カルデアの守り人~召~
人理継続保障機関フェニス・カルデアここは人類最後の砦であり人類最後のマスターである藤丸立香が所属する機関。そこでは、七つの特異点を攻略している。そのために様々な英霊が所属する場所である。そして今日、また新たな英霊が召喚されようとしている。
守護英霊召喚システム・フェイトの前に聖晶石を大量に抱えた
彼は聖晶石をささげ英霊召喚を行う……。そこから現れたのはキャスターのサーヴァントだった。騎士のような装いで女性の英霊が現れた。キャスターはナインと名乗った。マシュやロマンは知っていたのか驚いていた。俺は歴史上の偉人には詳しくはないためいつもマシュに説明してもらう。
彼女はかのアーサー王伝説に出てくる円卓の賢者と呼ばれる女魔術師らしい。彼女は賢者なんて大層なものじゃないといってはいたけど、最初の特異点Fにいたアーサー王(反転していたとはいえ)に仕えていたという人物だからすごい人なんだと思っている。
ただ、ロマンが言っていたけどどうやら彼女は実在を怪しまれていた存在だったようだ。でもこうして召喚できているのだから存在自体はしていたんだと何やらロマンは感激していた。
ナインにも個室を用意されたのだけどナインはすごかった。ダヴィンチちゃんとはまた違った感じだったけどいろんなものを作り出していた。英霊にも効くレベルの薬草を作り出したり、魔力を回復させる霊薬を作ったり、神話に出てくるようなレベルの武具を生み出したり俺でも使えそうな武具を用意したり。さらには剣術だけじゃなく槍、弓、ブーメラン、短剣、爪、鞭、棍、扇、杖、拳法、斧、ハンマー、盾となんでもござれで教えられるといっていた。
彼女が鍛錬を見てくれるようになるのにもさほど時間はかからなかった。
マシュからナインについての残っている限りの伝承を教えてもらった。彼女はアーサー王が卑王ヴォーディガーンを討伐する少し前ごろにアーサー王に出会ったらしい。彼女はアーサー王が卑王を打ち倒そうとしていると知ると幸運の加護が込められたペンダントと敵を斬りつけると体力を少し吸い取り回復させるという剣を授けたという。また、アーサー王の友であったとも言い伝えられているらしい。卑王の討伐にこそ参加しなかったがアーサー王はペンダントと剣に感謝しキャメロット城にのちに招き褒美を取らせたといわれている。その際彼女はアーサー王に仕えることを望んだという。はじめは周囲の騎士は女であることを理由に軽んじたり王に取り入っただけのものではないのかと疑ったりもしたようでその際彼女は自身が剣を取り王の蛮族との争いにも参加し魔術師としても剣士としても働いたという。しかし、いつかからか彼女は遠征に参加することがなくなった。
以後は宮廷魔術師として騎士達の装備を用意したり、王から新人騎士に対して指南役も務めたという。またブリテンの農地改革等を行いブリテンの繁栄に尽くしたそうだ。そして諸侯もだんだんと彼女の実力を認めはじめていた。
そして円卓の崩壊が始まる。アグラヴェイン卿による画策でランスロット卿と王妃の不貞が発覚してしまい、王妃の処刑の際彼女は王妃を取り返そうとするランスロット卿をとらえるべく一騎打ちに挑むも片腕を斬り飛ばされ彼女はランスロット卿を取り逃がしてしまう。その際ガウェイン卿の弟妹で彼女に指南役として教えを受けていたガレスとガヘリスは負傷してしまい。蛮族の対応をしていたガウェイン卿は弟妹の二人がランスロット卿に襲われ死んでしまったと誤報を聞いて激昂しその時アーサー王がランスロット卿に対して国外追放を命じたにも関わらず部下を引き連れランスロット卿が逃げたとされるフランスへと向かい傷を負い加護を失う。そうなるとアーサー王は国外追放ではなく討伐軍を編成しフランスへと向かった。留守役にモードレッド卿と負傷したガウェイン卿に後を任せて。伝承では彼女はこの遠征についていったという。
しかしアーサー王と遠征軍の騎士たちはキャメロットに帰ることはなかった。王の実子だというモードレッド卿が首魁となり反乱を起こした。運よく早めに引き上げていた遠征軍は反乱軍を打倒すべく両軍カムランの地にてぶつかった。
円卓最強と名高かったランスロット卿もいなかった遠征軍は善戦し両軍主要な人物を残し骸をさらしアーサー王の首を取らんと首魁であったモードレッド卿が迫るも彼女がそれを阻んだ。数合打ち合うも隻腕になり隙をつかれたのか彼女はモードレッド卿に切り捨てられる。
彼女が伝承に乗っているのはここで終わりになっている。ただし彼女はどこから来たのか家族はいたのかそういった背景が不明だったため存在を怪しまれてもいたらしい。
俺はそれを聞いて彼女が特異点Fにいた反転した王のことを知ったらどう思うのだろうかと疑問に思った。国の繁栄に尽くし嘗ての同僚に殺された彼女は……かつての同僚のことをなんと思っているのか気になった。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
「サーヴァント・キャスター。召喚に応じ馳せ参じました。マスター、あなたを私が必ずや守りましょう」
人理継続保障機関フェニス・カルデアに召喚された私はマスターここの現在唯一のマスターである藤丸立香と見知った雰囲気を纏う少女、その雰囲気が残念そうな男性に迎えられた。
私が自身の真名を名乗るとマスター以外の少女と男性は驚いたようで私が誰なのか理解していないマスターにマシュと呼ばれた少女は説明をしている。
先程の男性、、ロマニ・アーキマン基Dr.ロマンは私の事を円卓の賢者などと言ってたりしたが私はそんな大層な人間ではないと正直に言った。
ブリテンが滅ぶと分かったのに滅ばない様にと動いたのに結局滅んでしまった。もう少しやりようがあったんじゃないかと何度も何度も考えた。ここは、カルデアはマスター一人が死んだらそれで人類そのものが滅ぶ様な所だ。ブリテンとはまた違うし同じものだと扱いたくはないが私はマスターの人理修復の旅をどうかどうか終わりまで守りきって見せたい…。かつて世界を救った守り人として…。
そして、私が様々な武器の扱い方を教えられると知ってマスターから鍛えてくれないかと頼まれたのはすぐの事だった。後、万能の人たるレオナルド・ダ・ヴィンチから何故かやたらと敵視されるようになったのは何故だろうか…。マスターは何やら知っているようだったが……。今度聞いてみるか……。
そういえばエミヤとかいうアーチャーがたまに私のことを見ているのだが何なのだろうか……。害はないからほうっておいているけどしつこいようだったらそのうち本人に直接聞いてみるか。
更に面倒なのが後日なんのレーダーに引っかかったのかケルトの戦士たちに絡まれたりするのだがそれはまたいつか。
錬金窯を使えば似た材料とレシピさえあればドラクエⅨのアイテムを作り出せるナインさん。レシピはほぼすべて解放済みということにしてます。ちなみに彼女がアーサー王に授けたのはきせきの剣とラッキーペンダント。
ダヴィンチちゃんから嫉妬されるのも仕方ないね。凡そなんでも作れるから……。エミヤ(アーチャー)はアルトリアの友だと聞いて気になっているためにナインをたまに観察します。
強き者を求めるケルトの戦士からは逃れらない。。。