円卓の守り人   作:梛木

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生前編はこれでおしまい。ほんとはいろいろ書きたかったけどあきらめた。


円卓の賢者~終~

翌日、陛下とケイ卿に時間を用意してもらい私は今やっている農地改革や簡単な料理のレシピと山菜図鑑の作成の経過報告と共に円卓の今後と恐らく未だ誤解しているであろう陛下へ先日の事の報告をした。

 

「以上が現在の経過報告になります。それと先日の件についてお話があります」

 

 

 

「うむ、今後とも頼んだぞナイン。その件は…」

 

 

 

 

「先日円卓を離脱したトリスタン卿の話ですがどうやら以前陛下が行った蛮族を押し返した際の戦闘の犠牲となった村にはトリスタン卿と恋仲だった者がいたようです。そして彼は陛下に軍議の際何も言わなかった。まあ。これ言えなかったの方が正しいでしょう。」

 

 

 

「…………」

 

 

 

「陛下はまたこれで自身の事を悪くお考えになるかも知れませんが今回については陛下は悪くはありません。彼は軍議の最中は無理でも何かしらの行動をとるべきだった。しかしそれをしなかった。……これ以上は彼のためにもやめておきましょう。」

 

 

 

 

 

「は、それでわざわざ陛下の時間を取らせてなにがいいたいんだ。魔術師」

 

 

 

 

 黙り込むアーサー王に代わりケイ卿が本題を早くしろという。その時の言葉に込められた思いが王を思ってのことだというのが伝わってきて彼が王のそばにいればきっと大丈夫だと思う。

 

 

 

 

 「はい、以前から私は農地改革など昨今のブリテンにおける不作などを改善させるべく報告したように活動しています。すべてはブリテンが滅ばぬように民が幸せであれるように。しかし、それも時期に限界を迎えます。その場合でも国がすぐさま滅びるわけではありません。今回の件ですぐにでも国を揺るがしかねないきっかけさえあればこの国が滅びるという予想ができました。」

 

 

 

 

 「ですのでつきましては王とケイ卿にはご注意していただきたい。この国が滅びるとしたらそれは円卓が崩れる時、そしてその火種は巻かれつつあります」

 

 

 

 

 

 

 静寂が部屋を包みしばらくしてから。(アルトリア)は答えた。

 

 

 

 

 

 「それは、私ではこの国が救えないということなのですか、ナイン」

 

 

 

 少し声を震わせ私にきたのは王ではなく一人の少女の顔をのぞかせた人の言葉だった。

 

 

 

 

 「どうでしょう、私はあくまでも政治の政の字もわからないような魔術師です。しかし、私は私を拾ってくれた貴女を助けたいそう思っている。ですからそう泣きそうな顔をしないでください、貴女がいったではないですか王と臣下であり良き友であると。大丈夫これでも私は強いですから貴女の矛となり盾となり守ると。それはケイ卿も変わらないと思いますが?」

 

 

 

 

 

 そういうと王…(アルトリア)は静かに涙を流し。ケイ卿はそんなことは当たり前だといった。やはり王は先日の件でかなり傷ついていたのだ。(王としての顔)は傷つきてなくとも(少女)は傷ついていた。

 それからは偶に時間をとって王としてではなく少女(アルトリア)として過ごす時間をとった。もちろん王の顔の時はそれらを一切現すことなく彼女はブリテンを治めていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 その後の話をしようと思う。結論から言えばブリテンはやはり滅びた。アグラヴェイン卿の画策でランスロット卿と王妃の不貞が発覚。ランスロット卿をとらえようとしたアグラヴェイン卿は切り捨てられランスロット卿は逃走した。王妃は処刑することになり私はそこで策を弄した。

 

 処刑は私とガレスガヘリスらで行い王妃を処刑したかのように見せかける。そして助けにきたランスロット卿とともに強制転移の術式を使いランスロット卿を私一人でどうにか片腕を犠牲になだめ、事情を説明。さすがにすぐには信用しなかったものの気絶させた王妃の姿を見せたら納得してもらった。そのあとは彼らをフランスへと送り返し王にランスロット卿の国外追放を言い渡してもらった。

 

 しかし、そうすべては上手くいかずランスロット卿が処刑場に来た際にガヘリスとガレスが負傷してしまった。

更に運悪く負傷してしまった二人が死んだとなぜか噂が流れそれをまた聞いてしまい二人の兄であったガウェイン卿が自身の部下を引き連れフランスへと向かっていってしまった。

 

 

 最もガウェイン卿は無事に帰ってきたが戦いで負ってしまった傷のせいで加護を失ってしまう。(傷自体は私の回復魔法ですぐに直せたが)ここで困ったのがいかに王の許しなく兵を引き連れ出て行ってしまったといえども国外追放の身でありながらも同僚を傷つけたとあっては王もかばいきれず仕方なく王と形だけの兵を引き連れフランスへと向かった。

 あくまでも形だけなのですぐに帰ってきた王と騎士たちだったが王と騎士たちが城を開けていた隙に円卓の一人モードレッドが反乱を起こす。

 加護が戻らないガウェイン卿はフランスへは行かずに城で留守役を任じられていたため反乱の騒ぎを抑えようとするも反乱の首謀者がモードレッドだとは知らず不意を突かれ暗殺されてしまう。

 

 

 

 そして、ここカムランにて反乱軍との戦いが起きた。円卓最強と名高きランスロット卿はフランスにおりおらず。ガウェイン卿は暗殺された。アーサー王率いる軍は善戦するも残るは王と私とべディヴィエール卿と供周りの騎士だけとなる。最も反乱軍も数を減らしこちらと似たような数しかいなかった。

 私は王を守るべく隻腕になった片腕に自身が持つ最高の剣を持ち反乱の首魁であったモードレッドに切りかかった。片腕となりハンデを背負う形でモードレッドと打ち合うもやはり片腕がなかったことで隙ができてしまい私はモードレッドに切り捨てられた。

 その後薄れゆく意識の中で最後に見たのは王が槍を構えモードレッドを打ち取るところだった。

 私が知っているのはここまでその後死した私は座というものに召し上げられた。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 




これで生前編が終わったわけですが。Fateシリーズのstaynight等はせいぜいがstaynight漫画読んだ程度なので手を出せないし、Grandorderはまだ六章をさまよっているマスターなので多分もし召喚されたら、、、みたいなのを書く程度だと思います。
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