R'a -光の先へ   作:エンシェント・ブタゴリラ

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アテム
神属性 デュエリスト レベル10
「保護者」「王」「お爺ちゃん」「攻撃的」「鉄仮面」「大胆不敵」「筋肉」「褐色」「和賀郡」「友情の輪」


「ハートofピース」編

 

 

 

 銀色の塔が崩折れた、荒廃した都市。かつて雑踏に遮られた声は、今や静寂の音に掻き消えた。くすぶる反逆の徒の意志は鋼のように硬く、鉄のように頑なに――炎のように熱い。デュエル戦士は今もこの地で戦い続けていた。

 

「オラオラァ 最強のオベリスク・フォースのお通りだァ 姿を表わせ死に損ないども!」

 

 機械仕掛けの魔犬を乗りこなす青き群影が、瓦礫だらけの忘れ去られた道を走り抜ける。夜の帳が落ちかけ、夕闇に染まる暗い死街にうごめく影が伸びて曲がった。排気排熱の為に繰り返されるドギーブレス。不愉快な猿叫と鉄がぶつかる千鳥音が暗がりの中、子羊の群れを囲んでいた。

 

「こんなところにゴミどもが集まってんぜ!」

「震えてやがる。おぉ~~~~ぉう、かわいそうに! 今楽にしてやるよ!」

 

 ハイエナが獲物を襲うようにぐるぐると回りながらにじり寄る。デュエリストの証である決闘盤さえ持たぬ哀れな犠牲者。毒牙を舐めるように卑しくカードを引く獣の眼が赤い夕日に染まるその瞬間――月が現れた。

 

「お、おい。なんだか様子がおかしいぞ」

 

 夜の闇に浮かぶ月の光がやけに明るく突き刺さる。まるでスポットライトを浴びたように当たりが漆黒に見え、互いの位置さえ判断付かないようであった。

 

「なんだぁ、なんだってんだよ。誰かの襲撃か!」

 

 声を荒らげて興奮する戦士達。それで同類共が居ることを確認しているだけの虚仮威しであった。更に光は強くなる。天より刺す眩光に瞳を焼かれる痛みが走った。戦士達も思わず瞼を閉じる。

 

「ひっ……」

 

 当たり前のようにある黒の世界に、浮かぶ物があった。瞳。瞳。瞳。瞳。黄金で縁取られた幾つもの瞳が自分を見ている。零度の視線が激痛を感じさせる程貫く。かいた汗がいつもより重く感じた。脳に響く無気音に、丹田に力が入る。それは死人の声であると彼らには感じられた。

 

「扉は黄金の血肉で開かれる」

 

 捩じ切るように強い力で身体を掴まれる。

 

「何人たりとも墓荒すこと、これ許さん」

 

 饐えた臭いに鼻を突かれ、こみ上げてくる嘔吐感に喉が焼かれた。

 

「神の裁きを受けよ」

 

 苦しさに顔を上げ眼を開けると、そこには――夜を瞼に、月を瞳に、空を裂くよう開かれた大きなウジャト眼が彼らを見つめていた。

 

 

 

■■■■■■■■■■■■

 

 誰だ――。俺を呼ぶのは。

 俺は、呼ばれたのか。

 なあ、相棒。マハード。

 わからない。今は眠れない。起きろ。

 セト。俺は誰に呼ばれたんだ。俺は。

 我は。

 

「我が名はアテム」

 ――裁きを下す者なり。

 

■■■■■■■■■■■■

 

 

 三千年前、エジプトに居たとされる名も無き王。全ての者が従い、誰にも負けぬ優しき王がかつて居た。長きに渡る闘いの運命を乗り越え、王の役目を終えた彼は、戦友と別れ、相棒と心を分かち合い、その全てに決着をつけて眠りについた――筈だった。

 

「っ。……ここは、どこだ?」

 

 一寸先は闇。冥界とも違うこの空間に置いて、王の心は落ち着いていた。今までも、王は本当のことなど何も見えていなかったからである。闇は恐れる物ではない。いつだって運命は自分の手で切り開いた。己の手はつながっている。友との証の片鱗と、己を刻む黄金のカルトゥーシュを心に握りしめ、強く願った。

 

「我が永遠の友。我が最強の下僕。心に眠る姿を現せ――ブラック・マジシャン!!」

 

 握りしめたカルトゥーシュが輝き変形する。腕には決闘盤(盾)を。手のひらにはカード(剣)を。王を包んでいた闇はその身に収束し、隣りには黒魔導師が立っていた。

 

「ファラオ。またこうして会えるとは」

「マハード、俺も会えて嬉しいぜ。それにしても、ここはどこなんだ?」

 

 お互い宙に浮かんで眼下を見下ろす。現代にしては荒れに荒れ、過去にしては先進的な面影を残す街。どうにもきな臭い、争いの気配を感じさせる光景だ。童実野町とは似ても似つかない。もし居るのであれば、かつての友は無事だろうか、と。光の中から現れたデッキの中身をひと通り見て決闘盤につがえた。

 

「戦争中、なのか」

「……わかりません。とても不安定な魔力(ヘカ)を感じます。この世界自体が今にも壊れてしまいそうな程に邪悪な……」

「千年アイテムを失った今の俺では、あまり感じられないようだ」

「それは仕方ありません。さしもの千年アイテムでも冥界にまでは持ってこれません」

 

 マハードの説明にひとまず納得する。しかし、それにしてはマハード程の魔物(カー)を呼べるのだろうか、と疑問を抱いた。

 

「貴方様はご自身の名を取り戻された。三幻神を束ねた今ファラオの御身に眠っている力は神そのもの。私がこうしていられるのも貴方様の記憶によって新たに生み出されたからです」

「なに、マハードは俺の知っているマハードではないのか!?」

「私は魔物(カー)と融合したマハードであり、デュエルモンスターズのブラック・マジシャンなのです。ファラオの武藤遊戯としての記憶のままに」

「そうか……それでも、俺はお前を頼もしく思う。また、ともに力を合わせ闘ってくれ」

「はっ。……今はそれよりも」

 

 一旦旧交を深めるのをやめ、現状の確認に戻る。どことも知らぬこの世界に今何が起こっているかは知らないが、死人である自分達が顕現しているのは紛れも無い事実。必ずなにか意味がある筈だと探った。すると何やら喧騒がする。わかりやすい小悪党の事件現場の発見である。マハードと王は目配せをすると、直ぐに動いた。

 

「ファラオ。あの者達から僅かですが邪悪な魔力(ヘカ)を感じます。彼ら自身には魔物(カー)を具象化する能力が無くとも、その魔力(ヘカ)によって可能にしているようです」

「あの奇妙な決闘盤がそうかもしれない。何にせよ、決闘盤を持たない者にカードを向けるような奴だ。さっさと止めなければ」

 

 話しながら近づこうと身を下ろす二人であったが、彼らの動きが妙に止まった。どうやら王から溢れる魔力(ヘカ)ではない、神の意志とでも言うべきエネルギーによって幻を見ているようだ。奇しくもその幻は闇のゲームによって敗北者に与えられる罰のようであったが、王はそれを知るよしもない。泡を噴いて今にも気絶しそうな彼らの前に降り立った王は、デュエリストらしい彼らに向かって問うた。

 

「お前達、決闘盤も持たない相手を襲って恥ずかしくないのか。俺がデュエルってやつを教えてやるぜ。さあ、カードをドローしな!」

 

 いきなり目の前に現れた褐色の少年に言われ、少し我を戻した彼らは眼を瞬かせた。歴史書から出てきたような異国風の少年が言った意味を反芻したようだ。繕った仮面の下で醜く歪んだ表情露わに、苛立たしげにカードを引いた。

 

 ――デュエル!!――

 

「ルールはバトルロイヤル、最初にターンを行うプレイヤーはドローフェイズのドローができず初めのターンは攻撃できない!」

「初めのドローが無い、か。ちょうどいいハンデだ……。俺は永続魔法、マジック・サンクチュアリを発動する。このカードの発動時にお互いにデッキから魔法カードを一枚ずつ選んで手札に加えることができ、また相手ターン中に魔法カードを発動できるようになる! 更に三枚のリバースカードをセットし、ターンエンド!」

 

 モンスター一体すら出さない、あまりにも鈍重な初動に加え、ともすれば手札事故にも捉えられる。聞いたこともない癖のある永続魔法も含めて、早くも異質な空気をオベリスク・フォースの三人は感じ始めていた。

 

「ドロー! 俺は古代の機械猟犬を召喚! 攻撃だ、行けっ相棒!」

 

 乗り駆けていた機械の犬が進み出て軋む声を上げる。ギリギリと鉄音を発しながら走り出した古代の機械猟犬が、王に向かってその爪牙を振りかざす。だがその血に飢えた切っ先が届くことはなかった。

 

「攻撃が防がれただと!」

「防いだんじゃない、そのモンスターが攻撃をためらっただけだ。俺の場の悪魔に怯えてな!」

 

 身をよじって翻った猟犬が低く唸る。姿勢低く威嚇した先、王の身を隠すように不定形の黒い影がとぐろを巻いていた。

 

「俺はキサマがバトルフェイズに入る前、モンスターを召喚した時にデビルズ・サンクチュアリのカードを発動していたのさ」

 

 六芒星の中心で滞留する影が徐々に形を作り出す。その姿はまさしく映し身。オベリスク・フォースの姿そのものであった。

 

「悪魔の聖域に生み出されたこのメタルデビル・トークンの攻撃力は、呼び出した瞬間の相手ライフポイントと同数値となる。よって攻撃力、4000!」

「チッ、攻撃は取りやめだ! だがこれでダメージを防げたと思うな。古代の機械猟犬の効果発動! 相手フィールドにモンスターが存在する場合、1ターンに1度だけ相手に600ポイントのダメージを与える! 古代の機械猟犬は敵を徐々に追い詰め仕留めるハンターだ。何度でも噛み付くぞ! カードを二枚セットしターンエンド!」

 

「不気味な野郎だぜ。続いて俺のターン、ドロー! 俺も古代の機械猟犬を召喚、そしてその効果を発動! 600ポイントのダメージ! 更に古代の機械猟犬は手札・自分フィールドの『古代の機械』モンスターとの融合を可能とすする!」

 

 二体の猟犬が二つの光に変化し、空間をねじ切りながら混ざる。完全に溶けて一塊になると、二首の魔獣へと生まれ変わった怪物が現れた。

 

「俺は手札の古代の機械猟犬と、召喚した古代の機械猟犬で融合召喚! 古代の機械双頭猟犬! カードを一枚セットしてターンエンドだ!」

 

 レベルの高さに比べて攻撃力の低い融合モンスターの出現。熟練者であれば警戒して当然の流れも動じない。そんな王の姿を見て、まだターンを行っていないオベリスク・フォースの一人が質した。

 

「貴様、なぜ先程の古代の機械猟犬の攻撃に対してでなく、古代の機械猟犬の召喚に対して魔法を発動したのだ」

 

 第一ターンの返し、最初にプレイした以上、まだオベリスク・フォースの情報は見せていないはず。並みのデュエリストであれば先程の状況、間違いなくバトルフェイズ、攻撃宣言時に魔法を発動し、古代の機械によるカウンター効果が発動していたのだ。それをしないということは古代の機械を知るデュエリスト。アカデミアと闘い生き残った強者である、ということに他ならない。

 

「かつてイギリスに、暗黒の中世デッキと呼ばれる機械モンスターを駆使する名門デュエリストが居たという話を聞いたことがある。古代の機械と呼ばれるそのモンスター達は旧タイプの機械族にしては珍しく、フルメタル加工の対魔法・罠効果を持つともな」

 

 王がまだ武藤遊戯を名乗り現代を生きていた頃、決闘王となった時分に世界中のデュエリストから挑戦を受け入れていた。その中には事情通の賞金稼ぎもおり、海外の強いデュエリストのうわさ話は嫌でも入ってきた。どんな過去が今を助けるかわからないものだ、と王は感慨ひとしおであった。

 

「古代の機械猟犬の攻撃を凌いだ時の反応でそれは確信となったぜ。お前らは魔法・罠での妨害にあまりに無防備だ」

 

 一方のオベリスク・フォースの三人はその言葉に耳を疑った。暗黒の中世デッキとは、アカデミアで習う古代の機械デッキの歴史、その根幹である。もしそれを知っているというならば、アカデミアのデュエル戦士との戦闘経験以前に、デッキの特徴が筒抜けでありかねないということだ。

 が、幸いオベリスク・フォース部隊のデッキはアカデミアから支給された特注品で、既存の古代の機械とは多少なりとも戦い方が違う。情報を小出しにすれば、多人数によるリンチを主軸にした悪徳コンボで仕留めることも可能であると観念した。

 

「チッ、まだ俺達のターンだ! 古代の機械猟犬を召喚、効果で600ダメージ! 第2の効果で手札の古代の機械猟犬2体と場の古代の機械猟犬を3体融合! 古代の機械参頭猟犬を融合召喚する!」

 

 更に首を増やした猟犬が現れる。主を守るように、或いは獲物を欲しがるように身を震わせて前に突出する姿を見ても、王の冷ややかな眼は変わらない。

 

「これが古代の機械の力! 我がオベリスク・フォースの力! いったいどこの誰だか知らんが、このデュエル戦士の中でも最強エリートの実力には敵うまい! ワハハハハハ!」

「我らのデッキは特注品! 効率よく敵を殺す為ならば同じデッキを使うことが一番!」

「その上貴様はただ1人。勝てる道理など無いのだ」

 

 仮面の奥で高笑いを浮かべるオベリスク・フォース。ターンプレイヤーの一人がカードを二枚セットしターンは終わった。

 

「いけない、最悪の流れだ! これは完全にオベリスク・フォースの必勝パターンだぞ!」

「しかも古代の機械参頭猟犬までとなっちゃあ……」

「だ、大丈夫なのか……?」

 

 にわかに広がる喧騒の中でも、王はただじっと古代の機械双頭猟犬を見つめ、おもむろにデッキからカードを引き抜く。

 

「貴様達、先程から静かに聞いていれば、自分のことを戦士と言ったな」

「そうだ! 俺達はオベリスク・フォース。我々こそが全ての次元を征圧し、アカデミアが最強だと証明するのだ!」

「次元征圧……。それがどんなものだか正直興味もない。だが! デュエルモンスターズの軍事利用に加え、オベリスクの名を騙るだと……!」

 

 かつての好敵手が知れば、間違いなくその逆鱗に触れるだろう。かくいう王自身もまた、闘いのロードに土足で踏み込むような暴挙に静かな怒りを感じている。

 

「俺は手札の神禽王アレクトールの効果を発動。相手フィールドの同じ属性のモンスターが2体以上存在する場合、このモンスターは特殊召喚できる!」

 

 羽吹雪が舞い散った。風とともに顕現する従属神王が一柱、アレクトール。しかし、大きく広げた翼に楔が突き刺さる。

 

「この瞬間、古代の機械双頭猟犬の効果が発動! 相手がモンスターの召喚、特殊召喚した場合、そのモンスターにアシッドカウンターを最大1つ置く!」

「更に、リバースカードオープン! 永続罠『融合塹壕-フュージョン・トレンチ-』! このカードが存在する限り、お互いに融合モンスター以外での攻撃ができない!」

 

 従属神を礫が襲う。そして互いの空間を隔てるように併出する歪み。それは融合魔法カードの絵に見えるねじれた渦のようであった。だが、もしそこに確かな壁があるとするならば、その合切を破壊すればいい。王には一手が既に見えていた。

 

(神(オベリスク)よ、感じるぞ。お前の怒りの鼓動を……!)

 

 ――神をこの手に引き寄せる。

 

「俺は通常魔法、クロス・サクリファイスを発動! このターン、お互いに相手モンスターを生け贄に捧げることができる」

「例え最上級モンスターを呼んだとしても無駄! 融合塹壕の効果によって攻撃することはできない」

「ああ、モンスターならばな! 俺は魔法カード、強欲な壺を発動! カードを2枚ドローする!」

 

 たちまち突風巻き起こるデュエルフィールド。月夜がやけに明るく、逆光で王の顔が陰る。

単なるドローであったはずのその所作。デュエリストならば誰しもが通る必然の行い。ただそれだけのことなのに、あまりの緊迫感によって誰しもが息を止めていた。

 

「……ドロー! 神の怒りを受けよ! 俺は貴様達の場にいる猟犬どもを生け贄に捧げ――」

 

 身を揺らす地響き、立つことさえやっとな程の震えとともに大地が裂ける。王の細い足元から伸びた影が加速度的に膨れ上がって実体化すると、やがて天を覆うほどの巨体となった。その耳を貫くような地獄の中で雷鳴轟く嵐のような鼓音を誰もが耳にする。それが神の怒りを告げる警鐘だと気がつくものは居ない。今更気づいたところで、もう何もかもが遅いのだが。

 

「――オベリスクの巨神兵、召喚!!!」

「オ、オベリスクだと!?」

「裁きを受けよ!」

 

 

『 ゴッド ・ ハンド ・ インパクト !!! 』

 

 

 青き巨神が天を衝く。怪腕を振り上げる風で建物の瓦礫を空に舞い上がった。弦鳴裁雷、引き絞った拳骨が振り抜かれ、衝撃波で街の残骸もろとも吹き飛んでしまう。エキストラが争いに巻き込まれないようブラック・マジシャンが密かに結界を張っていなければ諸共滅ぼされていただろう。

 

「オベリスクは生け贄を捧げることで相手モンスターと相手プレイヤー全てに対し破壊攻撃を行う! どれだけライフがあろうと、どれだけの壁が立ち塞がろうと神の前では無力! お前達の、負けだ」

 

 一片さえ残さぬ撃滅。オベリスク・フォースのフィールドに居たモンスター達は1体も生き残っていなかった。プレイヤーも無事では無い。神の一撃を受けたオベリスク・フォース3人は一様に気を失い、伏している。

 ライフ0を告げるブザーが鳴った。王のあずかり知らぬところではあるが、通常オベリスク・フォースのメンバーが敗北した場合、緊急脱出プログラムが自動的に作動して安全な場所へと逃れることができるのだが、半実体化したオベリスク攻撃を受けて決闘盤が停止したのか動かない。闇のゲームではない以上は命の取り合いをするわけにもいかず、王自身もそれは望まないこともあって3人は決闘盤を外され、縛り上げられることになる。

 

 他面、わけもわからぬうち王に助けられた子羊達はと言うと。

 

「俺の名はアテム。訊きたいことは山ほどあるが、取り敢えず……お、おい?」

 

「オ……オベリスクって言ってたよな……?」

「うんうんうんうん……」

「でもあいつらと闘ってくれたぜ?」

 

 現状把握に手こずっているようで、肩を寄せ合い縮こまって王を覗き見する様を見て、王は精霊化したマハードと顔を突き合わせ苦笑する他なかった。

 

 

 




アテム君がARC-V世界で流される筈がいつの間にか流れ変える予定の作品。
プロローグなので短め。
今回のオベリスクの姿は真祖オベベ。効果は相手モンスター全破壊+4000ダメージ。
これはルールがLP4000だからあえて4000にしてるだけで、実質ダメージは∞だと思う。
攻撃力を∞に上昇させて相手モンスター全員に攻撃する(破壊して墓地に送ったら超過ダメ的な?)のが描写的に原作効果っぽいので。

あとランニング・フォースさん。あなた達使用カードが少なすぎです。
テンプレデュエルを少しでも変えようといくら考えても単調でつまらんです。
本当はアテムの使用カードが古すぎて少しだけ苦戦して貰う予定だったのですが、ランニング・フォースを活躍させようと究極猟犬や混沌巨人でも出させようと愚考した結果、今度は闘いの儀時代のアテムのカードじゃ追いつけないという問題に直面しました(こんあ序盤で黄泉天輪ホルアクティするわけにもいかない)。
これからアテム君には新しいカードを手に入れる旅に出てもらい、同時に原作効果の神とは次回から理由付けでもして暫しのお別れしてもらいます。
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