バカ正直な少年と空に憧れる少年   作:針金はやて

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最近、タグに「本音さん」をいれようか迷っている・・・
本音、私を導いてくれ。


011 本音さんマジちょろ可愛い

「鈴・・・・・?お前鈴か?」

「ふっ・・・・そうよ。中国代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告しに来たってわけ」

 

うわぁ・・・・ナイワー・・・二組はここまでやるのか・・・って織斑先生だ。

 

「おい、もうSHRの時間だ。教室に戻れ」

「ち、千冬さん(バシン!)」

「織斑先生と呼べ。さっさと戻れ、そして入り口を塞ぐな。邪魔だ」

「す、すみません・・・・また後で来るからね!逃げないでよね、一夏!ふんっ!」

「あいつが代表候補生・・・」

「それではSHRを始める!とっとと座れ!」

 

おっと戻らねば。出席簿アタックの餌食にはなりたくない!

2組のクラス代表は各休み時間のたびに来たのは言うまでもない。凄い執着心ですなあ・・・

 

 

 

お~ひ~る~お~ひ~る~お~りむらいちか~は、今シュ・ラーヴァかな?主に凰さんと篠ノ之さんで。さて、今日は秘密兵器を用意してみた。あとはセシリアさんと本音さん達が来てくれるかなんだけど・・・良かった、来てくれた。

今オレがいるのは屋上の端っこの席だ。そして昨日呼びかけた4人も来てくれた。いやあ、良かった良かった。割とマジで。

 

「やっほひがのん~」

「お待たせしましたわ。葵さん」

「氷鉋君って結構変わった場所選ぶね。最初言われたとき分からなかったよ」

「それで氷鉋君、話って何?」

「まあまあとりあえず座って座って。食べながら話そうよ」

 

そう言ってオレは後ろからお重箱(2段)とタッパーを取り出す。ふっふっふ、見よ!これが朝5時から作った弁当の中身よ!重箱を二つに分けて、蓋を開ける。一段目はおにぎりとサンドウィッチで埋まっていて、2段目はおかずだ。中身は唐揚げ、卵焼き、鶏肉の照り焼き(女子の一口サイズ)、たこさんウィンナーの4種類だ。そしてタッパーの中身は・・・サンドウィッチを作るときにでたパン耳のラスクだ!これが男の手料理よ!フハハハハハ!・・・・食べきれるかこれ?

 

「時間は有限ですものね。それでは頂きますわ。・・・・・あら、おいしい。これ全部、葵さんが作りまして?」

「ああ、今朝作ったんだ。まあ簡単なものばっかだけどね」

「ふおおお~!ひがのん料理上手~!」

「いやあんたそれ今朝も言ってただろ」

「「「本音(さん)それどういうこと(ですの)!?」」」

「ん~、味見役?」

「いいないいな~羨ましいな~」

「氷鉋君、将来きっといい旦那さんになるよ!」

「そういえばなぜ葵さんは本音さんの部屋を知ってるんですの?」

「同じ部屋だから」

「「「同じ部屋!?」」」

「そ~だよ?」

「ねえねえ、今夜氷鉋君のところに遊びに行ってもいい?」

「遊ぶものないよ?」

「それはこっちで持っていくからさ~消灯時間まで、ね?いいでしょ?」

 

なんでそんなに迫ってくるんですかね?なんか怖いんだけど?本音さんに聞いて欲しいんだが・・・ってこの猫もう半分も食ってるじゃないか!

 

「オレはいいよ、ただ本音さんにも確認してよ。あと食べないと無くなるよ?」

「え?あ!本音!1人で全部食べないでよ!」

「ん~?まだおにぎりとサンドウィッチが残っているよ?」

「お、おかずも残してよ・・・」

「まあまあ、食べ盛りなんだからさ・・・・んで、本題に入るけど」

「あ、そうだった。なんの話だっけ?」

「最初は黒夜をファーストシフトさせることを話し合おうと思っていたけど」

「「「ど?」」」

「うまうま♪」

「今度のクラス対抗戦に一夏君は絶対に勝ってほしいから、織斑一夏強化計画について話し合おうと・・・」

「葵さん、ちょっとよろしくて?」

「ん?セシリアさんどした?」

「当の一夏さんがいないのでは話し合いにならないのでは?」

「ああ、それなんだが、実は今プライベートチャンネルで白式繋げて・・・・繋がった。声にしなくても会話できるのはいいけど1対1ってのはちょっと不便だからこっちは集音モードにしてスピーカーモードにもしている」

「えっと、それじゃあこの会話も織斑君に聞こえてるってこと?」

「うん、その通り。んじゃあまず問題点を挙げてみよう。零落白夜のつけっぱなしで自爆」

『いきなり酷くね!?』

 

はい、1「ぐはっ」頂きました。さあ続けてやってみよう。さん、はい!

 

「攻撃を避けないことですね」

『ぐはっ!』

「よく特攻することかな?」

『ぐふっ!』

「あ、燃費の悪いこと!」

『うぐぅ!』

「ん~おりむ~が下手!」

『あべし!』

「なぜあべしだ。あとは・・・零落白夜を当てられないことか」

『お願いだからもうやめて・・・・』

 

あ、織斑君の心が折れた。彼は・・・まあ、良い奴だったよ。

 

『俺死んでないからな!』

「葵さん今なんて言ったのですか?」

「ん?一夏君の気のせいじゃね?あ、そか今シュ・ラーヴァにいるのか」

「それはどんなお店ですの?」

「セシリアさんが知らなくていいお店」

 

修羅場専門店とか修羅場専門家なんてあるのかな?あったら嫌だな。・・・あ、夏の夜のビーチとかでいちゃついているカップルの男の方に「私との関係は遊びだったの?」と言って別れさせたりクリスマスにいい雰囲気を作っているリア充共に暗い日曜日をかけてあげるとかかな?あ、これ自殺ソングだわ。最高ですね。

 

「さて、まじめな話にしよう。クラス対抗戦まで残り一週間、できることは限られる。だから、絶対に覚えてくれなきゃ困ることを覚えさせる。絶対に」

『2回も言わなくていいぞ』

「ちょっとハーレムハンサムイケメンリア充は黙ってろよ・・・」

『なんか段々俺に対して口が悪くなってないか葵!?』

「気にするな、オレは気にしない。んで、まず覚えてほしいのって遠距離攻撃を避ける方法だな」

「でしたら、皆さんでいろんな向きや角度や距離で撃ちまくってそれをひたすら避けるというのはどうでしょうか?」

「おお、良いねそれ。明日やろう。相川さんとか谷本さんも訓練機の申請をしなきゃいけないし」

「あ、やっぱり私たちもやるんだ」

「本音はいいの?」

「戦力外」

「「あ~」」

「む、今私のことバカにしたな~!もう整備手伝ってあげない!」

 

あ、本音さんが拗ねた。カワイイ・・・じゃなくて、説得しないと。

 

「あー困ったなー本音さんが整備手伝ってくれないのかーそれじゃあ他の人に頼むしかないかなー」

「むむむ・・・」

「ああ、そうだ!手伝ってもらうからには何かお菓子を作って渡そう」

「整備手伝ったら手作りお菓子くれるの?」

「ん?うんそうだよ?あーでも本音さんは手伝ってくれないんだっけ?」

「やっぱ手伝うー」

 

この時、この場にいない織斑一夏ですら、ちょろいと思ったのであった。手作りお菓子といっても作り置きしたクッキーなんだけどね。他?作れません。いつかシュークリーム作りたいなあ。

という感じで話し合い、昼休みは終わった。

 

 

 

 

 

 

宣戦布告から一週間。もうすぐクラス対抗戦第一試合が始まる。いやあ、長いようで短い一週間だったね!因みに第一試合は一組対二組だ。二組の代表の使うISは「甲龍」と書いてシェンロンというらしい。あれか、ナタクか?あと特殊武装には衝撃砲というPICの応用武装がある。

敢えて言わせてもらおう!なぜドラゴンハングではないのかと!(CV:中村悠一)

だってそうだろ?シェンロンなのになんで付いてないんだ!なんでスーパーセンサーや大気の流れを見れば回避ができるような空気砲なんだ!

 

「いいですか?わたくしの時と勝手が違います。油断は禁物です」

「固くなるな、練習と同じようにすれば勝てる」

「あっちの特殊武装の衝撃砲は砲身も砲弾も見えないのが特徴と言っていたが、ぶっちゃけ読めるし見えし感じれる、ただの空気砲だ。気にすることはないさ」

「あれ、葵は鈴とバトルしたことがあったのか?」

「ん?ああ、この前第四アリーナにいたから声かけてみたらオーケーしてくれた。いやあ、良いデータ取れたよ。気を付けるのは青龍刀だな。連結して投げたり振り回してきたりするから。あと、白式の間合いに持ち込めれば、お前の勝ち確だ」

「わかった。ありがとう。・・・・にしてもあれに殴られたら、すげぇ気持ちい・・・・じゃなくて痛そうだな」

「悲報、織斑一夏はMだった」

「チゲェーよ!」

「それじゃあオレは観客席に戻るな。頑張れよ」

「お、おう!」

「それじゃあ一夏さん、負けないでくださいね?」

「任せろ!」

 

オレとセシリアさんはピットから出る。するとなんということでしょう、織×篠が出来上がります。ふっふっふ、作戦は完璧や!

 

「にしても葵さんは人が悪いですわね」

「え?何が?」

「衝撃砲が見えるだなんて嘘ついて・・・」

「ん?何言っているんだ?」

 

え?何言ってんのこの人?普通にわかるでしょ?

 

「わたくしには全く見えませんでしたわ」

「・・・眼科行って来たら?」

「もう!なんでからかうんですの!」

 

いや、からかってないんだが・・・

こんなやり取りしているとアナウンスが流れた。

 

『それでは両者、既定の位置まで移動してください』

 

おっと、そろそろ始まる。観客席まで早足で戻らないと。・・・・でないと本音さんに首絞められる・・・ガクガクブルブル

あ、飲み物頼まれてたんだった。買わないと・・・




鈴と菷に迫られながらあんな返事をする織斑君はすごいと思う。
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