をしていた頃からの記憶がないのだけれど、どうしてあなたは私の手を握っていたの?」

 

メル「え...」

 

零「お、お前...覚えていないのか?」

 

アスナ「何を?」

 

アマリ「(下手にアスナさんを刺激しない方がいいですよ、これは...)」

 

メル「(何とか誤魔化してください、零さん)」

 

零「(わかった...。)俺がお前の手を握りたかったからだよ」

 

アスナ「ふぇっ⁉︎」

 

零「ダメ、だったか...?」

 

アスナ「だ、ダメじゃないけど...」

 

アマリ「...」

 

零「(誤魔化せって言ったのはそっちじゃねえか、その冷たい目線はやめてくれ...)」

 

リー「零、流石にそれは...」

 

ヤール「ないわ...」

 

フロム「ホープスの女性泣かしという名前...あながち間違っていないね...」

 

もう何とでも言ってくれ...。

 

シャア「...」

 

アムロ「呆れんばかりのバイタリティだろ?」

 

シャア「戦争などなくても人は強くなる...。それを信じたくなるな」

 

フリット「各機、警戒を怠るな!ミスルギの部隊が来るぞ!」

 

キャピタル・アーミィとマリーメイア軍のモビルスーツが現れた。

 

ケルベス「キャピタル・アーミィとマリーメイア軍か...!」

 

リンゴ「先頭の二機のモビルアーマーはビーナス・グロゥブが用意したっぽいな」

 

バララ「気前がいいな、ジット団の連中は。こんな面白い機体をこちらに回してくれるとは」

 

マニィ「(このジーラッハで私はマスクの力になってみせる...)」

 

バララ「気負いすぎるなよ、マニィ。マスクは機体の調整が遅れたおかげで出撃できないんだし」

 

マニィ「様子見がお望みなら、バララ中尉は後方で待機を。私のジーラッハが前に出ますから」

 

バララ「やる気があるのは結構だけど、G-セルフは出ていないみたいだね...。同じG系だ。あたしは、あのスカート付きを狙うよ」

 

アイーダ「各機、散開!キャピタル・アーミィの新兵器を叩き、敵の士気を挫きます!」

 

トビア「了解...!」

 

フルクロスが前に出た...⁉︎

 

セシリー「トビア...!」

 

バナージ「前に出すぎじゃないか...⁉︎」

 

トビア「ヘルメスの薔薇の設計図をばら撒いてる奴に教えてやるんですよ...!そんな事をしたって無駄だって!どんどん新型を投入してくるなら、片っ端から叩き落とす!相手がバカらしくなるまでやります!」

 

ジュドー「トビアの奴...!新しい装備をもらって張り切ってるな!」

 

アイーダ「立派です、トビア。トビアの開けた突破口に続きます!各機は前へ!」

 

バナージ「待つんだ、トビア!俺も行く!(このフルアーマーで守ってみせる...みんなを...!)」

 

トビア「頼りにしてるぜ、バナージ!(このフルクロスが誰と戦うための装備なのかはわからないが、きっとロクでもない奴の相手をするためのものだろう...。だったら、このアル・ワースでもそういう奴等と戦うためにもこいつの力を使うぞ...!)」

 

戦闘開始だ!

 

 

 

 

 

戦闘から数分後の事だった...。

 

ホープス「...!」

 

アマリ「どうしたの、ホープス⁉︎」

 

ホープス「厄介な事になりそうです、これは」

 

現れたのは魔従教団だった。

 

アマリ「魔従教団!」

 

青葉「ついにミスルギと戦うために動いたか!」

 

イオリ「各機、攻撃を開始しろ!」

 

魔従教団が俺達に攻撃を仕掛けて来た...。

 

三日月「狙いは俺達か...!」

 

パトリック「な、何でだよ⁉︎」

 

アマリ「どう言う事なの、イオリ君⁉︎」

 

零「エンブリヲがそこにいるんだぞ!」

 

イオリ「魔従教団はミスルギ皇国を支持する事を決定した」

 

アマリ「何ですって⁉︎」

 

アムロ「法と秩序の番人である魔従教団が人を差別し、周囲を侵略しようとするミスルギを認めるというのか?」

 

イオリ「それがアル・ワースのためであると判断したまでだ」

 

アマリ「待って!そんな事をすれば、戦いが拡大するだけです!」

 

イオリ「アマリ...。背教者であるお前の抹殺命令も出ている。だが、お前が投降するのなら、俺から上に取り計らう事も...」

 

こいつ...!

 

アマリ「私の事よりも、ミスルギを支持する理由を説明してください!」

 

イオリ「残念だ、アマリ...。最後のチャンスを無駄にしたか...」

 

オルガ「問答無用かよ!」

 

シノ「こうなった以上、迎え撃つしかないぜ!」

 

零「...!ちいっ!こんな時にかよ...!」

 

今度はオニキスの機体が現れた。

 

アスナ「オニキスまで...!」

 

メル「で、でも何なんですか、あのアマテラスは!」

 

確かに...アマテラスの姿が...変わっている...?

 

リン「アマテラス・ツヴァイです」

 

零「カルセドニーじゃない...?誰だ⁉︎」

 

ギルガ「彼女はリン・マスカライトちゃん。僕のパートナーだ」

 

メル「そ、そんな...リンちゃん...⁉︎」

 

リン「...メルちゃん...。残念だよ。私はあなたを倒さないといけない...」

 

メル「...」

 

アスナ「メル、戦えるの⁉︎」

 

メル「やり...ます...!」

 

ギルガ「今回来たのは僕達だけじゃないんだよ、ねえ、兄さん?」

 

また何か...って、え...?

 

現れたのは...紫色のゼフィルス...⁉︎

 

零「む、紫色の...ゼフィルス...⁉︎」

 

アイーダ「あれはいったい何なのですか⁉︎」

 

アスナ「わ、私も知らないわよ、あんな機体!」

 

ラゴウ「これはナイトメア・ゼフィルスだ...」

 

メル「そ、その声は...!」

 

アスナ「嘘...でしょう...⁉︎」

 

零「何者だ⁉︎」

 

ラゴウ「初めましてだな、新垣 零...。俺はラゴウ・カルセドニー...。ギルガの兄だ」

 

零「カルセドニーの兄貴だと...⁉︎」

 

アスナ「首領の左腕...!まさか、戻って来ていたなんて...!」

 

ラゴウ「弟が世話になったみたいだからな...。今回は俺も参加させてもらう」

 

こいつ...今までの奴らとは大違いの殺気だ...!

 

零「...だからと言って、お前には負けるわけにはいかない!」

 

ラゴウ「...いいだろう、新垣 零...。此処で潰す」

 

アスナ「れ、零...!」

 

零「アスナ、メル...。怖いなら戻れ!」

 

アスナ「...わ、私だって、戦うわよ!」

 

メル「私もメルさんと一緒です!こうなる事は...わかっていましたから...!」

 

零「わかった...。でも、無理はするなよ?」

 

ラゴウ「愚かな...。お前達にも贖罪を与えてやる!」

 

零「させるかよ!お前を倒して、アスナ達には一歩も触れさせねえ!」

 

アマリ「考え直して、イオリ君!教団の決定ではなくあなたの考えを聞かせてください!」

 

イオリ「教団の決定は、俺の意思そのもの!背教者のお前の言葉はもう俺へは届かない!」

 

ホープス「マスター...。言っても無駄な以上、速やかに迎撃する事をお勧めします」

 

アマリ「今までの私は、疑いながらも心のどこかでは教団を信じていた...。でも今...その大切なものが壊れてしまった...」

 

零「アマリ...」

 

ホープス「マスター...」

 

アマリ「戦うわ、ホープス...!私は...私の信じた道のためにも!」

 

イオリ「ついに完全にエンデに背を向けたか!ならば、せめて俺の手で...!」

 

零「アマリはやらせねえって何回言えばわかるんだよ、お前は!」

 

ラゴウ「愛する者のために必死になるのは構わんが...俺の存在を忘れては困る」

 

零「忘れねえよ、てめえだけは!」

 

アマリ「戦いを広げる事が世界のためだと言うのなら、その証を見せてください!それが出来ないのなら、あなた達は...魔従教団の敵です!」

 

俺達は戦闘を再開した...。

 

 

 

 

 

 

敵の数が多すぎる...!

 

イオリ「まだ抵抗を続けるか!ならば...!」

 

ルーン・ゴーレムが増えやがった...!

 

アスナ「またルーン・ゴーレムが出てきた...!」

 

アイーダ「私が行きます...!」

 

ユイ「無茶です、アイーダさん!」

 

G-アルケインが敵陣にまで入った...⁉︎

 

アイーダ「魔従教団!あなた方の身勝手な法と秩序に私達は従うつもりはありません!」

 

イオリ「ならば、消えるがいい!教団の望む完全な世界にお前達のような異物は必要ない!」

 

アマリ「待っていてください、アイーダさん!すぐに行きます!」

 

零「少しだけでも持ち堪えろ!」

 

ラゴウ「行かせると思うか?」

 

零「...ちっ...!」

 

邪魔くせえ...!

 

ホープス「いや、どうやら大丈夫なようです」

 

アマリ「大丈夫なわけないじゃない!いくらアルケインがパワーアップしたからって...」

 

ホープス「ご安心ください。姫を守る騎士が現れますから」

 

零「って、事は...!」

 

G-セルフがメガファウナから現れたが、何だ、あの姿は...⁉︎

 

ラライヤ「G-セルフ!」

 

ノレド「行け、ベル‼︎」

 

ベルリ「うおおおおおおっ!姉さんっ‼︎」

 

G-セルフがアルケインの背後まで行く。

 

アイーダ「ベル!」

 

ベルリ「下がって!フォトン・トルピードを使います!」

 

G-セルフはアルケインを下がらせた。

 

ベルリ「やってみせろ、G-セルフ‼︎」

 

G-セルフが攻撃を仕掛けた...。

 

ベルリ「パーフェクト...!名前負けするなよ!フォトン・トルピード!」

 

G-セルフから光の粒子が発せられて、周りにいたルーン・ゴーレム数機が跡形もなく砕け散った。

 

ケルベス「よくやった、ベルリ‼︎」

 

ベルリ「これがフォトン・トルピード...!強力すぎる!」

 

アムロ「ハッパ中尉!あれは...⁉︎」

 

ハッパ「前から構想にあった、G-セルフ用の究極のバックパック...。フラミニアさんから提供された資材を使い、これまで試作したパックのデータを組み込んだ結果、とんでもないものが出来上がったようです...」

 

アミダ「まさにパーフェクトだな!」

 

ベルリ「これは...ちょっと僕の手に余るような...」

 

ハッパ「何を言ってる、ベルリ!そのG-セルフは、コード制限があったって事は貴様達を救いたいシステムなんだぞ!」

 

ベルリ「え...」

 

ハッパ「いいご先祖様に感謝するんだな!」

 

ベルリ「はい!」

 

アイーダ「ハッパ中尉の言う通り、その力で私は助かりました。感謝します、ベル」

 

ベルリ「姉さん...」

 

アイーダ「キャピタル・アーミィの新兵器とトビアとバナージの新たな武装...。どちらもヘルメスの薔薇の生み出したものです」

 

アイーダ「片側は戦いを拡大させるものですが、トビアとバナージは、その力で戦いを止めようとしています。あなたも、そのパックの力であなたの望む世界のために戦いなさい」

 

ベルリ「...ありあとあす。姉さんは僕に道を示してくれました。この力は...それを進むために使います。人が生命を大事にする世界...。生きてる事を誰もが喜べる世界...。そのために僕は戦いますよ!」

 

シャア「これは...」

 

アムロ「(直感的に物事の本質を理解する...。ついに素質を開花させたな、ベルリ...)」

 

ベルリ「姉さんのおかげかな...。頭の中がスッキリしてきた!何だか元気が湧いてくる...!やるぞ!」

 

アイーダ「行きますよ、ベル」

 

ベルリ「はい!」

 

いい姉弟になったな、あの2人...。

 

バララ「G-セルフ...!さらに強力な機体になったか!」

 

マニィ「(気のせいかな...。ベルリも強くなったみたい...)」

 

アマリ「姫を守る騎士か...」

 

ホープス「...マスターにとっては零の事ですね」

 

零「ホープス...」

 

ホープス「悔しいが、私はマスターを導く事しか出来ない...。今は、お前が正真正銘のマスターを守る騎士だ」

 

零「...お前は本当に強力なライバルだよ」

 

ホープス「お互い様だ」

 

アマリ「(この2人もいいコンビですね...)」

 

ベルリ「武器もマシンも使い方は人次第...!機械だけでも人だけでも完全な世界には辿り着けない!やるぞ、G-セルフ!僕達が組み合わさって、初めてパーフェクトが見えてくるんだ!」

 

よっしゃあ!戦闘再開だ!

 

 

 

 

 

G-ルシファーのスカートファンネル攻撃にジーラッハはダメージを負った。

 

マニィ「せっかくのジーラッハなのにまた負けた...!」

 

ノレド「もつやめようよ、マニィ!元の世界に帰りたいのなら、エクスクロスにおいでよ!」

 

マニィ「ごめん、ノレド...。私の居場所はマスク大尉の隣だから...」

 

ジーラッハは撤退した...。

 

ノレド「マニィの分からず屋!」

 

ベルリ「(マニィ...。学園にいる時は、あんなにルイン先輩にべったりだったのに...。そのマニィをあそこまで夢中にさせるマスク大尉って何なんだ...)」

 

 

 

 

 

アルケインの攻撃でユグドラシルにダメージを与えた。

 

バララ「このユグドラシルでも勝てないなんて...!覚えていろ、エクスクロス!次は必ず借りを返してやる!」

 

ユグドラシルは撤退した...。

 

ベルリ「副官のあの子に新型が来たって事は、きっとマスクの所にも...。(また面倒な事になりそうだな...)」

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VSギルガ〉

 

ギルガ「もう僕は負けない!二人だと二倍の力になる!」

 

零「何倍になろうと俺だって負けるわけにはいかねえんだよ!」

 

リン「新垣さん...お手合わせを願います!」

 

零「お前達が何人来ようと...俺が相手になってやる!」

 

 

〈戦闘会話 メルVSギルガ〉

 

メル「リンちゃん...」

 

リン「メルちゃん...。今なら私の言葉であなたをオニキスに戻す事が出来るわ...。だから...!」

 

メル「何と言われても...私は戻ることは出来ない...。あなたに守りたい人がいるように私も守りたい人がいるから!」

 

リン「...やっぱり、ダメなのね...」

 

ギルガ「リンちゃん、行くよ?」

 

リン「...はい...。裏切り者のメル・カーネリアン!お前を拘束する!」

 

メル「簡単には捕まらない!」

 

 

〈戦闘会話 アスナVSギルガ〉

 

アスナ「ギルガ...あなた、リンまでタラし込んだの⁉︎」

 

ギルガ「人聞きの悪い事を言わないでくれないか、アスナちゃん?」

 

リン「私は私の意思でここにいます!」

 

アスナ「...リン、あなたとは戦いたくないけど...向かってくるのなら倒すわ!」

 

リン「変わりましたね、アスナ先輩...」

 

 

 

 

リリスとメサイアの攻撃でアマテラス・ツヴァイにダメージを与えた。

 

ギルガ「下見は十分だ。兄さん、先に後退します」

 

ラゴウ「勝手にしろ」

 

メル「リンちゃん!」

 

リン「メルちゃん...。次は負けないから」

 

そう言い残して、アマテラス・ツヴァイは撤退した...。

 

零「メル...」

 

メル「私も...そう簡単に負けないから...!」

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VSイオリ〉

 

零「やっぱり、あの時にお前達と手を組まなくて正解だったって事だな!」

 

イオリ「愚かな奴等だ!エンデに逆らった罪は大きいぞ!」

 

零「何がエンデだ!間違った道へ進ませようとする神なんて、神じゃねえ!」

 

イオリ「許さんぞ、新垣!神エンデを馬鹿にする事は絶対にな!」

 

 

 

 

ゼルガードの攻撃でアイオライトの乗るディーベルはダメージを受けた。

 

イオリ「ここまでか...!後退するぞ!」

 

アマリ「待ってください、イオリ君!」

 

イオリ「アマリ!教団に戻る気になったか!」

 

アマリ「それはありません。戻って、導師キールディンに伝えてください。教団がエンブリヲに協力するのなら、私達はそれと戦います」

 

イオリ「アマリ...!お前はきっと後悔する事になるぞ!」

 

アイオライトの乗るディーベルは撤退した...。

 

アマリ「後悔するような生き方はしたくない...。そう思ったから、私は旅に出たのです」

 

そう言う事だ、アイオライト。お前にアマリは渡さない...!

 

 

 

 

 

 

 

〈戦闘会話 零VSラゴウ〉

 

ラゴウ「オニキスの兵士達を退けてきたその力...見極めさせてもらう」

 

零「お前には全力で向かわないとおそらく勝てない...!だから、加減はしねえぞ!」

 

ラゴウ「いいだろう。ならば、俺も手を抜く気はない」

 

 

〈戦闘会話 メルorアスナVSラゴウ〉

 

ラゴウ「オニキスの裏切り者には死、あるのみだ」

 

メル「アスナさん...本気で参りましょう...!」

 

アスナ「ええ、冗談で勝てる相手じゃないわね...!」

 

ラゴウ「本気を出そうと出さまいと...お前達では俺には勝てん」

 

アスナ「舐めないでよね、私達の力を!」

 

 

〈戦闘会話 アマリVSラゴウ〉

 

ラゴウ「お前がアマリ・アクアマリン...。新垣 零の愛する女か...」

 

アマリ「私はあなたには負けません!」

 

ラゴウ「...ほう...」

 

ホープス「何ですか、あなたもマスターを連れ去るなどと言う気ですか?」

 

ラゴウ「私をギルガの様な愚かな弟と一緒にしてもらっては困る...。だが、お前は敵であることには変わらない...それだけだ」

 

 

 

 

 

ゼフィルス、リリス、メサイアの連携攻撃でナイトメア・ゼフィルスにダメージを与えた。

 

零「どうだ⁉︎」

 

ラゴウ「なかなかやるではないか...。だが、それがお前達の限界だ」

 

ナイトメア・ゼフィルスの目が赤く...?ハイバスタードモードか...!

 

零「させるかよ...!」

 

俺はエボリューションモードを発動させ、ナイトメア・ゼフィルスと攻撃をぶつけ合ったが...。

 

奴はエボリューションモード以上の速さで攻撃を繰り出して来た為、ゼフィルスはダメージを受けた。

 

零「ぐっ...⁉︎」

 

ラゴウ「この程度か?少々実力不足だな」

 

アマリ「零君!」

 

零「...果たして、そうかな...?」

 

ラゴウ「何...?ぬっ...⁉︎」

 

ナイトメア・ゼフィルスに軽く電流が走った...。

 

通っていないと思っていたか...?

 

零「一発だけ...攻撃が通ったんだよ...!」

 

ラゴウ「...ふうー...。なるほど、お前の力を見くびっていた様だ。流石は我々、オニキスと敵対するだけの事はある。今日の所は俺に一撃を与えた事を免じて退いてやる...。だが、次はこうはいかんぞ、零...」

 

零「その言葉...そっくりそのまま返してやるよ...ラゴウ...!」

 

ラゴウ「...その言葉が楽しみだ」

 

そう言い残し、ナイトメア・ゼフィルスは撤退した...。

 

正直助かった...。あのまま戦っていたら、確実にこっちが負けていた...。

 

アスナ「あのラゴウを退けるなんて...」

 

メル「流石は零さんです!」

 

零「ま、まあな...」

 

あはは...。こいつらの前では弱音は吐けねえよなぁ...。

 

何とか敵を全て倒した。

 

青葉「よし!俺達の勝ちだ!」

 

ディオ「だが、戦術的勝利を重ねるだけでは最終的な勝利には到達できない」

 

青葉「要するに親玉を倒さなきゃダメって事だな」

 

マサキ「戦いの元凶...。当面はミスルギ皇国になるか」

 

ドニエル「既に別働隊には連絡を入れてある。彼等と合流したら...」

 

名瀬「いよいよ本格的にミスルギとの戦いになるだろうな」

 

ノレド「戦いが終わったら、またマニィと仲良く出来るかな...」

 

ベルリ「それはわからない...。でも、戦いが終わらなければ、それを確かめる事も出来ない。やりますよ、皆さん!僕達は戦いを終わらせるために戦いましょう!」

 

アムロ「(そうだ、ベルリ...。お前は感じるままに進め...)」

 

シャア「(君こそが、遥かな刻の先に生まれた新時代のニュータイプかも知れない...)」

 

 

 

 

 

俺達はそれぞれの艦へ戻り、メガファウナの格納庫に集まった。

 

アイーダ「...ありがとう、ベル。またあなたに助けられたわね」

 

ベルリ「今回はパーフェクトパックのおかげですよ。...ね、ハッパさん?」

 

ハッパ「いや...。俺の想定外に君はやってくれた。君とG-セルフとパックの三つが揃って、初めてパーフェクトの名に相応しくなるな」

 

ベルリ「褒めすぎですって...!」

 

シャア「ベルリ君...。今回の君の戦いは素晴らしいものだった。君は...私が求めた人類の姿かも知れない」

 

ベルリ「それって...変革した人類って事ですか?でも、そうだとしたら、意味ないですね」

 

シャア「何...?」

 

 

ベルリ「出撃前にも話したじゃないですか。みんなが変わらなければ、世界は変わらない...。一人一人と世界が一緒に変わった時、初めてパーフェクトになるんだと思います」

 

シャア「それが理想だろうな」

 

ベルリ「そこに向けて進みますよ、僕達は。やれる事を少しずつやりながら」

 

シャア「...そうだな。何よりも君のその前向きさこそが私の求めた人類の姿だ」

 

ハマーン「お前は凄い男だ、ベルリ・ゼナム。シャアをここまで言わせるなど」

 

ギュネイ「言ってる事は生意気ですけどね」

 

ケルベス「ベルリ!宇宙世紀の伝説に認められるとは元教官として鼻が高いぞ!」

 

ディーン「凄えじゃねえか、ベルリ!」

 

ベルリ「ありあとあす!」

 

ケルベス「では、戦友として、キャピタル・ガード式のやり方で喜びを分かち合おう!」

 

エリック「キャピタル・ガード式のやり方...?」

 

オブライト「一体何なんだ?」

 

カトル「あれをやるんですね」

 

アイム「でしたら、私達も参加しましょう」

 

マーベラス「仕方ねえな...」

 

鎧「何だか、わかりませんけど、ワクワクします!」

 

シャナルア「何なの?」

 

ジラード「見ていたらわかるわ」

 

リオン「みんな、輪になれ!」

 

アルト「よし!思い切りいくぜ!」

 

フラム「私達もいい?」

 

ケルベス「もちろん!女性陣もどんどん来てくれ!」

 

リンゴ「では、ラライヤは俺の隣に!」

 

レイル「あんたは、どさくさに紛れすぎだ!」

 

三日月「あれか...俺達もやろうよ、刹那、ヒイロ」

 

刹那「わかった」

 

ヒイロ「...」

 

アムロ「さあ行くぞ、みんな!準備はいいな!」

 

ホープス「いつでも」

 

アムロ「この先、どんな事があっても俺達は...!」

 

メル「生き抜く!」

 

シャア「どんな困難が待ち受けていようと...!」

 

アスナ「やってみせる!」

 

ゼクス「そして、勝利と未来を...!」

 

ノイン「掴んでみせる!」

 

零「俺達は...」

 

アマリ「一つだ‼︎」

 

ケルベス「ファイト‼︎」

 

ベルリ「ウオ、ウオ、ウオ、ウオーッ‼︎」

 

やっぱり、気合が入るな、これ!

 

ベルリ「(きっとやれる...!やってみる...!みんなと一緒に!それが僕の戦いだ!)」

 

零「ホープス...。お前に頼みがある」

 

ホープス「何だ、改まって?」

 

零「訓練に付き合ってくれないか?ベルリが成し遂げようと頑張ってるのを見て、俺も負けてられなくてな...。それに勝ちたい奴もいるし...」

 

アスナ「ラゴウね」

 

零「あの野郎...あの時は本気を出すとか言いながら、まだ本気を出してなかった...だから俺ももっと強くなって...アマリやみんなを守れるようになりたいから...」

 

アマリ「零君...」

 

ホープス「お前の覚悟は理解できた。ならば、私も手を貸そう」

 

零「ありがとうな、ホープス!」

 

ホープス「その見返りはマスターとの2人の時間をだな...」

 

零「そんな事だろうと思ったぜ、腹黒オウム!」

 

負けるかよ...。俺の為に力を貸してくれるホープスやみんなのためにも...絶対に...!

 




ー中断メッセージ

〈リオンとアイシャとミーナ[30] 1〉

リオン「お、今回はここで終了か」

ミーナ[30]「…皆さん、お疲れ、様です...ムニャムニャ...」

リオン「ミーナも疲れて寝ちまったし、プレイヤーのあんたも無理しないで休んでくれよな」

アイシャ「何言ってるのよ、リオン。ウチの懐事情、分かって言ってるんでしょうね?」

リオン「いや…それを言われると弱いんだが…」

アイシャ「そこのプレイヤーさん。さっさと戻ってきてリオンを馬車馬のように働かせてちょうだい。支社長命令よ」

リオン「馬車馬って、お前…。ホント、こいつは外面は魅力はあるんだが、性格がちょっとアレだからなぁ…」

アイシャ「何よ! 性格ブスって言いたいの! ひどい、ひどすぎるわ…!明日からリオンのおかずは、パインサラダだけにしてやるんだから!」

リオン「お、おいアイシャ! ミーナが起きちまう! っと、あんたもお疲れ!」

次作のスパロボTの小説について、どれの方がいいでしょうか?

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